JP2902499B2 - シート積載量検出装置及び前記シート積載量検出装置を有する画像形成装置 - Google Patents

シート積載量検出装置及び前記シート積載量検出装置を有する画像形成装置

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JP2902499B2
JP2902499B2 JP3113760A JP11376091A JP2902499B2 JP 2902499 B2 JP2902499 B2 JP 2902499B2 JP 3113760 A JP3113760 A JP 3113760A JP 11376091 A JP11376091 A JP 11376091A JP 2902499 B2 JP2902499 B2 JP 2902499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,レーザービーム
プリンタ等に装備されるシート積載量検出装置及びその
シート積載量検出装置を適用した画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機,レーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置においては、画像形成後のシート
材を排出トレイに排出すると共にその積載量を検出する
シート積載量検出装置が装備されている。以下、このシ
ート積載量検出装置の一例について説明する。
【0003】図17は排出トレイ50上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示している。画像定
着後のシート材Sは、搬送ガイド51a,51b間にガイド
されながら矢印A方向に搬送される。
【0004】シート排出部には、排出ローラ52及びこれ
に圧接する排出コロ53が設けられており、上記搬送ガイ
ド51a,51b間を搬送されてきたシート材Sは、排出ロ
ーラ52及びこれに圧接する排出コロ53によって排出トレ
イ50に排出される。上記排出ローラ52の回転軸52aに
は、一体成形されたアクチュエータ54及びアーム55が回
動可能に取り付けられている。
【0005】シート排出前には上記アクチュエータ54は
自重によって下方に下がり、ストッパ56により図中の実
線表示の位置に停止している。このときアーム55はフォ
トインタラプタ57を遮光している。
【0006】シート排出動作が開始されると、シート材
Sは排出ローラ52及び排出コロ53によって搬送され、シ
ート材Sは図17の二点鎖線で示す位置を通過するため、
アクチュエータ54及びアーム55は回転軸52aを中心に反
時計回り方向に回転して図の一点鎖線で示す位置まで回
転し、フォトインタラプタ57の遮光状態が解除される。
【0007】上記シート材Sの排出動作が終了すると、
シート材Sは排出トレイ50上に積載収容され、アクチュ
エータ54及びアーム55は自重により時計回り方向に回転
して実線で示す位置まで下がり、アーム55によってフォ
トインタラプタ57は遮光されることによって、排出トレ
イ50上に積載収容されたシート材Sが未だ所定量に達し
ていないことを認識できる。
【0008】また図18に示すように、排出トレイ50上に
積載収容されたシート材Sが所定量に達している場合に
は、アクチュエータ54及びアーム55が自重で下方に下が
るが、アーム55がフォトインタラプタ57を遮光する位置
に至る前にアクチュエータ54がシート材Sに当接するの
で、アーム55はフォトインタラプタ57を遮光しない位置
で停止してしまう。
【0009】このため、フォトインタラプタ57は透光し
続けることになり、排出トレイ50上に積載収容されたシ
ート材Sが所定量に達したことを認識することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、シート排出口にシート材の搬送状態
を検出するセンサが設けられていないため、シート材S
が排出口より上流側、例えば搬送ガイド51a,51b間で
ジャム(紙詰まり)が生じた場合に検出することができ
なかった。
【0011】またシート排出口近傍にシート材排出検知
センサを新たに設けるとすれば、部品点数が増加し、組
み立て工程が複雑化して、生産コストが高くなるおそれ
があった。
【0012】本発明の目的は、シート積載量を検出する
検出手段にシート材の排出状態の検出を兼用させて、低
コストで信頼性を向上させたシート積載量検出装置及び
前記シート積載量検出装置を用いた画像形成装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明に係るシート積載量検出装置は、シー
ト材を積載収納する積載部材と、前記積載部材に排出さ
れるシート材に当接して、移動可能なアタチュエータ
と、前記アクチュエータの移動状態により、前記積載部
材上のシート材の積載量が所定量に達していることを検
出するシート積載量検出手段と、未排出のシート材が残
存している場合に、該シート材の強制排出を行う強制排
出手段と、前記シート積載量検出手段により、前記積載
部材上のシート材の積載量が所定量に達していることが
検出されている状態で、前記強制排出手段により排出さ
れたシート材がジャムしていないかを、前記アクチュエ
ータの移動状態により検出するジャム検知手段とを有す
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るシート積載量検出装置
は、シート材を積載収納する積載部材と、前記積載部材
に排出されるシート材に当接して移動可能な、歪みゲー
ジを設けた可撓性部材よりなるアクチュエータと、前記
アクチュエータの移動状態により前記積載部材上のシー
ト材の積載量を検出するためのシート積載量検出手段と
を有し、前記シート積載量検出手段は、シート材の排出
動作の検出を兼用することを特徴とする。
【0015】また、画像形成装置にあっては、画像情報
に応じてシート材に像を形成する画像形成手段と、前記
シート積載量検出装置とを有することを特徴とする。
【0016】
【作用】前記構成によれば、シート積載量検出手段を用
いて積載部材上に排出されるシート材に当接して移動す
るアクチュエータの移動状態を検出することで、前記積
載部材上のシート材の積載量を検出すると共に、排出口
より上流側におけるジャムの発生等のシート材の排出動
作の検出を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を適用したシー
ト積載量検出装置の一実施例について説明する。本実施
例ではシート積載量検出装置を画像形成装置としてレー
ザービームプリンタに適用した場合について説明する。
【0018】(第1実施例) 図1はシート積載量検出装置の構成を示す断面図、図2
はシート積載量検出手段の斜視説明図、図3及び図4は
シート積載量及びジャム検出動作を示す説明図、図5は
レーザービームプリンタの概略構成を示す断面図であ
る。
【0019】先ず図5を参照してレーザービームプリン
タの概略構成について説明する。図5において、1は画
像情報に応じてレーザー光を照射及び走査するスキャナ
ユニットであり、2は感光ドラム3,帯電器4,現像器
5,クリーナー6等の画像形成手段を内蔵したプロセス
カートリッジである。
【0020】上記スキャナユニット1から照射されたレ
ーザー光は、反射ミラー7を介してプロセスカートリッ
ジ2内の予め帯電器4により帯電されている感光ドラム
3上に照射されて静電潜像を形成し、次いで現像器5に
よりトナー像を形成して顕画像化される。
【0021】一方、カセット8から給送ローラ9により
一枚ずつ分離給送されたシート材Sは、上ガイド板10a
及び下ガイド板10bによりガイドされてレジストローラ
11に搬送されて斜行を補正した後、上記レジストローラ
11によって前記感光ドラム3上に形成されたトナー像の
先端と同期して転写部に間欠的に搬送される。
【0022】12は前記感光ドラム3上に形成されたトナ
ー像をシート材Sに転写するための転写帯電器であり、
この転写帯電器12により画像を転写されたシート材Sは
搬送ローラ13により定着器14に搬送される。そして上記
定着器14により転写画像が定着されたシート材Sは、搬
送ガイド15a,15bにガイドされながら搬送され、排出
ローラ16及びこれに圧接する排出コロ17によって、装置
外に設けられた積載部材である排出トレイ18に排出され
るものである。
【0023】次に上記レーザービームプリンタに適用さ
れたシート積載量検出装置について図1及び図2を参照
して説明する。
【0024】図1において前述した画像形成手段により
画像形成後のシート材Sは、前記定着器14により転写画
像が定着させられ、搬送ガイド15a,15b間に送りこま
れる。上記定着器14と搬送ガイド15a,15bとの間に
は、シート材Sの先端及び後端を検出するシート材検出
センサ19が設けられている。このシート材検出センサ19
からは、コントローラ20に対してシート材Sの先端検出
信号P及び後端検出信号P′を夫々送信し、コントロー
ラ20は上記検出信号P,P′を受信するとシート材Sが
定着器14を通過したことを認識する。
【0025】次に上記搬送ガイド15a,15b間に搬送さ
れたシート材Sは、図示しない搬送手段により下流側に
搬送され、シート排出口近傍に設けられた排出ローラ16
及び排出コロ17によって排出トレイ18上に移出される。
【0026】上記排出ローラ16の回転軸16aには、排出
されるシート材Sに当接して回動可能なアクチュエータ
21が取り付けられている。またこのアクチュエータ21に
は、スリット22aを形成したアーム22が一体的に成形さ
れており、上記アクチュエータ21が回動するとアーム22
も同時に回動するように構成されている。また上記アー
ム22にはストッパ22bが形成されており、このストッパ
22bが後述のフォトインタラプタ23に当接することによ
りアクチュエータ21及びアーム22の時計回り方向の回転
を規制している。
【0027】上記アーム22の回動先端部通過位置には、
上記アクチュエータ21の移動状態を検出するための検出
手段であるフォトインタラプタ23が設けられている。こ
のフォトインタラプタ23の上側面にアーム22のストッパ
22bが当接した状態では、アーム22はフォトインタラプ
タ23を遮光するように構成されており、また上記アーム
22及びフォトインタラプタ23は、図2に示すように、シ
ート材Sの排出動作の妨げとならないように、シート材
Sの排出領域の境界線Bより外側に配置されている。上
記フォトインタラプタ23の遮光,通光状態は、検出信号
Q,Q′としてコントローラ20に送信される。
【0028】次に図3及び図4を参照してシート積載量
検出動作及びジャム検出動作について説明する。
【0029】図3は排出トレイ18上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示す。画像定着後の
シート材Sは搬送ガイド15a,15b間を矢印A方向に搬
送される。シート材Sが排出される前には、アクチュエ
ータ21は自重により回転軸16aを中心に時計回り方向に
回転して、アーム22に設けられたストッパ22bがフォト
インタラプタ23に当接する位置(図の実線で示す位置)
で下方に下がった状態で停止している。このときアクチ
ュエータ21の先端部は、排出トレイ18に積載されている
シート材Sに接触することはなく、またアーム22はフォ
トインタラプタ23を遮光している。
【0030】シート材Sが排出ローラ16及び排出コロ17
によって排出トレイ18に排出され始めると、シート材S
は図3の二点鎖線で示す位置を通過するため、アクチュ
エータ21及びアーム22はシート材Sの進行にしたがって
回転軸16aを中心に反時計回り方向に図の一点鎖線で示
す位置まで回転する。このときフォトインタラプタ23の
アーム22による遮光状態は解除されるが、前述したよう
に、アーム22にはスリット22aが形成されているため、
アーム22の回転にしたがって、フォトインタラプタ23は
アーム22による最初の遮光状態のあと、一度スリット22
aにおいて通光状態になり、再度アーム22により遮光状
態になった後、再度通光状態となる。この動作はフォト
インタラプタ23より検出信号Q→Q′→Q→Q′の順に
コントローラ20に送信される。
【0031】上記コントローラ20は、シート材検出セン
サ19より先にシート材Sの先端検出信号Pを受信してい
るので、検出信号Pを受信した後、所定時間経過してか
ら前記フォトインタラプタ23から最初の検出信号Q→
Q′を受信することによって、定着器14を通過後のシー
ト材Sが搬送途中でジャムを生ずることなく排出口に到
達したことを認識する。
【0032】一方、定着器14を通過後のシート材Sにジ
ャムが生じた場合には、上記コントローラ20は、先端検
出信号Pを受信してから所定時間が経過しても前記フォ
トインタラプタ23からの検出信号Q→Q′を受信するこ
とができないので、シート材Sにジャムが生じたものと
判断する。
【0033】シート材Sが排出ローラ16及び排出コロ17
を経て排出トレイ18に排出されると、アクチュエータ21
及びアーム22は自重により回転軸16aを中心に時計回り
方向に回転して、図3の実線で示す位置に再び戻る。こ
のときフォトインタラプタ23は最初の通光状態のあと、
アーム22より遮光状態となり、再度スリット22aにおい
て通光状態になり、再度アーム22により遮光状態にとな
る。この動作はフォトインタラプタ23より検出信号Q′
→Q→Q′→Qの順でコントローラ20に送信され、これ
を受信したコントローラ20はシート材Sが排出トレイ18
に排出されこと、及び排出トレイ18上のシート積載量が
未だ所定量に達していないことを認識する。
【0034】次に図4は排出トレイ18上に積載収容され
たシート材Sが所定量に達した(満載になった)状態を
示す。前述したようにアクチュエータ21及びアーム22は
自重により回転軸16aを中心に時計回り方向に回転する
が、図4の実線で示すように、アクチュエータ21の先端
が排出トレイ18上に積載されたシート材Sに当接して停
止する。このときアーム22は、スリット22bを介してフ
ォトインタラプタ23を通光する位置で停止している。
【0035】シート材Sが排出ローラ16及び排出コロ17
によって排出トレイ18に排出され始めると、アクチュエ
ータ21及びアーム22はシート材Sの進行にしたがって回
転軸16aを中心に反時計回り方向に図の一点鎖線で示す
位置まで回転する。このときフォトインタラプタ23は、
スリット22bによる通光状態から、アーム22による遮光
状態になり、更にアーム22がフォトインタラプタ23より
外れて通光状態となる。この動作はフォトインタラプタ
23より検出信号Q′→Q→Q′の順にコントローラ20に
送信され、これを受信したコントローラ20は、シート材
Sが満載状態に達したと判断して、画像形成動作の終了
命令を図示しない制御部に発してシート材Sの排出動作
を終了する。連続給紙をしていた場合には、コントロー
ラ20が画像形成動作終了を発した時点で、装置内に所定
枚数の未排出のシート材Sが残存しているので、コント
ローラ20は強制排出モードに移行してこれらのシート材
Sを強制排出を行う強制排出手段を有する
【0036】強制排出されたシート材Sの先端が排出ロ
ーラ16及び排出コロ17を経て排出トレイ18に排出され始
めると、前述したようにアクチュエータ21及びアーム22
はシート材Sの進行にしたがって回転軸16aを中心に反
時計回り方向に図の一点鎖線で示す位置まで回転し、フ
ォトインタラプタ23より検出信号Q′→Q→Q′の順に
コントローラ20に送信される。先に画像形成動作の終了
命令を発していたコントローラ20は、検出信号Q′→Q
を受信することにより、強制排出中のシート材Sの先端
が排出口に達したことを認識する。また検出信号Qをコ
ントローラ20が受信しなかった場合には、強制排出中の
シート材Sがジャムを生じたものと判断してジャム検出
手段として機能する。
【0037】シート材Sが排出トレイ18上に排出される
と、アクチュエータ21及びアーム22は自重により回転軸
16aを中心に時計回り方向に回転して、再び図4の実線
で示す位置に戻る。このときフォトインタラプタ23は通
光状態から、アーム22による遮光状態になり、更にアー
ム22のスリット22bによる通光状態となる。この動作は
フォトインタラプタ23より検出信号Q′→Q→Q′の順
にコントローラ20に送信され、これを受信したコントロ
ーラ20は、シート材Sが完全に排出トレイ18に排出され
たことを認識する。
【0038】上記構成によれば、シート排出口近傍に設
けた排出トレイ上のシート積載量検出手段を用いて、画
像定着後装置外に排出されるまでにシート材に生ずるジ
ャム検出を兼用して行うことにより、部品点数を増加す
ることなく低コストで装置の信頼性を向上させることが
できる。
【0039】(第2実施例) 次に前記シート積載量検出装置の第2実施例について図
6乃至図8を参照して説明する。
【0040】本実施例は、図6に示すように、アクチュ
エータ21を排出ローラ16の回転軸16aの中央部に回動自
在に軸支し、このアクチュエータ21には、その軸支部よ
り上方に延出させたアーム22が一体的に成形されてお
り、このアーム22にはストッパー22,スリット22
形成されている。また上記アーム22の回動先端通過部に
はフォトインタラプタ23が配設されている。上記アクチ
ュエータ21及びアーム22は自重により時計回り方向に回
転しようとするが、ストッパー22がフォトインタラプ
タ23の側面に当接することにより時計回り方向の回転を
規制している。また上記スリット22は排出トレイ18上
に積載されるシート材Sが満載状態になった時に、アク
チュエータ21と共に反時計回り方向に回転してフォトイ
ンタラプタ23を通光させる位置に設けられている。
【0041】図7は排出トレイ18上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示し、図8は排出ト
レイ18上に積載収容されたシート材Sが所定量に達した
(満載になった)状態を示す。上記アクチュエータ21及
びアーム22の動作及びフォトインタラプタ23における検
出動作は前記第1実施例と同様であるので説明を省略す
る。
【0042】前記第1実施例に示す構成では、アーム22
及びフォトインタラプタ23は、シート材Sの排出領域の
境界線Bより外側に配置されており、シート材Sが片側
基準で搬送される画像形成装置にしか使用することがで
きない。これに対し、本実施例では、アーム22及びフォ
トインタラプタ23は、シート材Sの排出領域の上方に設
けられているので、シート材が片側基準のみならず、中
央基準で搬送される画像形成装置にも適用することがで
き、汎用性を向上させることができる。
【0043】(第3実施例) 次に前記シート積載量検出装置の第3実施例について図
9乃至図11を参照して説明する。
【0044】本実施例は、前記第2実施例とほぼ同様の
構成であるが、図9に示すように、排出ローラ16が排出
トレイ18の基端上部に設けられており、この排出ローラ
16の上側より排出コロ17が圧接するように構成されてい
る点が異なっている。
【0045】上記排出ローラ16の回転軸16aの中央部に
は、アクチュエータ21が回動自在に軸支されている。こ
のアクチュエータ21には、その軸支部より下方に延出さ
せたアーム22が一体的に成形されており、このアーム22
にはストッパー22,スリット22が形成されている。
また上記アーム22の回動先端通過部にはフォトインタラ
プタ23が配設されている。上記アクチュエータ21及びア
ーム22は自重により反時計回り方向に回転しようとする
が、ストッパー22がフォトインタラプタ23の側面に当
接することにより反時計回り方向の回転を規制してい
る。上記ストッパー22がフォトインタラプタ23に当接
した状態では、アーム22はフォトインタラプタ23を遮光
している。
【0046】図10は排出トレイ18上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示す。シート材Sが
排出ローラ16及び排出コロ17によって排出トレイ18に排
出され始めると、シート材Sは図3の一点鎖線で示す位
置を通過するため、アクチュエータ21及びアーム22はシ
ート材Sの進行にしたがって回転軸16aを中心に時計回
り方向に図の二点鎖線で示す位置まで回転する。このと
きアーム22の回転に応じてフォトインタラプタ23は遮光
→通光→遮光を経た後、通光状態となるように構成され
ている。
【0047】またシート材Sが排出ローラ16及び排出コ
ロ17を経て排出トレイ18に排出されると、アクチュエー
タ21及びアーム22は自重により回転軸16aを中心に反時
計回り方向に回転して、ストッパ22がフォトインタラ
プタ23に当接することによって、再び図8の実線で示す
位置に戻る。このときアーム22の回転に応じてフォトイ
ンタラプタ23は通光→遮光→通光を経た後、遮光状態と
なるように構成されている。
【0048】次に図11は排出トレイ18上に積載収容され
たシート材Sが所定量に達した(満載になった)状態を
示す。前述したようにアクチュエータ21及びアーム22は
自重により回転軸16aを中心に反時計回り方向に回転す
るが、図11の実線で示すように、アーム22の先端が排出
トレイ18上に積載されたシート材Sの左端に当接して停
止する。このときアーム22は、スリット22がフォトイ
ンタラプタ23を通光する位置で停止するように構成され
ている。
【0049】尚、上記アクチュエータ21及びアーム22の
動作及びフォトインタラプタ23における検出動作は前記
第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0050】上記構成によっても、前記第2実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0051】(第4実施例) 次に前記シート積載量検出装置の第4実施例について図
12乃至図14を参照して説明する。
【0052】本実施例は、図13及び図14に示すように、
画像形成後のシート材Sを直線的に排出する画像形成装
置にシート積載量検出装置を適用した場合を示すもので
あり、床投影面積を減少させるために排出トレイ18は立
姿勢で装置側面に取り付けられている。
【0053】従って、本実施例においては、前記第1実
施例で定着器14と搬送ガイド15a,15b間に設けられて
いたシート材検出センサ19は省略されており、フォトイ
ンタラプタ23による検出信号によって、シート排出口よ
り上流側のジャムを検出するように構成したものであ
る。
【0054】本実施例は、図12に示すように、アクチュ
エータ21を排出ローラ16の回転軸16aの中央部に回動自
在に軸支し、このアクチュエータ21には、その軸支部よ
り上方に延出させたアーム22が一体的に成形されてお
り、このアーム22にはストッパ22,スリット22が形
成されている。また上記アーム22の回動先端通過部には
フォトインタラプタ23が配設されている。
【0055】図13は排出トレイ18上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示し、図14は排出ト
レイ18上に積載収容されたシート材Sが所定量に達した
(満載になった)状態を示す。
【0056】図13に示すように、アクチュエータ21及び
アーム22は自重により反時計回り方向に回転しようとす
るが、ストッパ22がフォトインタラプタ23の側面に当
接することにより反時計回り方向の回転を規制してい
る。上記ストッパ22がフォトインタラプタ23に当接し
た状態では、アーム22はフォトインタラプタ23を遮光し
た状態にある。
【0057】また図14に示すように、上記排出トレイ18
上に積載されるシート材Sが満載状態になった時に、ア
ーム22はアクチュエータ21と共に時計回り方向に回転し
てスリット22を介してフォトインタラプタ23を通光さ
せる。
【0058】尚、上記アクチュエータ21及びアーム22の
動作及びフォトインタラプタ23における検出動作は前記
第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0059】上記構成によっても、前記第2実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0060】(第5実施例) 次に前記シート積載量検出装置の第5実施例について図
15及び図16を参照して説明する。
【0061】前記第1実施例乃至第4実施例では、シー
ト排出口近傍にシート積載量検出手段としてフォトイン
タラプタ23を用い、そのアクチュエータ21として回動部
材を用いたが、本実施例ではこれらの代わりに装置本体
側に取り付けられた可撓性部材としてのポリエチレンフ
ィルム24、及びそのポリエチレンフィルム24上にその撓
み量を検出する歪みゲージ25を取り付けたものである。
【0062】上記ポリエチレンフィルム24は、図15に示
すように、一点鎖線で示すシート材Sが排出されるたび
に、図の二点鎖線で示すように先端部が上方に反り返る
ように撓められる。このポリエチレンフィルム24の撓み
量を歪みゲージ25により検出して検出信号Rをコントロ
ーラ20に送信するように構成されている。
【0063】図15は排出トレイ18上に収容されたシート
材Sが所定量に達していない状態を示す。
【0064】シート材Sの排出前は、ポリエチレンフィ
ルム24は図の実線で示すように直線的に伸びた状態にあ
り、撓み量は零であり歪みゲージ25はその旨を検出信号
R0としてコンローラ20に送信する。
【0065】次にシート材Sの排出中動作が開始される
と、ポリエチレンフィルム24は、前述したように図の二
点鎖線で示すように先端部が上方に反り返るように撓め
られ、歪みゲージ25はその撓み量を検出して検出信号R
をコントローラ20に送信する。上記コントローラ20は、
検出信号R0 を受信することによって、排出トレイ18上
に積載されたシート材Sが所定量に達していないことを
認識し、次に検出信号Rを受信することで、シート材S
が排出中であることを認識する。そして上記コントロー
ラ20は、再度検出信号R0 を受信することによって、シ
ート材Sの排出が終了したこと、及び排出トレイ18上に
積載されたシート材Sが所定量に達していないことを認
識する。
【0066】図16は排出トレイ18上に積載収容されたシ
ート材Sが所定量に達した(満載になった)状態を示
す。
【0067】排出トレイ18上に積載収容されたシート材
Sが所定量に達した場合には、シート材Sが排出されて
いなくても、ポリエチレンフィルム24は図の実線で示す
ように撓んだ状態にあり、歪みゲージ25はその撓み量を
検出して検出信号R′をコントローラ20に送信する。コ
ントローラ20は、検出信号R′を受信すると排出トレイ
18上に積載されたシート材Sが所定量に達したことを認
識する。
【0068】上記構成によっても、前記第2実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0069】尚、前記各実施例では、シート積載量検出
装置をレーザービームプリンタに適用した場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、他の装置
例えば複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に適用す
ることも可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明は前述したように、シート積載量
検出手段により、積載部材上のシート材の積載量が所定
量に達していることが検出されている状態で、アクチュ
エータの移動状態を検出し、強制排出されるシート材の
ジャムを検出する構成であるので、連続給紙の場合等に
積載部材上にシート材が満載された後も、排出口より上
流側におけるシート材搬送路のジャムを検出できる。
【0071】また、積載部材上に排出されるシート材に
当接して移動する、歪みゲージを設 けた可撓性部材より
なるアクチュエータの移動状態を検出することで、前記
積載部材上のシート材の積載量を検出すると共に、排出
口より上流側におけるジャムの発生等のシート材の排出
動作の検出を行うことができる。
【0072】従って、部品点数を増加することなく低コ
ストで装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るシート積載量検出装置の構成
を示す断面図である。
【図2】第1実施例に係るシート積載量検出手段の斜視
説明図である。
【図3】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量に
達していない場合のシート積載量及びジャム検出動作を
示す説明図である。
【図4】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量に
達した場合のシート積載量及びジャム検出動作を示す説
明図である。
【図5】レーザービームプリンタの概略構成を示す断面
図である。
【図6】第2実施例に係るシート積載量検出手段の斜視
説明図である。
【図7】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量に
達していない場合の前記検出手段による検出動作を示す
説明図である。
【図8】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量に
達した場合の前記検出手段による検出動作を示す説明図
である。
【図9】第3実施例に係るシート積載量検出手段の斜視
説明図である。
【図10】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量
に達していない場合の前記検出手段による検出動作を示
す説明図である。
【図11】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量
に達した場合の前記検出手段による検出動作を示す説明
図である。
【図12】第4実施例に係るシート積載量検出手段の斜
視説明図である。
【図13】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量
に達していない場合の前記検出手段による検出動作を示
す説明図である。
【図14】排出トレイ上に収容されたシート材が所定量
に達した場合の前記検出手段による検出動作を示す説明
図である。
【図15】第5実施例に係る排出トレイ上に収容された
シート材が所定量に達していない場合の検出手段による
検出動作を示す説明図である。
【図16】前記第5実施例に係る排出トレイ上に収容さ
れたシート材が所定量に達した場合の検出手段による検
出動作を示す説明図である。
【図17】従来の排出トレイ上に収容されたシート材が
所定量に達していない場合のシート積載量検出動作を示
す説明図である。
【図18】従来の排出トレイ上に収容されたシート材が
所定量に達した場合のシート積載量検出動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1はスキャナユニット、2 はプロセスカートリッジ、3
は感光ドラム、4 は帯電器、5 は現像器、6はクリーナ
ー、7は反射ミラー、8はカセット、9は給送ローラ、
10a,10bはガイド板、11はレジストローラ、12は転写
帯電器、13は搬送ローラ、14は定着器、15a,15bは搬
送ガイド、16は排出ローラ,16aは回転軸、17は排出コ
ロ、18は排出トレイ、19はシート材検出センサ、20はコ
ントローラ、21はアクチュエータ、22はアーム、22aは
スリット、22bはストッパ、23はフォトインタラプタ、
24はポリエチレンフィルム、25は歪みゲージである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を積載収納する積載部材と、 前記積載部材に排出されるシート材に当接して、移動可
    能なアタチュエータと、 前記アクチュエータの移動状態により、前記積載部材上
    のシート材の積載量が所定量に達していることを検出す
    るシート積載量検出手段と、 未排出のシート材が残存している場合に、該シート材の
    強制排出を行う強制排出手段と、 前記シート積載量検出手段により、前記積載部材上のシ
    ート材の積載量が所定量に達していることが検出されて
    いる状態で、前記強制排出手段により排出されたシート
    材がジャムしていないかを、前記アクチュエータの移動
    状態により検出するジャム検知手段とを有することを
    徴とするシート積載量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータの検出部に、前記積
    載部材上のシート材の積載量が所定量に達した状態を検
    出するためのスリットを設けたことを特徴とする請求項
    1記載のシート積載量検出装置。
  3. 【請求項3】 シート材を積載収納する積載部材と、 前記積載部材に排出されるシート材に当接して移動可能
    な、歪みゲージを設けた可撓性部材よりなるアクチュエ
    ータと、 前記アクチュエータの移動状態により前記積載部材上の
    シート材の積載量を検出するためのシート積載量検出手
    段とを有し、 前記シート積載量検出手段は、シート材の排出動作の検
    出を兼用することを特徴とするシート積載量検出装置。
  4. 【請求項4】 画像情報に応じてシート材に像を形成す
    るための画像形成手段と、 前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート積
    載量検出装置と、 を有する画像形成装置。
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