JP2837638B2 - 耳掛け式補聴器 - Google Patents
耳掛け式補聴器Info
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- JP2837638B2 JP2837638B2 JP4723295A JP4723295A JP2837638B2 JP 2837638 B2 JP2837638 B2 JP 2837638B2 JP 4723295 A JP4723295 A JP 4723295A JP 4723295 A JP4723295 A JP 4723295A JP 2837638 B2 JP2837638 B2 JP 2837638B2
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- hearing
- ear
- hearing aid
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/45—Prevention of acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback
- H04R25/456—Prevention of acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback mechanically
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2410/00—Microphones
- H04R2410/07—Mechanical or electrical reduction of wind noise generated by wind passing a microphone
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/04—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception comprising pocket amplifiers
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は耳掛け式補聴器のうち、
特にウインドカバーを設けた耳掛け式補聴器に関する。
特にウインドカバーを設けた耳掛け式補聴器に関する。
【０００２】
【従来の技術】ウインドカバーを設けた耳掛け式補聴器
として、実公昭６２−４４６３７号公報或いは実公平２
−６０７７号公報に開示されるものが知られている。こ
れら先行技術に開示される耳掛け式補聴器の構造の概略
を図８に示す。即ち、従来の耳掛け式補聴器はケース本
体１００内の前部にマイクロホン１０１とイヤホン１０
２を収納し、またケース本体１００の前壁に導音管１０
３を設け、この導音管１０３に音道１０４を形成したフ
ック１０５を螺着し、イヤホン１０２からの音を導音管
１０３を介して音道１０４に導くようにし、またケース
本体１００の前壁にはウインドカバー１０６を設け、こ
のウインドカバー１０６の導音管１０３に対向する部分
に音の取入れ口１０７を設け、この音の取入れ口１０７
からの音を音孔１０８を介してマイクロホン１０１に取
り込むようにしている。
として、実公昭６２−４４６３７号公報或いは実公平２
−６０７７号公報に開示されるものが知られている。こ
れら先行技術に開示される耳掛け式補聴器の構造の概略
を図８に示す。即ち、従来の耳掛け式補聴器はケース本
体１００内の前部にマイクロホン１０１とイヤホン１０
２を収納し、またケース本体１００の前壁に導音管１０
３を設け、この導音管１０３に音道１０４を形成したフ
ック１０５を螺着し、イヤホン１０２からの音を導音管
１０３を介して音道１０４に導くようにし、またケース
本体１００の前壁にはウインドカバー１０６を設け、こ
のウインドカバー１０６の導音管１０３に対向する部分
に音の取入れ口１０７を設け、この音の取入れ口１０７
からの音を音孔１０８を介してマイクロホン１０１に取
り込むようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、マイ
クロホン１０１の音孔１０８の前方をウインドカバー１
０６で覆うようにすることで、風切り音の低減には有効
である。一方、最近では高出力の補聴器が開発されてお
り、このような補聴器にあってはウインドカバー１０６
の音の取入れ口１０７において導音管１０３内の音を拾
ってしまい、ハウリングが生じやすい。
クロホン１０１の音孔１０８の前方をウインドカバー１
０６で覆うようにすることで、風切り音の低減には有効
である。一方、最近では高出力の補聴器が開発されてお
り、このような補聴器にあってはウインドカバー１０６
の音の取入れ口１０７において導音管１０３内の音を拾
ってしまい、ハウリングが生じやすい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、マイクロホンへの風切り音の侵入を防ぐウイン
ドカバーを設けた耳掛け式補聴器において、前記ウイン
ドカバーのイヤホンから伸びる導音管と対向する部分に
は遮音壁を設け、またウインドカバーの側面にはマイク
ロホンの音孔につながる音の取入れ口を形成した。
発明は、マイクロホンへの風切り音の侵入を防ぐウイン
ドカバーを設けた耳掛け式補聴器において、前記ウイン
ドカバーのイヤホンから伸びる導音管と対向する部分に
は遮音壁を設け、またウインドカバーの側面にはマイク
ロホンの音孔につながる音の取入れ口を形成した。
【０００５】また、前記音の取入れ口には風の影響を低
減するために、スポンジ、金属焼結材、無機質焼結材、
網目状スクリーン等の充填物を設けることが好ましく、
更には音の取入れ口からの汗や雨水の侵入を防止するた
めに前記充填物に撥水処理を施すことが好ましい。
減するために、スポンジ、金属焼結材、無機質焼結材、
網目状スクリーン等の充填物を設けることが好ましく、
更には音の取入れ口からの汗や雨水の侵入を防止するた
めに前記充填物に撥水処理を施すことが好ましい。
【０００６】
【作用】ウインドカバーの音の取入れ口が導音管に対向
せずに側方に向けて開口しているため、導音管内の音が
ウインドカバーの音の取入れ口を介して再びマイクロホ
ンに入ることがない。
せずに側方に向けて開口しているため、導音管内の音が
ウインドカバーの音の取入れ口を介して再びマイクロホ
ンに入ることがない。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図１は本発明に係る耳掛け式補聴器
の装着状態を示す図、図２は同耳掛け式補聴器の断面
図、図３は同耳掛け式補聴器の要部の分解図、図４は同
耳掛け式補聴器の要部を示す拡大図である。
説明する。ここで、図１は本発明に係る耳掛け式補聴器
の装着状態を示す図、図２は同耳掛け式補聴器の断面
図、図３は同耳掛け式補聴器の要部の分解図、図４は同
耳掛け式補聴器の要部を示す拡大図である。
【０００８】耳掛け式補聴器はケース１内を隔壁２によ
って複数の空間に仕切り、これら各空間にマイクロホン
３、イヤホン４及びプリント基板等を収納し、またケー
ス１の上面には音量調整器５及びスイッチ６を設け、更
にケース１の後部にはバッテリ７の収納部８を開閉自在
に取り付けている。
って複数の空間に仕切り、これら各空間にマイクロホン
３、イヤホン４及びプリント基板等を収納し、またケー
ス１の上面には音量調整器５及びスイッチ６を設け、更
にケース１の後部にはバッテリ７の収納部８を開閉自在
に取り付けている。
【０００９】前記ケース１の前壁からは導音管１０が突
出している。この導音管１０はイヤホン４に接続され、
その外周面にはネジ部が刻設され、このネジ部に内部に
音道１１を形成したフック１２を螺着している。
出している。この導音管１０はイヤホン４に接続され、
その外周面にはネジ部が刻設され、このネジ部に内部に
音道１１を形成したフック１２を螺着している。
【００１０】またケース１の前壁にはマイクロホン３に
つながる音孔１３が形成され、この音孔１３を覆うよう
にウインドカバー１４がケース１に取り付けられてい
る。このウインドカバー１４は上面が流線形をなし、風
切り音の発生を抑制している。またウインドカバー１４
の導音管１０に対向する部分には遮音壁１５が設けら
れ、またウインドカバー１４の側面にはマイクロホン３
の音孔１３につながる音の取入れ口１６が形成されてい
る
つながる音孔１３が形成され、この音孔１３を覆うよう
にウインドカバー１４がケース１に取り付けられてい
る。このウインドカバー１４は上面が流線形をなし、風
切り音の発生を抑制している。またウインドカバー１４
の導音管１０に対向する部分には遮音壁１５が設けら
れ、またウインドカバー１４の側面にはマイクロホン３
の音孔１３につながる音の取入れ口１６が形成されてい
る
【００１１】音の取入れ口１６については、ウレタンフ
ォーム等の連続気泡の高分子材料１７を充填することが
好ましい。即ち、髪の毛が短い装用者が装着した場合に
は、音の取入れ口１６が外部に露出して風切り音の抑制
が不十分となる。そこで、ウレタンフォーム等を挿入す
ることで、風切り音の発生を抑えることができる。
ォーム等の連続気泡の高分子材料１７を充填することが
好ましい。即ち、髪の毛が短い装用者が装着した場合に
は、音の取入れ口１６が外部に露出して風切り音の抑制
が不十分となる。そこで、ウレタンフォーム等を挿入す
ることで、風切り音の発生を抑えることができる。
【００１２】音の取入れ口１６に挿入する充填物として
は、ウレタンフォームに限らず、図５に示すようなパン
チングメタル１８、図６に示すような網目状スクリーン
１９、更には金属焼結材或いは無機質焼結材でもよい。
は、ウレタンフォームに限らず、図５に示すようなパン
チングメタル１８、図６に示すような網目状スクリーン
１９、更には金属焼結材或いは無機質焼結材でもよい。
【００１３】また、汗や雨水の侵入を防止するために、
音の取入れ口１６に挿入する充填物に撥水処理を施して
もよい。
音の取入れ口１６に挿入する充填物に撥水処理を施して
もよい。
【００１４】図７は充填物としてウレタンフォームを音
の取入れ口に挿入した耳掛け式補聴器と従来の耳掛け式
補聴器の性能を比較したグラフであり、充填物がない従
来の補聴器によるインプットレベルをゼロとし、また風
に対して正面を向いている状態を０°として示し、いず
れも右耳に補聴器を掛けて実験している。
の取入れ口に挿入した耳掛け式補聴器と従来の耳掛け式
補聴器の性能を比較したグラフであり、充填物がない従
来の補聴器によるインプットレベルをゼロとし、また風
に対して正面を向いている状態を０°として示し、いず
れも右耳に補聴器を掛けて実験している。
【００１５】同７（ａ）及び（ｄ）に示すように、正面
からの風又は略後ろからの風に対しては本願発明に係る
補聴器も従来の補聴器も大きな差は認められないが、同
図（ｂ）及び（ｃ）に示すように、斜めからの風或いは
横からの風の場合には、顕著な差が認められ、本願発明
に係る補聴器が大幅に改善されていることが分る。
からの風又は略後ろからの風に対しては本願発明に係る
補聴器も従来の補聴器も大きな差は認められないが、同
図（ｂ）及び（ｃ）に示すように、斜めからの風或いは
横からの風の場合には、顕著な差が認められ、本願発明
に係る補聴器が大幅に改善されていることが分る。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明及び実験結果から明らかなよ
うに本発明によれば、耳掛け式補聴器に設けられる風切
り音対策用のウインドカバーの音の取入れ口を、導音管
に対向せずに側方に向けて開口させたので、高出力の補
聴器であっても導音管内の音がウインドカバーの音の取
入れ口を介して再びマイクロホンに入ってハウリングを
起こすことがない。
うに本発明によれば、耳掛け式補聴器に設けられる風切
り音対策用のウインドカバーの音の取入れ口を、導音管
に対向せずに側方に向けて開口させたので、高出力の補
聴器であっても導音管内の音がウインドカバーの音の取
入れ口を介して再びマイクロホンに入ってハウリングを
起こすことがない。
【００１７】また、側方に向けて開口した音の取入れ口
に、連続気泡の高分子材料（スポンジ）、金属焼結材、
無機質焼結材、網目状スクリーン等の充填物を入れるこ
とで、髪の毛が短い装用者が装着した場合でも、音の取
入れ口が剥き出しにならないため、有効な風切り音対策
が図れる。
に、連続気泡の高分子材料（スポンジ）、金属焼結材、
無機質焼結材、網目状スクリーン等の充填物を入れるこ
とで、髪の毛が短い装用者が装着した場合でも、音の取
入れ口が剥き出しにならないため、有効な風切り音対策
が図れる。
【００１８】更に、前記の充填物に撥水処理を施すこと
で、音の取入れ口からの汗や雨水の侵入を防ぐことがで
きる。
で、音の取入れ口からの汗や雨水の侵入を防ぐことがで
きる。
【図１】本発明に係る耳掛け式補聴器の装着状態を示す
図
図
【図２】同耳掛け式補聴器の断面図
【図３】同耳掛け式補聴器の要部の分解図
【図４】同耳掛け式補聴器の要部を示す拡大図
【図５】別実施例を示す図
【図６】別実施例を示す図
【図７】（ａ）〜（ｄ）は充填物としてウレタンフォー
ムを音の取入れ口に挿入した耳掛け式補聴器と従来の耳
掛け式補聴器の性能を比較したグラフ
ムを音の取入れ口に挿入した耳掛け式補聴器と従来の耳
掛け式補聴器の性能を比較したグラフ
【図８】従来の耳掛け式補聴器の概略構造を示す図
１…ケース、３…マイクロホン、４…イヤホン、１０…
導音管、１１…音道、１２…フック、１３…音孔、１４
…ウインドカバー、１５…遮音壁、１６…音の取入れ
口、１７，１８，１９…充填物。
導音管、１１…音道、１２…フック、１３…音孔、１４
…ウインドカバー、１５…遮音壁、１６…音の取入れ
口、１７，１８，１９…充填物。
Claims (3)
- 【請求項１】 ケース本体内にマイクロホンとイヤホン
を収納し、このイヤホンに通じる導音管がケース本体の
前壁に設けられ、またマイクロホンへの風切り音の侵入
を防ぐウインドカバーが前記導音管の近傍に設けられた
耳掛け式補聴器において、前記ウインドカバーの導音管
と対向する部分には遮音壁が設けられ、またウインドカ
バーの側面にはマイクロホンの音孔につながる音の取入
れ口が形成されていることを特徴とする耳掛け式補聴
器。 - 【請求項２】 請求項１に記載の耳掛け式補聴器におい
て、前記音の取入れ口には風の影響を低減する充填物を
設けたことを特徴とする耳掛け式補聴器。 - 【請求項３】 請求項２に記載の耳掛け式補聴器におい
て、前記音の取入れ口に設けられる充填物には撥水処理
が施されていることを特徴とする耳掛け式補聴器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723295A JP2837638B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 耳掛け式補聴器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723295A JP2837638B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 耳掛け式補聴器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251698A JPH08251698A (ja) | 1996-09-27 |
| JP2837638B2 true JP2837638B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12769475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4723295A Expired - Fee Related JP2837638B2 (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | 耳掛け式補聴器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2837638B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0847227B1 (de) | 1998-03-02 | 2003-08-27 | Phonak Ag | Hörgerät |
| DE50002948D1 (de) * | 2000-02-09 | 2003-08-21 | Phonak Ag Staefa | Hörgerät |
| DE102005012149B3 (de) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Siemens Audiologische Technik Gmbh | Abdeckvorrichtung für mindestens einen Mikrofoneingang eines Hörgeräts und Hörgerät mit einer Abdeckvorrichtung |
| DE102011080123B3 (de) | 2011-07-29 | 2012-10-11 | Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. | Hörvorrichtung mit speziellem Schallkanal |
| JP6762577B2 (ja) * | 2019-01-09 | 2020-09-30 | ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社 | 変位計測システム |
| CN109862499A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-06-07 | 惠州市锦好医疗科技股份有限公司 | 高性能声电转换模组、大功率助听器模块及耳背式助听器 |
| US11638107B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-04-25 | Gn Hearing A/S | Hearing device with two microphone filters |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP4723295A patent/JP2837638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08251698A (ja) | 1996-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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