JPH0614100Y2 - 自動車の変速機構 - Google Patents

自動車の変速機構

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JPH0614100Y2
JPH0614100Y2 JP6400587U JP6400587U JPH0614100Y2 JP H0614100 Y2 JPH0614100 Y2 JP H0614100Y2 JP 6400587 U JP6400587 U JP 6400587U JP 6400587 U JP6400587 U JP 6400587U JP H0614100 Y2 JPH0614100 Y2 JP H0614100Y2
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JP
Japan
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gear
shaft
counter
speed
counter shaft
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JP6400587U
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教秀 山根
実 岸本
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の変速機構に関するものである。
(従来の技術) 自動車の変速機構、特に手動変速機構においては、実開
昭59−189947号公報に示すように、常時噛合式
のものが一般に用いられている。このものは、基本的
に、エンジンからの動力が例えばクラッチを介して入力
される入力軸と、駆動輪に連なる出力軸の他、少なくと
も入力軸に平行に配置されて出力軸と常時連動されたカ
ウンタ軸を備えている。この入力軸のカウンタ軸との間
には、変速段の数に応じた数の前進走行用の歯車列が構
成されている。すなわち、入力軸に対して例えば1速〜
4速用の駆動ギアが一体回転するように取付けられる一
方、カウンタ軸には1速〜4速の被動ギアが回転自在に
取付けられて、該両ギアは対応する変速段同士のものが
常時噛合されている。そして、カウンタ軸に設けた同期
噛合装置を利用して、1速〜4速用の被動ギアのいずれ
か1つをカウンタ軸と一体回転させることにより、所望
の変速段が得られるようになっている。すなわち、同期
噛合装置を利用した歯車列(変速段)の選択により、走
行中における変速を滑らかに行なうようになっている。
一方、後退用変速段を構成する歯車列は、入力軸に取付
けた駆動ギアと、カウンタ軸に取付けた被動ギアと、ア
イドルギアとから構成されている。そして、後退用変速
段の選択は、いわゆる摺動選択式とされているのが通例
である。すなわち、この3つのギアのうちいずれか1つ
(一般にはアイドルギアが摺動ギアとされる)を摺動さ
せることにより、該3つのギアが連動した後退変速段選
択状態と、該3つのギアの連動関係が無くなった非選択
状態とを切換えるようになっている。このように、後退
用変速段の選択を、同期噛合装置を用いることなく摺動
選択式としているのは、後退用変速段が停車中に選択さ
れることから、同期噛合装置を用いるまでもないと考え
られていたためである。
ところで、変速段数を増加させようとした場合、例えば
上記のようなカウンタ軸が1本の前進4速のものからさ
らに5速のものに変更する場合、変速機構の軸長が長く
なってしまう。このことは、FF車で多く見られるよう
に、エンジンおよび変速機構を車幅方向に伸ばした横置
きとする場合に極めて不利となる。
このような観点から、最近では、入力軸に対して平行に
さらに第2のカウンタ軸を追加して、この入力軸と第2
カウンタ軸との間に5速用の歯車列を追加するようにし
たものが実用化されている。すなわち、入力軸に対して
一体回転するように5速用駆動ギアを取付けると共に、
第2のカウンタ軸にこの5速用駆動ギアと常時噛合う5
速用被動ギアを回転自在に取付けるようにしてある、そ
して、第2カウンタ軸には、5速選択のための同期噛合
装置を設けてある。勿論、この5速用同期噛合装置は、
5速選択のみであるため、そのクラッチスリーブの一方
向の変位で5速を選択するも、他方向への変位は単に遊
んでいるだけとなる。ただし、シフトパターンの関係か
らして、5速選択のためのシフト動(クラッチスリーブ
の一方向への変位)と反対方向のシフト動(クラッチス
リーブの他方向への変位)が、後退用変速段選択となる
ように設定されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、後退用変速段を選択する場合、停車直後にあ
っては、たとえクラッチを切断しても入力軸が回転され
続けている状態が生じる。このため、摺動選択式とされ
た後退用変速段を選択する際に、前記第3歯車列の噛合
いがうまく行なわれずに、ギア鳴りが生じたり、この第
3歯車列を損傷させるおそれが生じる。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、
既存の変速機構の構造をうまく利用して、極力簡単な構
造で、後退用変速段が選択される前に入力軸を停止させ
得るようにした自動車の変速機構を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本考案にあっては、次のよ
うな構成としてある。すなわち、 入力軸および出力軸と、 それぞれ前記入力軸に平行に配置されると共にそれぞれ
前記出力軸に常時連動された第1、第2の2本のカウン
タ軸と、 それぞれ前記入力軸に一体回転するように取付けられた
複数の第1駆動ギアとそれぞれ前記第1カウンタ軸に回
転自在に取付けられて対応する第1駆動ギアに常時噛合
う複数の第1被動ギアとからなり、それぞれ前進走行用
の変速段を構成する複数の第1歯車列と、 前記入力軸に一体回転するように取付けられた第2駆動
ギアと前記第2カウンタ軸に回転自在に取付けられて第
2駆動ギアに常時噛合う第2被動ギアとからなり、前進
走行用の変速段を構成する少なくとも一つの第2歯車列
と、 前記入力軸に取付けられた第3駆動ギア、前記第1カウ
ンタ軸に取付けられた第3被動ギア、および第3駆動ギ
アと第3被動ギアとを連動させるアイドルギアとからな
り、シフト動によっての3つのギアのいずれか一つを摺
動させることによって、該第3歯車列を介して入力軸の
回転を前記出力軸に伝達可能とする摺動選択式とされた
後退用の第3歯車列と、 前記第2カウンタ軸に設けられ、シフト動により該第2
カウンタ軸の軸方向に摺動変位されるクラッチスリーブ
を有して、該クラッチスリーブを一方向へ変位させたと
きに前記第2被動ギアを該第2カウンタ軸に対して一体
回転するように結合させる同期噛合装置と、 を備え、前記同期噛合装置のクラッチスリーブを他方向
へ変位させるようなシフト動により、前記第3歯車列を
介した動力伝達が選択されるようにした自動車の変速機
構において、 前記第2歯車列用の同期噛合装置を挟んで前記第2被動
ギアと反対側位置に、前記第1駆動ギアのいずれか一つ
と常時噛合う同期用ギアが前記第2カウンタ軸に回転自
在に取付けられ、 前記同期用ギアには、前記クラッチスリーブに臨む面側
において、シンクロナイザリングが回転自在に嵌合され
たコーン部が形成されている、 ような構成としてある。
このように構成とすることにより、後退用変速段を選択
させるようなシフト動を行なった際には、その当初にお
いては、第2歯車列選択用の同期噛合装置のクラッチス
リーブが、同期用ギアのシンクロナイザリングをそのコ
ーン部に押し付ける。これにより、入力軸と第2カウン
タ軸とが、同期用ギア、コーン部に対して摩擦係合する
シンクロナイザリングおよびクラッチスリーブを介して
第2カウンタ軸と連動され、入力軸を停止させるような
ブレーキ作用が行なわれることになる。そして、後退用
変速段を選択する方向へのさらなるシフト動により、第
3歯車列が選択される。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
第1図において、変速機構Tは、互いに平行に配置され
た入力軸1、出力軸2、第1、第2の2本のカウンタ軸
3、4を有し、各軸1、2、3、4はそれぞれ変速機構
TのケーシングCに回転自在に保持されている。入力軸
1は、クラッチ5を介して、エンジン6の出力軸6aに
連結されている。
入力軸1には、エンジン6に近い側から遠い側へ順次、
1速用、後退用、2速用、3速用、4速用および5速用
の各駆動ギア11A、RA、12A、13A、14A、
15Aが固定されている。第1カウンタ軸3には、1速
〜4速用の計4つの被動ギア11B、12B、13B、
14Bが回転自在に取付けられ、各被動ギアは対応する
駆動ギアに常時噛合されている。すなわち、駆動ギア1
1A、11Bとにより1速用の歯車列Iが構成され、1
2Aと12Bとにより2速用の歯車列IIが構成され、1
3Aと13Bとにより3速用の歯車列IIIが構成され、
14Aと14Bとにより4速用の歯車列IVが構成され
る。このような前進走行用の歯車列I〜IVが本考案でい
う複数の第1歯車列となる。
第2カウンタ軸4には、5速用の被動ギア15Bが回転
自在に取付けられている。この被動ギア15Bは、5速
用の駆動ギア15Aと常時噛合され、該両ギアが本考案
でいう第2歯車列としての5速用歯車列IVを構成して
いる。
第1、第2の2本のカウンタ軸3、4には、それぞれエ
ンジン6に近い側の端部において、互いに同じ歯数の出
力ギア7あるいは8が固定されている。この両出力ギア
7、8は、それぞれ、出力軸2に固定された最終減速ギ
ア9に常時噛合されている(第2図参照)。
第1カウンタ軸3には、2つの同期噛合装置S1および
S2が設けられている。同期噛合装置S1は、1速また
は2速の歯車列のいずれかを選択するためのものであ
る。また、同期噛合装置S2は3速あるいは4速の歯車
列のいずれかを選択するためのものである。すなわち、
各同期噛合装置S1、S2は、その詳細を第4図に示し
てあるが、既知のように、カウンタ軸3に固定されたク
ラッチハブ21と、該クラッチハブ21に摺動自在かつ
一体回転するように設けられたクラッチスリーブ22
と、各被動ギアに設けられたコーン部23と、該コーン
部23に回転自在に嵌合されたシンクロナイザリング2
4と、各被動ギアに形成されたクラッチギア25と、シ
ンクロナイザキー26とを有している。いま、同期噛合
装置S1に着目してその作用を述べると、次に通りであ
る。先ず、クラッチスリーブ22が第4図左方へ変位さ
れると、シンクロナイザキー26を介してシンクロナイ
ザリング24が2速用被動ギア12Bのコーン23に圧
接される(同期作用)。さらにクラッチスリーブ22を
第4図左方に変位させると、クラッチスリーブ22がシ
ンクロナイザリング24の歯部を通して、2速用被動ギ
ア12Bに形成されたクラッチギア25に噛合され、こ
れにより2速の選択が完了される。この2速選択が完了
(クラッチスリーブ22とクラッチギア25との噛合)
されたときは、シンクロナイザリング24のコーン部2
3に対する圧接状態が解除されて、当該コーン部23に
対して再び遊転されることになる。なお、このような同
期噛合装置S1、S2の構造および作用は周知なのでこ
れ以上詳細な説明は省略する。
後退用の被動ギアRBは、同期噛合装置S1のクラッチ
スリーブ22に一体的に形成されている。この被動ギア
RBは、後退用駆動ギアRBとは直接噛合されておら
ず、アイドルギアRIを介して選択的に噛合されるよう
になっている。すなわち、アイドルギアRIは、ケーシ
ングCに回転自在に保持されたアイドル軸31に対して
摺動自在とされ、その摺動位置に応じて、駆動ギアRA
と被動ギアRBとに共に噛合した後退用変速段選択状態
と、両ギアRAとRBとのそれぞれ噛合解除された非選
択状態とが切換えられるようになっている。このような
各ギアRAとRBとRIとによって、本考案でいう第3
歯車列として摺動選択式の後退用歯車列Rが構成され
る。
前記5速用歯車列Vの選択、すなわちその被動ギア15
Bの第2カウンタ軸4に対する結合は、同期噛合装置S
3によって行なわれる。なお、この同期噛合装置S3そ
のものの構造はS1およびS2と同じであるが、そのク
ラッチスリーブ22の一方向(第1図、第4図左方向)
への変位によって5速が選択されるも、他方向の変位に
よっては、当該クラッチスリーブ22を介して動力伝達
が行なわれるような変速段(歯車列)は存在しないもの
となっている。
前記各同期噛合装置S1、S2、S3の作動は、例えば
運転者により操作されるチェンジレバーの動きによって
適宜行なわれ、そのシフトパターンを第3図に示してあ
る。すなわち、それぞれ図示は略すが、各同期噛合装置
S1、S2、S3毎にシフトロッドが設けられて、チェ
ンジレバーのセレクト動によっていずれか1つのシフト
ロッド(いずれか1つの同期噛合装置)が選択され、そ
の後のチェンジレバーのシフト動によって上記選択され
たシフトロッド(選択された同期噛合装置のクラッチス
リーブ22)が第1左方あるいは右方へ変位されて、所
望の変速段が選択されることになる。そして、第3図の
シフトパターンの関係から明らかなように、5速用歯車
列と後退用歯車列との選択をするためのシフト動は互い
に同一直線の動きとなるように設定されている。より具
体的には、同期噛合装置S3のクラッチスリーブ22が
第1図、第4図右方向へ動かされるときが、後退用変速
段の選択のシフト動に相当する。
入力軸1と第2カウンタ軸4との間には、ブレーキ装置
Bが設けられている。このブレーキ装置Bは、第2カウ
ンタ軸4に回転自在に取付けられた同期ギア41を備
え、これは、同期噛合装置S3を挟んで5速用被動ギア
15Bとは反対側に位置されて、3速用の駆動ギア13
Aと常時噛合されている。このような同期用ギア41の
同期噛合装置S3に臨む側の面には、コーン部23′が
形成されて、このコーン部23′にシンクロナイザリン
グ24′が回転自在に嵌合されている。したがって、同
期噛合装置S3のクラッチスリーブ22の第1図、第4
図右方への変位に伴って、先ずシンクロナイザリング2
4′が同期用ギア41のコーン部23′に圧接される。
この圧接(摩擦係合)により、入力軸1と第2カウンタ
軸4とが摩擦結合される(入力軸1対するブレーキ作
用)。そして、クラッチスリーブ22がさらに変位する
と、シンクロナイザリング24′のコーン部23′に対
する圧接が解除される(ブレーキ作用の解除)。このと
き、同期噛合装置S3のクラッチスリーブ22の上記ブ
レーキ作用を得る方向への変位と後退用変速段を選択す
るためのシフト量との関係は、次のようになっている。
すなわち、後退用変速段を構成する各ギアRA、RB、
RIの噛合が行なわれる前に上記シンクロナイザリング
24′のコーン部23′に対する圧接が行なわれ、各ギ
アRA、RB、RIの噛合が完了したときには圧接が解
除されるようになってる。
以上のような構成において、前進走行中の状態から一旦
停車して後退する場合を考えると、運転者は、停車した
ときに変速機構をニュートラルから後退用変速段を選択
する方向へシフト動することになる。このとき、前進走
行から停車して後退用変速段へシフト動するまでの時間
が短いと、クラッチ5を切断後も入力軸が回転されてい
る場合が生じる。しかしながら、本考案にあっては、前
述したブレーキ装置Bによって、あらかじめ入力軸1の
回転が停止された後に後退用変速段を構成するギアRA
とRBとRIとの噛合が行なわれるので、この後退用変
速段の選択がスムーズに行なわれることになる。
以上実施例について説明したが、第2カウンタ軸4に設
ける被動ギアとしては、最高変速段のものに限らず、例
えば最低変速段を構成するもの等適宜選択し得る。ま
た、第2カウンタ軸4に構成される第2歯車列として
は、1つの変速段用のみならず、これ以上の変速段を構
成するように複数の歯車列、例えば5速用、6速用、7
速用の3つの歯車列を有するものであってもよい。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかなように、後退用変
速段を選択する際には、あらかじめ入力軸にブレーキが
掛けられて当該入力軸が停止されるので、この後退用変
速段の選択を常にスムーズに行なうことができる。
また、本考案にあっては、既存の同期噛合装置をそのま
ま有効に利用して、上記ブレーキを得るためのブレーキ
装置を構成するようにしてあるので、構造も比較的簡単
でかつ従来からある変速機構をそのまま利用して本考案
による変速機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示すスケルトン図。 第2図は入力軸から出力軸へ動力が伝達される経路を示
す簡略正面図。 第3図はシフトパターンの一例を示す図。 第4図は第1図の変速機構を具体的に示した側面断面
図。 1:入力軸 2:出力軸 3:第1カウンタ軸 4:第2カウンタ軸 7、8、9:ギア (出力軸とカウンタ軸との連動用) I、II、III、IV: 第1歯車列 V:第2歯車列 R:第3歯車列 S3:同期噛合装置 22:クラッチスリーブ 23′:コーン部 24′:シンクロナイザリング 41:同期用ギア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸および出力軸と、 それぞれ前記入力軸に平行に配置されると共にそれぞれ
    前記出力軸に常時連動された第1、第2の2本のカウン
    タ軸と、 それぞれ前記入力軸に一体回転するように取付けられた
    複数の第1駆動ギアとそれぞれ前記第1カウンタ軸に回
    転自在に取付けられて対応する第1駆動ギアに常時噛合
    う複数の第1被動ギアとからなり、それぞれ前進走行用
    の変速段を構成する複数の第1歯車列と、 前記入力軸に一体回転するように取付けられた第2駆動
    ギアと前記第2カウンタ軸に回転自在に取付けられて第
    2駆動ギアに常時噛合う第2被動ギアとからなり、前進
    走行用の変速段を構成する少なくとも1つの第2歯車列
    と、 前記入力軸に取付けられた第3駆動ギア、前記第1カウ
    ンタ軸に取付けられた第3被動ギア、および第3駆動ギ
    アと第3被動ギアとを連動させるアイドルギアとからな
    り、シフト動によってこの3つのギアのいずれか1つを
    摺動させることによって、該第3歯車列を介して入力軸
    の回転を前記出力軸に伝達可能とする摺動選択式とされ
    た後退用の第3歯車列と、 前記第2カウンタ軸に設けられ、シフト動により該第2
    カウンタ軸の軸方向に摺動変位されるクラッチスリーブ
    を有して、該クラッチスリーブを一方向へ変位させたと
    きに前記第2被動ギアを該第2カウンタ軸に対して一体
    回転するように結合させる同期噛合装置と、 を備え、前記同期噛合装置のクラッチスリーブを他方向
    へ変位させるようなシフト動により、前記第3歯車列を
    介した動力伝達が選択されるようにした自動車の変速機
    構において、 前記第2歯車列用の同期噛合装置を挟んで前記第2被動
    ギアと反対側位置に、前記第1駆動ギアのいずれか1つ
    と常時噛合う同期用ギアが前記第2カウンタ軸に回転自
    在に取付けられ、 前記同期用ギアには、前記クラッチスリーブに臨む面側
    において、シンクロナイザリングが回転自在に嵌合され
    たコーン部が形成されている、 ことを特徴とする自動車の変速機構。
JP6400587U 1987-04-30 1987-04-30 自動車の変速機構 Expired - Lifetime JPH0614100Y2 (ja)

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JPS63171747U JPS63171747U (ja) 1988-11-08
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