JP2833849B2 - 予備回路自己監視装置 - Google Patents
予備回路自己監視装置Info
- Publication number
- JP2833849B2 JP2833849B2 JP2257198A JP25719890A JP2833849B2 JP 2833849 B2 JP2833849 B2 JP 2833849B2 JP 2257198 A JP2257198 A JP 2257198A JP 25719890 A JP25719890 A JP 25719890A JP 2833849 B2 JP2833849 B2 JP 2833849B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- monitoring
- monitored
- signal
- spare
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、現用回路の故障に応じて予備回路への切替
えをおこなうときに当該予備回路が正常に動作するか否
かを監視するための予備回路自己監視装置に関する。
えをおこなうときに当該予備回路が正常に動作するか否
かを監視するための予備回路自己監視装置に関する。
この種の予備回路は、通信システムなどの高信頼性が
要求される場合において使用されるものであり、通常使
用している現用回路が正常に動作しなくなったとき、切
り換えて使用する。この切り換えがおこなわれるとき
に、予備回路が正常に機能するか否かの監視をおこなう
装置が予備回路監視装置である。
要求される場合において使用されるものであり、通常使
用している現用回路が正常に動作しなくなったとき、切
り換えて使用する。この切り換えがおこなわれるとき
に、予備回路が正常に機能するか否かの監視をおこなう
装置が予備回路監視装置である。
ところで、予備回路の監視は、被監視回路に対してダ
ミー信号などの監視信号を与え、その出力信号から回路
動作が正常か否かの判定を行う方法が適用されている。
ミー信号などの監視信号を与え、その出力信号から回路
動作が正常か否かの判定を行う方法が適用されている。
従来、このような方法を用いた予備回路監視装置は、
第2図に示すように、クロック発生回路CLと監視回路CC
からなる監視装置201を被監視装置202とは独立に設け、
被監視装置202に対して外部から監視信号を授受してい
る。
第2図に示すように、クロック発生回路CLと監視回路CC
からなる監視装置201を被監視装置202とは独立に設け、
被監視装置202に対して外部から監視信号を授受してい
る。
また、第3図は、多重化機能をもつ被監視装置300を
監視する監視装置301の例を示したものである。外部の
監視装置301は、被監視装置300を監視するのに必要十分
であるよう予めパターンを設定した監視信号を発生回路
303で発生させ、これを被監視装置300に入力し、被監視
装置300の折り返し動作での出力信号を外部の監視装置3
01に送り返して受信回路304で受信し、その信号のパタ
ーンの適否を判定して被監視装置300の動作が正常が否
かを判定している。
監視する監視装置301の例を示したものである。外部の
監視装置301は、被監視装置300を監視するのに必要十分
であるよう予めパターンを設定した監視信号を発生回路
303で発生させ、これを被監視装置300に入力し、被監視
装置300の折り返し動作での出力信号を外部の監視装置3
01に送り返して受信回路304で受信し、その信号のパタ
ーンの適否を判定して被監視装置300の動作が正常が否
かを判定している。
このとき、監視装置301は、被監視装置300と独立して
存在しており、監視装置301を駆動させるための発振器C
Lを被監視回路300とは独立に、監視装置301の内部に設
けている。
存在しており、監視装置301を駆動させるための発振器C
Lを被監視回路300とは独立に、監視装置301の内部に設
けている。
一方、発明者らは、監視回路を被監視回路と一体にし
た監視方式を既に出願している。
た監視方式を既に出願している。
かかる監視方式は、第4図に示すように、被監視装置
400の内部に、監視回路401と、被監視回路402とを設け
たものである。
400の内部に、監視回路401と、被監視回路402とを設け
たものである。
また、他の監視方式は、第5図に示すように、被監視
装置500の内部に、パターン発生回路501と、多重化用の
低次群回線用回路502と、多重化用の高次群回線用回路5
03と、受信回路504とを備え、被監視装置500の折り返し
動作での出力信号505を送り返して受信回路504で受信
し、その信号のパターンの適否を判定して被監視装置50
0の動作が正常か否かを判定している。
装置500の内部に、パターン発生回路501と、多重化用の
低次群回線用回路502と、多重化用の高次群回線用回路5
03と、受信回路504とを備え、被監視装置500の折り返し
動作での出力信号505を送り返して受信回路504で受信
し、その信号のパターンの適否を判定して被監視装置50
0の動作が正常か否かを判定している。
このように被監視装置400、あるいは被監視装置500に
あっては、発生回路501を駆動させるための発振器CLを
被監視回路500とは独立に持っている。
あっては、発生回路501を駆動させるための発振器CLを
被監視回路500とは独立に持っている。
上述した従来の予備回路監視装置では、監視回路が被
監視回路と独立して存在するので、監視回路を駆動させ
るための発振器が別途必要となるという欠点があった。
監視回路と独立して存在するので、監視回路を駆動させ
るための発振器が別途必要となるという欠点があった。
加えて、その発振器と、その周辺回路が動作すること
により、ノイズを誘導しがちになり、被監視回路に悪影
響を及ぼすことがあるという欠点があった。
により、ノイズを誘導しがちになり、被監視回路に悪影
響を及ぼすことがあるという欠点があった。
本発明は、上述した欠点を解消し、発振器を不要に
し、かつノイズの影響を少なくした予備回路自己監視装
置を提供することを目的とする。
し、かつノイズの影響を少なくした予備回路自己監視装
置を提供することを目的とする。
本発明では、監視対象である予備回路と、これを監視
する監視回路とからなり、監視回路は予備回路の動作監
視用のパターンを備えた監視信号を発生させる信号発生
手段を備え、この信号発生手段を駆動するクロックを、
予備回路の駆動用クロック発振器から得る予備回路自己
監視装置において、信号発生手段が発生した監視信号を
予備回路に与えた際に、その予備回路から出力される信
号を受信して、そのアクティビティを観測するアクティ
ビティ検出回路を具備することを特徴とする。
する監視回路とからなり、監視回路は予備回路の動作監
視用のパターンを備えた監視信号を発生させる信号発生
手段を備え、この信号発生手段を駆動するクロックを、
予備回路の駆動用クロック発振器から得る予備回路自己
監視装置において、信号発生手段が発生した監視信号を
予備回路に与えた際に、その予備回路から出力される信
号を受信して、そのアクティビティを観測するアクティ
ビティ検出回路を具備することを特徴とする。
本発明によれば、被監視回路の駆動用クロックにより
監視回路を動作させることにより、監視回路側のクロッ
ク発生器を省略している。また、本発明の方式では、発
振器を原因とした障害は、監視回路の駆動も止まってし
まうので、本発明の監視回路は正常時にはアクティビテ
ィがあるようにし、そのアクティビティの検出により監
視を行っている。
監視回路を動作させることにより、監視回路側のクロッ
ク発生器を省略している。また、本発明の方式では、発
振器を原因とした障害は、監視回路の駆動も止まってし
まうので、本発明の監視回路は正常時にはアクティビテ
ィがあるようにし、そのアクティビティの検出により監
視を行っている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の予備回路自己監視装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
第1図に示す実施例は、監視回路が被監視回路と同一
装置に内蔵してある構成例である。なお、同一装置に内
蔵していない構成例も、考え方は同じである。
装置に内蔵してある構成例である。なお、同一装置に内
蔵していない構成例も、考え方は同じである。
被監視装置100は、被監視部101と、監視回路111とか
ら構成される。
ら構成される。
被監視部101は、当該回路の駆動用の発振器102と、当
該発振器102からの駆動クロック103により動作する被監
視回路104とから構成される。被監視部101は、駆動クロ
ック103を監視回路111に供給する。
該発振器102からの駆動クロック103により動作する被監
視回路104とから構成される。被監視部101は、駆動クロ
ック103を監視回路111に供給する。
監視回路111は、入力された駆動クロック103をn分周
をおこなう分周回路112と、分周回路112からの分周クロ
ックと駆動クロック103とのアンドをとり、n分周クロ
ックで自らのクロックを禁止するアンド回路113と、ア
ンド回路113からの駆動信号により監視信号を発生する
監視信号発生回路114と、アクティビティ検出回路115
と、アクティビティ検出回路115に受信信号を与える監
視信号受信回路116とから構成されている。
をおこなう分周回路112と、分周回路112からの分周クロ
ックと駆動クロック103とのアンドをとり、n分周クロ
ックで自らのクロックを禁止するアンド回路113と、ア
ンド回路113からの駆動信号により監視信号を発生する
監視信号発生回路114と、アクティビティ検出回路115
と、アクティビティ検出回路115に受信信号を与える監
視信号受信回路116とから構成されている。
このように構成された実施例の動作を説明する。
被監視回路101の発振器102は、監視回路駆動クロック
103を監視回路111に送る。
103を監視回路111に送る。
監視回路111では、まず入力クロック103を分周回路11
2によりn分周し、このn分周の出力で自らのクロック
を禁止して、監視信号発生回路114に送出する。
2によりn分周し、このn分周の出力で自らのクロック
を禁止して、監視信号発生回路114に送出する。
このクロック禁止のタイミングは、監視回路111およ
び被監視回路104が正常に動いているとすると、監視信
号受信回路116の出力をコントロールすることができ
る。そのコントロールされたタイミングで出力が変化し
ているかどうかを、アクティビティ検出回路115で観測
する。こうすることによって、被監視回路114はじめと
して、それの駆動用および監視回路の駆動用のクロック
を兼用している発振器と、監視回路自体のチェックが可
能となる。
び被監視回路104が正常に動いているとすると、監視信
号受信回路116の出力をコントロールすることができ
る。そのコントロールされたタイミングで出力が変化し
ているかどうかを、アクティビティ検出回路115で観測
する。こうすることによって、被監視回路114はじめと
して、それの駆動用および監視回路の駆動用のクロック
を兼用している発振器と、監視回路自体のチェックが可
能となる。
また、発振器102を原因とした障害は、監視回路111の
駆動も止まってしまうので、監視回路は正常時にはアク
ティビティがあるようにし、そのアクティビティの検出
をアクティビティ検出回路115により監視を行ってい
る。このような本実施例によれば、アクティビティ検出
方式による監視回路を採用することにより、発振器の故
障や監視回路の障害も発見することができる。
駆動も止まってしまうので、監視回路は正常時にはアク
ティビティがあるようにし、そのアクティビティの検出
をアクティビティ検出回路115により監視を行ってい
る。このような本実施例によれば、アクティビティ検出
方式による監視回路を採用することにより、発振器の故
障や監視回路の障害も発見することができる。
以上説明したように本発明では、予備回路との間で同
期をとることなくこの予備回路の駆動用クロック発振器
からクロックを得て予備回路の動作監視用のパターンを
備えた監視信号を発生させるようにしているので、回路
構成が簡単となり、信頼性も向上する。また、監視回路
で使用するクロックが予備回路と兼用されているので、
監視回路側の回路構成が簡単になるばかりでなくノイズ
の発生を低減させ、被監視回路としての予備回路側に悪
影響を与えることがなくなる。
期をとることなくこの予備回路の駆動用クロック発振器
からクロックを得て予備回路の動作監視用のパターンを
備えた監視信号を発生させるようにしているので、回路
構成が簡単となり、信頼性も向上する。また、監視回路
で使用するクロックが予備回路と兼用されているので、
監視回路側の回路構成が簡単になるばかりでなくノイズ
の発生を低減させ、被監視回路としての予備回路側に悪
影響を与えることがなくなる。
第1図は本発明の予備回路自己監視装置の実施例を示す
ブロック図、第2図ないし第5図は従来予備回路監視装
置を示すブロック図である。 100……被監視装置、 101……被監視部、 102……発振器、 104……被監視回路、 112……分周回路、 113……アンド回路、 114……監視信号発生回路、 115……アクティビティ検出回路、 116……監視信号受信回路。
ブロック図、第2図ないし第5図は従来予備回路監視装
置を示すブロック図である。 100……被監視装置、 101……被監視部、 102……発振器、 104……被監視回路、 112……分周回路、 113……アンド回路、 114……監視信号発生回路、 115……アクティビティ検出回路、 116……監視信号受信回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 純 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮城日本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−182832(JP,A) 特開 平2−90744(JP,A) 特開 平2−70150(JP,A) 実開 昭64−33244(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】監視対象である予備回路と、これを監視す
る監視回路とからなり、前記監視回路は前記予備回路の
動作監視用のパターンを備えた監視信号を発生させる信
号発生手段を備え、この信号発生手段を駆動するクロッ
クを、前記予備回路の駆動用クロック発振器から得るこ
とを特徴とする予備回路自己監視装置において、 前記信号発生手段が発生した監視信号を前記予備回路に
与えた際に、その予備回路から出力される信号を受信し
て、そのアクティビティを観測するアクティビティ検出
回路を具備することを特徴とする予備回路自己監視装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257198A JP2833849B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 予備回路自己監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257198A JP2833849B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 予備回路自己監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137834A JPH04137834A (ja) | 1992-05-12 |
JP2833849B2 true JP2833849B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17303045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2257198A Expired - Lifetime JP2833849B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 予備回路自己監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833849B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4712696B2 (ja) * | 2004-05-24 | 2011-06-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60182832A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | Nec Corp | 多重分離装置の監視方式 |
JPS6433244U (ja) * | 1987-08-24 | 1989-03-01 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2257198A patent/JP2833849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4712696B2 (ja) * | 2004-05-24 | 2011-06-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137834A (ja) | 1992-05-12 |
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Legal Events
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