JP2691803B2 - 原稿読取装置用の照明装置 - Google Patents

原稿読取装置用の照明装置

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JP2691803B2 JP4615391A JP4615391A JP2691803B2 JP 2691803 B2 JP2691803 B2 JP 2691803B2 JP 4615391 A JP4615391 A JP 4615391A JP 4615391 A JP4615391 A JP 4615391A JP 2691803 B2 JP2691803 B2 JP 2691803B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に関し、特にス
リット露光走査方式により原稿の読取を行なう原稿読取
装置に適用される、固定された棒状の光源を有する照明
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスリット露光形式の原稿読取装
置は知られており、かかる装置内で走査照明系として採
用される照明装置には、光源が走査ミラーと一体に移動
するものが多くあった。ところが原稿読取装置の走査の
高速化を進める場合には光源の重量及び耐久性などの制
約があった。
【0003】そのためさらに高速化を目的として光源を
固定する形式の照明光学系がUsp Re. 29017等に提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし斯かる従来技術
にあっては、光源として点光源を採用し、この点光源か
らの光束を平行光束に変換するためにパラボラ型ミラー
を使用している。このパラボラ型ミラーは、機能維持の
ためにはある程度大型のものを使用せざるを得ず、近年
の装置のコンパクト化の要請に反するものになるという
問題を有していた。
【0005】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、光
源は棒状に形成し、この光源からの短手方向に発される
光束成分はシリンドリカルミラーで反射し、長手方向に
発散する光束成分は平面反射ミラーで反射して光の利用
効率を高めることにより、パラボラ型のミラーを使用す
ることなく、光量のムラが少なく小型化も可能な原稿読
取装置用の照明装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、原稿照射のための光源を固定
し、スリット露光走査方式により原稿を読取らせる原稿
読取装置に適用される照明装置において、読取原稿の一
端部であって上記スリットと平行なものの近傍に固定配
置される、複数の発光部を一定ピッチで直線状に配して
構成される棒状光源と、上記棒状光源の近傍にあって、
該棒状光源から該棒状光源の短手方向に発散される光束
成分を原稿面側へ略平行に反射させるシリンドリカル非
球面ミラーと、上記棒状光源から該棒状光源の長手方向
に発散する光束成分を反射させるため、棒状光源及び原
稿面の双方に直角で、該原稿の端部に沿う状態で原稿面
の下方にて両端部に配置される平面反射ミラーとを有
し、上記平面反射ミラーが上記棒状光源内の端部側の発
光部から、該発光部間の半ピッチとなる距離の位置に配
置されていることを特徴とする。
【0007】そして、前記平面反射ミラーは前記棒状光
源の極く近傍から該棒状光源とは反対側の原稿面の端部
近傍まで伸びていることが好ましい。
【0008】また、前記棒状光源は原稿面の両端に配置
された前記平面反射ミラーの外側にも発光部が存在する
構成とすれば光量ムラをより少なくした照明装置とな
る。
【0009】
【作用】而して棒状光源の発光部から発される短手方向
の光束成分は原稿面側へ向けられることになる。一方、
長手方向に発散した光束成分は平面反射ミラーによって
有効域内に反射される。ここで、平面反射ミラーは端部
側の発光部から半ピッチのところに配置されることで光
量ムラの少ない照明を行なうことになる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。本発明の第1実施例に係る照明装置を原稿読取装
置に適用した例を図1に示している。同図は本発明の照
明装置を原稿読取装置に適用した基本構成を斜視図で示
している。同図中において、1は原稿読取装置の原稿載
置面に置かれた原稿の読取面である。この原稿1の一端
部のうちスリット露光と平行な端部1aの近傍に棒状光
源2が固定配置されている。この棒状光源2の内部には
複数の発光部2aが、一定ピッチAをもって直線状に配
されている。
【0011】さらに、上記棒状光源2の近傍には、該棒
状光源2からの短手方向に発散される光束成分を原稿1
の面に略平行に反射させるためのシリンドリカル非球面
ミラー3が固定配置されている。また、12は棒状光源
2から原稿面側に直接発散する光束成分を棒状光源2に
戻すシリンドリカル凹面ミラーである。
【0012】次に、4a,4bは平面反射ミラーであ
る。この平面反射ミラーは棒状光源2から長手方向に発
散する成分を有効域内に戻すために配設されている。
【0013】図2は、図1に示される平面反射ミラー4
a,4bの配置を説明する平面図である。この平面反射
ミラーは棒状光源2及び原稿面1の双方に直角で原稿の
両端部に沿うように配置されている。すなわち、平面反
射ミラー4a,4bは棒状光源2が一定ピッチAで発光
部2aが複数直線状に並設されているのに対し、原稿面
1の両側に配置されている。そして平面反射ミラー4
a,4bを棒状光源2の端に位置する発光部2aからA
/2ピッチ離れた位置に配置されている。さらに平面反
射ミラー4a,4bは光源2の径方まで伸びている。こ
れによって走査する後述の露光用第1ミラー5を棒状光
源2からある程度離れた位置から走査をスタートさせる
と露光用第1ミラー5の走査位置に拘らず照明スリット
内の光量ムラを生じさせない状態とすることが可能とな
る。これはシリンドリカル非球面ミラー3で形成される
光源像(図2では白点で表現)が平面反射ミラー4a,
4bにより半ピッチで∞に並んで照射されることになる
からである。もし、図1の配置と異なり、平面反射ミラ
ー4a,4bの位置がずれると照明スリット内で光量ム
ラが生ずることになる。
【0014】ここで、図3(a) ,3(b) は平面反射ミラ
ー4a,4bの位置がずれると光量にどのような影響が
生ずるかを示している。
【0015】図3(a) は平面反射ミラー4a,4bが棒
状光源2の端の発光部2aに近づき、発光部との距離が
A/2より小さくなった時のスリット内の光量分布を示
している。照明スリットの端の方で光量が増えた形の光
量ムラが発生している。これは平面反射ミラー4a,4
bによる棒状光源2の発光部の虚像と実物との並び方を
みると平面反射ミラー4a,4bの近くでのみ密に配列
されることになるからである。一方、図3(b) は、図3
(a) とは反対に平面反射ミラー4a,4bが棒状光源2
の端の発光部2aから離れ、その距離がA/2より大き
くなった時の光量分布を示しており、照明スリットの端
の方で光量が減少する光量ムラが発生している。これは
平面反射ミラー4a,4bによる棒状光源2の発光部の
虚像と実物との並び方をみると平面反射ミラー4a,4
bの近くでのみ踈に配列することになるからである。
【0016】なお、図3(a) 、図3(b) の両方の場合と
も露光用第1反射ミラー5の走査位置が光源から離れる
と光束が拡がるためにスリット内の光量ムラが減少する
ことにはなるが、こんどは走査方向の光量ムラ変化が生
ずることになるので光量ムラの補正機構が複雑化するこ
とになる。
【0017】最後に、原稿読取装置としての構成を図1
をもって簡単に説明すると、5は照明光束を原稿面1に
略集光させるシリンドリカル凹面ミラー、6,7,8は
露光用第1,2,3反射ミラー、9は露光用結像レン
ズ、10は露光用第4反射ミラー、11は感光ドラムで
ある。そして、すでに詳述した棒状光源2、シリンドリ
カル非球面ミラー3、シリンドリカル凹面ミラー12、
平面反射ミラー4a,4b、シリンドリカル凹面ミラー
5で照明装置としての照明ユニットを構成しており、シ
リンドリカル凹面ミラー5によって原稿面1をスリット
照明するようになっている。原稿面1からの反射光は露
光用第1,2,3反射ミラー6,7,8で反射されて結
像レンズ9に入射し、結像レンズ9による結像光が露光
用第4ミラー10で反射されて感光ドラム11に露光さ
れるようになっている。
【0018】上記構成の本実施例装置にあっては原稿面
1の走査はシリンドリカル凹面ミラー5と露光用第1反
射ミラー6が一体となって移動し、かつ露光用第2,3
反射ミラーが一体となってシリンドリカル凹面ミラー5
と露光用第1反射ミラー6の半分の量を、移動すること
で行なわれる。
【0019】図1において棒状光源2から発生した光束
はシリンドリカル非球面ミラー3と原稿面1の両側に配
置された平面反射ミラー4a,4bによって集光されて
原稿面1にほぼ平行に走ることになり、その光束をシリ
ンドリカル凹面ミラー5が集光しながら原稿面1を光量
ムラを生ずることなく走査し、照明することになる。
【0020】図4は本発明の第2の実施例に係る照明装
置について示している。第1実施例について示す図1に
おいて平面反射ミラー4a,4bは光源に近接される部
分もあるので加工の容易性,耐熱性を考慮して基板に金
属性の反射ミラーを採用していたが、基板が金属の場
合、平面性を出すのが困難である。図2では原稿面の両
側に配置する平面反射ミラーを、棒状光源2近傍では金
属基板の反射ミラー4c,4dとし、光源から離れた所
にはガラス基板の反射ミラー4e,4fに置き換えてい
る。このように構成することによって平面性を出しやす
くして照明有効域への光束の集光性の安定化の向上を図
ることができる。
【0021】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。上述した第1の実施例においては棒状光源2の近傍
まで原稿面の両端に配置する平面反射ミラー4a,4b
を配置していた。しかし棒状光源の支持が困難となる場
合がある。そこで本第3の実施例では原稿面両端配置の
平面反射ミラーの棒状光源近傍を削除して平面反射ミラ
ー4g,4hで構成した。上述の第1あるいは第2実施
例のように棒状光源の発光部が2つの平面反射ミラーの
間にのみ存在するようにすると露光用第1反射ミラー5
の走査位置が棒状光源2のきわめて近傍にあった時光束
が平面反射ミラーで十分に反射できないおそれがある。
そこで照明スリットの周辺で光量低下が生ずるのを予め
防止したのが本第3実施例である。図5では棒状光源2
2の発光部を同じピッチで平面反射ミラー4g,4hに
囲まれた範囲外にまで延長して長い光源としたもので露
光用第1反射ミラー5の走査位置が棒状光源近傍では外
のフィラメントが反射光のケラレをカバーするので、上
述した第1,第2実施例と同様走査位置に拘らず常に光
量ムラのない状態を保つことが可能となる。
【0022】なお図1に示した集光して原稿面を照明す
るシリンドリカル凹面ミラー5は複数枚で構成してもよ
い。これによって原稿面を両側から照明することも可能
となり凹凸のある原稿の影を軽減することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用から成る
もので、スリット露光と略平行に固定した棒状光源と、
その近傍に配設されるシリンドリカル非球面ミラーと、
原稿面の両側部の所定位置で垂直に配設される平面反射
ミラーを有して集光する構成としたので、走査位置に関
係なく常に光量ムラの少ない原稿読取装置用の照明装置
として提供することができるまた、従来のようにパラボ
ラ型のミラーを使用しないので小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る照明装置の主要部を
示す斜視図
【図2】第1実施例の平面反射ミラーの配置を説明する
平面図
【図3】(a),(b) 平面反射ミラ4a,4bの位置ずれに
伴なう光量の変化を示した図
【図4】本発明の第2実施例について示す斜視図
【図5】本発明の第3実施例について示す平面図
【符号の説明】
1 原稿面 2 棒状光源(2a 発光部) 3 シリンドリカル非球面ミラー 4a,4b 平面反射ミラー A ピッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿照射のための光源を固定し、スリッ
    ト露光走査方式により原稿を読取らせる原稿読取装置に
    適用される照明装置において、読取原稿の一端部であっ
    て上記スリットと平行なものの近傍に固定配置される、
    複数の発光部を一定ピッチで直線状に配して構成される
    棒状光源と、上記棒状光源の近傍にあって、該棒状光源
    から該棒状光源の短手方向に発散される光束成分を原稿
    面側へ略平行に反射させるシリンドリカル非球面ミラー
    と、上記棒状光源から該棒状光源の長手方向に発散する
    光束成分を反射させるため、棒状光源及び原稿面の双方
    に直角で、該原稿の端部に沿う状態で原稿面の下方にて
    両端部に配置される平面反射ミラーとを有し、上記平面
    反射ミラーが上記棒状光源内の端部側の発光部から、該
    発光部間の半ピッチとなる距離の位置に配置されている
    ことを特徴とする原稿読取装置用の照明装置。
  2. 【請求項2】 前記平面反射ミラーは前記棒状光源の極
    く近傍から該棒状光源とは反対側の原稿面の端部近傍ま
    で伸びていることを特徴とする請求項1に記載の原稿読
    取装置用の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記棒状光源は原稿面の両端に配置され
    た前記平面反射ミラーの外側にも発光部が存在すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の原稿読取
    装置用の照明装置。
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