JP2878170B2 - ピアス - Google Patents

ピアス

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JP2878170B2
JP2878170B2 JP7332589A JP33258995A JP2878170B2 JP 2878170 B2 JP2878170 B2 JP 2878170B2 JP 7332589 A JP7332589 A JP 7332589A JP 33258995 A JP33258995 A JP 33258995A JP 2878170 B2 JP2878170 B2 JP 2878170B2
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JP
Japan
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ring
pin
metal wire
shaped
locking portion
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JPH09140418A (ja
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淳一 関
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PAIROTSUTO KK
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PAIROTSUTO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳朶にあけた孔に
ピンを挿通させ、ピンの先端を係止部に係止して耳朶に
取り付けるタイプのピアスにおいて、簡単にピンを係止
でき、且つ装飾価値の高い、しかも廉価にすることがで
きるピアスの係止部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耳朶にあけた孔にピンを挿通して
取り付けるピアスにおいては、両端を開放したリング状
の金属ワイヤの一端から金、銀、又はプラチナ等の貴金
属からなる中空状の装飾体、又はダイヤ、サファイヤ等
の貴石や真珠、ガラス、エナメル等からなるビーズ状の
装飾体、あるいは種々の吊り下げ状の装飾体を、少なく
とも一つ以上挿着させ、該リング状の金属ワイヤの一端
に耳朶に挿通するピンを揺動連結部を介して該リング状
の金属ワイヤの他端に向けて首振り自在にするととも
に、該金属ワイヤの他端には該ピンの先端を係止させる
係止部を取り付けて、該ピンを該係止部の弾性を利用し
て填め込むようにしたものが知られている。(図6に示
す)。
【0003】あるいは両端を開放し、金、銀、又はプラ
チナ等の貴金属からなるリング状の装飾部材の一端に揺
動連結部を設け、耳朶に挿通するピンを揺動結部を介し
て該リング状の装飾部材の他端に向けて首振り自在にす
るとともに、該リング状の装飾部材の他端には該ピンの
先端を係止させる係止部を取り付けて、該ピンを該係止
部の弾性を利用して填め込むようにしたものも知られて
いる。(図7に示す)。
【0004】上記に示す前半の従来のピアスについて
は、両端を開放したリング状の金属ワイヤの一端には耳
朶へ挿通するピンの揺動連結部を取り付け、その揺動連
結部に対向するリング状の金属ワイヤの他端には係止部
を設けてある。この係止部は、図6に示す通り、例えば
板状のものを使用し、ピンの先端を填め込み易くするた
めの開口部と、ピンの先端を填め込む時に弾性的に開き
ピンの先端を保持するU字形の溝とで形成させていて、
係止部の底部外形をリング状の金属ワイヤの他端に固着
させている。
【0005】上記に示す後半の従来のピアスについても
(図7に示す)、両端を開放したリング状の装飾部材の
他端には、同様にしてピンの先端を係止する係止部を取
り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の係止部については構造上、複雑になり、製
作とその組立取り付け作業には中々手間がかかり、コス
ト高の問題を抱えていた。
【0007】また、係止部が大きくなる傾向があり、材
料が増してその分コストが上昇し、またその形状におい
ても装飾体とに違和感を生じ、全体的な装飾品としての
美的調和がうまくいかず、審美感を追求するにも限界が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に詳述
した問題点を解決させるために、本発明は、係止部の構
造が簡単で、製作とその組立取り付け作業が容易で、し
かも係止部を小さくすることで材料コストを下げること
ができ、また装飾体としても見劣りしないような部材で
構成させることとしている。そして、ピアスを耳に装着
させる際、両端が開放したリング状の金属ワイヤ、ある
いは両端が開放したリング状の装飾部材を、弾性変形を
利用して互いに対向する両端を結ぶ外方向に押し広げ、
簡単にピンを係止部に挿入して係止させることが出来
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のピアスは、両端を開放し
たリング状の金属ワイヤの一端から少なくとも一つ以上
の中空状、またはビーズ状、または吊り下げ状の装飾体
を挿入して挿着させ、該リング状の金属ワイヤの一端に
は軸受けに耳朶に挿通するピンを入れ、シャフトで該ピ
ンを揺動自在に組み込んだ揺動連結部を固着させたもの
において、該リング状の金属ワイヤの他端に、細い金属
線を円形にした環状体からなる係止部を固着し、前記リ
ング状の金属ワイヤを弾性変形を利用して開放した両端
の距離を押し広げ、前記ピンの先端を該環状体に挿通
し、前記ピンを係止させている。尚、該揺動連結部につ
いては、これに限定せず別のものであってもかまわな
い。
【0010】また、上記で示した発明の実施の形態の他
に、リング状の金属ワイヤを使用せずに両端を開放した
リング状の装飾部材の一端に揺動連結部を設け、耳朶に
挿通するピンを組み込み、該リング状の装飾部材の他端
に、細い金属線の環状体を固着させ係止部として前記リ
ング状の装飾部材の弾性変形を利用して、該ピンの先端
を該環状体に挿通し、該ピンを係止することもできる。
【0011】
【実施例】次に、実施例について図面を参照して説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施
例中、同じ部材、同じ箇所を指す場合は、同じ番号を付
してある。
【0012】本発明に係るピアスの実施例について図1
乃至図5に基づき説明する。図1は、本発明に係るピア
スの斜視図、図2は、本発明に係る他のピアスの斜視
図、図3は本発明に係るピアスのピンを係止部に挿入す
る前の正面説明図、図4は本発明に係るピアスのリング
状の金属ワイヤの両端を押し広げた時の正面説明図、図
5は本発明に係るピアスのピンを係止部に挿入した状態
の正面説明図、図6は従来のピアスにおける斜視図、図
7は従来の他のピアスにおける斜視図である。
【0013】図1において、ピアスAは18Kの貴金属
材料で両端を開放したリング状の金属ワイヤ2の一端
に、軸受け6と、耳朶に挿通するピン1aに設けた平地
部(図示せず)と、及びシャフト7で構成する揺動連結
部1をロー付けにて固着し、リング状の金属ワイヤの他
端に向けて首振り自在にさせる。
【0014】装飾体3として、リング状の金属ワイヤの
一端から18Kの貴金属材料からなる対向する位置に2
つの孔のあいた中空状の丸玉を挿通し、数個連接させて
ある。尚、装飾体3の材料やデザインは様々な態様で実
施可能である。例えば、図示ではしていないが、装飾体
3に銀、プラチナの他にも宝石、ガラス、合成樹脂等を
用いることができ、また、デザインについても表面に鏡
面カット模様を施し、変化に富んだ装飾体3のものを使
用でき、さらには中空状の丸玉に拘らず、リング状の装
飾体(図示せず)を使用してもよい。
【0015】また、リング状の金属ワイヤの他端には、
18Kの貴金属材料を使用した細い金属線を円形にカー
ルさせた環状体4aをロー付けにて固着させてある。
尚、この環状体4aの形状については、円形に拘らず、
例えば楕円形、又は三角形、又は矩形であってもよい。
また、図示はしていないが筒体のものを環状体4aの代
わりにしてもよい。
【0016】図2は、本発明に係る他のピアスAを示す
ものでリング状の金属ワイヤ2を使用しない場合のもの
であるが、薄板で甲丸形状の18Kの貴金属材料を使用
した両端を開放したリング状の装飾部材5の一端に、揺
動連結部1をロー付けし、他端には18Kの貴金属材料
を使用した細い金属線を円形にカールさせた環状体4a
をロー付けにて固着させてある。また、リング状の装飾
部材5の外周表面には鏡面カットを施し、装飾性を高め
させている。
【0017】実際に、耳にピアスAを装着させるには、
まず図3に示す状態で耳朶にあけた孔にピン1aを挿通
する。次に図4に示すように、リング状の金属ワイヤ2
の両端を押し広げながらピン1aの先端を揺動連結部1
を介して動かし、対抗する他端に固着させた環状体4a
の係止部4にピン1aの先端挿入しながら、弾性変形を
利用してリング状の金属ワイヤ2を元の形状に戻し、図
5に示すようにピン1aの先端を係止部4に挿着させ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明のピアスは、耳朶にあけた孔にピ
ンを挿通して、ピンの先端を係止する係止部に関し、今
までにない全く新しいタイプの係止部を提供できるもの
であり、高い装飾性を発揮して、ピアスの商品価値を高
めることができる。また、形状も小さくできるため材料
コストを下げることができ、製造作業も容易に行え、し
かも量産に優れるため、部品加工費を廉価にすることが
できるものでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピアスの斜視図。
【図2】本発明に係る他のピアスの斜視図。
【図3】本発明に係るピアスのピンを係止部に挿入する
前の正面説明図。
【図4】本発明に係るピアスのリング状の金属ワイヤの
両端を押し広げた時の正面説明図。
【図5】本発明に係るピアスのピンを係止部に挿入した
状態の正面説明図。
【図6】従来のピアスにおける斜視図。
【図7】従来の他のピアスにおける斜視図。
【符号の説明】
A ピアス 1 揺動連結部 1a ピン 2 リング状の金属ワイヤ 3 装飾体 4 係止部 4a 環状体 5 リング状の装飾部材 6 軸受け 7 シャフト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を開放したリング状の金属ワイヤの一
    端から少なくとも一つ以上の中空状、またはビーズ状、
    または吊り下げ状の装飾体を挿入連接させ、該リング状
    の金属ワイヤの一端には揺動連結部を介して耳朶に挿通
    するピンを設けるとともに、該リング状の金属ワイヤの
    他端には係止部を設け、該ピンの先端を係止するピアス
    において、あるいは、両端を開放したリング状の装飾部
    材の一端には該揺動連結部を介して耳朶に挿通する該ピ
    ンを設けるとともに、該リング状の装飾部材の他端には
    該係止部を設け、該ピンの先端を係止するピアスにおい
    て、前記リング状の金属ワイヤの他端、あるいは前記リ
    ング状の装飾部材の他端に設けた前記係止部は、環状体
    を固着したものであって、前記リング状の金属ワイヤ、
    あるいは前記リング状の装飾部材の弾性変形を利用して
    前記ピンの先端を該環状体に挿通し、前記ピンを係止す
    ることを特徴とするピアス。
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