JP2877035B2 - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents
内燃機関用スパークプラグInfo
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- JP2877035B2 JP2877035B2 JP7148649A JP14864995A JP2877035B2 JP 2877035 B2 JP2877035 B2 JP 2877035B2 JP 7148649 A JP7148649 A JP 7148649A JP 14864995 A JP14864995 A JP 14864995A JP 2877035 B2 JP2877035 B2 JP 2877035B2
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- internal combustion
- combustion engine
- spark plug
- electrode
- noble metal
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/20—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
- H01T13/39—Selection of materials for electrodes
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用スパークプ
ラグ、およびその電極に用いる貴金属チップ材料に関す
るものである。
ラグ、およびその電極に用いる貴金属チップ材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関用のスパークプラグにお
いては、長寿命化(耐消耗性向上)と高性能化(飛火性
と着火性の向上)がますます要求されている。そこで、
高融点材料(融点2454°C)であるIr(イリジウ
ム)材を含む貴金属チップ材料の採用が、英国特許第4
79540号明細書、米国特許第4743793号明細
書、特開昭56ー35305号公報、特開昭57ー13
0384公報、特開平3ー110779公報、特開平5
ー54953公報等で提案されている。 ただ、特開平5
ー54953公報においては、いまだ十分なIr材の耐
揮発消耗性を得ることができなかった。 さらに、長寿命
化は発火部に貴金属チップを使用することにより改善さ
れ、高性能化は細径電極を使用することによって改善さ
れることが知られており、その貴金属チップ材としては
特開平2ー49388号公報に開示されているような、
Ir(イリジウム)またはIr(イリジウム)ーPt
(白金)合金等が知られている。上記の英国特許第47
9540号明細書、米国特許第4743793号明細
書、特開昭56ー35305号公報、特開昭57ー13
0384公報、及び特開平3ー110779公報では、
いかに、Ir材の耐揮発消耗性を向上させるかについて
の記載や示唆が全くなされていない。また、このIr材
を含む電極材料としては、特許第148891号明細書
や米国特許第1850819号明細書にも、接点電極材
料として提案されている。
いては、長寿命化(耐消耗性向上)と高性能化(飛火性
と着火性の向上)がますます要求されている。そこで、
高融点材料(融点2454°C)であるIr(イリジウ
ム)材を含む貴金属チップ材料の採用が、英国特許第4
79540号明細書、米国特許第4743793号明細
書、特開昭56ー35305号公報、特開昭57ー13
0384公報、特開平3ー110779公報、特開平5
ー54953公報等で提案されている。 ただ、特開平5
ー54953公報においては、いまだ十分なIr材の耐
揮発消耗性を得ることができなかった。 さらに、長寿命
化は発火部に貴金属チップを使用することにより改善さ
れ、高性能化は細径電極を使用することによって改善さ
れることが知られており、その貴金属チップ材としては
特開平2ー49388号公報に開示されているような、
Ir(イリジウム)またはIr(イリジウム)ーPt
(白金)合金等が知られている。上記の英国特許第47
9540号明細書、米国特許第4743793号明細
書、特開昭56ー35305号公報、特開昭57ー13
0384公報、及び特開平3ー110779公報では、
いかに、Ir材の耐揮発消耗性を向上させるかについて
の記載や示唆が全くなされていない。また、このIr材
を含む電極材料としては、特許第148891号明細書
や米国特許第1850819号明細書にも、接点電極材
料として提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記Ir材
は高融点(2454℃)である長所を有しているが、そ
の反面、900°Cを越えると、揮発消耗が急激に大き
くなる傾向にある。一方、Pt−Ir合金は、高温揮発
しにくいPtを添加することにより合金の揮発性を軽減
することができるが、その反面、Ptの融点(1769
℃)がIrに比較し大幅に低いため、Ptの添加量が増
加するに従い耐消耗性の悪化が顕著になってくる。その
ため高性能化(飛火性と着火性の向上)のための有効な
手段である、電極の細径化に限界がでてくる。
は高融点(2454℃)である長所を有しているが、そ
の反面、900°Cを越えると、揮発消耗が急激に大き
くなる傾向にある。一方、Pt−Ir合金は、高温揮発
しにくいPtを添加することにより合金の揮発性を軽減
することができるが、その反面、Ptの融点(1769
℃)がIrに比較し大幅に低いため、Ptの添加量が増
加するに従い耐消耗性の悪化が顕著になってくる。その
ため高性能化(飛火性と着火性の向上)のための有効な
手段である、電極の細径化に限界がでてくる。
【0004】ところで、近年の内燃機関の性能向上に際
して、プラグに対しては、ますます熱負荷が厳しくなる
傾向にあり、より一層耐消耗性に優れた貴金属合金が求
められるようになってきており、高融点合金を検討し、
耐消耗性を向上させることが急務となっている。そこ
で、本発明は、上記の如き状況に対応して、高温耐熱性
に優れ、耐消耗性にも優れた貴金属チップを放電部に接
合したスパークプラグを提供することを目的とするもの
である。
して、プラグに対しては、ますます熱負荷が厳しくなる
傾向にあり、より一層耐消耗性に優れた貴金属合金が求
められるようになってきており、高融点合金を検討し、
耐消耗性を向上させることが急務となっている。そこ
で、本発明は、上記の如き状況に対応して、高温耐熱性
に優れ、耐消耗性にも優れた貴金属チップを放電部に接
合したスパークプラグを提供することを目的とするもの
である。
【0005】また、本発明の他の目的は、高温耐熱性に
優れ、かつ耐消耗性にも優れた、スパークプラグ電極用
の貴金属チップを提供することを目的とするものであ
る。
優れ、かつ耐消耗性にも優れた、スパークプラグ電極用
の貴金属チップを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、種々の貴金属合金材を鋭意検討した結果、以
下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、
貫通孔(2a)を有した絶縁碍子(2)と、前記貫通孔
(2a)の一端に保持された中心電極(3)と、前記絶
縁碍子(2)を保持するハウジング(1)と、前記ハウ
ジング(1)の先端面に前記中心電極(3)と対向する
ように設けられた接地電極(4)と、前記中心電極
(3)と前記接地電極(4)とによって形成される火花
ギャップ(7)とを備え、前記中心電極(3)および/
または前記接地電極(4)の先端部の放電部位に貴金属
チップ(5、6)を接合した内燃機関用スパークプラグ
において、前記貴金属チップ(5、6)は、IrーRh
合金を90wt%以上包含してなり、Rh添加量が3w
t%〜30wt%の範囲であることを特徴とする。
するため、種々の貴金属合金材を鋭意検討した結果、以
下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、
貫通孔(2a)を有した絶縁碍子(2)と、前記貫通孔
(2a)の一端に保持された中心電極(3)と、前記絶
縁碍子(2)を保持するハウジング(1)と、前記ハウ
ジング(1)の先端面に前記中心電極(3)と対向する
ように設けられた接地電極(4)と、前記中心電極
(3)と前記接地電極(4)とによって形成される火花
ギャップ(7)とを備え、前記中心電極(3)および/
または前記接地電極(4)の先端部の放電部位に貴金属
チップ(5、6)を接合した内燃機関用スパークプラグ
において、前記貴金属チップ(5、6)は、IrーRh
合金を90wt%以上包含してなり、Rh添加量が3w
t%〜30wt%の範囲であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記IrーRh
合金を95〜99.5wt%包含してなることを特徴と
する。 請求項3記載の発明では、請求項1に記載の内燃
機関用スパークプラグにおいて、前記IrーRh合金の
みからなることを特徴とする。請求項4記載の発明で
は、貫通孔(2a)を有した絶縁碍子(2)と、前記貫
通孔(2a)の一端に保持された中心電極(3)と、前
記絶縁碍子(2)を保持するハウジング(1)と、前記
ハウジング(1)の先端面に前記中心電極(3)と対向
するように設けられた接地電極(4)と、前記中心電極
(3)と前記接地電極(4)とによって形成される火花
ギャップ(7)とを備え、前記中心電極(3)および/
または前記接地電極(4)の先端部の放電部位に貴金属
チップ(5、6)を接合した内燃機関用スパークプラグ
において、前記貴金属チップ(5、6)は、少なくとも
IrおよびRhを必須の元素として包含する合金からな
り、Ir添加量が最大であり、Rh添加量が2番目の添
加量であり、さらに、Rh添加量が3wt%〜30wt
%の範囲であることを特徴とする。請求項5記載の発明
では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の内燃機
関用スパークプラグにおいて、前記貴金属チップ(5、
6)を構成するIrーRh合金に、周期律表の3A族の
酸化物または4A族の酸化物のいずれか一方を0.5w
t%〜5wt%添加することを特徴とする。
の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記IrーRh
合金を95〜99.5wt%包含してなることを特徴と
する。 請求項3記載の発明では、請求項1に記載の内燃
機関用スパークプラグにおいて、前記IrーRh合金の
みからなることを特徴とする。請求項4記載の発明で
は、貫通孔(2a)を有した絶縁碍子(2)と、前記貫
通孔(2a)の一端に保持された中心電極(3)と、前
記絶縁碍子(2)を保持するハウジング(1)と、前記
ハウジング(1)の先端面に前記中心電極(3)と対向
するように設けられた接地電極(4)と、前記中心電極
(3)と前記接地電極(4)とによって形成される火花
ギャップ(7)とを備え、前記中心電極(3)および/
または前記接地電極(4)の先端部の放電部位に貴金属
チップ(5、6)を接合した内燃機関用スパークプラグ
において、前記貴金属チップ(5、6)は、少なくとも
IrおよびRhを必須の元素として包含する合金からな
り、Ir添加量が最大であり、Rh添加量が2番目の添
加量であり、さらに、Rh添加量が3wt%〜30wt
%の範囲であることを特徴とする。請求項5記載の発明
では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の内燃機
関用スパークプラグにおいて、前記貴金属チップ(5、
6)を構成するIrーRh合金に、周期律表の3A族の
酸化物または4A族の酸化物のいずれか一方を0.5w
t%〜5wt%添加することを特徴とする。
【0008】請求項6記載の発明では、請求項5に記載
の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記周期律表の
3A族の酸化物はY2 O3 であることを特徴とする。請
求項7記載の発明では、請求項5に記載の内燃機関用ス
パークプラグにおいて、前記周期律表の4A族の酸化物
はZrO2 であることを特徴とする。請求項8記載の発
明では、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の内燃
機関用スパークプラグにおいて、前記中心電極(3)の
放電部位に配置される貴金属チップ(5)は外径をAと
し、高さをBとした円柱形状からなり、 0.5mm≦A≦2.0mm 0.3mm≦B≦2.5mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする。
の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記周期律表の
3A族の酸化物はY2 O3 であることを特徴とする。請
求項7記載の発明では、請求項5に記載の内燃機関用ス
パークプラグにおいて、前記周期律表の4A族の酸化物
はZrO2 であることを特徴とする。請求項8記載の発
明では、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の内燃
機関用スパークプラグにおいて、前記中心電極(3)の
放電部位に配置される貴金属チップ(5)は外径をAと
し、高さをBとした円柱形状からなり、 0.5mm≦A≦2.0mm 0.3mm≦B≦2.5mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする。
【0009】請求項9記載の発明では、請求項1ないし
8のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグに
おいて、前記接地電極(4)の放電部位に配置される貴
金属チップ(6)は外径をCとし、高さをDとした円柱
形状からなり、 0.5mm≦C≦1.7mm 0.3mm≦D≦1.0mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする。
8のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグに
おいて、前記接地電極(4)の放電部位に配置される貴
金属チップ(6)は外径をCとし、高さをDとした円柱
形状からなり、 0.5mm≦C≦1.7mm 0.3mm≦D≦1.0mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする。
【0010】請求項10記載の発明では、請求項1ない
し9のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ
において、前記中心電極(3)はNi合金を母材として
構成されており、この中心電極(3)先端の放電部位に
前記貴金属チップ(5)がレーザー溶接または抵抗溶接
によって接合されていることを特徴とする。請求項11
記載の発明では、請求項1ないし10のいずれか1つに
記載の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記接地電
極(4)はNi合金を母材として構成されており、この
接地電極(4)の放電部位に前記貴金属チップ(6)が
レーザー溶接又は抵抗溶接によって接合されていること
を特徴とする。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
し9のいずれか1つに記載の内燃機関用スパークプラグ
において、前記中心電極(3)はNi合金を母材として
構成されており、この中心電極(3)先端の放電部位に
前記貴金属チップ(5)がレーザー溶接または抵抗溶接
によって接合されていることを特徴とする。請求項11
記載の発明では、請求項1ないし10のいずれか1つに
記載の内燃機関用スパークプラグにおいて、前記接地電
極(4)はNi合金を母材として構成されており、この
接地電極(4)の放電部位に前記貴金属チップ(6)が
レーザー溶接又は抵抗溶接によって接合されていること
を特徴とする。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の作用効果】請求項1〜11記載の発明によれ
ば、中心電極、接地電極の放電部を形成する貴金属チッ
プとして、従来使用されていた、IrないしはIrーP
t合金に対して、高融点であるIrのメリットを生かし
つつ、Irの高温揮発性を防止するために、Ptより更
に融点の高いRh(融点は1960°C)を添加するこ
とにより、高温耐熱性に優れていると同時に、耐消耗性
を向上させることができる。また、耐消耗性向上の利点
をより有効に活用するため、前記貴金属チップを細径化
することにより、放電電圧低減、着火性向上等の性能向
上を図ることができる。
ば、中心電極、接地電極の放電部を形成する貴金属チッ
プとして、従来使用されていた、IrないしはIrーP
t合金に対して、高融点であるIrのメリットを生かし
つつ、Irの高温揮発性を防止するために、Ptより更
に融点の高いRh(融点は1960°C)を添加するこ
とにより、高温耐熱性に優れていると同時に、耐消耗性
を向上させることができる。また、耐消耗性向上の利点
をより有効に活用するため、前記貴金属チップを細径化
することにより、放電電圧低減、着火性向上等の性能向
上を図ることができる。
【0014】また、耐消耗性向上の利点をより有効に活
用するため、前記貴金属チップを細径化することによ
り、放電電圧低減、着火性向上等の性能向上を図ること
ができる。
用するため、前記貴金属チップを細径化することによ
り、放電電圧低減、着火性向上等の性能向上を図ること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の一実施例を示す内燃機関用スパー
クプラグの半断面であり、図2にその要部詳細を示す。
この内燃機関用スパークプラグは、鉄等の金属材料によ
って構成された円環状のハウジング1を備えており、こ
のハウジング1の下方部の外周にはねじ部1aが形成さ
れている。
する。図1は本発明の一実施例を示す内燃機関用スパー
クプラグの半断面であり、図2にその要部詳細を示す。
この内燃機関用スパークプラグは、鉄等の金属材料によ
って構成された円環状のハウジング1を備えており、こ
のハウジング1の下方部の外周にはねじ部1aが形成さ
れている。
【0016】また、ハウジング1の内部には、アルミナ
等の絶縁材料で成形された筒状の絶縁碍子2の下端部が
同軸的に挿入され、ハウジング1の上端部1bをかしめ
ることにより、この両者1、2は一体に結合されてい
る。そして、この絶縁碍子2の貫通孔2a(中空部)の
一端(下端)側には、中心電極3が挿入され、保持され
ている。
等の絶縁材料で成形された筒状の絶縁碍子2の下端部が
同軸的に挿入され、ハウジング1の上端部1bをかしめ
ることにより、この両者1、2は一体に結合されてい
る。そして、この絶縁碍子2の貫通孔2a(中空部)の
一端(下端)側には、中心電極3が挿入され、保持され
ている。
【0017】この中心電極3は、耐熱性等に優れている
Ni合金を母材として構成されており、具体的には中心
電極3の内材(中心材)が銅で構成され、外材(外皮
材)がNi(ニッケル)基合金によって構成された円柱
体で構成されている。この中心電極3の先端部3aは絶
縁碍子2の下端から露出されるようになっている。さら
に、この中心電極3の先端部3aに対向する位置には、
ハウジング1の端面から一体的に湾曲して延出された接
地電極4が配置されている。この接地電極4もNi基合
金によって構成されている。これら中心電極3の先端部
3a及びこれに対向する接地電極4の放電部位には、貴
金属チップ5、6がレーザー溶接、または抵抗溶接等の
接合手段にて接合され、この両者5、6の間に火花ギャ
ップ7が形成されている。
Ni合金を母材として構成されており、具体的には中心
電極3の内材(中心材)が銅で構成され、外材(外皮
材)がNi(ニッケル)基合金によって構成された円柱
体で構成されている。この中心電極3の先端部3aは絶
縁碍子2の下端から露出されるようになっている。さら
に、この中心電極3の先端部3aに対向する位置には、
ハウジング1の端面から一体的に湾曲して延出された接
地電極4が配置されている。この接地電極4もNi基合
金によって構成されている。これら中心電極3の先端部
3a及びこれに対向する接地電極4の放電部位には、貴
金属チップ5、6がレーザー溶接、または抵抗溶接等の
接合手段にて接合され、この両者5、6の間に火花ギャ
ップ7が形成されている。
【0018】中心電極3の上端側には、周知のように中
心軸8、端子部9が電気的に接続されており、この端子
部9には火花発生用の高電圧を印加する外部回路が接続
されるようになっている。また、ハウジング1のねじ部
1aの上端部にはエンジンへの取り付け時のシール用ガ
スケット10が設けられている。ところで、本発明は上
記した貴金属チップ5及び貴金属チップ6の合金材料を
特徴とするものであって、この両貴金属チップ5、6の
少なくともいずれか一方は高融点で耐消耗性にすぐれた
Ir(イリジウム)をベースに、Irの高温揮発性を防
止するために、Rh(ロジウム)を添加したIrーRh
合金から構成している。
心軸8、端子部9が電気的に接続されており、この端子
部9には火花発生用の高電圧を印加する外部回路が接続
されるようになっている。また、ハウジング1のねじ部
1aの上端部にはエンジンへの取り付け時のシール用ガ
スケット10が設けられている。ところで、本発明は上
記した貴金属チップ5及び貴金属チップ6の合金材料を
特徴とするものであって、この両貴金属チップ5、6の
少なくともいずれか一方は高融点で耐消耗性にすぐれた
Ir(イリジウム)をベースに、Irの高温揮発性を防
止するために、Rh(ロジウム)を添加したIrーRh
合金から構成している。
【0019】本発明者は、上記IrーRh合金からなる
貴金属チップ5、6の耐消耗性について実験したとこ
ろ、図3に示す評価結果が得られた。図3はIr及びI
rと代表的な白金族貴金属(Pt.Pd.Rh)との合
金についてエンジン耐久試験を実施し、そのチップ消耗
量(火花ギャップ7の拡大量)を測定し、その測定結果
を示したものである。
貴金属チップ5、6の耐消耗性について実験したとこ
ろ、図3に示す評価結果が得られた。図3はIr及びI
rと代表的な白金族貴金属(Pt.Pd.Rh)との合
金についてエンジン耐久試験を実施し、そのチップ消耗
量(火花ギャップ7の拡大量)を測定し、その測定結果
を示したものである。
【0020】試験条件は4サイクル4気筒2000CC
のエンジンを用いて、全負荷4000rpmにて連続運
転し、火花ギャップ7の拡大量を調査した。供試プラグ
は中心電極3、接地電極4とも同材質の貴金属チップ
5、6を用いた。まず、中心電極側3の貴金属チップ5
は、Ir100%、Irー10wt%Pd、Ir
ー10wt%Pt、Irー10wt%Rhを評価し
た。また、このとき、チップサイズは全て外径A=1.
0mm、高さB=1.5mmに統一した。
のエンジンを用いて、全負荷4000rpmにて連続運
転し、火花ギャップ7の拡大量を調査した。供試プラグ
は中心電極3、接地電極4とも同材質の貴金属チップ
5、6を用いた。まず、中心電極側3の貴金属チップ5
は、Ir100%、Irー10wt%Pd、Ir
ー10wt%Pt、Irー10wt%Rhを評価し
た。また、このとき、チップサイズは全て外径A=1.
0mm、高さB=1.5mmに統一した。
【0021】一方、接地電極4の貴金属チップ6は、中
心電極3の貴金属チップ5と同材質からなり、そのチッ
プサイズは全て外径C=1.0mm、高さD=0.5m
mに統一した。その結果、図3に示す如く、Irに他の
貴金属を添加した方が、チップ消耗量が減少し、耐消耗
性を改善できる傾向を持つことが分かった。その中で
も、特に、Rh添加は耐消耗性が優れ、寿命を延長させ
ることができる。
心電極3の貴金属チップ5と同材質からなり、そのチッ
プサイズは全て外径C=1.0mm、高さD=0.5m
mに統一した。その結果、図3に示す如く、Irに他の
貴金属を添加した方が、チップ消耗量が減少し、耐消耗
性を改善できる傾向を持つことが分かった。その中で
も、特に、Rh添加は耐消耗性が優れ、寿命を延長させ
ることができる。
【0022】上記のようにIr100%の場合に耐消耗
性の改善効果が小さくなる理由は、Ir100%は高融
点にもかかわらず、1000℃近辺にてIrO3 の酸化
物となり、この酸化物は揮発性を有するため、消耗量が
多くなるのである。そこで、Irに高温揮発しにくい貴
金属を添加することにより、揮発消耗を防止することが
でき、Pt(融点1769℃)、Pd(融点1552
℃)に比べ、特に、Rhの融点は1960℃と高く、添
加の効果が大きいと考えられる。
性の改善効果が小さくなる理由は、Ir100%は高融
点にもかかわらず、1000℃近辺にてIrO3 の酸化
物となり、この酸化物は揮発性を有するため、消耗量が
多くなるのである。そこで、Irに高温揮発しにくい貴
金属を添加することにより、揮発消耗を防止することが
でき、Pt(融点1769℃)、Pd(融点1552
℃)に比べ、特に、Rhの融点は1960℃と高く、添
加の効果が大きいと考えられる。
【0023】ところで、上記試験では、中心電極3側の
貴金属チップ5のサイズは 外径A=1.0mm、高さ
B=1.5mmに設定したが、外径Aは0.5mmから
2.0mmの範囲が望ましい。すなわち、外径Aが0.
5mmより細径では著しく耐消耗性が悪化し、長寿命プ
ラグとして成立しなくなる。一方、外径Aが2.0mm
を越えると、着火性の悪化及び放電電圧の上昇等に伴
い、性能向上の効果が少なくなる。
貴金属チップ5のサイズは 外径A=1.0mm、高さ
B=1.5mmに設定したが、外径Aは0.5mmから
2.0mmの範囲が望ましい。すなわち、外径Aが0.
5mmより細径では著しく耐消耗性が悪化し、長寿命プ
ラグとして成立しなくなる。一方、外径Aが2.0mm
を越えると、着火性の悪化及び放電電圧の上昇等に伴
い、性能向上の効果が少なくなる。
【0024】また、高さBは0.3mmから2.5mm
の範囲が望ましい。すなわち、貴金属チップ5の安定し
た溶接性を得るためには、高さBとして少なくとも0.
3mm以上は必要となり、また材料強度から高さBが
2.5mmを越えると、貴金属チップ5の折損等の不具
合が発生する傾向にある。一方、接地電極4側の貴金属
チップ6のサイズは、外径C=1.0mm、高さD=
0.5mmで実施したが、外径Cは0.5mmから1.
7mmの範囲が望ましい。すなわち、外径Cが0.5m
mより細径では著しく耐消耗性が悪化し、長寿命プラグ
として成立しなくなる。一方、外径Cが1.7mmを越
えると、接地電極4の母材に対して、チップ6が大きす
ぎて、安定した溶接性が得られなくなる。また、高さD
は0.3mmから1.0mmの範囲が望ましい。すなわ
ち、チップ6の安定した溶接性を得るためには高さDと
して0.3mm以上は必要となり、また高さDが1.0
mmを越えると、チップ温度上昇による消耗が著しくな
る傾向にある。
の範囲が望ましい。すなわち、貴金属チップ5の安定し
た溶接性を得るためには、高さBとして少なくとも0.
3mm以上は必要となり、また材料強度から高さBが
2.5mmを越えると、貴金属チップ5の折損等の不具
合が発生する傾向にある。一方、接地電極4側の貴金属
チップ6のサイズは、外径C=1.0mm、高さD=
0.5mmで実施したが、外径Cは0.5mmから1.
7mmの範囲が望ましい。すなわち、外径Cが0.5m
mより細径では著しく耐消耗性が悪化し、長寿命プラグ
として成立しなくなる。一方、外径Cが1.7mmを越
えると、接地電極4の母材に対して、チップ6が大きす
ぎて、安定した溶接性が得られなくなる。また、高さD
は0.3mmから1.0mmの範囲が望ましい。すなわ
ち、チップ6の安定した溶接性を得るためには高さDと
して0.3mm以上は必要となり、また高さDが1.0
mmを越えると、チップ温度上昇による消耗が著しくな
る傾向にある。
【0025】次に、図3に示す試験において、IrにR
hを添加した合金の耐消耗性が良いという結果が得られ
たので、Rh添加合金について詳細に耐消耗性に関する
評価を行った。評価条件、テストプラグの貴金属チップ
サイズ等は図3に示す仕様と全く同じで行い、Rh添加
量を各種に変えた14のチップ材料について消耗量を調
査した結果を図4の表に示す。
hを添加した合金の耐消耗性が良いという結果が得られ
たので、Rh添加合金について詳細に耐消耗性に関する
評価を行った。評価条件、テストプラグの貴金属チップ
サイズ等は図3に示す仕様と全く同じで行い、Rh添加
量を各種に変えた14のチップ材料について消耗量を調
査した結果を図4の表に示す。
【0026】図4は、400Hのエンジン運転後におけ
るチップ消耗量(ギャップ拡大量)を示したものであ
り、その結果、Rh添加量が1.0wt%以上あれば、
チップ消耗量が0.18mm以下となり、耐消耗性が大
幅に向上することがわかる。なお、Rh添加量が増加す
るほど、もろく、端部が欠けやすくなる傾向にあるた
め、スパークプラグ放電部の貴金属チップ材としては、
Rh添加量は60wt%が上限である。
るチップ消耗量(ギャップ拡大量)を示したものであ
り、その結果、Rh添加量が1.0wt%以上あれば、
チップ消耗量が0.18mm以下となり、耐消耗性が大
幅に向上することがわかる。なお、Rh添加量が増加す
るほど、もろく、端部が欠けやすくなる傾向にあるた
め、スパークプラグ放電部の貴金属チップ材としては、
Rh添加量は60wt%が上限である。
【0027】また、さらに周期律表の3A族Yの酸化物
(Y2 O3 )、4A族Zrの酸化物(ZrO2 )を0.
5〜5wt%添加することにより、耐消耗性を一層向上
できることがNO.11〜NO.14のチップ材料から
分かる。なお、IrにRhを添加する方法として、溶解
法と焼結法があるが、どちらの方法にて作成した試料に
おいても、耐消耗性に及ぼす効果に大差ないことを確認
している。
(Y2 O3 )、4A族Zrの酸化物(ZrO2 )を0.
5〜5wt%添加することにより、耐消耗性を一層向上
できることがNO.11〜NO.14のチップ材料から
分かる。なお、IrにRhを添加する方法として、溶解
法と焼結法があるが、どちらの方法にて作成した試料に
おいても、耐消耗性に及ぼす効果に大差ないことを確認
している。
【0028】また、前述の実施例では、中心電極3およ
び接地電極4の放電部位にそれぞれ貴金属チップ5、6
を接合しているが、例えば中心電極3のみに貴金属チッ
プ5を接合し、接地電極4には貴金属チップ6を接合し
ないタイプのスパークプラグにも本発明を適用できる。
び接地電極4の放電部位にそれぞれ貴金属チップ5、6
を接合しているが、例えば中心電極3のみに貴金属チッ
プ5を接合し、接地電極4には貴金属チップ6を接合し
ないタイプのスパークプラグにも本発明を適用できる。
【図1】本発明の一実施例を示す内燃機関用スパークプ
ラグの半断面図である。
ラグの半断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】各種貴金属チップの消耗量評価結果を示すグラ
フである。
フである。
【図4】Rh添加量を各種に変えた貴金属チップ材料の
消耗量を示す表である。
消耗量を示す表である。
1…金属ハウジング、2…絶縁碍子、3…中心電極、4
…接地電極、5、6…貴金属チップ、7…火花ギャッ
プ。
…接地電極、5、6…貴金属チップ、7…火花ギャッ
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀部 県司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−130384(JP,A) 特開 平3−110779(JP,A) 特許148891(JP,C2) 米国特許1850819(US,A) 英国特許479540(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01T 13/39 C22C 5/04
Claims (11)
- 【請求項1】 貫通孔を有した絶縁碍子と、 前記貫通孔の一端に保持された中心電極と、 前記絶縁碍子を保持するハウジングと、 前記ハウジングの先端面に前記中心電極と対向するよう
に設けられた接地電極と、 前記中心電極と前記接地電極とによって形成される火花
ギャップとを備え、 前記中心電極および/または前記接地電極の先端部の放
電部位に貴金属チップを接合した内燃機関用スパークプ
ラグにおいて、 前記貴金属チップは、IrーRh合金を90wt%以上
包含してなり、Rh添加量が3wt%〜30wt%の範
囲であることを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項2】 前記貴金属チップは、前記IrーRh合
金を95〜99.5wt%包含してなることを特徴とす
る請求項1に記載の内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項3】 前記貴金属チップは、前記IrーRh合
金のみからなることを特徴とする請求項1に記載の内燃
機関用スパークプラグ。 - 【請求項4】 貫通孔を有した絶縁碍子と、 前記貫通孔の一端に保持された中心電極と、 前記絶縁碍子を保持するハウジングと、 前記ハウジングの先端面に前記中心電極と対向するよう
に設けられた接地電極と、 前記中心電極と前記接地電極とによって形成される火花
ギャップとを備え、 前記中心電極および/または前記接地電極の先端部の放
電部位に貴金属チップを接合した内燃機関用スパークプ
ラグにおいて、 前記貴金属チップは、少なくともIrおよびRhを必須
の元素として包含する合金からなり、Ir添加量が最大
であり、Rh添加量が2番目の添加量であり、 さらに、Rh添加量が3wt%〜30wt%の範囲であ
ることを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項5】 前記貴金属チップを構成するIrーRh
合金に、周期律表の3A族の酸化物または4A族の酸化
物のいずれか一方を0.5wt%〜5wt%添加するこ
とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載
の内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項6】 前記周期律表の3A族の酸化物はY 2 O
3 であることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用
スパークプラグ。 - 【請求項7】 前記周期律表の4A族の酸化物はZrO
2 であることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用
スパークプラグ。 - 【請求項8】 前記中心電極の放電部位に配置される貴
金属チップは外径をAとし、高さをBとした円柱形状か
らなり、 0.5mm≦A≦2.0mm 0.3mm≦B≦2.5mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする請求項1
ないし7のいずれか1つに記載の 内燃機関用スパークプ
ラグ。 - 【請求項9】 前記接地電極の放電部位に配置される貴
金属チップは外径をCとし、高さをDとした円柱形状か
らなり、 0.5mm≦C≦1.7mm 0.3mm≦D≦1.0mm 上記寸法条件を満たしていることを特徴とする請求項1
ないし8のいずれか1つに記載の 内燃機関用スパークプ
ラグ。 - 【請求項10】 前記中心電極はNi合金を母材として
構成されており、この中心電極先端の放電部位に前記貴
金属チップがレーザー溶接または抵抗溶接によって接合
されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
か1つに記載の内燃機関用スパークプラグ。 - 【請求項11】 前記接地電極はNi合金を母材として
構成されており、この接地電極の放電部位に前記貴金属
チップがレーザー溶接又は抵抗溶接によって接合されて
いることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1
つに記載の内燃機関用スパークプラグ。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148649A JP2877035B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 内燃機関用スパークプラグ |
GBGB9612207.2A GB9612207D0 (en) | 1995-06-15 | 1996-06-11 | Spark plug for internal combustion engine |
US08/663,528 US6094000A (en) | 1995-06-15 | 1996-06-13 | Spark plug for internal combustion engine |
DE29624444U DE29624444U1 (de) | 1995-06-15 | 1996-06-14 | Zündkerze für eine Brennkraftmaschine mit innerer Verbrennung |
DE19623795A DE19623795C2 (de) | 1995-06-15 | 1996-06-14 | Zündkerze für eine Brennkraftmaschine mit innerer Verbrennung |
CN96102284A CN1056019C (zh) | 1995-06-15 | 1996-06-14 | 内燃机用的火花塞 |
KR1019960021673A KR100292083B1 (ko) | 1995-06-15 | 1996-06-15 | 내연기관용스파크플러그 |
GB9612834A GB2302367B (en) | 1995-06-15 | 1996-06-17 | Spark plug for internal combustion engine |
US08/933,838 US6262522B1 (en) | 1995-06-15 | 1997-09-19 | Spark plug for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7148649A JP2877035B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 内燃機関用スパークプラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097733A JPH097733A (ja) | 1997-01-10 |
JP2877035B2 true JP2877035B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=15457533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7148649A Expired - Lifetime JP2877035B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 内燃機関用スパークプラグ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6094000A (ja) |
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KR (1) | KR100292083B1 (ja) |
CN (1) | CN1056019C (ja) |
DE (1) | DE19623795C2 (ja) |
GB (1) | GB9612207D0 (ja) |
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