JPH0392897A - パターン発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパターン発生装置、特に主として電算写植装置
等に使用するストローク方式またはストローク・ドット
方式の文字・記号等のパターン発生装置に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、この種のパターン発生装置のストローク方式また
はストローク・ドット方式は、文字・記号等の個々のパ
ターンの輪郭をストロークで近似させた袋状に閉じた状
態で記憶しており、電算写植装置等の出力装置に出力し
て使用している。

以下、この様なパターン発生装置について図を用いて説
明する。

第４図は電算写植装置等に使用されるストローク・ドッ
ト方式のパターン発生装置の従来例を示すブｐツク図、
第３図（ａ）　，　（ｂ）は、それぞれ第４図の従来例
の記憶装置１に記憶されている文字パターンを示す図で
ある。

記憶装置１は、第３図（ａ）　，　（ｂ）で示されるよ
うなパターンの輪郭を、必要な長さと及び矢印で２され
た方向とをもつストロークで近似させ、袋１に閉じられ
た状態で描かれた内容の文字バターミを記憶しており、
文字信号Ａが与えられると、１の文字信号Ａに対応する
文字パターン信号Ａ。ｋ出力する。

演算装置２は、倍率を指示する倍率コード信棄Ｂに応じ
て、文字パターン信号Ａ０を拡大あるしは縮小して文字
パターン信号Ａ１として出力する補正値記憶装置３は倍
率コード信号Ｂが文字ノターンの縦及び横の線幅を同じ
倍率で行うのに分し、あらかじめ設定された値を縦又は
横線幅に紹正する機能を有している。つまり、倍率コー
ド侶号Ｂは、補正値記憶装置３で、それぞれの文字大き
さに応じた縦又は横線幅を増分させる補正値侶号Ｃとし
て加減算装置４に送出される。

加減算装置４は演算装置２から出力された文字パターン
信号Ａ１に補正値信号Ｃだけ変形し、文字パターン信号
Ａ２としてストローク・ドット変換装置５でストローク
の部分をドットに変換し、ドット式文字パターン信号Ａ
，として１字バッファ記憶装置６を介して出力する。

変換装置７は、ｌ字バッファ記憶装置６から入力したド
ット式文字パターン信号Ａ，の内側または外側をぬりつ
ぶし、表示器の表示信号となるドット式文字パターン信
号Ａ４として出力装置８に出力する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のパターン発生装置は、文字信号Ａと倍率
コード信号Ｂ及び線幅補正値信号Ｃとによって個々の文
字パターンを得ており、文字パターンの個々の線幅は線
幅補正値信号Ｃによって文字パターン全体を一律的に処
理しているので下記のような欠点がある。

一般的に、漢字文字は線素の簡単なものから複雑なもの
まで多種多様である。文字を写真撮りし、光学的処理に
よって出力装置に出力する従来の写真植字装置において
は、字母の段階で線幅の微妙な表現が可能であり、出力
装置で小さな文字を出力する際も線間隔がなくなるとい
う現象はおきなかった。

近年、ストμ−ク・ドット方式が一般化しデジタルで文
字表現をする場合には、出方装置の出方密度（一般的に
ＤＰＩ＝ドットパーインチで表現される）によって文字
を再現できる大きさに限界があると言われている。

例えば、従来のパターン発生装置で一般に美しいといわ
れる線幅補正を全文字に付与した場合に、第３図（ａ）
のような線素の簡単な文字は周囲の余白部分からして十
分耐えられるが、第３図（ｂ）のような線素が複雑な文
字は隣接する線素との間隔が非常に少いために接触し文
字としての視認性が劣化する。

特に、漢字のゴシック体は明朝体以上に線幅を必要とし
、漢字の特性である横線の多さに起因して美しい文字を
得るためには著しく困難な状況であった。

そこで、本発明は、上記の欠点を解決し、出力装置の出
力密度に制限されることなく、線間隔の最低を確保する
ことにより、文字パターンの線幅を文字の美しさを第一
として調整できるパターン発生装置を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のパターン発生装置の構或は、パターンをストロ
ーク方式で書き込まれたパターンデータを読み出して、
指示された倍率に従って拡大ないし縮小の処理をし、処
理されたものをドットでパターンを表わすドット式パタ
ーン信号に変換し出力するパターン発生装置において、
出方装置の解像度に応じて視認性を最低限確保するため
の線間隔を記憶している線間隔記憶装置と、線輻補正を
実施された文字パターンに対して前記線間隔記憶装置で
制限された線間隔を調整し、視認性にすぐれた文字パタ
ーンに線間隔を調整する線間隔調整装置とを有すること
を特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明のパターン発生装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図（ａ’），（ｂ’）は第ｌ図の実施例
によって処理された文字パターンを示す図である。

本実施例は、第４図の従来例の加減算装置４とス｝ｃ＝
−ク・ドット変換装置５との間にパターン補正装置ｌＯ
を挿入したものであるから説明はその部分にとどめる。

パターン補正装置１０は、線間隔記憶装置１１と線間隔
調整装置１２とを有する。

線間隔記憶装置１ｌは、文字パターンの出力大きさによ
ってＸ方向又はＹ方向に平行して位置する線素に対し、
線素が接触し視認性を劣化させる最低限の間隔を確保す
べき値をテーブルとして保有している。この値は、出力
装置の解像度によって変化するものであり通常は僅少の
種類である。

例えば表１の様な２ビットが割り当てられている。

表１ 線間隔記憶装置ｌ１は、補正値記憶装置３より送出され
た線幅補正値信号Ｃを、加減算装置４を介して線幅をも
った補正値信号Ｃ０として受け入ｌる。そこで、表１で
の値に照合し線間隔調整装置１２に線間隔調整信号Ｄと
して送出する。

線間隔調整装置１２は、調整信号Ｄを受け入れて過剰な
線素を削除し、文字パターン信号Ａ　２　）としてスト
ローク・ドット変換装置５に送出する。

次に、本実施例の動作について第２図及び第３図を参照
して説明する。

第３図の（ａ）　，　（ｂ）は袋状に描かれた文字ノく
ターンであり、加減算装置４を介して描かれた３ドット
線幅の文字パターンは、第２図の（ａ’），（ｂ’）と
してそれぞれ有効である。今、この文字大きさの文字パ
ターンをＸ方向，Ｙ方向とも４ドット線幅の文字パター
ンに変更しようとする。

線間隔記憶装置１ｌには、この出力装置の最低視認間隔
Ｘ方向，Ｙ方向とも３ドットが指示されている。（ａ′
）の如く比較的簡単な線素で構或されている文字パター
ンは、Ｙ方向７ドットの間隔があり、横線幅を３→４ド
ットにしても何ら問題はない。（ｂ′）の如く横線素の
多い文字パターンは、３ドットしか間隔が確保されてい
ない。

この場合、３→４ドットにした場合には線間隔は２ドッ
トとなってしまう。そこで、線間隔調整装置は、この部
分のみ３→４ドットに増分せず３ドットのまま、ストロ
ーク・ドット変換装置５に文字パターンデータを送出す
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、線間隔の最低を確保する
ことにより、線素の多い文字ノくターンに制限されるこ
となく、文字パターンの線幅を文字の美しさを第一とし
て調整できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパターン発生装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は第３図の文字ノくターンを第１図の
実施例によって処理した文字ノくターンを示す図、第３
図は従来例の記憶装置１に記憶されている文字パターン
を示す図、第４図は電算写植装置に使用されるストロー
ク・ドット方式のパターン発生装置の従来例を示すブロ
ック図である。 １・・・・・・記憶装置、２・・・・・・演算装置、３
・・・・・・補正値記憶装置、４・・・・・・加減算装
置、５・・・・・・ストローク・ドット変換装置、６・
・・・・・ｌ字バッファ記憶装置、７・・・・・・変換
装置、８・・・・・・出力装置、１０・・・・・・パタ
ーン補正装置、１１・・・・・・線間隔記憶装置、１２
・・・・・・線間隔調整装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パターンをストローク方式で書き込まれたパターンデー
   タを読み出して、指示された倍率に従って拡大ないし縮
   小の処理をし、処理されたものをドットでパターンを表
   わすドット式パターン信号に変換し出力するパターン発
   生装置において、出力装置の解像度に応じて視認性を最
   低限確保するための線間隔を記憶している線間隔記憶装
   置と、線幅補正を実施された文字パターンに対して前記
   線間隔記憶装置で制限された線間隔を調整し、視認性に
   すぐれた文字パターンに線間隔を調整する線間隔調整装
   置とを有することを特徴とするパターン発生装置。