JP2879065B2 - 電極間の短絡検出方法及びその装置 - Google Patents

電極間の短絡検出方法及びその装置

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JP2879065B2
JP2879065B2 JP1165413A JP16541389A JP2879065B2 JP 2879065 B2 JP2879065 B2 JP 2879065B2 JP 1165413 A JP1165413 A JP 1165413A JP 16541389 A JP16541389 A JP 16541389A JP 2879065 B2 JP2879065 B2 JP 2879065B2
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隆二郎 武藤
雅夫 大河原
博志 桑原
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Asahi Glass Co Ltd
Kyocera Display Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶表示素子等に用いられる基板上に帯状に
並んだ複数の電極の間の短絡を検出する方法及びその装
置に関するものである。
[従来の技術] 液晶表示素子等の基板上に設けた帯状電極を形成する
製造工程において、しばしば隣り合う電極間で短絡が発
生することがあり、その短絡箇所を検出し、短絡を修理
することが必要になることがある。このような際の短絡
を検出する方法としては、顕微鏡を使用した目視によっ
ての外観検査、いわゆる目視法が一般に行なわれてい
る。しかし目視法には、電極パターンが近年ますます微
細化するに従い、測定者の疲労や、見落としの発生、ま
た、基板の汚染の可能性、検出に要する時間がかかりす
ぎる等の問題があり、大量生産を前提とした表示素子等
の製造工程に用いることは好ましいものではなかった。
そのような問題を解決するために、特開昭62−66152
号には、短絡を検出すべき2本の電極上に2つのプロー
ブを接触させて、その2本の電極の間の短絡の有無を検
出するいわゆる導通法が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしこのような導通法を採用した場合にも、特定の
2本の電極間に短絡が発生していることが分かるのみで
あり、その位置をその電極のうちのどの部分が短絡して
いるかは分らず、結局、短絡が検出された電極を顕微鏡
等で目視観察して、短絡箇所を検出し、修理するしかな
かった。従って、前述の目視法のみを用いた場合に比べ
て、若干改善されるものの、やはり、非常に労力がかか
る不便なものであった。
特に電極の下に色付きのフィルターがある場合には微
小な短絡は見にくく、電極間の異物の存在で短絡してい
る時等では、目視での判別ができない場合が多かった。
[課題を解決するための手段] 本発明はかかる課題を解決するためになされたもので
あり、帯状に並んだ複数の電極を有する少なくとも1枚
の基板内で近接した電極間の短絡を検出する方法であっ
て、前記電極のうちから選ばれた第1の電極の両端部の
それぞれに2つのプローブを接触させるとともに、第1
の電極との短絡の有無を検出されるべき第2の電極の一
方の端部または両方の端部であって、第1の電極に接触
しているプローブに近接した位置にプローブを接触さ
せ、上記のプローブのうちから選ばれた3種類の2つの
プローブの間の抵抗値であって、お互いに1次独立であ
る抵抗値を推定または測定することにより、第1の電極
と第2の電極の間の短絡の有無及びその場所を検出する
ことを特徴とする電極間の短絡検出方法及び帯状に並ん
だ複数の電極を有する少なくとも1枚の基板内で近接し
た電極間の短絡を検出する装置であって、前記電極のう
ちから選ばれた第1の電極の両端部にそれぞれ接触させ
る2つのプローブと、第1の電極との短絡の有無を検出
されるべき第2の電極の一方の端部または両方の端部で
あって、第1の電極に接触しているプローブに近接した
位置に接触させるプローブと、上記のプローブの間の抵
抗値を測定する手段と、その抵抗値から第1の電極と第
2の電極の間の短絡の有無及びその場所を演算して検出
する演算装置とを有することを特徴とする電極間の短絡
検出装置を提供するものである。
第1図は本発明の基本的原理を説明する原理図であ
る。第2図は本発明の一例における装置の概念図であ
る。第2図において、X1、X2はその間の短絡を検出する
べき近接した電極パターン、P1、P2、P3、P4は電極X1
X2の短絡検出用にプローブを立てる位置であり、X1、X2
の端部にあり、P1、P3とP2、P4とはそれぞれ近接してい
る。電極X1、X2上のプローブP1、P2間、又はP3、P4間の
距離及び抵抗値はP1、P3とP2、P4とはそれぞれ近接して
いるため、X1、X2上でそれぞれ近似的に同一とみなすこ
とができる。同じ電極上のプローブ間の距離をL、同じ
電極上のプローブ間の抵抗をR(第1図参照)とすれば
短絡位置と基準点(ここではP1とする)との距離のLに
対する比をxとすると、基準点P1より短絡箇所までの距
離及び抵抗値はそれぞれxL、xRと表わすことができる。
このとき、短絡部の抵抗値をrとすれば、未知の値
は、x、R、rの3つなので、もし、上記のプローブの
うちから3種類選ばれた2つのプローブの間の抵抗値で
あって、お互いに1次独立であるものを測定することが
できれば未知の値xを知ることができる。
ここで、互いに1次独立な3種類の抵抗値とは、その
うち2つの1次結合をとることにより、他の1つの抵抗
値を得ることができない関係を言う。例えば、PjとPi
間の抵抗値をRijということにすれば、R14、R23、R12
R23=R14という関係があるので1次独立でない。
1次独立抵抗値の組み合せの例として、R12、R13、R
14及びR12、R13、R24及びR12、R13、R23及びそれらを上
下あるいは左右で反転した配置の組み合せのものがあ
る。
具体的な演算方法について例を挙げるならば、例え
ば、R12、R14、R13が分かれば、R12=Rなので、 R14=R+r ‥‥‥(1) R13=2xR+r ‥‥‥(2) の関係から、 x=(R13−R14+R)/2R ‥‥(3) より与えられる。
R12、R34については、ほぼどの電極も同じ値(=R)
と見なせる場合が多く、1つの電極について測定した後
はその値を推定値として使用しても良い。
以上のような方法を実現するための装置の概念図を第
2図と第3図に示した。
第2図は、非検査電極をプローブで機械的に電極の帯
の方向とほぼ垂直な方向になぞることにより、電極に電
圧を印加して、短絡の有無、及び短絡の場所を検出する
ことができる様にしたものであり、プローブは4つとし
た。
この場合、例えばP1、P2間、P1、P4間、P1、P3間の抵
抗値を測定し、上記したような所定の演算を施すことに
より、短絡の有無及び短絡位置の検出が可能である。こ
のとき、P1、P2間の抵抗値を測定して、他のX1以外の電
極の抵抗値と比較することにより、直ちにX1の断線の有
無も同時に分かり、又、P1、P4間の抵抗値を測定して、
他の電極での同様の抵抗値と比較すれば、直ちに電極
X1、X2間の短絡の有無が分かることになる。
又、P1、P2間及びP1、P4間の抵抗値を測定した後電圧
印加を回路で、P1、P2に切換え、P2、P4間の抵抗値を測
定できる様にすれば、P3は不要となる。
また、第3図の様に、被検査電極端全部又は部分的に
プローブなどの接触子を立てそれぞれの電極に電流を流
す様にし、断線・短絡を検査する検査機に組み込むこと
により、断線・短絡検査と同時に短絡位置を検出するこ
とも可能である。
本発明に係る電極間の短絡検出方法及びその装置は、
液晶表示素子の電極間の短絡の検出のみならず、帯状に
並んだ電極間の短絡の検出をする際には広く有効であ
る。
さらに、以上の説明は、となりあう電極間の短絡を検
出するときのみならず、お互いに対向する電極等、近接
しており、短絡の危険のあるものについても適用可能で
ある。
[実施例] 第2図の様な位置に隣り合う電極の短絡がある場合
の、液晶表示素子基板ついて短絡位置検出の実施例を示
す。15Ω/□の面抵抗をもつ電極を線幅0.3mmのストラ
イプ状にパターニングされた表示電極のP1、P2間距離
(L)49.625mmで目視でのP1より短絡までの位置(xL)
が8.310mmであった場合、R、R13、R14の実測値はそれ
ぞれ1.968KΩ,0.8138KΩ,2.122KΩとなった。この抵抗
値を(3)式に代入すると となりXLの実測値8.310mmとほぼ一致した。
[発明の効果] 本発明に係る電極間の短絡検出方法及びその装置によ
れば、帯状に並んだお互いに近接した電極間の短絡位置
の検出が断線、短絡検出と同時に行なえ、短絡を修理す
るための短絡位置の検出の時間短縮、見落としの撲滅が
できる。
また、本発明で得られる短絡個所のデータに基づき、
レーザービーム照射によりリペアシステムを動かすこと
が可能である。すなわち、コンピュータ制御されたリペ
ア装置に、本装置で得られたデータを送り込むことによ
り、マニュアルで短絡点を捜し出す手間が省け、修正ま
での時間がさらに大幅に短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本的原理図であり、第2図及び第
3図は本発明に係る装置の概念図である。 L、RはそれぞれP1、P2間又はP3、P4間の距離及び抵抗
値、xは基準とする点(図ではP1又はP3)より短絡まで
の距離と、P1、P2間又はP3、P4間の距離の比、rは短絡
部分の抵抗値、P1、P2、P3、P4は断線・短絡検査用のプ
ローブなどの接触子、X1、X2は電極である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 G01R 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状に並んだ複数の電極を有する少なくと
    も1枚の基板内で近接した電極間の短絡を検出する方法
    であって、前記電極のうちから選ばれた第1の電極の両
    端部のそれぞれに2つのプローブを接触させるととも
    に、第1の電極との短絡の有無を検出されるべき第2の
    電極の一方の端部または両方の端部であって、第1の電
    極に接触しているプローブに近接した位置にプローブを
    接触させ、上記のプローブのうちから選ばれた3種類の
    2つのプローブの間の抵抗値であって、お互いに1次独
    立である抵抗値を推定または測定することにより、第1
    の電極と第2の電極の間の短絡の有無及びその場所を検
    出することを特徴とする電極間の短絡検出方法。
  2. 【請求項2】帯状に並んだ複数の電極を有する少なくと
    も1枚の基板内で近接した電極間の短絡を検出する装置
    であって、前記電極のうちから選ばれた第1の電極の両
    端部にそれぞれ接触させる2つのプローブと、第1の電
    極との短絡の有無を検出されるべき第2の電極の一方の
    端部または両方の端部であって、第1の電極に接触して
    いるプローブに近接した位置に接触させるプローブと、
    上記のプローブの間の抵抗値を測定する手段と、その抵
    抗値から第1の電極と第2の電極の間の短絡の有無及び
    その場所を演算して検出する演算装置とを有することを
    特徴とする電極間の短絡検出装置。
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