JP2844276B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2844276B2
JP2844276B2 JP3265514A JP26551491A JP2844276B2 JP 2844276 B2 JP2844276 B2 JP 2844276B2 JP 3265514 A JP3265514 A JP 3265514A JP 26551491 A JP26551491 A JP 26551491A JP 2844276 B2 JP2844276 B2 JP 2844276B2
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機,イメー
ジリーダ等の光学系として用いられる照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4(A),(B)は従来の照明装置を
示す正面断面図,平面図である。図において100は線
状の光源、101は光源100と平行に設けた固定反射
部材としての放物筒面ミラーである。放物筒面ミラー1
01は放物筒面102を有し、短手方向、即ち図(A)
上下方向にのみ集光力を有する。
【0003】103は放物筒面ミラー101から光源1
00を隔てた位置に、該光源100と平行に設けた遮光
ミラーである。また、104は前記放物筒面ミラー10
1と平行に設けた移動反射部材としての走査反射笠で、
前記放物筒面ミラー101に対して近接・離間する方
向、即ち、原稿台ガラス105に沿って平行移動(矢印
a)自在に構成してある。
【0004】一方、放物筒面ミラー101,走査反射笠
104の両端側には、一対の側面反射部材としての側面
反射笠105を設けてある。
【0005】上記構成において、光源100から発せら
れた光束bは放物筒面ミラー101によって反射されて
短手方向にのみ集光されて略平行光となる。また、光源
100から図中右方向へ向った光束は、遮光ミラー10
3によって反射され、放物筒面ミラー101へと向う。
【0006】放物筒面ミラー101によって反射された
光束bは、側面反射笠105によって反射されることに
より、長手方向、即ち、(B)の上下方向の有効幅d内
に閉じ込められる。
【0007】そして、走査反射笠104は点線で示す走
査開始位置から実線で示す走査終了位置まで移動しつつ
幅fの光束bを反射し、これを原稿台ガラス107上に
載せた原稿106の照明領域eへとスリット状に導く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は一対の側面反射笠105の反射率が100%でないた
め、光束bが側面反射笠105に反射される度に光量ロ
スが生じ、反射回数が増えるに従ってとじこめられた光
量がその反射回数分低下する。このため、走査開始位置
にある走査反射笠105に到達する光束bの絶対光量よ
りも、走査終了位置にある走査反射笠105に到達する
光束bの絶対光量が少くなり、照射領域eにおける光量
が減少するという照明不良が発生していた。
【0009】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、移動反射部材の位置に関りなく、該移動反射部に到
達する光量を一定に維持することのできる照明装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、線状の光源と、該光源と平行であって、短手
方向にのみ集光力をもつ固定反射部材と、該固定反射部
材によって反射された光束を照明領域に導くべく、前記
固定反射部材と平行に、かつ該固定反射部材に対して近
接・離間する方向への平行移動が自在に設けた移動反射
部材と、前記固定反射部材と移動反射部材の長手方向両
端同士間に平行に配置した一対の側面反射部材と、を有
する照明装置において、前記固定反射部材の反射面を楕
円筒面とし、更に前記移動反射部材の短手方向の寸法
を、前記固定反射部材の短手方向の寸法よりも小さく設
定した。
【0011】また、線状の光源と、該光源と平行であっ
て、短手方向にのみ集光力をもつ固定反射部材と、該固
定反射部材によって反射された光束を照明領域に導くべ
く、前記固定反射部材と平行に、かつ該固定反射部材に
対して近接・離間する方向への平行移動が自在に設けた
移動反射部材と、前記固定反射部材と移動反射部材の長
手方向両端同士間に平行に配置した一対の側面反射部材
と、を有する照明装置において、前記光源を、前記固定
反射部材の焦線から前記移動反射部材側へと変位した位
置に設けた。
【0012】
【作用】上記構成に基づく本発明は、光源から発せられ
た光束は固定反射手段によって反射され短手方向にのみ
集光される。そして、その反射光束は移動反射部材へ向
うに従って短手方向の幅が徐々に狭くなる。そのため、
移動反射部材が移動開始位置にあるときは所定量の光束
が移動反射部材の短手方向端部脇を通過し、移動反射部
材に到達する絶対光量は少ない。
【0013】そして、移動反射部材が固定反射部材から
離れるにつれて上記絶対光量は徐々に増加し、移動終了
位置で最大となる。
【0014】従って、側面反射部材の反射率低下による
光量低下は上記絶対光量の増加によって相殺されること
となり、移動反射部材に到達する光束の絶対光量は常時
一定となる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を図示実施例に基づいて説明す
る。図1(A),(B)は本発明の実施例を示す正面断
面図,平面図である。6は原稿台ガラスであり、図示し
ない複写機本体,イメージリーダ等の上部に水平に組み
付けてある。そして、原稿台ガラス6の上面には原稿7
が載せられる。
【0016】複写機本体,イメージリーダ等の内部、即
ち、原稿台ガラス6の下方には、発光点50を複数個線
状に並べた光源1を設けてある。この光源1は長手方向
(図1(B)の上下方向)に沿って原稿台ガラス6と平
行である。
【0017】また、原稿台ガラス6の下方には、固定反
射部材としての楕円筒面反射笠2を固定してある。この
楕円筒面反射笠2は光源1と平行であって、光源1と対
向する反射面は楕円筒面2aを形成してある。そして、
楕円筒面反射笠2は長手方向の集光力はなく、短手方向
(図1(A)の上下方向)のみ集光力を有する。
【0018】なお、前記光源1は楕円筒面反射笠2の楕
円筒面2aの第1焦線上に位置している。
【0019】一方、原稿台ガラス6の下方であって楕円
筒面反射笠2から光源1を隔てて移動反射部材としての
走査反射笠4を設けてある。この走査反射笠4は楕円筒
面反射笠2に対して近接・離間する方向に沿って、しか
も原稿台ガラス6と平行に移動自在である。また、走査
反射笠4の短手方向の寸法、即ち、幅hb は、楕円筒面
反射笠2の短手方向の寸法、即ち、幅ha よりも小さく
設定してある。
【0020】更に光源1と走査反射笠4との間には遮光
部材5を固定してある。遮光部材5であって光源1側の
面には、反射面を形成してもよい。
【0021】また、原稿台ガラス6の下方であって、楕
円筒面反射笠2と走査反射笠4の長手方向両端同士の脇
には、側面反射部材としての一対の側面反射笠3を平行
に配置してある。側面反射笠3は長方形を成しており、
その上辺が原稿台ガラス6の近傍まで到達している。
【0022】なお、この実施例の図において、側面反射
笠3の幅を走査反射笠4の幅hb より広くして原稿台ガ
ラス6の直下までとってあるのは、走査反射笠4から原
稿7へと光束が進む間においても、光束が長手方向の幅
Hから逃げないようにして長手方向の照明効率、及び単
部の光量を落とさないようにするためである。
【0023】次に、上記実施例の作用を説明する。光源
1から楕円筒面反射笠2へ向って発せられた光束Eは、
楕円筒面2aによって反射され、短手方向にのみ集光さ
れる。その反射光束Eは進むに従って幅が徐々に狭くな
る。また光束Eは側面反射笠3によって反射されるた
め、幅ha ,幅Hのほぼ箱状の領域内にとじこめられ
る。そして、楕円筒面反射笠2が点線で示す移動開始位
置Aにあるときは所定量の光束Eが楕円筒面反射笠2の
短手方向端部脇、即ち、上下を通過するため、楕円筒面
反射笠4に到達する光束Eの絶対光量は少ない。
【0024】そして、走査反射笠4が楕円筒面反射笠か
ら離れるにつれて上記絶対光量は徐々に増加し、移動終
了位置Bで最大となる。
【0025】一方、側面反射笠3による反射回数が多く
なると、その回数分だけの光量ロスにより光量低下する
が、上記絶対光量の増加によって相殺されることとな
り、走査反射笠4に到達する光束Eの絶対光量は常時一
定となる。
【0026】従って、原稿7の照明領域Fに到達する照
明光量は一定となる。
【0027】走査反射笠4がAからBへと移動していく
際A地点では走査反射笠4の上下を通りぬけて照明領域
Fには到達しなかった光束Eが、少しずつ走査反射笠4
にあたるようになるため、側面反射笠3の反射率ロスで
失われていく光量を2焦線間隔、ha ,hb を上記条件
のもとで最適に選ぶことにより打ち消すように走査反射
笠4に供給することができる。この解の選び方には自由
度があるが、一般には、幅hb 程度に光束が走査終了位
置Bで収束するように選ばれていると効率がよい。
【0028】図2にその考え方を示す図を示す。(A)
は、側面反射笠3等で失われる光量の様子を示す。Sは
移動位置AからBで側面反射笠3等で失われる光量の割
合である。(B)は上記ロスのない時の走査反射笠4が
捕捉する光束の変化を示す。ここでS′は、楕円筒反射
笠2の集光性及び幅ha と走査反射笠4の幅hb によっ
て決まるものである。S=S′となるように、集光性と
幅ha ,hb を決めることにより、移動位置AからBの
間でほぼ光量を一定にすることができる(S〜0.1程
度の時) 図3(A)は第二実施例を示す。図において60は固定
反射笠としての放物筒面反射笠であり、放物筒面61を
有する。そして、光源1は放物筒面61の焦線から遠ざ
かる方向、即ち走査反射笠4側へと変位した位置に設け
てある。その他は第一実施例と同様に構成してある。
【0029】上記のように構成すれば放物筒面61に反
射された光束Eは、図中右方へ進むにつれて幅狭となる
ため、第一実施例と同様の効果を得られる。
【0030】図3(B)は第三実施例を示す。この第三
実施例では楕円筒面反射笠2の反射面2aは軸外しの楕
円筒面になっている。その他は第一実施例と同様に構成
してある。
【0031】このように構成すると、第一実施例の効果
の他に、楕円筒面反射笠21によって反射された光束E
が遮光部材5によってけられることがなく、一層有効に
光束Eを利用できる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したものであ
るから、移動反射笠の移動位置に関らず、光束を均一に
受光できる。従って、照明領域における光量を一定に維
持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示し、(A)は正面断面
図、(B)は平面図。
【図2】本発明の実施例を示し、(A)は側面反射笠で
失なわれる光量を示すグラフ、(B)は走査反射笠が捕
捉する光束の変化を示すグラフ。
【図3】(A)は本発明の第二実施例を示す正面断面
図、(B)は本発明の第三実施例を示す正面断面図。
【図4】従来例を示し(A)は正面断面図、(B)は平
面図。
【符号の説明】
1 光源 2 楕円筒面反射笠 3 側面反射笠 4 走査反射笠 2a 楕円筒面 E 光束 F 照明領域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状の光源と、該光源と平行であって、
    短手方向にのみ集光力をもつ固定反射部材と、該固定反
    射部材によって反射された光束を照明領域に導くべく、
    前記固定反射部材と平行に、かつ該固定反射部材に対し
    て近接・離間する方向への平行移動が自在に設けた移動
    反射部材と、前記固定反射部材と移動反射部材の長手方
    向両端同士間に平行に配置した一対の側面反射部材と、
    を有する照明装置において、 前記固定反射部材の反射面を楕円筒面とし、更に前記移
    動反射部材の短手方向の寸法を、前記固定反射部材の短
    手方向の寸法よりも小さく設定したことを特徴とする照
    明装置。
  2. 【請求項2】 線状の光源と、該光源と平行であって、
    短手方向にのみ集光力をもつ固定反射部材と、該固定反
    射部材によって反射された光束を照明領域に導くべく、
    前記固定反射部材と平行に、かつ該固定反射部材に対し
    て近接・離間する方向への平行移動が自在に設けた移動
    反射部材と、前記固定反射部材と移動反射部材の長手方
    向両端同士間に平行に配置した一対の側面反射部材と、
    を有する照明装置において、 前記光源を、前記固定反射部材の焦線から前記移動反射
    部材側へと変位した位置に設けたことを特徴とする照明
    装置。
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