JP2916007B2 - 投影型映像表示装置 - Google Patents

投影型映像表示装置

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JP2916007B2
JP2916007B2 JP3019542A JP1954291A JP2916007B2 JP 2916007 B2 JP2916007 B2 JP 2916007B2 JP 3019542 A JP3019542 A JP 3019542A JP 1954291 A JP1954291 A JP 1954291A JP 2916007 B2 JP2916007 B2 JP 2916007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン等に拡大画
像を表示する投影型映像表示装置、詳しくは冷却効率に
優れた冷却機構を有する投影型映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投影型映像表示装置について図5
〜図7を参照しつつ説明する。この種の投影型映像表示
装置には、赤色、緑色、青色(以下、R、G、Bとす
る)の3つの液晶パネル31R、31G、31Bを用いたもの
がある。かかる投影型映像表示装置は、光源光Lを発す
る光源10と、光源光LをR、G、Bの各成分LR、L
G、LBに分解する反射系20と、R、G、Bの各成分L
R、LG、LBのうち1成分のみが入射される3つの液
晶パネル31R、31G、31Bを透過した各成分LR、L
G、LBを重畳して図外のスクリーンに拡大投影する拡
大投影用レンズ系40と、液晶パネル31R、31G、31Bを
冷却する冷却機構50と、これらを収納するキャビネット
60とを有している。
【0003】反射系20は、図7に示すように、成分L
R、LGのみを透過させる第1のダイクロイックミラー
211 と、成分LGのみを透過させる第2のダイクロイッ
クミラー212 と、成分LBのみを透過させる第3のダイ
クロイックミラー213 と、成分LR、LBのみを透過さ
せる第4のダイクロイックミラー214 と、入射されたす
べての成分を反射させる第1〜第3の全反射ミラー201
〜203 とを有している。なお、図7に示す230 は、UV
IRフィルターである。
【0004】成分LGに対応した画像が表示される液晶
パネル31Gには、第1のダイクロイックミラー211 と第
2のダイクロイックミラー212 とを透過した成分LGが
入射される。また、成分LRに対応した画像が表示され
る液晶パネル31Rには、第1のダイクロイックミラー21
1を透過し、第2のダイクロイックミラー212 によって
選択的に反射された成分LRが入射される。さらに、成
分LBに対応した画像が表示される液晶パネル31Bに
は、第1のダイクロイックミラー211 で選択的に反射さ
れ、かつ第2の全反射ミラー202 で反射された成分LB
が入射される。
【0005】液晶パネル31Bを透過した成分LB及び液
晶パネル31Rを透過した成分LRは、第3のダイクロイ
ックミラー213 に入射される。また、液晶パネル31Gを
透過した成分LGは第3の全反射ミラー203 を介して第
4のダイクロイックミラー214 に入射される。この第4
のダイクロイックミラー214 には、前記第3のダイクロ
イックミラー213 に入射された成分LR、LBも入射さ
れているので、第4のダイクロイックミラー214 におい
て各成分LR、LG、LBが重畳され、拡大投影用レン
ズ系40を介してスクリーンに投影される。
【0006】上述したように、光源光Lを各成分LR、
LG、LBに分解し、それを再び重畳するために、図7
に示すように、キャビネット60の中央部に液晶パネル31
Rが、左上部に液晶パネル31Bが、左下部に液晶パネル
31Gがそれぞれ設置されている。
【0007】光源10にはメタルハライドランプが使用さ
れるため、キャビネット60の内部は高温になる。特に各
液晶パネル31R、31G、31Bに入射された各成分LR、
LG、LBによる発熱は、液晶パネル31R、31G、31B
の性能を低下させるので、液晶パネル31R、31G、31B
の冷却が必要になる。このための冷却機構50は、キャビ
ネット60の側面の略中央部に設けられた軸流ファン51
と、この軸流ファン51を回転駆動させるモータ (図示省
略) とを有している。キャビネット60の側面には、各液
晶パネル31R、31G、31Bに対応した開口61〜63(但
し、図5では液晶パネル31Rに対応した開口62は示され
ていない) が開設されており、この開口61〜63を介して
冷却風Wがキャビネット60の内部に導かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷却機
構50に用いられる軸流ファン51は、回転中心たる中心軸
部511 付近の風量が、周囲に比較して小さい。従って、
軸流ファン51の中心軸部511 に最も近い液晶パネル31R
の冷却効率は、他の液晶パネル31B、31Gのそれより低
い。また、軸流ファン51からの風は、不安定なので扱い
にくい。さらに、風量を増加させようとしてモータの回
転数を上げたとしても、風量はそれほど増えずに騒音が
大きくなるだけである。
【0009】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、3つの液晶パネルを効率よく冷却することができる
冷却機構を有する投影型映像表示装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投影型映像
表示装置は、スクリーンに投影すべき画像が表示される
液晶パネルと、この液晶パネルに光源光を投射する光源
と、前記液晶パネルを冷却する冷却機構と、前記液晶パ
ネル、光源及び冷却機構を内蔵するとともに、側面に前
記液晶パネルに対向した開口が開設されたキャビネット
とを備えており、前記冷却機構は、前記キャビネットの
開口を介して液晶パネルに対向するとともに、回転中心
がキャビネットの側面に対して平行になるようにキャビ
ネットの側面に取り付けられたクロスフローファンと、
前記開口に取り付けられ、クロスフローファンからの冷
却風を液晶パネルに導く導風板とを有している。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る投影型映像表
示装置の概略的構成図を示す側面図、図2はキャビネッ
トの開口を示すために冷却機構をキャビネットから取り
外した状態の投影型映像表示装置の概略的構成を示す側
面図、図3はこの投影型映像表示装置の正面図、図4は
図1のA−A線断面図である。なお、従来のものと略同
一の部品等には同一の符号を付して説明を行う。
【0012】本実施例に係る投影型映像表示装置は、図
外のスクリーンに投影すべき画像が表示される3つの液
晶パネル31R、31G、31Bと、この液晶パネル3
1R、31G、31Bに光源光Lを投射する光源10
と、前記液晶パネル31R、31G、31Bを冷却する
冷却機構70と、液晶パネル31R、31G、31B、
光源10及び冷却機構70を内蔵するとともに、側面に
前記液晶パネル31R、31G、31Bに対向した3つ
の開口61〜63が開設されたキャビネット60とを備
えており、前記冷却機構70は、前記キャビネット60
の開口61〜63を介して液晶パネル31R、31G、
31Bに対向するとともに、回転中心がキャビネット6
0の側面に対して平行になるようにキャビネット60の
側面に取り付けられたクロスフローファン71と、前記
開口61〜63に取り付けられ、クロスフローファン7
1からの冷却風Wを液晶パネル31R、31G、31B
に導く導風板72とを有している。
【0013】なお、本実施例に係る投影型映像表示装置
は、従来の技術の欄で説明したものとは冷却機構70が異
なるのみでその他の構成等は同様であるので、冷却機構
70を中心とした説明を行う。
【0014】3つの液晶パネル31R、31G、31Bは、投
影すべき画像をR、G、Bの3色に対応して分解した画
像を表示するようになっている。各液晶パネル31R、31
G、31Bの入射側には偏光板32R、32G、32Bが設けら
れている。
【0015】キャビネット60の側面には、3つの液晶
パネル31R、31G、31Bのそれぞれに対応した長
方形の3つの開口61〜63が開設されている。この開
口61〜63は、図1に示すように、液晶パネル31
R、31G、31Bのそれぞれに対向するようになって
いる。従って、各開口61〜63から、液晶パネル31
R、31G、31Bが覗けるようになっている。このう
ち、光源光Lの成分Bが入射される液晶パネル31Bに
対応した開口61の長辺の両端には、導風板72a、7
2bが開口61に対して略漏斗状になるように取り付け
られている。また光源光Lの成分Gが入射される液晶パ
ネル31Gに対応した開口63の長辺の片側には、開口
63の縁部に対して傾斜した状態で導風板72cが取り
付けられている。
【0016】冷却機構70を構成するクロスフローファ
ン71は、前記開口61〜63に臨むべく、すなわち開
口61〜63を介して液晶パネル31R、31G、31
Bに対向するように、キャビネット60の側面に対して
図外のアングル等によって斜めに取り付けられる。かか
るクロスフローファン71は、回転中心がキャビネット
60の側面に対して平行に設定されているので、どの開
口61〜63にも同量の冷却風Wを送ることができる。
また、クロスフローファン71からの冷却風Wは、開口
61〜63を介して液晶パネル31R、31G、31B
に直接送られることになる。さらに、図3に示すよう
に、クロスフローファン71によってキャビネット60
内に送られた冷却風Wは、クロスフローファン71が設
けられた側とは反対側の側面に設けられた開口(図示省
略)から抜けるようになっている。このため、冷却風W
がキャビネット60の内部で滞留しないので、より高い
冷却効率を達成することができる。
【0017】しかし、開口61には導風板72a 、72b が、
開口63には導風板72c がそれぞれ取り付けられているの
で、各開口61〜63に対する送風量は、開口61>開口63>
開口62になる。これは、各液晶パネル31R、31G、31B
における発熱量を考慮したものである。すなわち、波長
が最も短い成分Bが入射される液晶パネル31Bにおける
発熱量が最も大きく、順に液晶パネル31G、液晶パネル
31Rとなるからである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る投影型映像表示装置は、ス
クリーンに投影すべき画像が表示される液晶パネルと、
この液晶パネルに光源光を投射する光源と、前記液晶パ
ネルを冷却する冷却機構と、前記液晶パネル、光源及び
冷却機構を内蔵するとともに、側面に前記液晶パネルに
対向した開口が開設されたキャビネットとを備えてお
り、前記冷却機構は、前記キャビネットの開口を介して
液晶パネルに対向するとともに、回転中心がキャビネッ
トの側面に対して平行になるようにキャビネットの側面
に取り付けられたクロスフローファンと、前記開口に取
り付けられ、クロスフローファンからの冷却風を液晶パ
ネルに導く導風板とを有しているので、液晶パネルを効
率よく冷却することができる。特に、発熱量の大きい液
晶パネル、すなわち波長の短い成分が入射される液晶パ
ネルに対して導風板でより多くの冷却風を送ることがで
きるので、効率に優れている。また、クロスフローファ
ンを用いたから安定した冷却風を得ることができるとと
もに、従来のものより騒音を低減させることができる。
さらに、冷却風が開口を介して液晶パネルに直接送られ
るので、より冷却効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る投影型映像表示装置の
概略的構成図を示す側面図である。
【図2】キャビネットの開口を示すために冷却機構をキ
ャビネットから取り外した状態の投影型映像表示装置の
概略的構成を示す側面図である。
【図3】この投影型映像表示装置の正面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】従来の投影型映像表示装置の概略的構成図を示
す側面図である。
【図6】従来の投影型映像表示装置の正面図である。
【図7】投影型映像表示装置の反射系及び液晶パネルを
示す説明図である。
【符号の説明】
10 光源 31R、31G、31B 液晶パネル 70 冷却機構 71 クロスフローファン 72a 、72b 、72c 導風板 L 光源光 W 冷却風

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンに投影すべき画像が表示され
    る液晶パネルと、この液晶パネルに光源光を投射する光
    源と、前記液晶パネルを冷却する冷却機構と、前記液晶
    パネル、光源及び冷却機構を内蔵するとともに、側面に
    前記液晶パネルに対向した開口が開設されたキャビネッ
    トとを具備しており、前記冷却機構は、前記キャビネッ
    トの開口を介して液晶パネルに対向するとともに、回転
    中心がキャビネットの側面に対して平行になるようにキ
    ャビネットの側面に取り付けられたクロスフローファン
    と、前記開口に取り付けられ、クロスフローファンから
    の冷却風を液晶パネルに導く導風板とを有していること
    を特徴とする投影型映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶パネルは、反射系によって赤
    色、緑色、青色の3つの成分に分解された光源光がそれ
    ぞれ投射されるR、G、Bの3色の液晶パネルを有して
    いることを特徴とする請求項1記載の投影型映像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導風板は、波長の短い成分が投射さ
    れる液晶パネルにより多くの冷却風を導くことを特徴と
    する請求項記載の投影型映像表示装置。
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