JP3152472U - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】紙類やカード類を挾むときに、クリップ操作器等を用いることなく挾めると共に、紙類等を挾んで保持した状態において紙類等の裏面から外方へ大きく突出せず、又、ペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板に安定した姿勢で取り付けられるクリップを提供する。【解決手段】対向状の上側挾持板部1a及び下側挾持板部1bと、両挾持板部1a,1bの基端同士を接続する背板部1cとから成り、両挾持板部1a,1bの間に紙類又はカード類を挾んで保持するクリップ1に於いて、下側挾持板部1bをフラットなプレート状に形成すると共に、下側挾持板部1bの長さを上側挾持板部1aの長さよりも長くして下側挾持板部1bの先端部側を上側挾持板部1aの先端から前方へ突出させ、又、上側挾持板部1aの先端部に外側へ曲がる湾曲部1a′を形成し、当該湾曲部1a′を下側挾持板部1bの内側面へ弾性的に当接させる。【選択図】図1

Description

本考案は、綴じていない書類やカタログ、パンフレット等の複数枚の紙類を挾んで保持したり、ICカードや磁気カード、ポイントカード、定期券等の複数枚のカード類を挾んで保持したり、或いは書類等の紙類を集積保持するペーパーホルダーやICカード等のカード類を収納保持するカードホルダーに用いるクリップに係り、特に、紙類やカード類を挾むときに、クリップ操作器等の器具を用いることなく挾むことができると共に、紙類やカード類を挾んで保持した状態において紙類やカード類の裏面から外方へ大きく突出すると云うことがなく、又、ペーパーホルダーやカードホルダーに用いた場合に、ペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板に安定した姿勢で簡単且つ容易に取り付けることができるようにしたクリップに関するものである。
一般に、オフィス等に於いては、クリップを用いて綴じていない書類等の紙類を挾み込んで保持し、書類等の紙類を綴じることが行われている。
従来、書類等の紙類を綴じるクリップとしては、弾性を有する薄い金属板をほぼコ字形に折り曲げたクリップ(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)や同じく弾性を有する薄い金属板をほぼコ字形に折り曲げたクリップ本体の両側先端部に開閉用の摘みを回動自在に取り付けたクリップ(例えば、特許文献1及び特許文献3参照)が知られている。
即ち、前者のクリップ10は、図12(A)に示す如く、対向状に配設され、先端が外側へ反り返ると共に、先端部同士が弾性的に当接する一対の挾持板部10a,10aと、両挾持板部10a,10aの基端同士を接続する背板部10bとから成り、両挾持板部10a,10a間に複数枚の紙類を挾んで保持するようにしたものである。
又、後者のクリップ11は、図12(B)に示す如く、対向状に配設され、先端に一対の筒部12a′を有すると共に、先端部同士が弾性的に当接する一対の挾持板部12a,12aと、両挾持板部12a,12aの基端同士を接続する背板部12bとから成るクリップ本体12と、クリップ本体12の筒部12a′に回動自在に取り付けられ、一対の挾持板部12a,12aの先端を強制的に離間させる金属線材をΩ状に折り曲げて形成した一対の摘み13,13とから構成されており、クリップ本体12の一対の挾持板部12a,12a間に複数枚の紙類を挾んで保持するようにしたものである。
上述したクリップ10,11に於いては、何れも書類等の紙類を挾んで保持したときに、綴じ込み強さを確保する必要性があるので、挾持力が強く設定されており、一対の挾持板部10a,10a,12a,12aを開くのに非常に強い力を要することになる。
ところで、前者のクリップ10は、後者のクリップ11のように一対の挾持板部10a,10aを離間させるための摘み13,13を備えていないため、特許文献1の図6に示すクリップ操作器や特許文献2の図3乃至図5に示すクリップドライバを用いなければ、挾持力の強い一対の挾持板部10a,10aを開くことができず、書類等の紙類を綴じることができないと云う問題があった。
又、前者のクリップ10は、一対の挾持板部10a,10aの先端がそれぞれ外側へ反り返っているため、書類等の紙類を挾んで綴じたときに、一対の挾持板部10a,10aの先端部分が紙類の表裏面から外方へ突出し、邪魔になると云う問題があった。例えば、クリップ10で綴じた書類を机の上に複数部積み重ねたり、或いはクリップ10で綴じた書類を机のキャビネット内や書類棚に複数部縦向き姿勢で収納したときに、クリップ10の一部が書類の表裏面から外方へ突出しているので、大きく嵩張ることになる。
一方、後者のクリップ11は、一対の挾持板部12a,12aの先端部に筒部12a′を形成し、当該筒部12a′に摘み13を取り付けているので、書類等の紙類を挾んで保持したときに、筒部12a′や摘み13が紙類の表裏面から外方へ大きく突出することなり、前者のクリップ10よりも弊害が大きくなると云う問題があった。
又、後者のクリップ11は、一対の摘み13,13を備えているので、摘み13,13を操作することによって一対の挾持板部12a,12aを開くことができるが、ある程度の力で一対の摘み13,13を押圧操作しなければならないうえ、摘み13,13の押圧作業と紙類を両挾持板部12a,12aの間に挿入する作業とを同時に行わなければならないので、厚みのある書類を綴じ難いと云う問題があった。
実公昭58−4698号公報 特開平11−348475号公報 特開2008−80505号公報
本考案は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、綴じていない書類等の紙類やICカード等のカード類を挾むときに、クリップ操作器等の器具を用いることなく挾むことができると共に、紙類やカード類を挾んで保持した状態において紙類やカード類の裏面から外方へ大きく突出すると云うことがなく、又、ペーパーホルダーやカードホルダーに用いた場合に、ペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板に安定した姿勢で簡単且つ容易に取り付けられるようにしたクリップを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1の考案は、対向状に配設した上側挾持板部及び下側挾持板部と、上側挾持板部及び下側挾持板部の基端同士を接続する背板部とから成り、上側挾持板部と下側挾持板部の間に複数枚の紙類又はカード類を挾んで保持するようにした弾性を有する金属板又は合成樹脂板により形成したクリップに於いて、前記下側挾持板部をフラットなプレート状に形成すると共に、下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さよりも長くして下側挾持板部の先端部側を上側挾持板部の先端から前方へ突出させ、又、前記上側挾持板部の先端部に外側へ曲がる湾曲部を形成し、当該湾曲部を下側挾持板部の内側面へ弾性的に当接させたことに特徴がある。
本考案の請求項2の考案は、請求項1に記載の考案に於いて、下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さの数倍の長さに設定したことに特徴がある。
本考案の請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載の考案に於いて、下側挾持板部の外側面に粘着剤層を形成したことに特徴がある。
本考案の請求項4の考案は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の考案に於いて、上側挾持板部の先端部に形成した湾曲部の少なくとも二個所を筒状となるように外側へ巻き回して上側挾持板部の先端部に二つの筒部を形成し、当該二つの筒部に金属線材によりΩ状に形成されて上側挾持板部の長さよりも長い開閉用操作レバーの両端部をそれぞれ回転自在に挿入し、上側挾持板部の先端部に開閉用操作レバーを回動自在に取り付けたことに特徴がある。
本考案の請求項1に係るクリップは、対向状に配設した上側挾持板部及び下側挾持板部のうち、下側挾持板部をフラットなプレート状に形成しているため、上側挾持板部と下側挾持板部の間に複数枚の紙類やカード類を挾んで保持したときに、クリップの片側部分(下側挾持板部)が紙類やカード類の片面から外方へ大きく突出すると云うことがなく、クリップの片側部分の引っ掛かりがなくなってスムースに取り扱えることになる。
又、本考案の請求項1に係るクリップは、フラットなプレート状に形成した下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さよりも長くし、下側挾持板部の先端部側を上側挾持板部の先端から前方へ突出させ、又、上側挾持板部の先端部に外側へ曲がる湾曲部を形成し、当該湾曲部を下側挾持板部の内側面へ弾性的に当接させているため、複数枚の紙類やカード類を挾んで保持する際に、下側挾持板部の先端部内側面を紙類やカード類の一辺裏面に押し当て、この状態で紙類やカード類を下側挾持板部に沿って上側挾持板部の先端へ向かってスライドさせると、紙類やカード類により上側挾持板部の湾曲部が下側挾持板部から離間する方向へ押し上げられ、紙類やカード類が上側挾持板部と下側挾持板部との間に挿入されることになる。
その結果、本考案の請求項1に係るクリップは、クリップ操作器やクリップドライバ等の器具を用いなくても、紙類やカード類を挾んで保持することができる。
更に、本考案の請求項1に係るクリップは、下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さよりも長くしているため、下側挾持板部と紙類又はカード類との接触面積が増え、紙類やカード類を安定した状態で保持することができる。
加えて、本考案の請求項1に係るクリップは、下側挾持板部をフラットなプレート状に形成しているため、書類等の紙類を集積保持するペーパーホルダーやICカード等のカード類を収納保持するカードホルダーのクリップとして用いる場合に、下側挾持板部をペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板の片面に密着する状態で取り付けることができ、ボードやカード保持板に安定した姿勢で取り付けることができる。
本考案の請求項2乃至請求項4に係るクリップは、上記効果に加えて更に次のような優れた効果を奏することができる。
即ち、本考案の請求項2に係るクリップは、下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さの数倍の長さに設定しているため、紙類やカード類を挾んで保持する際に、下側挾持板部の内側面に押し当てた紙類やカード類を下側挾持板部に沿ってスライドさせ易くなり、紙類やカード類を上側挾持板部と下側挾持板部との間により一層挿入し易くなる。
又、本考案の請求項2に係るクリップは、下側挾持板部と紙類又はカード類との接触面積が増えるので、紙類やカード類を挾んで保持したときに、より安定した状態で紙類やカード類を保持することができる。
更に、本考案の請求項2に係るクリップは、下側挾持板部の長さを上側挾持板部の長さの数倍の長さに設定しているため、ペーパーホルダーやカードホルダーのクリップとして使用する場合に、下側挾持板部とペーパーホルダーのボード又はカードホルダーのカード保持板との接触面積が増えることになり、ボードやカード保持板により一層安定した姿勢で取り付けることができる。
本考案の請求項3に係るクリップは、フラットなプレート状の下側挾持板部の外側面に粘着剤層を形成しているため、ペーパーホルダーやカードホルダーのクリップとして用いる場合に、下側挾持板部を粘着剤層によりペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板の片面に貼り付けることによって、ボードやカード保持板に簡単且つ容易に取り付けることができると共に、ボードやカード保持板に対して位置ずれを起すことなく、安定した姿勢で取り付けることができる。
本考案の請求項4に係るクリップは、上側挾持板部の先端部に形成した湾曲部の少なくとも二個所を筒状となるように外側へ巻き回して上側挾持板部の先端部に二つの筒部を形成し、当該二つの筒部に金属線材によりΩ状に形成されて上側挾持板部の長さよりも長い開閉用操作レバーの両端部をそれぞれ回転自在に挿入し、上側挾持板部の先端部に開閉用操作レバーを回動自在に取り付けているため、紙類やカード類を挾んで保持する際に、下側挾持板部の先端部内側面を紙類やカード類の一辺裏面に押し当て、この状態で背板部側へ回動させた開閉用操作レバーを押すと、下側挾持板部が紙類やカード類の一辺裏面に係止された状態になっていることとも相俟って、開閉用操作レバーが上側挾持板部と背板部の境界部分を支点として上側挾持板部の先端部を下側挾持板部から大きく離間させ、上側挾持板部の先端部と下側挾持板部との間に挿入用の開口が形成されることになる。
即ち、本考案の請求項4に係るクリップは、開閉用操作レバーにより上側挾持板部を下側挾持板部から大きく離間させることができるため、厚めの書類であっても、又、多数枚のカード類であっても簡単且つ容易に挾んで保持することができる。
本考案の実施の形態に係るクリップの拡大斜視図である。 図1に示すクリップの使用状態を示し、書類を綴じた状態の一部省略拡大側面図である。 図1に示すクリップの使用状態を示し、複数枚のカードを保持した状態の斜視図である。 本考案の他の実施の形態に係るクリップの拡大斜視図である。 本考案の更に他の実施の形態に係るクリップの拡大側面図である。 クリップをカードホルダーのクリップとして用いた場合の正面図である。 本考案の更に他の実施の形態に係るクリップの拡大斜視図である。 図7に示すクリップの使用状態を示し、書類を綴じた状態の一部省略拡大側面図である。 本考案の更に他の実施の形態に係るクリップの拡大斜視図である。 本考案の更に他の実施の形態に係るクリップの拡大側面図である。 開閉用操作レバーを備えたクリップをカードホルダーのクリップとして用いた場合の正面図である。 従来のクリップを示し、(A)は弾性を有する薄い金属板をほぼコ字形に折り曲げたクリップの拡大斜視図、(B)は弾性を有する薄い金属板をほぼコ字形に折り曲げたクリップ本体の両側先端部に開閉用の摘みを取り付けたクリップの拡大斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本考案の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、対向状に配設した上側挾持板部1a及び下側挾持板部1bと、上側挾持板部1a及び下側挾持板部1bの基端同士を接続する背板部1cとから成り、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bの間に綴じられていない書類等の紙類PやICカード等のカード類Cを挾んで保持するようにしたものである。
即ち、前記クリップ1は、弾性を有する一枚の薄い帯状のステンレス板をほぼコ字状に折り曲げることにより形成されており、ほぼ正方形状に形成した上側挾持板部1aと、上側挾持板部1aと同じ幅で且つ上側挾持板部1aの長さよりも長い長方形状に形成されて上側挾持板部1aに対向する下側挾持板部1bと、上側挾持板部1a及び下側挾持板部1bの基端同士を接続する横長の長方形状に形成した背板部1cとから成る。
又、下側挾持板部1bは、フラットなプレート状に形成されており、その先端部側が上側挾持板部1aの先端から前方へ大きく突出した状態となっている。この下側挾持板部1bの前方へ突出した先端部分は、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に紙類Pやカード類Cを挿入するときに、紙類Pやカード類Cをガイドする機能を有する。
尚、この実施の形態に於いては、下側挾持板部1bの長さは、上側挾持板部1aの長さの約2倍程度の長さに設定されている。
更に、上側挾持板部1aの先端部には、外側へ曲げられて下側挾持板部1bの内側面へ弾性的に当接する湾曲部1a′が形成されている。この湾曲部1a′も、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に紙類Pやカード類Cを挿入するときに、紙類Pやカード類Cをガイドする機能を有する。
尚、クリップ1の弾性力は、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に複数枚の紙類Pやカード類Cを挿入することができ、且つ上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に挿入した複数枚の紙類Pやカード類Cを確実且つ良好に保持できるように設定されている。
而して、上述したクリップ1を用いて複数枚の紙類Pやカード類Cを挾んで保持する場合には、上側挾持板部1aの先端から前方へ大きく突出する下側挾持板部1bの先端部内側面を紙類Pやカード類Cの一辺裏面へ押し当て、この状態で紙類Pやカード類Cを下側挾持板部1bに沿って上側挾持板部1aの先端へ向かってスライドさせる。
そうすると、上側挾持板部1aの湾曲部1a′が紙類Pやカード類Cにより下側挾持板部1bから離間する方向へ押し上げられ、紙類Pやカード類Cが上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に挿入されて行き、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に挾まれた状態で保持されることになる(図2及び図3参照)。
尚、カード類Cは、一枚ずつ又は複数枚重ねた状態で上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に挿入するようにしても良い。
上述したクリップ1は、クリップ操作器やクリップドライバ(何れも図示省略)等の器具を用いなくても、紙類Pやカード類Cを簡単且つ容易に挾んで保持することができる。
又、このクリップ1は、下側挾持板部1bがフラットなプレート状に形成されているため、紙類Pやカード類Cを挾んで保持したときに、クリップ1の下側挾持板部1bが紙類Pやカード類Cの片面から外方へ大きく突出すると云うことがなく、クリップ1の片側部分の引っ掛かりがなくなってスムースに取り扱える。
図4は本考案の他の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、図1に示すクリップ1の下側挾持板部1bの長さを更に長くしたものであり、その他の構成は、図1に示すクリップ1と同じ構造に構成されている。
尚、この実施の形態に於いては、下側挾持板部1bの長さは、上側挾持板部1aの長さの約4倍程度の長さに設定されている。この下側挾持板部1bの長さは、これに限定されるものではなく、クリップ1の用途に応じて最適な長さに形成される。
上述したクリップ1は、図1に示すクリップ1と同様の作用効果を奏することができる。然も、このクリップ1は、下側挾持板部1bの長さをより長くしているため、紙類Pやカード類Cを挾んで保持する際に、下側挾持板部1bの内側面に押し当てた紙類Pやカード類Cを下側挾持板部1bに沿ってスライドさせ易くなり、紙類Pやカード類Cを上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間により一層挿入し易くなる。又、このクリップ1は、下側挾持板部1bと紙類P又はカード類Cとの接触面積が増えるので、紙類Pやカード類Cを挾んで保持したときに、より安定した状態で紙類Pやカード類Cを保持することができる。
図5は本考案の更に他の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、図1に示すクリップ1の下側挾持板部1bの外側面全域に粘着剤層2を形成したものであり、その他の構成は、図1に示すクリップ1と同じ構造に構成されている。
前記粘着剤層2は、下側挾持板部1bの外側面全域に両面粘着テープを貼り付けることにより形成されている。
又、粘着剤層2の表面には、図示していないが、粘着剤層2に対して表面剥離性を有する紙又はプラスチックフィルムから成る剥離紙が剥離自在に重ね貼りされている。
上述したクリップ1は、図1に示すクリップ1と同様の作用効果を奏することができる。然も、このクリップ1は、下側挾持板部1bの外側面に粘着剤層2を形成しているため、ペーパーホルダーやカードホルダーのクリップ1として用いる場合に、下側挾持板部1bを粘着剤層2によりペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板の表面に貼り付けることによって、ボードやカード保持板に簡単且つ容易に取り付けることができると共に、ボードやカード保持板に対して位置ずれを起すことなく、安定した姿勢で取り付けることができる。
図6は下側挾持板部1bの外側面全域に粘着剤層2を形成したクリップ1をカードホルダーのクリップ1として用いたものであり、当該クリップ1をカードホルダーのカード保持板4の表面に取り付けている。
即ち、クリップ1は、下側挾持板部1bを粘着剤層2によりカード保持板4の一方の短辺側表面にカード保持板4の短辺に沿う姿勢で貼り付けた後、下側挾持板部1bの上から適宜の大きさのシール5をカード保持板4の表面に貼り付けることによって、カード保持板4の表面に取り付けられている。このクリップ1の下側挾持板部1bの長さは、カード保持板4の幅とほぼ同じに設定されている。
尚、カード保持板4は、アクリル等の合成樹脂板によりICカードや磁気カード等のカード類Cとほぼ同じ大きさの長方形状に形成されており、その表面にカード類Cを支持載置できるようになっている。
又、シール5の表面には、カードの挿入方向を示す言葉や記号、メーカー名、商品名等の文字や図形、写真等が印刷表示されている。
上述したクリップ1を用いたカードホルダーにカード類Cを収納保持するには、カードをカード保持板4の表面に当接させ、この状態でカードをカード保持板4に沿わせてスライドさせ、カードの四隅の一個所をクリップ1の上側挾持板部1aとカード保持板4との間に挿入する。これにより、カードホルダーは、カードをカード保持板4の表面に収納保持することができる。
又、このカードホルダーは、先にカード保持板4に収納保持されたカードの表面に別のカードを重ね合わせ、この状態で重ね合わせた別のカードを先のカードに沿わしてスライドさせ、スライドさせたカードの四隅の一個所をクリップ1の上側挾持板部1aと先のカードとの間に挿入することによって、カードを重ねた状態で収納保持することができる。
尚、複数枚のカードを予め重ね合わせ、この重ね合わせたカードをカード保持板4に沿わせてスライドさせ、クリップ1の上側挾持板部1aとカード保持板4との間に挿入するようにしても良い。
上述したクリップ1は、下側挾持板部1bをフラットなプレート状に形成しているため、下側挾持板部1bをカードホルダーのカード保持板4の表面に密着する状態で取り付けることができ、カード保持板4に安定した姿勢で取り付けることができる。
又、このクリップ1は、カード保持板4の表面側へ取り付けられるので、クリップ1がカード保持板4の裏面側から外方へ突出すると云うことがなく、カード保持板4の裏面側の引っ掛かりがなくなってスムースに取り扱える。
図7は本考案の更に他の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、図1に示すクリップ1の上側挾持板部1aの先端部に形成した湾曲部1a′の少なくとも二個所を筒状となるように外側へ巻き回して上側挾持板部1aの先端部に二つの筒部1a″を形成し、当該二つの筒部1a″に金属線材によりΩ状に形成されて上側挾持板部1aの長さよりも長い開閉用操作レバー3の両端部をそれぞれ回転自在に挿入し、上側挾持板部1aの先端部に開閉用操作レバー3を回動自在に取り付けたものであり、その他の構成は、図1に示すクリップ1と同じ構造に構成されている。
即ち、このクリップ1は、上側挾持板部1aの先端部両側を筒状となるように外側へ巻き回して上側挾持板部1aの先端部両側に二つの筒部1a″を形成すると共に、二つの筒部1a″の間に湾曲部1a′を形成したものである。この二つの筒部1a″と湾曲部1a′は、下側挾持板部1bの内側面へ弾性的に当接しており、何れも上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に紙類Pやカード類Cを挿入するときに、紙類Pやカード類Cをガイドする機能を有するものである。
又、開閉用操作レバー3は、弾性を有する金属線材をΩ状に曲げることにより形成されており、その両端部を二つの筒部1a″に回転自在に挿入することによって、上側挾持板部1aの先端部に回動自在に取り付けられている。この開閉用操作レバー3の長さは、上側挾持板部1aの長さよりも長く設定されており、開閉用操作レバー3を上側挾持板部1a側へ回動させたときに開閉用操作レバー3の湾曲部1a′分が上側挾持板部1aの基端から外方へ大きく突出するようになっている。
而して、上述したクリップ1を用いて複数枚の紙類Pやカード類Cを挾んで保持する場合、下側挾持板部1bの先端部内側面を紙類Pやカード類Cの一辺裏面に押し当て、この状態で背板部1c側へ回動させた開閉用操作レバー3を押すと、下側挾持板部1bが紙類Pやカード類Cの一辺裏面に係止された状態になっていることとも相俟って、開閉用操作レバー3が上側挾持板部1aと背板部1cの境界部分を支点として上側挾持板部1aの先端部を下側挾持板部1bから大きく離間させ、上側挾持板部1aの先端部と下側挾持板部1bとの間に挿入用の開口が形成されることになる。
この状態で上側挾持板部1aの先端部と下側挾持板部1bとの間に形成された挿入用の開口に紙類Pやカード類Cを挿入し、開閉用操作レバー3の押圧状態を解除すると、紙類Pやカード類Cが上側挾持板部1aの先端部と下側挾持板部1bとの間に挾まれた状態で保持される(図8参照)。
上述したクリップ1は、開閉用操作レバー3により上側挾持板部1aを下側挾持板部1bから大きく離間させることができるため、厚めの書類であっても、又、多数枚のカード類Cであっても簡単且つ容易に挾んで保持することができる。
又、このクリップ1は、下側挾持板部1bをフラットなプレート状に形成しているため、上側挾持板部1aと下側挾持板部1bの間に複数枚の紙類Pやカード類Cを挾んで保持したときに、クリップ1の下側挾持板部1bが紙類Pやカード類Cの片面から外方へ突出すると云うことがなく、クリップ1が邪魔になると云うことが少なくなると共に、クリップ1の片側部分の引っ掛かりがなくなってスムースに取り扱えることになる。
更に、このクリップ1は、紙類Pやカード類Cを下側挾持板部1bに沿ってスライドさせることにより、紙類Pやカード類Cを上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に形成された挿入用の開口から上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間に容易に挿入させることができる。
図9は本考案の更に他の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、図7に示すクリップ1の下側挾持板部1bの長さを更に長くしたものであり、その他の構成は、図7に示すクリップ1と同じ構造に構成されている。
尚、この実施の形態に於いては、下側挾持板部1bの長さは、上側挾持板部1aの長さの約4倍程度の長さに設定されている。この下側挾持板部1bの長さは、これに限定されるものではなく、クリップ1の用途に応じて自由である。
上述したクリップ1は、図7に示すクリップ1と同様の作用効果を奏することができる。然も、このクリップ1は、下側挾持板部1bの長さをより長くしているため、紙類Pやカード類Cを下側挾持板部1bに沿ってスライドさせ易くなり、紙類Pやカード類Cを上側挾持板部1aと下側挾持板部1bとの間により一層挿入し易くなる。又、このクリップ1は、下側挾持板部1bと紙類P又はカード類Cとの接触面積が増えるので、紙類Pやカード類Cを挾んで保持したときに、より安定した状態で紙類Pやカード類Cを保持することができる。
図10は本考案の更に他の実施の形態に係るクリップ1を示し、当該クリップ1は、図7に示すクリップ1の下側挾持板部1bの外側面全域に、両面粘着テープから成る粘着剤層2を形成したものであり、その他の構成は、図7に示すクリップ1と同じ構造に構成されている。
上述したクリップ1は、図7に示すクリップ1と同様の作用効果を奏することができる。然も、このクリップ1は、下側挾持板部1bの外側面に粘着剤層2を形成しているため、ペーパーホルダーやカードホルダーのクリップ1として用いる場合に、下側挾持板部1bを粘着剤層2によりペーパーホルダーのボードやカードホルダーのカード保持板4の表面に貼り付けることによって、ボードやカード保持板4に簡単且つ容易に取り付けることができると共に、ボードやカード保持板4に対して位置ずれを起すことなく、安定した姿勢で取り付けることができる。
図11は下側挾持板部1bの外側面に粘着剤層2を形成した開閉用操作レバー3付きのクリップ1をカードホルダーのクリップ1として用いたものであり、当該クリップ1をカードホルダーのカード保持板4の表面に取り付けている。
即ち、クリップ1は、下側挾持板部1bを粘着剤層2によりカード保持板4の一方の短辺側表面にカード保持板4の短辺に沿う姿勢で貼り付けた後、下側挾持板部1bの上から適宜の大きさのシール5をカード保持板4の表面に貼り付けることによって、カード保持板4の表面に取り付けられている。
尚、カード保持板4は、アクリル等の合成樹脂板によりICカードや磁気カード等のカード類Cとほぼ同じ大きさの長方形状に形成されており、その表面にカード類Cを支持載置できるようになっている。
又、シール5の表面には、カードの挿入方向を示す言葉や記号、メーカー名、商品名等の文字や図形、写真等が印刷表示されている。
上述したクリップ1は、図6に示すクリップ1と同様の作用効果を奏することができる。然も、このクリップ1は、開閉用操作レバー3を備えているため、上側挾持板部1aを下側挾持板部1bから大きく離間させることができ、多数枚のカード類Cであっても簡単且つ容易に挾んで保持することができる。
尚、図1乃至図11に示す実施の形態に於いては、何れもクリップ1を、弾性を有する金属板(ステンレス板)により形成したが、他の実施の形態に於いては、クリップ1を、弾性を有する合成樹脂板により形成するようにしても良い。
図6及び図11に示す実施の形態に於いては、クリップ1をカードホルダーのクリップ1として用いたが、他の実施形態に於いては、図示していないが、クリップ1を単独でペーパーホルダーのクリップ1として用いても良く、或いはクリップ1をボードの表面に取り付けてペーパーホルダー(ボード付き)のクリップ1として用いても良い。
図6及び図11に示す実施の形態に於いては、クリップ1を粘着剤層2及びシール5を用いてカードホルダーのカード保持板4の表面に取り付けるようにしたが、他の実施の形態に於いては、クリップ1を粘着剤層2のみによりカードホルダーのカード保持板4の表面やペーパーホルダーのボードの表面に取り付けるようにしても良い。又、クリップ1をA4サイズのボードに貼り付けるようにしても良い。
図6及び図11に示す実施の形態に於いては、粘着剤層2を備えたクリップ1をカードホルダーのカード保持板4の表面に取り付けるようにしたが、他の実施の形態に於いては、図1〜図4に示すクリップ1や図7〜図9に示すクリップ1をシール5又は接着剤を用いてカードホルダーのカード保持板4の表面やペーパーホルダーのボードの表面に取り付けるようにしても良い。
1はクリップ、1aは上側挾持板部、1a′は湾曲部、1a″は筒部、1bは下側挾持板部、1cは背板部、2は粘着剤層、3は開閉用操作レバー、Pは紙類、Cはカード類。

Claims (4)

  1. 対向状に配設した上側挾持板部(1a)及び下側挾持板部(1b)と、上側挾持板部(1a)及び下側挾持板部(1b)の基端同士を接続する背板部(1c)とから成り、上側挾持板部(1a)と下側挾持板部(1b)の間に複数枚の紙類(P)又はカード類(C)を挾んで保持するようにした弾性を有する金属板又は合成樹脂板により形成したクリップ(1)に於いて、前記下側挾持板部(1b)をフラットなプレート状に形成すると共に、下側挾持板部(1b)の長さを上側挾持板部(1a)の長さよりも長くして下側挾持板部(1b)の先端部側を上側挾持板部(1a)の先端から前方へ突出させ、又、前記上側挾持板部(1a)の先端部に外側へ曲がる湾曲部(1a′)を形成し、当該湾曲部(1a′)を下側挾持板部(1b)の内側面へ弾性的に当接させたことを特徴とするクリップ。
  2. 下側挾持板部(1b)の長さを上側挾持板部(1a)の長さの数倍の長さに設定したことを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 下側挾持板部(1b)の外側面に粘着剤層(2)を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリップ。
  4. 上側挾持板部(1a)の先端部に形成した湾曲部(1a′)の少なくとも二個所を筒状となるように外側へ巻き回して上側挾持板部(1a)の先端部に二つの筒部(1a″)を形成し、当該二つの筒部(1a″)に金属線材によりΩ状に形成されて上側挾持板部(1a)の長さよりも長い開閉用操作レバー(3)の両端部をそれぞれ回転自在に挿入し、上側挾持板部(1a)の先端部に開閉用操作レバー(3)を回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のクリップ。
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