JP2831296B2 - 携帯用回転工具 - Google Patents
携帯用回転工具Info
- Publication number
- JP2831296B2 JP2831296B2 JP7089047A JP8904795A JP2831296B2 JP 2831296 B2 JP2831296 B2 JP 2831296B2 JP 7089047 A JP7089047 A JP 7089047A JP 8904795 A JP8904795 A JP 8904795A JP 2831296 B2 JP2831296 B2 JP 2831296B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- handle
- electric motor
- rotary tool
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sawing (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Description
た携帯用丸鋸機等の携帯用回転工具に関する。
61−15101号公報、同64−9701号公報に記
載されるようなものが知られている。前者は、回転工具
側面から見て円形の電動機をハウジングで包み、該ハウ
ジングの上部後ろ寄りの箇所に取手を取り付けてなるも
のである。後者は、図2に示されるように、回転工具側
面から見て電動機の二つのブラシを前後に配置し電動機
及びこれを包むハウジング1の上下寸法を縮めてなるも
のである。
携帯用回転工具は、前者のものにあっては取手が該回転
工具本体の上方に高く突出するという欠点を有する。後
者の回転工具はハウジング1の上下寸法が小さい分だけ
取手2の高さも低くなっているが、ブラシの箇所を覆う
ハウジング1の部分が取手2の掌を入れる穴2aを狭め
ることがないようその分取手2aを電動機の駆動軸の軸
心すなわちハウジング1の中心から更に後ろ寄りにずら
す必要があり、それだけ回転工具の前後寸法が大きくな
る。また、それだけ取手2が回転工具の重心から離れ切
断加工等に際し操作性が悪くなるという問題を有する。
び前後の寸法を低減して小形化し操作性の向上を図るこ
とを目的とする。
め、本発明は、刃物(3)を駆動する電動機(4)と、
該電動機(4)を内蔵するハウジング(5)と、該ハウ
ジング(5)に取り付けられた取手(6)と、上記ハウ
ジング(5)に取付けられた被加工材に当てるためのベ
ース(7)とを備えた携帯用回転工具において、上記ベ
ース(7)が上記ハウジング(5)に当たるように位置
調節された状態において上記電動機(4)のブラシ(1
1,12)と駆動軸(8)の軸心(O)とを含む平面
(L1)が上記軸心(O)を含む水平面(L2)に対しそ
の後側を下方に傾斜するように上記電動機(4)が配置
され、上記ハウジング(5)は上記平面(L1)上での
長さ(X)よりも該平面(L1)に直交する方向での長
さ(Y)の方が小さい形に形成され、上記取手(6)は
上記ハウジング(5)にその長さ(X)の大きい長寸部
分に対向するように取り付けられた構成を採用してい
る。
駆動軸8の軸心Oとを含む平面L1 上での長さよりもこ
れに直交する方向での長さの方が小さい形に形成されて
いるので、それだけ携帯用回転工具の高さが低くなる。
また、平面L1 が水平面L2 に対しその後側を下方に傾
斜するように配置されたハウジング5の長さの小さい方
の箇所に対し取手6が臨んでいるので、電動機4のブラ
シ11,12に対応したハウジング5の***部分が取手
6の掌を入れるための穴6aを狭めることはない。従っ
て、取手6をハウジング5の後方にずらせたり取手6を
高く形成する必要がなく、それだけ回転工具の高さや前
後長さを小さくすることができる。また、取手6をより
後方にずらすことなく回転工具の重心に近接した箇所に
設けることができるから、切断加工等に際し操作性が向
上する。すなわち、加工時の回転工具の推進操作を安定
した状態で行うことができる。
説明する。図1に示されるように、この携帯用回転工具
は、刃物3を駆動する電動機4と、該電動機4を内蔵す
るハウジング5と、該ハウジング5に取り付けられた取
手6と、上記ハウジング5に取付けられた被加工材に当
てるためのベース7とを有している。
に配置された電動機4の駆動軸8から歯車を介して減速
された出力軸(図示せず)に固定されている。刃物3の
上下は夫々安全カバー9、ロアガード10で覆われ、安
全カバー9は上記ハウジング5に固定され、ロアガード
10は安全カバー9に対しその中に出入り可能に取り付
けられている。また、上記ベース7は、刃物3と被加工
材との位置関係を規制するためのものであり、上記ハウ
ジング5又は安全カバー9に対し位置調節可能に取り付
けられている。
12と駆動軸8の軸心Oとを含む平面L1 が該軸心Oを
含む水平面L2 すなわち当該携帯用回転工具の底を含む
平面に平行な面に対しその後側を下方に傾斜するように
すなわち図1中時計方向に傾斜するように配置されてい
る。この交差角度θは、望ましくは約5°以上40°以
下であり、より望ましくは約35°である。上記傾斜角
度θが5°未満であると、取手6を当該携帯用回転工具
の底面であるベース7に近接させて設ける場合に取手6
がハウジング5から後方に大きく突出してまい、逆に4
0°を越えるとブラシ11,12に対応するハウジング
5の箇所がベース7に当り、またベース7に対するハウ
ジング5や取手6の位置が高くなるので当該携帯用回転
工具の高さが大きくなり大型化を招く原因となる。
の本体ともなるもので、上記平面L 1 上での長さXより
も該平面L1 に直交する方向での長さYの方が小さい形
に形成されている。すなわち、長さYに対応した短寸部
分は角型に形成され長さXに対応した長寸部分は膨出す
る湾曲型に形成され、全体として平面L1 に直交する向
きで偏平な又は圧潰された形に形成されている。もちろ
ん、このような形以外の例えば長円形、偏平多角形を採
用することも可能である。
さYの方向に臨むように、すなわち上記長寸部分に対向
するように取り付けられている。取手6はハウジング5
と一体成形されるか又は別体として成形された後ハウジ
ング5にネジ等で固定されるもので、具体的には略コ字
形に形成され、夫々の自由端がハウジング5における各
ブラシ11,12を囲む箇所に連結されている。このよ
うに取手6がハウジング5の長さの小さい方向に臨むよ
うに配置されていることから、その掌を入れるべき穴6
aの中にハウジング5の突起が入り込むことはなく、該
穴6aの大きさは十分に確保される。従って、取手6は
当該携帯用回転工具の略重心位置である電動機4の駆動
軸8の近傍に配置され、その高さもできるだけ低くする
ことができる。
ブラシと駆動軸の軸心とを含む平面上での長さよりもこ
れに直交する方向での長さの方が小さい形に形成され、
かつ該平面が上記軸心を含む水平面に対しその後側を下
方にして傾斜することにより傾斜したハウジングの長寸
部分に対し取手が取り付けられているので、電動機のブ
ラシに対応したハウジングの***部分が取手の掌を入れ
るための穴を狭めることはなく、取手をハウジングのよ
り後方にずらせたり取手を高く形成する必要がなく、そ
れだけ回転工具の高さや前後長さを小さくすることがで
きる。また、取手を後方にずらすことなく回転工具の重
心に近接した箇所に設けることができるから、加工時の
回転工具の推進操作を安定した状態で行うことができ操
作性が向上する。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 刃物を駆動する電動機と、該電動機を内
蔵するハウジングと、該ハウジングに取り付けられた取
手と、上記ハウジングに取付けられた被加工材に当てる
ためのベースとを備えた携帯用回転工具において、上記
ベースが上記ハウジングに当たるように位置調節された
状態において上記電動機のブラシと駆動軸の軸心とを含
む平面が上記軸心を含む水平面に対しその後側を下方に
傾斜するように上記電動機が配置され、上記ハウジング
は上記平面上での長さよりも該平面に直交する方向での
長さの方が小さい形に形成され、上記取手は上記ハウジ
ングにその長さの大きい長寸部分に対向するように取り
付けられたことを特徴とする携帯用回転工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7089047A JP2831296B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 携帯用回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7089047A JP2831296B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 携帯用回転工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08281603A JPH08281603A (ja) | 1996-10-29 |
JP2831296B2 true JP2831296B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13959981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7089047A Expired - Lifetime JP2831296B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 携帯用回転工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831296B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69929404T2 (de) * | 1998-08-13 | 2006-08-31 | Black & Decker Inc., Newark | Batteriebetriebene tragbare Kreissäge mit Schnittiefeneinstellvorrichtung |
US6898854B2 (en) | 2002-06-07 | 2005-05-31 | Black & Decker Inc. | Modular power tool |
DE102017222662A1 (de) * | 2017-12-13 | 2019-06-13 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
WO2020066903A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 工機ホールディングス株式会社 | 作業機 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7089047A patent/JP2831296B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08281603A (ja) | 1996-10-29 |
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Legal Events
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