JP2920319B2 - 車両の駆動輪スリップ防止装置 - Google Patents
車両の駆動輪スリップ防止装置Info
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- JP2920319B2 JP2920319B2 JP18409190A JP18409190A JP2920319B2 JP 2920319 B2 JP2920319 B2 JP 2920319B2 JP 18409190 A JP18409190 A JP 18409190A JP 18409190 A JP18409190 A JP 18409190A JP 2920319 B2 JP2920319 B2 JP 2920319B2
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- Japan
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- engine
- slip
- detecting
- ignition timing
- rear wheel
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、駆動輪のスリップを防止する車両の駆動輪
スリップ防止装置に関する。
スリップ防止装置に関する。
（従来の技術） 例えば、自動二輪車では、エンジンの動力を駆動輪で
ある後輪に伝達して該後輪を回転させることによって走
行するが、後輪がエンジンから過剰な駆動力を受けると
該後輪が路面との間でスリップする。
ある後輪に伝達して該後輪を回転させることによって走
行するが、後輪がエンジンから過剰な駆動力を受けると
該後輪が路面との間でスリップする。
（発明が解決しようとする課題） ところで、上述のように後輪がスリップすると、後輪
に異常摩耗が生じてその耐久性が低下するばかりか、乗
車フィーリングが悪くなるという問題が生ずる。
に異常摩耗が生じてその耐久性が低下するばかりか、乗
車フィーリングが悪くなるという問題が生ずる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、駆動輪のスリップを防止することによっ
て、該駆動輪の耐久性向上、乗車フィーリングの向上等
を図ることができる車両の駆動輪スリップ防止装置を提
供することにある。
とする処は、駆動輪のスリップを防止することによっ
て、該駆動輪の耐久性向上、乗車フィーリングの向上等
を図ることができる車両の駆動輪スリップ防止装置を提
供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、エンジンの動力
を駆動輪に伝達して該駆動輪を回転させることによって
走行する車両の駆動輪スリップ防止装置を、前記エンジ
ンの回転速度を検知するエンジン回転センサーと前記エ
ンジンの変速ギヤの位置を検知する変速ギヤ検知センサ
ーとを備え、エンジンの過剰な駆動力によって駆動輪が
路面との間でスリップした場合にこのスリップの状態を
検知するスリップ検知手段と、該スリップ検知手段によ
り検知された駆動輪のスリップの状態とそのときのエン
ジン回転速度及び前記変速ギヤの位置に対応した点火時
期の遅角量を求める点火時期制御手段とで構成したこと
を特徴とする。
を駆動輪に伝達して該駆動輪を回転させることによって
走行する車両の駆動輪スリップ防止装置を、前記エンジ
ンの回転速度を検知するエンジン回転センサーと前記エ
ンジンの変速ギヤの位置を検知する変速ギヤ検知センサ
ーとを備え、エンジンの過剰な駆動力によって駆動輪が
路面との間でスリップした場合にこのスリップの状態を
検知するスリップ検知手段と、該スリップ検知手段によ
り検知された駆動輪のスリップの状態とそのときのエン
ジン回転速度及び前記変速ギヤの位置に対応した点火時
期の遅角量を求める点火時期制御手段とで構成したこと
を特徴とする。
（作用） 本発明によれば、スリップ検知手段によって駆動輪の
スリップが検知されると、そのスリップの状態とそのと
きのエンジン回転速度及び変速ギヤの位置に対応して点
火時期が遅角されてエンジンの出力が下げられるため、
駆動輪のスリップが防止され、該駆動輪の異常摩耗に伴
う耐久性の低下や乗車フィーリングの悪化が効果的に防
がれる。
スリップが検知されると、そのスリップの状態とそのと
きのエンジン回転速度及び変速ギヤの位置に対応して点
火時期が遅角されてエンジンの出力が下げられるため、
駆動輪のスリップが防止され、該駆動輪の異常摩耗に伴
う耐久性の低下や乗車フィーリングの悪化が効果的に防
がれる。
（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明に係るスリップ防止装置を備える自動
二輪車の側面図、第２図は前輪と後輪の回転速度の関係
を示すグラフ、第３図はエンジン回転速度と点火時期と
の関係を示すグラフ、第４図は各変速ギヤにおいてエン
ジン回転速度とスリップ量とから点火時期の遅角量を決
定するためのMAPを示す図である。
二輪車の側面図、第２図は前輪と後輪の回転速度の関係
を示すグラフ、第３図はエンジン回転速度と点火時期と
の関係を示すグラフ、第４図は各変速ギヤにおいてエン
ジン回転速度とスリップ量とから点火時期の遅角量を決
定するためのMAPを示す図である。
第１図に示す自動二輪車１には駆動輪である後輪３の
スリップを防止するスリップ防止装置が備えられている
が、該スリップ防止装置は後輪３にスリップが生じたと
きにこのスリップの状態を検知するスリップ検知手段
と、該スリップ検知手段の出力信号に対応してエンジン
の点火時期を遅角させる制御信号を点火コイル４に対し
て出力するイグニッションコントロールユニット（以
下、IGコントロールユニットと略称する）５を含んで構
成されている。尚、上記スリップ検知手段は、前輪２と
後輪３の回転速度を各々検知する回転センサーと、エン
ジンの回転速度を検知するエンジン回転センサーと、変
速ギヤの位置を検知する変速ギヤ検知センサー（共に不
図示）を含んで構成されている。
スリップを防止するスリップ防止装置が備えられている
が、該スリップ防止装置は後輪３にスリップが生じたと
きにこのスリップの状態を検知するスリップ検知手段
と、該スリップ検知手段の出力信号に対応してエンジン
の点火時期を遅角させる制御信号を点火コイル４に対し
て出力するイグニッションコントロールユニット（以
下、IGコントロールユニットと略称する）５を含んで構
成されている。尚、上記スリップ検知手段は、前輪２と
後輪３の回転速度を各々検知する回転センサーと、エン
ジンの回転速度を検知するエンジン回転センサーと、変
速ギヤの位置を検知する変速ギヤ検知センサー（共に不
図示）を含んで構成されている。
而して、回転センサーによって検出される前輪２と後
輪３の回転速度が等しく、これらが第２図に示す直線
（横軸に対して45゜の角度をなす直線）Ａに沿って変化
している速度V1以下の範囲では後輪３にスリップは発生
していないが、第２図の直線Ｂに沿って変化すると後輪
３にスリップが発生する。即ち、前輪２の回転速度がV1
であるのに対し、後輪３の回転速度がV1より大きな値V2
（V2＞V1）であれば、後輪３はエンジンから過剰な駆動
力を受けてスリップしていることとなり、前輪２と後輪
３の回転検知信号がエンジン回転センサーからIGコント
ロールユニット５に入力されると、IGコントロールユニ
ット５では次式によって後輪３のスリップ量ΔＶ及びス
リップ率Ｖ′が演算される。
輪３の回転速度が等しく、これらが第２図に示す直線
（横軸に対して45゜の角度をなす直線）Ａに沿って変化
している速度V1以下の範囲では後輪３にスリップは発生
していないが、第２図の直線Ｂに沿って変化すると後輪
３にスリップが発生する。即ち、前輪２の回転速度がV1
であるのに対し、後輪３の回転速度がV1より大きな値V2
（V2＞V1）であれば、後輪３はエンジンから過剰な駆動
力を受けてスリップしていることとなり、前輪２と後輪
３の回転検知信号がエンジン回転センサーからIGコント
ロールユニット５に入力されると、IGコントロールユニ
ット５では次式によって後輪３のスリップ量ΔＶ及びス
リップ率Ｖ′が演算される。
ΔＶ＝V2−V1 ……（１） Ｖ′＝ΔV/V1 ……（２） ところで、エンジンの点火時期は前記IGコントロール
ユニット５によって制御されるが、後輪３にスリップが
生じていない場合には、エンジンの点火時期はエンジン
回転速度に対して第３図の実線Ｃに沿って制御される。
ユニット５によって制御されるが、後輪３にスリップが
生じていない場合には、エンジンの点火時期はエンジン
回転速度に対して第３図の実線Ｃに沿って制御される。
一方、IGコントロールユニット５には後輪３にスリッ
プが生じた場合のエンジンの点火時期の遅角量を求める
MAPが各変速ギヤ（第１速（1st）、第２速（2nd）、第
３速（3rd）、第４速（4th）、第５速（5th）、トップ
（TOP）ギヤ）に対して第４図に示すように予め入力さ
れている（但し、第４図には第１速（1st）ギヤに対す
るMAPのみが図示されている）。各MAPはエンジン回転速
度とスリップ量ΔＶ（又はスリップ率Ｖ′）から点火時
期の遅角量が求められるようになっている。
プが生じた場合のエンジンの点火時期の遅角量を求める
MAPが各変速ギヤ（第１速（1st）、第２速（2nd）、第
３速（3rd）、第４速（4th）、第５速（5th）、トップ
（TOP）ギヤ）に対して第４図に示すように予め入力さ
れている（但し、第４図には第１速（1st）ギヤに対す
るMAPのみが図示されている）。各MAPはエンジン回転速
度とスリップ量ΔＶ（又はスリップ率Ｖ′）から点火時
期の遅角量が求められるようになっている。
而して、前述のように後輪３のスリップが検知され、
IGコントロールユニット５において前記第（１）式又は
第（２）式からスリップ量ΔＶ又はスリップ率Ｖ′が演
算されると、IGコントロールユニット５はスリップ量Δ
Ｖ（スリップ率Ｖ′）と回転センサーによって検知され
たエンジン回転速度に基づき、変速ギヤ検知センサーに
よって検知された変速ギヤに対応するMAPから点火時期
の遅角量を読み取り、これに対応する制御信号を点火コ
イル４に対して出力する。この結果、エンジンの点火時
期は後輪３のスリップの度合に応じて遅角せしめられて
エンジンの出力が低下するため、エンジンから後輪３へ
の過剰な駆動力の伝達が解消され、後輪３のスリップが
防止されてその異常摩耗による耐久性の低下や乗車フィ
ーリングの悪化が効果的に防がれる。即ち、第３図に示
すようにエンジン回転速度がN1〜N2の範囲で後輪３にス
リップが発生した場合には、点火時期は同図は点線Ｄで
示すように遅角せしめられ、このエンジン回転速度範囲
N1〜N2においてエンジンの出力が下げられて後輪３のス
リップが防止される。因に、多段の変速ギヤを備える自
動二輪車においては、駆動輪である後輪３に伝達される
駆動力は変速ギヤ位置によって変化するため、スリップ
を防ぐためのエンジン駆動力の低下量（本発明では点火
時期の遅角量）は変速ギヤ位置に応じて変化させる必要
がある。
IGコントロールユニット５において前記第（１）式又は
第（２）式からスリップ量ΔＶ又はスリップ率Ｖ′が演
算されると、IGコントロールユニット５はスリップ量Δ
Ｖ（スリップ率Ｖ′）と回転センサーによって検知され
たエンジン回転速度に基づき、変速ギヤ検知センサーに
よって検知された変速ギヤに対応するMAPから点火時期
の遅角量を読み取り、これに対応する制御信号を点火コ
イル４に対して出力する。この結果、エンジンの点火時
期は後輪３のスリップの度合に応じて遅角せしめられて
エンジンの出力が低下するため、エンジンから後輪３へ
の過剰な駆動力の伝達が解消され、後輪３のスリップが
防止されてその異常摩耗による耐久性の低下や乗車フィ
ーリングの悪化が効果的に防がれる。即ち、第３図に示
すようにエンジン回転速度がN1〜N2の範囲で後輪３にス
リップが発生した場合には、点火時期は同図は点線Ｄで
示すように遅角せしめられ、このエンジン回転速度範囲
N1〜N2においてエンジンの出力が下げられて後輪３のス
リップが防止される。因に、多段の変速ギヤを備える自
動二輪車においては、駆動輪である後輪３に伝達される
駆動力は変速ギヤ位置によって変化するため、スリップ
を防ぐためのエンジン駆動力の低下量（本発明では点火
時期の遅角量）は変速ギヤ位置に応じて変化させる必要
がある。
尚、不図示の前輪ブレーキ操作子が操作され、この結
果、前輪２がスリップした場合には、後輪３のスリップ
状態を正確に検知することができなくなるため、この場
合は前記点火時期制御をキャンセルして通常の制御に戻
すようにしても良い。
果、前輪２がスリップした場合には、後輪３のスリップ
状態を正確に検知することができなくなるため、この場
合は前記点火時期制御をキャンセルして通常の制御に戻
すようにしても良い。
又、以上はスリップ防止装置を特に自動二輪車に適用
した例について述べたが、本発明装置はエンジンの駆動
力によって駆動輪が回転駆動される車両であれば任意の
ものに対して適用可能であることは勿論である。
した例について述べたが、本発明装置はエンジンの駆動
力によって駆動輪が回転駆動される車両であれば任意の
ものに対して適用可能であることは勿論である。
（発明の効果） 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、エン
ジンの動力を駆動輪に伝達して該駆動輪を回転させるこ
とによって走行する車両の駆動輪スリップ防止装置を、
前記エンジンの回転速度を検知するエンジン回転センサ
ーと前記エンジンの変速ギヤの位置を検知する変速ギヤ
検知センサーとを備え、エンジンの過剰な駆動力によっ
て駆動輪が路面と間でスリップした場合にこのスリップ
の状態を検知するスリップ検知手段と、該スリップ検知
手段により検知された駆動輪のスリップの状態とそのと
きのエンジン回転速度及び前記変速ギヤの位置に対応し
た点火遅角量を求める点火時期制御手段とで構成したた
め、駆動輪のスリップを防止することができ、該駆動輪
の耐久性向上、乗車フィーリングの向上等を図ることが
できるという効果が得られる。
ジンの動力を駆動輪に伝達して該駆動輪を回転させるこ
とによって走行する車両の駆動輪スリップ防止装置を、
前記エンジンの回転速度を検知するエンジン回転センサ
ーと前記エンジンの変速ギヤの位置を検知する変速ギヤ
検知センサーとを備え、エンジンの過剰な駆動力によっ
て駆動輪が路面と間でスリップした場合にこのスリップ
の状態を検知するスリップ検知手段と、該スリップ検知
手段により検知された駆動輪のスリップの状態とそのと
きのエンジン回転速度及び前記変速ギヤの位置に対応し
た点火遅角量を求める点火時期制御手段とで構成したた
め、駆動輪のスリップを防止することができ、該駆動輪
の耐久性向上、乗車フィーリングの向上等を図ることが
できるという効果が得られる。
第１図は本発明に係るスリップ防止装置を備える自動二
輪車の側面図、第２図は前輪と後輪の回転速度の関係を
示すグラフ、第３図はエンジン回転速度と点火時期との
関係を示すグラフ、第４図は各変速ギヤにおいてエンジ
ン回転速度とスリップ量とから点火時期の遅角量を決定
するためのMAPを示す図である。 １……自動二輪車（車両）、２……前輪、３……後輪
（駆動輪）、４……点火コイル、５……イグニッション
コントロールユニット（点火時期制御手段）。
輪車の側面図、第２図は前輪と後輪の回転速度の関係を
示すグラフ、第３図はエンジン回転速度と点火時期との
関係を示すグラフ、第４図は各変速ギヤにおいてエンジ
ン回転速度とスリップ量とから点火時期の遅角量を決定
するためのMAPを示す図である。 １……自動二輪車（車両）、２……前輪、３……後輪
（駆動輪）、４……点火コイル、５……イグニッション
コントロールユニット（点火時期制御手段）。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジンの動力を駆動輪に伝達して該駆動
輪を回転させることによって走行する車両の駆動輪スリ
ップ防止装置であって、 前記エンジンの回転速度を検知するエンジン回転センサ
ーと前記エンジンの変速ギヤの位置を検知する変速ギヤ
検知センサーとを備え、エンジンの過剰な駆動力によっ
て駆動輪が路面との間でスリップした場合にこのスリッ
プの状態を検知するスリップ検知手段と、該スリップ検
知手段により検知された駆動輪のスリップの状態とその
ときのエンジン回転速度及び前記変速ギヤの位置に対応
した点火時期の遅角量を求める点火時期制御手段とで構
成されることを特徴とする車両の駆動輪スリップ防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409190A JP2920319B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 車両の駆動輪スリップ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409190A JP2920319B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 車両の駆動輪スリップ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0472445A JPH0472445A (ja) | 1992-03-06 |
| JP2920319B2 true JP2920319B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=16147242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18409190A Expired - Lifetime JP2920319B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 車両の駆動輪スリップ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2920319B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7753156B2 (en) | 2006-10-06 | 2010-07-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Control system and vehicle including the same |
| JP5285512B2 (ja) * | 2008-06-26 | 2013-09-11 | 川崎重工業株式会社 | 車両用エンジン制御装置 |
| EP2138365B1 (en) | 2008-06-26 | 2015-05-06 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Slip suppression control system for vehicle |
| EP2138367B1 (en) | 2008-06-26 | 2015-05-13 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Slip suppression control system for vehicle |
| EP2138368B1 (en) | 2008-06-26 | 2013-03-20 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Slip suppression control system for vehicle |
| US9663095B2 (en) | 2013-11-06 | 2017-05-30 | Suzuki Motor Corporation | Traction control device |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP18409190A patent/JP2920319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0472445A (ja) | 1992-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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