JP2872124B2 - Cmos型スタティックメモリ - Google Patents

Cmos型スタティックメモリ

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JP2872124B2
JP2872124B2 JP8184831A JP18483196A JP2872124B2 JP 2872124 B2 JP2872124 B2 JP 2872124B2 JP 8184831 A JP8184831 A JP 8184831A JP 18483196 A JP18483196 A JP 18483196A JP 2872124 B2 JP2872124 B2 JP 2872124B2
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transistor
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memory cell
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMOS型スタテ
ィックメモリに関し、特に、低電圧動作及び高速動作が
必要とされるメモリセルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリセル内に2個の駆動用トラ
ンジスタと2個の負荷用トランジスタ及び2個の転送用
トランジスタとが配置されたCMOS型のスタティック
・ランダム・アクセス・メモリ(以下、SRAMと略す
る)に用いられるメモリセルとして、例えば、IEEE
JOURNAL OF SOLID−STATE C
IRCUITS,VOL.27,NO.5,1992,
P776−P782に示されるものが知られている。
【0003】以下図10及び図11を参照してこのメモ
リセルについて説明する。
【0004】図10にはCMOS型SRAMセルの回路
図が示されている。SRAMセルは、相補型データ線D
L1、CL2とワード線WLとの交差部にあって、転送
用トランジスタQt1、Qt2によってデータ線とワー
ド線に接続されている。
【0005】また、駆動用トランジスタQd1,Qd2
のソース領域は接地配線Vssに接続され、負荷用トラ
ンジスタQl1,Ql2のソース領域は電源配線Vcc
に接続されている。例えば、転送用トランジスタQt
1,Qt2及び駆動用トランジスタQd1,Qd2はN
チャネルMOSFET、負荷用トランジスタQl1,Q
l2はPチャネルMOSFETで構成される。トランジ
スタQd1、Ql1から成るインバータとトランジスタ
Qd2,Ql2から成るインバータの互いの入力端子と
出力端子がノードN1,N2でそれぞれ接続されてフリ
ップフロップが構成されている。また、ノードN1,N
2には転送用トランジスタQt1,Qt2のソース・ド
レイン端子の一端がそれぞれ接続されている。
【0006】図11には、CMOS型SRAMの単位セ
ルの平面レイアウト図が示されている。転送用トランジ
スタQt1は活性領域101に形成されるN型のソース
・ドレイン領域109,111及びゲート電極であるワ
ード線106によって構成されており、同じく転送用ト
ランジスタQt2は活性領域102に形成されるN型の
ソース・ドレイン領域110,112及びゲート電極で
あるワード線106によって構成されている。
【0007】駆動用トランジスタQd1は活性領域10
1に形成されるN型のソース・ドレイン領域113、1
11及びゲート電極107によって形成されており、同
じく駆動用トランジスタQd2は活性領域102に形成
されるN型のソース・ドレイン領域114,112及び
ゲート電極108によって構成されている。負荷用トラ
ンジスタQl1は活性領域103に形成されるP型のソ
ース・ドレイン領域117,115及びゲート電極10
7によって構成されており、同じく負荷用トランジスタ
Ql2は活性領域104に形成されるP型のソース・ド
レイン領域118,116及びゲート電極108によっ
て構成されている。
【0008】トランジスタQd1,Ql1のゲート電極
107とトランジスタQd2,Ql2のゲート電極10
8ではそれぞれ1つのパターンが2つのトランジスタの
ゲート電極としてそれぞれ配置されている。駆動用トラ
ンジスタQd1のN型のドレイン領域111とトランジ
スタQd2,Ql2のゲート電極108及び負荷用トラ
ンジスタQl1のP型のドレイン領域115はコンタク
ト孔121,122において第1層目のアルミ配線層か
ら成るセル内配線132により接続されている。
【0009】駆動用トランジスタQd2のN型のドレイ
ン領域112及びトランジスタQd1,Ql1のゲート
電極107と負荷用トランジスタQl2のP型のドレイ
ン領域116はコンタクト孔123,124において第
1層目のアルミ配線層から成るセル内配線133により
接続されている。トランジスタQd1,Qd2のN型の
ソース領域113,114はコンタクト孔125,12
6において第1層目のアルミ配線層から成るパッド13
6,137に接続され、さらに接続孔142,143に
おいて第2層目のアルミ配線から成る接地配線146,
147にそれぞれ接続されている。
【0010】負荷用トランジスタQl1,Ql2のP型
のソース領域117,118はコンタクト孔127,1
28において第1層目のアルミ配線層から成る電源配線
138に接続されている。転送用トランジスタQt1,
Qt2のN型のソース・ドレイン領域の一端109,1
10はコンタクト孔119,120において第1層目の
アルミ配線層から成るパッド134,135に接続さ
れ、さらに接続孔140,141において第2層目のア
ルミ配線から成るデータ線144,145にそれぞれ接
続されている。
【0011】また,CMOS型SRAMセルの他の従来
例として、特開平7−130880号公報に記載された
ものが知られている。この従来例では、メモリセルの回
路構成は図10及び前述の内容と同様である。
【0012】図12に単位セルの平面レイアウト図を示
す(一部省略されている)。転送用トランジスタQt1
は活性領域150に形成されるN型のソース・ドレイン
領域157,159及びゲート電極であるワード線15
4によって構成されており、同じく転送用トランジスタ
Qt2は活性領域151に形成されるN型のソース・ド
レイン領域158、160及びゲート電極であるワード
線154によって構成されている。駆動用トランジスタ
Qd1は活性領域150に形成されるN型のソース・ド
レイン領域161,159及びゲート電極155によっ
て構成されており、同じく駆動用トランジスタQd2は
活性領域151に形成されるN型のソース・ドレイン領
域162,160及びゲート電極156によって構成さ
れている。負荷用トランジスタQl1は活性領域152
に形成されるP型のソース・ドレイン領域165,16
3及びゲート電極155によって構成されており、同じ
く負荷用トランジスタQl2は活性領域153に形成さ
れるP型のソース・ドレイン領域166,164及びゲ
ート電極156によって構成されている。
【0013】トランジスタQd1,Ql1のゲート電極
155とトランジスタQd2,Ql2のゲート電極15
6ではそれぞれ1つのパターンが2つのトランジスタの
ゲート電極として配置されている。駆動用トランジスタ
Qd1のN型のドレイン領域159とトランジスタQd
2,Ql2のゲート電極156及び負荷用トランジスタ
Ql1のP型のドレイン領域163はコンタクト孔16
9,170,171において上層配線(図中省略されて
いる)を介して互いに接続されている。駆動用トランジ
スタQd2のN型のドレイン領域160とトランジスタ
Qd1,Ql1のゲート電極155及び負荷用トランジ
スタQl2のP型のドレイン領域164はコンタクト孔
172,173,174において上層配線(図中省略さ
れている)を介して互いに接続されている。
【0014】駆動用トランジスタQd1,Qd2のN型
のソース領域161,162はコンタクト孔175,1
76において上層配線(図中省略されている)を介して
アルミ配線から成る接地配線179に接続されている。
負荷用トランジスタQl1,Ql2のP型のソース領域
165,166はコンタクト孔177、178において
上層配線から成る電源配線(図中省略されている)に接
続されている。転送用トランジスタQt1,Qt2のN
型のソース・ドレイン領域の一端157,158はコン
タクト孔167,168において上層配線(図中省略さ
れている)を介してアルミ配線から成るデータ配線18
0,181にそれぞれ接続されている。
【0015】この従来例では、メモリセルがワード線方
向に相対的に長くレイアウトされることで、データ線の
ピッチ間隔及び配線幅が大きく形成されている。このた
め、データ線の寄生容量、抵抗が低減され、メモリセル
に対するアクセス速度が改善されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のメモ
リセルでは、メモリセル内でデータ線方向に沿ってトラ
ンジスタが配置されるため、単位セルのデータ線方向の
長さが長くなり(即ち、データ線の長さが長くなり)、
データ線の寄生容量が大きくなる。例えば、従来例の図
11では、転送用トランジスタQt1、転送用トランジ
スタQd1、負荷用トランジスタQl1の3つのトラン
ジスタがデータ線144に沿って配置されており、図1
2では駆動用トランジスタQd1、転送用トランジスタ
Qt1またはQt2、駆動用トランジスタQd2の3つ
のトランジスタがデータ線180の方向に沿って配置さ
れている。このため、従来のCMOS型スタティックメ
モリにおいては、メモリセルのデータ線の寄生容量が大
きいため、セルへのアクセス速度の高速化が難しいとい
う問題点がある。
【0017】さらに、従来のメモリセルでは、データ線
同士がメモリセル内、隣接セル間において隣接して配置
されるため、微細化、低電圧化が進むとデータ線間の容
量カップリングの影響が問題になる。例えば、従来例の
図11ではセル内のデータ線144,145が隣り合っ
て配置されており、図12ではセル内のデータ線18
0,181及びデータ線181と隣接セルのデータ線
(図示されていない)それぞれ隣り合って配置されてい
る。このため、従来のCMOS型スタティックメモリに
おいては、データ線間のノイズによりセル動作の安定化
が低下してしまうという問題点がある。
【0018】本発明の目的はアクセス速度の高速化が達
成できるCMOS型スタティックメモリを提供すること
にある。
【0019】本発明の他の目的はセル動作の安定化がは
かれるCMOS型スタティックメモリを提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のMOCS型スタ
ティックメモリは、メモリセル内に第1及び第2の駆動
用トランジスタと第1及び第2の負荷用トランジスタ及
び第1及び第2の転送用トランジスタとが配置されたC
MOS型スタティックメモリにおいて、第1及び第2の
転送用トランジスタのゲート電極であるワード線と前記
ワード線に直交し第1及び第2の転送用トランジスタの
ソース・ドレイン端子の一端に接続されるデータ線とを
有し、第1及び第2の駆動用トランジスタ及び第1及び
第2の負荷用トランジスタがワード線に沿って並んで配
置され、メモリセル内のトランジスタがデータ線の延在
する方向に多くても2個並んで配置されていることを特
徴としている。
【0021】さらに、本発明では、データ線の両側には
平行に同層の導電層で形成される電源配線または接地配
線が配置されていることを特徴としている。
【0022】本発明によるCMOS型スタティックメモ
リでは、メモリセル内の2個の駆動用トランジスタ及び
2個の負荷用トランジスタがワード線に沿って並んで配
置され、メモリセル内のトランジスタがデータ線の延在
する方向に多くても2個並んで配置されている。従っ
て、データ線の長さを短くレイアウトされるのでデータ
線の寄生容量が低減される。
【0023】また、本発明では、データ線の両側にはこ
れと平行に同層の導電層で形成される電源配線または接
地配線が配置されている。従って、セル内、隣接セル間
のデータ線が隣り合って配置されることはなく、微細
化、低減圧化によるデータ線間の容量カップリングの影
響が回避される。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1には本発明の一実施例のCMOS型ス
タティックメモリの平面レイアウト図示されている。図
2〜図7には、図1のレイアウト図の配線層毎の平面レ
イアウト図が示されている。図8には、図1のA−A′
線での断面図が示されている。
【0026】図1、図2〜図7のレイアウト図において
隣接のセルは、短辺、長辺それぞれにおいて鏡面反転し
たものとなっている。メモリセルの回路構成は従来例の
内容と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0027】図1に示されるように、転送用トランジス
タQt1は活性領域1に形成されるN型のソース・ドレ
イン領域7,9及びゲート電極であるワード線4によっ
て構成されており、同じく転送用トランジスタQt2は
活性領域1に形成されるN型のソース・ドレイン領域
8,10及びゲート電極であるワード線4によって構成
されている。
【0028】駆動用トランジスタQd1は活性領域1に
形成されるN型のソース・ドレイン領域11,9及びゲ
ート電極5によって構成されており、同じく駆動用トラ
ンジスタQd2は活性領域1に形成されるN型のソース
・ドレイン領域12,10及びゲート電極6によって構
成されている。負荷用トランジスタQl1は活性領域2
に形成されるP型のソース・ドレイン領域15,13及
びゲート電極5によって構成されており、同じく負荷用
トランジスタQl2は活性領域3に形成されるP型のソ
ース・ドレイン領域16,14及びゲート電極6によっ
て構成されている。
【0029】トランジスタQd1,Ql1のゲート電極
5とトランジスタQd2,Ql2のゲート電極6ではそ
れぞれ1つのパターンが2つのトランジスタのゲート電
極としてそれぞれ配置されている。駆動用トランジスタ
Qd1のN型のドレイン領域9とトランジスタQd2,
Ql2のゲート電極6及び負荷用トランジスタQl1の
P型のドレイン領域13はコンタクト孔19,20,2
1において第1層目のアルミ配線層からなるセル内配線
28により接続されている。
【0030】駆動用トランジスタQd2のN型のドレイ
ン領域10とトランジスタQd1,Ql1のゲート電極
5及び負荷用トランジスタQl2のP型のドレイン領域
14はコンタクト孔22,23,24において第1層目
のアルミ配線層からなるセル内配線29により接続され
ている。
【0031】駆動用トランジスタQd1,Qd2のN型
のソース領域11,12はコンタクト孔25において第
1層目のアルミ配線層から成るパッド32に接続され、
さらに接続孔37において第2層目のアルミ配線から成
る接地配線42に接続されている。負荷用トランジスタ
Ql1,Ql2のP型のソース領域15,16はコンタ
クト孔26,27において第1層目のアルミ配線層から
成るパッド33,34に接続され、さらに接続孔38,
39において第2層目のアルミ配線から成る電源配線4
3,44にそれぞれ接続されている。転送用トランジス
タQt1,Qt2のN型のソース・ドレイン領域の一端
7,8はコンタクト孔17,18において第1層目のア
ルミ配線層から成るパッド30,31に接続され、さら
に接続孔35,36において第2層目のアルミ配線から
成るデータ線40,41にそれぞれ接続されている。
【0032】次に本発明によるメモリセルの断面につい
て以下に説明する。図8の断面図に示されるように、P
型シリコン基板50の表面にPウェル51、Nウェル5
2,53が設けられる。ウェルは、エネルギー50〜1
50keV、注入量5E12〜5E13cm-2のボロン
またはリンのイオン注入と約1200℃での押し込み熱
処理、またはエネルギー300〜1000keV、注入
量5E12〜5E13cm-2のボロンまたはリンの高エ
ネルギーイオン注入により形成される。
【0033】各ウェルの表面には選択酸化により300
0〜6000オングストロームの素子分離用のフィール
ド酸化膜54が形成されている。このPウェル51、N
ウェウ52,53のセル内のエリアは図2のPウェル4
5、Nウェル46,47に対応しており、フィールド酸
化膜54により画定される活性領域は図2の活性領域
1,2,3に対応している。
【0034】活性領域上には50〜200オングストロ
ームの熱酸化膜によるゲート酸化膜55が形成され、そ
の上には500〜2000オングストロームのN型に不
純物導入された多結晶シリコン膜56、1000〜20
00オングストロームのタングステンシリサイド膜57
の積層膜(タングステンポリサイド膜)から成るゲート
電極が形成されている。
【0035】更にエネルギー20〜70keV、注入量
1E15〜1E16cm-2のヒ素またはボロンのイオン
注入によりソース・ドレイン領域となる拡散層(図8に
は示されていない)が設けられトランジスタが構成され
ている。ゲート電極は図3のワード線4、セル内ゲート
電極5,6に対応している。ソース・ドレイン領域とな
る拡散層のうちヒ素イオン注入によるN型拡散層は図1
のソース・ドレイン領域7,8,9,10,11,12
に対応しており、ボロンイオン注入によるP型拡散層は
図1にソース・ドレイン領域13、14、15、16に
対応している。
【0036】各トランジスタの上には層間絶縁膜59が
形成され、所定の位置にコンタクト孔が開口されタング
ステンによるプラグ60で埋設されている。コンタクト
孔は図4のコンタクト孔17〜27に対応している。層
間絶縁膜59上には3000〜6000Aの第1層目の
アルミ配線61が形成されている。アルミ配線61は一
部タングステンプラグ60に接続されている。第1層目
のアルミ配線は図5のセル内配線28,29及びパッド
30〜34に対応している。第1層目のアルミ配線61
の上には層間絶縁膜62が形成され、所定の位置に接続
孔が開口され(図8には示されていない)タングステン
によるプラグで埋設されている。接続孔は図6の接続孔
35〜39に対応している。層間絶縁膜62上には50
00〜8000オングストロームの第2層目のアルミ配
線63が形成されている。第2層目のアルミ配線は図7
のデータ線40、41、接地配線42及び電源配線4
3,44に対応している。これら第2層目のアルミ配線
63は一部接続孔35〜39内のタングステンプラグに
接続されている。
【0037】本発明では、メモリセル内の2個の駆動用
トランジスタQd1,Qd2及び2個の負荷用トランジ
スタQl1、Ql2がワード線4に沿って並んで配置さ
れ、更にデータ線の延在する方向にセル内のトランジス
タが多くても2個並んで配置されている。即ち、転送用
トランジスタQt1と駆動用トランジスタQd1または
負荷用トランジスタQl1の2つのトランジスタがデー
タ線40に沿って配置されている。従って、データ線4
0,41の長さが短くレイアウトされ寄生容量が低減さ
れる。例えば、単位セルのワード線方向の長さに対する
データ線方向の長さの比は、およそ従来例の図11では
1.45、図12では0.65、本発明の図1では0.
54となっている。また、データ線40,41の両側に
はこれと平行に同層のアルミ配線層で形成される電源配
線43,44または接地配線42が配置されている。従
って、セル内、隣接セル間のデータ線同士が隣り合って
配置されることはなくデータ線間の容量カップリングの
影響が回避されている。このため微細化、低電圧化に対
して安定したセル動作が確保される。
【0038】次に、図9を参照して本発明の他の例につ
いて説明する。この例では駆動用トランジスタQd1,
Qd2及び負荷用トランジスタQl1,Ql2のゲート
電極はワード線4に対して直交する向きに配置されてい
る。また、トランジスタQd1,Ql1のゲート電極及
びトランジスタQd2,Ql2のゲート電極は一体のゲ
ート電極パターンで形成されておらず、各トランジスタ
に対して1つずつのゲート電極パターン5′,5″、
6′,6″が形成されている。
【0039】駆動用トランジスタQd1のN型のドレイ
ン領域9、駆動用トランジスタQd2のゲート電極
6′、負荷用トランジスタQl2のゲート電極6″及び
負荷用トランジスタQl1のP型のドレイン領域13は
コンタクト孔19,20′、20″、21において第1
層目のアルミ配線層から成るセル内配線28により接続
されている。駆動用トランジスタQd2のN型のドレイ
ン領域10、駆動用トランジスタQd1のゲート電極
5′、負荷用トランジスタQl1のゲート電極5″及び
負荷用トランジスタQl2のP型のドレイン領域14は
コンタクト孔22,23′,23″,24において第2
層目のアルミ配線層から成るセル内配線29により接続
されている。
【0040】この例では、NチャネルMOSFETであ
る駆動用トランジスタQd1,Qd2のゲート電極
5′,6′とPチャネルMOSFETである負荷用トラ
ンジスタQl1,Ql2のゲート電極が5″,6″が直
接に接続されていないため、NチャネルMOSFETの
ゲート電極5′,6′がN型のポリサイドゲートで、P
チャネルMOSFETのゲート電極5″,6″がN型の
ポリサイドゲートでそれぞれ形成されうる。即ち、前述
の例ではNチャネルMOSFETである負荷用トランジ
スタQl1,Ql2のゲート電極とPチャネルMOSF
ETである負荷用トランジスタQl1,Ql2のゲート
電極が直接に接続されゲート電極5,6として配置され
ている。ここでNチャネルMOSFETのゲート電極部
分がN型のポリサイドゲートで、PチャネルMOSFE
Tのゲート電極部分がP型のポリサイドゲートでそれぞ
れ形成されると、ポリサイド中の不純物相互拡散によっ
てトランジスタのしきい値電圧が変動してしまう。
【0041】図示の例(図9)では、P型ゲートのPチ
ャネルMOSFETが使われることでPチャネルMOS
FETを表面チャネル型とし、より微細なトランジスタ
が使われることで特性向上が計られるといった利点があ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、メモ
リセル内の2個の駆動用トランジスタ及び2個の負荷用
トランジスタがワード線に沿って並んで配置され、メモ
リセル内のトランジスタがデータ線の延在する方向に多
くても2個並んで配置されるようにしたから、データ線
の長さが短くレイアウトできるのでデータ線の寄生容量
が低減され、その結果、メモリセルへのアクセス速度が
向上するという効果がある。
【0043】さらに、本発明では、データ線の両側には
これと平行に同層の導電層で形成される電源配線又は接
地配線が配置され、セル内、隣接セル間のデータ線が隣
り合って配置されることがないから、微細化、低電圧化
に対してセル内、隣接セル間のデータ線間の容量カップ
リングの影響が回避され、セル動作を安定化できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCMOS型スタティックメモリの
メモリセルの一例を示す平面図である。
【図2】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図3】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図4】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図5】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図6】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図7】図1に示すメモリセルの層を示す平面図であ
る。
【図8】図1に示すメモリセルのA−A´線断面図であ
る。
【図9】本発明にCMOS型スタティックメモリのメモ
リセルの他の例を示す平面図である。
【図10】CMOS型スタティックメモリのメモリセル
の回路図である。
【図11】従来のCMOS型スタティックメモリのメモ
リセルの一例を示す平面図である。
【図12】従来のCMOS型スタティックメモリのメモ
リセルの他の例を示す平面図である。
【符号の説明】 Qt1,Qt2 転送用NMOSトランジスタ Qd1,Qd2 転送用NMOSトランジスタ Ql1,Ql2 転送用PMOSトランジスタ 50 P型シリコン基板 45,51 Pウェル 46,47,52,53 Nウエル 54 フィールド酸化膜 55 ゲート酸化膜 56 多結晶シリコン膜 57 タングステンシリサイド膜 58 サイドウオール 59、62 層間絶縁膜 60 タングステンプラグ 61,63 アルミ配線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセル内に第1及び第2の駆動用ト
    ランジスタと第1及び第2の負荷用トランジスタ及び第
    1及び第2の転送用トランジスタとが配置されたCMO
    S型スタティックメモリにおいて、前記第1及び前記第
    2の転送用トランジスタのゲート電極であるワード線と
    該ワード線に直交し前記第1及び前記第2の転送用トラ
    ンジスタのソース・ドレイン端子の一端に接続されるデ
    ータ線とを有し、前記第1及び前記第2の駆動用トラン
    ジスタ及び前記第1及び前記第2の負荷用トランジスタ
    が前記ワード線に沿って並んで配置され、前記メモリセ
    ルに位置するトランジスタが前記データ線の延在する方
    向に多くても2個並んで配置されていることを特徴とす
    るCMOS型スタティックメモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたCMOS型スタテ
    ィックメモリにおいて、前記データ線の両側には前記デ
    ータ線と平行に同一層の導電層で形成される電源配線又
    は接地配線が配置されていることを特徴とするCMOS
    型スタティックメモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたCMOS型スタテ
    ィックメモリにおいて、前記データ線の延在する方向に
    は前記第1の転送用トランジスタと前記第1の駆動用ト
    ランジスタまたは前記第1の負荷用トランジスタが2個
    並んで配置されていることを特徴とするCMOS型スタ
    ティックメモリ。
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