JP2920021B2 - トラック荷積み装置 - Google Patents

トラック荷積み装置

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JP2920021B2
JP2920021B2 JP12755292A JP12755292A JP2920021B2 JP 2920021 B2 JP2920021 B2 JP 2920021B2 JP 12755292 A JP12755292 A JP 12755292A JP 12755292 A JP12755292 A JP 12755292A JP 2920021 B2 JP2920021 B2 JP 2920021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックの前後方向に
沿って物品の移動を許容する荷台コンベヤが敷設された
荷台上に、そのトラックの後部より物品を荷積みするト
ラック荷積み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば工場や倉庫などから物品をトラッ
クで配送する場合、物品を、搬送用コンベヤでトラック
ヤードのプラットホームに搬送して、そのプラットホー
ムに後ろ付けされたトラックの後部から荷積みするよう
にしている。
【0003】このとき、搬送用コンベヤの搬送面高さと
トラックの荷台高さとが大きく異なる場合には、直接荷
積みするのは困難であるため、例えば特開昭62−14
6828号公報または実開昭60−9830号公報に記
載されているように、搬送用コンベヤとトラックの後部
との間にリフトによって昇降可能とする荷積み用コンベ
ヤを設置している。
【0004】しかし、荷積み用コンベヤで1回に荷積み
を行なえる物品は、トラックに荷積みされる全物品のう
ちの一部であり、荷積み作業を数回に分けて行なわなけ
ればならず、時間がかかる問題がある。
【0005】また、搬送用コンベヤの搬送面高さとトラ
ックの荷台高さとが近い場合には、例えば特公昭48−
9910号公報または特開昭62−259927号公報
に記載されているように、リフト手段によりトラックの
後部をコンベヤの搬送面高さに合わせた一定レベルとす
ることにより、搬送用コンベヤからトラックに直接荷積
みすることができ、荷積み作業を迅速に行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
場合、トラックの荷積み位置の床面は略水平面で、トラ
ックの荷台も略水平面に保たれるため、搬送用コンベヤ
からトラックの荷台後部に積み込まれた物品はそのまま
では荷台前部まで移動せず、人手によって物品を荷台前
部まで押し込まなければならず、物品をトラック内に容
易かつ確実に荷積みすることが困難であった
【0007】特に、トラックのタイヤをリフト手段で上
昇させた場合には、荷台に物品が荷積みされると、荷台
が下がるため、物品をトラック内に確実に荷積みするこ
とが困難になりやすい。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、物品をトラック内に容易かつ確実荷積みする
ことができるトラック荷積み装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラック6の
前後方向に沿って物品1の移動を許容する荷台コンベヤ
88が敷設された荷台82上に、そのトラック6の後より
物品1を荷積みするトラック荷積み装置において、前記
トラック6に荷積みする物品1を一括して停留するとと
もに荷積み時に前記トラック6の後部が配置される搬
出端部から一括して搬出するコンベヤ5と、このコンベ
ヤ5の搬出端部に配置される前記トラック6の荷台82の
後部を上昇させ、トラック6の後部の荷台82の高さをコ
ンベヤ5の搬送面高さに合わせるとともに、トラック6
の荷台82全体を前方に向かって下り勾配させるリフト手
段7と、前記コンベヤ5の搬出端部に設けられ、前記ト
ラック6に荷積みされる物品1の最後部をトラック6に
押込む押込手段61とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明では、コンベヤ5上に少なくとも1台の
トラック6に荷積みする物品1を一括して停留させる。
コンベヤ5の搬出端部に後ろ付けしたトラック6の荷台
82の後部をリフト手段7で上昇させ、トラック6の後部
荷台82の高さとコンベヤ5の搬送面高さとを合わせ
る。
【0011】そして、コンベヤ5により停留させていた
物品1を一括してトラック6の荷台82に搬出する。この
とき、トラック6の荷台82の後部を上昇させて荷台82
体が前方へ向かって下り勾配しているため、コンベヤ5
から荷台82上の荷台コンベヤ88に乗移った物品1を荷台
82の前側に導く。また、押込手段61により物品1の最後
部をトラック6内に押込む。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】図9は荷積み装置の全体構成を示し、荷積
みの物品1は輸送用のパレット2上に積載されており、
この物品1は、倉庫とする他の階などから縦コンベヤ3
により荷積みを行なう階に搬送されてコンベヤ4に搬出
され、このコンベヤ4で所定間隔を保つように横2列に
並べられた後に、コンベヤ4とは直交する方向に長く設
置されたコンベヤ5に搬出される。コンベヤ5の搬出端
部にはトラック6が後ろ付けされ、コンベヤ5の搬出端
部に臨む床面に設置されたリフト手段7によりトラック
6の荷台高さがコンベヤ5の搬送面高さに合わされ、そ
して、コンベヤ5で1台のトラック6に荷積みする全物
品1が一括して停留されるとともに、荷積み時に一括し
てトラック6に搬出される。
【0014】前記コンベヤ5は、図1および図2に一部
を示すように、床面11に立設されたフレーム12を有し、
両側に配設する一対のローラフレーム13が複数の脚部材
14で支持されている。両ローラフレーム13の上部間に
は、各ローラフレーム13の上面に取付けられた図示しな
い軸受部材によって複数のローラ15が回転自在に軸架並
設され、この複数のローラ15の上面にパレット2の搬送
面が形成されている。
【0015】ローラ15は所定領域ごとに選択的に回転駆
動するようにしており、この駆動構造は、図示していな
いが、各ローラ15の一端に同軸に設けたスプロケットと
モータの駆動スプロケットとにチェーンを張設し、モー
タの駆動によりチェーンを介して所定領域内の各ローラ
15を回転駆動するようにしている。
【0016】コンベヤ5上のパレット位置は図示しない
検知手段で検知するようにしており、この検知手段によ
る検知に基づき、各領域のローラ15の駆動を制御するこ
とにより、1台のトラック6に荷積みする全パレット2
を搬送面上に一括して停留するとともに荷積み時に一括
してトラック6に搬出するアキュームレーション機能を
持たせている。
【0017】次に、コンベヤ5は、図1ないし図3に示
すように、搬出端部に搬出用コンベヤ21を備えている。
この搬出用コンベヤ21は、フレーム12として、前記各ロ
ーラフレーム13に連続する両側面のローラフレーム22、
この各側面のローラフレーム22の内側にそれぞれ対向す
る内側のローラフレーム23、両内側のローラフレーム23
間で中央付近に配置される一対の中央のローラフレーム
24とを備え、両側面のローラフレーム22が脚部材14で支
持され、他のローラフレーム23,24が前後部の脚部材25
により脚部材14間に架設されている台フレーム26上に支
持されている。
【0018】各ローラフレーム22,23間およびローラフ
レーム24,24間には、各ローラフレーム22,23,24の上
面に取付けられた軸受部材27によって複数のローラ28が
回転自在に軸架されている。そして、各ローラ28に同軸
に固着されたスプロケット29、隣接するローラ28間の下
方で1つおきにローラフレーム22,24に回転自在に軸支
されたスプロケット30、ローラフレーム22,24の下側で
回転自在に軸支されたスプロケット31、フレーム12の前
端部に回転自在に架設された回転軸32に固着されたスプ
ロケット33との間にチェーン34が張設され、かつ、台フ
レーム26上に取付けられたモータ35の駆動スプロケット
36と回転軸32に固着されたスプロケット37との間にチェ
ーン38が張設されており、モータ35の駆動により各ロー
ラ28が一体的に回転駆動される。
【0019】また、搬出用コンベヤ21の各ローラ28列の
前端近傍にはストッパ41が設けられており、このストッ
パ41は、各ローラフレーム22,23間およびローラフレー
ム24,24間に架設された支軸42を中心として回動可能と
するアーム43の先端部に取付けられている。ストッパ41
にはエアシリンダ44のロッドが回動自在に連結され、エ
アシリンダ44の下部が脚部材25に対して回動自在に支持
されている。そして、エアシリンダ44からの作動空気の
排気時にストッパ41は搬送面より下方に位置し、エアシ
リンダ44への作動空気の供給時にストッパ41がローラ28
間を通じて搬送面上に突出し、搬送面を搬送されるパレ
ット2を停止させる。
【0020】また、搬出用コンベヤ21の各ローラ28列の
前端部には、コンベヤ5からトラック6にパレット2を
乗移らせる乗移り手段51が設けられている。この乗移り
手段51は、最前部のローラ28の両軸受部材27の外側に突
出する支軸52の両端にアーム53が回転自在に軸支され、
このアーム53の先端間に乗移りローラ54が回転自在に軸
支され、一方のアーム53にレバー55が突設され、このレ
バー55の先端にエアシリンダ56のロッドが回転自在に連
結され、エアシリンダ56の下部が台フレーム26側に回転
自在に支持されている。そして、エアシリンダ56からの
作動空気の排気時に乗移りローラ54が図1に2点鎖線で
示す最前部のローラ28の上方に位置し、エアシリンダ56
への作動空気の供給時に乗移りローラ54が前方へ進出し
て搬送面と同一高さとなる。なお、乗移りローラ54が搬
送面高さと同一となるとき、アーム53が規制部材57に当
接して支持される。
【0021】また、搬出用コンベヤ21の各ローラフレー
ム23,24間には、押込手段61がそれぞれ配設されてい
る。この押込手段61は、各ローラフレーム23,24間に断
面略コ字形の一対のガイドレール62が相対向して架設さ
れ、このガイドレール62間に、押込体63を有する移動体
64が前後移動可能に配設されている。
【0022】この移動体64は、両側の側枠部材65を前枠
部材66および後枠部材67で連結し、側枠部材65の外面に
回転自在に軸支したローラ68がガイドレール62に転動可
能に嵌合されている。後枠部材67にはエアシリンダ69の
ロッドが回動自在に連結され、エアシリンダ69の中間部
がフレーム12に回動自在に支持されている。そして、エ
アシリンダ69からの作動空気の排気時に移動体64は後退
し、エアシリンダ69への作動空気の供給時に移動体64は
前進する。
【0023】押込体63は、略L字形の一対のアーム70を
有し、アーム70の前端部が当接板71で連結されていると
ともに上面にカバー72(図2の右側は省略)が取付けら
れ、アーム70の中間部が移動体64の側枠部材65上に取付
けられた軸受部材73に軸受けされた支軸74によって揺動
可能に支持され、かつ、下端後面にバー75が突設され、
このバー75にウェイト76が取付けられている。そして、
ウェイト76により、通常は図1に示すように押込体63が
搬送面上に突出し、搬送面上を搬送されるパレット2が
カバー72の傾斜面72a に当接した際に押下げられるよう
に、バランスがとられている。なお、押込体63の搬送面
上に突出する方向への回動は、アーム70が前枠部材66に
当接することによって規制される。
【0024】また、各ローラフレーム23,24間の上面後
側には、カバー77(図2の右側は省略)が取付けられ、
また、各ローラフレーム22の上方内側寄りにパレット2
の外側面位置を規制するローラ78が回転自在に軸支され
ている。
【0025】次に、前記トラック6は、図7に示すよう
に、シャーシ81を有し、このシャーシ81上に荷台82およ
びこの荷台82上に収納室を形成する箱枠状の枠体83が設
置され、枠体83の後面に開閉可能に設けられた図示しな
い扉体を開放して、枠体83内への荷物の荷積み、荷降ろ
しが行なわれる。シャーシ81の後端下面には後方に上昇
する傾斜面84が形成され、その後端部にバンパー85が取
付けられている。
【0026】荷台82は、図8に示すように、シャーシ81
上に載る床板86上に、荷台前後方向に長い複数の台座87
が荷台左右幅方向に間隔をあけて取付けられ、この隣接
する台座87間に荷台コンベヤとしてのローラ88を回転自
在に支持した油圧昇降手段89が荷台前後方向に複数取付
けられている。そして、荷役時には、油圧昇降手段89に
よってローラ88が台座87より上方に突出し、複数のロー
ラ88上を荷積み、荷下しされるパレット2が走行し、ま
た、トラック走行時には、油圧昇降手段89によってロー
ラ88が台座87より下方に下降し、パレット2が台座87の
上面に載って移動が規制される。
【0027】次に、前記リフト手段7は、図4ないし図
6に示すように、床面11に掘り下げられた凹部11a に基
台91が配設され、この基台91の四隅からガイド柱92が立
設され、前側のガイド柱92の上端間および後側のガイド
柱92の上端間にガード部材93が連結されている。
【0028】基台91の上面に下側リフトフレーム94が取
付けられ、この下側リフトフレーム94の上方にリンク機
構を介して上側リフトフレーム95が昇降可能に連結され
ている。リンク機構は、中央部が連結軸96で回動自在に
連結された一対のリンク97がリフトフレーム94,95間の
4箇所に配設されており、各一対のリンク97の一端部が
各リフトフレーム94,95に支軸98で回動自在に軸着さ
れ、各リンク97の他端部にはローラ99が回動自在に軸支
され、この各ローラ99がリフトフレーム94,95のレール
部94a ,95a に沿って転動可能に嵌合されている。そし
て、各一対のリンク97のローラ99がレール部94a ,95a
に沿って転動しつつ、各一対のリンク97が相対して回動
することにより、上側リフトフレーム95が水平状態を保
ったまま昇降する。
【0029】なお、上側リフトフレーム95の前後面両端
に複数のガイドローラ100 を回転自在に軸支した支持枠
101 が取付けられ、この各支持枠101 のガイドローラ10
0 が各ガイド柱92の内側面を転動して、上側リフトフレ
ーム95の水平昇降がガイドされる。
【0030】また、下側リフトフレーム94の前後中央部
に一対の油圧シリンダ102 の本体部が取付けられ、この
各油圧シリンダ102 のロッドが上側リフトフレーム95の
前後中央部に連結され、各油圧シリンダ102 の作動によ
って上側リフトフレーム95が昇降される。この各油圧シ
リンダ102 は、側部に配設された制御ユニット103 によ
って作動される。
【0031】また、上側リフトフレーム95の上面には支
持台104 が取付けられ、この支持台104 の上面中央に左
右方向に沿って支軸105 が複数の軸受部材106 により架
設されているとともに、支持台104 の上面前後部にスプ
リング107 を装着したガイド部材108 が複数立設されて
いる。さらに、支持台104 の上側にはリフト板109 が配
設され、このリフト板109 は、下面中央に設けた複数の
軸受部材110 が支軸105 に回動自在に嵌合して前後方向
に揺動可能に支持されるとともに、複数のスプリング10
7 によって水平状態が保たれる。
【0032】次に、本実施例の荷積み動作を説明する。
【0033】物品1を積載したパレット2は、縦コンベ
ヤ3でコンベヤ4上に搬送され、コンベヤ4で所定間隔
を保つように横2列に並べた後にコンベヤ5に搬出さ
れ、コンベヤ5上を前端方向に搬送される。
【0034】そして、パレット2がコンベヤ5の前端部
すなわち搬出用コンベヤ21上に搬送されると、パレット
2の前端部が押込体63に当接してその押込体63を搬送面
より下方に押し下げ、かつ、搬出用コンベヤ21の領域の
搬送駆動が停止され、パレット2が停留される。このと
き、エアシリンダ44の作動によってストッパ41が搬送面
上に突出されており、このストッパ41でコンベヤ5の前
端方向へのパレット2の移動が確実に規制される。
【0035】そして、コンベヤ5上を搬送されてくる後
続のパレット2が停留されているパレット2に接近する
と、そのパレット2が位置する領域の搬送駆動が停止さ
れ、既に停留されているパレット2の後側にパレット2
が並んで停留される。
【0036】このようにして、1台のトラック6に荷積
みするパレット2が一括して停留される。なお、コンベ
ヤ5上には、2台分のトラック6に荷積みするパレット
2が一括して停留される。
【0037】一方、トラック6は、後部扉を開放してコ
ンベヤ5の前端部に後ろ付けされ、荷台82の各油圧昇降
手段89によってローラ88が上昇される。
【0038】また、リフト手段7により、トラック6の
荷台高さ(上昇されたローラ88の上面高さ)がコンベヤ
5の搬送面高さに合わされる。このとき、上昇するリフ
ト板109 がシャーシ81の傾斜面84に当接すると、リフト
板109 が支軸105 を中心として傾斜して傾斜面84に面接
触する。そして、トラック6の荷台82の後部を上昇させ
ることにより、荷台82は前下がり状態に傾斜すなわち前
方へ向かって下り勾配する。
【0039】このとき、仮に、トラック6のタイヤをリ
フト手段7で上昇させた場合には、荷台82に物品1が荷
積みされると、荷台82が下がってしまうが、トラック6
の荷台82をリフト手段7で上昇させることにより、荷台
82が下がるのを防止できる。
【0040】また、エアシリンダ56の作動により乗移り
ローラ54が搬出用コンベヤ21のローラ28と荷台82との間
に配置される。
【0041】そして、ストッパ41が下降された後、コン
ベヤ5の前部域に一括して停留されていたパレット2が
位置する領域の搬送駆動が再開され、1台分の全パレッ
ト2がトラック6の荷台82に一括して荷積みされる。こ
のとき、コンベヤ5から荷台82上に乗移ったパレット2
は、後側のパレット2で押されて荷台82の前側に搬送さ
れるが、荷台82が前下がり状態に傾斜しているため、こ
の傾斜作用によりパレット2が荷台82上に容易に押込ま
れるとともに荷台82の前側へ自重でも搬送される。
【0042】また、最後部のパレット2が荷台82に乗移
っていき、パレット2の後部が押込体63の前端部より前
方に移動すると、押込体63はウェイト76とのバランスに
より搬送面より上方に上昇する。そして、押込手段61の
エアシリンダ69が作動され、移動体64とともに押込体63
が前進し、最後部のパレット2を荷台82上に押し込む。
【0043】その後、コンベヤ5側では、押込体63の後
退、乗移りローラ54の退避、ストッパ41の上昇等を行な
い、コンベヤ5の後部域に一括して停留されていたパレ
ット2を、コンベヤ5の前部域に搬送して停留させ、次
の荷積みに待機する。
【0044】一方、トラック6側では、荷台82の各油圧
昇降手段89によってローラ88が下降され、パレット2が
台座87上に載って支持される。また、リフト手段7によ
るシャーシ81の後部の上昇を解除し、トラック6の走行
移動を可能とする。
【0045】以上のようにして、トラック6への荷積み
が順次行なわれるものであり、1台のトラック6への荷
積みに要する労力および時間を少なくでき、効率的に行
なえる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、荷積み時に、リフト手
段にてトラックの荷台の後部を上昇させ、トラックの後
部の荷台高さをコンベヤの搬送面高さに合わせるととも
に、トラックの荷台全体を前方に向かって下り勾配させ
るので、コンベヤから荷台上に乗移った物品を荷台の前
方へ導くことができ、物品をトラック内に容易に荷積み
することができ、かつ、押込手段にてトラックに荷積み
される物品の最後部をトラックに押込むのでトラック
の荷台全体が前方に向かって下り勾配していることと相
俟って、物品をトラック内に確実に荷積みすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラック荷積み装置の一実施例を示す
一部の側面図である。
【図2】同上実施例のコンベヤの平面図である。
【図3】同上実施例のコンベヤの正面図である。
【図4】同上実施例のリフト手段の側面図である。
【図5】同上実施例のリフト手段の正面図である。
【図6】同上実施例のリフト手段の平面図である。
【図7】同上実施例のトラックへの荷積み状態の側面図
である。
【図8】同上実施例のトラックの荷台の断面図である。
【図9】同上実施例の全体の平面図である。
【符号の説明】
1 物品 5 コンベヤ 6 トラック 7 リフト手段 61 押込手段 82 荷台88 荷台コンベヤとしてのローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 67/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの前後方向に沿って物品の移動
    を許容する荷台コンベヤが敷設された荷台上に、そのト
    ラックの後より物品を荷積みするトラック荷積み装置
    において、 前記トラックに荷積みする物品を一括して停留するとと
    もに荷積み時に前記トラックの後部が配置される搬出
    端部から一括して搬出するコンベヤと、 このコンベヤの搬出端部に配置される前記トラックの
    台の後部を上昇させ、トラックの後部の荷台高さをコン
    ベヤの搬送面高さに合わせるとともに、トラックの荷台
    全体を前方に向かって下り勾配させるリフト手段と、 前記コンベヤの搬出端部に設けられ、前記トラックに荷
    積みされる物品の最後部をトラックに押込む押込手段と
    を備えたことを特徴とするトラック荷積み装置。
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