JP2002237929A - 画像読み取り装置、画像読取システム、制御装置、及びそれらの方法、記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置、画像読取システム、制御装置、及びそれらの方法、記憶媒体

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JP2002237929A
JP2002237929A JP2001382994A JP2001382994A JP2002237929A JP 2002237929 A JP2002237929 A JP 2002237929A JP 2001382994 A JP2001382994 A JP 2001382994A JP 2001382994 A JP2001382994 A JP 2001382994A JP 2002237929 A JP2002237929 A JP 2002237929A
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lighting
light sources
photoelectric conversion
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Akihiko Kumatoriya
昭彦 熊取谷
Eiichi Takami
栄一 高見
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源切り替え型のカラーイメージセンサで白
黒原稿を読み取る場合に、各原稿照明用の発光素子のモ
ード別の電流調整手段を設けることなく、簡単な構成で
装置の高寿命化を図る。 【解決手段】 白黒原稿を読み取る際にカラー原稿読み
取り時とR(赤),G(緑),B(青)の各LEDの点
灯デューティを同一にし、かつ各々のLEDの点灯時間
を1/3にして順次点灯させることにより、R,G,B
の各LEDの順電流をカラー原稿読み取りと白黒原稿読
み取りの両モードで同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にファクシミリ
やスキャナなどに用いられるカラー原稿及び白黒原稿の
2タイプの読み取りが可能な画像読み取り装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種のカラー原稿読み取り装置とし
て、R(赤),G(緑),B(青)の三原色の発光特性
を持つLEDを備え、原稿の同じ位置をR,G,Bの各
々の光で照射するたびにセンサ素子から信号を取り出す
ことにより、原稿に対応したカラー信号を得る光源切り
替え型カラーイメージセンサが知られている。
【0003】このような光源切り替え型カラーイメージ
センサの駆動は図35に示すイメージセンサ駆動回路1
01によって制御される。同図において、200は光源
切り替え型カラーイメージセンサユニット、102は光
源切り替え型カラーイメージセンサユニット200の駆
動を制御するメインコントローラ、103はメインコン
トローラ102からの制御信号CNTにより制御信号X
SH,MCLKを生成する制御信号発生回路、104は
制御信号CNT及び制御信号XSHよりR,G,Bの各
LEDの点灯を制御する信号φR,φG,φBを発生さ
せるLED駆動制御部、105は制御信号XSH,MC
LKよりセンサアレイの駆動を制御する信号SP,CL
Kを発生させるセンサアレイ駆動制御部である。
【0004】このような構成のイメージセンサ駆動回路
においては、まずメインコントローラ102によって読
み取りモードに応じた制御信号CNTが制御信号発生回
路103及びLED駆動制御回路104に出力され、読
み取りモードに応じたR,G,Bの各LEDの点灯制
御、センサアレイの駆動が行われる。
【0005】まずカラー原稿読み取りモードでは、イメ
ージセンサ駆動回路101からは図36に示すような制
御信号φR,φG,φB及びSP,CLKが光源切り替
え型イメージセンサユニット200に出力されるように
なっており、このような制御信号により次のような読み
取りが行われる。
【0006】すなわち、まず信号φRによりRのLED
のみが点灯し、スタートパルスSP,クロックパルスC
LKによりセンサアレイの動作が始まり、センサアレイ
上の各画素にはR信号が蓄積される。そして、R信号の
蓄積期間tron12 が過ぎると信号φRによりRのLED
が消灯し、信号φGによりGのLED点灯すると共に再
びスタートパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上
の各画素に蓄積されたR信号がセンサアレイ上のアナロ
グメモリに全画素同時に転送された後、1画素分ずつ順
次外部に出力されていく。
【0007】このとき同時に、センサアレイ上の各画素
にはG信号が蓄積される。そして、G信号の蓄積時間t
gon12 が過ぎると信号φGによりGのLEDが消灯し、
信号φBによりBのLEDが点灯すると共に再びスター
トパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各画素
に蓄積されたG信号がセンサアレイ上のアナログメモリ
に全画素同時に転送された後、1画素分ずつ順次外部に
出力されていく。
【0008】このとき同時に、センサアレイ上の各画素
にはB信号が蓄積される。そして、B信号の蓄積時間t
bon12 が過ぎると信号φBによりBのLEDが消灯し、
信号φRによりRのLEDが点灯すると共に再びスター
トパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各画素
に蓄積されたB信号がセンサアレイ上のアナログメモリ
に全画素同時に転送された後、1画素分ずつ順次外部に
出力されていく。
【0009】このとき、イメージセンサユニット200
は次の読み取りラインに移動しており、同様のR,G,
B信号を得るための動作を行う。この一連の動作をイメ
ージセンサユニット200を副走査方向に1ラインずつ
動かしながら繰り返していくことにより、原稿面全体の
カラー画像の読み取りが行われる。
【0010】なお図36ではR,G,Bの各LEDの点
灯時間tron12 ,tgon12 ,tbon1 2 ,R,G,Bのセ
ンサ出力期間tr12 ,tg12 ,tb12 はtron12 =t
gon12=tbon12 =tr12 =tg12 =tb12 となってい
るが、これはカラーイメージセンサユニット毎にR,
G,Bの各LEDの順電流を調整して全画素分の信号を
出力するセンサ出力期間と同一のLED点灯時間でR,
G,B各々所定のセンサ出力レベルが得られるようにし
たものである。
【0011】次に、白黒原稿読み取りモード時には、イ
メージセンサ駆動回路101からは図37に示すような
制御信号φR,φG,φB及びSP,CLKが光源切り
替え型イメージセンサユニット200に出力されるよう
になっており、R,G,Bの各LEDの点灯時間t
ron13 ,tgon13 ,tbon13 及び白黒出力期間tw13
ron13 =tgon13 =tbon13 =tw13 、かつ、t
ron13 ≠tron12 である。これは1ラインの読み取りに
R,G,B3種類のLEDを同時に点灯させたためにL
EDの点灯デューティ比がカラー読み取りの場合と異な
ることと、カラー読み取りの場合R,G,Bのうち1種
類のLEDを点灯させたときに所定のセンサ出力が得ら
れるように照射光量が調整されていることから、白黒原
稿を読み取るためにはR,G,Bの各LEDの順電流及
び点灯時間をカラー読み取りモードから変えなければな
らないからである。
【0012】図37に示す制御信号による白黒原稿の読
み取りは、まず信号φR,φG,φBによりR,G,B
の3種類のLED全てが同時に点灯すると共に、スター
トパルスSP,クロックパルスCLKによりセンサアレ
イの動作が始まり、センサアレイ上の各画素には白黒画
像に相当するW信号が蓄積される。この1ライン分の原
稿読み取りが終わると、イメージセンサユニット200
は次の読み取りラインに移動すると共に、再びスタート
パルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各画素に
蓄積されたW信号がセンサアレイ上のアナログメモリに
全画素同時に転送された後、1画素ずつ順次外部に出力
されていく。
【0013】このとき、RGB3種類のLEDは全て点
灯しており、センサアレイ上の各画素には次の読み取り
ラインのW信号が蓄積されている。この1ライン分の原
稿読み取りが終わると、イメージセンサユニット200
は更に次の読み取りラインに移動すると共に、再びスタ
ートパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各画
素に蓄積されたW信号がセンサアレイ上のアナログメモ
リに全画素同時に転送された後、1画素ずつ順次外部に
出力されていく。そしてこのような一連の動作をイメー
ジセンサユニット200を副走査方向に1ラインずつ動
かしながら繰り返していくことにより、原稿面全体の白
黒読み取りが行われる。
【0014】また、従来のカラーイメージセンサには、
センサ部の開口部上にR,G,Bのカラーフィルタが配
置され、それぞれライン状に複数個並べられて構成され
ている。光源は読み取り原稿の全幅にわたって高輝度で
光を均一に照射する必要があり、センサ部R,G,Bの
カラーフィルタの分光感度に見合った発光波長のある光
源が必要である。
【0015】このような構成のカラーイメージセンサに
おいて、カラー原稿の合間に白黒原稿を読み取る場合
は、カラー原稿も白黒原稿も区別無く高輝度で光を均一
に照射する光源が必要であり、光源の光劣化による照度
低下がイメージセンサの寿命に影響を及ぼす。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光源
切り替え型カラーイメージセンサでは、R,G,Bの3
つのLEDを順次発光させて原稿の読み取りラインに照
射し、該ラインセンサの出力を取り出すことによりカラ
ー画像を再生でき、更にR,G,BのLEDを同時発光
させてラインセンサの出力を取り出すことにより、白黒
画像を読み取ることも可能であった。
【0017】しかしながら、白黒画像を読み取る際に
R,G,Bの各LEDを連続的に同時発光させるため、
カラー原稿を読み取る際と同一の条件でR,G,BのL
EDを点灯すると信頼性に問題があった。そこで、白黒
原稿の読み取り時にはカラー原稿の読み取り時よりLE
Dに流す電流を低くするなどしてR,G,Bの各LED
の同時点灯の際の信頼性を維持していたが、このことは
LED駆動回路や信号処理回路を複雑化し、コストアッ
プを招いていた。
【0018】従来のカラーイメージセンサでは、センサ
部の開口部上にR,G,Bの高価なカラーフィルタ配置
が必要であり、カラー原稿の合間に白黒原稿を読み取る
場合、カラー原稿も白黒原稿も区別無く高輝度で光を均
一に照射する光源が必要であり、光源の光劣化による照
度低下がイメージセンサの寿命に影響を及ぼし、装置全
体の品質信頼性が低下するという問題点があった。
【0019】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、白黒原稿を読み取るときもカラー原稿を
読み取るときも同様の駆動タイミング及び同一の駆動電
流で発光素子の点灯制御を行うことにより、駆動回路や
信号処理回路等のコストアップもなく高速の白黒原稿読
み取りを実現するものである。
【0020】また、寿命が長く、装置全体の品質信頼性
が低下することのない画像読み取り装置を提供するもの
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読み取
り装置は、次のように構成したものである。
【0022】(1)互いに異なる発光波長を有する複数
の光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変
換する光電変換手段と、第1のモードと第2のモードと
を切り換える切り換え手段と、前記切り換え手段により
第1のモードが選択された場合及び前記切り換え手段に
より第2のモードが選択された場合の両方において、前
記光電変換手段により第1のライン期間で蓄積された信
号を読み出すよう制御する読み出し制御手段と、前記第
1のモードにおいては、前記複数の光源をそれぞれ前記
第1のライン期間ごとに順次点灯するよう点灯制御信号
を供給し、前記第2のモードにおいては、前記第1のラ
イン期間内に前記複数の光源を順次点灯するよう点灯制
御信号を供給する点灯制御手段とを有し、前記点灯制御
手段は前記第1のモードと第2のモードとで前記複数光
源を点灯させるための点灯制御信号のデューティー比を
変えず、第1のモードの点灯時間に比べて第2のモード
の点灯時間を各光源ごとに同じ割合で短くするように変
更する。
【0023】(2)明暗の異なる複数の光源と、前記光
源により照明された被写体像を光電変換する光電変換手
段と、第1のモードと第2のモードとを切り換える切り
換え手段と、前記切り換え手段により第1のモードが選
択された場合及び前記切り換え手段により第2のモード
が選択された場合の両方において、前記複数の光源を順
次点灯させる点灯制御手段と、前記第1のモードにおい
ては、前記点灯制御手段による各光源の点灯に対応して
前記光電変換手段で蓄積された信号を第1のライン期間
でそれぞれ順次読み出し、前記第2のモードにおいて
は、前記点灯制御手段による複数光源の点灯に対応して
前記光電変換手段で加算蓄積された信号を複数光源の順
次点灯ごとに1回前記第1のライン期間で読出すように
制御するとともに、前記第1のライン期間を前記複数の
光源のうち最も暗い光源の前記第1のモードにおける点
灯時間に対応した期間とする読み出し制御手段と、を有
する。
【0024】(3)互いに異なる発光波長を有する複数
の光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変
換する光電変換手段とを有する画像読み取り装置の制御
方法であって、第1のモードと第2のモードとを切り換
える切り換えステップと、前記切り換えステップにおい
て第1のモードが選択された場合及び前記切り換え手段
において第2のモードが選択された場合の両方におい
て、前記光電変換手段により第1のライン期間で蓄積さ
れた信号を読み出すよう制御する読み出し制御ステップ
と、前記第1のモードにおいては、前記複数の光源をそ
れぞれ前記第1のライン期間ごとに順次点灯するよう点
灯制御信号を供給し、前記第2のモードにおいては、前
記第1のライン期間内に前記複数の光源を順次点灯する
よう点灯制御信号を供給する点灯制御ステップとを有
し、前記点灯制御ステップにおいて、前記第1のモード
と第2のモードとで前記複数光源を点灯させるための点
灯制御信号のデューティー比を変えず、第1のモードの
点灯時間に比べて第2のモードの点灯時間を各光源ごと
に同じ割合で短くするように変更する。
【0025】(4)明暗の異なる複数の光源と、前記光
源により照明された被写体像を光電変換する光電変換手
段とを有する画像読み取り装置の制御方法であって、第
1のモードと第2のモードとを切り換える切り換えステ
ップと、前記切り換えステップにおいて第1のモードが
選択された場合及び前記切り換えステップにおいて第2
のモードが選択された場合の両方において、前記複数の
光源を順次点灯させる点灯制御ステップと、前記第1の
モードにおいては、前記点灯制御ステップでの各光源の
点灯に対応して前記光電変換手段で蓄積された信号を第
1のライン期間でそれぞれ順次読み出し、前記第2のモ
ードにおいては、前記点灯制御手段による複数光源の点
灯に対応して前記光電変換手段で加算蓄積された信号を
複数光源の順次点灯ごとに1回前記第1のライン期間で
読出すように制御する読み出とともに、前記第1のライ
ン期間を前記複数の光源のうち最も暗い光源の前記第1
のモードにおける点灯時間に対応した期間とする読み出
し制御ステップと、を有する。
【0026】(5)互いに異なる発光波長を有する複数
の光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変
換する光電変換手段とを有する画像読み取り装置とイン
ターフェースを介して制御装置と接続可能な画像読み取
りシステムであって、前記制御装置は、第1のモードに
対応した光源制御プログラムと該第1のモードとは異な
る光源点灯制御を行なう第2のモードに対応した光源制
御プログラムとを格納したメモリと、前記第1のモード
が選択された場合及び前記第2のモードが選択された場
合のそれぞれに対応するプログラムを前記メモリから読
み出すとともに前記読み出したプログラムにしたがって
前記インターフェースを介して前記モードに応じた前記
複数の光源の点灯制御を行なう点灯制御手段と、を有す
る。
【0027】(6)互いに異なる発光波長を有する複数
の光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変
換する光電変換手段とを有する画像読み取り装置とイン
ターフェースを介して接続可能な制御装置であって、第
1のモードに対応した光源制御プログラムと該第1のモ
ードとは異なる光源点灯制御を行なう第2のモードに対
応した光源制御プログラムとを格納したメモリと、前記
第1のモードが選択された場合及び前記第2のモードが
選択された場合のそれぞれに対応するプログラムを前記
メモリから読み出すとともに前記読み出したプログラム
に従って前記インターフェースを介して前記モードに応
じた前記複数の光源の点灯制御を行なう点灯制御手段
と、を有する。
【0028】(7)互いに異なる発光波長を有する複数
の光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変
換する光電変換手段と、制御装置と接続可能なインター
フェースとを有する画像読み取り装置であって、前記複
数の光源は、第1の読み取りモードが選択された場合及
び第2の読み取りモードが選択された場合のそれぞれに
対応するプログラムに基づく前記制御装置の指示を受信
する受信手段と、前記指示にしたがって点灯制御が行な
われる点灯手段とを有する。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1及び図2
は、本発明を実施した光源切り替え型カラーイメージセ
ンサの一例を示す外観斜視図及び断面図であり、導光体
の端面からR,G,B3色のLED光を入射させ、側面
から均一な光を原稿に照射する光源と、短焦点結像素子
アレイ及び複数のセンサ素子を一直線上に並べたセンサ
アレイとから構成されている。
【0030】このようなカラーイメージセンサ200の
主要部分の構成は、フレーム20の上部に原稿面と接す
る透明ガラス板21が取り付けられ、フレーム20内に
設けられた導光体光源3の出射光12が上記透明ガラス
板21の上面に接する原稿面で反射され、その原稿の読
み取り面からの反射光13が通る光学系29及びこの光
学系29に対応して基板19上に設けられたセンサアレ
イ1をフレーム20内に具備しており、上記光学系29
には例えば商品名「セルホックレンズアレイ」(日本板
硝子株式会社製)で代表される短焦点結像素子アレイが
採用されている。
【0031】センサアレイ1は、図3に示すように複数
のラインセンサ2−1,2−2,・・・・・・,2−15を上
記基板19上に一直線上に並べたマルチチップ型ライン
センサといわれるもので、センサアレイ1全体は保護膜
26で覆われている。このようなセンサアレイ1を実装
した基板19は、フレーム20に係合した底板25に支
えられ、フレキ配線28を介してフレキ基板23とに接
続されており、フレキ基板23上には電源、制御信号な
どの入出力用のコネクタ22が設けられ、またフレキ基
板23はフレーム20に取り付けられている。
【0032】図4,図5はそれぞれ上記導光体光源3の
側面及び断面を示す図である。図4において、4は入射
面、5は入射面4から入射した光を導光体光源3の長手
方向に伝搬させるための導光部、6は導光部5を伝搬し
てきた入射光を原稿方向に拡散及び反射させる反射部、
7は反射部6からの反射光を原稿の読み取ろうとする部
分に集光するための集光部である。41,42は導光体
光源3の両端の入射面4に取り付けられたLED基板で
あり、LEDチップ31〜33を内蔵したLEDパッケ
ージ81〜83が実装されている。
【0033】また図5において、点線で示されている矩
形は上記LED基板41,42上のLEDパッケージ8
1〜83の位置を示している。このLEDパッケージ8
1〜83内に含まれているLEDチップ31〜33から
発せられた光は、導光体光源3の下部に設けられた反射
部6に直接入射しないように設計されており、導光部5
の短手方向の両端でLED光が全反射するような角度に
なっているため、何度も導光体光源3内部で内面反射を
繰り返し、非常に少ない光量ロスで導光部5の長手方向
を伝搬していく。
【0034】そして何度かの内面反射の後、反射部6に
入射すると原稿面の方向に光は拡散及び反射し、更に集
光部7によって集光し、原稿の読み取り面付近のみを照
射する。このとき、反射部6に入射する光束は導光体光
源3内部で反射された間接光になっており、また原稿へ
の照射光が均一になるように長手方向に開口が調節され
ているため、原稿面上の照度の均一性はよくなってい
る。
【0035】図6は上記LED基板41,42上のLE
Dパッケージ81〜83の配置及びLEDパッケージ8
1〜83内のLEDチップ31〜33の配置を示してお
り、一つのLEDパッケージにLEDチップが一つずつ
納められている。また、LEDチップは各LED基板に
R,G,Bの各発光色毎に一つずつ含まれている。な
お、LEDチップの発光色はR,G,Bに限らず、例え
ばイエロー,シアン,マゼンタでもかまわない。
【0036】図6中、31はRの発光色をもつLEDチ
ップ、32はGの発光色をもつLEDチップ、33はB
の発光色をもつLEDチップである。そして、LED基
板41,42上でこれらのLEDチップ31〜33は、
R,G,Bの発光色別に独立のタイミングで点灯、消灯
が制御できるようになっている。
【0037】図7は、前述したカラーイメージセンサ2
00を内蔵した画像読取装置110をパーソナルコンピ
ュータ130に接続してシステム化した構成例である。
112は画像読取装置110全体を制御するCPU、2
00は前述した光源及びCCDラインセンサ等により構
成され、原稿の画像を画像信号に変換するカラーイメ
[ジセンサ、116はカラーイメージセンサ200から
出力されるアナログ画像信号にゲイン調整等のアナログ
処理を施すアナログ信号処理回路である。
【0038】また、118はアナログ信号処理回路11
6の出力をディジタル信号に変換するA/D変換器、1
20はメモリ122を使用してA/D変換器118の出
力データにシェーディング補正処理、ガンマ変換処理及
び変倍処理等の画像処理を施す画像処理回路、124は
画像処理回路120により画像処理されたディジタル画
像データを外部に出力するインターフェースである。イ
ンターフェース124は、例えば、SCSI又はBi−
Centronics等のパーソナルコンピュータで標
準的に採用される規格に従っており、パーソナルコンピ
ュータ130に接続される。
【0039】パーソナルコンピュータ130には、外部
記憶装置又は補助記憶装置132として、光磁気ディス
クドライブやフロッピー(登録商標)ディスクドライブ
などが装備される。134はパーソナルコンピュータ1
30上での作業を表示するディスプレイ、133はパー
ソナルコンピュータにコマンド等を入力するためのマウ
ス/キーボードである。また、135はパーソナルコン
ピュータと画像読取装置との間でデータ、コマンド、画
像読取装置の状態情報の授受をインターフェースであ
る。
【0040】パーソナルコンピュータ130は、マウス
/キーボード133より画像読取装置にカラー読取/モ
ノクロ読取の指示を入力出来るようになっている。マウ
ス/キーボード133によりカラー読取/モノクロ読取
の指示が入力されると、CPU136はインターフェー
ス135を介して画像読取装置に対してカラー読取/モ
ノクロ読取コマンドを送信する。そして、パーソナルコ
ンピュータ130は、ROM137に格納されている光
源制御プログラム情報に従って、以下に説明するような
読取モードに応じた光源点灯制御を行なう。この光源制
御プログラムは、補助記憶装置132に装填される光磁
気ディスクやフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶し
たものをパソコン130内に読み込むことによりCPU
136が実行するようにしてもよい。
【0041】図8は本実施例におけるイメージセンサユ
ニットの駆動パルスとイメージセンサ出力のタイミング
チャートであり、光源切り替え型カラーイメージセンサ
を使って白黒原稿読み取りを行う場合のイメージセンサ
の動作を示したものである。また、図9はLEDの順電
流の許容値と点灯デューティ比の関係を示したものであ
る。
【0042】ここで、R,G,B3種類のLED全てが
図9のような順電流の許容値をもっているとすると、図
36に示したカラー原稿読み取りモードにおいては、
R,G,Bの各LEDの点灯デューティ比はいずれも約
33%であるから、この場合の許容順電流は約45mA
となる。一方、図37に示した白黒原稿読み取りモード
においては、R,G,Bの各LEDの点灯デューティ比
はいずれも約100%であるから、この場合の許容順電
流は約25mAとなる。
【0043】図10はLEDの順電流と相対光度の関係
を示したものであり、LEDの順電流が大きいほど光度
も大きくなることがわかる。そして、カラー原稿読み取
りの場合は白黒原稿読み取りに比べてデータ量が3倍に
なることもあって、原稿面照度をできるだけ確保し、高
速にデータを読み出す必要がある。
【0044】このため、カラー原稿読み取り時には許容
順電流45mAに近い電流を流して使うことが多い。
【0045】図8に示す本実施例のLED駆動タイミン
グでは、R,G,Bの各LEDの点灯デューティ比はい
ずれもカラー原稿読み取りモードの場合と変わらず約3
3%であるので、カラー原稿読み取りモードで許容値限
界の45mAを流していたとしても、白黒原稿読み取り
モードでLEDの順電流を変更する必要はなく、同一の
電流値で駆動することができる。
【0046】次に本実施例における光源制御フローチャ
ートを図11に示す。まず、ステップS1において読取
モードが入力されると、白黒読取モードである場合には
ステップS2に進み、1ライン目の画像を読取る場合に
は、ステップS3において、信号φRによりRのLED
をtron1期間点灯を開始する。同時にスタートパル
スSP,クロックパルスCLKに よりセンサアレイの
動作が始まり、続いてステップS4,S5に進み、信号
φG及び信号φBによりGのLEDをtgon2期間、
BのLEDをtbon3期間点灯し、この間にセンサア
レイ上の各画素には白黒画像に相当するW信号が蓄積さ
れる。この1ライン分の原稿読み取りが終わると、イメ
ージセンサユニット200は次の読み取りラインに移動
すると共に、再びスタートパルスSPが入力され、ステ
ップS6において既にセンサアレイ上の各画素に蓄積さ
れたW信号がセンサアレイ上のアナログメモリに全画素
同時に転送された後、1画素ずつ順次外部に出力されて
いく。
【0047】センサアレイ上の各画素には次の読み取り
ラインのW信号が蓄積されており、この1ライン分の原
稿読み取りが終わると、イメージセンサユニット200
は更に次の読み取りラインに移動すると共に、再びスタ
ートパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各画
素に蓄積されたW信号がセンサアレイ上のアナログャc
鰍ノ全画素同時に転送された後、1画素ずつ順次外部に
出力されていく。そしてこのような一連の動作をイメー
ジセンサユニット200を副走査方向に1ラインずつ動
かしながら繰り返すことにより、原稿面全体の白黒読み
取りが行われる。
【0048】次に、ステップS1において、カラー読取
モードである場合には図36に示したものと同様の光源
制御を行なう。まずステップS8に進んで、1ライン目
の画像を読取る場合にはステップS9に進み、信号φR
によりRのLEDのみが点灯し、スタートパルスSP,
クロックパルスCLKによりセンサアレイの動作が始ま
り、センサアレイ上の各画素にはR信号が蓄積される。
そしてR信号の蓄積期間tron12が過ぎると、信号
φRによりRのLEDが消灯し、ステップS10におい
て信号φGによりGのLEDが点灯するとともに再びス
タートパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上の各
画素に蓄積されたR信号がセンサアレイ上のアナログメ
モリに全画素同時に転送された後、1画素分ずつ順次外
部に出力されていく。
【0049】このとき同時にセンサアレイ上の各画素に
はG信号が蓄積される。そして、G信号の蓄積時間tg
on12が過ぎると信号φGによりGのLEDが消灯
し、ステップS11において信号φBによりBのLED
が点灯すると共に再びスタートパルスSPが入力され、
既にセンサアレイ上の各画素に蓄積されたG信号がセン
サアレイ上のアナログメモリに全画素同時に転送された
後、1画素分ずつ順次外部に出力されていく。
【0050】このとき同時にセンサアレイ上の各画素に
はB信号が蓄積される。そして、B信号の蓄積時間tb
on12が過ぎると信号φBによりBのLEDが消灯
し、ステップS12において次のラインを読み取る場合
は、ステップS13において信号φRによりRのLED
が点灯すると共に再びスタートパルスSPが入力され、
既にセンサアレイ上の各画素に蓄積されたB信号がセン
サアレイ上のアナログメモリに全画素同時に転送された
後、1画素分ずつ順次外部に出力されていく。
【0051】このときイメージセンサユニット200は
次の読み取りラインに移動しており、同様のR,G,B
信号を得るための動作を行なう。この一連の動作をイメ
ージセンサユニット200を副走査方向に1ラインずつ
動かしながら繰り返していくことにより、原稿面全体の
カラー画像の読み取りが行われる。
【0052】本実施例において、RのLEDが点灯して
いる時間tron1=tron12 /3、GのLEDが点灯して
いる時間tgon1=tgon12 /3、BのLEDが点灯して
いる時間tbon1=tbon12 /3の関係であり、RのLE
Dのみtron12 の期間、GのLEDのみtgon12 の期
間、BのLEDのみtbon12 の期間それぞれ白基準を照
射した時に所定のレベルのラインセンサの出力が得られ
るようになっているので、R,G,BのLEDを順次t
ron1,tgon1,tbon1の期間ずつ白基準に照射した時も
同じ所定レベルのラインセンサ出力が得られることにな
る。
【0053】よって、図8に示すようなR,G,BのL
EDの点灯制御を行えば、カラー原稿読み取りモードの
1ラインの1色当りの読み取り時間と同一の時間内に白
黒原稿の1ライン分の読み取りが行え、スタートパルス
SP及びクロックパルスCLKはカラー原稿読み取りモ
ード時と同一でよいので、イメージセンサの出力信号V
outもカラーモードと同様のタイミングで出力可能で
あり、信号処理回路も同様でよい。
【0054】更に、図8におけるR,G,Bの各LED
の点灯,消灯のタイミングは、カラー原稿読み取りモー
ドでR,G,Bの各LEDの点灯デューティを変えずに
各々点灯時間を1/3にしたものなので、各LEDの点
灯制御パルスφR,φG,φBの生成も容易である。ま
た、図37に示す従来の白黒原稿読み取りモードと違っ
てR,G,Bの各LEDが同時に点灯しないので、LE
D基板41,42の温度上昇が少なくより信頼性が高く
なる。
【0055】なお、上述の本実施例におけるR,G,B
のLED光源切り替え型カラーイメ[ジセンサの駆動方
法では、図9に示すLEDの順電流の許容値とデューテ
ィがどういう関係になっていても、カラー原稿、白黒原
稿両方の読み取りモードで順電流を変更する必要がない
という利点は変わりない。また、白黒原稿の読み取り時
間がカラー原稿を読み取った場合のちょうど1/3にな
り、白黒,カラー同一のタイミングで出力信号が取り出
せるので、同一の信号処理が行える点も変わりない。
【0056】このように、本実施例の駆動条件でカラー
イメージセンサユニットを駆動すれば、カラー原稿読み
取りモード同一のLED駆動回路、センサアレイ駆動回
路、信号処理回路が使え、白黒原稿の読み取りを容易に
行うことができる。
【0057】(第2の実施例)図12は本発明の第2の
実施例の動作タイミングを示す図であり、図8と同様白
黒原稿読み取り時のR,G,Bの各LEDの点灯及びイ
メージセンサの出力のタイミングを示している。
【0058】次に本実施例における光源制御フローチャ
ートを図13に示す。まず、ステップS1において読取
モードが入力されると、白黒読取モードである場合には
ステップS2に進み、1ライン目の画像を読取る場合に
は、ステップS21に進んで信号φR,φG,φBによ
りRのLEDをtron1期間、GのLEDをtgon
2期間、BのLEDをtbon3期間それぞれ同時に点
灯する。また、スタートパルスSP、クロックパルスC
LKによりセンサアレイの動作が始まり、センサアレイ
上の各画素には白黒画像に相当するW信号が蓄積され
る。この1ライン分の原稿読み取りが終わると、イメー
ジセンサユニット200は次の読み取りラインに移動す
ると共に、再びスタートパルスSPが入力され、ステッ
プS6において既にセンサアレイ上の各画素に蓄積され
たW信号がセンサアレイ上のアナログメモリに全画素同
時に転送された後、1画素ずつ順次外部に転送されてい
く。
【0059】ステップS1において、カラー読取モード
である場合には図11で説明したものと同様であるた
め、説明を省略する。なお、tron1,tgon1,
tbon1とtron12,tgon12,tbon1
2の関係は、第1の実施例で説明したものと同様であ
る。
【0060】本実施例では、1ライン分の白黒原稿読み
取り期間にR,G,Bの各LEDを全て同時 に
点灯させて得られる複数ラインセンサの出力信号から白
黒画像を再生するようにしている。図36に示したカラ
ー原稿読み取りモードにおけるR,G,Bのいずれか1
種類のLEDのみを点灯している時間と同じ時間で1ラ
イン分の白黒原稿読み取りが完了する。したがって、ス
タートパルスSP及びクロックパルスCLKはカラー原
稿読み取りモード時と同一でよく、イメージセンサの出
力信号Voutもカラーモードと同様のタイミングで出
力されるので、信号処理回路も同様でよい。
【0061】(第3の実施例)図14,図15は本発明
の第3の実施例における光源切り替え型カラーイメージ
センサ201の外形、及び断面を表わしたものであり、
主要部分の構成は図1,図2に示すカラーイメージセン
サ200と同様のものであり、フレーム20がフレーム
70、透明ガラス板21が透明ガラス板71、底板25
が底板75、導光体光源3が導光体光源53に変更され
ている。
【0062】図16,図17は導光体光源53のイメー
ジセンサの長手方向の形状及び断面を示しており、両端
の入射面54にはLED基板43,44が取り付けられ
ている。同図において、55はLEDチップ31〜33
から発せられた光を導光体光源53の長手方向に伝搬さ
せるための導光部、56は導光部55を伝搬してきた入
射光を原稿方向に拡散及び反射させる反射部、57は反
射部56からの反射光を原稿の読み取ろうとする部分に
集光するための集光部である。なお同図において点線で
示されている矩形は、LED基板43上のLEDチップ
31〜33の位置を示している。
【0063】図18はLED基板43上のR,G,Bの
3種類のLEDチップ31〜33の配置を示しており、
各々2個ずつLED基板43上に直接実装されている。
そして第1の実施例と同様に、LED基板43上でこれ
らのLEDチップ31〜33はR,G,Bの発光色別に
独立のタイミングで点灯,消灯が制御できるようになっ
ている。
【0064】また図示していないが、LED基板44上
にもLED基板43と全く同様にR,G,Bの3種類の
LEDチップ31〜33が直接実装されている。このL
ED基板43,44上のLEDチップ31〜33から発
せられた光は、第1の実施例と同様の原理で原稿の読み
取り面付近のみを照射するようになっており、LEDチ
ップ31〜33を直接LED基板43,44上に実装し
ているため、LED基板43,44及び導光体光源53
はそれぞれ第1の実施例におけるLED基板41,42
及び導光体光源3に比べて小型化されている。また1本
の導光体光源の入射面に取り付けられるLEDチップの
個数も増えており、より明るく原稿面を照射でき、高速
にカラー読み取りが可能になっている。
【0065】ここで、本実施例のカラーイメージセンサ
ユニットで原稿照明用に使われているLEDチップは、
製造上図19に示す分布の光度ばらつきをもっており、
約3倍の光度ばらつきをもった全てのLEDチップに対
応して原稿照明をする必要がある。このため図20に示
すように、LEDチップの光度に対応して各LEDチッ
プの点灯時間を調整して、白基準を照射したときに一定
のセンサ出力レベルが得られるようにする。
【0066】すなわち、最も暗い相対光度0.5のLE
Dチップをイメージセンサユニットに組み込む場合に
は、1ライン分の読み取り時間の全域にわたってLED
を点灯するようにして所定のセンサ出力レベルが得られ
るように調整し、それより明るいLEDチップに対して
は、相対光度0.5のLEDチップに比べて明るい分L
EDの点灯時間のみを短くして、所定のセンサ出力レベ
ルが得られるようにするものである。
【0067】このように、本実施例における光源切り替
え型カラーイメージセンサの駆動は第1の実施例と同様
図35に示すイメージセンサ駆動回路101によって制
御され、図20に示すような制御信号φR,φG,φB
及びSP,CLKが光源切り替え型イメージセンサユニ
ット201に出力されるようになっており、このような
制御信号により次に示す読み取りが行われる。
【0068】まず、実際の原稿読み取りの前にR,G,
BのLEDを発光色別に点灯し、上述したように白基準
を照射したときに所定のレベルのセンサ出力が得られる
ように各発光色の点灯時間tron19 ,tgon19 ,t
bon19 を決定する。
【0069】次に、実際の原稿読み取りは図21及び図
23に示すような第1の実施例と同様の手順で行なわれ
る。カラー読取モードでは、ステップS31においてR
のLEDのみが最初に白基準を照射した際に決定した所
定時間tron19 の期間点灯した後消灯する。同時にスタ
ートパルスSP,クロックパルスCLKによりセンサア
レイの動作が始まり、センサアレイ上の各画素にはR信
号が蓄積される。R,G,B各色の信号蓄積時間(信号
読み出し時間)tr19 ,tg19 ,tb19 は最も暗いLE
Dチップに対応して決められており、通常はRのLED
チップが消灯した後もすぐにはGのLEDチップは点灯
しない。
【0070】そして、所定のRの信号蓄積時間が過ぎる
とステップS32においてGのLEDが点灯するととも
に、再びスタートパルスSPが入力され、既にセンサア
レイ上の各画素に蓄積されたR信号がセンサアレイ上の
アナログメモリに全画素同時に転送された後、1画素ず
つ順次外部に出力されていく。このとき同時にセンサア
レイ上の各画素にはG信号が蓄積される。
【0071】そして、最初に白基準を照射した際に決定
した所定時間tgon19 の期間GのLEDが点灯した後消
灯する。このGの信号蓄積時間もRと同様に最も暗いL
EDチップに対応してあらかじめ決められており、この
所定の時間が過ぎるまではBのLEDは点灯しない。ス
テップS33においてGの信号蓄積時間が終わるとBの
LEDが点灯するとともに、再びスタートパルスSPが
入力され、既にセンサアレイ上の各画素に蓄積されたG
信号がセンサアレイ上のアナログメモリに全画素同時に
転送された後、1画素ずつ順次外部に出力されていく。
このとき同時にセンサアレイ上の各画素にはB信号が蓄
積される。
【0072】そして、やはり最初に白基準を照射した際
に決定した所定時間tbon19 の期間BのLEDが点灯し
た後消灯する。このBの信号蓄積時間もR,Gと同様に
最も暗いLEDチップに対応してあらかじめ決められて
おり、この所定の時間が過ぎるまではRのLEDは点灯
しない。Bの信号蓄積時間が終わるとイメージセンサユ
ニット201は次の読み取りラインに移動しており、ス
テップS34においてRのLEDが点灯するとともに再
びスタートパルスSPが入力され、既にセンサアレイ上
の各画素に蓄積されたBの信号がセンサアレイ上のアナ
ログメモリに全画素同時に転送された後、1画素ずつ順
次外部に出力されていく。このとき、同時にセンサアレ
イ上の各画素には次の読み取りライン上のR信号が蓄積
される。
【0073】このような一連の動作をイメージセンサユ
ニット200を副走査方向に1ラインずつ動かしながら
繰り返していくことにより、所定の光度分布をもった全
てのLEDチップに対応したカラー読み取りが原稿面全
体にわたって行われる。
【0074】次に、白黒原稿読み取りモードではイメー
ジセンサ駆動回路101から図18に示すような制御信
号φR,φG,φB及びSP,CLKが光源切り替え型
イメ[ジセンサユニット201に出力されるようになっ
ており、このような制御信号により次に示す読み取りが
行われる。
【0075】まず、実際の原稿読み取りの前にR,G,
BのLEDを発光色別に点灯し、白基準を照射したとき
に各々カラー原稿読み取りモード時の設定レベルの1/
3の出力レベルがラインセンサから得られるように各発
光色のLEDの点灯時間tro n20 ,tgon20 ,tbon20
を決定する。そして、図22に示すようにカラー原稿読
み取りモードで1ラインの1色分の読み取りを行う時間
内にR,G,BのLEDを順次それぞれtron20 ,t
gon20 ,tbon20 だけ点灯してカラー読み取りモードの
場合と同じ所定レベルのラインセンサ出力を得られるよ
うにする。上述したようにR,G,Bの各LEDの点灯
時間を決めるとtron20 =tron19 /3,tgon20 =t
gon19 /3,tbon20 =tbon19 /3の関係があり、白
黒読み取りモードとカラー読み取りモードにおける各L
EDの点灯時間の比率は第1の実施例と同様に1:3に
なる。
【0076】このように、R,G,Bの各LEDの点灯
時間を決定した後、実際の原稿読み取りは図22に示す
タイミングでスタートパルスSP,クロックパルスCL
Kによりセンサアレイの動作が始まり、図23のステッ
プS35,S36,S37において1ラインの読み取り
時間内にR,G,Bの3種類のLEDが順次tron20
gon20 ,tbon20 の期間だけ点灯した後、消灯してい
き、センサアレイ上の各画素には白黒画像に相当するW
信号が蓄積される。そして、第1の実施例と同様にWの
信号蓄積時間tw20 は最も暗いR,G,BのLEDチッ
プを使ってカラー原稿読み取りをする場合に対応してあ
らかじめ決められており、tw20 =tg1 9 =tg19 =t
b19 となっている。
【0077】上記の所定時間tw20 が過ぎると、イメー
ジセンサユニット201は次の読み取りラインに移動
し、再びスタートパルスSPが入力され、ステップS6
において既にセンサアレイ上の各画素に蓄積された前の
読み取りラインのW信号がセンサアレイ上のアナログメ
モリに全画素同時に転送された後、1画素ずつ順次外部
に出力されていく。そしてこの時、前のラインと同様に
1ラインの読み取り時間内にR,G,Bの3種類のLE
Dが順次tron20 ,tgon20 ,tbon20 の期間だけ点灯
した後、消灯していき、センサアレイ上の各画素には次
の読み取りラインのW信号が蓄積される。このような一
連の動作をイメージセンサユニット201を副走査方向
に1ラインずつ動かしながら繰り返していくことによ
り、所定の光度分布をもった全てのLEDチップに対応
したカラー画像読み取りが原稿面全体にわたって行われ
る。
【0078】このように、図22に示すタイミングでカ
ラーイメージセンサを駆動することにより、光度ばらつ
きをもった全てのLEDチップを調光して使った場合も
カラー原稿のちょうど1/3の読み取り時間で白黒原稿
の読み取りができ、白黒,カラー同一のタイミングで出
力信号が取り出せるので、同一の信号処理が行える。よ
って、カラーイメージセンサユニットと1種類のLED
駆動回路、センサアレイ駆動回路、信号処理回路によっ
て白黒原稿の読み取りを容易に行うことができる。
【0079】(第4の実施例)図24は本発明の第4の
実施例の動作タイミングを示す図であり、図12と同様
白黒原稿読み取り時のR,G,Bの各LEDの点灯及び
イメージセンサの出力のタイミングを示している。ま
た、図25は、動作フローチャートである。
【0080】本実施例においても、第2の実施例と同様
1ライン分の白黒原稿読み取り期間にR,G,Bの各L
EDを全て点灯させて得られる複数のラインセンサの出
力信号から白黒画像を再生するようにしている。
【0081】すなわち、まず実際の原稿読み取りの前に
カラー原稿読み取りモードの時と同様にR,G,BのL
EDを発光色別に点灯し、白基準を照射したときに所定
のセンサ出力レベルが得られるように各発光色のLED
の点灯時間tron20 ,tgon2 0 ,tbon20 を決定する。
白黒原稿読み取りモードは同時に3種類のLEDを点灯
するので、R,G,BのLEDを個別に点灯して白基準
を照射した時に得られるセンサ出力レベルはカラー原稿
読み取りモード時の1/3に設定する。したがって、t
ron20 =tron19 /3,tgon20 =tgon19 /3,t
bon20 =tbon19/3である。
【0082】次に、図25のステップS41において
R,G,Bの3種類のLED全てが点灯するとともにス
タートパルスSP,クロックパルスCLKによりセンサ
アレイの動作が始まり、センサアレイ上の各画素には白
黒画像に相当するW信号が蓄積される。R,G,Bの3
種類のLEDは上述した白基準読み取り時に設定した各
LEDの点灯時間tron20 ,tgon20 ,tbon20 の期間
点灯した後、各々個別のタイミングで消灯していく。W
の信号蓄積時間tw20 は最も暗いLEDチップを使って
カラー原稿読み取りをする場合に対応してあらかじめ決
められており、t w20 =tg19 =tg19 =tb19 であ
る。
【0083】上記の所定時間tw20 が過ぎるまではR,
G,BのそれぞれのLEDは点灯しない。Wの信号蓄積
時間tw20 が過ぎると、イメージセンサユニット201
は次の読み取りラインに移動し、再びR,G,Bの全て
のLEDが点灯するとともにスタートパルスSPが入力
され、ステップS6において既にセンサアレイ上の各画
素に蓄積された前の読み取りラインのW信号がセンサア
レイ上のアナログメモリに全画素同時に転送された後、
1画素ずつ順次外部に出力されていく。このとき同時に
センサアレイの上の各画素には次の読み取りラインのW
信号が蓄積される。
【0084】このような一連の動作をイメージセンサユ
ニット201を副走査方向に1ラインずつ動かしながら
繰り返していくことにより、所定の光度分布をもった全
てのLEDチップに対応したカラー読み取りが原稿面全
体にわたって行われる。このような制御によっても前述
の各実施例と同様の作用効果が得られる。
【0085】(第5の実施例)本実施例のイメージセン
サは、図26に示すように、ライン状の光電変換素子群
を具備したセンサIC301を、読み取り原稿の長さに
対応して複数個をライン状にガラエポ材等のセンサ基板
302上に精度良く並べたセンサアレーと、レンズアレ
ー303と、照明装置304と、原稿支持用の光透過性
部材からなるカバーガラス305と、それらを位置決め
保持するためのアルミニューム等の金属あるいはポリカ
ーボネイト等の樹脂の材料からなるフレーム306から
構成されている。
【0086】それぞれの機能は、照明装置304がカバ
ーガラス305により支持されたカラー原稿に斜め方向
からR,G,Bの3色の光を切り替えて順次照明し、原
稿のR,G,Bの3色の光情報をレンズアレー303に
よりセンサIC301へ結像し、センサIC301が
R,G,Bの3色の光情報を電気信号に変換して、シス
テムへ伝送し、そこでR,G,Bの3色の電気信号を処
理してカラー画像を再現する仕組みとなっている。
【0087】上記カラー原稿読み取りイメージセンサで
白黒原稿を読み取る場合、つまりカラー原稿の代わりに
白黒原稿を読み取る場合でもR,G,Bの3色の信号と
して扱うため、読み取りに長時間必要であり、読み取り
誤差によるエラーが発生する場合がある。特にカラー原
稿読み取りの合間に存在する白黒原稿を読み取る場合に
おいては、カラー原稿として白黒原稿を読み取るので無
駄が発生する。
【0088】そこで、本実施例では、カラー原稿の代わ
りに白黒原稿を読み取る場合、原稿読み取り速度は変化
させず、読み取り1ラインに対するR,G,Bの各色の
輝度を各光源に供給する電力量を制御することにより調
整し、光源の輝度劣化を防止するようにしている。図2
7,28は本実施例におけるカラー読取モード,モノク
ロ読取モードの動作タイミングをそれぞれ示したもので
ある。
【0089】すなわち、図26において、R,G,Bの
3色の光源の電源に可変の輝度制限抵抗310,31
1,312を設け、スイッチ315により照射する光源
を切り替えて順番照明するようにした。そしてカラー原
稿読み取りの合間に存在する白黒原稿を読み取るときに
各抵抗の抵抗を大きくして輝度を制限することによっ
て、光源の劣化による照度低下を防止し、イメージセン
サの高寿命化を可能とした。また白黒原稿からカラー原
稿への変換において照明装置の各色のバランスを変化さ
せることなく、装置全体の品質信頼性を向上させること
を可能としている。
【0090】図29は、本実施例の光源制御動作を示す
フローチャートである。ステップS51で白黒読取モー
ドである場合にはステップS52に進んで各LEDに供
給する電力を抵抗310,311,312の抵抗値を大
きくすることにより制限する。なお、各抵抗の抵抗値
は、別々に設定され、すべての抵抗値を大きくしなくて
もよい。そしてステップS53で白黒画像の読み取りを
行い動作を終了する。
【0091】ステップS51でカラー読取モードである
場合は、ステップS54でカラー画像読み取りを行い、
動作を終了する。
【0092】(第6の実施例)本発明の第6の実施例に
ついて、図30,図31,図32を参照しながら説明す
る。
【0093】カラー読み取りモードにおける動作タイミ
ングチャートは前記した図27と同じである。
【0094】本実施例では、カラー原稿読み取りイメー
ジセンサで白黒原稿を読み取る場合、原稿読み取り速度
をカラー読取時よりも高速に変化させ、読み取り1ライ
ンに対しR,G,Bの3色の照明時間を削減することに
より光源の輝度劣化を防止するようにしている。
【0095】図30において、原稿を搬送するローラ3
20の回転速度をカラー読取モードの3倍で高速回転さ
せ、センサ駆動周期も3倍に高速変化させる。そして
R,G,Bの3色の光源を切り替えて順番照明し、セン
サICで光電変換された電気信号を白黒原稿読み取り用
に信号処理することにより、カラー原稿読み取りの合間
に存在する白黒原稿を読み取るときに切り替えることに
よって、光源の点灯時間をカラー読取り時の例えば3分
の1に削減することで光源の光劣化による照度低下を防
止し、イメージセンサの高寿命化を可能とし、また白黒
原稿からカラー原稿への変換において照明装置の各色の
バランスを変化させることなく、装置全体の品質信頼性
を向上させることを可能としている。図31はその動作
タイミングを示したものである。
【0096】また、図32は、本実施例の動作フローチ
ャートである。ステップS61で白黒読取モードである
場合には、ステップS62に進んで原稿の搬送速度を3
倍、センサ駆動周期を3倍、各光源の点灯時間を3分の
1にそれぞれ設定する。そしてステップS63で白黒画
像の読み取りを行い、動作を終了する。カラー読取りモ
ードである場合はステップS64でカラー画像読取りを
実行する。
【0097】(第7の実施例)本発明の第7の実施例に
ついて、図30,図33及び図34を参照しながら説明
する。
【0098】本実施例では、カラー原稿読み取りイメー
ジセンサで白黒原稿を読み取る場合、原稿搬送ローラ3
20の速度をカラー読取り時の3倍で高速回転させる
が、センサ駆動周期は変化させず、読み取り1ラインに
対しR,G,Bの3色のすべての光源を点灯させるので
はなく、読み取りラインごとに1色または2色の光源に
よって原稿画像を照明をすることで、各光源の総照明時
間を削減することによって光源の輝度劣化を防止するよ
うにしている。
【0099】また、点灯させる光源を読み取りラインご
とに順次切り替えて照明することにより、R,G,Bの
3色の光源の輝度劣化のバラツキを防止している。
【0100】図33では、R,G,Bの3色の光源は読
み取りラインごとに切り替え順次切り替えて照明し、各
ラインごとの光電変換信号を補正処理することにより、
カラー原稿読み取りの合間に存在する白黒原稿を読み取
るときにこの制御に切り替えることによって、光源の光
劣化による照度低下を防止し、イメージセンサの高寿命
化を可能とし、また白黒原稿からカラー原稿への変換に
おいて照明装置の各色のバランスを変化させることな
く、装置全体の品質信頼性を向上させることを可能とし
ている。
【0101】図34は、本実施例の動作フローチャート
である。ステップS71で白黒読取モードである場合に
は、ステップS72に進む。1ライン目を読み取る場合
はステップS73でRのLEDを点灯し、ステップS7
4で画像を読み取る。ステップS75で次ラインを読み
取る場合は、ステップS76でGのLEDを点灯し、ス
テップS77で画像読み取りを実行する。さらにステッ
プS78で次ラインの読み取りを行う場合は、ステップ
S79に進んでBのLEDを点灯し、ステップS80で
画像読取を実行する。このように本実施例では、読み取
るラインごとに点灯する光源をR,G,Bの順番で、順
次切り替えるように構成したが、この順番はこれに限ら
れるものではなく、さらに2つの光源を組み合わせ、ラ
インごとに異なる光源を点灯する様にしてもよい。
【0102】以上第1から第4の実施例において説明し
たように、光源切り替え型カラーイメージセンサを使っ
て白黒原稿を読み取る場合にカラー原稿読み取り時と各
発光素子の点灯デューティを同一にし、かつ、各々の点
灯時間を1/3にして順次あるいは全て点灯させること
により、各発光素子の順電流をカラー原稿読み取り、白
黒原稿読み取り両モードで同一にすることができ、読み
取りモード別の順電流調整手段を設ける必要がなくなる
という効果がある。
【0103】また、白黒原稿読み取り時の1ライン分の
信号蓄積時間、あるいはセンサ出力時間をカラー原稿読
み取り時の1色分の信号蓄積時間、あるいはセンサ出力
時間と同一にできるので、信号処理回路も特に白黒原稿
読み取り用に追加したり、調整手段を設けなくてもよく
なる。そして照明装置をR,G,Bの3つのLED等の
光源から構成し、この光源を切り替え型カラーイメージ
センサの装置全体の部品点数を大幅に減らすことができ
る。
【0104】この照明切り替え型構成のカラーイメージ
センサにおいて、第5から第7の実施例のようにカラー
原稿読み取りから白黒原稿を読み取る場合、照明装置を
R,G,Bの各色のLED等の光源を輝度を低下させて
の点灯や、カラー原稿読み取り時と同輝度で原稿読み取
り速度を高速化するか、あるいは原稿読み取りラインご
とに各色時分割点灯することにより、白黒原稿読み取り
時の光源点灯時間を減少させ、光源の劣化による照度低
下を防止し、イメージセンサを高寿命化することが可能
であり、また白黒原稿からカラー原稿への変換において
照明装置の各色のバランスを変化させることなく、装置
全体の品質信頼性を向上させることができる。
【0105】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カラー読
み取りとモノクロ読み取りを行なう場合に、適切な光量
で画像読み取りを行なうことができ、さらに光源の劣化
による照度低下を防止し、光源の寿命を伸ばすことがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】光源切り替え型カラーイメージセンサの外観を
示す斜視図である。
【図2】光源切り替え型カラーイメージセンサの内部構
造を示す断面図である。
【図3】センサアレイを実装した基板の構成図である。
【図4】導光体光源の側面図である。
【図5】導光体光源の断面図である。
【図6】LED基板上のLEDパッケージ及びLEDチ
ップの配置例を示す図である。
【図7】画像読み取りシステムの構成ブロック図であ
る。
【図8】第1の実施例における白黒原稿読み取り時の動
作タイミング図である。
【図9】LEDの許容順電流とデューティ比の関係を示
す特性図である。
【図10】LEDの順電流と相対光度の関係を示す図で
ある。
【図11】第1の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図12】第2の実施例における白黒原稿読み取り時の
動作タイミング図である。
【図13】第2の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図14】第3の実施例におけるカラーイメージセンサ
の外観を示す斜視図である。
【図15】第3の実施例におけるカラーイメージセンサ
の内部構造を示す断面図である。
【図16】センサアレイを実装した基板の構成図であ
る。
【図17】センサアレイを実装した基板の断面図であ
る。
【図18】基板上のLEDチップの配置例を示す図であ
る。
【図19】LEDチップの相対光度の分布を示す図であ
る。
【図20】第3の実施例においてLEDの点灯時間を変
化させた様子を示す図である。
【図21】第3の実施例におけるカラー原稿読み取り時
のLEDの点灯タイミングを示す図である。
【図22】第3の実施例における白黒原稿読み取り時の
LEDの点灯タイミングを示す図である。
【図23】第3の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図24】第4の実施例における白黒画像読み取り時の
動作タイミング図である。
【図25】第4の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図26】第5の実施例におけるイメージセンサの構成
を示す断面図である。
【図27】カラー読み取り時の動作タイミング図であ
る。
【図28】第5の実施例における動作タイミング図であ
る。
【図29】第5の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図30】第6の実施例におけるイメージセンサの構成
を示す断面図である。
【図31】第6の実施例における動作タイミング図であ
る。
【図32】第6の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図33】第7の実施例における動作タイミング図であ
る。
【図34】第7の実施例における原稿読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図35】光源切り替え型カラーイメージセンサの駆動
回路の構成を示すブロック図である。
【図36】カラー原稿を読み取る際の各LEDの点灯タ
イミングを示す図である。
【図37】白黒原稿を読み取る際の各LEDの点灯タイ
ミングを示す図である。
【符号の説明】
1 センサアレイ 2 ラインセンサ 3 導光体光源 31 LEDチップ 32 LEDチップ 33 LEDチップ 53 導光体光源 101 イメージセンサ駆動回路 104 LED点灯制御部 105 センサアレイ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C051 AA01 BA02 DA03 DB01 DB22 DB29 DB31 DC05 DE29 EA01 EA09 5C072 AA01 BA02 BA03 CA05 CA07 CA12 CA14 DA02 EA07 FB15 QA12

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる発光波長を有する複数の光
    源と、 前記光源により照明された被写体像を光電変換する光電
    変換手段と、 第1のモードと第2のモードとを切り換える切り換え手
    段と、 前記切り換え手段により第1のモードが選択された場合
    及び前記切り換え手段により第2のモードが選択された
    場合の両方において、前記光電変換手段により第1のラ
    イン期間で蓄積された信号を読み出すよう制御する読み
    出し制御手段と、 前記第1のモードにおいては、前記複数の光源をそれぞ
    れ前記第1のライン期間ごとに順次点灯するよう点灯制
    御信号を供給し、前記第2のモードにおいては、前記第
    1のライン期間内に前記複数の光源を順次点灯するよう
    点灯制御信号を供給する点灯制御手段とを有し、 前記点灯制御手段は前記第1のモードと第2のモードと
    で前記複数光源を点灯させるための点灯制御信号のデュ
    ーティー比を変えず、第1のモードの点灯時間に比べて
    第2のモードの点灯時間を各光源ごとに同じ割合で短く
    するように変更することを特徴とする画像読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記点灯制御手段による前記複数光源の
    点灯順序を、前記第1のモードと前記第2のモードとで
    同じにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像読み
    取り装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のモードにおいて原稿を読み取
    る前に前記複数の光源を順次点灯して白基準を照射し、
    前記光電変換手段からの出力信号に応じて、前記第2の
    モードにおいて前記第1のライン期間内で点灯される各
    光源の順次点灯期間を決定する決定手段を有することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読み取
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記点灯制御手段による前記各光源の点
    灯制御において、前記各光源の点灯電流を、前記第1の
    モードと前記第2のモードとで変更しないことを特徴と
    する請求項3に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記読み出し手段は、前記第1のライン
    期間内に前記光電変換手段から1画素分ずつ信号を順次
    出力する出力クロックパルスを、前記第1のモードと前
    記第2のモードとで同じにしたことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 明暗の異なる複数の光源と、 前記光源により照明された被写体像を光電変換する光電
    変換手段と、 第1のモードと第2のモードとを切り換える切り換え手
    段と、 前記切り換え手段により第1のモードが選択された場合
    及び前記切り換え手段により第2のモードが選択された
    場合の両方において、前記複数の光源を順次点灯させる
    点灯制御手段と、 前記第1のモードにおいては、前記点灯制御手段による
    各光源の点灯に対応して前記光電変換手段で蓄積された
    信号を第1のライン期間でそれぞれ順次読み出し、前記
    第2のモードにおいては、前記点灯制御手段による複数
    光源の点灯に対応して前記光電変換手段で加算蓄積され
    た信号を複数光源の順次点灯ごとに1回前記第1のライ
    ン期間で読出すように制御するとともに、前記第1のラ
    イン期間を前記複数の光源のうち最も暗い光源の前記第
    1のモードにおける点灯時間に対応した期間とする読み
    出し制御手段と、を有することを特徴とする画像読み取
    り装置。
  7. 【請求項7】 前記読み出し制御手段は、前記第1のラ
    イン期間内に前記光電変換手段から1画素分ずつ信号を
    順次出力する出力クロックパルスを、前記第1のモード
    と前記第2のモードとで同じにしたことを特徴とする請
    求項6に記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記点灯制御手段による前記複数光源の
    点灯順序を、前記第1のモードと前記第2のモードとで
    同じにしたことを特徴とする請求項6又は7に記載の画
    像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のモードにおいて原稿を読み取
    る前に前記複数の光源を順次点灯して白基準を照射し、
    前記光電変換手段からの出力信号に応じて、前記第2の
    モードにおいて前記第1のライン期間内で点灯される各
    光源の順次点灯期間を決定する決定手段を有することを
    特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の画像読み
    取り装置。
  10. 【請求項10】 前記点灯制御手段による各光源間の点
    灯期間の比率を、前記第1のモードと前記第2のモード
    とで同じにしたことを特徴とする請求項9に記載の画像
    読み取り装置。
  11. 【請求項11】 前記点灯制御手段による各光源の点灯
    デューティー比を、前記第1のモードと前記第2のモー
    ドとで同じにしたことを特徴とする請求項6乃至10の
    いずれかに記載の画像読み取り装置。
  12. 【請求項12】 前記点灯制御手段による前記各光源の
    点灯制御において、前記各光源の点灯電流を、前記第1
    のモードと前記第2のモードとで同じにしたことを特徴
    とする請求項11に記載の画像読み取り装置。
  13. 【請求項13】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段とを有する画像読み取り装置の制御方
    法であって、 第1のモードと第2のモードとを切り換える切り換えス
    テップと、 前記切り換えステップにおいて第1のモードが選択され
    た場合及び前記切り換え手段において第2のモードが選
    択された場合の両方において、前記光電変換手段により
    第1のライン期間で蓄積された信号を読み出すよう制御
    する読み出し制御ステップと、 前記第1のモードにおいては、前記複数の光源をそれぞ
    れ前記第1のライン期間ごとに順次点灯するよう点灯制
    御信号を供給し、前記第2のモードにおいては、前記第
    1のライン期間内に前記複数の光源を順次点灯するよう
    点灯制御信号を供給する点灯制御ステップとを有し、 前記点灯制御ステップにおいて、前記第1のモードと第
    2のモードとで前記複数光源を点灯させるための点灯制
    御信号のデューティー比を変えず、第1のモードの点灯
    時間に比べて第2のモードの点灯時間を各光源ごとに同
    じ割合で短くするように変更することを特徴とする制御
    方法。
  14. 【請求項14】 前記点灯制御ステップにおいて、前記
    複数光源の点灯順序を、前記第1のモードと前記第2の
    モードとで同じにしたことを特徴とする請求項13に記
    載の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第2のモードにおいて原稿を読み
    取る前に前記複数の光源を順次点灯して白基準を照射
    し、前記光電変換手段からの出力信号に応じて、前記第
    2のモードにおいて前記第1のライン期間内で点灯され
    る各光源の順次点灯期間を決定する決定ステップを有す
    ることを特徴とする請求項14または請求項14に記載
    の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記各光源の点灯において、前記各光
    源の点灯電流を、前記第1のモードと前記第2のモード
    とで変更しないことを特徴とする請求項15に記載の制
    御方法。
  17. 【請求項17】 前記読み出し手段は、前記第1のライ
    ン期間内に前記光電変換手段から1画素分ずつ信号を順
    次出力する出力クロックパルスを、前記第1のモードと
    前記第2のモードとで同じにしたことを特徴とする請求
    項13乃至16のいずれかに記載の制御方法。
  18. 【請求項18】 明暗の異なる複数の光源と、前記光源
    により照明された被写体像を光電変換する光電変換手段
    とを有する画像読み取り装置の制御方法であって、 第1のモードと第2のモードとを切り換える切り換えス
    テップと、 前記切り換えステップにおいて第1のモードが選択され
    た場合及び前記切り換えステップにおいて第2のモード
    が選択された場合の両方において、前記複数の光源を順
    次点灯させる点灯制御ステップと、 前記第1のモードにおいては、前記点灯制御ステップで
    の各光源の点灯に対応して前記光電変換手段で蓄積され
    た信号を第1のライン期間でそれぞれ順次読み出し、前
    記第2のモードにおいては、前記点灯制御手段による複
    数光源の点灯に対応して前記光電変換手段で加算蓄積さ
    れた信号を複数光源の順次点灯ごとに1回前記第1のラ
    イン期間で読出すように制御する読み出とともに、前記
    第1のライン期間を前記複数の光源のうち最も暗い光源
    の前記第1のモードにおける点灯時間に対応した期間と
    する読み出し制御ステップと、を有することを特徴とす
    る制御方法。
  19. 【請求項19】 前記読出し制御ステップでは、前記第
    1のライン期間内に前記光電変換手段から1画素分ずつ
    信号を順次出力する出力クロックパルスを、前記第1の
    モードと前記第2のモードとで同じにしたことを特徴と
    する請求項18に記載の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記点灯制御手段による前記複数光源
    の点灯順序を、前記第1のモードと前記第2のモードと
    で同じにしたことを特徴とする請求項18又は19に記
    載の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記点灯制御ステップにおいて、前記
    第2のモードにおいて原稿を読み取る前に前記複数の光
    源を順次点灯して白基準を照射し、前記光電変換手段か
    らの出力信号に応じて、前記第2のモードにおいて前記
    第1のライン期間内で点灯される各光源の順次点灯期間
    を決定する決定ステップを有することを特徴とする請求
    項18乃至20のいずれかに記載の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記点灯制御ステップにおいて、各光
    源間の点灯期間の比率を、前記第1のモードと前記第2
    のモードとで同じにしたことを特徴とする請求項21に
    記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記点灯制御ステップにおいて、各光
    源の点灯デューティー比を、前記第1のモードと前記第
    2のモードとで同じにしたことを特徴とする請求項18
    乃至22のいずれかに記載の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記点灯制御ステップでの前記各光源
    の点灯制御において、前記各光源の点灯電流を、前記第
    1のモードと前記第2のモードとで同じにしたことを特
    徴とする請求項23に記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 請求項13乃至24のいずれかに記載
    の制御方法を画像読み取り装置に実行可能なコンピュー
    タ読出し可能のプログラムを記憶した記憶媒体。
  26. 【請求項26】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段とを有する画像読み取り装置とインタ
    ーフェースを介して制御装置と接続可能な画像読み取り
    システムであって、 前記制御装置は、第1のモードに対応した光源制御プロ
    グラムと該第1のモードとは異なる光源点灯制御を行な
    う第2のモードに対応した光源制御プログラムとを格納
    したメモリと、前記第1のモードが選択された場合及び
    前記第2のモードが選択された場合のそれぞれに対応す
    るプログラムを前記メモリから読み出すとともに前記読
    み出したプログラムにしたがって前記インターフェース
    を介して前記モードに応じた前記複数の光源の点灯制御
    を行なう点灯制御手段と、を有することを特徴とする画
    像読み取りシステム。
  27. 【請求項27】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源を順次点灯することを特徴と
    する請求項26に記載の画像読み取りシステム。
  28. 【請求項28】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源それぞれの点灯期間が重なら
    ないように順次点灯されることを特徴とする請求項27
    に記載の画像読み取りシステム。
  29. 【請求項29】 前記第1のモードでは、各光源の点灯
    に対応した前記光電変換手段で蓄積された信号を第1の
    ライン期間でそれぞれ順次読出し、前記第2のモードに
    おいては、前記複数光源の点灯に対応して前記光電変換
    手段で加算蓄積された信号を複数光源の順次点灯ごとに
    1回前記第1のライン期間で読み出すことを特徴とする
    請求項26乃至28のいずれかに記載の画像読み取りシ
    ステム。
  30. 【請求項30】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段とを有する画像読み取り装置とインタ
    ーフェースを介して接続可能な制御装置であって、 第1のモードに対応した光源制御プログラムと該第1の
    モードとは異なる光源点灯制御を行なう第2のモードに
    対応した光源制御プログラムとを格納したメモリと、前
    記第1のモードが選択された場合及び前記第2のモード
    が選択された場合のそれぞれに対応するプログラムを前
    記メモリから読み出すとともに前記読み出したプログラ
    ムに従って前記インターフェースを介して前記モードに
    応じた前記複数の光源の点灯制御を行なう点灯制御手段
    と、を有することを特徴とする制御装置。
  31. 【請求項31】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源を順次点灯することを特徴と
    する請求項26に記載の制御装置。
  32. 【請求項32】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源それぞれの点灯期間が重なら
    ないように順次点灯されることを特徴とする請求項31
    に記載の制御装置。
  33. 【請求項33】 前記第1のモードでは、各光源の点灯
    に対応した前記光電変換手段で蓄積された信号を第1の
    ライン期間でそれぞれ順次読出し、前記第2のモードに
    おいては、前記複数光源の点灯に対応して前記光電変換
    手段で加算蓄積された信号を複数光源の順次点灯ごとに
    1回前記第1のライン期間で読み出すことを特徴とする
    請求項30乃至32のいずれかに記載の制御装置。
  34. 【請求項34】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段と、制御装置と接続可能なインターフ
    ェースとを有する画像読み取り装置であって、 前記複数の光源は、第1の読み取りモードが選択された
    場合及び第2の読み取りモードが選択された場合のそれ
    ぞれに対応するプログラムに基づく前記制御装置の指示
    を受信する受信手段と、前記指示にしたがって点灯制御
    が行なわれる点灯手段とを有することを特徴とする画像
    読み取り装置。
  35. 【請求項35】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源を順次点灯することを特徴と
    する請求項34に記載の画像読み取り装置。
  36. 【請求項36】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源それぞれの点灯期間が重なら
    ないように順次点灯されることを特徴とする請求項35
    に記載の画像読み取り装置。
  37. 【請求項37】 前記第1のモードでは、各光源の点灯
    に対応した前記光電変換手段で蓄積された信号を第1の
    ライン期間でそれぞれ順次読出し、前記第2のモードに
    おいては、前記複数光源の点灯に対応して前記光電変換
    手段で加算蓄積された信号を複数光源の順次点灯ごとに
    1回前記第1のライン期間で読み出すことを特徴とする
    請求項34乃至36のいずれかに記載の画像読み取り装
    置。
  38. 【請求項38】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段とを有する画像読み取り装置とインタ
    ーフェースを介して接続可能な制御装置の制御方法であ
    って、 第1の読み取りモードが選択された場合及び前記第1の
    モードとは光源点灯制御が異なる第2の読み取りモード
    が選択された場合のそれぞれに対応するプログラムを制
    御装置内のメモリから読み出す読出しステップと、前記
    読み出したプログラムに従って前記インターフェースを
    介して前記モードに応じた前記複数の光源の点灯制御を
    行なう点灯制御ステップと、を有することを特徴とする
    制御方法。
  39. 【請求項39】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源を順次点灯することを特徴と
    する請求項38に記載の制御方法。
  40. 【請求項40】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源それぞれの点灯期間が重なら
    ないように順次点灯されることを特徴とする請求項39
    に記載の制御方法。
  41. 【請求項41】 前記第1のモードでは、各光源の点灯
    に対応した前記光電変換手段で蓄積された信号を第1の
    ライン期間でそれぞれ順次読出し、前記第2のモードに
    おいては、前記複数光源の点灯に対応して前記光電変換
    手段で加算蓄積された信号を複数光源の順次点灯ごとに
    1回前記第1のライン期間で読み出すことを特徴とする
    請求項38乃至40のいずれかに記載の制御方法。
  42. 【請求項42】 請求項38乃至41のいずれかに記載
    の制御方法を制御装置に実行可能なコンピュータ読出し
    可能のプログラムを記憶した記憶媒体。
  43. 【請求項43】 互いに異なる発光波長を有する複数の
    光源と、前記光源により照明された被写体像を光電変換
    する光電変換手段と、制御装置と接続可能なインターフ
    ェースとを有する画像読み取り装置の制御方法であっ
    て、 前記複数の光源は、第1の読み取りモードが選択された
    場合及び第2の読み取りモードが選択された場合のそれ
    ぞれに対応するプログラムに基づく前記制御装置の指示
    を受信する受信ステップと、前記指示にしたがって点灯
    制御が行なわれる点灯ステップとを有する特徴とする制
    御方法。
  44. 【請求項44】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源を順次点灯することを特徴と
    する請求項43に記載の制御方法。
  45. 【請求項45】 前記第1のモード、前記第2のモード
    ではともに前記複数の光源それぞれの点灯期間が重なら
    ないように順次点灯されることを特徴とする請求項44
    に記載の制御方法。
  46. 【請求項46】 前記第1のモードでは、各光源の点灯
    に対応した前記光電変換手段で蓄積された信号を第1の
    ライン期間でそれぞれ順次読出し、前記第2のモードに
    おいては、前記複数光源の点灯に対応して前記光電変換
    手段で加算蓄積された信号を複数光源の順次点灯ごとに
    1回前記第1のライン期間で読み出すことを特徴とする
    請求項43乃至45のいずれかに記載の制御方法。
  47. 【請求項47】 請求項43乃至46のいずれかに記載
    の制御方法を画像読み取り装置に実行可能なコンピュー
    タ読出し可能のプログラムを記憶した記憶媒体。
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