JP2884550B2 - 投影型映像表示装置 - Google Patents
投影型映像表示装置Info
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- JP2884550B2 JP2884550B2 JP3132045A JP13204591A JP2884550B2 JP 2884550 B2 JP2884550 B2 JP 2884550B2 JP 3132045 A JP3132045 A JP 3132045A JP 13204591 A JP13204591 A JP 13204591A JP 2884550 B2 JP2884550 B2 JP 2884550B2
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal panel
- incident
- polarizing plate
- side polarizing
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルを用いてス
クリーン等に拡大画像を表示する投影型映像表示装置、
詳しくは液晶パネルにおける発熱を抑制した投影型映像
表示装置に関する。
クリーン等に拡大画像を表示する投影型映像表示装置、
詳しくは液晶パネルにおける発熱を抑制した投影型映像
表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の投影型映像表示装置について図３
及び図４を参照しつつ説明する。この種の投影型映像表
示装置には、赤色、緑色、青色（以下、Ｒ、Ｇ、Ｂとす
る）の３つの液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを用いたもの
がある。かかる投影型映像表示装置は、光源光Ｌを発す
る光源10と、光源光ＬをＲ、Ｇ、Ｂの各成分ＬＲ、Ｌ
Ｇ、ＬＢに分解する反射系20と、Ｒ、Ｇ、Ｂの各成分Ｌ
Ｒ、ＬＧ、ＬＢのうち１成分のみが入射される３つの液
晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを透過した各成分ＬＲ、Ｌ
Ｇ、ＬＢを重畳して図外のスクリーンに拡大投影する拡
大投影用レンズ系40と、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを
冷却する冷却ファン (図示省略) とを有している。
及び図４を参照しつつ説明する。この種の投影型映像表
示装置には、赤色、緑色、青色（以下、Ｒ、Ｇ、Ｂとす
る）の３つの液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを用いたもの
がある。かかる投影型映像表示装置は、光源光Ｌを発す
る光源10と、光源光ＬをＲ、Ｇ、Ｂの各成分ＬＲ、Ｌ
Ｇ、ＬＢに分解する反射系20と、Ｒ、Ｇ、Ｂの各成分Ｌ
Ｒ、ＬＧ、ＬＢのうち１成分のみが入射される３つの液
晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを透過した各成分ＬＲ、Ｌ
Ｇ、ＬＢを重畳して図外のスクリーンに拡大投影する拡
大投影用レンズ系40と、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂを
冷却する冷却ファン (図示省略) とを有している。
【０００３】反射系20は、図３に示すように、成分Ｌ
Ｒ、ＬＧのみを透過させる第１のダイクロイックミラー
211 と、成分ＬＧのみを透過させる第２のダイクロイッ
クミラー212 と、成分ＬＢのみを透過させる第３のダイ
クロイックミラー213 と、成分ＬＲ、ＬＢのみを透過さ
せる第４のダイクロイックミラー214 と、入射されたす
べての成分を反射させる第１〜第３の全反射ミラー201
〜203 とを有している。なお、図３に示す230 は、ＵＶ
及びＩＲ領域をカットするＵＶ−ＩＲフィルターであ
る。
Ｒ、ＬＧのみを透過させる第１のダイクロイックミラー
211 と、成分ＬＧのみを透過させる第２のダイクロイッ
クミラー212 と、成分ＬＢのみを透過させる第３のダイ
クロイックミラー213 と、成分ＬＲ、ＬＢのみを透過さ
せる第４のダイクロイックミラー214 と、入射されたす
べての成分を反射させる第１〜第３の全反射ミラー201
〜203 とを有している。なお、図３に示す230 は、ＵＶ
及びＩＲ領域をカットするＵＶ−ＩＲフィルターであ
る。
【０００４】成分ＬＧに対応した画像が表示される液晶
パネル31Ｇには、第１のダイクロイックミラー211 と第
２のダイクロイックミラー212 とを通過した成分ＬＧが
入射される。また、成分ＬＲに対応した画像が表示され
る液晶パネル31Ｒには、第１のダイクロイックミラー21
1 を透過し、第２のダイクロイックミラー212 によって
選択的に反射された成分ＬＲが入射される。さらに、成
分ＬＢに対応した画像が表示される液晶パネル31Ｂに
は、第１のダイクロイックミラー211 で選択的に反射さ
れ、かつ第２の全反射ミラー202 で反射された成分ＬＢ
が入射される。
パネル31Ｇには、第１のダイクロイックミラー211 と第
２のダイクロイックミラー212 とを通過した成分ＬＧが
入射される。また、成分ＬＲに対応した画像が表示され
る液晶パネル31Ｒには、第１のダイクロイックミラー21
1 を透過し、第２のダイクロイックミラー212 によって
選択的に反射された成分ＬＲが入射される。さらに、成
分ＬＢに対応した画像が表示される液晶パネル31Ｂに
は、第１のダイクロイックミラー211 で選択的に反射さ
れ、かつ第２の全反射ミラー202 で反射された成分ＬＢ
が入射される。
【０００５】液晶パネル31Ｂを透過した成分ＬＢ及び液
晶パネル31Ｒを透過した成分ＬＲは、第３のダイクロイ
ックミラー213 に入射される。また、液晶パネル31Ｇを
透過した成分ＬＧは第３の全反射ミラー203 を介して第
４のダイクロイックミラー214 に入射される。この第４
のダイクロイックミラー214 には、前記第３のダイクロ
イックミラー213 に入射された成分ＬＲ、ＬＢも入射さ
れているので、第４のダイクロイックミラー214 におい
て各成分ＬＲ、ＬＧ、ＬＢが重畳され、拡大投影レンズ
系40を介してスクリーンに投影される。
晶パネル31Ｒを透過した成分ＬＲは、第３のダイクロイ
ックミラー213 に入射される。また、液晶パネル31Ｇを
透過した成分ＬＧは第３の全反射ミラー203 を介して第
４のダイクロイックミラー214 に入射される。この第４
のダイクロイックミラー214 には、前記第３のダイクロ
イックミラー213 に入射された成分ＬＲ、ＬＢも入射さ
れているので、第４のダイクロイックミラー214 におい
て各成分ＬＲ、ＬＧ、ＬＢが重畳され、拡大投影レンズ
系40を介してスクリーンに投影される。
【０００６】以下、液晶パネル31Ｒを例として液晶パネ
ルの周囲の構造について説明する。液晶パネル31Ｒの前
側 (光源10側)には、コンデンサーレンズ32Ｒと、入射
側偏光板33Ｒとが設けられている。一方、液晶パネル31
Ｒの後側には、射出側偏光板34Ｒが設けられている。液
晶パネル31Ｒと、入射側偏光板33Ｒと、コンデンサーレ
ンズ32Ｒとの間には冷却ファン (図示省略) からの冷却
風が流通するように所定の間隔が開けられている。これ
に対して、射出側偏光板34Ｒは、液晶パネル31Ｒに密着
して設けられている。入射側偏光板33Ｒは、射出側偏光
板34Ｒとは違って液晶パネル31Ｒに密着していないた
め、液晶パネル31Ｒ側に透明ガラスからなる補強板 (図
示省略) が添えられている。この透明ガラスからなる補
強板は、図４に示すように、入射光のＵＶ領域はカット
し、可視光はすべて透過させる。
ルの周囲の構造について説明する。液晶パネル31Ｒの前
側 (光源10側)には、コンデンサーレンズ32Ｒと、入射
側偏光板33Ｒとが設けられている。一方、液晶パネル31
Ｒの後側には、射出側偏光板34Ｒが設けられている。液
晶パネル31Ｒと、入射側偏光板33Ｒと、コンデンサーレ
ンズ32Ｒとの間には冷却ファン (図示省略) からの冷却
風が流通するように所定の間隔が開けられている。これ
に対して、射出側偏光板34Ｒは、液晶パネル31Ｒに密着
して設けられている。入射側偏光板33Ｒは、射出側偏光
板34Ｒとは違って液晶パネル31Ｒに密着していないた
め、液晶パネル31Ｒ側に透明ガラスからなる補強板 (図
示省略) が添えられている。この透明ガラスからなる補
強板は、図４に示すように、入射光のＵＶ領域はカット
し、可視光はすべて透過させる。
【０００７】光源10には、高輝度のメタルハライドラン
プが使用されるため、各液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂは
入射された光によって発熱する。液晶パネル31Ｒ、31
Ｇ、31Ｂの発熱は、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂの性能
を低下させるので、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂは冷却
されなければならない。
プが使用されるため、各液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂは
入射された光によって発熱する。液晶パネル31Ｒ、31
Ｇ、31Ｂの発熱は、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂの性能
を低下させるので、液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂは冷却
されなければならない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
投影型映像表示装置では、各液晶パネルには、反射系に
よって分解された各成分が入射するようになっている
が、反射系が完全に光源光を各成分に分解できるわけで
はない。すなわち、各液晶パネルに入射される各成分に
は、その液晶パネルでの画像の表示に不要な成分が多少
なりとも含まれていることになる。このため、各液晶パ
ネルでは、画像の表示に不要な成分に起因する発熱が生
じることになる。画像の表示に必要な成分に起因する発
熱は仕方がないが、不要な成分に起因する発熱は可能な
かぎり抑制することが望ましい。
投影型映像表示装置では、各液晶パネルには、反射系に
よって分解された各成分が入射するようになっている
が、反射系が完全に光源光を各成分に分解できるわけで
はない。すなわち、各液晶パネルに入射される各成分に
は、その液晶パネルでの画像の表示に不要な成分が多少
なりとも含まれていることになる。このため、各液晶パ
ネルでは、画像の表示に不要な成分に起因する発熱が生
じることになる。画像の表示に必要な成分に起因する発
熱は仕方がないが、不要な成分に起因する発熱は可能な
かぎり抑制することが望ましい。
【０００９】冷却風の送風量を増大させることによっ
て、冷却効果を向上させることも考えられるが、冷却フ
ァンの作動音の増加が伴うので、これは最適の方法であ
るとはいえない。
て、冷却効果を向上させることも考えられるが、冷却フ
ァンの作動音の増加が伴うので、これは最適の方法であ
るとはいえない。
【００１０】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、液晶パネルでの発熱量自体を減少させることによ
り、冷却効率を向上させた投影型映像表示装置を提供す
ることを目的としている。
で、液晶パネルでの発熱量自体を減少させることによ
り、冷却効率を向上させた投影型映像表示装置を提供す
ることを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投影型映像
表示装置は、スクリーンに投影すべき画像が表示される
液晶パネルと、この液晶パネルに光源光を投写する光源
と、前記液晶パネルを挟んだ位置に設けられる入射側及
び射出側偏光板とを有する投影型映像表示装置であっ
て、前記入射側偏光板には射出側偏光板とで挟み込んだ
液晶パネルに表示される画像に対応した成分のみを透過
させるダイクロイックミラーが密着した状態で添えられ
ている。
表示装置は、スクリーンに投影すべき画像が表示される
液晶パネルと、この液晶パネルに光源光を投写する光源
と、前記液晶パネルを挟んだ位置に設けられる入射側及
び射出側偏光板とを有する投影型映像表示装置であっ
て、前記入射側偏光板には射出側偏光板とで挟み込んだ
液晶パネルに表示される画像に対応した成分のみを透過
させるダイクロイックミラーが密着した状態で添えられ
ている。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係る投影型映像表
示装置に用いられる液晶パネルの周囲の概略的構成図、
図２は入射側偏光板33Ｒに添えられるダイクロイックミ
ラー35Ｒの特性を示すグラフである。なお、図１は液晶
パネル31Ｒの周囲の概略的構成図であるが、残りの液晶
パネル31Ｇ、31Ｂについても同様であるので、それらに
ついての部品の符号は括弧で括って示している。
示装置に用いられる液晶パネルの周囲の概略的構成図、
図２は入射側偏光板33Ｒに添えられるダイクロイックミ
ラー35Ｒの特性を示すグラフである。なお、図１は液晶
パネル31Ｒの周囲の概略的構成図であるが、残りの液晶
パネル31Ｇ、31Ｂについても同様であるので、それらに
ついての部品の符号は括弧で括って示している。
【００１３】本実施例に係る投影型映像表示装置は、ス
クリーンに投影すべき画像が表示される３枚の液晶パネ
ル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂと、この液晶パネル３１Ｒ、
３１Ｇ、３１Ｂに光源光Ｌを投写する光源１０と、前記
液晶パネル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂを挟んだ位置に設け
られる入射側偏光板３３Ｒ、３３Ｇ、３３Ｂ及び射出側
偏光板３４Ｒ、３４Ｇ、３４Ｂとを有する投影型映像表
示装置であって、前記入射側偏光板３３Ｒ、３３Ｇ、３
３Ｂには射出側偏光板３４Ｒ、３４Ｇ、３４Ｂとで挟み
込んだ液晶パネル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂに表示される
画像に対応した成分のみを透過させるダイクロイックミ
ラー３５Ｒ、３５Ｇ、３５Ｂが密着した状態で添えられ
ている。
クリーンに投影すべき画像が表示される３枚の液晶パネ
ル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂと、この液晶パネル３１Ｒ、
３１Ｇ、３１Ｂに光源光Ｌを投写する光源１０と、前記
液晶パネル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂを挟んだ位置に設け
られる入射側偏光板３３Ｒ、３３Ｇ、３３Ｂ及び射出側
偏光板３４Ｒ、３４Ｇ、３４Ｂとを有する投影型映像表
示装置であって、前記入射側偏光板３３Ｒ、３３Ｇ、３
３Ｂには射出側偏光板３４Ｒ、３４Ｇ、３４Ｂとで挟み
込んだ液晶パネル３１Ｒ、３１Ｇ、３１Ｂに表示される
画像に対応した成分のみを透過させるダイクロイックミ
ラー３５Ｒ、３５Ｇ、３５Ｂが密着した状態で添えられ
ている。
【００１４】この投影型映像表示装置は、光源10、反射
系20及び３枚の液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂ等の配置
は、従来のそれとなんら変わることがないので、詳細な
説明は省略する。
系20及び３枚の液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂ等の配置
は、従来のそれとなんら変わることがないので、詳細な
説明は省略する。
【００１５】３枚の液晶パネル31Ｒ、31Ｇ、31Ｂのう
ち、赤色に対応する画像が表示される液晶パネル31Ｒを
例として本実施例を説明する。液晶パネル31Ｒは、液晶
311Rを一対の透明ガラス基板312R、313Rでサンドイッチ
したものであって、入力される画像信号に応じた画像を
表示するようになっている。かかる液晶パネル31Ｒのス
クリーン側には、射出側偏光板34Ｒが密着添付されてい
る。
ち、赤色に対応する画像が表示される液晶パネル31Ｒを
例として本実施例を説明する。液晶パネル31Ｒは、液晶
311Rを一対の透明ガラス基板312R、313Rでサンドイッチ
したものであって、入力される画像信号に応じた画像を
表示するようになっている。かかる液晶パネル31Ｒのス
クリーン側には、射出側偏光板34Ｒが密着添付されてい
る。
【００１６】また、当該液晶パネル31Ｒの光源10側には
所定の間隔を開けてコンデンサーレンズ32Ｒが設けられ
ている。かかるコンデンサーレンズ32Ｒと液晶パネル31
Ｒとの間の隙間には、入射側偏光板33Ｒが設けられてい
る。
所定の間隔を開けてコンデンサーレンズ32Ｒが設けられ
ている。かかるコンデンサーレンズ32Ｒと液晶パネル31
Ｒとの間の隙間には、入射側偏光板33Ｒが設けられてい
る。
【００１７】この入射側偏光板３３Ｒは、前記射出側偏
光板３４Ｒとは偏光方向が直交するように設定されてい
る。さらに、当該入射側偏光板３３Ｒの裏面、すなわち
液晶パネル３１Ｒ側にはダイクロイックミラー３５Ｒが
密着した状態で添えられている。このダイクロイックミ
ラー３５Ｒは、入射された光のうち赤色に相当する成分
のみを選択的に透過させ、他の成分は透過させない性質
を有している。また、このダイクロイックミラー３５Ｒ
は、入射側偏光板３３Ｒに密着した状態で添えられてい
るため、入射側偏光板３３Ｒを補強する役割をも果たし
ている。
光板３４Ｒとは偏光方向が直交するように設定されてい
る。さらに、当該入射側偏光板３３Ｒの裏面、すなわち
液晶パネル３１Ｒ側にはダイクロイックミラー３５Ｒが
密着した状態で添えられている。このダイクロイックミ
ラー３５Ｒは、入射された光のうち赤色に相当する成分
のみを選択的に透過させ、他の成分は透過させない性質
を有している。また、このダイクロイックミラー３５Ｒ
は、入射側偏光板３３Ｒに密着した状態で添えられてい
るため、入射側偏光板３３Ｒを補強する役割をも果たし
ている。
【００１８】液晶パネル31Ｒに入射される光の成分は、
反射系20によって大部分が成分ＬＲになっているが、あ
る程度は液晶パネル31Ｒにとって不要な成分ＬＧ、ＬＢ
が含まれている。この不要な成分ＬＧ、ＬＢは、ダイク
ロイックミラー35Ｒによって除去される。従って、液晶
パネル31Ｒに入射される光は、純粋な成分ＬＲになり、
従来のものと比較すると、不要な成分ＬＧ、ＬＢだけ光
量が減少したことになる。しかし、画像の表示に必要な
光、成分ＬＲは液晶パネル31Ｒに入射されるので、スク
リーンに投影される画像の赤成分の輝度が低下すること
はなく、また色純度も向上する。
反射系20によって大部分が成分ＬＲになっているが、あ
る程度は液晶パネル31Ｒにとって不要な成分ＬＧ、ＬＢ
が含まれている。この不要な成分ＬＧ、ＬＢは、ダイク
ロイックミラー35Ｒによって除去される。従って、液晶
パネル31Ｒに入射される光は、純粋な成分ＬＲになり、
従来のものと比較すると、不要な成分ＬＧ、ＬＢだけ光
量が減少したことになる。しかし、画像の表示に必要な
光、成分ＬＲは液晶パネル31Ｒに入射されるので、スク
リーンに投影される画像の赤成分の輝度が低下すること
はなく、また色純度も向上する。
【００１９】他の液晶パネル３１Ｇ、３１Ｂにあっても
同様に構成されている。すなわち、それぞれの液晶パネ
ル３１Ｇ、３１Ｂに表示される画像に対応した光の成分
たる純粋な成分ＬＧ、ＬＢが入射されるように、それぞ
れの液晶パネル３１Ｇ、３１Ｂの入射側偏光板３３Ｇ、
３３Ｂには、必要な成分たる成分ＬＧ、ＬＢのみを選択
的に透過させるダイクロイックミラー３５Ｇ、３５Ｂが
密着した状態で添えられているのである。
同様に構成されている。すなわち、それぞれの液晶パネ
ル３１Ｇ、３１Ｂに表示される画像に対応した光の成分
たる純粋な成分ＬＧ、ＬＢが入射されるように、それぞ
れの液晶パネル３１Ｇ、３１Ｂの入射側偏光板３３Ｇ、
３３Ｂには、必要な成分たる成分ＬＧ、ＬＢのみを選択
的に透過させるダイクロイックミラー３５Ｇ、３５Ｂが
密着した状態で添えられているのである。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係る投影型映像表示装置は、ス
クリーンに投影すべき画像が表示される液晶パネルと、
この液晶パネルに光源光を投写する光源と、前記液晶パ
ネルを挟んだ位置に設けられる入射側及び射出側偏光板
とを有する投影型映像表示装置であって、前記入射側偏
光板には射出側偏光板とで挟み込んだ液晶パネルに表示
される画像に対応した成分のみを透過させるダイクロイ
ックミラーが密着した状態で添えられている。このた
め、液晶パネルに入射される光の成分は、その液晶パネ
ルに表示される画像に対応したものになるため、不要な
成分を含んでいた従来のものよりも入射される光量が減
少している。従って、画像表示にはまったく不要な成分
をダイクロイックミラーによって除去するため、液晶パ
ネルにおける発熱量を減少させることができるととも
に、画像の色純度を向上させることができる。さらに、
入射側偏光板には射出側偏光板とで挟み込んだ液晶パネ
ルに表示される画像に対応した成分のみを透過させるダ
イクロイックミラーが密着した状態で添えられているの
で、ダイクロイックミラーは入射側偏光板を補強する役
割をも果たしている。
クリーンに投影すべき画像が表示される液晶パネルと、
この液晶パネルに光源光を投写する光源と、前記液晶パ
ネルを挟んだ位置に設けられる入射側及び射出側偏光板
とを有する投影型映像表示装置であって、前記入射側偏
光板には射出側偏光板とで挟み込んだ液晶パネルに表示
される画像に対応した成分のみを透過させるダイクロイ
ックミラーが密着した状態で添えられている。このた
め、液晶パネルに入射される光の成分は、その液晶パネ
ルに表示される画像に対応したものになるため、不要な
成分を含んでいた従来のものよりも入射される光量が減
少している。従って、画像表示にはまったく不要な成分
をダイクロイックミラーによって除去するため、液晶パ
ネルにおける発熱量を減少させることができるととも
に、画像の色純度を向上させることができる。さらに、
入射側偏光板には射出側偏光板とで挟み込んだ液晶パネ
ルに表示される画像に対応した成分のみを透過させるダ
イクロイックミラーが密着した状態で添えられているの
で、ダイクロイックミラーは入射側偏光板を補強する役
割をも果たしている。
【図１】本発明の一実施例に係る投影型映像表示装置に
用いられる液晶パネルの周囲の概略的構成図である。
用いられる液晶パネルの周囲の概略的構成図である。
【図２】入射側偏光板33Ｒに添えられるダイクロイック
ミラー35Ｒの特性を示すグラフである。
ミラー35Ｒの特性を示すグラフである。
【図３】従来の投影型映像表示装置の概略的構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図４】従来の投影型映像表示装置に用いられる入射側
偏光板の補強を行う透明ガラスの特性を示すグラフであ
る。
偏光板の補強を行う透明ガラスの特性を示すグラフであ
る。
10 光源 31Ｒ、31Ｇ、31Ｂ 液晶パネル 33Ｒ、33Ｇ、33Ｂ 入射側偏光板 34Ｒ、34Ｇ、34Ｂ 射出側偏光板 35Ｒ、35Ｇ、35Ｂ ダイクロイックミラー Ｌ 光源光 ＬＲ、ＬＧ、ＬＢ (光源光に含まれる) 成分
Claims (1)
- 【請求項１】 スクリーンに投影すべき画像が表示され
る液晶パネルと、この液晶パネルに光源光を投写する光
源と、前記液晶パネルを挟んだ位置に設けられる入射側
及び射出側偏光板とを有する投影型映像表示装置におい
て、前記入射側偏光板には射出側偏光板とで挟み込んだ
液晶パネルに表示される画像に対応した成分のみを透過
させるダイクロイックミラーが密着した状態で添えられ
ていることを特徴とする投影型映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132045A JP2884550B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 投影型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132045A JP2884550B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 投影型映像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331947A JPH04331947A (ja) | 1992-11-19 |
| JP2884550B2 true JP2884550B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15072230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3132045A Expired - Lifetime JP2884550B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 投影型映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884550B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04147248A (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶ビデオ・プロジェクター |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP3132045A patent/JP2884550B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04331947A (ja) | 1992-11-19 |
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