JPH0619004A - 画像形成装置および照明装置並びに原稿読取装置 - Google Patents

画像形成装置および照明装置並びに原稿読取装置

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JPH0619004A
JPH0619004A JP4194966A JP19496692A JPH0619004A JP H0619004 A JPH0619004 A JP H0619004A JP 4194966 A JP4194966 A JP 4194966A JP 19496692 A JP19496692 A JP 19496692A JP H0619004 A JPH0619004 A JP H0619004A
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JP4194966A
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Kazuo Fujibayashi
林 和 夫 藤
Keisuke Araki
木 敬 介 荒
Yoshio Tanaka
中 美 穂 田
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリット走査でありながら原稿照明光源と露
光あるいはブランク露光用光源と共用可能とし、節電お
よび機内昇温防止を図る。 【構成】 原稿面の一端部近傍に光源2を固定して配置
し、光源2から発散した光束を第1の光学手段4により
原稿面と略平行に走査方向に走る光束に変換した後、原
稿面に集光する走査反射笠6により原稿面照明光束と成
し、光源2からの発散光束のうち前記原稿面照明光束以
外の光束を第2の光学手段13により像担持体12上に
直接露光する露光光束と成すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本第1発明はスリット露光走査方
式の画像形成装置に関し、特に固定配置した光源を照明
光及び像担持体への直接露光に用いる画像形成装置に関
する。
【0002】本第2,第3発明は固定されたほぼ点状の
光源に対して、光源からの光をほぼコリメートし、その
光束を走査用の反射笠のような集光手段を移動して被照
明領域を走査する照明装置に関するものである。
【0003】本第4発明は原稿載置台上に置かれた上向
きの原稿に対して走査読取を行なう原稿読取装置に関す
るものである。
【0004】本第5,第6発明は複写機、特に本やシー
ト状の原稿をコンピューターフォーム原稿のような幅広
の連続した原稿を複写するための固定光源を持つ原稿読
取装置に関するものである。
【0005】
【従来の技術】
[第1の従来例]従来、スリット露光走査方式の複写機
においては照明光源が走査ミラーと一体に移動するもの
が多かった。また、複写機ではコピー前に感光体ドラム
面を白紙の状態にするため、前露光を行なったり非コピ
ー部分に余分なトナーが付着しないように原稿サイズに
対応してブランク露光を行なっている。
【0006】そのため、光源を複数個もたざるを得なか
った。 [第2の従来例]従来固定された光源に対して、反射笠
だけを移動して被照明領域を走査する照明装置として
は、特公昭53−41976に示されるように、光源か
らの光を、その光源を焦点とする放物面鏡や、コリメー
ト用レンズを用いて平行光束に変換し、その平行光束を
被照明領域にほぼ焦点を有する放物筒面の反射笠を用い
て集光するという構成になっておりその放物筒面を走査
させることにより、被照明領域を走査するという方法が
とられている(図13参照)。
【0007】また、先に本出願人は、その前記引用例の
効率を改良するために、ほぼ点状からの光束を直交する
2方向に対して、1方向に対しては全く収束性を変化さ
せず、もう1方向に対してはコリメート機能を持つ偏向
手段を2つ有し、2方向で独立にコリメートした後、走
査反射鏡を用いて被照明域を走査するという方法を提案
した(図14参照)。 [第3の従来例]従来の原稿の読取装置としては、図2
9に示すような複写機の読取装置が一般的に知られてい
る。
【0008】図において、401は原稿載置台、402
は原稿載置台401上に下向きに置かれた原稿、404
は原稿を照明する光源で、反射笠408´,408″に
よってスリット状に照明された原稿の像は4枚のミラー
409,412,413,414と結像レンズ415を
通して感光体上に結像される。この時光源404、反射
笠408´,408″、ミラー409からなる第1走査
系410が、ミラー412,413から成る第2走査系
414の2倍の走査速度で走査され、被照射面とドラム
面の距離は一定となる構成となっている。 [第4の従来例]従来、原稿の複写は、図34のような
系で行なわれる。518は棒状の光源、519は反射
笠、520は原稿台ガラス、521は第1ミラー、52
2は第2ミラー、523は第3ミラー、524は結像レ
ンズ、525は第4ミラー、526は感光ドラム、52
7は露光スリットの長手方向に対応する方向を示す。
【0009】上記光源ランプ18、反射笠19、第1ミ
ラー21は一体となり、原稿台ガラス20上の原稿を走
査しながら照明,読取りを行い、第1ミラー521によ
り折りかえされた原稿からの反射光は、第2ミラー52
2,第3ミラー523,結像レンズ524,第4ミラー
525を介し、感光ドラム526上に結像する。しか
し、一般的に原稿台ガラス521の露光スリットの長手
に対応する方向527の長さは、297mmの原稿にあわ
せてつくられており、幅381mmのコンピューターフォ
ームは入りきらず、コンピューターフォームの自動紙送
りによる自動複写の実現のさまたげとなっている。
【0010】前記のことを簡便に解決する方法として
は、露光スリットの長手に対応方向に原稿の読み取れる
範囲を広げた複写機が考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
[第1の課題]第1の従来例にあっては、高速複写機な
どでは、多くの光量を必要とするため高電力のランプを
必要とし、消費電力のアップ及び機内の昇温などの問題
があった。 [第2の課題]第2の従来例にあっては、いずれも光源
の発光領域をほぼ点状としている系のために、発光に費
されるエネルギーのほとんどがその点状の領域に集中す
るために、発光量を維持したままフィラメントを小さく
すると寿命が短くなるという欠点を有していた。逆に寿
命を保ったまま、発光量をふやそうとするとフィラメン
トが大きくなり、そのフィラメントの大きさがほぼ点状
と見なせる系にするには、系全体を大きくしなければな
らないという欠点を有していた。
【0012】特にこうした状況は、複写装置においては
光量が多く必要な高速走査の系の場合には顕著であり、
従来例(特公昭53−41976)を改善した先の提案
の系でも不十分となってくるという状況が生じる。 [第3の課題]第3の従来例にあっては、上記従来法を
図30に示すような上向きの原稿の読取りに用いようと
すると、光源404の点灯回路の配線を引き摺って動か
なければならないため、操作している人側に配線が来る
こともあり、装置の安全性という観点から問題があっ
た。
【0013】また、断線の確率も高くなるという欠点が
あった。さらに、走査に伴い光源404も移動しなけれ
ばならず、その走査移動に伴う振動が、光源403のラ
ンプの寿命を短くしてしまうという欠点も有していた。
【0014】さらにまた、上記従来法では光源404を
1つのままで、上向き原稿と下向き原稿402の切り替
えがむずかしく、もし切替えの必要な場合には光源を2
つにした系が主として考えられていた。 [第4の課題]第4の従来例にあっては、前に挙げた系
では、更に大きな画像域を読み取れる広角の結像レン
ズ、広い幅の感光ドラム、広い幅の原稿台ガラス等が必
要となり、複写機全体の大型化につながり、製造する設
備の大型化によるコストアップ、複写機を置くのに必要
なスペースが大きくなり、各々部品も特別にその仕様に
あわせてつくるため、コストが割高となってしまう。 [第1発明の目的]第1発明は、上記第1の課題を解決
するもので、従来のスリット露光走査方式の画像形成装
置では実現できなかった節電の方法を提案する。 [第2,第3発明の目的]第2,第3発明は、上記した
第2の課題を解決するためになされたもので、その目的
とするところは、走査照明系を小型化しても効率の高い
照明装置を提供することにある。 [第4発明の目的]第4発明は、上記した第3の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、上向き原稿の読取り走査を安全になし得る原稿読取
装置を提供することにある。 [第5,第6発明の目的]第5,第6発明は上記した第
4課題を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、装置の大型化を伴なうことなく、コンピュ
ーターフォームのような幅広で連続した原稿と、通常の
サイズの原稿の読取りを行ない得る原稿読取装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
[第1発明]本第1発明は、スリット露光走査によって
原稿面像を像担持体上に露光して画像を形成する画像形
成装置において、原稿面の一端部近傍に光源を固定して
配置し、該光源から発散した光束を第1の光学手段によ
り原稿面と略平行に走査方向に走る光束に変換した後原
稿面に集光する走査反射笠により原稿面照明光束と成
し、一方、前記光源からの発散光束のうち前記原稿面照
明光束以外の光束を第2の光学手段により像担持体上に
直接露光する露光光束と成すことを特徴とする。
【0016】光源は原稿面巾と同等の長さを有する棒状
光源であり、第2の光学手段はシリンドリカル非球面ミ
ラーと像担持体の回転軸に垂直な1対の平面ミラーで構
成されることを特徴とする。
【0017】光源は点状光源であり、第2の光学手段
は、シリンドリカル非球面ミラーと、それと直交する屈
折力を有する光学部材で構成されることを特徴とする。
【0018】該光源は原稿巾と同等の長さを有する棒状
光源であり、第2の光学手段は、棒状光源内の各フィラ
メントに対応する複数の集光レンズから成ることを特徴
とする。
【0019】スリット露光走査に連動して第2の光学手
段の1部に出入可能な光学シャッタを配置したことを特
徴とする。 [第2発明]第2発明は、固定されたほぼ点状からの光
源と、その光源からの光束を直交する2方向に対して独
立に平行光にコリメートする固定された第1と第2の偏
向手段とを有し、上記2方向ともにほぼ平行とされた光
束を被照明域に集光させる移動走査型の集光手段とを有
する照明装置において、少なくとも光源と第1の偏向手
段を含む系を複数個配置し、移動走査型の集光手段は、
すべての光源に対して共通としたことを特徴とする。
【0020】複数個配置される第1の偏向手段はシリン
ドリカルミラーであり、そのパワーのない方向に対する
虚像の位置が、すべての光源に対してほぼ一致するよう
に、各光源と各シリンドリカルミラーが配置されている
ことを特徴とする。
【0021】各々の固定された点状光源及び平行光にコ
リメートする固定された偏向手段のうちの少なくとも第
1偏向手段を含む系については、複数個の各系の間には
光束のクロストークがないように、遮光手段が施されて
いることを特徴とする。
【0022】固定されたほぼ点状からの光源と、その光
源からの光束を直交する2方向に対して同時に平行光に
コリメートする固定された偏向手段と、その偏向手段に
よってほぼ平行とされた光束を被照明域に集光させる移
動走査型の集光手段とを有する照明装置において、前記
固定された偏向手段を含む系を複数個配置し、移動走査
型の集光手段はすべての光源に対して共通としたことを
特徴とする。
【0023】各々の固定された点状光源及び平行光にコ
リメートする固定された偏向手段から成る各系の間には
光束のクロストークがないように遮光手段が施されてい
ることを特徴とする。 [第3発明]第3発明は、固定されたほぼ点状の光源
と、その光源からの光束をほぼ平行にコリメートする手
段と、そのほぼ平行とされた光束を被照明域に集光させ
る移動走査型の集光手段と、を有する照明装置において
ほぼ平行にコリメートされた光束領域内に、その平行光
束の光束幅を変換する光束幅変換手段を有していること
を特徴とする。 [第4発明]第4発明は、原稿載置台上に上方を向けて
置かれた原稿をスリット状に走査して読取る原稿読取装
置において、光源と、該光源からの光束を直交する2方
向各々に対して、ほぼコリメートする又はある範囲内に
閉じ込める偏向手段とが固定されており、前記偏向手段
からの光束を原稿面に集光させる走査反射笠及び照明さ
らた原稿の光像を反射させる第1ミラーから成る第1走
査系と、第2,3ミラーから成る第2走査系が2:1の
速度で走査することにより原稿像を投影レンズを通して
読取ることを特徴とする。
【0024】更に出し入れ可能の光路変更ミラーを持
ち、該光路変更ミラーを出し入れして光路を切替えるこ
とにより、上向き原稿の他に下向き原稿をも同一の固定
された光源からの光を使って照明して読取ることができ
るようにしたことを特徴とする。 [第5発明]第5発明は、平面原稿を複写等をするため
に読み取る固定された光源をもつ原稿読取装置におい
て、通常の原稿を読み取る時に使用する走査光学系を、
コンピューターフォーム等の通常原稿よりも幅広の原稿
の読取を行う場合にも同様に使用し、前記の2種の原稿
に対して、共通な光源による照明を行うことを特徴とす
る。
【0025】普通の原稿を読み取るための原稿台ガラス
の露光スリットの長手方向に対応する方向に平行な位置
に前記の原稿台ガラスより同方向に長くその垂直方向に
短かいコンピューターフォーム等の幅広の原稿のための
もう1つの原稿台ガラスを設けたことを特徴とする。
【0026】そのコンピューターフォーム等の幅広の原
稿のための原稿台ガラス上に、幅広で連続した原稿を送
るための機構を備えたことを特徴とする。
【0027】原稿からの反射光を読取素子に結像するこ
とを特徴とする。 [第6発明]第6発明は、平面原稿を複写するために読
み取る固定された光源をもつ原稿読取装置において、通
常の原稿を複写する時に使用するミラー群は、コンピュ
ーターフォーム等の幅広で連続した原稿の連続自動複写
を行う場合には光路外へ退避し、別の専用の第1ミラー
が光路内の所定の位置に配置される前記2種の原稿に対
して共通な光源による照明を行うことを特徴とする。
【0028】普通の原稿を複写するための原稿台ガラス
の露光スリットの長手に対応する方向に平行な位置に、
同方向に長く、その垂直方向に短いガラス等の窓を設け
たことを特徴とする。
【0029】コンピューターフォーム等の原稿の通紙部
分を通紙部に露光スリットの長手に対応する方向に通常
の原稿台ガラスより長い、その垂直方向に短い原稿台ガ
ラスが設けられており、その通紙部に原稿を送る機構を
持つ、脱着可能なユニットを持つことを特徴とする。
【0030】原稿からの反射光を光電素子に結像するこ
とを特徴とする。
【0031】
【作用】
[第1発明の作用]本発明によれば光源から発散した光
束を第1の光学手段により原稿面と略平行に走査方向に
進む光束に変換し、この光束を走査反射笠により原稿面
照明光束と成し、かつ光源から発散光束のうち前記原稿
面照明光束以外の光束を第2の光学手段により像担持体
面上に直接露光する。 [第2発明の作用]第2発明は、少なくとも光源と第1
の偏向手段を含む系を複数個配置して光量を稼ぎ、かつ
と偏向手段によってはコリメートされていない方向(残
っている場合のみ)についてコリメートする偏向手段及
び移動走査型の集光手段とをすべての光源に対して共通
とすることによって、全体の系としてはコリメート効率
を維持して光量を稼ぐことのできる小型で光源固定の走
査型照明装置の製作を可能ならしめたものである。 [第3発明の作用]本発明は、ほぼ点状の光源からの光
束をほぼ平行光束にコリメートした後に、プリズムなど
の光束幅変換手段によってそのコリメートされた光束幅
を縮小し、系が大きくなることを防止するようにしたも
のである。 [第4発明の作用]本発明は、照明系のうち光源と、光
束の平行化又は閉じ込めるための偏向手段が固定され
て、走査のための反射笠が移動する光学系の配置にする
ことにより、走査光学系の安全性を高めるとともに、断
線の原因も少なくし、また光源の振動による寿命的劣化
の低減を図ったものである。
【0032】また光源が固定されたことにより、光路変
更ミラーの出し入れにより上向き原稿,下向き原稿の切
替を可能ならしめたものである。 [第5発明の作用]第5発明によれば、通常の原稿を読
取る時に使用する第1ミラー,第2ミラー,第3ミラー
等の走査光学系をコンピューターフォーム等の幅広で連
続した原稿の連続自動読取を行う場合にも、同様に使用
する。
【0033】このことにより、装置の大型化を伴わない
コンピューターフォーム等の幅広で連続している原稿の
読取が普通の原稿の読取と共通な光源による照明により
できる。
【0034】また、通常の原稿台ガラスの露光スリット
の長手に対応する方向に平行な位置に同方向にさらに長
い、コンピューターフォーム等のための原稿台ガラスを
もうけ、原稿がその上に送られるような紙送り機構を設
けることにより、コンピューターフォーム等の自動連続
読取が可能となる。 [第6発明の作用]本第6発明によれば、固定光源を持
つ原稿読取装置において、通常の原稿を複写する時に使
用する第1ミラー,第2ミラー,第3ミラーをコンピュ
ーターフォーム等の幅広で連続した原稿の連続自動複写
を行う場合は光路外へ退避させ、代わりに別の専用の第
1ミラーを光路内の所定の位置に入れる。これにより、
普通原稿と幅広原稿の両方の照明として同一の光源を使
用できる。
【0035】さらに、普通の原稿を複写するための原稿
台ガラスの主走査方向に平行な位置に露光スリットの長
手に対応する方向に長くその垂直方向には短かいガラス
等の窓を設ける。その上にコンピューターフォーム等の
原稿の通紙部分と通紙部に露光スリットの長手に対応す
る方向は通常の原稿台ガラスより長く、その垂直方向に
短い原稿台ガラスと通紙部に原稿を送る機能を持つ脱着
可能なユニットを設けることにより、装置の大型化を伴
わない、コンピューターフォーム等の幅広で連続してい
る原稿の自動読取が通常の原稿の読取に使用する光源に
よりできるようにしたものである。
【0036】
【実施例】
[第1発明の実施例]次に図に従って第1発明の実施例
を説明する。
【0037】図1は本発明の第1実施例に係る画像形成
装置の光路図である。図中、1は不図示の原稿が載置さ
れる原稿台、2は原稿台1の一端部近傍に固定配置され
る棒状光源である。
【0038】この原稿台1上に載置された原稿面像が、
露光用第1,第2,第3反射ミラー7,8,9、露光用
結像レンズ10および露光用第4反射ミラー11を介し
て、像担持体としての感光体ドラム12上にスリット露
光される。このうち、走査反射笠6と露光用第1ミラー
7が第1走査ユニット67に、第2,第3ミラー8,9
が第2走査ユニット89に組付けられ2:1の速度で原
稿面の走査方向に移動する。また露光用結像レンズ10
および露光用第4反射ミラー11が固定されている。
【0039】一方、光源2から発散した光束は第1の光
学手段としての第1のシリンドリカル楕円ミラー4によ
り原稿面と略平行に走査方向に走る光束に変換され、走
査反射笠6によって原稿照明光束と成る。走査反射笠6
はシリンドリカル凹面ミラーであり、第1走査ユニット
67に組付けられる。
【0040】また、5a,5bは、原稿の両側にある1
対の第1の平面ミラーであり、さらに13は第2光学手
段としての第2のシリンドリカル楕円ミラーである。
【0041】また、15は帯電器、16a,16bは感
光体ドラムの両側にある第2の1対の平面ミラーであ
る。上記棒状光源2は固定して配置されている。第1の
シリンドリカル凹面ミラー3は発散光束のうち逃げてい
く光束を光源2に戻してやり第1のシリンドリカル楕円
ミラー4、及び第2のシリンドリカル楕円ミラー13で
反射する有効光束に変換するものである。シリンドリカ
ル楕円ミラー4は棒状光源2から発散した棒状光源2の
軸と垂直方向の光束成分を原稿面1に略平行に反射させ
る機能をもち、原稿面1の両側に走査方向に平行に配置
された第1の1対の平面ミラー5a,5bにより棒状光
源2の軸方向に発散する光束成分を原稿面照明有効域に
戻す機能をもち、走査方向で照明光量はほとんど減衰す
ることなく進行する。
【0042】この照明光束を第2のシリンドリカル凹面
ミラーである走査反射笠6で集光して原稿面1をスリッ
ト照明することができる。原稿1からの反射光は露光用
第1,2,3反射ミラー7,8,9で反射されて結像レ
ンズ10に入射し、結像レンズ10による結像光が露光
用第4ミラー11で反射されて感光体ドラム12に露光
される。原稿面のスリット走査は第2のシリンドリカル
凹面ミラー6と露光用第1反射ミラー7が一体となって
移動し、かつ露光用第2,3反射ミラー8,9が一体と
なって第2のシリンドリカル凹面ミラー6と露光用第1
反射ミラー7の半分の量移動することで行なわれる。
【0043】次に棒状光源2から発散された光束のうち
照明光束以外の光束を第2のシリンドリカル楕円ミラー
13と第2の1対の平面ミラー16a,16bで反射さ
せ感光体ドラム12を直接露光する光束に変換すること
ができる。ここで第2のシリンドリカル楕円ミラー13
は棒状光源2の軸と垂直方向に発散する光束成分を感光
体ドラム12上に略集光する機能をもち、感光体ドラム
12の両側に走査方向に平行に配置された1対の平面ミ
ラー16a,16bにより棒状光源2の軸方向に発散す
る光束成分を感光体ドラム照明有効域に戻す機能をもち
照明光を減衰することなく感光ドラム12に到達させほ
ぼ均一なスリット照明を可能とすることができる。ここ
では前露光を行ない帯電器15で帯電させた後画像露光
が行なわれる。
【0044】図2は本第1発明の第2実施例を示す図で
あり第1実施例と異なりシリンドリカル楕円ミラー17
を棒状光源2に対しシリンドリカル楕円ミラー4の対応
した位置に設け棒状光源2の軸に垂直方向に発散した光
束成分を先ずは原稿面1と略平行方向に集光光束となし
平面ミラー18によって感光体ドラム12を直接露光す
るものである。なお、棒状光源2の軸方向に発散した光
束成分は第2一対の平面ミラー16a,16bで有効照
明域内に戻されている。第2実施例ではブランク露光と
して直接露光を用いた場合を示しており、光学シャッタ
ー14の出入によって前後余白形成等のブランク露光制
御が行なわれる。
【0045】図3は本第1発明の第3実施例を示す図で
ある。光源として点状光源19を用いたものである。点
状光源19から発散した光束のうち第3のシリンドリカ
ル楕円ミラー20とリニアフレネルレンズ21によって
照明光束を構成し、第4のシリンドリカル楕円ミラー2
2と折曲げミラー23,リニアフレネルミラー24によ
って直接露光用の光束を構成することができる。直接露
光用光束は点状光源19から発散した光束のうち感光体
ドラム12の軸に垂直方向に発散した光束成分をシリン
ドリカル楕円ミラー22によって集光させ、原稿面1に
平行な光束成分をリニアフレネルミラー24で平行と
し、感光体ドラム12を照明する。なおリニアフレネル
レンズ21と平面ミラー23を一体化したリニアフレネ
ルミラーとしてもよい。
【0046】図4は本第1発明の第4の実施例である。
棒状光源2に対し各フィラメント対応の集光レンズ群2
4a〜24fを並べて感光体ドラム12に平行光束を照
射することができる。なお、各レンズ間の仕切り25a
〜25eはフレアカットの遮光部材である。以上4つの
実施例を示したがブランク露光に使用する場合スリット
露光走査に連動して光学シャッター14を直接露光光束
内に出入しなければならない。 [第2発明の実施例]図5に本発明の第1実施例の概観
図を、図6,図7にその上面図及び正面図を示す。
【0047】これらの図において、201A,201B
は各々固定されたほぼ点状の光源であり、そこから発し
た光束は第1の偏向手段202A,202Bによってコ
リメートされる。第1の偏向手段202A,202B
は、光源位置201A,201Bを焦点とする放物線
(又は楕円)を、光源201A,201Bとその放物線
(楕円)を含む面に垂直な方向に筒状にのばした放物筒
面(楕円筒面)によって構成されている。そして、光源
201A,201Bからの光束のうち、偏向手段202
A,202Bの放物筒面あるいは、焦点間隔が焦点距離
に比して比較的長い楕円筒面側に出る光束が短手方向の
みほぼコリメートされる。長手方向に関しては集光力が
ないので、図6の長手の断面図に示したように、前記放
物線の準線200A,200Bの位置に、短手にはほぼ
コリメートされた線状光源があるかのように発散してい
く光束になる。
【0048】203A,203Bはこの長手方向に発散
する光束をコリメートするための第2の偏向手段である
シリンドリカルレンズである。この第2の偏向手段20
3A,203Bについては、図中では通常のレンズ系と
して図を描いているが、シリンドリカルフレネルレンズ
を用いてもよい。第2の偏向手段203A,203Bを
通った光束は、長手方向に関してもほぼコリメートされ
るので、短手,長手ともにコリメートされた光束とな
る。
【0049】こうしてコリメートされた光束は、図中の
204に示される軸はずしの放物筒面又はそれに近い曲
面(或は折り曲げ面)を有する曲面鏡204によって、
原稿台ガラス206の上に載置された原稿207をスリ
ット状に照明する。この曲面鏡204をコリメートされ
た光束と平行に(図中の矢印方向)に移動させることに
より、原稿面を走査して照明することができる。
【0050】なお、図中205A,205Bで示された
反射鏡は、シリンドリカルレンズ203A,203Bの
方向に出てゆく光束を再び光源201A,201Bの方
向に戻してやるためのものであり、照明効率を高めると
ともにレンズ203A,203Bの方向に向かう迷光を
除去してやる働きをも持っている。
【0051】また、この実施例において2つの光源20
1A,201Bから第1の偏向手段202A,202B
を経て第2の偏向手段203A,203Bに至るまでの
光路では、Aの系とBの系を隔てる遮光板211が設け
られている。
【0052】この遮光板はAの系とBの系の間でクロス
トークが起こり、そのクロストーク光が迷光となること
を防止するために設けられているものである。
【0053】次に図8に第2実施例の外観図、そして、
図9にその上面図を示す。
【0054】この実施例においては、第1の実施例の虚
光源の位置200A,200Bが一致する(200点)
のように扇形状にAの系とBの系を配置したものであ
る。こうすることによって第2の偏向手段のシリンドリ
カルレンズ(或はシリンドリカルフレネルレンズ)20
3を、AとBの系で共通化して用いることができる。
【0055】次に図10に第3の実施例の概観図を、図
11にその正面図を示す。
【0056】この実施例においては第1の実施例におい
て左右に並べられていたAの系とBの系を上下方向に並
べた実施例である。こうした配置においても、2つの虚
光源200,200(線光源)の位置を一致させること
ができるので、第2の偏向手段のシリンドリカルレンズ
(或はシリンドリカルフレネルレンズ)203をA,B
の系で共通化して用いることができる。
【0057】なお今までの実施例においては、ほぼ点状
の光源の数を2として話を進めてきたが、実施例1〜3
の考え方は光源の数が3以上の系についても同様に拡張
できるものである。
【0058】また今までは複数個配列する系としては、
従来形として図14の系を考えていたが、多少の効率の
低下を斟酌すれば図13の系を上下方向に複数個配置し
走査用反射笠220A,220Bを共通化した図12の
ような実施例も考えることができる。なおこの実施例に
おいても、クロストーク防止の遮光板211は必要であ
る。 [第3発明の実施例]図15に第3発明の第1実施例の
概観図を、図16,図17にその上面図及び正面図を示
す。
【0059】これらの図において、301は固定された
ほぼ点状の光源であり、そこから発した光束のうち32
0の回転放物面側に出る光束は、光源位置301を焦点
とする回転放物面320によって、長手方向,短手方向
ともにコリメートされる。
【0060】こうしてコリメートされた光束は、光束幅
変換手段を構成する2枚のプリズム303A,303B
から成るビーム幅縮小変換系を通り、短手方向のみビー
ム幅が縮小される。
【0061】必要な幅まで縮小されたコリメート光束
は、図中の304に示される「軸はずし」の放物筒面又
はそれに近い曲面(或は折り曲げ面)鏡によって、原稿
台ガラス306の上に載置された原稿307をスリット
状に照明する。この曲面鏡304をコリメートされた光
束と平行に(図中の矢印方向)に移動させることによ
り、原稿面を走査して照明することができる。
【0062】なお、図中305で示された反射鏡は、放
物筒面320と反対方向に出てゆく光束を再び光源30
1の方向に戻してやるためのものであり、照明効率を高
めるとともに、プリズム303A,303Bの方向に向
かう迷光を除去してやる働きをも持っている。
【0063】次に図18,図19に本発明の第2実施例
を示す。
【0064】図18がその上面図であり図19はその正
面図である。
【0065】第1実施例が、従来の図13に対応する系
にビーム幅縮小変換系のプリズム303A,303Bを
入れて、ビーム幅を小さくしているのに対して、この例
においては、図13をより効率的にした先の提案(図1
4に対応)をより小型化するために、ビーム幅縮小変換
系のプリズム303A,303Bを入れた例である。
【0066】これらの図において、301は固定された
ほぼ点状の光源、302Aは301から出た光束のうち
の短手だけをコリメートする第1の偏向手段である放物
筒面あるいは焦点間隔が焦点距離に比して比較的長い楕
円筒面のミラーである。
【0067】このミラー302Aの面で、短手だけコリ
メートされた光束は今度は長手方向にコリメートする第
2の偏向手段であるシリンドリカルレンズ302Bによ
って短手,長手ともにほぼコリメートされた光束とな
る。
【0068】なお、この302Bはシリンドリカルレン
ズとして描かれているが、同様に長手方向だけコリメー
トするパワーを持つシリンドリカルフレネルレンズでも
よい。
【0069】そうして、このようにコリメートされた光
束は2枚のプリズム303A,303Bより成るビーム
幅縮小変換系を通り、短手方向のみビーム幅が縮小され
る。曲面鏡304以降の系は、第1実施例と同じなので
説明は省略する。
【0070】次に図20に第3の実施例の正面図を示
す。
【0071】この系では、光量を多く獲得するために図
14の系が複数段重ねで光源として用いられている。
【0072】図中、301,301´がほぼ点状の光
源、302A,302A´は301,301´から出た
光束を短手だけコリメートする第1の偏向手段としての
放物筒面(あるいは焦点間隔が焦点距離に比して比較的
長い楕円筒面)の反射鏡である。
【0073】また305,305´は反対方向に出てい
く光束を光源に戻して照明効率を上げるとともに、光源
からの光が直接302Bの第2の偏向手段であるシリン
ドリカルレンズに迷光として入ることを防止するための
球面反射鏡である。
【0074】また、311は複数の光源からの光束のク
ロストークを防止する遮光板である。
【0075】ここで302Bのシリンドリカルレンズか
らは複数の光源(この図では2個)に対して共通となる
が、この第2の偏向手段302Bを通った後においては
光束は長手,短手ともにコリメートされたものとなって
いる。
【0076】そして、ビーム幅縮小変換系のプリズム3
03A,303Bによって短手方向のみビーム幅が縮小
されたコリメート光に変換される。この実施例において
も、曲面鏡304以降の系は第1実施例と同じなので説
明は省略する。次に図21に第4実施例を示す。この実
施例は、今までの実施例で用いてきたビーム幅縮小変換
系のプリズム303A,303Bを「フレネルプリズ
ム」(同傾角の溝を切ったノンパワーのフレネルレンズ
に対応するもの)303A´,303B´に変えたもの
である。
【0077】この図は実施例3の系について書いている
が、実施例1,2の系に用いてもよい。
【0078】このフレネルプリズム303A´,303
B´は、プリズム303A,303Bを使ったビーム幅
変換系に比べ、軽量,安価にすることができる。
【0079】次に図22に第5実施例を示す。
【0080】これまでの実施例においては、ビーム幅変
換系として2枚のプリズム(或はフレネルプリズム)を
用いてきた。しかし、ビーム幅変換系として一番オーソ
ドックスな系は正の屈折力のレンズ系と負の屈折力のレ
ンズ系を組合わせたものである。
【0081】図22においては、こうした系で最も簡単
な正屈折力のシリンドリカルレンズ330Aと負屈折力
のシリンドリカルレンズ330Bを組合わせたビーム幅
縮小変換系330の実施例を示す。この実施例において
も4以降は他の実施例と同じなので説明を省略する。 [第4発明の実施例]図23に第4発明の第1実施例、
図24にその第1実施例の上面図を示す。これらの図に
おいて401は原稿載置台、402は原稿載置台1の上
に上向きに置かれた原稿であり、原稿載置台401に対
しての浮きが大きい時には透明圧着板403によって押
さえつけられてセットされる。
【0082】一方、404は固定された線状の光源であ
り(例えば管壁が拡散処理されていない棒状のハロゲン
ランプなど)、放物筒面(又はやや収束性を持たせた楕
円筒面)鏡405や、「遮光反射笠」(光源404から
の光のうち放物面鏡405と反対側に出る光を光源方向
に戻すことにより第1走査系410の方向に対しては遮
光の働きをする反射笠)406とともに、光源ボックス
407の中に固定されている。
【0083】ここで光源404から出た光は放物面鏡4
05によって上下方向にはほぼコリメートされた光束と
なり、一方図1の紙面に垂直な方向には図24に示す2
枚の側面反射鏡411A,411BによってAB間に閉
じ込められた光束となって、走査反射笠408に入射す
る。走査反射笠408は原稿402の被照明領域をスリ
ット状に照明できるようにコリメート光をスリット状に
集光する放物筒面或は放物筒面に近い面形状を持った反
射笠であり、走査位置に拘らず、被照明領域を同一の照
度でスリット状に照明することができる。また原稿40
2からの拡散光を投影光学系415に導くための第1ミ
ラー409とともに第1走査系410を形成しており図
中矢印で示される方向に走査される。
【0084】その時、第2ミラー412,第3ミラー4
13よりなる第2走査系414は、第1走査系410の
1/2の速度で走査され、投影光学系415と原稿面4
02の被照射領域との光路長を一定に保っている。
【0085】そして、投影光学系415を通った光束は
第4ミラー416で向きを変えた後、感光体ドラム41
7上に結像される。このように、この実施例においては
光源404が固定されているために、その点灯のための
配線を従来例のように引き摺ることがなく、操作者を点
灯の接点から隔離しやすいとともに、光源に振動を与え
ない構成である。
【0086】図25に第2実施例,図26にその上面図
を示す。この実施例においては第1実施例とは光源が点
状光源(単セグメントのハロゲンランプ等)404´と
なっている点で異なっている。
【0087】この点状光源404´も固定された光源で
あり、放物筒面(又はやや収束性を持たせた楕円筒面)
鏡405´によって上下方向にコリメートした後に、シ
リンドリカルフレネルレンズ411´によって、奥手前
方向にもコリメートされる。これは実施例1が奥手前方
向にはコリメートされなかった点とは異なっている。
【0088】そして、このままの構成では奥手前方向に
光量分布が一定にならないために、図27に示すような
光量分布補正板406´が入れられ、光量分布を奥手前
方向で一定にすること、及び点状光源404´から直接
第1走査系410へ光が行くことのないように遮光の働
きをしている。以上の点状光源404´,放物面鏡40
5´,光量分布補正板406´,シリンドリカルフレネ
ルレンズ411´が固定光源ボックス407´を構成し
ている。この光源ボックス407´を出た光束は、ほぼ
コリメートされているため、走査笠408が走査をして
も、走査位置に拘らず、被照明領域を同一の照度でスリ
ット状に照明することができる。
【0089】この走査笠408は原稿402からの拡散
光を投影光学系415に導くための第1ミラー409と
ともに第1走査系410を形成しているが、この第1走
査系410以下感光体ドラム417に至るまでの系は、
第1実施例と同じ構成であるために説明を省略する。
【0090】この実施例においても、光源404´は光
源ボックス407´の中に固定されているために、第1
実施例同様点灯のための配線を走査に伴って引き摺るこ
とがなく、操作者を安全に点灯の接点から隔離しやすい
とともに、光源の寿命に影響を及ぼす光源の振動も押え
ることができる構成になっている。
【0091】図28に第3実施例を示す。この実施例に
おいては、第1実施例を光路切替ミラー418によって
上向き原稿用と下向き原稿用に切替えるものである。
【0092】この図において、光路切替ミラー418が
実線の位置に退避している時には、固定された光源から
の光束は偏向ミラー419によって上向き原稿用の照明
を行なう読取装置になっており、光路切替ミラー418
が破線の位置に挿入された時には、光路は光路切替ミラ
ー18で偏向されて下向き原稿の読取装置となってい
る。
【0093】なおこの実施例についても光源から原稿に
至るまでの光路で奥手前方向に図24に示されるような
側面反射鏡411A,411Bが配置されている。そし
てこの実施例においても、光源404は光源ボックス4
07の中に固定されているために、点灯のための配線を
走査に伴って引き摺ることがなく、操作者を安全に点灯
の接点から隔離しやすいとともに、光源の寿命に影響を
及ぼす光源の振動も押えることができる構成になってい
る。 [第5発明の実施例]この第5発明の第1実施例は図3
1に示すとおりである。501は棒状の固定の光源、5
02はその反射笠、503は曲面ミラー、504はコン
ピューターフォーム等の幅広の連続した原稿のための原
稿台ガラス、505は第1ミラー、506は第2ミラ
ー、507は第3ミラー、508は結像レンズ、509
は第4ミラー、510は感光ドラム、511は普通の原
稿のための原稿台ガラスである。
【0094】まず、普通の原稿の複写を行う場合につい
て説明する。固定された棒状の光源501からの光束
は、やはり固定された反射笠502を介し曲面ミラー5
03により露光スリットの長手方向に対応する方向には
平行光束で、その垂直方向には集光光束となり原稿台5
11上の原稿を照明し、その反射光を第1ミラー506
によって受ける。尚、曲面ミラー503と第1ミラー5
05は一体となって原稿を走査する。第1ミラー505
によって反射された光束は一体となった第2ミラー50
6と第3ミラー507を介し結像レンズ508,第4ミ
ラー509,感光ドラム510に達する。
【0095】この際、読み取っている画像を結像レンズ
508の間の光路長が一定となるよう、曲面ミラー50
3と第1ミラー505が一体となったユニットが移動し
た時、その半分の移動量第2ミラー506,第3ミラー
507が一体となっているユニットは移動する。
【0096】次にコンピューターフォーム等の幅広の連
続した原稿を複写する場合について説明する。固定され
た棒状の光源501からの光束は同様に固定された反射
笠502を介し、コンピューターフォーム等のための原
稿台ガラス504の真下に位置する曲面ミラー503に
より、前記のとおり原稿を照明し、その反射光を第1ミ
ラー505によって受ける。この時、曲面ミラー503
と第1ミラー505は前に記した位置に固定されてお
り、原稿が専用の紙送り機構により(図示せず)送られ
る。第1ミラー505からの反射光は、読み取っている
画像と結像レンズ間の光路を原稿の幅が297mm以下の
場合には通常の原稿の複写時と同様にし、297mmより
も幅が長い時には特別の設定を行なわない限り自動的に
297mmの幅におさまるように縮小するため、通常時よ
り長くなるように配置した第2ミラー506,第3ミラ
ー507のユニットを介し結像レンズ508,第4ミラ
ー509,感光ドラム510に達する。
【0097】このことにより装置全体の大型化をせずと
も、コンピューターフォーム等の幅広の連続した原稿の
自動複写も可能となる。
【0098】第5発明の第2実施例の基本的な構成は第
1実施例とほぼ同じであるが固定されている光源部分が
図32に示すような系である。
【0099】512はほぼ点状の光源、513は反射
笠、514はシリンドリカルレンズとなっているフレネ
ルレンズ、515は曲面ミラー、516は原稿台ガラス
である。
【0100】固定された光源512からの光束は、反射
笠513により露光スリットの短手方向に対応する方向
は平行光束とされ、フレネルレンズ514によってその
垂直方向は平行光束となり、曲面ミラー515により原
稿上に短手方向のみ収光、原稿を照明する。
【0101】このことにより、ほぼ点状の光源によって
も前記の第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0102】第5発明の第3実施例の基本的な構成は第
1実施例とほぼ同じである。図は図33に示すとおり、
517は光電素子である。この実施例では結像レンズか
らの光束を光電素子517上に結像させる。
【0103】このことにより、光電素子517による固
定光源を用いた画像読取装置においても第1実施例,第
2実施例と同様の効果を得ることができる。 [第6発明の実施例]第6発明の第1実施例は図35に
示すとおりである。
【0104】601は固定された光源、602は同様に
固定された反射笠、603は通常の複写用の曲面ミラ
ー、604は同様の第1ミラー、605は曲面ミラー、
606は保護ガラスのはまっている窓、607は小型の
原稿台ガラス、608はコンピューターフォーム等の連
続した原稿を通紙するユニット、609はコンピュータ
ーフォーム等の連続した原稿、610は通常の複写用の
第2ミラー、611は同様の第3ミラー、612は連続
原稿の複写用の第1ミラー、613は結像レンズ、61
4は通常の複写時の第4ミラーと連続原稿複写時の第2
ミラー、615は感光ドラム、616は通常原稿を複写
するための原稿台ガラスである。
【0105】まず、通常の原稿を複写する場合の動作に
ついて説明する。固定光源601からの光束は反射笠6
02,曲面ミラー603により、原稿台ガラス616上
の原稿を照明し、その反射光を第1ミラー604によっ
て受ける。
【0106】この時曲面ミラー3と第1ミラー604は
一体となったユニットであり、原稿の走査を行う。原稿
からの反射光は第2ミラー610を経て、一体となって
移動する第2ミラー610と第3ミラー611を介し、
結像レンズ613,第4ミラー614を介し感光ドラム
615を照射する。
【0107】尚、曲面ミラー603と第1ミラー604
が原稿を走査する時、原稿の読み取りを行なっている位
置と結像レンズ613間の距離は一定となるように、第
2ミラー610と第3ミラー611は同期して移動す
る。
【0108】次にコンピューターフォーム等の(幅広
で)連続している原稿の自動複写を行う場合について説
明する。固定光源601からの光束は反射笠602によ
り平行光束とされ、曲面ミラー605により小型の原稿
台ガラス607上の原稿609を照明する。この際、普
通の複写時に使用される曲面ミラー603と第2ミラー
604のユニットは光路から外れた位置に移動し、照明
光を遮光しないものとする。
【0109】また、普通の複写時は光路をはばまないよ
うな位置にあった曲面ミラー605は光路中に移動し、
原稿台ガラス607上の原稿を照明する。
【0110】また、小型の原稿台ガラス607は幅広の
コンピューターフォームの幅381mmを想定されている
ものとする。原稿609は通紙ユニット内にある紙送り
機構(図示せず)により、等速で送られていくものとす
る。次に原稿609からの反射光は窓606を介しハー
フミラー612によって反射され、結像レンズ613,
ミラー614を介し感光ドラム615を照射する。
【0111】この際第2ミラー610,第3ミラー61
1は光路外の位置へ移動しており、また通常の複写時に
は光路のさまたげにならないように退避していたミラー
612は光路内の所定の位置に配置する。
【0112】また、原稿609と結像レンズ613の間
の光路長は幅広のコンピューターフォーム381mmが、
627に示す長手方向の幅297mmにおさまるように設
定されているものとする。
【0113】このことにより、装置全体の大型化をせず
ともコンピューターフォーム等の幅広の連続した原稿の
自動複写が可能となる。
【0114】第2実施例は図36に示すとおりで、基本
的な構成は第1実施例とほぼ同じである。
【0115】コンピューターフォーム等の(幅広で)連
続した原稿を複写する際、曲面ミラー603と第1ミラ
ー604が一体となったユニットは小型原稿台607の
下の窓の真下へと移動し、その角度を小型原稿台607
上の原稿609を照明するような角度へと傾く。この
際、第1ミラー604は原稿からの反射光を遮光しない
ものとする。
【0116】このことにより、使用部材が少なく、より
簡便な構成による幅広で連続した原稿の自動複写が可能
となる。
【0117】第3実施例は図37に示す通りで、基本的
な構成は第1実施例とほぼ同じである。617は光電素
子である。
【0118】この実施例では結像レンズからの光束を光
電素子617上に結像させる。
【0119】このことにより、光電素子による固定光源
を用いた画像読取装置においても、第1実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0120】
【発明の効果】
[第1発明の効果]第1発明によれば、スリット露光走
査方式の照明光源を固定する方式とすることによってス
リット走査でありながら前露光あるいはブランク露光用
光源と共用できるので、節電及び機内昇温に対し効果が
ある。特に多くの光量を必要とする高速複写機に効果が
ある。 [第2発明の効果]第2発明によれば、固定された光源
と、その光源から出る光束をコリメートするための2方
向に対する偏向手段のうち少なくとも1方向分から成る
系を複数個配置し、コリメートされていない方向が残っ
ている場合には、その方向についてコリメートする偏向
手段及び移動走査型の集光手段とをすべての光源に対し
て共通とすることによって、各光源に対する光量負担を
軽減させてより点状の光源に近づけるとともに、それで
も系全体の光量を稼ぐことのできる小型の光源固定の走
査型照明装置を製作可能ならしめるという効果を持つ。 [第3発明の効果]第3発明によれば、平行にコリメー
トされた光束領域内に、その平行光束の短手の幅を縮小
する光束変換手段を設けることによって、走査照明系を
小型化しても、効率のよい照明装置を実現できる。 [第4発明の効果]第4発明によれば、上向き原稿の読
取り装置の照明系として固定された光源の系とし、走査
は走査反射笠だけを動かす様にすることによって走査光
学系が配線を引き摺らないため、接点と操作者の隔離が
しやすく安全性の高い走査系、しかも断線も従来に比較
して少ない走査系を実現することができる。
【0121】しかも光源が固定されたことにより、光源
に対する走査の振動を小さくできるので、光源の長寿命
化という効果もある。
【0122】また、光源が固定化されたことにより、上
向き,下向き原稿の双方に対応できる読取光学系を切替
ミラーだけで同一の光源を用いて実現できるという効果
を持つ。 [第5発明の効果]第5発明によれば、固定光源を持つ
原稿読取装置において、通常の原稿を読取る時に使用す
る第1ミラー,第2ミラー,第3ミラー等の走査光学系
をコンピューターフォーム等の幅広で連続した原稿の読
取を行う場合にも使用することで、装置の大型化を伴わ
ないコンピューターフォーム等の幅広の原稿の読取を普
通の原稿の読取と共通な光源による照明で可能となると
いう効果がある。
【0123】また、通常の原稿台ガラスの露光スリット
の長手方向に対応する方向に平行な位置に、コンピュー
ターフォーム等のための原稿台ガラスを設け、原稿がそ
の上に送られるような紙送り機構を設けることで、原稿
の自動連続読取を行なえる。 [第6の効果]第6発明によれば、固定光源を持つ原稿
の読取装置において通常の原稿を読取る時に使用する第
1ミラー,第2ミラー,第3ミラー等の走査光学系のミ
ラー系をコンピューターフォーム等の幅広で連続した原
稿の連続自動読取りを行う場合は、光路外へ退避させ、
代わりに別の専用のミラー系を光路内の所定の位置に入
れる。さらに普通の原稿を読み取るための原稿台ガラス
の露光スリットの長手に対応する方向に平行な位置に同
じ方向に長く、その垂直方向に短かいガラス窓を設け
る。その上に、コンピューターフォーム等の原稿の通紙
部分と露光スリットの長手に対応する方向は通常の原稿
台ガラスより長くその垂直方向に短かい原稿台ガラスと
通紙部に原稿を送る機能を持つ脱着可能なユニットを設
けることにより、装置の大型化を伴わない、幅広で連続
している原稿の自動読取が通常の原稿の読取に使用する
光源によりできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本第1発明の第1実施例を示す構成図
である。
【図2】図2は、本第1発明の第2実施例を示す構成図
である。
【図3】図3は、本第1発明の第3実施例を示す構成図
である。
【図4】図4は、本第1発明の第4実施例を示す構成図
である。
【図5】図5は第2発明の第1実施例の概観図である。
【図6】図6は第2発明の第1実施例の上面図である。
【図7】図7は第2発明第1実施例の正面図である。
【図8】図8は第2発明第2実施例の概観図である。
【図9】図9は第2発明第2実施例の上面図である。
【図10】図10は第2発明第3実施例の概観図であ
る。
【図11】図11は第2発明第3実施例の正面図であ
る。
【図12】図12は第2発明第4実施例の概観図であ
る。
【図13】図13は第2従来例を示す概観図である。
【図14】図14は先の提案を示す概観図である。
【図15】図15は第3発明第1実施例の概観図であ
る。
【図16】図16は第3発明第1実施例の上面図であ
る。
【図17】図17は第3発明第1実施例の正面図であ
る。
【図18】図18は第3発明第2実施例の上面図であ
る。
【図19】図19は第3発明第2実施例の正面図であ
る。
【図20】図20は第3発明第3実施例の正面図であ
る。
【図21】図21は第3発明第4実施例の正面図であ
る。
【図22】図22は第3発明第5実施例の正面図であ
る。
【図23】図23は第4発明の第1実施例を示す図であ
る。
【図24】図24は図1の上面図である。
【図25】図25は第4発明の第2実施例を示す図であ
る。
【図26】図26は図25の上面図である。
【図27】図27は第2実施例の光量補正板の具体的形
状の例である。
【図28】図28は第4発明の第3実施例を示す図であ
る。
【図29】図29は第3従来例の複写機の読取系を表わ
す図である。
【図30】図30は第3従来例を上向き原稿に適用した
配置を示す図である。
【図31】図31は第5発明の第1実施例を示す図であ
る。
【図32】図32は第5発明の第2実施例の光源部であ
る。
【図33】図31は第5発明の第3実施例を示す図であ
る。
【図34】図34は第4従来例を示す図である。
【図35】図35は第6発明の第1実施例を示す図であ
る。
【図36】図36は第6発明の第2実施例を示す図であ
る。
【図37】図37は第6発明の第3実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 原稿台 2 棒状光源 3 シリンドリカル球面ミラー 4 第1のシリンドリカル楕円ミラー 5a,5b 1対の平面ミラー 6 シリンドリカル凹面ミラー 7,8,9 露光用第1,2,3ミラー 10 結像レンズ 11 露光用第4ミラー 12 感光体ドラム 13 第2のシリンドリカル楕円ミラー 14 光学シャッター 15 帯電器 16a,16b 1対の平面ミラー 201,201A,210B ほぼ点状の光源 202,202A,202B 第1の偏向手段(放物筒
面鏡或は楕円筒面鏡) 203,203A,203B 第2の偏向手段(シリン
ドリカルレンズ或はシリンドリカルフレネルレンズ) 204 走査用反射笠 205,205A,205B 迷光防止,照明効率アッ
プ用シリンドリカル反射笠 206 原稿台ガラス 207 原稿面(被照射面) 211 クロストーク防止遮光面 220,220A,220B 回転放物面反射鏡(或は
回転楕円体反射鏡) 301 301´ ほぼ点状の光源 302A,302A´ 第1の偏向手段(放物筒面鏡或
は楕円筒面鏡) 302B 第2の偏向手段(シリンドリカルレンズ或は
シリンドリカルフレネルレンズ) 303A,303B プリズム(2枚でシリンドリカル
ビーム幅変換系を構成する) 303A´,303B´ フレネルプリズム(2枚でシ
リンドリカルビーム幅変換系を構成する) 304 走査用反射笠 305,305´ 迷光防止,照明効率アップ用シリン
ドリカル反射笠 306 原稿台ガラス 307 原稿面 311 クロストーク防止遮光板 320 回転放物面反射鏡 330 正の屈折力のシリンドリカルレンズ系30Aと
負の屈折力のシリンドリカルレンズ系30Bよりなるビ
ーム幅縮小変換系 401 原稿載置台 412 原稿 403 原稿押え板(透明) 404 光源(線状) 404´ 光源(点状) 405,405´ 放物筒面鏡又は楕円筒面鏡 406 遮光反射笠 406´ 光量補正用遮光板 407,407´ 光源ボックス 408 走査反射笠 408´,408″ 反射笠 409 第1ミラー 410 第1走査系 411A,411B 側面反射鏡 411´ シリンドリカルフレネルレンズ 412 第2ミラー 413 第3ミラー 414 第2走査系 415 投影レンズ 416 第4ミラー 416´ 光路を変えた時の第4ミラー 417 感光体ドラム 418 光路切替ミラー 419 光路偏向ミラー 501 棒状の光源ランプ 502 笠 503 曲面ミラー 504 原稿台ガラス 505 第1ミラー 506 第2ミラー 507 第3ミラー 508 結像レンズ 509 第4ミラー 510 感光ドラム 511 原稿台ガラス 512 点状光源ランプ 513 反射笠 514 フレネルレンズ 515 曲面ミラー 516 原稿台ガラス 517 光電素子 518 ランプ 519 笠 520 原稿台ガラス 521 第1ミラー 522 第2ミラー 523 第3ミラー 524 結像レンズ 525 第4ミラー 526 感光ドラム 527 露光スリットの長手方向に対応する方向 601 固定した光源 602 反射笠 603 曲面ミラー 604 第1ミラー 605 曲面ミラー 606 保護ガラスの窓 607 小型原稿台ガラス 608 通紙ユニット 609 原稿 610 第2ミラー 611 第3ミラー 612 第1ミラー 613 結像レンズ 614 第4ミラー 615 感光ドラム 616 原稿台 617 光電素子 618 ランプ 619 笠 620 原稿台ガラス 621 第1ミラー 622 第2ミラー 623 第3ミラー 624 結像レンズ 625 第4ミラー 626 感光ドラム 627 露光スリットの長手に対応する方向

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリット露光走査によって原稿面像を像
    担持体上に露光して画像を形成する画像形成装置におい
    て、原稿面の一端部近傍に光源を固定して配置し、 該光源から発散した光束を第1の光学手段により原稿面
    と略平行に走査方向に走る光束に変換した後原稿面に集
    光する走査反射笠により原稿面照明光束と成し、 一方、前記光源からの発散光束のうち前記原稿面照明光
    束以外の光束を第2の光学手段により像担持体上に直接
    露光する露光光束と成すことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 光源は原稿面巾と同等の長さを有する棒
    状光源であり、第2の光学手段はシリンドリカル非球面
    ミラーと像担持体の回転軸に垂直な1対の平面ミラーで
    構成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 光源は点状光源であり、第2の光学手段
    は、シリンドリカル非球面ミラーと、それと直交する屈
    折力を有する光学部材で構成されることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 該光源は原稿巾と同等の長さを有する棒
    状光源であり、第2の光学手段は、棒状光源内の各フィ
    ラメントに対応する複数の集光レンズから成ることを特
    徴とする請求項1記載のスリット露光走査方式の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 スリット露光走査に連動して第2の光学
    手段の1部に出入可能な光学シャッタを配置したことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 固定されたほぼ点状からの光源と、その
    光源からの光束を直交する2方向に対して独立に平行光
    にコリメートする固定された第1と第2の偏向手段とを
    有し、 上記2方向ともにほぼ平行とされた光束を被照明域に集
    光させる移動走査型の集光手段とを有する照明装置にお
    いて、 少なくとも光源と第1の偏向手段を含む系を複数個配置
    し、移動走査型の集光手段は、すべての光源に対して共
    通としたことを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の照明装置において、複
    数個配置される第1の偏向手段はシリンドリカルミラー
    であり、そのパワーのない方向に対する虚像の位置が、
    すべての光源に対してほぼ一致するように、各光源と各
    シリンドリカルミラーが配置されていることを特徴とす
    る照明装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の照明装置において、各
    々の固定された点状光源及び平行光にコリメートする固
    定された偏向手段のうちの少なくとも第1偏向手段を含
    む系については、複数個の各系の間には光束のクロスト
    ークがないように、遮光手段が施されていることを特徴
    とする照明装置。
  9. 【請求項9】 固定されたほぼ点状からの光源と、その
    光源からの光束を直交する2方向に対して同時に平行光
    にコリメートする固定された偏向手段と、その偏向手段
    によってほぼ平行とされた光束を被照明域に集光させる
    移動走査型の集光手段とを有する照明装置において、 前記固定された偏向手段を含む系を複数個配置し、移動
    走査型の集光手段はすべての光源に対して共通としたこ
    とを特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の照明装置において、各
    々の固定された点状光源及び平行光にコリメートする固
    定された偏向手段から成る各系の間には光束のクロスト
    ークがないように遮光手段が施されていることを特徴と
    する照明装置。
  11. 【請求項11】 固定されたほぼ点状の光源と、 その光源からの光束をほぼ平行にコリメートする手段
    と、 そのほぼ平行とされた光束を被照明域に集光させる移動
    走査型の集光手段と、を有する照明装置においてほぼ平
    行にコリメートされた光束領域内に、その平行光束の光
    束幅を変換する光束幅変換手段を有していることを特徴
    とする照明装置。
  12. 【請求項12】 原稿載置台上に上方を向けて置かれた
    原稿をスリット状に走査して読取る原稿読取装置におい
    て、 光源と、該光源からの光束を直交する2方向各々に対し
    て、ほぼコリメートする又はある範囲内に閉じ込める偏
    光手段とが固定されており、 前記偏向手段からの光束を原稿面に集光させる走査反射
    笠及び照明された原稿の光像を反射させる第1ミラーか
    ら成る第1走査系と、第2,3ミラーから成る第2走査
    系が2:1の速度で走査することにより原稿像を投影レ
    ンズを通して読取ることを特徴とする原稿読取装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の原稿読取装置におい
    て、更に出し入れ可能の光路変更ミラーを持ち、該光路
    変更ミラーを出し入れして光路を切替えることにより、
    上向き原稿の他に下向き原稿をも同一の固定された光源
    からの光を使って照明して読取ることができるようにし
    た原稿読取装置。
  14. 【請求項14】 平面原稿を複写等をするために読み取
    る固定された光源をもつ原稿読取装置において、 通常の原稿を読み取る時に使用する走査光学系を、コン
    ピューターフォーム等の通常原稿よりも幅広の原稿の読
    取を行う場合にも同様に使用し、前記の2種の原稿に対
    して、共通な光源による照明を行う原稿読取装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、普通の原稿を読
    み取るための原稿台ガラスの露光スリットの長手方向に
    対応する方向に平行な位置に前記の原稿台ガラスより同
    方向に長くその垂直方向に短かいコンピューターフォー
    ム等の幅広の原稿のためのもう1つの原稿台ガラスを設
    けた原稿読取装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、そのコンピュー
    ターフォーム等の幅広の原稿のための原稿台ガラス上
    に、幅広で連続した原稿を送るための機構を備えた原稿
    読取装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、原稿からの反射
    光を読取素子に結像する原稿読取装置。
  18. 【請求項18】 平面原稿を複写するために読み取る固
    定された光源をもつ原稿読取装置において、 通常の原稿を複写する時に使用するミラー群は、コンピ
    ューターフォーム等の幅広で連続した原稿の連続自動複
    写を行う場合には光路外へ退避し、別の専用の第1ミラ
    ーが光路内の所定の位置に配置される前記2種の原稿に
    対して共通な光源による照明を行う原稿読取装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、普通の原稿を複
    写するための原稿台ガラスの露光スリットの長手に対応
    する方向に平行な位置に、同方向に長く、その垂直方向
    に短いガラス等の窓を設けた原稿読取装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、コンピューター
    フォーム等の原稿の通紙部分を通紙部に露光スリットの
    長手に対応する方向に通常の原稿台ガラスより長い、そ
    の垂直方向に短い原稿台ガラスが設けられており、その
    通紙部に原稿を送る機構を持つ、脱着可能なユニットを
    持つことを特徴とする原稿読取装置。
  21. 【請求項21】 請求項20において、原稿からの反射
    光を光電素子に結像する原稿読取装置。
JP4194966A 1992-06-29 1992-06-29 画像形成装置および照明装置並びに原稿読取装置 Withdrawn JPH0619004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210574A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置の部分放電位置標定方法および装置

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