JP3335293B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3335293B2
JP3335293B2 JP20170197A JP20170197A JP3335293B2 JP 3335293 B2 JP3335293 B2 JP 3335293B2 JP 20170197 A JP20170197 A JP 20170197A JP 20170197 A JP20170197 A JP 20170197A JP 3335293 B2 JP3335293 B2 JP 3335293B2
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毅 坂口
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品収納庫内を左
右に仕切り、一方の部屋にはコールド商品を収納し、他
方の部屋にはホット商品を収納する自動販売機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として特開平
5ー334542号公報に開示された自動販売機が知ら
れている。
【0003】この自動販売機は、商品収納庫内にサーペ
ンタイン式の商品収納コラムを複数配置したもので、こ
の各商品収納コラムの間には断熱仕切板用の間隙を有し
ている。また、この間隙に断熱仕切板を挿入するとき、
商品収納庫が左右に仕切られる一方、商品収納庫の左側
には圧縮機を有する冷却装置が設置され、右側にはヒー
タを有する加熱装置が設置されている。これにより、こ
の断熱仕切板を境に左側が冷却室となり右側が加熱室と
なって、冷却室にはコールド商品が収納され、加熱室に
はホット商品が収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この自動販
売機において、コールド商品の販売量が増え、一方ホッ
ト商品の販売量が激減する夏期では、その販売量に対応
させるため、加熱室の全部又は一部を冷却室にするよう
設定する。このような設定をするときは、断熱仕切板を
取り外して商品収納庫全体を冷却室としたり、或いは、
断熱仕切板を加熱室側に配置変更して冷却室内の商品収
納コラム数を増加させる。
【0005】このようにコールド商品及びホット商品の
販売量に合わせて冷却室及び加熱室の商品収納空間を変
更できるが、加熱室の全部又は一部を冷却室に変更する
ときは、この冷却室が継続して冷却装置で冷却されるた
め、それまで加熱室で60℃程度の温度に維持されてい
たホット商品が急激に冷却されることとなる。これによ
り、例えば缶コーヒ飲料に含まれているミルク成分がこ
の急冷却により凝固し、品質を劣化させるという問題点
を有していた。
【0006】このような問題点は断熱仕切板を任意に挿
脱して冷却室及び加熱室を形成するタイプの前記自動販
売機はもとより、商品収納庫内を固定の仕切壁により冷
却室及び加熱室を形成したタイプの自動販売機において
も加熱室を冷却室に変更するとき同様の問題点を有して
いる。
【0007】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、加
熱室の全部又は一部を冷却室に変更したとき、この冷却
室に変更された箇所に収納されている商品においてその
品質が劣化することがない自動販売機を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、商品収納庫内を1又は2以上の固定された断
熱壁で仕切って複数の部屋を形成し、各部屋を1台の圧
縮機に接続され各部屋に対応するよう個別に設置された
蒸発器で冷却した冷却室或いはヒータを有する加熱装置
で加熱した加熱室に設定した自動販売機において、加熱
室の全部又は一部を冷却室に変更したとき、変更された
該冷却室に対応する蒸発器の冷却出力を、該蒸発器への
冷媒循環時間を通常時よりも短くするように小冷却出力
に切り換えることができる小出力スイッチと、小出力ス
イッチの入力信号に基づき小出力信号が入力された蒸発
器の冷却出力を所定時間に亘って小さくする制御手段と
を有する構造となっている。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本発明に係る自動
販売機の第1実施形態を示すもので、図1は自動販売機
の外扉を開放した状態の斜視図、図2は断熱仕切板の挿
入位置変更前の自動販売機の内部構造を示す概略図、図
3は断熱仕切板の挿入位置変更後の自動販売機の内部構
造を示す概略図、図4は圧縮機の駆動制御を示すブロッ
ク図、図5は圧縮機の駆動制御を示すフローチャート、
図6及び図7はタイムチャートである。
【0014】この自動販売機1は、図1に示すように、
自動販売機本体2の内部に上下に商品収納庫3と機械室
4を有するもので、この商品収納庫3内には左右にサー
ペンタイン式の商品収納コラム5を複数並設している。
この各商品収納コラム5はそれぞれ隣接するコラム5の
間に間隙6を有し、この間隙6に対して断熱仕切板7が
挿脱自在となっており、これにより、商品収納庫3が左
右に仕切られる。この図1では断熱仕切板7を中央の間
に挿入し、左右の部屋を同一容量の空間としてい
る。なお、8は商品収納庫3の前面を開閉する断熱性の
内扉、9は内扉8の前面を開閉する外扉である。
【0015】この商品収納庫3は、図2に示す冷却装置
及び加熱装置により冷却及び加熱される。即ち、この冷
却装置10は機械室4に設置された圧縮機10a及び凝
縮器10bと、商品収納庫3の左側で商品収納コラム5
の下部裏側に設置された蒸発器10c、庫内ファン10
d及び図示しない膨張弁で構成され、庫内ファン10d
で送風される庫内空気をダクト11を通じて蒸発器10
cに循環することにより(破線矢印)、左側の部屋(冷
却室A)を冷却し、左側の2台の商品収納コラム5の商
品を冷却する。一方、加熱装置12は商品収納庫3の右
側に設置された電熱ヒータ12a及び庫内ファン12b
により構成され、庫内ファン12bで送風された庫内空
気を電熱ヒータ12aに循環することにより(破線矢
印)、右側の部屋(加熱室B)を加熱し、右側2台の商
品収納コラム5の商品を加熱する。
【0016】以上のような構成で、冷却室A及び加熱室
の冷却・加熱運転を継続した後、図3に示すように、
断熱仕切板7の挿入間隙6を変更し、例えば冷却室Aを
左側の3台、加熱室Bを右側の1台とするときは、図4
の駆動制御回路にて圧縮機10aの駆動制御を行う。
【0017】即ち、この駆動制御回路13はその制御手
段としてマイクロコンピュータ(以下マイコンという)
13aを有しており、このマイコン13aには圧縮機休
止スイッチ13b及びタイマ13cから制御信号が入力
され、この制御信号に基づき圧縮機駆動回路13dを介
して圧縮機10aを駆動制御するようになっている。こ
こで、タイマ13cは計時時間として3時間が設定され
ており、圧縮機休止スイッチ13bがマイコン13aに
入力されたとき、この信号がマイコン13aからタイマ
13cに入力され、これにより、タイマ13cが3時間
の計時を開始する。
【0018】この駆動制御を図5のフローチャートに基
づき説明する。即ち、断熱仕切板7の挿入位置を前述の
如く変更したときは、圧縮機休止スイッチ13bをオン
する(S1)。これにより、圧縮機10aの駆動が禁止
され(S2)、タイマ13cが計時を開始する(S
3)。この計時から3時間を経過したときは、圧縮機1
0aの駆動禁止が解除され、通常の圧縮機10aの運転
を再開する(S4,S5)。
【0019】以上の駆動制御に基づく庫内の温度変化を
図6及び図7を比較して説明する。図6は前述の圧縮機
の駆動制御に基づく庫内温度変化を示すグラフ並びに庫
内ファン及び圧縮機の駆動制御を示すタイムチャートで
あり、図7は従来の圧縮機の駆動制御に基づく庫内温度
変化を示すグラフ並びに庫内ファン及び圧縮機の駆動制
御を示すタイムチャートである。ここで、「黒塗り丸ー
黒塗り丸」は左側2台の商品収納コラム5の平均温度の
温度変化、「黒塗り四角ー黒塗り四角」は右から2番目
の商品収納コラム5の温度変化、「黒塗り三角ー黒塗り
三角」は従来の駆動制御に係る右から2番目の商品収納
コラム5の温度変化を示すものである。
【0020】この図6及び図7を比較して分かるよう
に、本実施形態では圧縮機休止スイッチ13bをオンし
た後は、圧縮機10aの駆動が禁止されるため、右側2
番目の商品収納コラム5のホット商品は冷却室Aから流
入する冷却空気でのみ冷却される。これにより、ホット
商品は徐々に冷却される。一方、図7に示すように断熱
仕切板7の配置変更の後に直ちに圧縮機10aを駆動す
るときは、ホット商品が急激に冷却されることが分か
る。ところで、ホット商品、例えば加熱された乳製品を
急激に冷却するときは、その内容成分凝固し、商品を
劣化させるおそれがある。本実施形態ではこのような商
品劣化を防止する作用を有している。
【0021】図8乃至図12は本発明に係る自動販売機
の第2実施形態を示すもので、図8は自動販売機の外扉
を開放した状態の斜視図、図9は自動販売機の内部構造
を示す概略図、図10は圧縮機の駆動制御を示すブロッ
ク図、図11は圧縮機の駆動制御を示すフローチャー
ト、図12はタイムチャートである。
【0022】この第2実施形態に係る自動販売機100
は商品収納庫3の各部屋を予め一体に固定された断熱壁
101で形成したタイプのものである。この実施形態で
は、左側2台を冷却室A(第1蒸発器102を設置)、
右側2台を加熱室Bとしている。また、この加熱室Bに
は第2蒸発器103を設置しており、電熱ヒータ12a
への通電を停止して第2蒸発器103に冷媒を循環する
ときは冷却室Aに変更できるようになっている。なお、
各室A,Bは庫内ファン102a,103aにて破線に
示すように庫内空気を循環している。
【0023】このように構成された自動販売機におい
て、加熱室Bを冷却室Aに変更する際の第2蒸発器10
3の駆動制御回路を図10を参照して説明する。
【0024】即ち、この駆動制御回路104はその制御
手段としてマイクロコンピュータ(以下マイコンとい
う)104aを有しており、このマイコン104aには
小出力スイッチ104b及びタイマ104cから制御信
号が入力され、この制御信号に基づき第2蒸発器駆動回
路104dを介して第2蒸発器103を駆動制御するよ
うになっている。ここで、タイマ13cは前記第1実施
形態と同様に計時時間として3時間が設定されており、
小出力スイッチ104bがマイコン104aに入力され
たとき、この信号がマイコン104aからタイマ104
cに入力され、これにより、タイマ104cが3時間の
計時を開始する。
【0025】この駆動制御を図11のフローチャートに
基づき説明する。即ち、加熱室Bを冷却室Aに変更した
ときは、小出力スイッチ104bをオンする(S1)。
これにより、第2蒸発器103が小出力運転が行われる
(S2)。ここで、小出力運転とは圧縮機10aが駆動
した際に、第2蒸発器103への冷媒循環時間を通常時
よりも短く設定することであり、これにより、加熱室B
における冷却能力が通常運転時よりも小さくなる。この
ような小出力運転で3時間を経過したときは、小出力運
転モードを解除し、通常の運転モードで運転を行う(S
4〜S6)。
【0026】以上の駆動制御に基づく庫内の温度変化を
図12を参照して説明する。図12は前述の駆動制御に
基づく庫内温度変化を示すグラフ並びに各機器12a,
102,103の駆動制御を示すタイムチャートであ
る。ここで、「黒塗り丸ー黒塗り丸」は冷却室Aの平均
温度の温度変化、「黒塗り四角ー黒塗り四角」は加熱室
Bの温度変化、「黒塗り三角ー黒塗り三角」は従来の駆
動制御による加熱室の温度変化を示すものである。
【0027】この図12から分かるように、加熱室Bは
小出力運転スイッチ104bがオンした後は小出力で運
転されるため、従来の温度変化と比較して徐々に冷却さ
れる。従って、前記第1実施形態と同様に乳製品の凝固
作用が回避される。その他の構成、作用は前記第1実施
形態と同様である。
【0028】なお、前記第1実施形態では圧縮機休止ス
イッチ13bにより3時間に亘って圧縮機10aを停止
しているが、この第1実施形態に係る自動販売機に前記
第2実施形態の小出力スイッチ104bを採用し、蒸発
器10cの出力を小さくして急激な冷却を防止するよう
にしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホット商品をコールド商品に変更する際に、ホット商品
の急激な冷却を回避し、商品の劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る自動販売機の外扉を開放し
た状態の斜視図
【図2】第1実施形態に係る断熱仕切板の挿入位置変更
前の自動販売機の内部構造を示す概略図
【図3】第1実施形態に係る断熱仕切板の挿入位置変更
後の自動販売機の内部構造を示す概略図
【図4】第1実施形態に係る圧縮機の駆動制御を示すブ
ロック図
【図5】第1実施形態に係る圧縮機の駆動制御を示すフ
ローチャート
【図6】第1実施形態に係る圧縮機の駆動制御に基づく
庫内温度変化を示すグラフ並びに各機器のタイムチャー
【図7】従来の圧縮機の駆動制御に基づく庫内温度変化
を示すグラフ並びに各機器のタイムチャート
【図8】第2実施形態に係る自動販売機の外扉を開放し
た状態の斜視図
【図9】第2実施形態に係る自動販売機の内部構造を示
す概略図
【図10】第2実施形態に係る第2蒸発器の駆動制御を
示すブロック図
【図11】第2実施形態に係る第2蒸発器の駆動制御を
示すフローチャート
【図12】第2実施形態に係る第2蒸発器の駆動制御に
基づく庫内温度変化を示すグラフ並びに各機器のタイム
チャート
【符号の説明】
1,100…自動販売機、3…商品収納庫、5…商品収
納ラック、6…間隙、7…断熱仕切板、10…冷却装
置、10a…圧縮機、12…加熱装置、13…駆動制御
回路、13b…圧縮機休止スイッチ、13c…タイマ、
103…第2蒸発器、A…冷却室、B…加熱室。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納庫内を1又は2以上の固定され
    た断熱壁で仕切って複数の部屋を形成し、該各部屋を1
    台の圧縮機に接続され各部屋に対応するよう個別に設置
    された蒸発器で冷却した冷却室或いはヒータを有する加
    熱装置で加熱した加熱室に設定した自動販売機におい
    て、 前記加熱室の全部又は一部を前記冷却室に変更したと
    き、変更された該冷却室に対応する蒸発器の冷却出力
    、該蒸発器への冷媒循環時間を通常時よりも短くする
    ように小冷却出力に切り換えることができる小出力スイ
    ッチと、該小出力スイッチの入力信号に基づき小出力信
    号が入力された蒸発器の冷却出力を所定時間に亘って小
    さくする制御手段とを有することを特徴とする自動販売
    機。
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