JP2934257B2 - サーボ装置 - Google Patents

サーボ装置

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JP2934257B2
JP2934257B2 JP1179022A JP17902289A JP2934257B2 JP 2934257 B2 JP2934257 B2 JP 2934257B2 JP 1179022 A JP1179022 A JP 1179022A JP 17902289 A JP17902289 A JP 17902289A JP 2934257 B2 JP2934257 B2 JP 2934257B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、サーボ装置に関し、特に、同期形ブラシレ
スDCモータの無通電時に、間欠回転する回転子の磁極と
固定子のスロットの組み合わせにより発生するコギング
トルクにより、回転子の回転を停止し保持する保持力を
得るようにするための新規な改良に関する。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の所定角度毎に回転駆動
するモータとしては、本願と同一出願人による特開昭61
−254058号に開示されたステップモータの構成を挙げる
ことができる。
c.発明が解決しようとする課題 従来のステップモータは、以上のように構成されてい
たため、次のような課題を有していた。すなわち、ステ
ップモータでは、その構造上、大きいトルクを得るこ
と、および、起動時よりの高速立上げは極めて困難であ
り、大トルクおよび高速立上げを必要とする用途には不
適であった。
さらに、ステップモータの場合には、入力駆動パルス
数に比例したステップ駆動数を完全に得ることは困難
で、脱調を起こすこともあった。
また、無通電時における回転子の定位置保持は、コギ
ングトルクが小であるため、回転子の磁気作用によって
のみ行うことは難しく、別に、定位置保持機能を設ける
必要があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、同期形ブラシレスDCモータの無通電時
に、間欠回転する回転子の磁極と固定子のスロットの組
み合わせによって発生するコギングトルクにより、回転
子の回転を停止し保持する保持力を得るようにしたサー
ボ装置を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本発明によるサーボ装置は、複数のスロットを有し、
固定子巻線を有する固定子に対し、複数の磁極を構成す
る永久磁石を有する回転子を用い、前記各永久磁石の二
相の回転角度信号を得るための一対のホール素子と、前
記各回転角度信号を波形整形回路によりディジタル信号
として入力される4倍方向判別回路及び論理反転回路
と、前記4倍方向判別回路からの出力が入力される第2
計数回路と前記第2計数回路からの出力が入力されると
共に、CW指令パルス及びCCW指令パルスが入力される第
1計数回路からのパルスが入力される差検出回路と、前
記差検出回路からの出力が入力されるD/A変換回路及び
論理反転回路と、前記D/A変換回路からのアナログ電圧
が入力されると共に前記論理反転回路からの出力がレベ
ルシフト回路を介して入力されるドライブICと、を備
え、前記ドライブICの電流を前記固定子巻線に出力さ
せ、前記CW指令パルスが第1計数回路に入力されて前記
差検出回路からの出力が1の時に回転子がCW方向に回転
すると共に零の時に回転子の回転が停止し、前記回転子
を間欠回転させるようにした同期形ブラシレスDCモータ
を用いたサーボ装置において、無通電時に、前記回転子
の磁極と固定子のスロットの組み合わせにより発生する
コギングトルクにより、前記回転子の回転を停止し保持
する保持力を得るようにした構成である。
e.作 用 本発明によるサーボ装置において、通電時には、回転
子を所定角度(例えば45゜)ごとに間欠的に正逆回転さ
せることができ、無通電時においては、回転子の磁極と
固定子のスロットの組み合わせにより発生するコギング
トルクにより、前記回転子の回転を停止し保持すること
ができる。
従って、無通電時には、何らの付加手段を用いること
なく、回転子の停止および保持を得ることができ、同期
形ブラシレスDCモータの適確な間欠回転駆動および停止
保持を得ることができるものである。
f.実施例 以下、図面と共に本発明によるサーボ装置の好適な実
施例について詳細に説明する。
第1図から第5図迄は、本発明によるサーボ装置を適
用した同期形ブラシレスDCモータを示すもので、第1図
はブロック図、第2図は波形図、第3図はステータを示
す平面図、第4図は回転子を示す平面図、第5図は回転
子の断面図である。
図において符号1で示されるものは複数のスロット1a
を有する固定子であり、この固定子1は従来のステップ
モータ用の固定子と同一構造であり、各スロット1a内に
は、図示しない多相形の固定子巻線が設けられている。
前記固定子1の各スロット1aの間に形成された各歯部
1bによって形成された空隙1c内には、第4図および第5
図で示す回転子2が回転自在に設けられており、この回
転子2の外周には、四個の互いに異なる磁極の永久磁石
3,3A,3B,3Cが、30度毎の空隙部4を介して等間隔に配設
され、各永久磁石3〜3Cの各角度は60度に形成されてい
る。
また、前記各永久磁石3〜3Cの二相の回転角度検出信
号h1,h2を得るための回転角度検出部をなす一対のホー
ル素子5A,5Bが、互いに45度の間隔で配設され、各ホー
ル素子5A,5Bの配設位置は、前記固定子1に設けた場合
にかぎらず、図示しないケーシングに設け、回転軸に設
けた四極の永久磁石からなる磁石板(図示せず)に対応
して配設することもできる。
従って、永久磁石3〜3Cの磁極と固定子1の各スロッ
ト1a形状の組み合わせにより発生する周期的なコギング
のコギング発生位置と前記回転子2の回転角度検出信号
h1,h2の信号発生位置(各ホール素子5A,5Bに相当する)
とは、相関関係となるように配置され、且つ、前記コギ
ングの発生頻度と回転子角度検出信号の発生頻度とが一
致するように構成されている。尚、前記コギングは、極
力大きく得られるように、固定子1および回転子2共に
スキュー角度等は形成されていない。
次に、第1図に示すブロック図において、符号10で示
されるものは、外部からのCW指令パルスaおよびCCW指
令パルスbを受け入れるための第1計数回路であり、こ
の第1計数回路10は、差検出回路11に接続され、この差
検出回路11からの出力d1,d2は、D/A変換回路12を介して
ドライブIC13からブラシレスDCモータ14(前述の第3図
〜第5図に示す)に入力されている。
前記差検出回路11の他の出力eは、論理反転回路15に
入力され、この論理反転回路15からの出力l1,l2は、レ
ベルシフト回路16を介して前記ドライブIC13に入力され
ている。
前記ブラシレスDCモータ14に設けられたホール素子5
A,5Bからの二相の回転角度検出信号h1,h2は、波形整形
回路17を経て4倍方向判別回路18および前記論理反転回
路15に入力され、この4倍方向判別回路18からの出力
j1,j2は、第2計数回路19を介して出力k1,k2として前記
差検出回路11に入力されている。
本発明による同期形ブラシレスDCモータは、前述した
ように構成されており、以下に、その動作について説明
する。
まず、CW指令パルスaが第1計数回路10に1パルスと
して印加(立上がり時動作)されると、この第1計数回
路10からは第1パルスC1が差検出回路11に入力される。
尚、第1、第2計数回路10,19は8ビットで構成されて
いる。
この場合、第2計数回路19からの出力k1は零となって
いるため、この差検出回路11からの出力d1が1としてD/
A変換回路12でアナログ電圧fがドライブIC13に供給さ
れる。
このドライブIC13は入力電圧に比例したコイル電流g
をブラシレスDCモータ14に供給することにより、回転子
2はCW方向に回転し始め、各ホール素子5A,5Bから二相
の進み信号h1および遅れ信号h2が出力される。
これらの各信号h1,h2は、波形整形回路17で波形整形
されてディジタル信号i1,i2として4倍方向判別回路18
に入力され、この4倍方向判別回路18により変化点で出
力パルスj1が現れる。
この出力パルスj1によって第2計数回路19から1パル
スk1が前記差検出回路11に入力され、その結果、この差
検出回路11からは出力d1が零となり、ドライブIC13から
はコイル電流gが出力されず、回転子2の回転は停止
し、45゜の間欠回転が達成される。
前述の回転子2は、前述回転角度検出信号h1,h2が360
゜/8パルスであるため、45゜の間欠回転を達成した後の
無通電状態においては、前記回転子2の磁極と固定子1
のスロット1aの組み合わせにより発生するコギングトル
クにより、前記回転子2の停止および保持を行うための
保持力が得られている。
尚、前述の第1図における各出力は、第2図に示され
るタイミングチャートに示される通りである。
g.発明の効果 本発明によるサーボ装置は、以上のように構成されて
いるため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、外部からの指令パルスに応じて45゜づつ間
欠回転し、この状態で、ホール素子からの回転角度検出
信号のパルスを前記指令パルスと比較して、その差が零
となるようにクローズドループで制御しているため、回
転子の所定角度の回転を確実に得ることができる。
また、無通電時には、回転子の磁極と固定子のスロッ
トの組み合わせにより発生するコギングトルクにより、
回転子を停止し保持するための保持力を得ることがで
き、間欠駆動後における回転子の停止保持を、何らの付
加手段を用いることなく達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図迄は、本発明によるサーボ装置を適用
した同期形ブラシレスDCモータを示すもので、第1図は
ブロツク図、第2図は波形図、第3図はステータを示す
平面図、第4図は回転子を示す平面図、第5図は回転子
の断面図である。 1は固定子、1aはスロット、2は回転子、3,3A,3B,3Cは
永久磁石、h1,h2は回転子角度検出信号、5A,5Bは信号発
生位置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスロット(1a)を有し、固定子巻線
    を有する固定子(1)に対し、複数の磁極を構成する永
    久磁石(3,3A,3B,3C)を有する回転子(2)を用い、前
    記各永久磁石(3,3A,3B,3C)の二相の回転角度信号
    (h1,h2)を得るための一対のホール素子(5A,5B)と、
    前記各回転角度信号(h1,h2)を波形整形回路(17)に
    よりディジタル信号(i1,i2)として入力される4倍方
    向判別回路(18)及び論理反転回路(15)と、前記4倍
    方向判別回路(18)からの出力(j1,j2)が入力される
    第2計数回路(19)と、前記第2計数回路(19)からの
    出力(k1,k2)が入力されると共に、CW指令パルス
    (a)及びCCW指令パルス(b)が入力される第1計数
    回路(10)からのパルス(C1,C2,3…)が入力される差
    検出回路(11)と、前記差検出回路(11)からの出力
    (d1,d2とe)が入力されるD/A変換回路(12)及び論理
    反転回路(15)と、前記D/A変換回路(12)からのアナ
    ログ電圧(f)が入力されると共に前記論理反転回路
    (15)からの出力(l1,l2)がレベルシフト回路(16)
    を介して入力されるドライブIC(13)と、を備え、前記
    ドライブIC(13)の電流(g)を前記固定子巻線に出力
    させ、前記CW指令パルス(a)が第1計数回路(10)に
    入力されて前記差検出回路(11)からの出力(d1)が1
    の時に回転子(2)がCW方向に回転すると共に零の時に
    回転子(2)の回転が停止し、前記回転子(2)を間欠
    回転させるようにした同期形ブラシレスDCモータを用い
    たサーボ装置において、 無通電時に、前記回転子(2)の磁極と固定子(1)の
    スロット(1a)の組み合わせにより発生するコギングト
    ルクにより、前記回転子(2)の回転を停止し保持する
    保持力を得るように構成したことを特徴とするサーボ装
    置。
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