JP3420146B2 - エレベータシステムのレベリング制御装置 - Google Patents

エレベータシステムのレベリング制御装置

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JP3420146B2
JP3420146B2 JP35496199A JP35496199A JP3420146B2 JP 3420146 B2 JP3420146 B2 JP 3420146B2 JP 35496199 A JP35496199 A JP 35496199A JP 35496199 A JP35496199 A JP 35496199A JP 3420146 B2 JP3420146 B2 JP 3420146B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
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    • B66B1/36Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels
    • B66B1/40Means for stopping the cars, cages, or skips at predetermined levels and for correct levelling at landings

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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの電動
機の出力軸にかかる負荷を推定して、これを電動機のト
ルク指令電流に補償する技術に関するもので、詳しく
は、エレベータかごが停止予定階に停止した後、乗客の
出入りに伴い、停止階の床とかごの床との間に生ずる所
定レベル差を補償するためのレベル補償運転に際して適
用し得るエレベータシステムのレベリング(leveling)
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータシステムにおいて、
乗り心地を向上させる方法として、エレベータかご(以
下、かごと称す)の負荷を検出する負荷検出器を備え
て、該かごの移動時に検出される負荷に相当するトルク
を補償するトルク補償方法を利用している。
【0003】このようにすると、かごのドアーを閉じて
移動する以前に、負荷の検出に充分な時間が確保される
ため、前記かごの負荷を正確に検出することが可能とな
り、よって、電動機から前記検出された負荷量に適合し
たトルク補償指令を発生させるような制御が可能になっ
て、比較的に優秀な乗り心地を得ることができる。しか
し、かごが停止予定階に停止して、ドアーが開放され、
乗客の出入りが終了すると、かご内の負荷の変動により
かごの床レベルと停止予定階の床レベルがお互いに一致
せず、差が生じるが、このような状態をかごの上方に取
り付けられた位置検出装置から検出してレベル補償運転
を行う。
【0004】ところが、このようにレベル補償運転を遂
行する間にも、乗客が継続して出入りするため、負荷検
出器により検出されたかごの負荷量に誤差が生じて、か
ごの負荷量に従ってそれを補償するエレベータの速度制
御特性が悪くなる。以下、このような従来のエレベータ
のレベリング制御装置に対し、図面を用いて説明すると
次のようである。
【0005】一般に、交流電動機を採用したエレベータ
システムにおいて、かごを移動させるために交流電動機
に供給する制御電流を2個のベクトル、即ち、トルク電
流成分と励磁電流成分とに分離して、前記交流電動機の
トルクを制御すると、直流電動機の制御特性とほぼ同様
な特性を得ることができるため、このようなベクトル制
御方式がエレベータの交流電動機制御の際に適用されて
きた。
【0006】このようなベクトル制御方式を採用した従
来のエレベータシステムにおいては、図6に示したよう
に、交流電源ACと、該交流電源ACからの交流電流を
直流電流に変換するコンバータ101と、該コンバータ
101に接続されて、該コンバータ101の出力に包含
されたリップル成分を平滑するためのコンデンサ102
と、該コンデンサ102の両端に接続されて前記コンデ
ンサ102からの直流電圧を交流電圧に変換するインバ
ータ103と、該インバータ103の出力に接続され
て、インバータ103からの交流電流により時計方向又
は反時計方向に駆動される交流電動機106と、該交流
電動機106の出力軸に接続されて、時計方向又は反時
計方向に回転するシーブ(sheave)108と、該シーブ
108に巻回されたロープの一端に接続されて、内部に
乗客又は貨物を積載し、昇降路内を昇降するかご109
と、前記ロープの他端に、前記かご109との重量の均
衡を取るために接続された均衡錘110と、を備えて構
成されていた。
【0007】このような構成された従来のエレベータシ
ステムに、速度及びレベリング制御のための制御手段と
して、前記インバータ103から交流電動機106に供
給される電流供給路に接続されて、該交流電動機106
に流れる電流を検出する電流検出器104と、前記交流
電動機106の出力軸に接続されて、該交流電動機10
6の回転速度を検出し、それに相応するパルス信号を出
力するパルス信号発生器107と、前記かご109の下
方に設けられて、該かご109の負荷を検出して出力す
る負荷検出器111と、を更に包含して構成されてい
た。
【0008】そして、前記かご109の上方に設けられ
る位置検出器112は、図7に示したように、通常、一
対の位置検出器PA、PBから構成され、それぞれの位
置検出器PA、PBは、光電スイッチ(photo coupler)
(図示されず)又はマグネチックスイッチを備えてい
る。一方、昇降路の壁面上の各階床面から所定高さに
は、遮蔽板(shielding palte)SPが設けられ、該遮蔽
板SPが前記位置検出器PA、PBの光伝送又は磁束を
遮断することにより、前記かご109の位置を検出す
る。
【0009】また、レベル差検出装置113は、前記位
置検出器PA、PBからの出力信号に基づいて、前記か
ご109の床レベルと停止予定階の床レベルとが一致す
る状態(図7(a) の状態)、又は、前記かご109の床
レベルが停止予定階の床レベルよりも高い状態(図7
(b) の状態)、若しくは、前記かご109の床レベルが
停止予定階の床レベルよりも低い状態(図7(c) の状
態)を検出してそれぞれの状態に相応する出力信号を出
力する。
【0010】又、レベル補正運転指令発生器114は、
前記レベル差検出装置113の出力に接続されて、該レ
ベル差検出装置113の出力より、図7(b) の状態又は
図7(c) の状態のようなレベル差を感知した場合、それ
に相応して上昇又は下降のレベル補正運転指令信号LC
Dを、図8(d) のように出力する。更に、速度指令発生
器115は、レベル補正運転指令発生器114の出力に
接続されて、該レベル補正運転指令発生器114から上
昇又は下降のレベル補正運転指令信号LCDがある場
合、それに基づいて、図8(e) に示したようなレベル調
整速度パターン信号LCVを出力する。
【0011】また、速度制御器116は、速度指令発生
器115の出力及びパルス信号発生器107の出力に接
続されて、速度指令発生器115からのレベル調整速度
パターン信号LCVの速度指令値と、パルス信号発生器
107からのパルス信号に従う交流電動機106の速度
との差を算出し、該減算値に相応する交流電動機106
のトルク成分電流指令信号(iτ* )を出力する。
【0012】又、負荷電流変換器117は、前記負荷検
出器111の出力に接続されて、該負荷検出器111か
らの検出負荷(即ち、トルク補償すべきかご109と均
衡錘110間の重量差に従う負荷)を電流値に表す負荷
補償トルク信号i t ub1 を出力する。更に、電流制御器
118は、前記速度制御器116、前記電流検出器10
4及び前記負荷電流変換器117の出力にそれぞれ接続
されて、前記速度制御器116からのトルク成分電流指
令信号(iτ* )に相応するトルク成分電流指令値と前
記電流検出器104から交流電動機106に流れる電流
値との差異値に、前記負荷電流変換器117からの負荷
補償トルク信号i t ub1 に従う検出負荷量に相当する電
流値を加算して、最終的に補償すべきトルク量に相応す
る電流指令信号(it * )を出力する。
【0013】また、パルス幅変調器119は、前記電流
制御器118の出力に接続されて、該電流制御器118
からの電流指令信号(it * )に相応するパルス幅変調
信号を発生させ、該パルス幅変調信号をインバータ10
3に供給して、該インバータ103をスイッチング制御
する。このように構成された従来のエレベータレベリン
グ制御装置のレベリング動作に対し、図6〜図9を用い
て説明すると次のようである。
【0014】先ず、入力交流電源ACが交流/ 直流変換
器101を経て直流電圧に変換された後、コンデンサ1
02を経てリップル成分が除去されると、ほぼ完全な直
流電圧になってインバータ103に印加される。その
後、前記インバータ103を構成する電力半導体素子
は、それぞれスイッチング信号発生器119から出力さ
れるスイッチング制御信号により所定パターンにスイッ
チングされて、入力された直流電圧を交流電圧に変換
し、該変換された交流電圧が交流電動機106に印加し
て該交流電動機106を駆動させる。
【0015】次いで、前記交流電動機106は、シーブ
108を回転させ、これに連動してかご109と均衡錘
110とがお互いに反対方向に直線運動を開始するた
め、結局、前記インバータ103に供給されるスイッチ
ング信号によって前記かご109が停止予定階に向けて
移動を開始する。このように前記かご109の運行が開
始された後、図7(a) に示したように、前記かご109
の床レベルが停止予定階の床レベルと一致して停止され
た場合は、レベル補正運転を行わないが、前記かご10
9が、図7(b) に示したように、前記かご109の床レ
ベルが停止予定階の床レベルよりも高い位置に停止され
た場合は、位置検出装置112の位置検出器PAはオン
される反面、位置検出器PBはオフされ、このとき、か
ご109のドアーは開放されている状態である。
【0016】また、前記かご109が、図7(c) に示し
たように、前記かご109の床レベルが停止予定階の床
レベルよりも低い位置に停止された場合は、位置検出器
PAはオフされる反面、位置検出器PBはオンされる。
このように、前記かご109の床レベルが停止予定階の
床レベルよりも高いか低い位置に停止された場合は、前
記位置検出器PA、PBのオン又はオフ状態信号に基づ
き、レベル差検出装置113は、上方又は下方へのレベ
ル差の発生を検出し、これを知らせる信号をレベル補正
運転指令発生器114に出力する。
【0017】よって、図8(d) に示したように、ts時点
でレベル補正運転指令発生器114から上方又は下方へ
のレベル補正運転指令LCDが出力される。従って、レ
ベル補正運転指令LCDを受けた速度指令発生器115
は、レベル補正速度指令LCVを出力するが、前記レベ
ル補正速度指令LCV信号は、図8(e) に示したよう
に、指数関数的に増加する。時間ts 以後にかご109
は、一定な速度Vs に運転されて、図7(a) に示したよ
うに、前記かご109の床レベルが停止予定階の床レベ
ルと一致するとき、位置検出器PA、PBは両方ともオ
フされる。この場合、図8のtf 時点で前記レベル補正
運転指令LCDは消滅し、前記レベル補正速度指令LC
Vは、指数関数的に減少して“0”になる。
【0018】図9は、従来のエレベータのレベリング制
御装置の実際動作を説明するため、主要部を示したブロ
ック図であり、図9を用いて従来のエレベータのレベリ
ング制御動作を説明すると次のようである。先ず、減算
器401は、速度指令Wm *と実際速度Wm とを入力し
てその差を出力し、速度制御器116は、前記差を入力
して該差を補償するためのトルク指令電流iτ* を出力
する。このように、レベル補正運転を行う間、負荷電流
変換器117は、負荷検出器111により検出された負
荷を補償するための負荷補償トルク電流i t ub1 を加算
器402に出力し、該加算器402から負荷補償トルク
電流i t ub1 と前記トルク指令電流iτ* とを加算して
最終のトルク指令電流it * を出力すると、該最終のト
ルク指令電流it * により電流制御器及び電力変換装置
403を通じて交流電動機106が制御される。ここ
で、前記電流制御器及び電力変換装置403は、電流制
御器118、パルス幅変調器119及びインバータ10
3を包含する。
【0019】理想的な場合、前記交流電動機106は、
電流制御器及び電力変換装置403により前記最終のト
ルク電流it * (it * =iτ* +i t ub1 )に相応す
るトルク指令Tm を発生することができ、該トルク指令
m は、かご109と均衡錘110間の重量差、即ち、
不平衡トルクTL と一致すべきである。しかし、停止予
定階での乗客の出入りに伴い、負荷検出器111により
検出された負荷には誤差が生じ、よって、負荷の誤差に
該当するトルクTm −TL により、慣性を持つ機械系
(即ち、かご109、均衡錘110、シーブ108及び
ロープなどのエレベータシステムに包含される可動機械
システム)は、加速されるようになる。
【0020】このような機械系を一つのシステムと見な
して、該鋼体の質量をJとし、速度をWm とし、加速度
をdWm /dt=Wm ×s(ここで、sは微分演算子)
とすると、前記機械系は、Wm ×sの加速度に加速さ
れ、このような加速度に移動する機械系が有するトルク
は、J×Wm ×sになる。従って、実際のエレベータ速
度Wm は、1/(J×s)の乗算器により得ることができ
る。一方、前記不平衡トルクTL と負荷補償トルク電流
t ub1 とが一致しない場合、即ち、実際に、交流電動
機106の回転軸にかかる負荷トルクと、負荷検出器1
11により検出された検出負荷間に差がある場合、その
分速度変化が発生し、速度制御器116は、前記速度変
化を低減するためのトルク電流iτ * を出力する。
【0021】このとき、前記速度制御器116の利得
(gain)が充分に大きい場合は、速度変化に対して速応
性があるが、通常のエレベータシステムにおいては、乗
り心地を考慮して前記速度制御器116の利得を充分に
大きくすることができない。従って、前記不平衡トルク
L と負荷補償トルク電流i t ub1 との差が大きい場合
には、レベル補償運転の際に多様な問題を招来する。
【0022】その一例として、図7(b) に示したよう
に、乗客の下車に伴い、かご109が基準位置から上方
に所定レベル以上離れるようになって、下降方向へのレ
ベル補正運転を行う間、昇降場に待機していた乗客が再
び入ると、前記かご109は、再び床レベルより下方側
に所定レベルだけ離れるようになって、上昇方向へのレ
ベル補正運転を行い、その結果、レベル補正運転時間が
長引く。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】然るに、従来のエレベ
ータシステムのレベリング制御においては、レベル補正
運転中に乗客の出入りに伴い負荷量が急変する場合、前
記不平衡トルクTL と負荷補償トルクとの差に相応する
速度変化が生じるため、レベル差が一層大きくなって、
レベル補正運転時間が増加し、出入りの際、乗客が倒れ
る恐れがあるという不都合な点があった。
【0024】また、負荷検出装置の構造に伴う応答遅
延、負荷状態の誤検出及びノイズ、又、負荷検出装置の
故障により不平衡トルクと負荷補償トルクとの差が大き
くなって、前記した問題を招来する不都合な点があっ
た。そこで、本発明の目的は、レベリング補正運転を行
う間、トルク成分電流指令値と、交流電動機の速度検出
値とを利用して、交流電動機の回転軸に作用する負荷ト
ルクを推定し、該負荷トルクと負荷補償トルクとの差を
前記トルク成分電流指令値に補償して、かごのレベル補
正運転の際の速度制御特性を改善し得るエレベータシス
テムのレベリング制御装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るエレベータシステムのレベリング
制御装置においては、交流電動機の回転角を検出する速
度検出装置と、前記交流電動機の電流をトルク電流成分
と励磁電流成分とに分離して交流電動機の回転速度を制
御するエレベータにおいて、トルク電流成分及び前記交
流電動機の速度より負荷トルクを推定する負荷トルク推
定装置と、該負荷トルク推定装置から推定された負荷ト
ルクと負荷検出装置から検出された負荷量に該当する負
荷補償トルクとの差を演算し、該トルク差を、レベル補
正指令に基づいて、トルク電流成分に加算するためのス
イッチ及び加算器を備えて構成するようになっている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るエレベ
ータシステムのレベリング制御装置を示したブロック図
で、図1を用いて本発明を説明すると次のである。先
ず、本発明に係るエレベータシステムにおいては、図1
に示したように、交流電源ACと、該交流電源ACから
の交流電流を直流電流に変換するコンバータ601と、
該コンバータ601からの直流電流を平滑するためのコ
ンデンサ602と、該コンデンサ602からの直流電流
を可変周波数、可変電圧の交流電流に変換するためのイ
ンバータ603と、該インバータ603から供給される
3相交流電流により時計方向又は反時計方向に駆動され
る交流電動機606と、該交流電動機606により時計
方向又は反時計方向に回転するシーブ(sheave)608
と、該シーブ608に巻回されたロープの一端に接続さ
れて、昇降路内の垂直方向への移動自在で、乗客又は貨
物を内部に積載し、停止予定階まで移送するためのかご
609と、前記ロープの他端に、前記かご609との重
量の均衡を取るために接続された均衡錘610と、を備
えて構成されている。
【0027】このように構成されたエレベータシステム
に採用した本発明に係るエレベータシステムのレベリン
グ制御装置においては、図1に示したように、前記イン
バータ603から供給される3相交流電流の供給路上に
接続されて、該交流電流の電流値を検出するための電流
検出器604と、前記交流電動機606の回転速度を検
出し、それに相応するパルス信号を出力するパルス信号
発生器607と、前記かご609上に設けられて、前記
かご609内の床レベルが停止予定階の床レベルと一致
するかを検出するための位置検出器612と、前記かご
609の下方に設けられて、該かご609の負荷を検出
するための負荷検出器611と、該負荷検出器611か
らの負荷検出信号に従う検出負荷を、それに相応する電
流信号に変換して出力する負荷電流変換器617と、前
記位置検出器612からの出力信号に基づいて、前記
ご609の床レベルと停止予定階の床レベルとの間に
が生じたこと、及びレベル差補正運転の方向を検出する
ためのレベル差検出器613と、前記レベル差検出器6
13から前記かご609の床レベルと停止予定階の床レ
ベルとの間に差が生じたこと、及びレベル差補正運転の
方向を認知させる信号を受信すると、レベル補正運転指
令信号を出力するレベル補正運転指令発生器614と、
該レベル補正運転指令発生器614からレベル補正運転
指令信号がある場合、該パルス信号発生器607が測定
した速度に応じて前記交流電動機606の出力側に印加
される負荷量を推定して、該負荷量を電流信号として出
力する負荷トルク推定器618と、前記交流電動機60
6の速度指令信号を発生させるための速度指令発生器6
15と、前記速度指令発生器615からの速度指令信号
と、前記パルス信号発生器607からの実際速度間の差
を補償するために、該差異値に相応した速度指令値を前
記交流電動機606のトルク電流指令信号として出力す
るための速度制御器616と、該速度制御器616から
の前記トルク成分電流指令信号に相応するトルク成分電
流指令値に、前記負荷トルク推定器618からの推定負
荷電流信号に相応する電流値と、前記負荷電流変換器6
17からの検出負荷に相応する電流値を加算して、その
結果値をトルク成分電流補償指令信号として出力するた
めの電流制御器619と、該電流制御器からのトルク成
分電流補償信号に基づいて、前記インバータに印加すべ
きスイッチング信号を発生するパルス幅変調器620
と、を備えて構成されている。
【0028】このように構成された本発明に係るエレベ
ータシステムのレベリング制御装置の動作に対し説明す
ると、次のようである。先ず、入力交流電源ACが交流
/直流変換器601を経て直流電圧に変換された後、コ
ンデンサ602を経てリップル成分が除去されると、ほ
ぼ完全な直流電圧になってインバータ603に印加され
る。
【0029】その後、前記インバータ603を構成する
電力半導体素子は、パルス幅変調器620からのスイッ
チング制御信号によりそれぞれ所定パターンにスイッチ
ングされて、入力された直流電圧を交流電圧に変換し、
該変換された交流電圧が交流電動機606に印加して該
交流電動機606を駆動させる。次いで、前記交流電動
機606は、シーブ608を回転させ、これに連動して
かご609と均衡錘610とがお互いに反対方向に直線
運動を開始するため、結局、前記インバータ603に供
給されるスイッチング信号によって前記かご609が停
止予定階に向けて移動を開始する。
【0030】一方、前記かご609が運行されるとき、
該かご609の上方に取り付けられた位置検出装置61
2は、前記かご609の床レベルが、図7(a) 、(b) 、
(c)のように、停止予定階の床レベルと一致するか、高
いか、低いかの状態に従い、それぞれの検出信号を出力
する。従って、前記レベル差検出装置613は、前記位
置検出装置612から入力する位置検出信号に基づいて
かごの床レベルが停止予定階の床レベルに一致しない状
態及びレベル補正運転の方向を検出してレベル補正運転
指令発生器614に出力すると、該レベル補正運転指令
発生器614は、レベル補正運転指令LCDを出力す
る。
【0031】以上説明したような作用は、従来の作用と
類似であるが、負荷トルク推定装置が追加された本発明
に係るエレベータシステムのレベリング制御装置に対
し、図2及び図3に基づいて説明すると次のようであ
る。先ず、エレベータシステムの可動機械系、即ち、シ
ーブ、ロープ、かご、均衡錘などを、図2のような1個
のシステムモデルにして、トルク方程式を求めると、次
式(1) のようである。
【0032】
【数1】
【0033】
【数2】
【0034】
【数3】
【0035】
【数4】
【0036】上記式(5) の分子に微分演算子が包含され
ないように、上記式(5) を整理すると、次式(6) のよう
になる。
【0037】
【数5】
【0038】上記式(6) 中、Tm は、トルク電流(it
* )に比例し、比例常数は、トルク常数(k1 )であ
る。図2は、上記式(4) 及び(6) を利用した本発明に係
るレベリング制御装置の主要部を示したブロック図で、
図示したように、交流電動機606の速度ωm と速度指
令ωm * との差を入力してトルク電流iτ* を出力する
速度制御器616と、該速度制御器616出力端に接続
された加算器704からの最終のトルク成分電流指令i
t * と、交流電動機606の速度ωm から負荷トルクを
推定して推定トルク電流i t ub1 を出力する負荷トルク
推定装置618と、前記推定トルク電流i t ub1 と負荷
電流変換器617の出力の負荷補償トルク電流i t ub1
との差(Δi t ub1 )を演算する減算器702と、レベ
ル補正運転指令信号により短絡されて、減算器702か
ら出力される差成分(Δi t ub1 )を前記加算器704
に伝達するスイッチ703と、前記速度制御器616か
ら出力されるトルク電流iτ* と、前記スイッチ703
から供給される差成分Δi t ub1 と、負荷補償トルク電
流i t ub1 と、を加算して電流制御器及び電力変換装置
705側にトルク電流it * を出力する加算器704
と、を包含して構成されている。
【0039】このように構成された速度制御ブロックの
動作を説明すると次のようである。先ず、速度制御器6
16は、速度指令ωm * と実際速度ωm との差を減算器
701から入力して電流指令iτ* を出力し、負荷トル
ク推定装置618は、前記速度制御器616の出力端の
加算器704の出力のトルク電流it * と、前記交流電
動機606の速度ωm と、から負荷トルクを推定して推
定トルク電流i t ub 1 を出力する。
【0040】そして、減算器702から前記負荷トルク
推定装置618の出力の推定トルク電流i t ub1 と、負
荷電流変換器617の出力の負荷補償トルク電流i
t ub1 との差(Δi t ub1 )を演算してスイッチ703
の一側端に供給すると、レベル補正運転指令発生器61
4から出力されるレベル補正運転指令信号LCDにより
前記スイッチ703を経て前記加算器704に供給され
て、前記速度制御器616から出力される電流指令iτ
* と加算されるため、該電流指令iτ* をレベル補正運
転時の負荷変化に対応して速応的に補償することができ
る。この場合、前記トルク電流の差(Δi t ub1 )は、
図2に示したように、利得(kd )を調整して可変する
ことができる。
【0041】一方、図4は、本発明に係るエレベータシ
ステムのレベリング制御装置の他の実施形態示したブロ
ック図で、図2とは異なって、負荷トルク推定装置61
8から推定された推定トルク電流i t ub1 と、負荷電流
変換器617からの負荷補償トルク電流i t ub1 との差
を演算せず、推定トルク電流i t ub1 をそのままスイッ
チ902の一側端に供給するようになっている。
【0042】このように処理すると、レベル補正運転の
際に、不平衡トルクTL と負荷補償トルクとの差による
速度変化に伴い、レベル差が大きくなる現象及びレベル
補正時間が長引くという問題点を解消することができ
る。また、図5(a) は、前記負荷検出装置617から検
出された負荷を補償するための負荷補償トルクと、交流
電動機606の軸にかかった実際負荷トルクとの差が大
きい場合、本発明適用前の速度変化と、負荷トルク推定
装置618から演算された補償トルクと、を示したグラ
フで、(b )は、本発明に係るレベル補正運転時の速度
変化と、速度指令値と、を示したグラフである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエレ
ベータシステムのレベリング制御装置においては、レベ
リング補正運転を行うとき、トルク電流成分と交流電動
機の速度に基づいて、該交流電動機の軸に作用する負荷
トルクを推定し、該負荷トルクと負荷検出装置の出力信
号による負荷補償トルクとの差をトルク電流成分に補償
して、レベル補正運転の際に、不平衡トルクと負荷補償
トルクとの差による速度変化に伴い、レベル差が大きく
なる現象及びレベル補正時間が長引くという問題点を解
消することが可能となって、エレベータのレベル補正運
転の際の速度制御特性を改善し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータシステムのレベリング
制御装置の実施形態を示したブロック図である。
【図2】図1の主要部の詳細ブロック図である。
【図3】本発明に係るエレベータ機械系のシステムモデ
リング図である。
【図4】本発明に係るエレベータシステムのレベリング
制御装置の他の実施形態の主要部を示した詳細ブロック
図である。
【図5】本発明に係るエレベータシステムにおける補償
トルクの特性と速度制御特性を示したグラフである。
【図6】従来のエレベータシステムのレベリング制御装
置を示したブロック図である。
【図7】レベル補正条件を示した位置検出器の動作説明
図である。
【図8】レベル補正運転時の信号波形図である。
【図9】従来のエレベータシステムのレベリング制御装
置の実際動作説明図である。
【図10】従来のエレベータシステムのレベル補正運転
時の速度制御特性を示したグラフである。
【符号の説明】
601…コンバータ 602…コンデンサ 603…インバータ 604…電流検出器 606…交流電動機 607…パルス信号発生器 608…シーブ 609…かご 610…均衡錘 611…負荷検出器 612…位置検出器 613…レベル差検出器 614…レベル補正運転指令発生器 615…速度指令発生器 618…負荷トルク推定装置 619…電流制御器 620…パルス幅変調器 701、702、706、901…減算器 703…スイッチ 704、903…加算器 705、905…電流制御器及び電力変換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−243780(JP,A) 特開 平3−259876(JP,A) 特開 昭61−282278(JP,A) 特公 平2−55353(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 1/52

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、該交流電源ACからの交流
    電流を直流電流に変換するコンバータと、該コンバータ
    からの直流電流を平滑するためのコンデンサと、該コン
    デンサからの直流電流を可変周波数、可変電圧の交流電
    流に変換するためのインバータと、該インバータから供
    給される3相交流電流により時計方向又は反時計方向に
    駆動される交流電動機と、該交流電動機により時計方向
    又は反時計方向に回転するシーブと、該シーブに巻回さ
    れたロープの一端に接続されて、昇降路内の垂直方向へ
    の移動自在で、乗客又は貨物を内部に積載し、停止予定
    階まで移送するためのかごと、前記ロープの他端に、前
    記かごとの重量の均衡を取るために接続された均衡錘
    と、を備えたエレベータシステムにおいて、 前記インバータから供給される3相交流電流の供給路上
    に接続されて、該交流電流の電流値を検出するための電
    流検出器と、 前記交流電動機の回転速度を検出するためのパルス信号
    発生器と、 前記かご上に設けられて、前記かごの床レベルが停止予
    定階の床レベルと一致するかを検出するための位置検出
    器と、 前記かご上に設けられて、前記かごの負荷を検出するた
    めの負荷検出器と、 該負荷検出器からの負荷検出信号に従う検出負荷を、そ
    れに相応する電流信号に変換して出力する負荷電流変換
    器と、 前記位置検出器からの出力信号に基づいて、前記かごの
    床レベルと停止予定階の床レベルとの間に差が生じた
    、及びレベル差補正運転の方向を検出するためのレベ
    ル差検出手段と、 前記レベル差検出手段から、前記かごの床レベルと前記
    停止予定階の床レベルとの間に差が生じたこと、及びレ
    ベル差補正運転の方向を認知させる信号を受信すると、
    レベル補正運転指令信号を出力するレベル補正運転指令
    発生手段と、 該レベル補正運転指令発生手段からレベル補正運転指令
    信号がある場合、パルス信号発生器から測定した速度に
    応じて前記交流電動機の出力側に印加される負荷値を推
    定して、該負荷値を電流信号として出力する負荷トルク
    推定手段と、 前記交流電動機の速度指令信号を発生させるための速度
    指令発生器と、 前記速度指令発生器からの速度指令信号と、前記パルス
    信号発生器からの速度間の差を補償するために、該差異
    値に相応した速度指令値を前記交流電動機のトルク成分
    電流指令信号として出力するための速度制御器と、 該速度制御器からの前記トルク成分電流指令信号に相応
    するトルク成分電流指令値に、前記負荷トルク推定手段
    からの推定負荷電流信号に相応する電流値と、前記負荷
    電流変換器からの検出負荷に相応する電流値とを加算し
    て、その結果値をトルク成分電流補償指令信号として出
    力するための電流制御器と、 該電流制御器からのトルク成分電流補償信号に基づい
    て、前記インバータに印加すべきスイッチング信号を発
    生するパルス幅変調器と、を有することを特徴とするエ
    レベータシステムのレベリング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷トルク推定手段は、前記速度制
    御器からのトルク成分電流指令信号に第1利得値を乗じ
    て、トルク指令値を算出するための電流トルク変換器
    と、 前記パルス信号発生器から検出した速度値にg ×Jを乗
    じて出力する第1乗算器と、 (ここで、g は1/(ローパスフィルタ(low pass filte
    r)の時定数)であり、Jは、前記かご、ロープ、均衡錘
    及びシーブを包含するエレベータシステムの機械装置を
    一つの質量体に仮定したときの質量値である)該第1乗
    算器の出力値と、前記電流トルク変換器からのトルク指
    令値と、を加算して出力する第1加算器と、 該第1加算器からの出力値にg/(s+g) を乗じて出力する
    第2乗算器と、 (ここで、g は、1/(ローパスフィルタの時定数)、s
    は、微分演算子である。)前記パルス信号発生器から検
    出した速度値にg ×Jを乗じて出力する第3乗算器と、 (ここで、g は1/(ローパスフィルタ(low pass filte
    r)の時定数)であり、Jは、前記かご、ロープ、均衡錘
    及びシーブを包含するエレベータシステムの機械装置を
    一つの質量体に仮定したときの質量値である)前記第2
    乗算器からの出力から、前記第3乗算器からの出力を減
    算し、その結果値を補償トルク値として出力する減算器
    と、 該減算器からの補償トルク値を前記第1利得値に除算し
    て、その結果値を補償トルク値を表す電流信号として出
    力するトルク電流変換器と、 を更に包むことを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タシステムのレベリング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記トルク電流変換器からの補償トルク
    値に相応する電流値から前記負荷電流変換器からの検出
    負荷に相応する電流値を減算して出力する第2減算器
    と、 前記レベル補正運転指令発生器からのレベル補正運転指
    令信号に基づいて、前記第2減算器からの出力電流値の
    供給又は供給中断を切換可能なスイッチング手段と、 前記速度制御器からのトルク成分電流指令値に、前記ス
    イッチング手段からの出力電流値と、前記負荷電流変換
    器からの負荷電流値と、を加算して、その結果値を電流
    指令信号として前記電流制御器に出力する第2加算器
    と、を更に包含することを特徴とする請求項1及び2の
    いずれか一項に記載のエレベータシステムのレベリング
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2減算器からの出力電流値に第2
    利得値を乗して出力する利得変換器を更に包含すること
    を特徴とする請求項3に記載のエレベータシステムのレ
    ベリング制御装置。
  5. 【請求項5】 前記レベル補正運転指令発生器からのレ
    ベル補正運転指令信号に基づいて、前記トルク電流変換
    器からの出力電流値の供給又は供給中断を切換可能な
    イッチング手段と、 前記速度制御器からのトルク成分電流指令値に、前記ス
    イッチング手段からの出力電流値を加算して出力する第
    2加算器と、 該第2加算器からの出力に、前記負荷電流変換器からの
    負荷電流値を加算して出力する第3加算器と、を更に包
    含することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項
    に記載のエレベータシステムのレベリング制御装置。
  6. 【請求項6】 前記トルク電流変換器からの出力電流値
    に第2利得値を乗して出力する利得変換器を更に包含す
    ることを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステ
    ムのレベリング制御装置。
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