JP2863779B2 - タイミング検証方法及び検証装置及びテストパターン生成方法 - Google Patents

タイミング検証方法及び検証装置及びテストパターン生成方法

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JP2863779B2 JP5314655A JP31465593A JP2863779B2 JP 2863779 B2 JP2863779 B2 JP 2863779B2 JP 5314655 A JP5314655 A JP 5314655A JP 31465593 A JP31465593 A JP 31465593A JP 2863779 B2 JP2863779 B2 JP 2863779B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のタイ
ミング検証方法及び検証装置に関し、特に、入力ピンに
遅延を与えた論理動作を検証するタイミング検証方法及
び検証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイミング検証方法として、入力
端子と半導体集積回路の間に、ディレイ回路等の遅延素
子を接続する方法(特開平3−4184号)や、半導体
集積回路の動作を確認するテストパターンに、各入力端
子の入力遅延情報を付加する方法が知られている。
【0003】一方、半導体集積回路設計用のCADシス
テム等では、入力端子等の入力信号を入力するシンボル
には、入力または出力等のその信号の属性や、信号名を
設定するだけの構成になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタイミ
ング検証方法では、入力端子と直列に遅延素子を接続す
る構成となっているので、タイミング検証が終了して半
導体集積回路を製造するためマスクパターンを作成する
際、入力端子と直列に接続された遅延端子を、半導体集
積回路の構成データであるネットリストデータから取り
除かなければならない問題点があった。
【0005】また、半導体集積回路の動作を確認するテ
ストパターンに入力遅延時間を付加する方法では、従来
半導体集積回路の回路設計と、その動作を確認するテス
トパターン設計はCADシステム等では、ネットリスト
とテストパターンとを分けて設計する。このため、半導
体集積回路の回路設計時では、タイミングを考慮した回
路設計を行っても、各入力端子間のスキューデータを設
計できないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるタイミング
検証方法は、上記のような問題点を解決するために、設
計対象である半導体集積回路の各入力端子に入力される
信号の時間差情報を、前記半導体集積回路の回路接続情
報の前記各入力端子に対応させて設定し、前記半導体集
積回路の動作確認用テストパターンと前記入力端子に対
応させて設定された前記時間差情報を有する回路接続情
報とを用いて論理シミュレーションを行って、前記半導
体集積回路のタイミング検証を行うことを特徴とする。
なお、前記設計対象である半導体集積回路の正常動作を
確認終了後、前記時間差情報を前記テストパターンに設
定し直すようにしても良い。
【0007】一方、本発明によるタイミング検証装置
は、設計対象である半導体集積回路の各入力端子に入力
される信号の時間差情報を記憶する記憶手段と、前記時
間差情報を変更する手段と、設計対象である半導体集積
回路の各入力端子に入力される信号の時間差情報を、前
記半導体集積回路の回路接続情報の前記各入力端子に対
応させて設定する手段と、前記半導体集積回路の動作確
認用テストパターンを作成するテストパターン作成手段
と、前記テストパターンと前記入力端子に対応させて設
定された前記時間差情報を有する回路接続情報とを用い
て論理シミュレーションを行い、前記半導体集積回路の
タイミング検証を行う論理シミュレーション手段とを備
えたことを特徴とする。更に、前記設計対象である半導
体集積回路の正常動作を確認終了後、前記時間差情報を
前記テストパターンに設定し直す手段を備えても良い。
【0008】
【作用】本発明によるタイミング検証方法では、各入力
端子シンボルに設定した入力遅延時間、すなわち各入力
端子間の入力スキューを抽出し、入力遅延時間を考慮し
た論理シミュレーションを行い、この論理シミュレーシ
ョンにて半導体集積回路が正常動作した時点で、各入力
端子シンボルに設定した入力遅延時間を半導体集積回路
の動作を確認するためのテストパターンに付加する。
【0009】また、本発明によるタイミング検証装置
は、半導体集積回路の設計時に、任意の遅延時間を設定
できる入力端子シンボルに、半導体集積回路が正常に動
作する最適の入力遅延時間の組み合せを設定してタイミ
ング検証を行う。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のフロー図である。図2は
本発明に用いる入力端子シンボルに、各遅延情報を付加
した例である。図3は発明による検証装置を実現するた
めの構成を示し、論理シミュレータの入力となるテスト
パターンへ図2で用いた入力遅延情報を付加する流れに
沿って示している。
【0011】まず、本発明のタイミング検証手法を用い
て半導体集積回路を設計する際、設計する回路の前段に
ある他の半導体製品から出力される出力信号が本半導体
集積回路の入力信号となる場合、この出力信号が本半導
体集積回路で使用するフリップフロップのデータ入力信
号とクロック入力信号となる場合を例にとって説明す
る。
【0012】半導体集積回路設計において、フリップフ
ロップの入力信号は、データ信号とクロック信号とが同
じタイミングで入力されるとセットアップもしくはホー
ルドタイムマージン不足のエラーで正常に動作しない。
これに対し、本発明ではマージン不足等のエラーを解消
するため、図2のとおり、入力遅延時間0nsの端子I
N1に対してデータ信号が入力される端子DATAに1
0ns、クロック信号が入力される端子CLKに20n
sの遅延をもたせるため、回路設計時に各入力端子に遅
延情報を付加できるようになっている。
【0013】次に、図1のとおり、回路図作成(S1)
に際し、回路の動作確認のためテストパターンを作成し
(S3)、論理シミュレーションを実行する。ここで、
論理シミュレーション実行時に図3の入力端子遅延情報
記憶部32に記憶された各入力端子の入力遅延情報が、
テストパターンが各入力端子に入力される際に有効とな
り、この入力遅延情報にある時間だけ遅れてテストパタ
ーン入力部31からのテストパターンが各入力端子に入
力されて行く(S2)。
【0014】次に、論理シミュレータ部34における論
理シミュレーション(S4)にて動作を確認(S5)
後、半導体集積回路製造用のネットリストとそれを検査
するためのテストパターンを作成する。そして、本発明
で用いる入力遅延時間を付加した入力端子は、ネットリ
ストにはその端子名のみが反映され、付加された入力遅
延情報は、図3のとおり入力遅延情報付加部35にてテ
ストパターンに各入力端子の遅延情報を付加する(S
6)。
【0015】以上説明してきたように、本発明の入力端
子に遅延時間を付加して半導体集積回路を設計するタイ
ミング検討手法を用いることにより、回路図設計時に各
入力端子に最適の入力遅延時間を付加でき、最終的に半
導体集積回路製造に用いるネットリストを変更する必要
が無く、最適の入力遅延時間をテストパターンに付加す
ることができる。また、図3の遅延情報変更部33を用
いて、回路中の各入力端子に等間隔に遅延時間をずらし
て付加し、論理シミュレーションを実行することによ
り、設計する半導体集積回路に入力される各信号間の遅
延時間が不明の場合、半導体集積回路中で起きる入力信
号のスキューによるタイミングエラーを前もって検証す
ることが可能となり、半導体集積回路の正常動作に対す
る信頼性を高めることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
集積回路の設計時に入力端子に入力遅延時間情報を付加
し、論理シミュレーションにて動作の確認を可能とし、
確認後の入力遅延時間情報をテストパターンへ付加する
ことを可能としたので、最終的に、半導体集積回路の製
造に用いるネットリスト、テストパターンを作成する
際、何らネットリストを変更することなく作成できる効
果がある。また、論理シミュレーションにて動作を確認
する際は、テストパターンを変更することなく各入力信
号間の遅延時間を設定できるので、半導体集積回路中
で、入力信号のずれによって起こるタイミングエラーを
前もって検証できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフロー図である。
【図2】図1に示したフロー中の入力端子シンボルへ入
力遅延情報を付加した例を示した図である。
【図3】本発明による検証装置の構成を、入力遅延情報
を付加するフローに沿って示した図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 入力端子名 3 各端子の遅延時間 4 半導体集積回路の内部回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設計対象である半導体集積回路の各入力端
    子に入力される信号の時間差情報を、前記半導体集積回
    路の回路接続情報の前記各入力端子に対応させて設定
    し、前記半導体集積回路の動作確認用テストパターンと
    前記入力端子に対応させて設定された前記時間差情報を
    有する回路接続情報とを用いて論理シミュレーションを
    行って、前記半導体集積回路のタイミング検証を行うこ
    とを特徴とするタイミング検証方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタイミング検証方法によっ
    前記設計対象である半導体集積回路の正常動作を確認
    終了後、前記時間差情報を前記テストパターンに設定し
    直すことを特徴とするテストパターン生成方法
  3. 【請求項3】設計対象である半導体集積回路の各入力端
    子に入力される信号の時間差情報を記憶する記憶手段
    と、前記時間差情報を変更する手段と、設計対象である
    半導体集積回路の各入力端子に入力される信号の時間差
    情報を、前記半導体集積回路の回路接続情報の前記各入
    力端子に対応させて設定する手段と、前記半導体集積回
    路の動作確認用テストパターンを作成するテストパター
    ン作成手段と、前記テストパターンと前記入力端子に対
    応させて設定された前記時間差情報を有する回路接続情
    報とを用いて論理シミュレーションを行い、前記半導体
    集積回路のタイミング検証を行う論理シミュレーション
    手段とを備えたことを特徴とするタイミング検証装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のタイミング検証装置によっ
    て前記設計対象である半導体集積回路の正常動作を確認
    終了後、前記時間差情報を前記テストパターンに設定し
    直す手段を備えたことを特徴とするタイミング検証装
    置。
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