JP2874658B2 - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JP2874658B2
JP2874658B2 JP19352796A JP19352796A JP2874658B2 JP 2874658 B2 JP2874658 B2 JP 2874658B2 JP 19352796 A JP19352796 A JP 19352796A JP 19352796 A JP19352796 A JP 19352796A JP 2874658 B2 JP2874658 B2 JP 2874658B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ再生装置に
関し、特に、読み出しデータを一時蓄積するバッファメ
モリを備えたデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクをデータ記憶媒体とする光デ
ィスク再生装置では、外部装置からのデータ読み出し要
求に従って同光ディスクから目的のデータを所定の速度
で再生する。また、同光ディスク再生装置は、再生した
データをバスラインを介して外部装置に送出する。この
ような装置では、再生されたデータは同光ディスク再生
装置内に設けたバッファメモリに一時蓄積される。そし
て、同外部装置は同バッファメモリからデータを読み出
す。
【0003】従って、外部装置によるバッファメモリか
らのデータ読み出し速度が光ディスク再生装置における
光ディスクからのデータ再生速度よりも遅い場合には、
図3に示すように、時間tの経過とともにバッファメモ
リ上のデータの蓄積量L(バイト)が多くなり、バッフ
ァメモリの最大記憶容量Lb(バイト)とすると、時刻
ta時点でバッファメモリにオーバーフローが生じる。
このような問題を解決するものとして、従来、図4に示
す特開昭63−29373号公報に開示されたものが知
られている。
【0004】同図に示すCD−ROM再生装置1はホス
トコンピュータ2に接続され、同ホストコンピュータ2
からデータ読み出し要求としてデータ読み出し速度Sh
(バイト/sec)と読み出すべきデータ長Lr(バイ
ト)とが入力される。これらのデータ読み出し速度Sh
とデータ長Lrは演算部3に入力され、同演算部3はバ
ッファメモリ部4がオーバーフローしないデータ再生速
度Sr(バイト/sec)を算出する。
【0005】このデータ再生速度Srの情報はクロック
制御部5に入力され、同クロック制御部5はデータ再生
速度Srに対応した制御電圧を出力する。この制御電圧
はVCO6に入力され、同VCO6は制御電圧に対応し
た周期のシステムクロック信号Scを生成する。このシ
ステムクロック信号Scは復調制御部7に入力され、同
復調制御部7はこのシステムクロック信号に応じてデー
タ再生部8におけるサーボモータの回転速度を制御しつ
つ、同データ再生部8から出力されるEFM信号に基づ
いてデータを再生する。
【0006】システムクロック信号Scに従って動作す
る復調制御部7は、CD−ROMからデータ再生速度S
rでデータを再生することになり、このときのデータ再
生速度Srが、 Sr≦{Lr/(Lr−Lb)}Sh・・・(1) を満たしていれば、バッファメモリ部4がオーバーフロ
ーすることはなく、ホストコンピュータ2は、連続的に
データを読み出すことができる。
【0007】かかる構成からなるCD−ROM再生装置
1とホストコンピュータ2の動作を図5に示す作動図を
参照して説明する。同図(a)に示す時刻t1にホスト
コンピュータ2からデータ読み出し要求が入力されたと
すると、CD−ROM再生装置1はデータ再生速度Sr
の演算と設定に要する時間が経過した時刻t2でサーチ
状態Sになり、時刻t3でデータ再生状態Pとなる。そ
して、CD−ROM再生装置1は、全データの再生が終
了する時刻t5まで、途中サーチ状態Sになることな
く、連続的にデータの再生を行う。
【0008】一方、ホストコンピュータ2は、同図
(b)の時刻t1に待ち状態Wとなり、上記時刻t3を
過ぎた時刻t4でバッファメモリ部4からのデータ読み
出し状態Rとなる。そして、ホストコンピュータ2は、
バッファメモリ部4に記憶された全データの読み出しが
終了するまで、待ち状態Wになることなく連続的にデー
タを読み出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
再生装置においては、次のような課題があった。ホスト
コンピュータ2からのデータ読み出し要求を受信した後
に、データ再生速度Srの演算と設定を行う時間が必要
である。また、ホストコンピュータ2のデータ読み出し
速度Shが遅いか、もしくは読み出しデータ長Lrが長
い場合には、CD−ROM再生装置1は、通常と比較し
て遅いデータ再生速度Srでサーチおよび光ディスクか
らのデータ読み出しを行わなければならなくなり、バッ
ファメモリ部4にデータを蓄積する速度が遅くなり、最
初のサーチ状態Sの時間が長くなる。
【0010】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、より高速化を図ることが可能なデータ再生装置
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、再生機構部と復調制御部
を有し、データ記憶媒体から所望の速度でデータを再生
する再生手段と、読出機器と上記再生手段との間に介在
され再生されたデータを一時的に蓄積するとともに同
読出機器より読み出し可能なバッファ手段と、このバッ
ファ手段における実質的な蓄積データ量を参照して上記
再生手段を制御するシステムクロック信号の電圧を決定
する制御手段とを具備し、上記システムクロック信号に
よって、上記バッファ手段がオーバーフローしないよう
するための上記再生手段からのデータ蓄積速度制御
と、上記再生手段における再生機構部から復調制御部に
送られるEFM信号の制御を同時に行う構成としてあ
る。
【0012】かかる構成からなる発明によれば、再生手
段にてデータ記憶媒体から再生されたデータは、読出機
器とこの再生手段との間に介在されたバッファ手段にて
一時的に蓄積され、同蓄積されたデータが同読出機器よ
り読み出される。ここにおいて、制御手段は、このバッ
ファ手段における実質的な蓄積データ量を参照し、同バ
ッファ手段がオーバーフローしないようにするための上
記再生手段からのデータ蓄積速度制御と、再生機構部か
ら復調制御部へ送られるEFM信号の制御を同時に行
う。
【0013】この再生手段はデータ記憶媒体から所望の
速度で再生可能なものであればよく、データ記憶媒体は
光ディスクであったり、光磁気ディスクであったり、テ
ープであったり、半導体素子であったりするなど、適宜
変更可能である。読出機器は、所定の処理速度でデータ
を読み出して、逐次、処理するようなものであれば良
く、外部のホストコンピュータであっても良いし、内部
の別のデータ処理部であっても構わない。
【0014】バッファ手段は、バッファとしての名称に
こだわらず、実質的にデータを一時記憶できるようなも
のであればよい。従って、本来の周辺機器に備えられた
バッファであってもよいし、制御機器の側のメモリでも
良いし、また、一時的に半導体メモリ以外の記憶媒体に
記憶させるようなものでも可能である。制御手段は、バ
ッファ手段における実質的な蓄積データ量を参照してデ
ータ蓄積速度とEFM信号を制御するものであればよ
い。バッファ手段における蓄積データ量は読み出されて
いない実質的なデータ量であり、記憶されているデータ
量とは必ずしも一致しない。また、厳密なデータ量を参
照する必要はなく、概略的に検知できるものであっても
構わない。さらに、データ量に実質的に一致する別のデ
ータであってもよい。
【0015】データ蓄積速度はバッファ手段の実質的な
蓄積データ量がオーバーフローしないように制御される
ものであり、一般的にはデータの再生速度を変更して蓄
積されるデータ量の速度を調整することになるが、再生
速度をリニアに変更しても良いし、再生手段の側でデー
タの再生、停止が可能なものであれば、再生、停止を繰
り返して速度を変更しても構わない。そして、結果的に
読み出されるデータ量と再生されるデータ量との差が蓄
積速度となり、この速度に影響を与えるようなものであ
ればよい。このような反比例的な速度の制御にあたり、
逐次、演算して速度を変更させても良いし、ハードウェ
ア的に反比例的な速度を指示するようなものでも構わな
い。
【0016】 さらに、請求項2にかかる発明は、請求項
1に記載のデータ再生装置において、上記制御手段は、
データ蓄積速度に対応した所定の周期のクロック信号を
出力するクロック制御部を有するとともに、上記再生手
段は、同クロック信号の周期に応じた速度で再生するク
ロック同期再生部を有する構成としてある。
【0017】 かかる構成からなる発明によれば、上記制
御手段は、クロック制御部にて上記データ蓄積速度に対
応した所定の周期のクロック信号を出力し、上記再生手
段は、クロック同期再生部にてこのクロック信号の周期
に応じた速度でデータを再生するので、結果としてデー
タ蓄積速度に対応したデータ再生速度でデータが再生さ
れる。クロック信号の周期に応じてデータを再生するに
あたり、その時点での平均的な周波数に応じた速度でデ
ータを再生しても良いし、一クロックあるいは数クロッ
クごとに一動作してデータの再生を行うものでも良い。
【0018】 クロック信号の周期を変える一例として、
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のデータ再生
装置において、上記クロック制御部は、同クロック信号
を間引いて上記データ蓄積速度を制御する構成としてあ
る。かかる構成からなる発明によれば、クロック制御部
は分周器のようにクロック信号を間引くことにより、デ
ータ蓄積速度を制御する。クロック信号を間引くについ
ては、分周するようにしても良いし、必要に応じてゲー
トを形成してクロック信号を完全に遮断してしまい、結
果的に間引くようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるデータ再生装置を適用したCD−ROM再生装置の
要部をブロック図により示している。同図において、ホ
ストコンピュータ10はCD−ROM再生装置20に接
続されており、当該ホストコンピュータ10からCD−
ROM再生装置20にデータの再生要求を出し、データ
の読み出しを行う。この意味で、本実施形態において
は、当該ホストコンピュータ10が読出機器に該当す
る。この例では、いわゆる外部機器からの読み出しにあ
たるが、読出機器がデータの再生装置に対して外部機器
であっても内部機器であっても構わない。
【0020】 CD−ROM再生装置20は、CD−RO
Mを再生してEFM(エイト トゥフォーティーン モ
ジュレーション)信号を出力する再生機構部21と、こ
のEFM信号に対して復調処理やエラー訂正処理を施し
て元のデジタルデータに変換するとともに同再生機構部
21の駆動制御信号を出力する復調制御部22とを備え
ている。この駆動制御信号は、より具体的には、再生機
構部21におけるCD−ROMを回転駆動させるための
スピンドルモータや、光学式ピックアップをCD−RO
Mのトラッキング方向に移動させるためのピックアップ
送りモータや、対物レンズのトラツキングとフォーカス
のサーボモータ、およびその他のデータ再生に必要な各
サーボ信号である。
【0021】 この復調制御部22にはシステムクロック
信号Scが入力されており、同システムクロック信号S
cに基づいてスピンドルモータの回転速度が制御され
。また、同様にEFM信号も同システムクロック信号
Scに基づいて処理されることにより、結果として同シ
ステムクロック信号Scにて回転速度を制御しつつ、デ
ータの復調も同期して行われ、所望の速度でデータ再生
可能となっている。すなわち、本実施形態においては、
この再生機構部21と復調制御部22とが再生手段を構
成している。従って、データ記憶媒体は回転媒体である
CD−ROMが該当し、システムクロック信号Scに応
じて所望の速度でデータ再生可能となっている。
【0022】 復調制御部22がEFM信号に処理を施し
て元に戻したデジタルデータは、バッファメモリ部23
のメモリコントローラ23bに入力され、このメモリコ
ントローラ23bによる制御のもとでバッファメモリ2
3aに一時記憶される。すなわち、同メモリコントロー
ラ23bは、この再生されたデータの同バッファメモリ
23aへの書き込みと、読み出し、およびそれらの管理
を行なうものであり、復調制御部22から出力される再
生データをバッファメモリ23aに書き込みつつ、上記
ホストコンピュータ10からの読み出し要求に応じて、
同データを読み出して出力する。すなわち、メモリコン
トローラ23bはバッファメモリ23aのアドレスを指
定してデータの書き込み、読み出しを行い、所定のアド
レス空間を利用してバッファとしての機能を実現してい
る。従って、本実施形態においては、このメモリコント
ローラ23bとバッファメモリ23aとによってバッフ
ァ手段を構成している。
【0023】 メモリコントローラ23bはバッファ機能
を実現するにあたってバッファメモリ23aに対する各
時刻でのデータの書き込みアドレスAwとデータの読み
出しアドレスArとを管理しており、再生制御部24の
演算部24aに出力している。この演算部24aは、バ
ッファメモリ23aにおけるデータの蓄積量Dbを求め
るため、 Aw−Ar=Db・・・(2) の演算を行うとともに、同蓄積量Dbをクロック制御部
24bに出力する。
【0024】 クロック制御部24bは演算部24aによ
って算出されたデータの蓄積量Dbからデータの再生速
度を調整するべく、VCO24cの制御電圧を出力する
ものであり、このVCO24cは同制御電圧に対応した
周期のシステムクロック信号Scを発生する。上述した
ように、このシステムクロック信号Scはデータの再生
速度を変更するものであり、データの蓄積量Dbに基づ
いてこの再生速度を変更するのは、バッファメモリ23
aがオーバーフローしないようにするためである。この
ようにするためには、蓄積量Dbがバッファメモリ23
aの最大記憶容量Lbに近づいたときにデータの再生速
度を低下させるようにする必要があり、上記クロック制
御部24bはこのような関係となるようにシステムクロ
ック信号Scの周期を調整すべくVCO24cに対する
制御電圧を出力している。
【0025】 なお、バッファメモリ23aがオーバーフ
ローしないようにするためには、バッファメモリ23a
におけるデータの蓄積量Dbが所定の量になるまでは高
速にデータの再生を行い、データの蓄積量Dbが所定の
量を越えた後は同蓄積量Dbを一定に保つように、デー
タ再生速度を制御するものであってもよいし、単純にデ
ータの蓄積量Dbに対してデータ再生速度を反比例的に
変化させるようなものであるなど、各種の対応関係が可
能である。
【0026】 すなわち、本実施形態においては、この再
生制御部24が再生手段を構成しており、データの書き
込みアドレスAwとデータの読み出しアドレスArとの
差である蓄積量Dbがバッファメモリ23aにおける実
質的な蓄積データ量と判断し、同バッファメモリ23a
がオーバーフローしないようにデータの再生速度を変更
させている。本実施形態においては、データの再生速度
とデータ蓄積速度とが一致するものであるため、データ
の再生速度を変化させてデータ蓄積速度を制御してい
る。
【0027】 なお、スピンドルモータの回転速度の制御
をシステムクロック信号Scを制御することで行なって
いるが、演算部24aにて、 Lb−(Aw−Ar)=Lb−Db・・・(3) なる演算を行ない、直接スピンドルモータの回転速度の
制御を行うようにすることもできる。
【0028】 次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を図2を参照して説明する。ここにおいて、図2(a)
はCD−ROM再生装置20の動作を示し、同図(b)
はデータ再生速度Srを示し、同図(c)はホストコン
ピュータ10の動作を示している。
【0029】 時刻t21において、ホストコンピュータ
10がCD−ROM再生装置20にデータ読み出し要求
を出力し、同CD−ROM再生装置20は動作を開始し
たとする。すると、同図(a)に示すように、CD−R
OM再生装置20は同時刻t21で直ちにサーチ状態S
となり、時刻t22でデータ再生状態Pとなる。その
時、データの再生は、同図(b)に示すように、バッフ
ァメモリ23aのデータの蓄積量Dbが所定の値になる
時刻t24までは高速に行われ、その後ホストコンピュ
ータ10のデータ読み出し速度Shに収束するように徐
々に減速していく。そして、全データの再生が終了され
る時刻t25まで、途中でサーチ状態Sになることな
く、連続的に行われる。
【0030】 一方、ホストコンピュータ10は、時刻t
21で待ち状態Wとなり、時刻t22を過ぎた時刻t2
3でバッファメモリ23aからのデータ読み出し状態R
となる。そして、ホストコンピュータ10は、バッファ
メモリ23aに蓄積されたデータの読み出しが終了する
時刻t26まで、途中待ち状態Wになることなく、連続
的にデータの読み出しを行うことができる。
【0031】 また、ホストコンピュータ10が長いデー
タ長のデータ読み出しを行なうものであったとしても、
初期のデータの再生速度Srを減速させる必要はない。
従って、従来よりも早くデータの再生を開始できる。す
なわち、途中でCD−ROM再生装置20がサーチ状態
Sになることなく、ホストコンピュータ10のデータ読
み出し開始時刻t23も早まるので、データの読み出し
終了時刻t26までの時間は従来に比して短時間で済
む。
【0032】 このように、再生機構部21と復調制御部
22とからなる再生手段は、システムクロック信号Sc
に応じた再生速度でデータを再生可能となっており、再
生されたデータはバッファ手段を構成するバッファメモ
リ23aに一時記憶されてホストコンピュータ10より
読み出される。同じバッファ手段を構成するメモリコン
トローラ23bは、バッファメモリ23aに対する各時
刻でのデータの書き込みアドレスAwとデータの読み出
しアドレスArとを管理しており、再生手段を構成する
再生制御部24の演算部24aがこの差からデータの蓄
積量Dbを求め、クロック制御部24bは上記バッファ
メモリ23aがオーバーフローしないようにデータの再
生速度を変更させるべく、上記システムクロック信号S
cを出力するVCO24cの制御電圧を決定して出力す
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、最初に演
算することなくデータの再生を開始するので、余分な時
間がかからないし、通常の速度で再生を開始するのでサ
ーチ時間も短くなり、より高速化を図ることが可能なデ
ータ再生装置を提供することができる。むろん、バッフ
ァのオーバーフローもしない。バッファメモリのデータ
蓄積量が所定の量になるまでは光ディスクから高速にデ
ータを再生してバッファメモリに蓄積することができ、
【0034】 さらに、請求項2にかかる発明によれば、
再生速度を制御するのがクロック信号であり、その周期
を変えるだけであるので構成を簡易とすることができ
る。
【0035】 さらに、請求項3にかかる発明によれば、
クロック信号を間引くだけであるので、より構成を簡易
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるデータ再生装置を
適用したCD−ROM再生装置のブロック図である。
【図2】データ再生装置の動作状況を説明するための図
である。
【図3】読出速度と再生速度に差がある場合のバッファ
メモリの蓄積データ量を示す図である。
【図4】従来のデータ再生装置を適用したCD−ROM
再生装置のブロック図である。
【図5】従来のデータ再生装置の動作状況を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 20 CD−ROM再生装置 21 再生機構部 22 復調制御部 23 バッファメモリ部 23a バッファメモリ 23b メモリコントローラ 24 再生制御部 24a 演算部 24b クロック制御部 24c VCO

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生機構部と復調制御部を有し、データ
    記憶媒体から所望の速度でデータを再生する再生手段
    と、 読出機器と上記再生手段との間に介在され再生された
    データを一時的に蓄積するとともに同読出機器より読み
    出し可能なバッファ手段と、 このバッファ手段における実質的な蓄積データ量を参照
    して上記再生手段を制御するシステムクロック信号の電
    圧を決定する制御手段とを具備し、 上記システムクロック信号によって、上記 バッファ手段
    がオーバーフローしないようにするための上記再生手段
    からのデータ蓄積速度制御と、上記再生手段における再
    生機構部から復調制御部に送られるEFM信号の制御を
    同時に行うことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ再生装置に
    おいて、上記制御手段は、上記データ蓄積速度に対応し
    た所定の周期のクロック信号を出力するクロック制御部
    を有するとともに、上記再生手段は、同クロック信号の
    周期に応じた速度で再生するクロック同期再生部を有す
    ることを特徴とするデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のデータ再生装置に
    おいて、上記クロック制御部は、同クロック信号を間引
    いて上記再生速度を制御することを特徴とするデータ再
    生装置。
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