JP2854869B2 - 抗寄生虫剤 - Google Patents

抗寄生虫剤

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JP2854869B2 JP63287511A JP28751188A JP2854869B2 JP 2854869 B2 JP2854869 B2 JP 2854869B2 JP 63287511 A JP63287511 A JP 63287511A JP 28751188 A JP28751188 A JP 28751188A JP 2854869 B2 JP2854869 B2 JP 2854869B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗寄生虫剤に関し、特にアベルメクチンおよ
びミルベマイシンに関係するが、しかし25位に新規置換
基を有する化合物およびその製法に関する。
(従来の技術) アベルメクチン、C−076化合物としてこれまで言及
された広スペクトル抗寄生虫剤の一群である。これら
は、微生物ストレプトミセス・アベルミティリス(Stre
ptomyces avermitilis)ATCC31267,31271または31272
の菌株を好気性条件下で無機塩と炭素および窒素同化源
を含む水性普通培地にて発酵させることにより作られ
る。菌株ATCC31267,31271および31272の形態学的特性お
よび培養特性は英国特許第1573955明細書に詳細に記載
されている。これにはまた、C−076複合体を作り上げ
る8個の各々の成分の単離および化学的構造についても
記載されている。ミルベマイシンは、構造状、13位に糖
残基の欠けたマクロライド抗生物質に類似する。これら
は、たとえば英国特許第1390336号明細書およびヨーロ
ッパ特許出願公開第0170006号に記載されているように
培養により作られる。
本出願人のヨーロッパ特許出願公開第0214731号にお
いて、我々はある種の特定カルボン酸またはその誘導体
をアベルメクチン産生菌の培養物へ添加することによ
り、25位に通常存在するイソプロピルまたはsec−ブチ
ル基の代わりに、自然とは異なる置換基を有するアベル
メクチン関連新規化合物が得られることを記載してい
る。
作られた新規化合物は25位の置換基がα−枝分れして
いる、すなわち環位置C−25に接続する炭素原子が2つ
のさらに別の炭素原子と結合する第二級炭素原子である
ことが特徴的である。
本出願人の係属中の米国特許出願第6512号において、
我々は枝分れ鎖2−オキソ酸デヒドロゲナーゼ活性を欠
いた微生物であるストレプトミセス・アベルミティリス
の新規突然変異体菌株の何種かを記載しクレームしてい
る。これらの菌株はメリーランド,ロックヴィルのアメ
リカン・タイプ・カルチュア・コレクション(American
Type Culture Collection)に、ストレプトミセス・ア
ベルミティリスATCC53567およびATCC53568の名称で寄託
した。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、これらのストレプトミセス・アベルミ
ティリスの新規突然変異体菌株を用いることによりこれ
までに得られていないC−25置換基が枝分れしない(第
一)炭素原子により結合している新規アベルメクチン誘
導体を得ることができることを見出した。この新規化合
物は駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺昆虫剤および殺ダニ剤
としての特定用途を有する非常に活性な抗寄生虫剤であ
る。この化合物は、通常の化学的転換反応によってさら
に別の新規半合成誘導体を得ることができる。
(課題を解決する手段) すなわち、本発明によれば、次式(I): (式中、 22〜23位の破線は二重結合が存在しても良いことを表
わし、そしてR1がHまたはOHであり二重結合が存在しな
いか、または二重結合が存在しR1が不存在であるかのい
ずれかであり; R2はH,C1〜C8のアルキル、C2〜C8のアルケニル、C2
C8のアルキニル、アルコキシアルキルまたはアルキルチ
オアルキル基であって各アルキルまたはアルコキシ基が
炭素原子1〜6個を有するものであり、前記アルキル、
アルコキシ、アルケニルまたはアルキニル基のいずれも
1個以上のハロゲン原子で置換されていてもよく;また
はC3〜C6のシクロアルキルまたはC5〜C8のシクロアルケ
ニル基であって、これらのいずれの一方も場合によりメ
チレン基または1個以上のC1〜C4のアルキル基またはハ
ロゲン原子により置換されていてよく;または3〜6員
の酸素または硫黄原子含有複素環式環であって該環は飽
和または完全もしくは部分不飽和でよく且つ場合により
1個以上のC1〜C4のアルキル基またはハロゲン原子で置
換されていてもよく;またはSR5(式中、R5はC1〜C8
アルキル、C2〜C8のアルケニル、C2〜C8のアルキニル、
C3〜C8のシクロアルキル、C5〜C8のシクロアルケニル、
フェニルまたは置換フェニル基であって、その際前記置
換基はC1〜C4のアルキル、C1〜C4のアルコキシまたはハ
ロゲン原子であり、または3〜6員の酸素または硫黄原
子含有複素環式環であって、該環は飽和または完全もし
くは部分不飽和であってよく且つ場合により1個以上の
C1〜C4のアルキル基またはハロゲン原子により置換され
ていてもよい。)で表わされる基であり; R3は水素原子またはメチル基であり; R4はHまたは次式: で表わされる4′−(α−L−オレアンドロシル)−α
−L−オレアンドロシルオキシ基であり; ただし、R4およびR1が両方ともHであり、二重結合が
存在しない場合にはR2はHまたはCH3ではない。) で表わされる化合物を提供するものである。
上記定義において、3個以上の炭素原子を含むアルキ
ル基は直鎖または枝分れ鎖でよい、ハロゲン原子とは弗
素、塩素、臭素または沃素原子を意味する。
C−076複合体は、C−076A1a,A1b,A2a,A2b,B1a,B1b,
B2aおよびB2bとして記載される8個の異なったしかし非
常に類似した化合物からなる。化合物の“a"系列は25−
置換基が(S)−sec−ブチル基である天然アベルメク
チンに関連し、そして“b"系列は25−置換基がイソプロ
ピル基であるものと関連している。記号“A"および“B"
は、5−置換基がそれぞれメトキシ基またはヒドロキシ
基であるアベルメクチンと関連し、そして数字“1"は二
重結合が22−23位に存在するアベルメクチンと関連し、
数字“2"は22位が水素原子で23がヒドロキシ基であるア
ベルメクチンと関連する。
本出願において、“a"および“b"の識別記号は省略し
た。記号A1,A2,B1およびB2は、上記のような天然アベル
メクチンのものに相当する構造上の特徴を有する非−天
然アベルメクチンを表示するために、本明細書中におい
ても使用される。
式(I)で表わされる好ましい化合物は、式中R4
4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレア
ンドロシルオキシ基であるものである。
また好ましくは式(I)中R2がSR5でR5がメチルまた
はエチル基である化合物である。
別の好ましい化合物群において、R2はメチル、イソプ
ロピルまたはsec−ブチル基である。
さらに別の好ましい化合物群において、R2は1個以上
のハロゲン原子で置換されたC3〜C8の枝分れアルキル基
特に1−(トリフロオルメチル)エチル基である。
本発明によれば、式I中R1がOHであり二重結合が存在
しないか、二重結合が存在しR1が存在せずそしてR4
4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレア
ンドロシルオキシ基である化合物は、米国特許出願第62
12号に記載のように、ストレプトミセス・アベルミティ
リス突然変異体ATCC53567または53568を、R2CH2CO2H
(式中、R2は前記定義のものを表わす)で表わされる適
当なカルボン酸、またはその塩、エステルもしくはアミ
ドまたはその酸化前駆体の存在下に培養することにより
調製される。酸は、接種時または培養の間に定期的に培
養物へ加える。式(I)で表わされる化合物の製造は、
発酵物からサンプルを取り、有機溶媒で抽出し、そして
クロマトグラフィたとえば高圧液体クロマトグラフィを
用いて式(I)で表わされる化合物の出現を追跡するこ
とによりモニターされる。培養は式(I)で表わされる
化合物の収率が最大になるまで、一般には12〜16日の間
続けられる。
カルボン酸またはその誘導体の各添加の好ましいレベ
ルは0.05〜4.0g/である。式(I)で表わされる化合
物の最も好ましい収率は酸を培養物へ漸次添加すること
により、たとえば酸またはその誘導体を数日間にわたっ
て毎日添加することにより得られる。酸は、塩たとえば
ナトリウム塩もしくはアンモニウム塩としてまたはエス
テルたとえばメチルもしくはエチルエステルとしてまた
はアミドとして添加しても良いが、しかし遊離酸として
加えるのが好ましい。培養に使用されうる代用基質は、
上記カルボン酸の酸化前駆体である誘導体である;すな
わち、たとえば適当な基質は、式:R2(CH2nOHで表わ
されるアルコールまたは式:R2(CH2nNH2(各式中nは
2,4または6である)で表わされるアミン誘導体、式: R2(CH2nCO2H(式中、nは3または5である)で表わ
される置換された低級アルカン酸または式:R2(CH2nC
HO(式中、nは1,3または5であり、R2は前記定義のも
のである)で表わされるアルデヒドである。培養に使用
される培地は、炭素、窒素または他の微量元素の同化源
を含む通常の複合培地である。
数日間好ましくは24〜33℃の範囲の温度で発酵後、発
酵ブロスを遠心分離するか過し、そして菌糸体ケーキ
をアセトンまたはメタノールで抽出する。溶媒抽出液を
濃縮し、次いで所望生成物を、水混和性有機溶媒たとえ
ば塩化メチレン、酢酸エチル、クロロホルム、ブタノー
ルまたはメチルイソブチルケトンで抽出する。溶媒抽出
液を濃縮し、そして式(I)で表わされる化合物を含む
粗生成物を必要に応じてクロマトグラフィたとえば調製
用逆相電圧液体クロマトグラフィによりさらに精製す
る。
生成物は、一般に、式(I)中R4が4′−(α−L−
オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロシルオキシ
基であり、R1がOHで二重結合が不存在であるかまたはR1
が不存在で二重結合が存在し、そしてR3がHまたはCH3
である化合物の混合物として得られる;しかしながら、
混合成分の割合は培養に使用される特定カルボン酸およ
び使用される条件によって変化する。
R2CH2CO2Hにより定義されるある範囲のカルボン酸を
培養物へ加えると、25位に新規置換基を有するアベルメ
クチンが得られることがわかった。使用されうる特定の
酸の例は次のものを含む: メチルチオ酢酸 エチルチオ酢酸 3−メチル酢酸 3−トリフルオロメチル酪酸 3−メチルペンタン酸 n−酪酸 シクロペンタン酢酸 チオフェン−3−酢酸 および プロピオン酸。
本発明のある特定の好ましい見地において、培養をメ
チルチオ酢酸の存在下に行なうと、式I中R1がOHで、二
重結合が存在せず、R2がSCH3で、R3がCH3でそしてR4
4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレア
ンドロシルオキシ基である化合物が主として得られる。
この化合物は、ここで25−メチルチオメチルアベルメク
チンA2と呼ばるものである。
本発明の別の好ましい見地において、培養をプロピエ
ン酸の存在下に行なうと、式(I)中R1がOHであり、二
重結合が存在せず、R2がCH3であり、R3がCH3であり、そ
してR4が4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−4
−オレアンドロシルオキシ基である化合物が主として得
られ、この化合物はここで25−エチルアベルメクチンA2
と呼ばれるものである。
本発明のさらに好ましい見地において、培養を3−メ
チル酢酸の存在下に行なうと、式(I)中R1が不存在で
あり、二重結合が存在し、R2がイソプロピル基であリ、
R3がHでありそしてR4が4′−(α−L−オレアンドロ
シル)−α−4−オレアンドロシルオキシ基である化合
物が主として得られ、これはここで25−イソブチルアベ
ルメクチンB1と呼ばれる。
本発明の別の好ましい見地において、培養を3−トリ
フルオロメチル酪酸の存在下に行なうと、式(I)中R1
がOHであり、二重結合が存在せず、R2が1−(トリフル
オロメチル)エチル基であり、R4が4′−(α−L−オ
レアンドロシル)−α−4−オレアンドロシルオキシ基
であり、R3がCH3またはHである化合物が主として得ら
れ、この化合物はここでそれぞれ25−(2−トリフルオ
ロメチルプロピル)アルベメクチンA2およびB2と呼ばれ
る。
これに代わり、式(I)中二重結合が存在し、R1が存
在しない化合物は、式(I)中R1がOHであり二重結合が
存在しない相当する化合物から脱水反応により調製され
うる。反応は、第一に5位および4″位のヒドロキシル
基を、たとえばt−ブチルジメチルシリルオキシアセチ
ル誘導体として選択的に保護し、次いで置換されたチオ
カルボニルハライドたとえば(4−メチルフェノキシ)
チオカルボニルクロリドと反応させ、続いて高沸点溶媒
たとえばトリクロロベンゼン中で加熱することにより脱
水を行なう。最後に生成物を脱保護化して不飽和化合物
として。これらの工程は適当な試薬および反応条件とと
もに米国特許第4328335号に記載されている。
式(I)中R3がHである化合物は、また式中R3がCH3
である相当する化合物から脱メチル化により調製されう
る。この反応は、5−メトキシ化合物、またはその適当
な保護誘導体を酢酸水銀で処理し、得られた3−アセト
キシエノールエーテルを希酸を用いて加水分解し5−ケ
ト化合物を得ることにより達成される。次いで、たとえ
ばホウ水素化ナトリウムを用いて還元すると5−ヒドロ
キシ誘導体が得られる。これらの工程に適する試薬およ
び反応条件は米国特許第4423209号に記載されている。
式(I)中R1がHであり二重結合が存在しない化合物
は、二重結合が存在しR1が不存在である相当する化合物
から、適当な触媒を用いて選択的に接触水素添加するこ
とにより調製される。たとえば還元はヨーロッパ特許出
願第0001689号に記載されているようにトリス(トリフ
ェニルホスフィン)ロジウム(I)クロリドを用いて達
成される。
式(I)中R4がHである化合物は、式中R4が4′−
(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロ
シルオキシ基である相当する化合物から、水性有機溶媒
中、酸を用いて緩やかに加水分解することにより、4′
−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンド
ロース基を除去して、13位にヒドロキシ基を有するアグ
リコンを得る;次いでこれをたとえばベンゼンスルホニ
ルハライドと反応させることによりハロゲン化して、13
−デオキシ−13−ハロ誘導体を得、これを最後にたとえ
ば水素化トリブチルスズを用いて選択的に還元すること
により得られる。不所望の副反応を避けるために、存在
するいかなる他のヒドロキシ基をもたとえばt−ブチル
ジメチルシリル基を用いて保護することが好ましい。次
いでこれはこん跡量の酸を含むメタノールで処理するこ
とにより、ハロゲン化または還元工程の後でただちに除
去される。これらすべての工程はこの実施のための適当
な試薬および反応条件とともに、ヨーロッパ特許出願公
開第0002615号に記載されている。
本発明化合物は、駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺虫剤お
よび殺ダニ剤としての特定用途を有する高活性の抗寄生
虫剤である。
本発明は、特に、線中に属する一群の寄生虫により最
も頻繁に起こされ、そして豚、羊、馬および牛に重大な
経済的損失を与えならびに家畜および家禽類に影響を及
ぼす寄生虫症を含む、内部寄生虫により起こされる様々
な症状を治療するのに効果的である。化合物はまた様々
な種類の動物に影響を与える他の線中、たとえば犬のジ
ロフィラリア(Dirofilaria)に対し、そして胃腸系寄
生虫を含むヒトに感染する様々な寄生虫たとえばアンシ
ロストーマ(Ancylostoma),ネカトール(Necator),
アスカリス(Ascaris),ストロンギロイデス(Strongy
loides),トリキネーラ(Trichinella),キャピラリ
ア(Capillaria),トリチュリス(Trichuris),エン
テロビウス(Enterobius),に対し、および血液または
他の器官中に見られる幼虫段階の寄生虫に対し、および
ストロンギロイデス(Strongyloides)やトリキネーラ
(Trichinella)の腸管外段階のものに対し効果的であ
る。
本発明の化合物はまた、特にマダニ(tick),ダニ
(mite),シラミ,ノミ,クロバエ(blowfly)、穿刺
性昆虫および牛や馬に影響を与えうる移動性の翅目幼虫
のような動物および鳥の節足動物に対する外部寄生虫を
含む外部寄生虫感染症の治療に価値がある。
本発明の化合物または、たとえばゴキブリ、イガ、ヒ
メマルカツオブシムシおよびイエバエのような屋内害虫
に対して殺虫性であり、ならびに貯蔵穀粉および農業植
物の有害昆虫たとえばハダニ、アブラムシ、チョウやガ
の幼虫に対しおよび移動性直翅目たとえばイナゴに対し
て有効である。
式(I)で表わされる化合物は、意図する特定用途お
よび処理される宿主動物の特定種類および関係する寄生
虫または昆虫に適する配合物として投与される。駆虫剤
としての使用に対し、化合物はカプセル剤、丸薬、錠剤
または好ましくは水薬の形で経口投与されるか、または
これに代わり注射によりもしくは移植法で投与されう
る。このような配合物は標準的獣医学プラクティスにし
たがって常法により調製させる。したがって、カプセル
剤、丸薬または錠剤は、有効成分を適当に微粉砕された
希釈剤またはキャリヤーと、さらに崩壊剤および/また
は結合剤たとえばデンプン、乳糖、タルク、ステアリン
酸マグネシウム糖とを混合することにより調製されう
る。水薬配合物は、有効成分を水溶液中で分散剤または
潤滑剤等とともに分散させることにより調製されうる。
そして注射用配合物は他の物質たとえば溶液を血液と等
張にするために十分な塩またはグルコースを含む滅菌溶
液の形で調製されうる。これらの配合物は、処理される
宿主動物の種類、感染の程度およびタイプならびに宿主
動物の体重にしたがって有効成分の重量について変化す
る。一般に経口投与に対し、1〜5日間にわたって一回
の投与でまたは分割投与で、与えられる動物の体重1kg
につき約0.001〜10mgの投与量が満足な効果を奏するで
あろうが、しかし勿論より高いかまたは低い投与量範囲
が用いられることもあり、このようなものも本発明の範
囲内である。
これに代わり、化合物を動物飼料とともに投与しても
よく、この目的のために濃縮飼料添加物または予備混合
物が通常の動物飼料と混合するために作られる。
殺虫剤としての使用および農業害虫処理に対しては、
標準的農業プラクティスにしたがって化合物をスプレ
ー、ダスト、エマルジョン等として施用する。
ヒトに対し使用する場合には、通常の医薬品プラクテ
ィスにしたがって薬剤学上許容されうる配合物として化
合物を投与する。
本発明を次の実施例にしたがって説明するが、実施例
1〜8は式(I)で表わされる化合物の調製例であり、
実施例9は水薬配合物の例であり、実施例10および11は
化合物の抗寄生虫活性および殺虫活性を説明するもので
ある。
実施例1 25−エチルアベルメクチンA2 ストレプトミセス・アベルミティリス突然変異体ATCC
53568培養物の凍結接種材料(2ml)を、300mlフラスコ
中ででん粉(1g)、ファルマメディア(Pharmamedia)
(商品名)(0.75g)、アルダミンpH(0.25g)および炭
酸カルシウム(0.1g)を含む培地(50ml)へ接種し、28
℃で2日間培養する。この接種材料(50ml)を、でん粉
(20g)、ファルマメディア(15g)、アルダミンpH(5
g)および炭酸カルシウム(2g)を含む第二の接種フラ
スコ(1)へ移し、さらに2日間28℃で培養する。こ
の接種材料を用いて、60発酵器中に含まれるでん粉
(6kg)、硫酸マグネシウム(60g)、ファルマメディア
(300g)、リン酸水素二カリウム(60g)、硫酸第一鉄
(0.6g)、炭酸カルシウム(420g)、グルタミン酸(36
g)、硫酸亜鉛(0.06g)および硫酸マンガン(0.06g)
を含む培地60に接種する。発酵物を、350r.p.m.で撹
拌し、60/分でエアレーションしながら29℃で培養す
る。プロピオン酸ナトリウム(140g)を96時間後に加
え、再び(54g)を192時間後に添加する。28時間後菌糸
体を去し、アセトン(2×50)で抽出し、続いて酢
酸エチル(50)で抽出する。アセトン抽出物をほぼ10
まで濃縮し、上記酢酸抽出物で3回に分けて抽出す
る。得られた酢酸エチル層を集め蒸発すると褐色油状物
(112g)が得られる。
上記油状物をメタノールと水(95:5)の混液160mlに
溶かし、n−ヘキサン(2×30ml)で抽出し、ヘキサン
抽出物を廃棄し、メタノール層を蒸発すると褐色油状物
(87g)が得られる。後者を塩化メチレン(250ml)に溶
かし、シリカゲル(80g)および活性炭(30g)とともに
1時間撹拌する。シリカおよび活性炭をアルバセル(Ar
bacel)に通して去し、液を蒸発すると黄色油状物
(53g)が得られる。この油状物を塩化メチレン(2.2
)に溶かし、アルミナ(190g)とともに2時間撹拌す
る。アルミナを去し、液をさらに1時間別のアルミ
ナ(64g)とともに撹拌する。アルミナを去し、両方
の液から集めたフィルターケーキをクロロホルム(1.
3)とともに45分間撹拌し、次いでアルミナを去す
る。液を蒸発すると淡黄色油状物(12.5g)が得ら
れ、これをジエチルエーテルに溶かし、シリカゲル(40
0g)のカラムへ添加する。カラムをジエチルエーテルで
溶出し、100mlづつフラクションを集める。フラクショ
ン21−28を合わせ溶媒を蒸発すると部分的に精製した物
質(150mg)を得る。生成物をメタノール(0.5ml)に溶
かし、C18ゾルバックス(Zorbax)ODS(商品名,デュポ
ン)カラム(21mm×25cm)中でクロマトグラフィにか
け、メタノールと水(77:23)の混液で流速9ml/分にて
溶出する。関連するフラクションを合わせ、溶媒を蒸発
すると式(I)中R1がOHであり二重結合が不存在であ
り、R2およびR3が両方ともCH2であり、R4が4′−(α
−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロシル
オキシ基である化合物が白色粉末として得られる:m.p.1
46−153℃。生成物の構造は、迅速原子衝撃質量分析に
より、トリエチレングリコールと固形塩化ナトリウムの
サンプルマトリックスを用いて、VGモデル7070E質量分
析器にて行なわれる。(M+Na)はm/e899に観察され
た(理論値899)。
電子衝撃質量分析は、VGモデル7070F質量分析器を用
いて行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のよう
である;570,295,277,275,183,165,145,127,113,95およ
び87。
実施例2 25−メチルチオメチルアベルメクチンA2 ストレプトミセス・アベルミティリス突然変異体ATCC
53568の培養物の凍結接種材料(2ml)を、300mlフラス
コ中のでん粉(1g)、ファルマメディア(商品名)(0.
75g)、アルダミンpH(0.25g)および炭酸カルシウム
(0.1g)を含む培地50mlへ接種し、180r.p.m.で回転す
るレシプロカル・シェーカー中28℃にて2日間培養す
る。このフラスコからの培養物(25ml)を上記培地(全
成分同化率)600mlを含む3フラスコへ移し、180r.p.
m.で回転するレシプロカル・シェーカー中で撹拌しなが
ら28℃で2日間培養する。このフラスコからの生成物
(40ml)を用いて、でん粉(250g)、硫酸マグネシウム
(2.5g)、ファルマメディア(125g)、リン酸水素二カ
リウム(2.5g)、硫酸第一鉄(0.025g)、炭酸カルシウ
ム(1.75g)、グルタミン酸(1.5g)、硫酸亜鉛(0.002
5g)および硫酸マンガン(1.5g)からなる接地2.5を
含む3発酵器へ接種する。この培養物を100r.p.m.で
撹拌しながら28℃で培養する。メチルチオ酢酸(1g)を
96時間目に加え、培養をさらに11日間続ける。次いで
過により菌糸体を除き、アセトン(2×2)、続いて
酢酸エチル(2)で抽出する。アセトン抽出物をほぼ
400mlまで濃縮し、酢酸エチル抽出物で3回に分けて抽
出する。得られた酢酸エチル層を合わせて蒸発すると褐
色油状物(4g)が得られ、これをジエチルエーテルに溶
かし、シリカゲル(100g)カラムへ導入する。カラムを
ジエチルエーテルで溶出し、そしてフラクション50mlを
集める。フラクション11−18を合わせ蒸発すると部分的
に精製された物質が得られ、これをさらにC18ゾルバッ
クスODS(商品名,デュポン)カラム(21mm×25cm)中
でクロマトグラフィにかけ、流速を9ml/分でメタノー
ル:水(77:23)の混液を溶出することによりさらに精
製する。関連フラクンションを合わせ蒸発すると、式
(I)中R1がOHであり、二重結合が存在せず、そしてR2
がSCH3でありR3がCH3であり、そしてR4が4′−(α−
L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロシルオ
キシ基を表わす化合物が白色粉末として得られる:m.p.1
05−112℃。生成物の構造は迅速原子衝撃質量分析によ
り確認される。この分析は、トリエチレングリコールと
固体塩化ナトリウムのサンプルマトリックスを用いて、
VGモデル7070E質量分析器にて行なわれる。
(M+Na)はm/e931に観察される(理論値931)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:327,309,243,225,215,145,127,113,95および8
7。
実施例3 25−(2−トリフルオロメチル)プロピルアベルメクチ
ンA2およびB2 実施例1の方法を繰り返すがしかしプロピオン酸ナト
リウムの代りに3−トリフルオロメチル酪酸を用いる。
粗製A2誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィから集
めた関係フラクションを、C18ゾルバックスODS(商品
名,デュポン)カラム(21mm×25cm)のクロマトグラフ
ィにかけ、流速9ml/分でメタノール:水(75:25)の混
液で溶出する。フラクション167−179を合わせて蒸発す
ると、式(I)中R1がOHであり、二重結合が不存在であ
り、R2が1−(トリフルオロメチル)エチル基であり、
R3がCH3であり、R4が4′−(α−L−オレアンドロシ
ル)−L−オレアンドロシルオキシ基である化合物が白
色粉末として得られる:m.p.130−136℃。生成物の構造
は、迅速原子衝撃質量分析により確認される。これはVG
モデル7070E質量分析器においてトリエチレングリコー
ルと固体塩化ナトリウムとのサンプルマトリックスを用
いて行なわれる。(M+Na)はm/e981に観察される
(理論値981)。
電子衝撃質量分析は、VGモデル7070F質量分析器を用
いて行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとお
りである:652,377,359,293,275,265,257,247,223,179,1
45,127,113,111および87。
粗製B2誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィから
の関係フラクションを合わせ、C−18ダイナマックス
(Dynamax)(商品名,Rainin社)カラム(41.4mm×25c
m)中でクロマトグラフィを行ない、流速60ml/分にてメ
タノール:水(73:27)の混液を溶出する。関連のフラ
クションを合わせると、式(I)中R1がOHであり、二重
結合が存在せず、R3が1−(トリフルオロメチル)エチ
ル基であり、R2がHであり、R4が4′−(α−L−オレ
アンドロシル)−L−オレアンドロシルオキシ基である
化合物が白色粉末として得られる:m.p.158−160℃、生
成物の構造を迅速衝撃質量分析により確認する。これは
トリエチレングリコールと固形塩化ナトリウムとのサン
プルマトリックスを用いてVGモデル7070E質量分析器に
て行なわれる。(M+Na)はm/e967で観察される(理
論値967)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグントのm/e値は次のとおりで
ある:638,377,359,293,275,265,261,257,247,223,145,1
27,113,111,95および87。
実施例4 25−エチルチオメチルアベルメクチンA2 実施例1の方法を行なうが、ただしプロピオン酸ナト
リウムの代りにエチルチオ酢酸を用いる。ゾルバックス
ODS(商品名,デュポン)カラムでのクロマトグラフィ
の後で、フラクション24−72を合わせると、式(I)中
R1がOHであり、二重結合が不存在であり、R2がエチルチ
オ基であり、R3がCH3であり、R4が4′−(α−L−オ
レアンドロシル)−L−オレアンドロシルオキシ基であ
る化合物が白色粉末として得られる:m.p265−270℃(分
解)。生成物の構造は迅速原子衝撃物質分析で行なわ
れ、これはトリエチレングリコールと固形塩化ナトリウ
ムのサンプルマトリックスを用いたVGモデル7070E質量
分析器に行なわわれる。(M+Na)はm/e945が観察さ
れる(理論値945)。
電子衝撃質量分析は、VGモデル7070F質量分析器を用
いて行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとお
りである:616,473,341,323,257,239,229,211,187,179,1
45,113および87。
実施例5 25−イソブチルアベルメクチンB1 実施例1の方法を行なうが、ただしプロピオン酸ナト
リウムの代りに3−メチル酪酸を用いる。シリカゲルク
ロマトグラフィからの関連フラクションを合わせ、C18
ゾルバックスODS(商品名,デュポン)カラム(21mm×2
5cm)でクロマトグラフィにかけ、流速9ml/分にてメタ
ノール:水(81:19)の混液で溶出する。フラクション9
3−98を合わせ蒸発すると、式(I)中R1が不存在であ
り、二重結合が存在し、R2がイソプロピル基であり、R3
がHであり、R4が4′−(α−L−オレアンドロシル)
L−オレアンドロシルオキシ基である化合物が白色粉末
として得られる:m.p.120−123℃。生成物の構造は迅速
原子衝撃質量分析により確認される。これはトリエチレ
ングリコールと固形塩化ナトリウムとのサンプルマトリ
ックスを用いたVGモデル7070Eにて行なわれる。(M+N
a)はm/e895が観察される(理論値895)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:565,319,305,221,193,169,145,127,113および8
7。
実施例6 25−(2メチルブチル)アベルメクチンA2およびB1 実施例1の方法を行なうが、ただしプロピオン酸ナト
リウムの代りとして3−メチルペンタン酸を用いる。粗
製A2誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィからの関
連フラクションを合わせ、C18ゾルバックスODS(商品
名,デュポン)カラム(21mm×25cm)でクロマトグラフ
ィを行ない、流速9ml/分にてメタノールと水(80:20)
の混液で溶出する。関連フラクションを合わせると、式
(I)中R1がOHであり、二重結合が不存在であり、R2
第二ブチル基であり、R3がメチル基でありR4が4′−
(α−L−オレアンドロシル)−L−オレアンドロシル
オキシ基である化合物が白色粉末として得られる:m.p.1
20−125℃。生成物の構造は迅速原子衝撃質量分析によ
り確認される。これはVGモデル7070E質量分析器におい
てトリエチレングリコールと固形塩化ナトリウムのサン
プルマトリックスを用いて行なわれる。(M+Na)
m/e941に観察される(理論値941)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:337,319,253,235,225,207,179,145,113および8
7。
粗製B1誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィから
の関連フラクションを合わせ、そしてC−18ウルトラス
フェア(Ultrasphere)(商品名,ベックマン)カラム
(10mm×25cm)中でクロマトグラフィにかけ、流速4ml/
分にてメタノールと水(85:15)の混液で溶出する。関
連フラクションを合わせると、式(I)中R1がHであ
り、二重結合が存在し、R2が第二ブチル基であり、R3
Hであり、R4が4′−(α−L−アレアンドロシル)−
L−オレアンドロシルオキシ基である化合物が白色粉末
として得られる:m.p.158−164℃。生成物の構造は、迅
速原子衝撃質量分析により確認される。これはVGモデル
7070E質量分析器において、トリエチレングリコールと
固形塩化ナトリウムのサンプルマトリックスを用いて行
なわれ、(M+Na)はm/e909に観察される(理論値90
9)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:319,235,207,183,145,113,95および87。
実施例7 25−n−プロピルアベルメクチンA2 実施例1の方法を行なうがただしプロピオン酸ナトリ
ウムの代りとしてn−酪酸を用いる。シリカゲルクロマ
トグラフィからの関連フラクションを合わせ、そしてC
−18ダイナマックス(Dynamax)(商品名,レイニン)
カラム(41.4mm×25cm)中でクロマトグラフィにかけ、
流速40ml/分にて170分間にわたるメタノールと水の(7
5:25)から(100:0)への勾配で溶出する。1分間毎の
フラクションを集めフラクション36と37を合わせると、
式(i)中R1がOHであり、二重結合が不存在であり、R2
がエチル基であり、R3がメチル基であり、R4が4′−
(α−L−オレアンドロシル)−L−オレアンドロシル
オキシ基である化合物が白色粉末として得られる:m.p.1
50−155℃。生成物の構造は迅速原子衝撃質量分析によ
り確認され、これはトリエチレングリコールと個性塩化
ナトリウムのサンプルマトリックスを用いてVGモデル70
70E質量分析器にて行なわれる。(M+Na)はm/e913
に観察される(理論値913)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:584,309,291,225,207,197,179,145,113および8
7。
実施例8 25−シクロペンチルメチルアベルメクチンB1およびB2 実施例1の方法を行なうが、ただしプロピオン酸ナト
リウムの代りとしてシクロペンタン酢酸を用いる。粗製
B1誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィからの関連
フラクションを合わせ、C−18ダイナマックス(商品
名,レイニン)カラム(41.4mm×25cm)でクロマトグラ
フィを行ない、60ml/分の流速にてメタノールと水(84:
16)の混液で溶出する。関連フラクションを合わせると
式(I)中R1が不存在であり、二重結合が存在し、R2
シクロペンチル基であり、R3がHであり、R4が4′−
(α−L−オレアンドロシル)−L−オレアンドロシル
オキシ基である化合物が白色粉末として得られる:m.p.1
40−146℃。生成物の構造は、迅速原子衝撃質量分析に
より確認され、これはトリエチレングリコールと固形塩
化ナトリウムのサンプルマトリックスを用いてVGモデル
7070E質量分析器中で行なわれる。(M+Na)はm/e92
1に観察される(理論値921)。
電子衝撃質量分析がVGモデル7070E質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:592,331,295,257,247,218,195,145,127,113,11
1,95および87。
粗製B2誘導体を含むシリカゲルクロマトグラフィから
の関係フラクションを合わせ、C−18ウルトラスフェア
(商品名,ベックマン)カラム(10mm×25cm)にてクロ
マトグラフィを行ない、流速4ml/分にてメタノールと水
(80:20)の混液で溶出する。関連フラクションを合わ
せると、式(I)中R1がOHであり、二重結合が不存在で
あり、R2がシクロペンチル基であり、R3がHであり、R4
が4′−(α−L−オレアンドロシル)−L−オレアン
ドロシルオキシ基である化合物が白色粉末として得られ
る:m.p.155−165℃。生成物の構造は迅速原子衝撃質量
分析により確認され、これはトリエチレングリコールと
固形塩化ナトリウムとのサンプルマトリックスを用いて
VGモデル7070E質量分析器にて行なわれる。(M+Na)
はm/e939に観察される(理論値939)。
電子衝撃質量分析はVGモデル7070F質量分析器を用い
て行なわれる。主要フラグメントのm/e値は次のとおり
である:349,335,331,289,265,261,257,247,237,219,19
5,179,145,127,113,111,95および87。
実施例9 水薬剤 前記例のいずれか1の生成物をポリエチレングリコー
ル(平均分子量300)に溶かして、水薬剤として使用さ
れる400μm/ml含有溶液を得る。
実施例10 駆虫活性 K.G.シンプキン(Simpkin)およびG.L.コールズ(Col
es)によりパラシトロジィ(Parasitology),1979,79,1
9に記載されているインビトロスクリーニング試験を用
いて、カエノルハブディティス・エレガンス(Caenorha
bditis elegans)に対して駆虫活性を評価する。実施
例1〜8の生成物全てが、ウエル中で0.1μm/mlの濃度
で寄生虫を100%殺した。
実施例11 殺昆虫活性 クロバエ(blowfly)のルシリア・クプリナ(Lucilia
cuprina)(Q系統)の幼虫段階に対する活性を、標
準方法にしたがって評価する。この方法は初齢幼虫を試
験化合物で処理した紙に接触させることにより行う。
試験化合物を最初にアセトン溶液として紙に塗布する。
処理した紙を次いで新生仔牛血清1mlを含む試験管へ
入れ、初齢幼虫を加える。実施例1〜8の生成物は、1m
g/m2の濃度で紙へ塗布した場合幼虫100%を殺滅し
た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12P 19/62 C12P 19/62 //(C12P 17/18 C12R 1:465) (C12P 19/62 C12R 1:465) (72)発明者 シー−ジェン・エドワード・リー アメリカ合衆国コネチカット州06385, ウォーターフォード,ウォータービュ ー・ドライブ 12 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 493/22 C07H 17/08 C12P 17/18 C12P 19/62 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式: (式中、22〜23位の破線は二重結合が存在してもよいこ
    とを表わし、その際、R1はHまたはOHであり二重結合は
    存在しないか、又は二重結合が存在しR1が不存在である
    かのいずれかであり; R2はH、C1〜C8のアルキル、C2〜C8のアルケニル、C2
    C8のアルキニル、各アルキルまたはアルコキシ部分に1
    〜6の炭素原子を含むアルコキシアルキルまたはアルキ
    ルチオアルキル基であり、その際前記アルキル、アルコ
    キシ、アルケニルまたはアルキニル基のいずれも1個以
    上のハロゲン原子で置換されていても良く;またはC3
    C8のシクロアルキルまたはC5〜C8のシクロアルケニル基
    であり、そのいずれの一方も場合によりメチレン基また
    は1個以上のC1〜C4のアルキル基またはハロゲン原子に
    より置換されていても良く;または3ないし6員の酸素
    または硫黄含有複素環式環であって、この環は飽和また
    は完全もしくは部分不飽和であってよく且つ場合により
    1個以上のC1〜C4アルキル基またはハロゲン原子で置換
    されていてもよく;またはSR5(式中、R5はC1〜C8のア
    ルキル、C2〜C8のアルケニル、C2〜C8のアルキニル、C3
    〜C8のシクロアルキル、C5〜C8のシクロアルケニル、フ
    ェニルまたは置換フェニルであって、その際置換基はC1
    〜C4のアルキル、C1〜C4のアルコキシまたはハロゲン原
    子であり、または3ないし6員の酸素もしくは硫黄含有
    複素環式環であって、該環は飽和または完全もしくは部
    分不飽和であってよく且つ場合により1個以上のC1〜C4
    のアルキル基またはハロゲン原子で置換されていてもよ
    い。)で表される基であり; R3は水素原子またはメチル基であり; R4はHまたは次式: で表される4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−
    L−オレアンドロシルオキシ基であるが; 但し、R1がHでそして22〜23位の二重結合が存在しない
    場合、およびR4がHでR1がOHでそして該二重結合が存在
    しない場合には、R2はHでもCH3でもない。) で表される化合物。
  2. 【請求項2】R4が4′−(α−L−オレアンドロシル)
    −α−L−オレアンドロシルオキシ基である請求項1記
    載の化合物。
  3. 【請求項3】R2がSR5であり、R5がメチル基またはエチ
    ル基である請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】R2がメチル基、イソプロピル基またはsec
    −ブチル基である請求項2記載の化合物。
  5. 【請求項5】R2が1−(トリフルオロメチル)エチル基
    である請求項2記載の化合物。
  6. 【請求項6】式:R2CH2CO2H(式中、R2は前記定義のもの
    である。)で表される適当なカルボン酸またはその塩、
    エステルもしくはアミドまたはその酸化前駆体の存在下
    に、ストレプトミセス・アベルミティリス(Streptomyc
    es avermitilis)突然変異体ATCC53567または53568を培
    養し、R1がOHで二重結合が存在しないかまたは二重結合
    が存在しR1が存在せずそしてR4が4′−(α−L−オレ
    アンドロシル)−α−L−オレアンドロシルオキシ基で
    ある式(I)で表される化合物を単離し、そして所望に
    より、二重結合が存在してR1が存在しない生成物を水素
    添加して二重結合が存在せずR1がHである式Iで表され
    る化合物を得るかまたは、加水分解し続いてハロゲン化
    および還元してR4がHである式(I)で示される化合物
    を得ることからなる・請求項1記載の式(I)で表され
    る化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】不活性希釈剤またはキャリヤーと請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の式(I)で表される化合物
    とからなる、外部寄生虫、昆虫、ダニおよび体内寄生虫
    を含むヒトおよび動物における寄生虫感染の治療および
    予防用組成物。
  8. 【請求項8】水薬または経口もしくは注射製剤の形また
    は動物用飼料または動物飼料添加用予備混合物もしくは
    補助剤の形である請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】請求項1〜5のいずれか1項に記載の式
    (I)で表される化合物の有効量を、感染または伝染の
    原因となる有害生物もしくはその生息場所へ適用するこ
    とからなる、動物における寄生虫症状および農業または
    園芸における寄生虫伝染を含む昆虫または寄生虫の感染
    または伝染の防除方法。
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