JP2933933B2 - 自動変速装置 - Google Patents

自動変速装置

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JP2933933B2
JP2933933B2 JP63133560A JP13356088A JP2933933B2 JP 2933933 B2 JP2933933 B2 JP 2933933B2 JP 63133560 A JP63133560 A JP 63133560A JP 13356088 A JP13356088 A JP 13356088A JP 2933933 B2 JP2933933 B2 JP 2933933B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、縦置式エンジンにおける自動変速装置に関
するものである。
【従来の技術】
通常、この種の自動変速装置は、特開昭60−175844号
公報所載のものが知られており、第3図に示されるよう
に、トルクコンバータaを経由してエンジンにより入力
する入力軸bと平行にカウンタシャフトcを設け、上記
入力軸bに第3速の変速ギヤdを設け、上記変速ギヤd
に噛合うギヤeより第3速クラッチfを介してカウンタ
シャフトcに動力を伝達できるようにすると共に、上記
入力軸bに設けた第2速クラッチgを介して第2速の変
速ギヤhへ、更に上記変速ギヤhに噛合うギヤiを介し
て上記カウンタシャフトcに動力を伝達できるようにし
てある。また同様に、上記入力軸bに設けた第4速クラ
ッチjを介して第4速の変速ギヤkへ、更にギヤlおよ
びリバースセレクタmを介して上記カウンタシャフトc
に動力を伝達できるようにすると共に、上記第4速の変
速ギヤkと同回転のリバースギヤnをリバースアイドラ
ギヤpを介してギヤqへ、更に上記リバースセレクタm
を介して上記カウンタシャフトcに動力を伝達できるよ
うにしてある。また、上記入力軸bに設けた第1速クラ
ッチrを介して第1速(ロー)の変速ギヤsへ、更にギ
ヤtおよびワンウエイクラッチuを介してカウンタシャ
フトcへ動力を伝達できるようにしてある。なお、図
中、符号vはパーキングギヤ、wはパーキングポール、
xは上記リバースセレクタmを制御するためのサーボバ
ルブである。 しかしながら、上記構成の自動変速装置は、第1変速
段において加速中にアクセルをオフし、あるいは低速走
行状態でアクセルをオン・オフすると、大きなエンジン
ブレーキがかかることになり、運転制御におけるフィー
リングの上で好ましくない。そこで、上述のワンウエイ
クラッチuを用いてエンジンブレーキが効かないように
工夫している。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、比較的急な下り坂においては、上記自動変速
装置で低速段にホールドされている時でも変速比の設定
によって、エンジンブレーキだけでは十分な車速コント
ロールがしにくいという問題がある。つまり、比較的長
くかつ急カーブの多い急坂を下る時は、ブレーキを多用
するようになり、フェードが起り易くなる。このため、
上記ワンウエイクラッチuに対して更にロッククラッチ
を連結し、上記ロッククラッチの結合あるいは解除で第
1速の変速段におけるエンジンブレーキ制御がなされる
ようにすることが考えられている。この場合には、上記
ロッククラッチを取付けるために、上記自動変速装置の
長さが更に増すことになる。しかし、縦置式エンジンで
は、運転席の床空間との兼ね合いで、設計上、自動変速
装置全長の大型化は避けなければならない。 本発明は、上記先行技術を基礎としてこれに改良を加
え、第1速変速段においてもエンジンブレーキが必要に
応じてかけられる構成でありながら、自動変速装置とし
ての全長を短く構成でき、運転席の床空間を圧迫しない
コンパクトな設計が実現できるようにした自動変速装置
を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、エンジンよりの入力軸に一体に設けた複
数の変速ギヤを備え、上記入力軸の両側にカウンタ軸を
配して、上記各変速ギヤを介して2組の変速ユニットに
分かれた動力伝達系を構成し、上記各変速ユニットから
1つの出力軸へ動力伝達がなされる自動変速装置におい
て、上記2組の変速ユニットの内、低速段の上記変速ギ
ヤを介した低速変速段側変速ユニットは、複数段の上記
変速ギヤとそれぞれ噛み合うギヤから選択的に動力を伝
達するクラッチと、この選択したギヤからの動力を上記
出力軸へ伝達する出力ギヤとを備え、該出力ギヤとカウ
ンタ軸との間にワンウエイクラッチを設けると共に、上
記出力ギヤにロッククラッチを連結して、該ロッククラ
ッチの結合あるいは解除で低速変速段側の変速段におけ
るエンジンブレーキ制御がなされるように構成し、他方
の変速ユニットにはリバース用の機能を設けている。
【作用】
したがって、変速ユニットが左右に分けられることか
ら、各変速ユニットに分かれた動力伝達系において、一
方には第1速変速段のための出力ギヤにロッククラッチ
を連結し、他方にはリバース機構を設けることで、変速
段を2つに振り分けた場合における構造的バランスを取
ることができ、自動変速装置の全長を大型化することな
く、しかも、第1速変速段におけるエンジンブレーキを
必要に応じてかけられる。
【実 施 例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。 図において、符号1はトルクコンバータ2を経由して
エンジンより入力する入力軸であり、上記入力軸1と並
行して、左右にカウンタシャフト3および4が設けられ
ている。上記入力軸1には第1速および第2速と第3速
のための変速ギヤ5および6が設けられており、また、
第4速のための変速ギヤ7が設けられている。一方のカ
ウンタシャフト3には上記変速ギヤ6に噛合するギヤ8
が回転自在に設けてあり、第3速の変速段のためのクラ
ッチ(湿式多板クラッチ)9を介して上記カウンタシャ
フト3に動力が伝達できるようになっており、また、上
記カウンタシャフト3には上記変速ギヤ7に噛合するギ
ヤ10が回転自在に設けてあり、第4速の変速段のための
クラッチ(湿式多板クラッチ)11を介して上記カウンタ
シャフト3に動力が伝達できるようになっている。 また、他方のカウンタシャフト4には上記変速ギヤ5
に噛合するギヤ12が回転自在に設けてあり、第1速の変
速段のためのクラッチ(湿式多板クラッチ)13を介して
上記カウンタシャフト4に動力が伝達できるようになっ
ており、また、上記カウンタシャフト4には上記変速ギ
ヤ6に噛合するギヤ14が回転自在に設けてあり、第2速
の変速段のためのクラッチ(湿気多板クラッチ)15を介
して出力ギヤ16に動力が伝達できるようになっている。 そして、上記カウンタシャフト4には上記出力ギヤ16
が回転自在に設けてあり、上記出力ギヤ16にはワンウエ
イクラッチ17およびロッククラッチ(湿式多板クラッ
チ)18が連結してあって、両クラッチ17あるいは18を介
して動力が、上記カウンタシャフト4から上記出力ギヤ
16へ伝達されるようになっている。また、上記入力軸1
より低い位置で上記カウンタシャフト3および4の間に
位置するように出力軸19が設けられており、これには上
記出力ギヤ16に噛合するギヤ20が設けられている。 また、上記カウンタシャフト3にはリバースセレクタ
21が設けてあり、上記リバースセレクタ21に噛合できる
カウンタアイドラギヤ22およびリバースギヤ23が回転自
在に設けてある。そして、上記カウンタアイドラギヤ22
は上記ギヤ20に噛合されており、上記リバースギヤ23
は、リバースアイドラギヤ24を介して上記出力軸19に設
けたリバース用の出力ギヤ25に動力を伝達できるように
なっている。 なお、図中符号26は上記出力軸19よりデフ(図示せ
ず)へ動力を伝達するためのギヤである。 このような構成では、各カウンタシャフト3および4
に対応して、第3速,第4速の高速変速段側の変速ユニ
ットAおよび第1速,第2速の低速変速段側の変速ユニ
ットBが対称的に構成されると共に、上記カウンタシャ
フト3にはリバース機構が、また、上記カウンタシャフ
ト4にはワンウエイクラッチ17およびロッククラッチ18
を介しての出力手段がそれぞれ構成されている。このた
め、自動変速装置としての全長は、変速ユニットの2分
化で短縮されている。発進時に第1速のクラッチ13を結
合し、アクセルを踏込むと共に車速が上昇するが、この
とき他の全てのクラッチはオフ状態で、ワンウエイクラ
ッチ17により出力ギヤ16からギヤ20を介して出力軸19へ
出力される。そしてこの段階で、アクセルを戻しても
(エンジン回転数が低下しても)、上記カウンタシャフ
ト4に対して出力ギヤ16の回転が速ければ、ワンウエイ
クラッチ17が働かず、エンジンブレーキはかからない。
また、第2速にシフトアップする時は、第1速のクラッ
チ13を作動状態に保持したままにして第2速のクラッチ
15に油圧をかける。これにより出力ギヤ16へ動力が伝達
されるが、ワンウエイクラッチ17は、カウンタシャフト
4より出力ギヤ16が速くなるために働かない。 同様に、クラッチ9あるいは11が働く時も、上記ワン
ウエイクラッチ17は働かない。 そして、エンジンブレーキをかけたい時には、ロック
クラッチ18を働かせる。これによりカウンタシャフト4
に出力ギヤ16が固定される。なお、第1速から第2速に
シフトアップする時、油圧回路の制御で前記の第2速の
クラッチ15に油圧をかける方法の他に、第1速のクラッ
チ13の油圧をリリースし、クラッチ15に油圧をかける方
法がある。 なお、第1速のクラッチ13に油圧をかけたままにして
置くのは、エンジン全開時においてもカウンタシャフト
4の回転を低く抑えるためでもある。 また、上記実施例において、第1図の油圧クラッチ15
をカウンタ軸4と第1図(b)の様に係合して、第2速
へのシフトの時にも、アクセルを戻した際にエンジンブ
レーキが効かないようにすることもでき、これによって
第2速でも減速をゆるやかにできる。この場合には、第
1速から第2速へのシフトの時、必ず第1速のクラッチ
13の油圧をリリースした後、第2速のクラッチ15の油圧
をかけることになる。もちろん、エンジンブレーキをか
けるためにロッククラッチ18が作用している際に、第2
速から第3速にシフトされる時、クラッチ15の油圧をリ
リースすることは言うまでもない。
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したようになり、第1速の変速ギ
ヤのある変速ユニットにおいて出力ギヤにワンウエイク
ラッチを設けると共に、ロッククラッチを設けること
で、アクセルを戻す時のギクシャクした感じをなくし、
また、急坂などにおいて強力なエンジンブレーキをかけ
ることができ、それでいて2分された変速ユニットの構
成においてロッククラッチとリバース機構を各ワンウエ
イクラッチに分けて設けたので、自動変速装置の全長が
大型化されることがなく、運転席の床空間を圧迫しない
設計ができるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の一実施例を示す平面展
開図、第2図は端面図、第3図は従来例の側面図であ
る。 1……入力軸、3,4……カウンタシャフト、5,6,7……変
速ギヤ、8,10,20……ギヤ、9,11,13,15……クラッチ、1
6……出力ギヤ、17……ワンウエイクラッチ、18……ロ
ッククラッチ、19……出力軸、21……セレクタ、22……
カウンタアイドラギヤ、23……リバースギヤ。 A……高速変速段側変速ユニット B……低速変速段側変速ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンよりの入力軸に一体に設けた複数
    の変速ギヤを備え、上記入力軸の両側にカウンタ軸を配
    して、上記各変速ギヤを介して2組の変速ユニットに分
    かれた動力伝達系を構成し、上記各変速ユニットから1
    つの出力軸へ動力伝達がなされる自動変速装置におい
    て、 上記2組の変速ユニットの内、低速段の上記変速ギヤを
    介した低速変速段側変速ユニットは、複数段の上記変速
    ギヤとそれぞれ噛み合うギヤから選択的に動力を伝達す
    るクラッチと、この選択したギヤからの動力を上記出力
    軸へ伝達する出力ギヤとを備え、該出力ギヤとカウンタ
    軸との間にワンウエイクラッチを設けると共に、上記出
    力ギヤにロッククラッチを連結して、該ロッククラッチ
    の結合あるいは解除で低速変速段側の変速段におけるエ
    ンジンブレーキ制御がなされるように構成し、 他方の変速ユニットにはリバース用の機能を設けている
    ことを特徴とする自動変速装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4088566B2 (ja) * 2003-08-07 2008-05-21 本田技研工業株式会社 平行軸式変速機
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