JPH07334748A - 自動販売機の庫内ファン制御装置 - Google Patents

自動販売機の庫内ファン制御装置

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JPH07334748A
JPH07334748A JP12940594A JP12940594A JPH07334748A JP H07334748 A JPH07334748 A JP H07334748A JP 12940594 A JP12940594 A JP 12940594A JP 12940594 A JP12940594 A JP 12940594A JP H07334748 A JPH07334748 A JP H07334748A
Authority
JP
Japan
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temperature
fan
internal
heat exchanger
product storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP12940594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Tsunaki
一良 綱木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】熱交換器が複数の庫内を共通に冷却する自動販
売機において、プルダウン時間をできるだけ短縮するよ
うな温度制御をする。 【構成】制御部10は、庫内温度センサ3A,3Bが検
出した庫内温度と、制御部10に内蔵された記憶部にあ
らかじめ設定されたファン停止温度とを比較する。庫内
温度が、所定のファン停止温度を超えていて、かつ、い
ったんそのファン停止温度以下まで下がりその後停止温
度を超えた履歴があるときだけ、その庫内ファンの運転
を停止させる。これにより、温度上昇中の庫のファンだ
け停止でき、熱交換器が共通に冷却中の庫内の冷却を改
善し、プルダウン時間の短縮が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換器で冷却した
空気を商品収納庫内に循環させるための自動販売機(以
下自販機と略す。)の庫内ファン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の商品収納庫の冷却用熱交換器によ
って、熱交換器を備えていない第2の商品収納庫内を共
通して冷却する自販機の温度制御は、熱交換器へ冷媒を
送るバルブを開閉して行っている。すなわち、庫内温度
があらかじめ設定した温度上限値になると、バルブを開
き熱交換器へ冷媒を送り冷却を開始する。同様に温度下
限値でバルブを遮断して冷却を止める。これの繰り返し
によって庫内が所定の温度に保たれるように制御してい
る。
【0003】さらに、一般に、冷却効果を改善するため
各庫内にファンを設置して冷気を庫内に循環させてい
る。このファンは、上述のバルブ開と同時に運転を始
め、バルブ閉後に庫内温度があらかじめ設定したファン
停止温度以上であると停止するようにして、省エネを図
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、庫内温度とファン停止温度に基づいてファンを運転
・停止する制御方法によると、次に述べる問題がある。
いま、第2の庫内が、ホット商品を保管する運転からコ
ールド商品を保管する運転に切り換えられたとすると、
当初は、熱交換器を備えていない第2の庫内温度のほう
が第1の庫内温度より高い。一方、熱交換器への冷媒を
遮断するバルブは先述したように、庫内温度の上下限温
度で開閉される。したがって、バルブの開閉は、熱交換
器を備えたほうの庫内温度によって決まる。
【0005】そこで、切り換え後、第1の庫内温度が第
2の庫内温度より先に低温下限値になると、冷媒を送る
ためのバルブは閉じ冷却が止まる。このとき、第1の庫
内温度は庫内ファン停止温度以下であるため、第1の庫
内ファンは運転を続ける。しかし、第2の庫内温度は、
まだ庫内ファン停止温度以上であるため、上述のように
第2の庫内ファンが停止する。このため、第2の庫内の
冷気が十分冷えないうちに冷気の循環が止まり、しかも
冷気が第1の庫内へ引っぱられる。
【0006】この結果、第二の庫内温度がコールド商品
を保管するための所定温度にまで下がる時間(プルダウ
ン時間という。)が、このように庫内温度によってファ
ンの運転停止制御をしないときよりもかえって長くな
る。したがって、適温の商品を供給できるようになるま
での時間も長くなるという問題があった。図3は、上述
の各庫内温度、バルブ開閉、第1,2の庫内ファンA,
Bの運転に対するタイムチャートの例である。この図か
ら分かるとおり、第1の庫の熱交換器を共用して冷却し
ている第2の庫内温度がまだ所定値にまで下降していな
いのに、第2の庫内ファンが停止している。なお、ON
点,OFF点は、プルダウン時以外の通常運転時におけ
る冷媒の供給停止を行う温度、すなわち、バルブ開閉温
度となる。
【0007】そこで、この発明は、熱交換器が共通に冷
却する庫内を冷気が有効に循環し、上述のプルダウン時
間をできるだけ短くする庫内ファンの制御装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は次のとおりである。商品を冷却するための熱交
換器を備えた商品収納庫と、この商品収納庫から冷気が
供給されて商品を冷却する他の商品収納庫と、各商品収
納庫に設置され庫内の空気を循環するための庫内ファン
と、庫内温度を検出する温度検出手段とを備え、前記熱
交換器への冷媒の供給は、庫内温度が、所定の上限温度
になったとき開始され、所定の下限温度になったとき停
止され、前記庫内ファンは、前記熱交換器に冷媒が供給
されている期間は運転され、冷媒の供給が停止された
後、所定のファン停止温度に基づき運転又は停止される
自動販売機において、前記熱交換器への冷媒の供給が停
止された後、前記各庫内温度が、いったん前記ファン停
止温度以下となった後、前記ファン停止温度を超えた庫
内のファンを停止させる手段を備える。
【0009】あるいは、上記の制御装置において、商品
収納庫から冷気が供給されて冷却する他の商品収納庫
が、冷気を供給する熱交換器を備えた商品収納庫に隣接
し、冷気を供給するときには両収納庫の間の隔壁に設置
されたシャッタが開くようにする。または、上記いずれ
かの制御装置において、庫内温度が前記ファン停止温度
以下になったことを、温度履歴として記憶する手段を備
える。
【0010】
【作用】熱交換器を備えた商品収納庫の温度が下限値に
なりバルブ閉となった後、各庫内に設けた温度検出手段
により検出した庫内温度が所定のファン停止温度を超え
たときに、今回の検出がいったんファン停止温度以下に
なった後にファン停止温度を超えたものであれば制御部
が庫内ファンを停止するようにする。
【0011】そうすれば、プルダウン中の庫内ファンは
停止させないで済み、冷気が循環するので、ファン停止
の場合に比べ冷却効率が向上し、プルダウン時間が改善
できる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の構成図であ
る。この図で各符号の内容は下記のとおりである。な
お、この実施例は、同じ熱交換器によって冷却される商
品収納庫が互いに隣接する2庫の場合を示す。図におい
て、自動販売機01には、コールド商品専用の商品収納
庫2Aと、ホット商品とコールド商品両用の商品収納庫
2Bとが設けられている。
【0013】コールド商品専用の商品収納庫2Aには、
庫内2Aの温度を検出するための温度センサ3A、庫内
2Aの空気を循環させるための庫内ファン5Aが、ホッ
ト商品とコールド商品両用の商品収納庫2Bには、庫内
2Bの温度を検出するための温度センサ3B、庫内2B
をホット商品収納庫として使う場合に庫内を加熱するた
めのヒータ4、庫内2Bの空気を循環させるための庫内
ファン5Bが設けられている。
【0014】また、6は商品収納庫2Bをホット商品収
納庫として使う場合には閉じ、コールド商品収納庫とし
て使う場合には開ける、収納庫2Aと2Bとの仕切壁に
取り付けられたシャッタ、7は収納庫2Bがコールド商
品収納庫として使われるときには、収納庫2Aと2Bを
共通に冷却するための熱交換器(エバポレータ)、8は
冷却用空気をつくるためのコンプレッサ装置、9はコン
プレッサ8から熱交換器7へ送る冷媒を遮断するための
バルブ、10はあらかじめ設定する設定値などを記憶す
る記憶部を内蔵し、庫内温度センサが検出する温度デー
タに基づいて、ファンの運転開始・停止やバルブの開閉
などを制御するための制御部である。
【0015】図2は、発明の要部動作を示すフローチャ
ートで、図1を参照しながら動作を説明する。まず、シ
ャッタ6が開き、庫2A,2Bの両庫がコールド商品販
売モードとなり、バルブ9を開にし、同時にコンプレッ
サ装置8を動作させる。これにより、熱交換器7に冷媒
が供給され、庫2A,2Bの冷却が行われる。
【0016】その後、ステップS1では、制御部10
が、庫内温度の条件によって、バルブ9を閉じ、コンプ
レッサ装置8から熱交換器7への冷媒の流れを止めて、
ステップS2へ進む。ステップS2では、制御部10
が、キーボードなどから入力され制御部に内蔵の記憶部
にあらかじめ設定されている庫内ファンの停止温度と、
庫内温度センサ3Aが検出した庫内温度とを比較する。
庫内温度が設定温度以下のときは(分岐Y)、ステップ
S3へ進む。それ以外のときには(分岐N)、ステップ
S5へ進む。
【0017】ステップS3では、制御部10は、庫内2
Aの温度がファン停止温度以下であることを履歴として
記憶部に記憶し、(この場合、履歴用のビットをONし
て)、ステップS4へ進む。ステップS4では、制御部
10は、庫内2Aの庫内ファン5Aを継続運転させる。
【0018】先のステップS2で、庫内2Aの温度が庫
内ファン停止温度を超えているときには、ステップS5
で、制御部10が、履歴用のビットがたっているか、す
なわち、それ以前に庫内2Aの温度が庫内ファン停止温
度以下であったかどうかを判断し、ビットがONであれ
ば(分岐Y)、ステップS6へ進む。それ以外のときに
は(分岐N)、ステップS4へ進み、ファン5Aを継続
運転させる。
【0019】一方、ステップS6では、制御部10が、
庫内2Aは温度上昇状態であると判断し、庫内2Aの庫
内ファンを停止させる。このように、コールド商品収納
庫2Aの庫内ファンは制御される。また、ホット商品と
コールド商品両用の商品収納庫2Bの庫内ファン制御に
ついても、ステップS7からステップS11に示すよう
に、先に説明した庫2Aの庫内ファン制御と同様に、庫
内ファン停止温度と検出値とを比較し、履歴ビットの有
無により、庫内ファンの制御を行う。
【0020】次に、ステップS12では、制御部10
は、バルブ9の動作条件を判断する。すなわち、通常運
転後、庫2Aの温度が上昇してあらかじめ設定されてい
る上限値になったかどうかを判断する。上限値以上のと
きには(分岐Y)、ステップS13へ進む。それ以外の
ときは(分岐N)ステップS2へ戻る。ステップS13
では、制御部10は、バルブ9を開き熱交換器7ヘ冷媒
を送り、庫内を冷却し、ステップS14へ進む。
【0021】ステップS14では、制御部10は、庫内
ファン5A,5Bを作動させステップS15へ進む。ス
テップS15では、制御部10は、先述の温度履歴をク
リアする。(例えば、先述の履歴ビットをクリアするな
ど。)それ以後は、冷却が進み、庫内の温度が、あらか
じめ設定された下限値になると、ステップS1へ戻り、
再び制御部10が、熱交換器7への冷媒の流れを止める
ために、バルブ8を遮断する。
【0022】以上のステップを繰り返すことによって、
庫内ファンの運転を冷却に対して効果的に行わせること
ができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、バルブ閉後庫内温度
がファン停止温度を超えたとき、その前にファン停止温
度以下になったことがある場合だけ、庫内ファンを停止
させている。すなわち、その前にファン停止温度になっ
たことがなければ、庫内温度がファン停止温度を超えて
いても、ファンを停止させないようにしているので、庫
内ファンの運転が温度上昇中の庫内だけに限定できる。
【0024】このため、ホット商品収納用からコールド
商品収納用に切り換えた収納庫を、これに隣接している
熱交換器を備えた庫と共通に冷却するような場合、この
庫内温度がファン停止温度を超えている状態でもファン
が作動し冷気がそのまま循環し続ける。したがって、単
にファン停止温度になったかどうかだけで制御していた
従来に比べ、プルダウン時間を短くできる。
【0025】また、この時間短縮により通常のサーモ運
転状態になるまでの時間が短くなるので、コンプレッサ
装置の動作時間が短くなり、自販機全体としての省エネ
効果も期待できる。さらに、停止温度になったかどうか
の履歴を、温度データ自体を記憶してそのつど比較する
のではなく、温度履歴として(実施例では履歴ビット
で)記憶すればより容易に上述と同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての自販機構成を示す
構成図
【図2】図1に基づく動作を示すフローチャート
【図3】この発明の対象となる自販機の庫内温度推移の
一例を示すタイムチャート
【符号の説明】
01 自動販売機 2A コールド商品専用収納庫 2B コールド商品及びホット商品両用収納庫 3A 庫2A内温度センサ 3B 庫2B内温度センサ 4 ヒータ 5A 庫2A用庫内ファン 5B 庫2B用庫内ファン 6 シャッタ 7 熱交換器 8 コンプレッサ装置 9 バルブ 10 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を冷却するための熱交換器を備えた商
    品収納庫と、この商品収納庫から冷気が供給されて商品
    を冷却する他の商品収納庫と、各商品収納庫に設置され
    庫内の空気を循環するための庫内ファンと、庫内温度を
    検出する温度検出手段とを備え、前記熱交換器への冷媒
    の供給は、庫内温度が、所定の上限温度になったとき開
    始され、所定の下限温度になったとき停止され、前記庫
    内ファンは、前記熱交換器に冷媒が供給されている期間
    は運転され、冷媒の供給が停止された後、所定のファン
    停止温度に基づき運転又は停止される自動販売機におい
    て、 前記熱交換器への冷媒の供給が停止された後、前記各庫
    内温度が、いったん前記ファン停止温度以下となった
    後、前記ファン停止温度を超えた庫内のファンを停止さ
    せる手段を備えたことを特徴とする自動販売機の庫内フ
    ァン制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の制御装置において、商品収
    納庫から冷気が供給されて冷却する他の商品収納庫が、
    冷気を供給する熱交換器を備えた商品収納庫に隣接し、
    冷気を供給するときには両収納庫の間の隔壁に設置され
    たシャッタが開くことを特徴とする自動販売機の庫内フ
    ァン制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の制御装置に
    おいて、庫内温度が前記ファン停止温度以下になったこ
    とを、温度履歴として記憶する手段を備えたことを特徴
    とする自動販売機の庫内ファン制御装置。
JP12940594A 1994-06-13 1994-06-13 自動販売機の庫内ファン制御装置 Pending JPH07334748A (ja)

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