JP2861769B2 - プレスの型調整装置 - Google Patents

プレスの型調整装置

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JP2861769B2 JP32700593A JP32700593A JP2861769B2 JP 2861769 B2 JP2861769 B2 JP 2861769B2 JP 32700593 A JP32700593 A JP 32700593A JP 32700593 A JP32700593 A JP 32700593A JP 2861769 B2 JP2861769 B2 JP 2861769B2
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工部材に塑性加工を
施すプレスにおいて、その加工部材の曲げ加工位置や孔
開け加工位置を調整可能するプレスの型調整装置に関す
る。
【従来の技術】
【0002】図7にプレス加工品としてのトラックのフ
レーム、図8にそのフレームを構成するクロスメンバ、
図9に従来のプレスの要部断面を示す。
【0003】図7に示すように、一対のサイドレール1
01,102は車両の前後方向に沿って対向して配設さ
れ、その高さが前部に対して後部が若干高く形成されて
いる。また、この一対のサイドレール101,102の
間隔は前部に対して後部が若干狭くなっており、両者は
複数のクロスメンバ103〜108によって連結されて
いる。そして、このサイドレール101,102及びク
ロスメンバ103〜108によって構成されたフレーム
109の前端部にはフロントバンパ110が装着される
一方、後端部にはリアバンパ111が装着されている。
【0004】前述したクロスメンバ103〜108はサ
イドレール101,102への装着位置によってその長
さや幅、厚さ、曲げ位置、孔加工位置などが異なってい
る。例えば、クロスメンバ105は、図8に示すよう
に、平面部105aに対してその両側に一対の側壁部1
05b及び段部105cが曲げによって形成され、段部
105cは連結孔105dが複数形成されている。ま
た、平面部107aには4つの孔105eが穿設されて
おり、その長手方向各端部はフランジ部105fがほぼ
直角に曲げられて形成され、このフランジ部105fに
は4つの孔105gが穿設されている。
【0005】このような各クロスメンバ103〜108
はプレス加工によって製作される。図9に示すように、
クロスメンバ103〜108を加工する従来のプレス2
01において、図示しないプレス本体の下型ホルダ20
2には下型ダイ203が取付けられており、この下型ダ
イ203には複数の受け穴204,205,206が形
成されている。一方、下型ホルダ202に対して上下動
自在に支持された上型ホルダ301には上型パンチ30
2が取付けられており、この上型パンチ302には下型
ダイ203の受け穴205,206に対向してピアスパ
ンチ303,304が取付けられている。また、下型ホ
ルダ202には水平方向に移動自在なスライダ207が
支持されており、このスライダ207には下型ダイ20
3の受け穴204に対向してピアスパンチ208が取付
けられている。そして、上型ホルダ301にはスライダ
207に対向してドライバ305が取付けられており、
ドライバ305のカム面306がスライダ207のカム
面209を押圧することで、このスライダ207を移動
させることができる。なお、307はスプリング308
に付勢された板押えである。
【0006】従って、下型ダイ203上の所定の位置に
曲げ加工が施された加工部材100を載置した状態で、
上部から上型ホルダ301を下降すると、ピアスパンチ
303,304が加工部材100の平面部105aを貫
通することで連結孔105dが形成される。また、上型
ホルダ301の下降に伴ってドライバ305がスライダ
207を移動させ、ピアスパンチ208が加工部材10
0のフランジ部105fを貫通することで孔105gが
形成される。このように加工部材100の所定の位置に
孔開け加工が施され、クロスメンバ103〜108が製
作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クロスメン
バ103〜108はサイドレール101,102への装
着位置によってその長さや幅、厚さ、曲げ位置、孔加工
位置などが異なっている。従来は1つのプレスで1種類
のクロスメンバしか加工することができないので、クロ
スメンバ103〜108の種類の数だけプレスの金型を
用意しており、これによってプレスの型費が莫大になる
ばかりでなく、多数の型を保管する保管場所が必要とな
ってしまうという問題があった。また、型の交換作業は
作業者にとって大変な重労働な作業であり、その作業時
間も長くかかってしまうい、作業効率が良くないという
問題があった。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、加工寸法の異なる加工部材を型交換せずに行う
ことで作業性の向上を図ったプレスの型調整装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のプレスの型調整装置は、プレス本体の下型
ホルダに複数の下型ダイが取付けられる一方、前記プレ
ス本体に対して上下動自在な上型ホルダに前記複数の下
型ダイに対向して複数の上型パンチが取付けられ、前記
下型ダイ上に載置された加工部材に対して上方から前記
上型パンチを下降押圧することで該加工部材に塑性加工
を施すプレスにおいて、前記複数の下型ダイのうちの少
なくとも一つの下型ダイ並びに該下型ダイと対向する少
なくとも一つの上型パンチを他の下型ダイ並びに上型パ
ンチに対して水平方向に沿って接近離反自在に支持し、
前記互いに対向する少なくとも一つの下型ダイ並びに上
型パンチを連結する連結手段を設けると共に、該連結手
段によって連結された下型ダイ並びに上型パンチを水平
方向に沿って移動させる移動手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】型の位置を調整する場合、連結手段によって位
置調整する一対の下型ダイ並びに上型パンチを連結し、
その連結された一対の下型ダイ並びに上型パンチを移動
手段によって水平方向に沿って移動し、他の下型ダイ並
びに上型パンチに対して接近離反させて所定の位置に保
持する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施例に係るプレスの型
調整装置を表すプレスの要部断面(図3のI−I断
面)、図2にそのプレスの平面視、図3に図2のIII−I
II断面を示す。なお、従来と同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0013】本実施例では、本発明のプレスの型調整装
置を平板に曲げ加工が施された加工部材に孔開け加工し
てクロスメンバ105(図8参照)を製作するプレスに
適用して説明する。
【0014】本実施例のプレス11において、図1乃至
図3に示すように、図示しないプレス本体には下型ホル
ダ12が着脱自在に装着されており、この下型ホルダ1
2にはその中央部に位置して固定下型ダイ13が固定さ
れると共に、この固定下型ダイ13に隣接して移動下型
ダイ14が移動自在に取付けられており、各下型ダイ1
3,14の間にはスペーサ15が介装されている。即
ち、移動下型ダイ14は各側端部が下型ホルダ12に固
定された一対のガイド16によって支持されることで移
動自在である。また、移動下型ダイ14は各側部に長孔
17が形成されており、この各長孔17にはそれぞれ固
定ボルト18が挿通されて下型ホルダ12に螺合してお
り、この移動下型ダイ14は長孔17の分だけ移動可能
であり、固定ボルト18を締結することで所定の位置に
固定することができる。
【0015】そして、下型ホルダ12には端部に一対の
エアシリンダ19,20が配設されており、各エアシリ
ンダ19,20はエアの給排によって前後動自在な駆動
ロッド21,22を有している。このエアシリンダ1
9,20の各駆動ロッド21,22は平行をなして延設
され、先端部が移動下型ダイ14に連結されている。ま
た、下型ホルダ12には移動下型ダイ14とエアシリン
ダ19,20の間に位置してほぼ45度に傾斜したカム
面23を有するカムドライバ24が配置され、このカム
ドライバ24は移動下型ダイ14に対して接近離反自在
に支持されると共に、スプリング25によって移動下型
ダイ14に対して離反する付勢されている。なお、この
カムドライバ24には各駆動ロッド21,22が貫通し
ている。
【0016】従って、各エアシリンダ19,20を駆動
すると、駆動ロッド21,22を介して移動下型ダイ1
4を水平移動することができ、且つ、固定下型ダイ13
に対して接近離反させることができる。そして、エアシ
リンダ19,20により移動下型ダイ14を離間移動さ
せた状態で、この移動下型ダイ14と固定下型ダイ13
との間にスペーサ15を挿入し、移動下型ダイ14を接
近させることで、この移動下型ダイ14を所定の位置に
保持することができる。そして、移動下型ダイ14を所
定の位置に位置決めした後には固定ボルト18によって
固定される。
【0017】一方、上型ホルダ31はプレス本体に上下
動自在に支持されると共に、前述した下型ホルダ12に
対して四方に設けられたガイドポスト32によってその
上下動が確保されている。この上型ホルダ31には固定
下型ダイ13に対向して固定上型パンチ33が固定され
ると共に、この固定上型パンチ33に隣接し、且つ、移
動下型ダイ14に対向して移動上型パンチ34が移動自
在に取付けられている。即ち、移動上型パンチ34は各
側部に長孔35が形成されており、この各長孔35には
それぞれ固定ボルト36が挿通されて上型ホルダ31に
螺合しており、この移動上型パンチ34は長孔35の分
だけ移動可能であり、固定ボルト36を締結することで
所定の位置に固定することができる。
【0018】そして、上型ホルダ31には移動上型パン
チ34に隣接すると共にカムドライバ24に対向した位
置にカムスライダ37が固定されている。このカムスラ
イダ38はほぼ45度に傾斜したカム面38を有してお
り、カムスライダ37が上型ホルダ31と共に下降した
ときにカム面38がカムドライバ24のカム面23を押
圧することで、このカムドライバ24をスプリング25
に抗して移動下型ダイ14に対して接近移動させること
ができる。更に、移動上型パンチ34にはパイロットピ
ン39によって板押え40が上下動自在に取付けられる
と共にスプリング41によって下方に付勢支持されてい
る。また、カムドライバ24には板押え42が水平動自
在に取付けられると共にスプリング43によって図1に
て右方に付勢支持されている。
【0019】また、固定上型パンチ33には垂直方向に
沿う固定ピアスパンチ51が固定される一方、固定下型
ダイ13には固定ピアスパンチ51に対向して受け孔5
2が形成されている。そして、移動上型パンチ34には
垂直方向に沿う第1移動ピアスパンチ53が固定される
一方、移動下型ダイ14には第1移動ピアスパンチ53
に対向して受け孔54が形成されている。更に、カムド
ライバ24には水平方向に沿う第2移動ピアスパンチ5
5が固定される一方、移動下型ダイ14には第2移動ピ
アスパンチ55に対向して受け孔56が形成されてい
る。そして、移動上型パンチ34と移動上型ダイ14と
の間には垂直方向に沿うガイドポスト57が立設されて
おり、移動上型パンチ34は移動上型ダイ14に対して
垂直方向には接近離反自在であるが、水平方向に対して
は一体に移動するようになっている。
【0020】なお、図2において、58は下型ホルダ1
2上の移動下型ダイ14の移動を阻止するガイドピン、
59はエアシリンダ19,20にエアを供給するための
ハンドバルブである。
【0021】而して、平板に所定の曲げ加工が施された
加工部材100は図示しない供給装置によって下型ダイ
13,14上に搬入され、所定の位置に位置決めがなさ
れる。この状態で上方から上型ホルダ31を下降する
と、固定上型パンチ33のピアスパンチ51及び移動上
型パンチ34のピアスパンチ53が加工部材100の平
面部105aを貫通することで連結孔105dがそれぞ
れ形成される。また、上型ホルダ34の下降に伴ってカ
ムドライバ37がカムスライダ24を移動させ、ピアス
パンチ55が加工部材100のフランジ部105fを貫
通することで孔105gが形成される。
【0022】ここで、本実施例のプレスにおいて、異な
る寸法のクロスメンバを加工するためにプレスの型、即
ち、移動下型ダイ14及び移動上型パンチ34等の位置
を調整する手順について説明する。まず、下型ホルダ1
2に対して上型ホルダ31を上下動して所定の作業位置
にて停止する。この状態で、移動下型ダイ14及び移動
上型パンチ34の各固定ボルト18,36を弛緩してガ
イドピン58を抜取り、移動下型ダイ14及び移動上型
パンチ34を下型ホルダ12及び上型ホルダ31に対し
て移動自在とする。
【0023】次に、ハンドバルブ59を開放して各エア
シリンダ19,20を駆動する。すると、各駆動ロッド
21,22を介して移動下型ダイ14が図1において左
方に移動し、この移動下型ダイ14と共にガイドポスト
57を介して移動上型パンチ34が同方向に移動する。
そして、スペーサ15を図3において下方に抜取り、サ
イズの異なる別のサイズのスペーサを挿入する。その
後、今度は各エアシリンダ19,20を逆に駆動し、各
駆動ロッド21,22を介して移動下型ダイ14及び移
動上型パンチ34を図1において右方に移動する。
【0024】そして、この移動下型ダイ14と固定下型
ダイ13とでスペーサ(15)を挾持することで、移動
下型ダイ14及び移動上型パンチ34は所定の位置に変
更される。最後に各固定ボルト18,36によって移動
下型ダイ14及び移動上型パンチ34を下型ホルダ1
2、上型ホルダ31に固定して装着位置調整作業が完了
する。
【0025】上述の実施例にあっては、本発明のプレス
の型調整装置を平板に曲げ加工が施された加工部材10
0に孔開け加工してクロスメンバ105を製作するプレ
スに適用して説明したが、プレスの種類はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、平板に曲げ加工するプレス
に適用してもよいものである。図4に本発明の他の実施
例に係るプレスの型調整装置を表すプレスの平面視、図
5に図4のV−V断面、図6に図4のVI−VI断面を示
す。なお、前述した実施例と同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0026】本実施例のプレス61において、図4乃至
図6に示すように、図示しないプレス本体には下型ホル
ダ62が着脱自在に装着されており、この下型ホルダ6
2には固定下型ダイ63が固定されると共に移動下型ダ
イ64が移動自在に取付けられ、移動下型ダイ64と下
型ホルダ62の側壁との間にはスペーサ65が介装され
ている。即ち、移動下型ダイ64は各側端部が下型ホル
ダ62に固定された一対のガイド66によって移動自在
に支持され、また、各側部の長孔67に固定ボルト68
が挿通されて下型ホルダ62に螺合することで所定の位
置に固定することができる。そして、下型ホルダ62に
は端部に一対のエアシリンダ69,70が配設されてお
り、各エアシリンダ69,70の各駆動ロッド71,7
2は先端部が移動下型ダイ64に連結されている。
【0027】従って、各エアシリンダ69,70を駆動
すると、駆動ロッド71,72を介して移動下型ダイ6
4を水平移動することができ、且つ、固定下型ダイ63
に対して接近離反させることができる。そして、エアシ
リンダ69,70により移動下型ダイ64を接近移動さ
せた状態で、この移動下型ダイ64と下型ホルダ62の
側壁との間にスペーサ65を挿入し、移動下型ダイ64
を離反させることで、この移動下型ダイ64を所定の位
置に保持することができる。そして、移動下型ダイ64
を所定の位置に位置決めした後には固定ボルト68によ
って固定される。なお、図2において、73はエアシリ
ンダ69,70にエアを供給するためのハンドバルブで
ある。
【0028】一方、上型ホルダ81はプレス本体に上下
動自在に支持されると共に下型ホルダ62に対してガイ
ドポスト82によってその上下動が確保されている。こ
の上型ホルダ81には固定下型ダイ63に対向して固定
上型パンチ83が固定されると共に移動下型ダイ64に
対向して移動上型パンチ84が移動自在に取付けられて
おり、移動上型パンチ84は各側部の長孔85に固定ボ
ルト86が挿通されて上型ホルダ81に螺合することで
所定の位置に固定することができる。そして、移動上型
ダイ64の突出部87が移動上型パンチ84の嵌合開口
88に上方から嵌合しており、この移動上型パンチ84
は移動上型ダイ64に対して垂直方向には接近離反自在
であるが、水平方向に対しては一体に移動するようにな
っている。
【0029】而して、平板100は図示しない供給装置
によって下型ダイ63,64上に搬入され、所定の位置
に位置決めがなされる。この状態で上方から上型ホルダ
81を下降すると、固定上型パンチ83及び移動上型パ
ンチ84により加工部材100に曲げ加工が施される。
【0030】ここで、本実施例のプレスにおいて、異な
る寸法のクロスメンバを加工するためにプレスの型、即
ち、移動下型ダイ64及び移動上型パンチ84等の位置
を調整する手順について説明する。まず、下型ホルダ6
2に対して上型ホルダ81を上下動して所定の作業位置
にて停止する。この状態で、移動下型ダイ64及び移動
上型パンチ84の各固定ボルト68,86を弛緩し、移
動下型ダイ64及び移動上型パンチ84を下型ホルダ6
2及び上型ホルダ81に対して移動自在とする。
【0031】次に、ハンドバルブ73を開放して各エア
シリンダ59,70を駆動すると、各駆動ロッド71,
72を介して移動下型ダイ64が図5において左方に移
動し、この移動下型ダイ64と共に突出部87及び嵌合
開口88を介して移動上型パンチ84が同方向に移動す
る。そして、スペーサ65を図5において上方に抜取
り、サイズの異なる別のサイズのスペーサを挿入する。
その後、今度は各エアシリンダ59,70を逆に駆動
し、各駆動ロッド71,72を介して移動下型ダイ64
及び移動上型パンチ84を図5において右方に移動す
る。
【0032】そして、この移動下型ダイ64と固定下型
ダイ63とでスペーサ(65)を挾持することで、移動
下型ダイ64及び移動上型パンチ84は所定の位置に変
更される。最後に各固定ボルト68,86によって移動
下型ダイ64及び移動上型パンチ84を下型ホルダ6
2、上型ホルダ81に固定して装着位置調整作業が完了
する。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のプレスの型調整装置によれば、プレス本体
の下型ホルダに複数の下型ダイを取付ける一方、上下動
自在な上型ホルダに複数の下型ダイに対向して複数の上
型パンチを取付け、複数の下型ダイのうちの少なくとも
一つの下型ダイ並びにその下型ダイと対向する上型パン
チを他の下型ダイ並びに上型パンチに対して水平方向に
沿って接近離反自在に支持して互いに対向する下型ダイ
並びに上型パンチを連結する連結手段を設けると共にそ
の連結手段によって連結された下型ダイ並びに上型パン
チを水平方向に沿って移動させる移動手段を設けたの
で、型の位置を調整する場合、連結手段によって位置調
整する一対の下型ダイ及び上型パンチを連結した状態で
移動手段により水平方向に沿って移動して行うことで、
型交換を行うことなく加工寸法の異なる加工部材を加工
することができ、型交換に伴う作業者にかかる負担が軽
減されると共に作業が簡単なものとなってその調整時間
も短縮され、作業の安全性並びに作業性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプレスの型調整装置を
表すプレスの要部断面(図2のI−I断面)図である。
【図2】0実施例のプレスの平面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るプレスの型調整装置
を表すプレスの平面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】プレス加工品としてのトラックのフレームの斜
視図である。
【図8】フレームを構成するクロスメンバの斜視図であ
る。
【図9】従来のプレスの要部断面図である。
【符号の説明】
11,61 プレス 12,62 下型ホルダ 13,63 固定下型ダイ 14,64 移動下型ダイ 15,65 スペーサ 18,36,68,86 固定ボルト 19,20,69,70 エアシリンダ(移動手段) 24 カムスライダ 31,81 上型ホルダ 33,83 固定上型パンチ 34,84 移動上型パンチ 37 カムドライバ 51 固定ピアスパンチ 53 第1移動ピアスパンチ 55 第2移動ピアスパンチ 57 ガイドポスト(連結手段) 87 突出部 88 嵌合開口(連結手段) 100 加工部材(連結手段) 103〜108 クロスメンバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス本体の下型ホルダに複数の下型ダ
    イが取付けられる一方、前記プレス本体に対して上下動
    自在な上型ホルダに前記複数の下型ダイに対向して複数
    の上型パンチが取付けられ、前記下型ダイ上に載置され
    た加工部材に対して上方から前記上型パンチを下降押圧
    することで該加工部材に塑性加工を施すプレスにおい
    て、前記複数の下型ダイのうちの少なくとも一つの下型
    ダイ並びに該下型ダイと対向する少なくとも一つの上型
    パンチを他の下型ダイ並びに上型パンチに対して水平方
    向に沿って接近離反自在に支持し、前記互いに対向する
    少なくとも一つの下型ダイ並びに上型パンチを連結する
    連結手段を設けると共に、該連結手段によって連結され
    た下型ダイ並びに上型パンチを水平方向に沿って移動さ
    せる移動手段を設けたことを特徴とするプレスの型調整
    装置。
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