JP2884704B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2884704B2 JP2123286A JP12328690A JP2884704B2 JP 2884704 B2 JP2884704 B2 JP 2884704B2 JP 2123286 A JP2123286 A JP 2123286A JP 12328690 A JP12328690 A JP 12328690A JP 2884704 B2 JP2884704 B2 JP 2884704B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は情報処理分野、事務機器分野に関し、更に詳
細には画像読み取り装置に関する。
[従来の技術] 情報処理機器に画像情報を入力するための手段とし
て、画像読み取り装置が用いられている。これは一般的
に画像情報を得ようとする原稿の光学的情報を、光電変
換手段すなわちイメージセンサにより電気的情報に変換
し、情報処理機器において画像情報の処理を可能にする
ものである。
画像読み取り装置においては、一般的に、蛍光管、ハ
ロゲンランプあるいはLEDなどの光源とレンズを用いて
原稿の光学的情報をイメージセンサ上に結像させる。イ
メージセンサにはその方式や形態によりいくつかの種類
があるが、実用的にはCCDイメージセンサと呼ばれるイ
メージセンサが広く用いられている。
[発明が解決しようとする課題] CCDイメージセンサはその受光画素面に入射した光量
に比例した出力電圧を発生する。ところが入射光量が非
常に少ない状態がある程度の時間経過すると出力電圧の
発生が遅れ、入射光量に比例した出力電圧が得られず本
来発生すべき値よりもかなり引く出力電圧となってしま
う現象があった。画像読み取り装置を例えばコンピュー
タと接続して使用する場合、インターフェイスの信号転
送速度やコンピュータの処理速度が遅いと画像読み取り
装置の動きとしては間欠的になることがある。すなわち
必要な全読み取り範囲のうちインターフェイスやコンピ
ュータで処理可能な範囲のみを読み取って一旦中断し、
処理終了後に続きの部分を読み取る。中断中は普通原稿
照明光源は消灯されているため必然的にCCDイメージセ
ンサへの入射光はほとんどなく読み取り再開時には本来
の出力電圧より低い電圧が出力される。そのため読み取
り画像出力に境界が生じる。第4図(a)は一様なグレ
ー原稿を示している。第4図(b)は第4図(b)のグ
レー原稿を読み取った場合のCCDイメージセンサからの
信号出力図である。このように読み取り再開後は数回に
わたって出力電圧が低下している。そのため読み取り出
力画像に境界が生じる。次に原稿の中に非常に反射率の
低い高濃度な部分があった場合には、その低反射率の部
分に続く原稿の画像信号すなわちCCDイメージセンサか
らの出力電圧が低い値となり結果的に原稿の低反射部分
に隣接する部分が実際よりも暗く読み取れてしまう。白
黒の縞模様を読み取るときには白線の画像信号レベルが
下がるためコントラストが低下し、結果的に解像度が悪
化したことになる。第5図(a)は反射率が急激に変わ
る原稿とその読み取り方向を示している。第5図(b)
は第5図(a)のように読み取った場合のCCDイメージ
センサからの信号出力図である。この場合、ある時間以
上低反射率原稿の読み取りが続いたため本当は白い部分
を読み取っているにもかかわらず出力電圧は低い。その
ため読み取り出力画像においては白黒の境界線がぼやけ
てしまう。
本発明は以上述べた課題を解決するもので、間欠的な
読み取りをした場合でも、あるいは原稿の反射率が急激
に変わった場合でも、原稿の反射率を忠実に読み取る画
像読み取り装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] すでに述べた課題を解決するために、本発明では原稿
照明用光源を用いて画像読み取りに先立ってダミー点灯
をすることとした。
[作用] 画像読み取りに先立ち画像読み取り装置の原稿照明用
光源をダミー点灯することにより、CCDイメージセンサ
からある一定量以上の出力電圧を発生させてCCDイメー
ジセンサの信号立ち上がり遅れを補償する。
[実施例] 本発明の詳細な説明を実施例にしたがって述べる。
第1図は本発明の一実施例による画像読み取り装置の
読み取りヘッド断面図である。本実施例は3色光源の点
滅によって3色分解を行うカラー画像読み取り装置の例
を示す。原稿1は原稿台ガラス2上にのせられる。読み
取りヘッドのフレーム(図示せず)には原稿照明光源3
である青色光源3a、緑色光源3b、赤色光源3cおよび第1
反射鏡4a、第2反射鏡4b、光学レンズ5、CCDイメージ
センサ6が搭載してある。原稿1上の画像は第1反射鏡
4a、第2反射鏡4bで反射した後、光学レンズ5によって
CCDイメージセンサ6の受光画素上に実像結像する。CCD
イメージセンサ6では光電変換が行われ原稿1の光学的
情報が電気的情報として得られる。また、原稿照明光源
3を順次切り替えて点灯することにより原稿1の色分解
を行う。
第2図は第1図に示した本発明の一実施例における原
稿照明光源3とCCDイメージセンサ6の動作図である。
ここでは画像読み取り光源として青色光源3aを用い、ダ
ミー点灯用光源として緑色光源3bを用いる場合を示して
いる。青色光源3aを用いて通常の画像読み取りを行い、
画像読み取りの中断に合わせて青色光源3aを消灯する。
その後画像読み取りを再開するのに先立って緑色光源3b
を用いてダミー点灯を行う。そして必要な光蓄積期間の
間ダミー点灯した後に緑色光源3bを消灯し続いて青色光
源3aを点灯して通常の画像読み取りを再開する。このよ
うに画像読み取りに先立ってダミー点灯を行うことによ
りダミー点灯をする光蓄積期間中にCCDイメージセンサ
6の出力電圧は十分に立ち上がり、実用的には出力電圧
の立ち上がり遅れは発生しない。また、緑色光源3bをダ
ミー点灯するようにしたので、青色光源3aをダミー点灯
し、続いて画像読み取りのために青色光源3aを点灯する
方法に比べ、画像読み取り光源の光量変動を抑えること
ができ、良好な画像読み取りが実現される。
第3図は第1図に示した本発明の一実施例における原
稿照明光源3とCCDイメージセンサ6の他の動作実施例
を表す動作図である。本例においては読み取り中断から
読み取り再開までの待機期間中全てにわたってダミー点
灯を行う。しかもダミー点灯は通常の点灯よりも低デュ
ーティで点灯している。本発明者の実験によればダミー
点灯を行う時間は長い方がCCDイメージセンサの出力電
圧立ち上がり遅れに対する補償効果が大きいことが確か
められた。またダミー点灯を低デューティにすることに
より光量すなわち出力電圧は小さくなるがこのように連
続的なダミー点灯を行っていれば点灯デューティは通常
点灯の5%程度まで低くしても必要とする効果が得られ
ることも確かめられている。そのため本実施例のような
ダミー点灯制御を行うことによりCCDイメージセンサの
出力電圧立ち上がり遅れに対する補償効果を確保しなが
らダミー点灯による発熱やエネルギ消費を最小限に抑え
ることができる。
第4図(c)は第4図(a)のグレー原稿を読み取っ
た場合の本発明の一実施例におけるCCDイメージセンサ
からの信号出力図である。ここでは読み取り中断後の読
み取り再開時に、読み取りに先立ってダミー点灯をして
いるので、画像信号が読み取りの中断前後で変化せず読
み取り出力画像に境界が生じない。
第5図(b)は第5図(a)のような原稿を読み取っ
た場合の本発明の他の実施例でのCCDイメージセンサか
らの信号出力図である。この実施例では全ての画像信号
の読み取りについてダミー点灯をしている。通常の原稿
では低反射率部分においてもわずかながらでもCCDイメ
ージセンサからの出力はあるので、ダミー点灯によりCC
Dイメージセンサの出力電圧立ち上がり遅れに対する補
償効果が発生する。そのため反射率が急激に変化する原
稿を読み取った場合でも反射率の変化に対してCCDイメ
ージセンサの出力電圧が十分に追従し正確な読み取りが
可能である。
なお、ダミー点灯を画像読み取り中断後の読み取り再
開時に行う実施例と、全ての画像信号の読み取りに先立
ちダミー点灯する実施例とを、それぞれの場合に分けて
説明してきたが、両者を選択可能なように構成すること
ももちろん可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば従来の画像読み取り装
置に、ソフトウエア上の適当な制御を追加することによ
り、間欠的な読み取りをした場合でもあるいは原稿の反
射率が急激に変わった場合でも、原稿の反射率を忠実に
読み取ることのできる画像読み取り装置を提供できる。
本発明は物理的な装置の付加を必要とせず、ソフトウエ
アを変更すればよいので何らコストアップが生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を用いる画像読み取り装置の
読み取りヘッドの断面図。第2図は本発明の一実施例に
おける光源とCCDイメージセンサの動作図。第3図は本
発明の一実施例における光源とCCDイメージセンサの他
の動作例を示す動作図。第4図(a)は一様なグレー原
稿の図。第4図(b)は第4図(b)のグレー原稿を読
み取った場合の従来例でのCCDイメージセンサからの信
号出力図。第4図(c)は本発明における信号出力図。
第5図(a)は反射率が急激に変わる原稿の読み取り説
明図。第5図(b)は第5図(a)のように読み取った
場合の従来例でのCCDイメージセンサからの信号出力
図。第5図(c)は本発明における信号出力図である。 1……原稿 2……原稿台ガラス 3a……青色光源 3b……緑色光源 3c……赤色光源 4a……第1反射鏡 4b……第2反射鏡 5……光学レンズ 6……CCDイメージセンサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CCDイメージセンサと、発光波長の異なる
    複数の原稿照明用光源とを備える画像読み取り装置であ
    って、 画像信号の読み取りに先立つ少なくとも一回の光蓄積期
    間に、前記複数の原稿照明用光源のうち、前記画像信号
    の読み取り時に点灯する原稿照明用光源とは発光波長が
    異なる原稿照明用光源をダミー点灯する画像読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】前記ダミー点灯は、画像読み取り中断後の
    読み取り再開時に行われる請求項1記載の画像読み取り
    装置。
  3. 【請求項3】前記ダミー点灯が、全ての画像信号の読み
    取りに先立ち行われるか、画像読み取り中断後の読み取
    り再開時に行われるか、が選択可能である請求項1記載
    の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】前記ダミー点灯は、前記画像信号読み取り
    時の点灯デューティよりも低デューティで行われる請求
    項1から3のいずれか一項に記載の画像読み取り装置。
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