JP2923021B2 - 熱間連続圧延機におけるストリップ巻取装置 - Google Patents

熱間連続圧延機におけるストリップ巻取装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱間連続圧延機におけるストリツプをコイル
状に巻取るためのストリツプ巻取装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭56−45210号公報に記載のよう
に、熱間仕上圧延機からのストリツプをコイル状に巻取
る装置(以下ダウンコイラーと称す)は、圧延ピツチと
巻取りピツチのバランスより複数台設置されている。従
つて、コイラー入側には複数のダウンコイラーマンドレ
ルへストリツプを交互に誘導出来る様一対のピンチロー
ラーが各々設置されており、上ピンチローラーを上下す
る事により所定のマンドレルへストリツプ先端を誘導し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ストリツプを現在巻取つているマン
ドレルから別のマンドレルへ切換える際、上ピンチロー
ラーを上げる事によりバツクテンシヨンはゼロとなりコ
イル外層数巻の巻姿が悪くなる欠点があつた。さらに本
方法を仕上圧延機によりストリツプが連続的に供給され
る熱間連続ミルでは、従来の熱間圧延設備の如く、先行
コイルと、次巻取りコイル間に十分な時間がなく極めて
短時間のパス切替を行う必要がある。従つて、これ迄の
方法を用いると以下の如き問題点があつた。
1)従来と同様ピンチローラーを開放することによりバ
ツクテンシヨンがゼロとなり外層数巻の巻姿が悪化する
が、高速化により更に助長される。
2)ストリツプの分割巻取りにおける高速バス切替が困
難であり、信頼性に欠ける。
本発明はストリツプが連続的に供給される熱間連続圧
延設備において、ストリツプ分割によるストリツプ巻付
マンドレルの切換に際し、先行コイル外層数巻の巻ずれ
を防止し、かつ分割された後先コイルを巻取速度を落す
ことなく短時間にパスを切替え別コイラーにて巻取る事
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の熱間連続圧延設機におけるストリップ巻取装
置は、仕上圧延機から連続的に供給されるストリップを
走間切断機によって切断し、複数のマンドレルでストリ
ップを巻取るコイラーを複数個備えた熱間連続圧延機に
おけるストリップ巻取装置において、前記複数個のコイ
ラーの夫々の入側に上下一対の第一のピンチローラを各
々設け、前記第一のピンチローラと前記コイラーとの間
に上下一対の第二のピンチローラを各々設け、且つ、該
第一のピンチローラの上側ピンチローラを上下方向に移
動可能とし、該第二のピンチローラの上側ピンチローラ
を上下方向に移動可能とし、該第二のピンチローラの下
側ピンチローラを上下方向に移動可能とし、該第二のピ
ンチローラの上側ピンチローラを該第二のピンチローラ
の下側ピンチローラに対して該コイラー側にオフセット
配置することを特徴とする。
〔作用〕
つまり、各コイラー入側にそれぞれ上下方向に移動可
能な2対のピンチローラーを配置する。そして前記2対
のピンチローラーのうち、入側のピンチローラーは上ピ
ンチローラーを上下方向に移動可能に構成し、出側のピ
ンチローラーについては上ローラーを下ローラーに対し
出側にオフセツトし、かつ上下方向移動可能に構成し、
下ピンチローラーは上下方向移動可能な構成となつてい
るためストリツプ巻取マンドル切換時のピンチローラー
開放によるコイルの巻きずれの防止が出来、さらに高速
パス切替が可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図及び第2図(a)から第
2図(b)により説明する。仕上圧延機からのストリツ
プをピンチローラーを介して複数のコイラーで交互に巻
取る様にした熱間連続圧延機におけるストリツプの巻取
りに際して、第1図に示す様にNo.1,No.2の複数個のコ
イラーの各々の入側に2対のピンチローラーを配し、各
2対のピンチローラーの中、入側のピンチローラーは上
ピンチローラーを上下方向に移動可能、出側のピンチロ
ーラーについては上ローラーを下ローラーに対し出側に
オフセツトし、かつ上下方向移動可能、下ピンチローラ
ーは上下方向移動可能な構造としている。
次に、各コイラー入側の2対のピンチローラーの動作
を第2図(a)から第2図(h)により説明する。第2
図(a)は、入側のコイラー5にてストリツプを巻取る
状態を示す。コイラー入側の2対のピンチローラー1,2
は下降してストリツプをピンチし、バツクテンシヨンを
付加している。
第2図(b)は、入側コイラー5から出側コイラー6
へ巻取りを交代する準備段階を示す。ピンチローラー2
は、図示されていない入側シヤーにより切断された後行
コイル先端がコイラー6へ導かれるようパスを変更する
ため、下ロール上面が通板ガイド8より高い位置迄、上
下ローラー共上昇させかつ、上ローラー2−aは下ロー
ラー2−bとの間にギヤツプが出来る迄上昇させる。入
側コイラー5への巻取りは、ピンチローラー1によりバ
ツクテンシヨンを付加されている。
第2図(c)は、図示していない入側のシヤーにより
ストリツプが切断され、ストリツプ後端は入側コイラー
5へ、切断後の後続のストリツプ先端はピンチローラー
1を通り、上昇しているピンチローラー2−bにより出
側コイラー6へと導かれる様子を示す。切断され入側コ
イラー5へ巻取られるストリツプは、シヤー切断後ピン
チローラー1を通過するまでバツクテンシヨンが付加さ
れているので巻ずれを生ずる事が少ない。
ピンチローラー3,4は後行ストリツプ先端をコイラー
6へ案内するために配置されている。即ちピンチローラ
ー3はピンチローラー4に近接配置され、ストリツプ先
端を確実にピンチロール4に案内する。又ピンチロール
4は上ロールが下ロールに対し出側にオフセツトされて
おり、ストリツプ先端を下方に曲げダウンコイラー6の
マンドレルに案内する。
第2図(d)は、ピンチローラー1,2,3,4を通り、図
示していないマンドレル外周に設置された複数個のラツ
パーローラーによりマンドレルにストリツプが巻付けら
れる状態を示す。
第2図(e)は、出側コイラー6にてストリツプを巻
取る状態を示す。出側コイラー6の入側ピンチローラー
3は、下降してストリツプをピンチし、バツクテンシヨ
ンを付加している。ピンチローラー1はパスラインを維
持しピンチロール2については上ローラー2−aは上
昇、下ピンチローラー2−bは下降させ両ローラ間にギ
ヤツプを設け通板する。
第2図(f)は、出側コイラー6から入側コイラー5
へ巻取りを切替える準備段階を示す。ピンチローラーは
第2図に示されていないシヤーにより切断された後行コ
イルの先端がコイラー5に巻き取られる様にパス切替の
ため、上ロール下面が、通板ガイド8より低くなる位置
まで上下ローラー共下降させる。
第2図(g)は、図示していない入側のシヤーにより
ストリツプが切断され、ストリツプ後端は出側コイラー
6へ、切断後の後続のストリツプ先端はピンチローラー
1を通りピンチローラー2によって入側コイラー5へ導
かれる様子を示す。切断され出側コイラー6へ巻取られ
るストリツプは、ピンチローラー2が下降しストリツプ
をピンチしてもマンドレルによつて強制的に引張られコ
イラー6の方へと巻取られる。コイラー6へ巻取られる
ストリツプは、シヤー切断後ピンチローラー4を通過す
るまでバツクテンシヨンが付加されているので巻ずれを
生じる事が少ない。
第2図(h)は、ピンチローラー1,2を通り、図示し
ていないマンドレル外周に設置された複数個のラツパー
ローラーにストリツプが巻付けられる状態を示す。
以上の様に第2図(a)から第2図(h)の順に連続
的にしかも高速のまま速度を落とす事なく、又コイルの
巻きずれも最小限にストリツプを巻き取る事が出来る。
〔発明の効果〕
バックテンションを与えながらストリップを巻取るこ
とができ、コイル外層の巻きずれを防止することが可能
であり、且つ複数のコイラーへの切り替えを短時間で行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であり、ストリツプの巻取装
置及びその入側のピンチローラーの配置図、第2図
(a)から第2図(h)は本発明の一実施例であるスト
リツプ巻取装置及びその入側のピンチローラーの動作図
であり、第2図(a)から第2図(d)までは第1のコ
イラーによりストリツプを巻取る動作図、第2図(e)
から第2図(h)までは第2のコイラーによりストリツ
プを巻取る動作図である。 1−a……No.1入側上ピンチローラー、1−b……No.1
入側下ピンチローラー、2−a……No.1出側上ピンチロ
ーラー、2−b……No.1出側下ピンチローラー、3−a
……No.2入側上ピンチローラー、3−b……No.2入側下
ピンチローラー、4−a……No.2出側上ピンチローラ
ー、4−b……No.2出側下ピンチローラー、5……No.1
コイラー、6……No.2コイラー、7……コイル、8……
通板ガイド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕上圧延機から連続的に供給されるストリ
    ップを走間切断機によって切断し、複数のマンドレルで
    ストリップを巻取るコイラーを複数個備えた熱間連続圧
    延機におけるストリップ巻取装置において、前記複数個
    のコイラーの夫々の入側に上下一対の第一のピンチロー
    ラを各々設け、前記第一のピンチローラと前記コイラー
    との間に上下一対の第二のピンチローラを各々設け、且
    つ、該第一のピンチローラの上側ピンチローラを上下方
    向に移動可能とし、該第二のピンチローラの上側ピンチ
    ローラを上下方向に移動可能とし、該第二のピンチロー
    ラの下側ピンチローラを上下方向に移動可能とし、該第
    二のピンチローラの上側ピンチローラを該第二のピンチ
    ローラの下側ピンチローラに対して該コイラー側にオフ
    セット配置することを特徴とする熱間連続圧延設機にお
    けるストリップ巻取装置。
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