JP2850915B2 - 磁気ディスク装置のキャリッジストッパ構造 - Google Patents

磁気ディスク装置のキャリッジストッパ構造

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JP2850915B2
JP2850915B2 JP4733190A JP4733190A JP2850915B2 JP 2850915 B2 JP2850915 B2 JP 2850915B2 JP 4733190 A JP4733190 A JP 4733190A JP 4733190 A JP4733190 A JP 4733190A JP 2850915 B2 JP2850915 B2 JP 2850915B2
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敬治 有賀
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 コンピュータの外部記憶装置として用いられる磁気デ
ィスク装置におけるキャリッジストッパ構造に関し、 部品点数が少なく構造が簡単で設置スペースが少な
く、且つ高精度であることを目的とし、 磁気ヘッド及び該磁気ヘッドを支持するキャリッジ
と、該キャリッジを保持しかつ所定の角度範囲で回転す
る回転子とよりなるキャリッジ組立体を備え、該キャリ
ッジ組立体を回転可能に支持する固定子側には、前記回
転子を収容する半円柱状の凹部を有するハウジング備え
たヘッドアクチュエータにおいて、キャリッジ組立体の
上下端部の少なくとも一方に回転子の回転中心を挾むよ
うに2個の突起を設けると共に、キャリッジ組立体が回
転したときに該突起を受ける緩衝材を有するバー状のス
トッパ部材をハウジングの凹部開口面に設けるように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はコンピュータの外部記憶装置として用いられ
る磁気ディスク装置におけるキャリッジストッパ構造に
関する。
近年、社会におけるコンピュータの利用範囲の拡大に
伴って、コンピュータの処理する情報量の拡大が進み、
コンピュータの外部記憶装置として用いられる磁気ディ
スク装置においては、容量の拡大の進行に伴って、一台
の装置に記憶される情報量が増大している。また大量の
情報を短時間に処理・記憶する要求の高まりから、磁気
ディスク装置においては、アクセスタイムの高速化が進
んでおり、磁気ディスク装置の可動部であるキャリッジ
組立体の移動速度は以前にもまして速くなっている。
このような状況から、大容量・高速化という二つの性
能を満たす磁気ディスク装置が要求されており、そのよ
うな磁気ディスク装置を実現するために必要とされる主
要な構成要素の一つにキャリッジストッパがある。
〔従来の技術〕
第3図は可能磁石型アクチュエータを用いた磁気ディ
スク装置を示す図であり、(a)は上面図、(b)は要
部斜視図である。これはスピンドル1に複数枚の磁気デ
ィスク2をそれぞれ所定の間隔をあけて固定し、各磁気
ディスク2の両面のトラックにデータを書き込み又は読
み出す為の磁気ヘッド3をヘッドアセンブリ4に取り付
け、このヘッドアセンブリ4をキャリッジ5及び回転子
6からなるキャリッジ組立体7に取り付け、このキャリ
ッジ組立体7をモータ8により第3図(a)の一点鎖線
で示す範囲内に回動できるように構成し、スピンドル1
を例えば毎分3600回転させ、モータ8を制御して、指令
トラック位置に磁気ヘッド3の位置決めを行なうもので
ある。
このような磁気ディスク装置においては、キャリッジ
が暴走しないようにキャリッジストッパが設けられてい
るが、そのキャリッジストッパに要求される事項は次の
様なものがある。
高速で動きうるキャリッジがシークエラー時に起こ
す暴走を受け止め、磁気ヘッドを磁気ディスク上から外
れない様に保持する。また暴走後のストッパ衝突時にキ
ャリッジ及び磁気ヘッドが受ける衝撃加速度をヘッドク
ラッシュが発生しない様に抑える。
大容量化のために、磁気ディスク上のデータ記憶領
域を最大限にとる必要がある。そのためにキャリッジス
トッパの位置決め精度は、高精度に保たれなけばならな
い。
また磁気ディスク装置の小型化が進んでいる近年で
は、キャリッジストッパの構造そのものも小型で省スペ
ースであることが必要である。
第4図は従来のキャリッジストッパ構造の1例を示す
図である。同図において、3は磁気ヘッド、4はヘッド
アセンブリ、5はキャリッジ、6はモータを構成する永
久磁石8aを外周面に固定した回転子であり、外周面には
モータ8を構成する永久磁石15を固定している。16はモ
ータの固定子ハウジングであり、半円柱状の凹部内壁面
にコイル(図示せず)を固定している。また前記キャリ
ッジ5にはストッパーピン10が植設されている。そして
ストッパは、ストッパ位置決めピン11でハウジング16に
固定されたストッパーベース12にストッパばね13で付勢
されたストッパシャフト14が設けられ、該ストッパシャ
フト14の先端で前記キャリッジ5に設けられたストッパ
ピン10を受けるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のキャリッジストッパ構造では、部品点数が
多く、キャリッジストッパの位置が高い精度で出しにく
く、またストッパの設置スペースの点でも多くのスペー
スを必要とするという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、部品点数が少な
く、構造簡単で設置スペースが少なく、且つ高精度であ
るキャリッジストッパ構造を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の磁気ディスク装置
のキャリッジストッパ構造では、磁気ヘッド22及び該磁
気ヘッド22を支持するキャリッジ23と、該キャリッジを
保持しかつ所定の角度範囲で回転する回転子24とよりな
るキャリッジ組立体20を備え、該キャリッジ組立体20を
回転可能に支持する固定子側には、前記回転子を収容す
る半円柱状の凹部29を有するハウジング28を備えたヘッ
ドアクチュエータにおいて、キャリッジ組立体20の上下
端部の少なくとも一方に回転子の回転中心を挾むように
2個の突起27,27′を設けると共に、キャリッジ組立体2
0が回転したときに該突起27,27′を受ける緩衝材35を有
するバー状のストッパ部材33をハウジング28の凹部開口
面に設けたことを特徴とする。
〔作 用〕
部品点数が、キャリッジ組立体20に設けた突起27,2
7′と、緩衝材35を有するストッパ部材33のみであるの
で、従来に比し部品点数が少なくなる。このため構造簡
単で設置スペースも少なくなり、且つ高精度とすること
が容易となる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す図であり、
第1図は分解斜視図、第2図は一部を開切した組立上面
図である。
第1図、第2図において、20はスプリングアーム21を
介して磁気ヘッド22を支持するキャリッジ組立体であ
り、該キャリッジ組立体20はキャリッジ23と回転子24と
モータ用永久磁石25とを有し、固定シャフト26により回
転可能に支持されている。さらに該キャリッジ組立体20
の上端には2個のストッパー用の突起27,27′が回転子2
4の回転中心を挾むように設けられている。
また28はヨークを兼ねたハウジングであり、該ハウジ
ング28は半円柱状の凹部29を有する略3角柱状をなし、
凹部29の凹面にはモータ用のコイル30が設けられ、凹部
29の上下面にはシャフトサポート31,31′が設けられて
いる。そして該シャフトサポート31,31′にはキャリッ
ジ組立体20を支持する固定シャフト26がねじ32により取
付けられる。
また33はストッパ部材であり、該ストッパ部材33はバ
ー状をなし、2個所に同一高さの突起34,34′が形成さ
れ、その先端が緩衝材35が設けられている。さらに該ス
トッパ部材33の両端には取付用の孔36,36′が穿設さ
れ、ねじ37によりハウジング28の凹部29の開口面に取付
けられる。なおストッパ部材33の突起34,34′及び緩衝
材35は、キャリッジ組立体20の停止位置でその突起27,2
7′が衝突する位置に設置されている。従ってキャリッ
ジ組立体20が回転し暴走しようとしたときは、その突起
27又は27′がストッパ部材33の緩衝材35に衝突し回転を
停止させられ、その際の衝撃力は該緩衝材35によって吸
収される。
このように構成された本実施例は、ストッパ部材に緩
衝材を設置しただけの単純・小型な構造であるため、ス
ペースをとらず特に小型の磁気ディスク装置に適する。
またストッパ部材33は2つの突起34,34′の高さが等
しく、またその面がハウジング28への取り付け面と平行
であるため、ハウジング28への取付面から緩衝材35の先
端面までの距離にしか寸法精度を要さず、それに加えて
可動部であるキャリッジ23に一体で設けた突起27,27′
にストッパが当たることとからストッパの精度が出し易
く、高精度のストッパ位置決め精度が実現できる。
さらにストッパ部材33の剛性が十分に確保できるの
で、キャリッジ暴走時におけるキャリッジ23との衝突に
も十分な剛性をもって対応でき、キャリッジ暴走時にお
いても磁気ヘッド22を磁気ディスク上に十分保持でき
る。また緩衝材35の硬度・厚さ等を変更するだけでキャ
リッジ組立体20を動かす駆動機構の力特性に合ったスト
ッパを構成することができる。本実施例で用いた緩衝材
について、より具体的に述べるならば、キャリッジが高
速で移動する近年の磁気ディスク装置では、ゴム硬度
(JIS)80〜95゜程度のゴムとすることが望ましい。
なお以上の本実施例では、ストッパ部材33は1個であ
るが、キャリッジ23に設ける突起27,27′をキャリッジ2
3の下端にも設け、それに対応してストッパ部材33も上
下に2個用いることによりストッパ構造全体の剛性をあ
げることができる。またキャリッジ23の2つの突起27,2
7′をストッパ接触面とは逆側でつなぎ一体とすること
で、剛性を上げることもできる。
また本実施例ではキャリッジ組立体20が磁気ディスク
を含むスピンドル完成体が取り付けられているベースハ
ウジングとは別のアクチュエータハウジング28に取り付
けられているが、キャリッジ組立体20がスピンドル完成
体と同一のベースハウジングに取り付けられる場合に
は、ストッパ部材33も同一ベースハウジングに取り付け
ることがストッパ精度を確保する上で望ましい。
さらにモータを構成する永久磁石とコイルとの設置関
係を本実施例とは逆の関係、つまり永久磁石を固定子
側、コイルを回転子側に取付けても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、磁気ヘッド位置
決め機構可動部であるキャリッジ組立体のうちのキャリ
ッジ上下端部の少なくとも一方に、突起を設けておくと
共に、該キャリッジ組立体を支持するハウジングに緩衝
材を有するストッパ部材を設置し、該緩衝材でキャリッ
ジの突起を受けるキャリッジストッパ構造とすることに
より、部品点数が少なく、構造が簡単で設置スペースが
少なく、且つ高精度とすることができ、磁気ディスク装
置の大容量・高速化を実現する上で必要な信頼性の高い
キャリッジストッパ構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す分解斜視図、 第2図は本発明の実施例を示す一部開切した上面図、 第3図は従来の回転型アクチュエータを用いた磁気ディ
スク装置を示す図、 第4図は従来のキャリッジストッパ構造の1例を示す図
である。 図において、 20はキャリッジ組立体、 21はスプリングアーム、 22は磁気ヘッド、 23はキャリッジ、 24は回転子、 25は永久磁石、 26は固定シャフト、 27,27′は突起、 28はハウジング、 29は凹部、 30はコイル、 31,31′はシャフトサポート、 32,37はねじ、 33はストッパ部材、 34,34′は突起、 35は緩衝材、 36,36′は取付用の孔 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッド(22)及び該磁気ヘッド(22)
    を支持するキャリッジ(23)と、該キャリッジを保持し
    かつ所定の角度範囲で回転する回転子(24)とよりなる
    キャリッジ組立体(20)を備え、該キャリッジ組立体
    (20)を回転可能に支持する固定子側には、前記回転子
    を収容する半円柱状の凹部(29)を有するハウジング
    (28)を備えたヘッドアクチュータにおいて、 キャリッジ組立体(20)の上下端部の少なくとも一方に
    回転子の回転中心を挾むように2個の突起(27,27′)
    を設けると共に、キャリッジ組立体(20)が回転したと
    きに該突起(27,27′)を受ける緩衝材(35)を有する
    バー状のストッパ部材(33)をハウジング(28)の凹部
    開口面に設けたことを特徴とする磁気ディスク装置のキ
    ャリッジストッパ構造。
JP4733190A 1990-03-01 1990-03-01 磁気ディスク装置のキャリッジストッパ構造 Expired - Lifetime JP2850915B2 (ja)

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US5875073A (en) * 1997-05-06 1999-02-23 Seagate Technology, Inc. Single, central limit stop for a disc drive actuator
JP2002338751A (ja) * 2001-05-16 2002-11-27 Bridgestone Corp クラッシュストップ

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