JP2898936B2 - エレベーターの着床レベル調整装置 - Google Patents

エレベーターの着床レベル調整装置

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JP2898936B2
JP2898936B2 JP9012526A JP1252697A JP2898936B2 JP 2898936 B2 JP2898936 B2 JP 2898936B2 JP 9012526 A JP9012526 A JP 9012526A JP 1252697 A JP1252697 A JP 1252697A JP 2898936 B2 JP2898936 B2 JP 2898936B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/36Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels
    • B66B1/40Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels and for correct levelling at landings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor
    • B66B1/308Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor with AC powered elevator drive

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  • Elevator Control (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誘導電動機により駆
動されるエレベーターの速度制御装置に係るもので、詳
しくは、ケージが停止するとき又は、ケージが停止した
ときに乗客の乗降により負荷が変動する場合、誘導電動
機の磁束をベクトル制御し、正確且つ迅速に着床レベル
が一致されるようにしたエレベーターの着床レベル調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来エレベーターの速度制御装置におい
ては、図4に示したように、3相交流電圧(AC)を所
望の周波数及びパルス幅を有する交流電圧に変換させる
電力部30と、該電力部30から出力された交流電圧が
入力され動作する誘導電動機101と、該誘導電動機1
01の回転速度を検出する回転速度検出部102と、該
回転速度検出部102から出力された検出速度(Wr
と速度指令(Wr * )とを比較する速度制御部103
と、該速度制御部103から出力された速度制御信号
(Ws )と上記検出速度(Wr )とを加算する加算器1
04と、上記誘導電動機101に入力される電流を検出
する電流検出部107と、該電流検出部107から検出
された電流と上記加算器104から出力された周波数
(Wf )とが入力され電圧指令(Vr * )を出力する電
圧指令発生部105と、該電圧指令発生部105から出
力された電圧指令(Vr * )が入力されスイッチングパ
ルス信号(Sp )を上記電力部30に出力するスイッチ
ングパルス発生部106と、から構成されていた。
【0003】且つ、前記電力部30は3相交流電圧を揺
動電圧(Fluctuation Voltage )に変換させるコンバー
タ31と、該コンバータ31から出力された揺動電圧を
直流電圧に平滑させる平滑コンデンサ32と、該平滑コ
ンデンサ32から出力された直流電圧を交流電圧に変換
させるインバータ33と、から構成されていた。そし
て、ケージ20と平衡器(Counter Weight)23とがロ
ープ(Rope)22で連結され、前記誘導電動機101の
軸に連結された滑車(Sheave)21に懸架されていた。
【0004】このように構成された従来エレベーターの
速度制御装置の動作は次のようであった。即ち、誘導電
動機の速度制御には1次電圧制御、スリップ周波数制御
等の方法があるが、一般には、低周波数領域でも自己飽
和を防止しながら高トルクを発生することができるスリ
ップ周波数制御が使用され、該スリップ周波数の制御方
法について説明すると次のようであった。
【0005】先ず、誘導電動機から発生する磁束(ψ)
は次の式により示される。
【0006】
【数1】
【0007】ここで、Kは比例定数、Eは電圧、fは周
波数である。上記式で、速度制御のため周波数を制御す
るときは、誘導電動機101の自己飽和を防止するため
電圧も同時に制御しなければならない。即ち、電圧/周
波数(E/f)を一定に維持するため周波数と電圧とを
同時に変化させるが、このような特性を利用して速度を
制御することがスリップ周波数制御である。
【0008】上記スリップ周波数制御の例として、図4
に示したような従来のエレベーター速度制御装置の動作
を説明すると次のようであった。先ず、速度制御部10
3は速度指令(Wr * )及び回転速度検出部102から
出力された検出速度(Wr )が入力され、速度制御信号
(Ws )を出力する。該速度制御信号(Ws )は加算器
104にて回転速度検出部102から出力された検出速
度(Wr )と加算される。
【0009】次いで、電圧指令発生部105は電流検出
部107から出力された電流と上記加算器104から出
力された値とが入力されるが、該加算器104から出力
された値が1次周波数(Wf )になるため、電圧/周波
数(E/f)が一定である特性を利用して周波数
(Wf )に比例する電圧指令(Vr * )を出力する。該
電圧指令(Vr * )はスイッチングパルス発生部106
によりスイッチングパルス信号(Sp )に変換されて出
力される。
【0010】そして、電力部30内のインバータ33に
は上記スイッチングパルス発生部106から出力された
スイッチングパルス信号(Sp )が入力され、コンバー
タ31及び平滑コンデンサ32を通って出力された直流
電圧を、誘導電動機101を制御するための周波数及び
パルス幅を有する交流電圧に変換し、誘導電動機101
に印加して該誘導電動機101を動作させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来誘導電動機により駆動されるエレベーター
の速度制御装置にスリップ周波数制御を使用すると、ケ
ージが停止するとき、又はケージが停止したときに乗客
の乗降により発生する負荷の変動がトルクの歪乱を生じ
させ、スリップ周波数の変換に対応するトルクが発生す
るまで応答が遅延されるという不都合な点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、誘導電
動機により駆動されるエレベーターにおいて、ケージが
停止するとき、又はケージが停止したときに乗客の乗降
により負荷が変動する場合、磁束をベクトル制御してエ
レベーターの着床レベルを迅速且つ、正確に調整し得る
エレベーターの着床レベル調製装置を提供しようとする
ものである。
【0013】このような目的を達成するため、本発明に
係るエレベーターの着床レベル調整装置においては、後
述する図1に示すように、ケージ20と乗降場間のレベ
ル差を検出するレベル検出手段12と、該レベル検出手
段12からレベル差が検出されると微少速度指令(Wn
* )を発生する微少速度指令発生手段2と、ケージ20
の重さを検出して負荷量(L)として出力する負荷検出
手段13と、誘導電動機1の実際の速度(Wr )を検出
する回転速度検出手段11と、該回転速度検出手段11
から出力された実際の速度(Wr )を、(イ)該レベル
検出手段12からレベル差が検出されるときには微少速
度指令(Wn * )にて、又(ロ)該レベル差が検出され
ないときには速度指令(Wr * ) にて補償した値が入力
されて磁束指令(λ* )を出力する速度制御手段3と、
該負荷検出手段13から負荷量(L)の変動が検出さ
れ、かつ該速度指令(Wr * ) が発生したとき、上記負
荷量(L)を磁束指令(λ* )にて補償し、トルク成分
電流指令(Iq * )を出力する加算手段17と、誘導電
動機1に入力される電流を検出する電流検出手段10
と、該電流検出手段10から出力された電流を相互に直
交するトルク成分電流(Iq )と磁束成分電流(Id
とに変換させる変換手段6と、該変換手段6から出力さ
れた磁束成分電流(Id )を磁束(λ)に変換させる磁
束変換手段7と、該レベル検出手段12からレベル差が
検出され、それによって該微少速度指令(Wn * )が発
生したとき、該磁束変換手段7から出力された磁束
(λ)を上記磁束指令(λ* )にて補償した値が入力さ
れ、磁束成分電流指令(Id * )を発生して磁束を制御
する磁束制御手段4と、上記変換手段6から出力された
磁束成分電流(Id )及びトルク成分電流(Iq )と、
上記磁束成分電流指令(Id * )及びトルク成分電流指
令(Iq * )とが夫々入力され、電流を制御する電流制
御手段5と、から構成され、(イ)上記微少速度指令
(Wn * )が上記速度制御手段3に入力されるときは上
記トルク成分電流指令(Iq * )が一定値に維持された
状態で上記磁束指令(λ* )に応じて上記ケージのレベ
ルを調整し、又(ロ)上記速度指令(Wr * )が上記速
度制御手段3に入力されるときは上記磁束指令(λ*
が定格磁束に決められた状態で上記トルク成分電流指令
(Iq * )に応じて上記ケージのレベルを調整するよう
にされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明のエレベーターの着
床レベル調整装置においては、図1に示したように、3
相交流電圧を所望の周波数及びパルス幅を有する交流電
圧に変換させる電力部30と、該電力部30から出力さ
れた交流電圧が入力されて動作する誘導電動機1と、ケ
ージ20と乗降場間のレベル差を検出するレベル検出部
12と、該レベル検出部12から出力されたレベル検出
信号(Wd )により微少速度指令(W n * )を出力する
微少速度指令部2と、該微少速度指令部2から出力され
た微少速度指令(Wn * )又は速度指令(Wr * )を選
択出力する第1切替スイッチ14と、該第1切替スイッ
チ14から出力された微少速度指令(Wn * )又は速度
指令(Wr * )と誘導電動機1の実際の速度(Wr )と
を加算する第1加算器16と、該第1加算器16から出
力された値により磁束指令(λ* )を出力する速度制御
部3と、ケージ20の重さを検出する負荷検出部13
と、該負荷検出部13から出力された負荷量(L)と上
記速度制御部3から出力された磁束指令(λ * )とを加
算する第2加算器17と、上記速度制御部3から出力さ
れた磁束指令(λ* )を第2加算器17又は第3加算器
18に選択出力する第2切替スイッチ15と、上記誘導
電動機1に印加される電流を検出する電流検出部10
と、該電流検出部10から検出された3相電流を2相電
流に変換させる3相−2相変換部6と、該3相−2相変
換部6から出力された磁束成分電流(Id )を磁束
(λ)に変換させる磁束変換部7と、該磁束変換部7か
ら出力された磁束(λ)と上記第2切替スイッチ15か
ら出力された磁束指令(λ* )とを加算する第3加算器
18と、該第3加算器18から出力された値により磁束
成分電流指令(Id * )を出力する磁束制御部4と、該
磁束制御部4から出力された磁束成分電流指令
(Id * )及び上記第2切替スイッチ15から出力され
たトルク成分電流指令(I q * )と、上記3相−2相変
換部6から出力されたトルク成分電流(Iq )及び磁束
成分電流(Id )とが入力され2相電流を出力する電流
制御部5と、該電流制御部5から出力された2相電流を
3相電流に変換させる2相−3相変換部8と、該2相−
3相変換部8から出力された3相電流が入力されスイッ
チングパルス信号(Sp )を上記電力部30に出力する
スイッチングパルス発生部9と、から構成されている。
【0015】上記電力部30の構成は従来エレベーター
の速度制御装置と同様であるため、説明を省略する。そ
して、ケージ20と平衡器23とがロープ22で連結さ
れ、誘導電動機1の軸に連結された滑車21に懸架され
ている。本発明に使用されるエレベーターの速度制御方
法においては、図2に示したように、先ず、誘導電動機
1の1次側電流(I1)を回転磁界上で磁束方向と磁束
に直交する方向とに分離すると、与磁成分電流(Im
と2次側電流の起磁力をなくすために流れるトルク成分
電流(Iq )とになり、これは次の式のようなベクトル
和で示すことができる。
【0016】
【数2】
【0017】このような方法で、1次側電流(I1)を
直交するベクトルである磁束成分とトルク成分とに分離
すると、これらを互いに独立的に制御するベクトル制御
が可能になる。従って、速度が "0" に近接するほど、
微少速度指令(Wn * )と検出速度(Wr )との誤差が
小さくなるようにレベル差を補償すると、速度制御部3
の出力はトルク指令(Iq * )になり、このときの磁束
(λ)とトルク(Te )は次の式により示すことができ
る。
【0018】
【数3】
【0019】ここで、Kt はトルク定数である。従っ
て、トルク(Te )は磁束(λ)とトルク成分電流(I
q )との乗算値として示すことができるため、トルク成
分電流指令(Iq * )は一定にして磁束(λ)を制御す
ると、着床レベルの差を "0" にする速度制御が可能に
なる。上記のようなエレベーターの速度制御方法を利用
して本発明のエレベーターの着床レベル調整装置の動作
を説明すると次のようである。
【0020】即ち、図3に示したように、ケージ20が
乗降場に到着したとき、ケージ20と乗降場の底面とが
一致しないためレベル差が発生すると、レベル検出部1
2はレベル差を検出して出力する。次いで、微少速度指
令発生部2は上記レベル検出部12から出力されたレベ
ル検出信号(Wd )が入力され、レベル差に比例する微
少速度制御指令(Wn * )を出力する。この時、第1切
替スイッチ14は微少速度指令部2に連結される。
【0021】従って、第1加算器16は上記微少速度指
令部2から出力された微少速度制御指令(Wn * )と上
記回転速度検出部11から出力された検出速度(Wr
とを加算する。次いで、速度制御部3は上記第1加算器
16から出力された値が入力され磁束指令(λ* )を出
力する。該磁束指令(λ* )は第2切替スイッチ15に
より第3加算器18に入力され、第2切替スイッチ15
は第3加算器18に連結される。すなわち上記レベル検
出部12からレベル差が検出され微少速度指令
(Wn *)が発生されると、該第2切替スイッチ15は
第3加算器18に連結される。
【0022】一方、電流検出部10は電力部30から出
力された3相電流を検出して3相−2相変換部6に出力
し、該3相−2相変換部6は入力された3相電流を2相
電流に変換させて出力する。次いで、磁束変換部7は上
記3相−2相変換部6から出力された2相電流中、磁束
成分電流(Id )を磁束(λ)に変換して出力するが、
該磁束(λ)は第3加算器18により上記第2切替スイ
ッチ15から出力された磁束指令(λ* )と加算されて
磁束制御部4に印加される。
【0023】従って、磁束制御部4は上記第3加算器1
8から出力された値、即ち磁束(λ)と磁束指令
(λ* )との誤差を磁束成分電流指令(Id * )に変換
して電流制御部5に印加し、該電流制御部5には上記磁
束制御部4から出力された磁束成分電流指令(Id *
及び上記第2切替スイッチ15から出力されたトルク成
分電流指令(Iq * )と、上記3相−2相変換部6から
出力されたトルク成分電流(Iq )及び磁束成分電流
(Id )とが夫々入力され、2相電流に変換されて出力
される。ここで、トルク成分電流指令(Iq * )は一定
した値に維持される。
【0024】次いで、2相−3相変換部8は上記電流制
御部5から出力された2相電流が入力されて3相電流に
変換され、スイッチングパルス発生部9は上記2相−3
相変換部8から出力された3相電流が入力され、スイッ
チングパルス信号(Sp )に変換されて上記電力部30
に印加される。従って、該電力部30には、上記スイッ
チングパルス発生部9から出力されたスイッチングパル
ス信号(Sp )が入力され、ケージ20が乗降場のレベ
ルに一致するよう、誘導電動機1に入力される電流を制
御する。
【0025】一方、図3に示したように、ケージ20が
乗降場に到着して停止しているときはレベル差が発生し
ないため、第1切替スイッチ14は速度指令(Wr *
側に連結される。従って、第1加算器16は上記速度指
令(Wr * )と上記回転速度検出部11から出力された
検出速度(Wr )とを加算する。次いで、速度制御部3
は上記第1加算器16から出力された値が入力され磁束
指令(λ* )を出力する。
【0026】そして、第2加算器17は第2切替スイッ
チ15により上記磁束指令(λ* )と上記負荷検出部1
3から出力された負荷量(L)とが入力されて加算さ
れ、トルク成分電流指令(Iq * )を出力する。この
時、第2切替スイッチ15は第2加算器17に連結され
る。すなわち上記負荷検出部13から負荷量の変動が検
出され速度指令(Wr * )が発生されると、該第2切替
スイッチ15は第2加算器17に連結される。
【0027】次いで、電流検出部10は電力部30から
出力された3相電流を検出して3相−2相変換部6に出
力し、該3相−2相変換部6は入力された3相電流を2
相電流に変換させて出力する。次いで、磁束変換部7は
上記3相−2相変換部6から出力された2相電流中、磁
束成分電流(Id )を磁束(λ)に変換させて出力する
が、該磁束(λ)は第3加算器18により磁束指令(λ
* )と加算されて磁束制御部4に印加される。この時、
磁束指令(λ* )は定格磁束に決められる。
【0028】従って、磁束制御部4は上記第3加算器1
8から出力された値、即ち、磁束(λ)と磁束指令(λ
* )との誤差を磁束成分電流指令(Id * )に変換させ
て電流制御部5に印加し、該電流制御部5には上記磁束
制御部4から出力された磁束成分電流指令(Id * )及
び上記第2切替スイッチ15から出力されたトルク成分
電流指令(Iq * )と、前記3相−2相変換部6から出
力されたトルク成分電流(Iq )及び磁束成分電流(I
d )とが夫々入力され、該電流制御部5において2相電
流に変換されて出力される。
【0029】次いで、2相−3相変換部8には、上記電
流制御部5から出力された2相電流が入力されて3相電
流に変換され、スイッチングパルス発生部9には上記2
相−3相変換部8から出力された3相電流が入力され、
スイッチングパルス信号(S p )に変換されて上記電力
部30に印加される。従って、電力部30には、上記ス
イッチングパルス発生部9から出力されたスイッチング
パルス信号(Sp )が入力され、ケージ20が乗降場の
レベルと一致するよう、誘導電動機1に入力される電流
を制御する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエレ
ベーターの着床レベル調整装置においては、誘導電動機
の速度制御にベクトル制御方式を導入し、ケージが乗降
場に到着するとき、ケージと乗降場の底面間のレベル差
で微少速度指令を発生させ、速度制御を行うことができ
る。
【0031】且つ、ケージが乗降場に停止していると
き、乗客の乗降時に発生する負荷の変動を検出し、トル
ク成分電流制御を通して迅速に負荷変動トルクを補償
し、このとき、誘導電動機の磁束を制御するため、迅速
且つ正確にレベルが調整できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターの着床レベル調整装
置を示したブロック構成図である。
【図2】本発明に係る誘導電動機の1次側電流を回転磁
界上で磁束方向と磁束に直交する方向とに分離したグラ
フである。
【図3】本発明に係るエレベーターの着床レベル調整装
置の動作順序を示したフローチャートである。
【図4】従来のエレベーターの速度制御装置を示したブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1…誘導電動機 2…微少速度指令発生部 3…速度制御部 4…磁束制御部 5…電流制御部 6…3相−2相変換部 7…磁束変換部 8…2相−3相変換部 9…スイッチングパルス発生部 10…電流検出部 11…回転速度検出部 12…レベル検出部 13…負荷検出部 14,15…切替スイッチ 16,17,18…加算器 20…ケージ 21…滑車 22…ロープ 23…平衡器 30…電力部 31…コンバータ 32…平滑コンデンサ 33…インバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの着床レベル調整装置であ
    って、 ケージ(20)と乗降場間のレベル差を検出するレベル
    検出手段(12)と、該レベル検出手段(12)からレ
    ベル差が検出されると微少速度指令(Wn *)を発生す
    る微少速度指令発生手段(2)と、 ケージ(20)の重さを検出して負荷量(L)として出
    力する負荷検出手段(13)と、 誘導電動機(1)の実際の速度(Wr )を検出する回転
    速度検出手段(11)と、 該回転速度検出手段(11)から出力された実際の速度
    (Wr )を、(イ)該レベル検出手段(12)からレベ
    ル差が検出されるときには微少速度指令(Wn *
    て、又(ロ)該レベル差が検出されないときには速度指
    令(Wr * ) にて補償した値が入力されて磁束指令(λ
    * )を出力する速度制御手段(3)と、該負荷検出手段(13)から負荷量(L)の変動が検出
    され、かつ該速度指令(W r * ) が発生したとき、 上記
    負荷量(L)を磁束指令(λ* )にて補償し、トルク成
    分電流指令(Iq * )を出力する加算手段(17)と、 誘導電動機(1)に入力される電流を検出する電流検出
    手段(10)と、 該電流検出手段(10)から出力された電流を相互に直
    交するトルク成分電流(Iq )と磁束成分電流(Id
    とに変換させる変換手段(6)と、 該変換手段(6)から出力された磁束成分電流(Id
    を磁束(λ)に変換させる磁束変換手段(7)と、該レベル検出手段(12)からレベル差が検出され、そ
    れによって該微少速度指令(W n * )が発生したとき、
    該磁束変換手段(7)から出力された磁束(λ)を上記
    磁束指令(λ* )にて補償した値が入力され、磁束成分
    電流指令(Id * )を発生して磁束を制御する磁束制御
    手段(4)と、 上記変換手段(6)から出力された磁束成分電流
    (Id )及びトルク成分電流(Iq )と、上記磁束成分
    電流指令(Id * )及びトルク成分電流指令(Iq *
    とが夫々入力され、電流を制御する電流制御手段(5)
    と、から構成され (イ)上記微少速度指令(W n * )が上記速度制御手段
    (3)に入力されると きは上記トルク成分電流指令(I
    q * )が一定値に維持された状態で上記磁束指令
    (λ * )に応じて上記ケージのレベルを調整し、又
    (ロ)上記速度指令(W r * ) が上記速度制御手段
    (3)に入力されるときは上記磁束指令(λ * )が定格
    磁束に決められた状態で上記トルク成分電流指令(I q
    * )に応じて上記ケージのレベルを調整する ことを特徴
    とするエレベーターの着床レベル調整装置。
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