JP2836086B2 - 文字パターンデータ発生装置 - Google Patents

文字パターンデータ発生装置

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JP2836086B2 JP1058120A JP5812089A JP2836086B2 JP 2836086 B2 JP2836086 B2 JP 2836086B2 JP 1058120 A JP1058120 A JP 1058120A JP 5812089 A JP5812089 A JP 5812089A JP 2836086 B2 JP2836086 B2 JP 2836086B2
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    • G09G1/06—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using single beam tubes, e.g. three-dimensional or perspective representation, rotation or translation of display pattern, hidden lines, shadows
    • G09G1/14—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using single beam tubes, e.g. three-dimensional or perspective representation, rotation or translation of display pattern, hidden lines, shadows the beam tracing a pattern independent of the information to be displayed, this latter determining the parts of the pattern rendered respectively visible and invisible

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Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、文字パターンデータを輪郭情報として格納
する、いわゆるアウトラインデータからドットパターン
を生成する文字パターン信号発生装置に関する。
（従来技術） ワードプロセッサ等の印字出力の高品位化に伴って文
字パターンを構成するドット数が飛躍的に増大し、この
ため文字をドットパターンデータとして格納しているキ
ャラクタジェネレータの記憶容量が増大化するという問
題がある。
このような問題を解消するため、文字パターンの輪郭
だけを表わすデータ、いわゆるアウトラインデータを格
納し、印字、もしくは表示時にドットパターンデータに
変換するという手法が用いられている。
これによれば、文字サイズの拡大、縮小が可能となる
ため、格納しておくべきデータ量を可及的に少なくして
文字品質の向上を図ることができるという効果がある反
面、格納されている基準サイズを縮小した小さなサイズ
のドットパターンを出力させたときには、対向する輪郭
線間やこれら輪郭線に挟まれた空白部幅の比率が変化し
て文字品質が低下するという不都合がある。
すなわち、アウトラインフォントは、輪郭データ、つ
まりアウトラインデータの採取時には、マップスケール
上にアウトラインを描いてこれを複数の線分や、曲線に
分割して格納用データとする一方、表示や印刷時にはこ
のアウトラインにより囲まれた領域をドットで埋めてド
ットパターンデータとするようにしている。
すなわち、漢字「目」の字を例に採って説明すると、
例えばオリジナルのパターンを例えば256×256ドットの
ビットマップ上に描き、これの輪郭を形成している線分
をその始点座標、終点座標でもって特定し、これらの座
標を基準サイズパターンのアウトラインデータとして格
納する。
このオリジナルのアウトラインデータをそのままドッ
トパターンデータに展開した場合には、座標スケールが
ドットサイズに一致しているため、輪郭線Ｓがドット位
置の中心Ｔに対応することになるが（第６図イ）、この
オリジナルアウトラインデータ、つまり256×256ドット
サイズを40×40ドットに縮小、つまり40/256に縮小する
と、同図（ロ）に示したように輪郭Ｓ′は必ずしもドッ
ト位置の中心Ｔに対応せず、演算過程においては小数部
を持つ座標として表わされることになる。もとより、CR
T、液晶パネル等のデイスプレイや、ワイヤドット式プ
リンタ、インクジェット式プリンタ、サーマルプリン
タ、レーザプリンタ等においては最小印字単位をなすド
ットは、一定な有限のサイズであるため、ビットアップ
の単位スケールを１ビットとすると、ドット位置座標を
表わす数値は、整数であることが必要であるから、アウ
トラインデータの小数部は、通常四捨五入、切捨て、切
上げ等の丸めにより整数比処理、つまり直近のドット位
置座標に移す処理が行われる。
（発明が解決しようとする課題） このような整数化処理は、文字サイズが大きい場合に
は文字品質を特に左右することにはならないが、文字サ
イズが小さくなると、第５図（ロ）に示したようにＡ″
−Ｂ″、Ｃ″−Ｄ″、Ｅ″−Ｆ″の線幅に対してＧ″−
Ｈ″の線幅が拡大してしまうというように表示や印字さ
れた文字品質を著しく低下させるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、サイズに係りなく文字品
質の高いドットパターンを生成することができる文字パ
ターン信号発生装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） このような問題を解消するために本発明においては、
基準サイズで輪郭を形成するためのアウトラインデータ
と、前記基準サイズに対する倍率毎に前記アウトライン
データを構成する各線分データを補正するための補正デ
ータを、各文字パターンについて有するアウトラインデ
ータ記憶手段と、外部からの文字データ信号により前記
アウトラインデータ記憶手段からアウトラインデータを
読出す手段と、前記アウトラインデータ、前記補正デー
タ及び外部からの文字サイズデータに基づいて文字輪郭
座標を算出するアウトライン演算手段と、前記文字輪郭
座標に基づいてドットパターンを出力するドットパター
ンデータ生成手段とを備えるようにした。
（作用） アウトラインデータの縮小時に生じる座標の小数部を
補正データに基づいて直近上位、または直近下位側に振
分け、もってビットマップへの割付けに起因する線幅の
片寄りを防止する。
（実施例） そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すものであって、図中
符号１は、アウトラインデータ記憶回路で、第２図のよ
うに文字パターンを構成している輪郭を線分Ａ〜Ｒや曲
線に分解し、第３図に示したように各線分の始点座標1
a、終点座標1b、及びドットパターンに変換したときに
不都合が生じる箇所、つまりパターンの線幅や、空白の
幅が縮尺率に比例しない箇所の線分位置座標を修正する
ための補正データ1cを対にして格納したものである。
２は、アウトラインデータを読出す読出回路で、図示
しないホスト装置から入力した文字コード信号に一致す
る文字のアウトラインデータ、つまり始点座標1a、終点
座標1bと、これに付属する補正データ1cを読出すもので
ある。３は、アウトライン演算回路で文字データと共に
入力した文字サイズデータに基づいてアウトラインデー
タの座標を演算するとともに、補正データに基づいてこ
の座標をＸ軸、Ｙ軸方向に移動させる修正を行うように
構成されている。
４は、ドットパターン生成回路で、アウトラインデー
タにより囲まれた閉領域内をドットにより埋めるもので
ある。
次に、このように構成した装置の動作を第４図に示し
たフローチャートに基づいて説明する。
図示しないホスト装置から文字信号が入力すると、読
出回路２は、対応する文字を構成しているアウトライン
の始点座標、終点座標をアウトラインデータ記憶回路１
から読出して演算回路に出力する。
［基準モード］ 文字データと共に入力した文字サイズデータにより基
準サイズが指定されている場合には、アウトライン演算
回路３は入力された始点座標、終点座標に基づいてアウ
トラインを演算してドットパターン生成回路４に出力す
る。
ドットパターン生成回路４は、アウトラインにより囲
まれた閉領域内をドットにより埋めて文字コードに対応
する文字のドットパターンデータを出力する。
［拡大モード］ アウトライン演算回路３は、文字信号と共に入力した
倍率データに基づいて倍率に対応する始点座標、終点座
標を演算し、倍率に一致したアウトラインデータをドッ
トパターン生成回路４に出力する。ドットパターン生成
回路４は、このアウトラインデータをドットパターンデ
ータに変換して出力する。
［縮小モード］ アウトライン演算回路３は、文字信号と共に入力した
縮小率データに基づいて縮小文字の始点座標、終点座標
を演算し（表Ｉ）、これらの座標値をビットマップ上の
ドット位置に対応するように整数処理を行う（表II）。
このような整数化処理だけでは、前述したように線幅が
縮小率通りに均一に狭まらない、この例では線分Ａ″−
Ｂ″、Ｃ″−Ｄ″、Ｅ″−Ｆ″間では「２」ドットであ
るのに、最下線を表わすＧ″−Ｈ″間は「３」ドットと
なって線幅にバラツキが生じることになる（第５図
ロ）。
したがって、１つの線分座標についての整数化処理が
終了した時点で、この線分に補正データが付属している
か否かを判断し、付属データがない場合（この例では線
分Ａ〜Ｇ）には、この演算結果をそのまま出力する。
一方、補正データが付属している線分（この例では線
分Ｈ）については、その補正データ1cにより指定された
ドット数、この例では１ドットだけＹ座標の値を変更し
て図中上方に引上げる。
これにより、演算結果では始点座標（2,40）、終点座
標（36,40）であったＨの座標が、それぞれ（2,39）、
（36,39）と修正されて直近の線分Ｇ′との間隔が２ド
ットに修正され、線分Ａ′−Ｂ′、Ｃ′−Ｄ′、Ｅ′−
Ｆ′、及びＧ′−Ｈ′が全て等間隔、つまり原パターン
と相似な縮小パターンとなる（第５図イ）。
これにより、縮小文字をレーザプリンタ等により印字
した場合にも、原パターンの作成時に意図したイメージ
で印字されることになり、全ての文字サイズについて均
整の取れた文字やロゴを印刷することができる。
なお、この実施例については一つの縮尺について説明
したが、同一の文字であっても縮尺率によって補正箇所
が異なる場合には、縮小率毎に補正データを作成して格
納しておくことはいうまでもない。
なお、この実施例においては、説明の簡素化のために
横線のみＹ軸方向に補正する場合に例を採って説明した
が、例えば左端側、もしくは右端側を基準として縦線を
補正するデータや、両方向を複合して補正するデータを
格納することができる。
また、この実施例においては縮小モード時に補正を行
うようにしているが、拡大モードにあっても拡大率に対
応させた補正データを付属させておくことにより、拡大
文字についても線幅補正を行なってより一層品質の高い
拡大文字を印字することが可能となる。
（発明の効果） 以上、説明したように本発明においては、基準サイズ
で輪郭を形成するためのアウトラインデータと、基準サ
イズに対する倍率毎にアウトラインデータを構成する各
線分データを補正するための補正データを、各文字パタ
ーンについて有するアウトラインデータ記憶手段と、外
部からの文字データ信号によりアウトラインデータ記憶
手段からアウトラインデータを読出す手段と、アウトラ
インデータ、補正データ及び外部からの文字サイズデー
タに基づいて文字輪郭座標を算出するアウトライン演算
手段と、文字輪郭座標に基づいてドットパターンデータ
を出力するドットパターンデータ生成手段とを備えたの
で、文字サイズの変更に関わりなく、線間距離を元文字
パターンと相似となるように補正でき、元文字パターン
のイメージに忠実な縮小、拡大文字パターンを発生させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す装置のブロック図、第
２図は文字パターンと座標点の関係を示す説明図、第３
図は同上装置におけるアウトラインデータ記憶回路のデ
ータ構造を示す模式図、第４、５図は同上装置の動作を
示すフローチャートと動作説明図、及び第６図は線幅の
変化を説明する図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】基準サイズで輪郭を形成するためのアウト
    ラインデータと、前記基準サイズに対する倍率毎に前記
    アウトラインデータを構成する各線分データを補正する
    ための補正データを、各文字パターンについて有するア
    ウトラインデータ記憶手段と、 外部からの文字データ信号により前記アウトラインデー
    タ記憶手段からアウトラインデータを読出す手段と、 前記アウトラインデータ、前記補正データ及び外部から
    の文字サイズデータに基づいて文字輪郭座標を算出する
    アウトライン演算手段と、 前記文字輪郭座標に基づいてドットパターンデータを出
    力するドットパターンデータ生成手段と、 を備えてなる文字パターンデータ発生装置。
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