JP2850594B2 - Ramアドレス生成回路 - Google Patents

Ramアドレス生成回路

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JP2850594B2
JP2850594B2 JP25996891A JP25996891A JP2850594B2 JP 2850594 B2 JP2850594 B2 JP 2850594B2 JP 25996891 A JP25996891 A JP 25996891A JP 25996891 A JP25996891 A JP 25996891A JP 2850594 B2 JP2850594 B2 JP 2850594B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRAMアドレス生成回路
に関し、特に音響システムのサラウンド処理とフィルタ
処理を実現する為に用いられるRAMのアドレスを生成
するRAMアドレス生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響システム等に於ては、ディジ
タル信号処理LSI(以降DSPと略す。)によりフィ
ルタ処理とともにサラウンド処理を行なうことが必須条
件となっている。このサラウンド処理はディジタル化さ
れた音響データをRAMを利用して遅延させることによ
り実現される。一方フィルタ処理は乗算,加算により得
られたデータをRAMに蓄え読出すことにより実現され
る。通常、フィルタ処理に必要なRAM容量は数千ビッ
トであり、DSP内部にオンチップ化される。ところが
サラウンド処理に必要なRAM容量は数十万ビットにも
および、DSPの内部にオンチップ化できず、外部素子
として外付けされていた。その為これらのRAMをコン
トロールする回路もそれぞれ独立に用意されていた。
【0003】図4(A),(B)はフィルタ処理用のR
AMアドレス生成回路のブロック図及び生成されたアド
レスが供給されるRAMのアドレスマップである。
【0004】フィルタ演算は通常、データをひとつずつ
連続して書き込み、読み出す場合が多く、図4に示すよ
うに、データバス6から入力されたアドレスの基本とな
るベースポインタ値をインクリメントまたはディクリメ
ントすることによりRAMアドレスADFが作り出され
る。
【0005】一方、サラウンド処理用のRAMアドレス
生成回路の一従来例は図5(A),(B)のとおりであ
る。
【0006】データバス6から入力されたアドレスの基
本となる値を保持するベースポインタ2、ベースポイン
タ値からのオフセット値を保持するオフセットレジスタ
1、ベースポインタ2とオフセットレジスタ1の出力値
を入力とし、読み出しのときは加算を行ない書き込みの
ときは加算した値に更に“1”を加算する加算回路3c
を有する構成となっている。
【0007】通常、サラウンド処理では、複数の遅延ラ
インをRAMにより実現する必要があり、RAMアドレ
スADSのライトアドレスポインタ(WADP)からリ
ードアドレス0(RAD0)までがひとつの遅延ライン
エリアとなっている。オフセットレジスタ1のオフセッ
ト値OF0,OF1がベースポインタ値BPからのそれ
ぞれのオフセット値を示し、この値により遅延時間を変
えることができる。また全体のアドレスはライトアドレ
スポインタに書き込まれるとディクリメントされ、これ
らのアドレスに書き込み、またこれらアドレスから読み
出しをすることでサラウンド処理に必要な遅延処理を行
なうことが可能となる。
【0008】図5に於て加算回路3cの出力がRAMア
ドレスADSとなると同時に、ベースポインタ2の入力
にもなっているのは、このディクリメントを行なう為で
ある。
【0009】またひとつのオフセット値に対してリード
アドレス,ライトアドレスを図5(B)のように生成す
ることにより、無駄な領域が無く効率良くアクセスする
ことが可能となっている。加算回路3cに備わっている
“1”減算の機能はベースポインタ2のディクリメント
用である。つまりベースポインタ2のディクリメントも
この加算回路3cで行なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この従来のRAMアド
レス生成回路は、このようにフィルタ処理用のRAMと
サラウンド処理用のRAMが別々に設けられ、別々にコ
ントロールされていたが、近年LSI製造技術の進歩に
ともないサラウンド処理用のRAMもDSPの一部とし
てオンチップ化することが可能になってきた。そこで、
このオンチップ化にあたり、従来のようにRAMを2ケ
持つことは処理上冗長になってくる。つまり、サラウン
ド処理とフィルタ処理に必要なRAM容量はその処理内
容により異なっているが、1つのRAMを容易し、その
プログラムを作成するときにサラウンド用エリア,フィ
ルタ用エリアと分けて使う方が便利である。
【0011】本発明の目的は、サラウンド処理,フィル
タ処理で1つのRAMを使い分け、冗長部分を除去する
ことができるRAMアドレス生成回路を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のRAMアドレス
生成回路は、複数のオフセット値を保持し順次出力する
オフセットレジスタと、所定のプログラムにより指定さ
れた値をもつデータを伝達するデータバスと、このデー
タバスからのデータ及び前記オフセットレジスタからの
オフセット値のうちの一方を選択する第1の選択回路
と、前記データバスからのデータ及びRAMアドレスの
うちの一方を選択する第2の選択回路と、この選択回路
の出力データを保持し出力するベースポインタと、前記
RAMアドレスを保持し出力するデータポインタと、こ
のデータポインタの出力データ及び前記ベースポインタ
の出力データのうちの一方を選択する第3の選択回路
と、制御信号に従って前記第1及び第3の選択回路の出
力データの値を加算し、この加算した値に1を加算し、
前記加算した値から1を減算し、前記RAMアドレスと
して出力する加算回路とを有している。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0015】この実施例は、複数のオフセット値を保持
し順次出力するオフセットレジスタ1と、所定のプログ
ラムにより指定された値をもつデータを伝達するデータ
バスと、このデータバスからのデータ及びオフセットレ
ジスタ1からのオフセット値OFのうちの一方を選択す
る第1の選択回路5aと、データバス6からのデータ及
びRAMアドレスADS,ADFのうちの一方を選択す
る第2の選択回路5bと、この選択回路5bの出力デー
タを保持し出力するベースポインタ2と、RAMアドレ
スADFを保持し出力するデータポインタ4と、このデ
ータポインタ4の出力データ及びベースポインタ2の出
力データのうちの一方を選択する第3の選択回路5c
と、制御信号CNTに従って第1及び第3の選択回路5
a,5cの出力データの値を加算し、この加算した値に
“1”を加算し、加算した値から“1”を減算しRAM
アドレスADS,ADFとして出力する加算回路3とを
有する構成となっている。
【0016】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の動作を説明するための生成されたア
ドレスが供給されるRAMのアドレスマップである。
【0017】ベースポインタ2及びオフセットレジスタ
1は図5に示すされた従来例と同様であるが、これにデ
ータポインタ4がフィルタ処理用に追加されている。図
2に於て、遅延ラインエリア71a〜71cと示すされ
ている領域は、サラウンド処理と必要な遅延処理を行な
う為の領域であり、ベースポインタ2の出力値(BP)
とオフセットレジスタ1の出力値(OF)を読み出し時
には加算、書き込み時には加算及び更に“1”を加算す
ることによりRAMアドレスADSが生成できる。
【0018】一方、図2に於てデータエリア72と示さ
れている領域はフィルタ処理に必要な遅延ラインエリア
のひとつをフィルタ処理用に使用するもので、これが本
発明の特徴である。この為図1に示すように、加算回路
3の出力をラッチするデータポインタ4が用意されてい
る。
【0019】図2に示すように、ベースポインタ2の出
力値(BP)とオフセットレジスタ1の出力値(OF)
及び“1”の加算によって得られた値をデータポインタ
4にとり込み、フィルタ処理のときには加算回路3の入
力はデータポインタ4の出力値(DP)に切替え、また
一方の加算入力はオフセットレジスタ1の出力値(O
F)でも、プログラムにより指定され、この場合にはデ
ータバス6を介して転送された値でも良く、これらを切
替えて加算を行ないRAMアドレスを生成する。またR
AM7へのアクセスの方法も、図2に示すようにデータ
ポインタ4の出力値(DP)は最初に(BP+OF+
1)という値を設定し、あとはプログラムにより指定さ
れた値で“+1”,“+2”としていく方法と、データ
ポインタ4の出力値(DP)自身を変えて(DP+1)
又は(DP−1)の結果によりデータポインタ4の値を
更新する方法があるが、これらはどちらでも可能であ
る。また加算回路3にはプログラムによる制御信号CN
Tにより入力値の加算を行なうと同時に、“1”の加算
または減算ができるようになっている。これはサラウン
ド処理の読み出し,書き込み時の切替えの為と、データ
ポインタ4のディクリメント用に用意されている。従っ
て“1”減算時には(DP−1)の演算になる場合がほ
とんどであるので、この場合に限定すると加算回路3の
ハードウェアも小さくすることができる。図3(A),
(B)はそれぞれ加算回路の具体例を示す回路図であ
る。
【0020】なお、本実施例は全て、基本であるベース
ポインタ2の値がディクリメントされる場合について述
べられているが、ベースポインタ2の値をインクリメン
トすることも可能である。このときの演算は全て逆とな
り、加算は減算となる。
【0021】またデータポインタ4の値の設定は最初に
(BP+DP+1)の値でなす(ベースポインタ2の値
とプログラムで指定した値),(プログラムで指定した
値そのもの),(オフセットレジスタ1の値そのもの)
等どんなものでも設定可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィルタ
処理、サラウンド処理を1つの回路で構成しこの回路の
構成要素及び機能を各処理に合せて選択する構成となっ
ているので、構成要素が冗長になるのを防止することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、ブロック図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
生成されたアドレスが供給されるRAMのアドレスマッ
プである。
【図3】図1に示された実施例の加算回路の具体例を示
す回路図である。
【図4】従来のRAMアドレス生成回路の第1の例を示
すブロック図及びアドレス供給対象のRAMのアドレス
マップである。
【図5】従来のRAMアドレス生成回路の第2の例を示
すブロック図及びアドレス供給対象のRAMのアドレス
マップである。
【符号の説明】
1 オフセットレジスタ 2 ベースポインタ 3,3a〜3c 加算回路 4,4a データポインタ 5,5a〜5c 選択回路 6 データバス 7,7a RAM 8 インクリメント・ディクリメント回路 31,32 加算器 71a〜71c 遅延ラインエリア 72 データエリア
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/02 570 H03H 17/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオフセット値を保持し順次出力す
    るオフセットレジスタと、所定のプログラムにより指定
    された値をもつデータを伝達するデータバスと、このデ
    ータバスからのデータ及び前記オフセットレジスタから
    のオフセット値のうちの一方を選択する第1の選択回路
    と、前記データバスからのデータ及びRAMアドレスの
    うちの一方を選択する第2の選択回路と、この選択回路
    の出力データを保持し出力するベースポインタと、前記
    RAMアドレスを保持し出力するデータポインタと、こ
    のデータポインタの出力データ及び前記ベースポインタ
    の出力データのうちの一方を選択する第3の選択回路
    と、制御信号に従って前記第1及び第3の選択回路の出
    力データの値を加算し、この加算した値に1を加算し、
    前記加算した値から1を減算し、前記RAMアドレスと
    して出力する加算回路とを有することを特徴とするRA
    Mアドレス生成回路。
  2. 【請求項2】 第3の選択回路が、フィルタ処理の場合
    はデータポインタの出力データを選択し、サラウンド処
    理の場合はベースポインタの出力データを選択する回路
    である請求項1記載のRAMアドレス生成回路。
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