JP2911747B2 - ピアス式耳飾りの構造 - Google Patents

ピアス式耳飾りの構造

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JP2911747B2
JP2911747B2 JP6112089A JP11208994A JP2911747B2 JP 2911747 B2 JP2911747 B2 JP 2911747B2 JP 6112089 A JP6112089 A JP 6112089A JP 11208994 A JP11208994 A JP 11208994A JP 2911747 B2 JP2911747 B2 JP 2911747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はピアス式の耳飾りに関
し、耳たぶに設けた孔に装飾体に備えたピンを挿通した
後、このピンを簡単かつ確実に係合させて耳たぶから脱
落することのない構造とした耳飾りに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のピアス式耳飾りとして
は、例えば装飾体を支持する一方側にピンを固定し、こ
れを耳たぶの孔に挿通し、その裏側からキャッチと称す
る止金具をピンに止着し抜け止めするようにした構造の
ものが知られている。又、ピンを取り付けた装飾体の支
持体の端部に裏当部材を回転自在に軸着し、この裏当部
材を支持体との間で耳たぶを挟着するように、裏当部材
に組み込んだバネで支持体側に付勢するようにしたもの
も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の耳飾りにおいて、前者のものはキャッチがピン
から抜け易く、耳たぶから脱落してしまう欠点があっ
た。又、後者のものにあっては、バネにかかる負荷が大
きいと簡単に裏当部材が開いてしまい、やはり耳たぶか
ら脱落し易いという欠点は解消されていない。しかも、
耳飾りの裏当部材に小さなバネ材を組み込むという極め
て細かい組立作業を必要とするため、耳飾り全体として
コストアップとなることは避けられなかった。
【0004】この発明は上記の欠点を解決することを目
的とするものであり、耳たぶに設けた孔に装飾体の支持
体に設けたピンを挿通した後、このピンの係合が外れに
くくかつ耳たぶから脱落することのない耳飾りを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のピアス式
耳飾りの構造は、貴金属又は貴金属合金素材をリング状
に形成すると共に、その両端が所定の間隔をもって対向
させて弾発付勢された装飾体と、その一端に耳たぶに挿
通するピンを対向端に向けて固定し、他端にフックを首
振り自在に軸着し、前記ピンの先端を外側に向けて折り
曲げると共にフックの先端も外側に折り曲げて係止溝を
ピンの先端に対向させ、前記フックの係止溝内にリング
部を押圧縮径してピン先端を納めることを特徴とするピ
アス式耳飾りの構造である。
【0006】
【作用】本発明は以上の構造を有する耳飾りにあって、
装飾体とこれと一体とされたピンとによって弾発性をも
って付勢されたリング部が指によって押圧して容易に縮
径できるものであって、このピンを耳ぶたの孔に挿通し
た後にリング部を縮径し、一方、軸着されたフックをピ
ンの方向に回転させることによって係止溝内にピンを嵌
め込み、ここで指をはなすことによってリング部を元の
径に戻し、係止溝内にピンを係止させることになる。
【0007】特に、ピンの先端を外側に向けて折り曲
げ、かつフックの先端を外側に折り曲げて係止溝をピン
の先端に対向させたことによって、両者の係止が容易か
つ確実になされることとなるのである。
【0008】この発明で言う装飾体は宝石や真珠等にて
加飾されるものも含まれ、更にリング部とは、円環状は
勿論のこと、四角形状や六角形状の多角形状のものも含
まれることは当然である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の具体例をもって更に詳細に説
明する。図1は本発明の耳飾り構造の側面図、図2はピ
ンを中心とした部位の正面図、図3はフックを中心とし
た部位の正面図、図4は図1に示す耳飾りの中央断面図
である。
【0010】図中、1は装飾体を示し、この例では半リ
ング状となした板状部2が装飾体1の主体をなし、この
板状部2の対向する一端に耳たぶの孔に挿通されるピン
3が溶接されている。このピン3は全体として前記板状
部2と共にリング状をなすように湾曲されているのがよ
い。そして、ピン3の先端はリング状に対して外向きに
折り曲げ部4とされるものであって、この例では折り曲
げ部4は前記リング状に対して略半径方向に折り曲げら
れている。前記した装飾体1は、リング状に付勢されて
弾発性が付与され、板状部2の両端を指にて押圧するこ
とにより弾発縮径可能とされることとなる。
【0011】一方、板状部2の他端に軸受部5を形成
し、これに軸6をもってフック7が軸支されている。即
ち、このフック7には軸受フランジ8、8が備えられ、
軸受部5内に挿入された軸6の両端をかかるフランジ
8、8にて挟み込んでフック7を首振り自在に軸着する
構造とされている。そして、フック7には係止溝9が形
成され、特に係止溝9にはピン3が挟まる凹み部9
備えられるのが望ましく、図示するように凹み部9
含んで先端がリング状の外側に向けて折り曲げられてい
る。尚、この例で言う板状部2は、線状やパイプ状のも
のであってもよいことは勿論である。
【0012】さて、ピン3を耳たぶの孔に挿通した後、
リング状の板状部2の両端を指で押圧することによって
弾発縮径させる。この状態を図1の点線で示す。次い
で、図1の矢印で示すように、フック7を回転させて、
ピン3の先端を係止溝9内に納め、ここで指の力を解除
するとリング状の径が元に戻り、ここでピン3と係止溝
9とが係止されることとなる。
【0013】図5はピン5と係止溝9とが係止した際の
耳飾りの側面図であり、特に、ピン3に折り曲げ部4を
形成しておくことにより係止溝9に係止し易くなり、更
に、図示するように凹み部9を含むフック7の部位を
外向きに折り曲げておくことにより特に係止が容易にな
り、しかも係止が確実となるものである。尚、前記した
ように係止溝9の先端に前記した凹み部9を形成する
ことにより、ピン3に折り曲げ部4が係止され易くなる
のである。
【0014】尚、フック7と板状部2との軸着構造は上
記した例に限定するものではなく、首振り自在に回転可
能に軸着されていればよく、例えば、図6に示すような
軸着構造でもよい。この図6は板状部2の先端に軸芯1
0が溶接され、フック7に備えられたフランジ8、8に
てこれを両側より挟み込む構造のものである。
【0015】
【発明の効果】本発明の耳飾り構造にあっては、弾発性
をもってリング状に付勢した装飾体を指にて押圧するこ
とにより、装飾体を弾発縮径して簡単にピンとフックと
を係止及び取り外しが容易としたものであり、しかも耳
たぶからの脱落を防止することとなったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の耳飾り構造の側面図である。
【図2】図2は図1の耳飾り構造におけるピンを中心と
した部位の正面図である。
【図3】図3は図1の耳飾り構造におけるフックを中心
とした部位の正面図である。
【図4】図4は図1に示す耳飾り構造の中央断面図であ
る。
【図5】図5は図1に示す耳飾り構造のピンと係止溝と
が係止した側面図である。
【図6】図6は本発明の別例の耳飾り構造のフックの軸
着構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1‥‥装飾体、2‥‥板状部、3‥‥ピン、4‥‥ピン
先端の折り曲げ部、5‥‥板状部に形成した軸受部、6
‥‥軸、7‥‥フック、8‥‥フックに備えた軸受フラ
ンジ、9‥‥フックに形成された係止溝、9‥‥係止
溝の凹み部、10‥‥板状部に溶接された軸芯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貴金属又は貴金属合金素材をリング状に
    形成すると共に、その両端が所定の間隔をもって対向さ
    せて弾発付勢された装飾体と、その一端に耳たぶに挿通
    するピンを対向端に向けて固定し、他端にフックを首振
    り自在に軸着し、前記ピンの先端を外側に向けて折り曲
    げると共にフックの先端も外側に折り曲げて係止溝をピ
    ンの先端に対向させ、前記フックの係止溝内にリング部
    を押圧縮径してピン先端を納めることを特徴とするピア
    ス式耳飾りの構造。
JP6112089A 1994-04-27 1994-04-27 ピアス式耳飾りの構造 Expired - Fee Related JP2911747B2 (ja)

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JPH07289318A JPH07289318A (ja) 1995-11-07
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JP3055719U (ja) * 1998-07-10 1999-01-29 哲夫 山内 座浴器

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