JP2863695B2 - 把持装置と把持装置を有する把持ファイル - Google Patents

把持装置と把持装置を有する把持ファイル

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JP2863695B2
JP2863695B2 JP6007501A JP750194A JP2863695B2 JP 2863695 B2 JP2863695 B2 JP 2863695B2 JP 6007501 A JP6007501 A JP 6007501A JP 750194 A JP750194 A JP 750194A JP 2863695 B2 JP2863695 B2 JP 2863695B2
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    • B42F9/00Filing appliances with devices clamping file edges; Covers with clamping backs

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背部を介して互い
に結合される第1脚および第2脚を有する本質的にU字
形の断面を有し、且つ、前記第1脚および前記第2脚
が、互いの間に1枚または複数枚のペーパーシートを挿
入して把持するための把持間隙を形成するような自由長
手縁部及び自由長手縁部において弾性的に圧力をかけ離
すことが可能な把持装置、特に把持ファイル用把持装置
において、前記第1脚の自由長手縁部が、前端部の領域
における前記第2脚の自由長手縁部から距離の位置に挿
入口として形成され、前記距離が前記前端部の方に行く
に従って増大することを特徴とする把持装置、特に把持
ファイル用把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このタイプのファイルを用いて1枚ま
は重ねられた多数枚のペーパーシートを把持することよ
ファイル内に取り外し可能に固定し、そのために例え
ばペーパーシート自体にそのための手段、例えば穴を開
ける必要はなく、こうした手段はしばしばシートに望ま
しくない修復できない変化をもたらす。冒頭で述べたタ
イプの把持装置と把持ファイルは例えば***実用新案第
8909998号および***実用新案第8910130
号において公知である。これらに記載されているファイ
ルの場合、把持装置は把持位置と解放位置の間で把持
ファイルの窓の領域で把持ファイルの折り目縁部に対し
て垂直に直線的な一様な運動をするように移動される。
解放位置においても把持装置がなくならないように把持
装置をファイルに保持するために、折り目縁部と共働す
る側方の突出部あるいは肉厚部あるいは逆鈎状の細片が
把持装置により把持される折り目縁部領域に沿って設け
られる。従って解放位置においても把持装置の把持を行
う自由長手縁部が後方のファイルカバーと窓領域の前側
に配置された薄板状部分をその折り目縁部に沿って把持
する。把持装置を最初に押し開けるのを容易にするため
に、上方の把持装置脚の自由長手縁部に斜面を設けるこ
とができ、その斜面が下方の把持装置脚と共にV字状に
開放された、把持装置の全長にわたって延びる口部を形
成し、その場合に下方の脚の自由長手縁部は上方の脚の
自由長手縁部を越えて突出している。
【0003】さらに、付随する把持装置が、裏カバーに
旋回可能に枢着されている把持ファイルがすでに市場に
出ている。ここで使用されている把持装置では互いの間
に把持間隙を形成する把持装置の脚の自由長手縁部がそ
の全長に沿って、互いに狭い一定の間隔で延びる。把持
装置の2つの脚は連続的な背部を介して互いに結合され
ており、下方の脚は前面端部に延長部を有し、この延長
部は開口部を含み、この開口部によって把持装置はファ
イルの裏カバーに旋回可能に保持され、例えばリベット
止めされる。把持装置は、把持装置がファイルの表カバ
ーに切り欠かれた窓の内部に位置する把持位置から解
位置へ約90°旋回し、その解放位置において把持装置
は前段階でファイルに把持され、挿入されているシート
を完全に解放し、特に、いかなるファイル部分ももはや
把持装置の脚の自由長手縁部の間の把持間隙にはない
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はなくならず便
で故障なく取り扱うことができつファイルの異なる
使用状態において挿入され把持されているシートの解放
を可能にする把持装置および把持装置を備えた把持ファ
イルを提供することの技術的課題に基づく。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、背部を介し
て互いに結合される第1脚及び第2脚を含む本質的にU
字形の断面を有し、且つ、前記第1脚及び前記第2脚
が、互いの間に1枚または複数枚のペーパーシートを挿
入して把持するための把持間隙を形成するような自由長
手縁部及び自由長手縁部において弾性的に圧力をかけ離
すことが可能な把持装置、特に把持ファイル用把持装置
において、前記第1脚の自由長手縁部が、前端部の領域
における前記第2脚の自由長手縁部から距離の位置に挿
入口として形成され、前記距離が前記前端部の方に行く
に従って増大することを特徴とする把持装置、特に把持
ファイル用把持装置によって解決され、更に、折り目縁
部に沿って互いに結合された2つのファイルカバーを具
備し、前記把持装置の前記第2脚が、挿入口の端部にお
いて前側の延長部を有し、前記第2脚の平面に対して垂
直な軸線の周りで旋回可能に保持する保持手段が前記延
長部に設けられる場合に、該把持装置が、少なくとも1
つの前記ファイルカバーに、旋回可能に保持する保持手
段によって、折り目縁部から狭い間隔で取り付けられ、
把持位置において前記把持装置の前記第2脚が前記ファ
イルカバーの裏側にあることを特徴とする把持ファイル
によって解決される。
【0006】把持装置の脚の前端部の領域に挿入口を形
成することによって、把持される部分は、その部分が把
持間隙を形成する脚の自由長手縁部に当接することな
く、便利かつ確実に把持装置に挿入される。当接してし
まうと連続して使用しているうちに、ファイルの折り目
縁部側の領域に損傷がもたらされる恐れがある。
【0007】このような挿入口の配置は、特に、この前
端部の延長部として提供される把持ファイルのある把持
装置の旋回可能な連結との組み合わせにおいて利点があ
る。というのは、内部にシートのある1つ又は複数のフ
ァイルカバーは、把持装置が解放位置から把持位置へ旋
回される時に、把持装置の挿入口の前面において自動的
に挿入されるからである。従って、挿入口は、把持位置
が最初に確立される時だけでなく、把持ファイルを使用
する間、引き続く把持においても挿入補助具として用い
られる。
【0008】本発明の更なる開発では背部がより短い型
を有し、このためスリット形成される。その結果、
持装置は、把持ファイルが開かれた時でさえも、例えば
約45°把持位置から旋回して出され、前もって把持さ
れていた部分、例えばファイルの裏カバーと、前側の薄
板状部分と、その間に位置するペーパーシートとはただ
把持装置内部の挿入口の領域に位置、もやは把持効果
はなく、シートは取り出されて新しいシートが挿入され
る。
【0009】本発明の更なる開発では切欠きは、旋回可
能に保持する保持手段を有する脚の後ろ側の長手縁部に
設けられる。このため把持装置は、ファイルカバーの2
つの外側部が互いに対向した把持ファイルが折り返され
た状態で例えば20°と50°の間の角度だけ旋回して
出ることができ、前もって把持された部分は把持を行わ
ない挿入口の領域だけに位置、挿入されているシート
を再び交換できる。把持装置が旋回して出る時に、旋回
軸近傍にあり、且つ、窓の領域に接している折り目縁部
の縁部が切欠きに入り、このため把持装置がシートの解
放に必要な角度だけ旋回して出ることが可能になる。把
持装置が旋回して出るこの領域の折り目縁部が損傷する
ことは、好ましくは、切欠きが旋回可能に保持する保持
手段に面した側において、背部の長手方向と鋭角を形成
する第2脚の背部側にある長手縁部の直線部分と当接す
ることによって防止される。このため把持装置が旋回し
て出る時に、この把持装置の直線部分が折り目縁部に対
して材料を守り、線形な衝突を引き起こす。
【0010】把持位置と解放位置との間の旋回動作を補
助するために、把持装置の旋回軸と離れて面する半分
に、旋回出入り用のグリップ面を提供するハンドリング
ノブを配置すると効果的である。
【0011】本発明の好適実施形態を図面に示し、以下
で説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1図6に別々に示した把持装
置1は、特に図4に示したように、長手側に沿って背部
4を介して互いに結合された第1脚2と第2脚3を有
する本質的にU字形の断面を有する。把持装置用に選択
され材料好ましくはプラスチック材料または金属
あるため、この結合は2つの第1脚2および第2脚3が
互いに離れるように曲げられた時にその自由長手縁部6
および7による把持効果が生じるように弾性的であり、
これら自由長手縁部は互いの間にその全長さの大部分に
沿って把持間隙10を形成する。
【0013】第1脚2の自由長手縁部6は本質的に平坦
な第2脚3の自由長手縁部7に比べて前端部8の方へ反
り返るような形状であるため、把持間隙10が挿入口9
を形成するように幅が広がっている。2つの自由長手縁
部6自由長手縁部7の間の間隔aが第1脚2の前端
部8の方に行くに従って徐々に増大しているため、挿入
口9は把持間隙10内に挿入すべき材料をしっかり導
き、続いて把持することを確実にする。挿入口9の領域
が徐々に広がることは特に図4図6の断面図明かで
ある。図1に示したように、挿入口9は第1脚2の自由
長手縁部6の長さの約20%にわたって延びる。把持間
隙10の領域でアーチ型の構造を有する第1脚2は、挿
入口9を向いて第2脚3と本質的に面平行な前端部8ま
で最終的に延びている。前端部8に形成された第1脚2
の自由長手縁部6および第2脚3の自由長手縁部7の互
いに対する最大距離、すなわち挿入口9の開口幅は、図
よび図3に示したように、第1脚2および第2脚3
を結合する背部4の高さhにほぼ相当する。
【0014】第2脚3は第1脚2の前端部8を越えて延
長され、この延長部11は把持装置旋回可能に保持す
る保持手段として開口部12を有し、この開口部12を
通して例えばベアリングとしてのリベットスリーブが嵌
まり、その後、把持装置1は第2脚3の平面と垂直な軸
線13の周りで旋回される。
【0015】特に図3に示したように、2つの第1脚2
および第2脚3を結合する背部4は挿入口9に位置する
第1脚2の前端部8までは延びておらず、把持装置1の
前側の把持間隙10が挿入口9へほぼ変わるところで或
距離既に終端している。このためそれに応じて深い
スリット14が2つの第1脚2第2脚3の間の背側
に形成される
【0016】特に図2に明示したように、ほぼ第1脚2
の前端部8のところであってスリット14に隣接する背
側端部17と旋回可能に把持装置を保持するための開口
部12との間の第2脚3の後方の長手縁部16に半円状
の切欠き15が設けられる。
【0017】こうして形成された把持装置を把持ファイ
使用する時の利点は特に次に示す図7図11の
明で明らかとなり、これら図は種々の作動位置における
この把持装置1を具備する把持ファイル20を示すもの
である。
【0018】図7及び図8は、各々、好ましくはプラス
チックあるいは厚紙からなる表ファイルカバー22と裏
ファイルカバー23からなる閉じた把持ファイル20
の正面図および背面図であり、両ファイルカバーは折
畳めるように折り目縁部21に沿って互いに結合さ
。図1図6に示した把持装置1が開口部12を通し
て達するリベットにより旋回可能に裏ファイルカバー2
3に固定される。把持装置1は把持位置24にあり、こ
の把持位置において、上方の第1脚2は、細片状部を形
成し且つ折り目縁部21に沿って表ファイルカバー22
のほぼ中央に切欠かれた窓25の内部に位置し、把持装
置1の背部4はほぼ折り目縁部21に沿って延びてい
る。
【0019】図9も把持ファイル20を閉じた状態の平
面図であるが、把持装置1は把持位置24から第1の解
放位置27へ旋回して出ている。後方のスリット14に
りさらに旋回可能ではあるが、約90°旋回して達し
たこの解放位置27が特に有利である。というのは短い
方の第1脚2の旋回開口部12に面する前端部8が折り
目縁部21の外側に平行に位置するため、折り目縁部2
1に沿って180°ファイル20を開放するために、把
持装置1の把持位置24だけでなく、この第1の解放位
置においても表ファイルカバー22を開くことが可能で
あり、その後、ファイルの中身がばらされ、かつ完全に
見ることができるからである。
【0020】9は、図10及び図11と同様に、薄板
状部分26が存在することを特に明示しており、この薄
板状部分26は表ファイルカバー22から切り欠くこと
によりファイルカバー22及び23と一体的に形成さ
れ、このため窓25は第1のファイルカバー22に形成
される。薄板状部分26は、1枚あるいは重ねられた多
数枚のペーパーシート5を把持するために窓25の領域
へ旋回して入る把持装置1の摺動補助具として用いられ
るので、把持位置24で下方の第2脚3が裏ファイルカ
バー23の周りに達し、そして前方の第1脚2が薄板状
部分26の周りに達する。
【0021】その場合、把持装置1は、把持ファイル2
0の折り目縁部21の領域結合線30に沿って折畳み
可能に裏ファイルカバー23と結合された薄板状部分2
6をこのファイルカバー23に対して、または、薄板状
部分26と裏ファイルカバー23との間へ摺動される1
枚または多数枚のペーパーシート5に対して圧力を加
え、薄板状部分26と裏ファイルカバー23の結合線3
0はストッパとして用いられる。把持装置1が図9に示
した解放位置27へ移動され、それから表ファイルカバ
ー22が開かれた後に薄板状部分26はもはや把持装置
1による作用がなく、必要な場合には自由に折り返すこ
とができ、その後は挿入されている1枚または複数枚の
シート5の全面を見ることができ、かつ取り扱うことが
できる。把持装置1を旋回させて入れることにより重ね
られたシート5を再びファイル20内に保持することが
できる。
【0022】把持装置1が把持位置24にある時に表
ァイルカバー22が開かれている場合には、把持ファイ
ル20がこのように開かれた状態であっても、把持装置
1を把持位置24から第2の解放位置28へ旋回させる
ことができる。この場合、図10に示したように裏ファ
イルカバー23と薄板状部分26とは把持装置1の把持
を行わない挿入口9によってのみ取り込まれ、把持装置
1のこの解放位置28において1枚または複数枚のペー
パーシート5は薄板状部分26と裏ファイルカバー23
との間に位置、取り出し可能または他のシートを補充
可能である把持装置1の後方のスリット14があるこ
とにより、少なくとも約45°の角度に把持装置1を旋
回して解放できる。この場合、窓25の上方の横方向の
仕切り29は背部4に当接することはなくスリット14
に収容され、後退した背部端部17が窓25の角の領域
に当接するまで、把持装置1は旋回して出る。こうして
得られた第2の解放位置28は、上述したように、把持
により前もって確実に保持されているシート5を解放す
るのに充分である。ここでも把持装置1をその把持位置
24へ旋回させることにより1枚または多数枚のペーパ
ーシート5を再び把持することができることは明かであ
る。
【0023】最後に、把持ファイル20用の把持装置1
を上述のように使用することにより把持装置1を把持位
置24と第3の解放位置31との間で旋回させる、すな
わち表ファイルカバー22が折り目縁部21に沿って3
60°折り返されるため、2つのファイルカバー22
よび23のそれぞれの外側が互いに対向するような把持
ファイル20の折り返し状態でも、裏ファイルカバー2
3上ペーパーシート5を解放し、新たに把持すること
が可能になる。図11に示したように、この第3の解放
位置31においても把持装置1は把持位置24から約4
5°旋回して出ており、これは上述したように把持間隙
10の領域のみに生じるが挿入口9の領域には生じない
把持効果から1枚または多数枚のペーパーシート5を
放して、シートの取外しまたは挿入を可能にするのに充
分である。把持装置1が把持位置24から第3の解放位
置31へ旋回する時に、上方の窓側の折り目縁部の縁3
2は、ファイルカバー22が折り返された時に、把持装
置1の旋回が可能なように、把持装置1の下方の第2脚
3に形成された半円状の切欠き15に収容され、把持装
置1が力強く旋回することによってこの領域の折り目縁
部21に対する損傷を防ぐ。
【0024】上述の実施形態の場合、挿入されている
ーパーシート5の把持および解放は把持ファイルを閉じ
た状態、開いた状態、および折り返した状態で有利に
われここでの挿入口9は薄板状部分26、裏ファイル
カバー23、およびこれらの間にあるシート5の挿入を
補助し、把持間隙10の長さを制限し、把持ファイルを
開いた状態および折り返した状態において可能であるの
と同様に挿入されているペーパーシート5への把持効果
約45°旋回させる間にすでに解放されている。
【0025】図1図6に示したものを僅かに修正した
図12把持装置1’使用され、この把持装置1’が
上述の把持装置1と同様に把持ファイル20に取り付け
られているならば、把持ファイル20の上述の折り目縁
部21の縁32に最小限の応力しか与えない把持装置
1’の旋回が可能になる。図12把持装置1’の形状
はほぼ上述の把持装置1と一致しており、機能的に同種
の部分には同一の参照符号した。図12把持装置
1’は切欠き15’の形状の点で異なっており、ここで
切欠き15’は半円状ではなく図12に明示した形状
を有する。特に重要なことは切欠き15’が把持装置
1’を旋回可能に保持する開口部12に向かって、第2
脚3の背部4側の長手縁部16の直線であるが背部4の
長手方向に対して鋭角を形成する直線部分16’により
仕切られていることである。この角度は約35°または
他の値、好ましくは20°と50°の間の値である
【0026】把持装置1’が把持ファイル20に取り付
けられ、把持ファイル20が図11に示したように折り
返され、把持装置1’が解放位置へ旋回した時、斜めに
延びる長手縁部部分16’は把持ファイル20の折り目
縁部21に対して平行に延びる。把持装置1’が旋回し
て入った把持状態において、背部4は折り目縁部21に
対して平行に延びるので、背部4の長手方向と斜めの長
手縁部部分16’との間の鋭角は、把持ファイル20の
折り返し状態において把持装置1’が旋回して出ること
のできる角度である。上述のように20°から50°ま
でのこの角度図12の把持装置では約35°である
は、把持装置1’が旋回して入るときに、把持される把
持ファイル20のシート5が、把持装置1’が旋回して
出た時に解放されるように選択される。把持装置1’が
旋回して出て、把持ファイル20が折り返される時に、
斜めの長手縁部部分16’が折り目縁部21に対して平
行になることは、把持装置1’が旋回して出る間に折り
目縁部21が切欠き15’に収容される時に、把持装置
1’が長手縁部部分16’全体に沿って、すなわち点状
にではなく折り目縁部21に当接する。これは特に上方
の窓側の折り目縁部の縁の点状の応力とこれによるその
部分の早期の摩耗とを防ぐ。むしろ把持装置1’が旋回
して出る時に、その力は長手縁部部分16’全体と折り
返された折り目縁部21の領域とによって受け止められ
る。その他に、代替的に設けられる把持装置1’の機能
は上述の把持装置1の機能に完全に一致する。
【0027】業者には上述の利点の1つまたは幾つか
用いずに本発明の範囲内で同様な修正を行うことがで
きる。すなわち、例えば技術的に逆に、把持装置の背部
のスリットの代わりに、折り目縁部に沿った領域に拡大
された窓を設け、そして/または、いずれかの把持装置
の脚の背側に形成した切欠きの代わりに窓の領域に隣接
した折り目縁部を切り離すこともできる。さらに把持装
置が表ファイルカバーあるいは両方のファイルカバーに
固定され、またはまた旋回可能な保持を除き挿入口の側
から自由に把持ファイル上へ摺動可能にすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】把持ファイルに旋回可能に取り付ける把持装置
の正面図である。
【図2】把持装置の上方から見た平面図である。
【図3】把持装置の背面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿った把持装置の断面図
である。
【図5】図1のV−V線に沿った把持装置の断面図であ
る。
【図6】図1のVI−VI線に沿った把持装置の断面図
である。
【図7】図1から図6に従った把持装置を備えた把持フ
ァイルの閉鎖した状態で把持装置の把持位置における正
面図である。
【図8】図7に示す把持ファイルの背面図である。
【図9】第1の解放位置にある把持装置を有する図7に
示す把持ファイルの正面図である。
【図10】第2の解放位置にある把持装置を有する、開
かれた把持ファイルの中央領域を示す部分断面図であ
る。
【図11】折り返された表ファイルカバーと第3の解放
位置にある把持装置とを有する把持ファイルの上面図で
ある。
【図12】把持ファイルに旋回可能に取り付けるための
他の把持装置の平面図である。
【符号の説明】
1…把持装置 2…第1脚 3…第2脚 4…背部 5…ペーパーシート 6、7…自由長手縁部 8…前端部 9…挿入口 10…把持間隙 11…延長部 12…保持手段 13…軸線 14…スリット 15…切欠 16…長手縁部 17…前端部 16’…直線部分 18…ノブ 20…把持ファイル 21…折り目縁部 22、23…ファイルカバー 25…窓 26…薄板状部分 a…距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー ベン ドイツ連邦共和国,70192 シュトゥッ トガルト,アツェンベルクシュトラーセ 74 (56)参考文献 実開 昭60−83779(JP,U) 実開 昭61−145675(JP,U) 実開 平3−70981(JP,U) 特公 昭63−26719(JP,B2) 実公 昭57−13266(JP,Y2) 実公 昭60−24607(JP,Y2) 実公 昭61−23426(JP,Y2) 実公 昭58−557(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42F 9/00 B42F 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字形の断面を有し、背部(4)によ
    り互いに結合される第1脚(2)と第2脚(3)とを具
    備し、これら第1脚と第2脚とがこれらの自由長手縁部
    (6,7)において互いに離れるように弾性的に押され
    ることが可能であり、前記自由長手縁部がこれらの間に
    1枚または複数枚のペーパーシート(5)を挿入して剛
    的に把持するための把持間隙(10)を形成し、前記第
    1脚(2)の自由長手縁部(6)はその一端(8)で挿
    入口(9)を形成するために前記第2脚(3)の自由長
    手縁部(7)からの距離(a)が前記一端(8)に向か
    って増大するように構成された把持ファイル用の把持装
    置において、前記挿入口(9)に向かう前記背部(4)
    の端部(17)が前記第1脚(2)および前記第2脚
    (3)の端部から後退し、スリット(14)を形成する
    ことを特徴とする把持装置。
  2. 【請求項2】 前記第2脚(3)が前記挿入口(9)を
    形成する前記端部において延長部(11)を有し、前記
    第2脚(3)の平面に対して垂直な軸線(13)の周り
    での旋回運動に適した取付け保持手段(12)が前記延
    長部(11)に設けられることを特徴とする請求項1に
    記載の把持装置。
  3. 【請求項3】 前記挿入口に向かう前記背部(4)の前
    記端部(17)と前記取付け保持手段(12)との間で
    あって前記背部(4)側の前記第2脚(3)の長手縁部
    (16)に切欠き(15)が設けられることを特徴とす
    る請求項2に記載の把持装置。
  4. 【請求項4】 前記取付け保持手段(12)に面した前
    記切欠き(15)の側部が前記背部(4)側の前記第2
    脚(3)の長手縁部(16)の直線部分(16’)によ
    り画成され、該直線部分(16’)が前記背部(4)の
    長手方向と鋭角をなすことを特徴とする請求項3に記載
    の把持装置。
  5. 【請求項5】 前記挿入口(9)から離れた前記第1脚
    (2)の半分の領域(19)における前記第1脚の上面
    に複数のノブ(18)が設けられることを特徴とする請
    求項2から4のいずれか一つに記載の把持装置。
  6. 【請求項6】 折り目縁部(21)に沿って互いに結合
    された2つのファイルカバー(22,23)を有する把
    持ファイルにおいて、前記ファイルカバー(23)の少
    なくとも一つに請求項2から5のいずれか一つに記載の
    把持装置(1)が取り付けられ、前記第2脚が把持位置
    (24)において前記少なくとも一つのファイルカバー
    (23)の裏側に係合し、前記取付け保持手段(12)
    により前記折り目縁部(21)から僅かばかりの距離を
    開けて取り付けられることを特徴とする把持ファイル。
  7. 【請求項7】 前記把持装置(1)が前記少なくとも一
    つのファイルカバー(23)に旋回可能に取り付けら
    れ、他のファイルカバー(22)に折り目縁部(21)
    に沿って窓(25)が形成され、該窓では前記把持装置
    (1)の第1脚(2)が前記把持位置(24)にあるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の把持ファイル。
  8. 【請求項8】 前記折り目縁部(21)に沿って前記窓
    (25)の領域内に少なくとも部分的に延びる薄板状部
    分(26)が対応する前記ファイルカバー(22)から
    切欠かれ、前記窓(25)が形成され、前記薄板状部分
    (26)が開閉可能であり、前記薄板状部分(26)が
    前記把持装置(1)の把持位置(24)において前記第
    1脚(2)と把持されたペーパーシート(5)との間に
    位置することを特徴とする請求項7に記載の把持ファイ
    ル。
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