JP2883761B2 - 雑菌繁殖防止体 - Google Patents
雑菌繁殖防止体Info
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- JP2883761B2 JP2883761B2 JP3349626A JP34962691A JP2883761B2 JP 2883761 B2 JP2883761 B2 JP 2883761B2 JP 3349626 A JP3349626 A JP 3349626A JP 34962691 A JP34962691 A JP 34962691A JP 2883761 B2 JP2883761 B2 JP 2883761B2
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- Japan
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- oxide film
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水中の雑菌の繁殖防止
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】夏、水遊びをしにプールに行くと、気温
が高く雑菌が繁殖しやすいため、プールの底や壁、タイ
ルなどにぬめりが付いて滑りやすくなり、転倒して頭を
ぶっつけたりして非常に危険なことがある。また、流し
や洗面台など、水をよく使用するところでもぬめりが生
じやすい。一方、飲料水などを瓶などにいれて保存する
場合、室温で長期間放置して置くと雑菌が繁殖し、腐敗
して飲めなくなってしまう。
が高く雑菌が繁殖しやすいため、プールの底や壁、タイ
ルなどにぬめりが付いて滑りやすくなり、転倒して頭を
ぶっつけたりして非常に危険なことがある。また、流し
や洗面台など、水をよく使用するところでもぬめりが生
じやすい。一方、飲料水などを瓶などにいれて保存する
場合、室温で長期間放置して置くと雑菌が繁殖し、腐敗
して飲めなくなってしまう。
【０００３】従来、このようなぬめりの発生や水中での
雑菌の繁殖を防止するため、プールの水を入れ換えた
り、プールや流しを掃除してぬめりを取ったり、塩素や
消毒薬を使って消毒したりすることが行われている。ま
た、飲料水などを長期に保存する場合には、防腐剤を添
加したり、煮沸などして消毒した後、密封したりするこ
とが行われている（平凡社、大百科辞典、１１巻、ｐ．
４７３、９巻、ｐ．５１４）。しかし、これらの方法は
いずれも毒性や安全性、経済性などの点で問題がある。
塩素は水中に含まれる有機物と反応して発ガン性を持つ
トリハロメタンや有機塩素化合物を生成したり、水着を
脱色するなどの問題があり、また、消毒薬や防腐剤も安
全性の点で問題がある。
雑菌の繁殖を防止するため、プールの水を入れ換えた
り、プールや流しを掃除してぬめりを取ったり、塩素や
消毒薬を使って消毒したりすることが行われている。ま
た、飲料水などを長期に保存する場合には、防腐剤を添
加したり、煮沸などして消毒した後、密封したりするこ
とが行われている（平凡社、大百科辞典、１１巻、ｐ．
４７３、９巻、ｐ．５１４）。しかし、これらの方法は
いずれも毒性や安全性、経済性などの点で問題がある。
塩素は水中に含まれる有機物と反応して発ガン性を持つ
トリハロメタンや有機塩素化合物を生成したり、水着を
脱色するなどの問題があり、また、消毒薬や防腐剤も安
全性の点で問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、省エネルギー的で容易かつ安全に雑菌の繁殖を防止
できる経済的な雑菌繁殖防止体の提供を目的とするもの
である。
み、省エネルギー的で容易かつ安全に雑菌の繁殖を防止
できる経済的な雑菌繁殖防止体の提供を目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によれ
ば、チタンのアルコキシドから調製したチタニアゾルを
基板上にコートした後、焼成して、前記基板に酸化チタ
ン膜を被覆することにより、さらには前記基板として導
電性の皮膜を施したものを用いることにより、また、前
記酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被覆することによ
って達成される。本発明による雑菌繁殖防止体をプール
の内側に張ったり、あるいは飲料水などを容れた容器に
入れて置けば、太陽光や電灯などの光を受けて、酸化チ
タン膜に電子や正孔が生成して酸化還元を行うため、そ
の作用により雑菌の繁殖を防止できる。
ば、チタンのアルコキシドから調製したチタニアゾルを
基板上にコートした後、焼成して、前記基板に酸化チタ
ン膜を被覆することにより、さらには前記基板として導
電性の皮膜を施したものを用いることにより、また、前
記酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被覆することによ
って達成される。本発明による雑菌繁殖防止体をプール
の内側に張ったり、あるいは飲料水などを容れた容器に
入れて置けば、太陽光や電灯などの光を受けて、酸化チ
タン膜に電子や正孔が生成して酸化還元を行うため、そ
の作用により雑菌の繁殖を防止できる。
【０００６】本発明に用いられる基板の材質は、必要な
強度を持っていればコンクリート、ガラス、プラスチッ
ク、セラミックス、金属など、何でもよい。また、本発
明に用いられる基板は透明であっても不透明であっても
よいが、基板が透明の方が光が外側から基板を透過して
入射できるため、好都合である。
強度を持っていればコンクリート、ガラス、プラスチッ
ク、セラミックス、金属など、何でもよい。また、本発
明に用いられる基板は透明であっても不透明であっても
よいが、基板が透明の方が光が外側から基板を透過して
入射できるため、好都合である。
【０００７】本発明に用いられる導電性の皮膜を施した
基板としては、銅やアルミニウムなどを施したものが挙
げられるが、飲料水などを容れた容器に入れて雑菌の繁
殖を防止する場合には酸化錫やＩＴＯ（インジウム・錫
酸化物）、酸化亜鉛などの透明導電膜を施したものが好
ましい。
基板としては、銅やアルミニウムなどを施したものが挙
げられるが、飲料水などを容れた容器に入れて雑菌の繁
殖を防止する場合には酸化錫やＩＴＯ（インジウム・錫
酸化物）、酸化亜鉛などの透明導電膜を施したものが好
ましい。
【０００８】本発明に用いられる基板の形状は、角柱
状、円柱状、球状、円錐状、瓢箪型、ラグビーボール型
など、どのような形であってもよい。また、基板が閉じ
た形であっても、蓋があってもなくてもよく、円管状や
角管状であってもよい。
状、円柱状、球状、円錐状、瓢箪型、ラグビーボール型
など、どのような形であってもよい。また、基板が閉じ
た形であっても、蓋があってもなくてもよく、円管状や
角管状であってもよい。
【０００９】本発明による雑菌繁殖防止体は、四塩化チ
タンとアルコールとの反応によって得られるチタンのア
ルコキシドからチタニアゾルを作り、ディップコーティ
ング法やスピンコーティング法、塗布法、スプレー熱分
解法などによって基板上にコートした後、焼成して製作
される。その時の焼成温度は５００℃程度が最も好まし
い。
タンとアルコールとの反応によって得られるチタンのア
ルコキシドからチタニアゾルを作り、ディップコーティ
ング法やスピンコーティング法、塗布法、スプレー熱分
解法などによって基板上にコートした後、焼成して製作
される。その時の焼成温度は５００℃程度が最も好まし
い。
【００１０】本発明に用いられる基板に導電膜を被覆す
る方法としては、電解鍍金法やＣＶＤ法、ＰＶＤ法、ス
パッタリング法などが挙げられる。また、本発明に用い
られる酸化チタン膜を被覆した基板に白金膜を被覆する
方法としては、光電着法やＣＶＤ法、ＰＶＤ法、スパッ
タリング法などが挙げられる。
る方法としては、電解鍍金法やＣＶＤ法、ＰＶＤ法、ス
パッタリング法などが挙げられる。また、本発明に用い
られる酸化チタン膜を被覆した基板に白金膜を被覆する
方法としては、光電着法やＣＶＤ法、ＰＶＤ法、スパッ
タリング法などが挙げられる。
【００１１】こうして得られた、基板あるいは導電性の
皮膜を施した基板に酸化チタン膜を被覆した雑菌繁殖防
止体、あるいはその上にさらに白金膜を被覆した雑菌繁
殖防止体をプールの内側に張ったり、あるいは、飲料水
などを容れた容器に入れて置けば、太陽光や電灯などの
光を受けて、酸化チタン膜に電子や正孔が生成して酸化
還元を行い、その作用により雑菌の繁殖を防止できるた
め、プールの底や壁、タイルなどにぬめりが付いて滑り
やすくなるのを防止でき、また飲料水などを室温で長期
間保存することができる。本発明による雑菌繁殖防止体
はプールの壁だけでなく、風呂場のタイルや、すのこ、
風呂桶、浴槽、噴水のタイル、流し、流しの三角コーナ
ー、プールや風呂場のてすり、洗面器、まな板、洗面
台、魚のショーケースなど、幅広い応用が可能である。
皮膜を施した基板に酸化チタン膜を被覆した雑菌繁殖防
止体、あるいはその上にさらに白金膜を被覆した雑菌繁
殖防止体をプールの内側に張ったり、あるいは、飲料水
などを容れた容器に入れて置けば、太陽光や電灯などの
光を受けて、酸化チタン膜に電子や正孔が生成して酸化
還元を行い、その作用により雑菌の繁殖を防止できるた
め、プールの底や壁、タイルなどにぬめりが付いて滑り
やすくなるのを防止でき、また飲料水などを室温で長期
間保存することができる。本発明による雑菌繁殖防止体
はプールの壁だけでなく、風呂場のタイルや、すのこ、
風呂桶、浴槽、噴水のタイル、流し、流しの三角コーナ
ー、プールや風呂場のてすり、洗面器、まな板、洗面
台、魚のショーケースなど、幅広い応用が可能である。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例の内で特に代表的なものを以
下に示す。
下に示す。
【００１３】実施例１ 金属製の洗面器にゾル−ゲル法で酸化チタン膜を被覆
し、金魚鉢の水を容れて蛍光灯の下で一か月間放置した
が、その表面にぬめりは生じず、水は透明のままで雑菌
や藻も生えてこなかった。酸化チタン膜で被覆していな
い金属製の洗面器を用いた場合には一週間で藻も生えて
ぬめりが生じ、水が濁ってきた。
し、金魚鉢の水を容れて蛍光灯の下で一か月間放置した
が、その表面にぬめりは生じず、水は透明のままで雑菌
や藻も生えてこなかった。酸化チタン膜で被覆していな
い金属製の洗面器を用いた場合には一週間で藻も生えて
ぬめりが生じ、水が濁ってきた。
【００１４】実施例２ ＩＴＯの透明導電膜を施した無色透明のガラス玉にゾル
−ゲル法で酸化チタン膜を被覆したものを２ｇ／１の塩
化白金酸カリウムのエタノール水溶液に入れ、マグネチ
ックスターラーで攪拌しながら、１００Ｗの水銀ランプ
の光を４時間照射し、光電着法で酸化チタン膜の表面に
白金をコートした。天然の清水を容れた透明なガラス瓶
に得られた雑菌繁殖防止体を入れ、明るいところに１か
月間放置しておいた。その結果、雑菌繁殖防止体を入れ
なかった場合には水が白く濁ってきて雑菌が繁殖してき
たが、雑菌繁殖防止体を入れた場合には水は透明のまま
で雑菌もほとんど検出されなかった。
−ゲル法で酸化チタン膜を被覆したものを２ｇ／１の塩
化白金酸カリウムのエタノール水溶液に入れ、マグネチ
ックスターラーで攪拌しながら、１００Ｗの水銀ランプ
の光を４時間照射し、光電着法で酸化チタン膜の表面に
白金をコートした。天然の清水を容れた透明なガラス瓶
に得られた雑菌繁殖防止体を入れ、明るいところに１か
月間放置しておいた。その結果、雑菌繁殖防止体を入れ
なかった場合には水が白く濁ってきて雑菌が繁殖してき
たが、雑菌繁殖防止体を入れた場合には水は透明のまま
で雑菌もほとんど検出されなかった。
【００１５】実施例３ 白金の陶磁器タイルにゾル−ゲル法で酸化チタン膜を被
覆した後、その表面に白金をコートして、池の壁に貼
り、池の水を張った。そのまま２か月間放置しておいた
が、タイルにぬめりは生じなかった。
覆した後、その表面に白金をコートして、池の壁に貼
り、池の水を張った。そのまま２か月間放置しておいた
が、タイルにぬめりは生じなかった。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、プールや
流しなどでのぬめりの発生や水中での雑菌の繁殖を防止
するため、省エネルギー的で容易かつ安全で経済的な雑
菌繁殖防止体の提供を目的とするものである。基板ある
いは導電性の皮膜を施した基板上に、チタンのアルコキ
シドから調製したチタニアゾルをコートした後、焼成す
ることによって酸化チタン膜を形成した雑菌繁殖防止
体、または、前記酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被
覆した雑菌繁殖防止体を、プールなどの内側に張った
り、あるいは、飲料水などを容れた容器に入れることに
より、雑菌繁殖防止体が太陽光や電灯などの光を受け、
酸化チタン膜に電子や正孔が生成して酸化還元を行い、
その作用により雑菌の繁殖が防止されるため、プールの
底や壁、タイルなどにぬめりが付いて滑りやすくなるの
を防止でき、飲料水などを室温で長時間保存することが
できる。また、透明な金魚鉢や花瓶などに入れると、酸
化チタン膜の酸化還元作用により水が活性化され、魚や
花などを長生きさせることができる。本発明に用いられ
る酸化チタンは、塗料や化粧品、歯磨き粉などにも使わ
れており、耐久性があり、無毒かつ安全という利点を持
っている。そして、本発明による雑菌繁殖防止体はプー
ルの壁だけでなく、風呂場のタイルや、すのこ、流し、
流しの三角コーナー、風呂桶、浴槽、噴水のタイル、プ
ールや風呂場の手すり、洗面器、まな板、洗面台、魚の
ショウケース、加湿器の出口のノズルなど、幅広い応用
が可能である。しかも、光の干渉によって赤や青、紫、
緑など、美しい色を出すので、装飾用としても好適であ
る。
流しなどでのぬめりの発生や水中での雑菌の繁殖を防止
するため、省エネルギー的で容易かつ安全で経済的な雑
菌繁殖防止体の提供を目的とするものである。基板ある
いは導電性の皮膜を施した基板上に、チタンのアルコキ
シドから調製したチタニアゾルをコートした後、焼成す
ることによって酸化チタン膜を形成した雑菌繁殖防止
体、または、前記酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被
覆した雑菌繁殖防止体を、プールなどの内側に張った
り、あるいは、飲料水などを容れた容器に入れることに
より、雑菌繁殖防止体が太陽光や電灯などの光を受け、
酸化チタン膜に電子や正孔が生成して酸化還元を行い、
その作用により雑菌の繁殖が防止されるため、プールの
底や壁、タイルなどにぬめりが付いて滑りやすくなるの
を防止でき、飲料水などを室温で長時間保存することが
できる。また、透明な金魚鉢や花瓶などに入れると、酸
化チタン膜の酸化還元作用により水が活性化され、魚や
花などを長生きさせることができる。本発明に用いられ
る酸化チタンは、塗料や化粧品、歯磨き粉などにも使わ
れており、耐久性があり、無毒かつ安全という利点を持
っている。そして、本発明による雑菌繁殖防止体はプー
ルの壁だけでなく、風呂場のタイルや、すのこ、流し、
流しの三角コーナー、風呂桶、浴槽、噴水のタイル、プ
ールや風呂場の手すり、洗面器、まな板、洗面台、魚の
ショウケース、加湿器の出口のノズルなど、幅広い応用
が可能である。しかも、光の干渉によって赤や青、紫、
緑など、美しい色を出すので、装飾用としても好適であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高広 名古屋市瑞穂区北原町３丁目11番地三旺 マンション瑞穂北原102 (72)発明者 尾崎 利彦 愛知県西尾市熊味町南十五夜91 (72)発明者 加藤 薫一 愛知県小牧市大字岩崎400番地 株式会 社加藤機械製作所内 (72)発明者 横井 浩明 愛知県岩倉市八剱町野畑56番地 株式会 社アイワ内 合議体 審判長 嶋矢 督 審判官 谷口 操 審判官 胡田 尚則 (56)参考文献 特開 昭61−83106（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−42793（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−14820（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−36257（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】 チタンのアルコキシドから調製したチタ
ニアゾルを基板上にコートした後、焼成することによっ
て、基板に酸化チタン膜を被覆したことを特徴とする雑
菌繁殖防止体。 - 【請求項２】 基板が導電性の皮膜を施したものである
ことを特徴とする請求項１記載の雑菌繁殖防止体。 - 【請求項３】 酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被覆
したことを特徴とする請求項１記載の雑菌繁殖防止体。 - 【請求項４】 酸化チタン膜の上にさらに白金膜を被覆
したことを特徴とする請求項２記載の雑菌繁殖防止体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349626A JP2883761B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 雑菌繁殖防止体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349626A JP2883761B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 雑菌繁殖防止体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155726A JPH05155726A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2883761B2 true JP2883761B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18405011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3349626A Expired - Lifetime JP2883761B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 雑菌繁殖防止体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2883761B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7704913B2 (en) | 2003-04-23 | 2010-04-27 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Visible-light-responsive three-dimensional fine cell-structured photocatalytic filter, its manufacturing method and purifier device |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09231821A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-09-05 | Toto Ltd | 照明器具及び照度維持方法 |
| US6333093B1 (en) * | 1997-03-17 | 2001-12-25 | Westaim Biomedical Corp. | Anti-microbial coatings having indicator properties and wound dressings |
| FR2824321B1 (fr) * | 2001-05-02 | 2004-04-16 | Saint Gobain Mat Constr Sas | Materiau architectural muni d'un revetement et son procede d'obtention |
| WO2004041750A1 (fr) * | 2002-11-04 | 2004-05-21 | Terreal | Materiau architectural muni d'un revetement et son procede d'obtention |
| CN101830641B (zh) * | 2010-04-01 | 2013-08-14 | 北京燕山润泽清洁能源技术开发有限公司 | 一种自组装纳米晶二氧化钛薄膜的制备方法 |
| CN113737395A (zh) * | 2021-08-06 | 2021-12-03 | 华南理工大学 | 一种柔性二氧化钛纳米纤维膜及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6183106A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-26 | Giken Kogyo Kk | 水と接触する固体表面の汚損防止方法 |
| JPS6342793A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-23 | Hosokawa Micron Kk | 酸化チタン利用の流体浄化方法 |
| JP2608758B2 (ja) * | 1988-03-23 | 1997-05-14 | 富士チタン工業株式会社 | 酸化チタン薄膜形成材料の製造方法 |
| JPH0336257A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-15 | Mitsubishi Motors Corp | チタンおよびチタン合金の酸化処理方法 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3349626A patent/JP2883761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7704913B2 (en) | 2003-04-23 | 2010-04-27 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Visible-light-responsive three-dimensional fine cell-structured photocatalytic filter, its manufacturing method and purifier device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05155726A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
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