JP2924390B2 - 自動販売機の冷却加熱制御装置 - Google Patents

自動販売機の冷却加熱制御装置

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の冷却およ
び加熱装置の制御装置に関し、特に総合電流値が規定値
を超えないように優先制御を行っている装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機においては、温度検出
部(サーモスタット)、冷却加熱部(コンプレッサ、ヒー
タ)等をシーケンス回路に構成することにより、直接的
な制御をしていたため、冷却加熱部を直接に制御する制
御回路が故障して冷却加熱部に通電する指令を出したま
まになっても、温度検出部による検出信号によって冷却
加熱部への通電をオフすることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウエアによる制御に従って、総合電流値が規定値を超え
ないように優先制御をしている自動販売機にあっては、
出力制御回路の故障により冷却/加熱部がオンのままに
なっても、制御部ではその故障を検知できず、制御プロ
グラムに従って次に駆動の優先順位になっている冷却/
加熱部を駆動する指令を出してしまい、その結果、総合
電流値が規定値を超えてしまうといった課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもの
であり、故障時においても総合電流値を規定値以下に抑
えることのできる制御装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機の冷
却加熱制御装置は、各庫内の温度を検出する温度検出部
Aと、各庫内を冷却/加熱する冷却/加熱部Bと、冷却
/加熱部Bをそれぞれ駆動する出力制御回路Cと、制御
に必要なデータを記憶する記憶部Dと、前記データに基
づき、総合電流値が規定値を超えないように優先的に冷
却部もしくは加熱部Bを停止させるべく前記出力制御回
路Cを制御する制御部Eよりなる自動販売機の冷却加熱
制御装置において、温度検出部Aで検出された庫内温度
が冷却庫にあっては一定温度以下に、又は加熱庫にあっ
ては一定温度以上になったとき、もしくは、冷却庫の庫
内温度の下降、又は加熱庫の庫内温度の上昇が一定時間
継続したとき、出力制御回路Cの故障として判定する故
障判定手段Fと、故障判定手段Fで故障が判定されたと
き、次に駆動される優先順位の冷却/加熱部Bが駆動さ
れないよう、対応する出力制御回路Cをオフにする駆動
停止手段Gとを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成によれば、温度検出部Aで検出された
庫内温度が、冷却庫にあっては一定温度以下に、又は加
熱庫にあっては一定温度以上になったとき、もしくは、
冷却庫の庫内温度の下降、又は加熱庫の庫内温度の上昇
が一定時間継続したとき、故障判定手段Fにより、出力
制御回路Cの故障が原因で冷却部もしくは加熱部がオン
のままになっていると判定され、その場合には、次に駆
動される優先順位の冷却/加熱部Bを駆動しないよう
に、駆動停止手段Gにより、対応する出力制御回路Cが
オフにされることにより、総合電流を規定値以下に抑制
される。
【0006】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を、3つの庫内を
有する自動販売機に適用した場合について図2を用いて
述べる。庫内X、庫内Y、庫内Zにはそれぞれヒータ
1,2,3を備え、又、庫内Xと庫内Zとには冷却用の
エバポレータ4および5をそれぞれ備える。又、各庫内
X,Y,Zにはそれぞれ温度検出器6,7,8を備え、
そして庫内Xと庫内Yとの間にはシャッター9があり、
庫内Yを加熱庫とする場合にはシャッター9を閉じてヒ
ータ7に通電し、庫内Yを冷却庫とする場合は、ヒータ
7をオフにしてシャッター9を開くことにより、庫内X
の冷気を取り入れる。10はコンプレッサであり、冷媒
遮断弁11,12を介して冷媒をエバポレータ4,5に
送給する。13は、コンプレッサ10に対する出力制御
回路であり、14ないし16は、ヒータ6,7,8に対
する出力制御回路である。
【0007】17は、以上の各機器を集中制御する制御
部であり、内部には、ソフトウエアのプログラムに従っ
て、総合電流値が規定値を上回らないようにコンプレッ
サ10もしくはヒータ6,7,8を優先的にオフにする
優先制御手段17aと、温度検出器6,7,8よりの検
出温度から、出力制御回路13ないし16が故障してコ
ンプレッサ10またはヒータ1,2,3がオン状態のま
まになっていないかを判定する故障判定部17bと、出
力制御回路13ないし16の故障が判定され、次に駆動
される優先順位のコンプレッサ10またはヒータ6ない
し8が駆動されないよう、対応する出力制御回路13な
いし16にオフ信号を送出する駆動停止部17cとを備
える。
【0008】上記構成になる装置の制御動作について図
3のフローチャートに従って説明する。尚、本装置で
は、各庫内X,Y,Zに対して次表のような運転モード
があり、表中のC、Hはそれぞれ冷却運転、加熱運転で
ある。
【0009】
【表1】X Y Z C C H C H H H H H
【0010】この内、コンプレッサ10とヒータ2,3
が駆動されるC−H−Hモードで総合電流が規定値を超
えるので優先制御を行なうようにしている。さて、ステ
ップS1で不図示のモード切換スイッチによりC−H−
Hの運転モードに設定されているか否かが判定され、そ
のモードの場合はステップS2以下の優先制御フローに
進む。まず、シャッター9が閉じられ、冷媒遮断弁11
のみが開にされ、そしてコンプレッサ10およびヒータ
3をオンにすべく、対応する出力制御回路13,16に
制御部17より所定の駆動信号が送出される。この時点
では優先制御手段17aによる優先制御のためにヒータ
2はオンにされない。
【0011】ステップS3では、制御部17において、
冷却庫となっている庫内Xが冷却運転により、予め設定
してあるオフ温度T2まで低下したか否か、あるいは加
熱庫となっている庫内Y,Zがオフ温度T3まで上昇し
たか否かが判定され、いずれでもない場合はステップS
2に戻り、上記の運転が継続されるが、庫内Xが温度T
2まで冷却されれば、ステップS4に進み、コンプレッ
サ10を停止すべく、出力制御回路13に対して所定の
駆動停止信号が出力されると同時に、ヒータ2をオンに
すべく、対応する出力制御回路15に対して駆動信号が
出力される。次のステップS5では、庫内Xが前記温度
2より更に低い規定の温度T1以下になったか、もしく
は、庫内Xの温度が一定時間にわたって低下し続けたか
否かを検出することにより、出力制御回路13の故障が
原因でコンプレッサ10が運転したままになっていない
かが故障判定部17bにより判定される。
【0012】出力制御回路13の故障により、コンプレ
ッサ10が運転したままになっておれば、ステップS6
にてヒータ2をオフにすべく、対応する出力制御回路1
5に駆動停止信号が駆動停止部17cにより送出され
る。一方、コンプレッサ10が正常に停止しておれば、
ステップS6をスキップして以下、所定のフローに進
む。
【0013】一方、ステップS3において庫内Zが温度
3まで加温されれば、ステップS7に進み、ヒータ3
をオフにすべく、対応する出力制御回路16に対して所
定の駆動停止信号が出力されると同時に、ヒータ2をオ
ンにすべく、対応する出力制御回路15に対して駆動信
号が出力される。次のステップS8では、庫内Zが前記
温度T3より更に高い規定の温度T4以上になったか、も
しくは、庫内Zの温度が一定時間にわたって上昇し続け
たか否かを検出することにより、出力制御回路16の故
障が原因でヒータ3がオンのままになっていないかが判
定される。出力制御回路16の故障であれば、ステップ
S9にてヒータ2をオフにすべく、対応する出力制御回
路15に駆動停止信号が送出される。一方、ヒータ2が
正常にオフになっておれば、ステップS9をスキップし
て以下、所定のフローに進む。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、庫内温
度が、冷却庫にあっては一定温度以下に、又は加熱庫に
あっては一定温度以上になったとき、もしくは、冷却庫
の庫内温度の下降、又は加熱庫の庫内温度の上昇が一定
時間継続した場合に、出力制御回路の故障と判定して、
次に駆動する優先順位の冷却/加熱部を駆動しないよう
にしたので、このような故障時においても総合電流を規
定値以下に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動販売機の冷却加熱制御装置のク
レーム対応図
【図2】 本発明の一実施例を示す制御ブロック図
【図3】 図2の装置の制御動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 ヒータ 2 ヒータ 3 ヒータ 4 エバポレータ 5 エバポレータ 6 温度検出器 7 温度検出器 8 温度検出器 9 シャッター 10 コンプレッサ 11 冷媒遮断弁 12 冷媒遮断弁 13 出力制御回路 14 出力制御回路 15 出力制御回路 16 出力制御回路 17 制御部 17a 優先制御手段 17b 故障判定部 17c 駆動停止部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各庫内の温度を検出する温度検出部と、
    各庫内を冷却/加熱する冷却/加熱部と、冷却/加熱部
    をそれぞれ駆動する出力制御回路と、制御に必要なデー
    タを記憶する記憶部と、前記データに基づき、総合電流
    値が規定値を超えないように優先的に冷却部もしくは加
    熱部を停止させるべく前記出力制御回路を制御する制御
    部よりなる自動販売機の冷却加熱制御装置において、温
    度検出部で検出された庫内温度が冷却庫にあっては一定
    温度以下に、又は加熱庫にあっては一定温度以上になっ
    たとき、もしくは、冷却庫の庫内温度の下降、又は加熱
    庫の庫内温度の上昇が一定時間継続したとき、出力制御
    回路の故障として判定する故障判定手段と、故障判定手
    段で故障が判定されたとき、次に駆動される優先順位の
    冷却/加熱部が駆動されないよう、対応する出力制御回
    路をオフにする駆動停止手段とを備えたことを特徴とす
    る自動販売機の冷却加熱制御装置。
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