JP2830918B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2830918B2
JP2830918B2 JP1044174A JP4417489A JP2830918B2 JP 2830918 B2 JP2830918 B2 JP 2830918B2 JP 1044174 A JP1044174 A JP 1044174A JP 4417489 A JP4417489 A JP 4417489A JP 2830918 B2 JP2830918 B2 JP 2830918B2
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿読み取り色分解信号から各現像色の記
録信号に変換して現像サイクル毎に当該現像色の記録信
号を選択して記録再生を行う画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
写真や文字、印刷、これらの混在する原稿も、CCDラ
インセンサを用いることにより色分解信号にして簡単に
読み出すことができる。そして、色分解信号をトナーそ
の他の色材の記録信号に変換し、該記録信号で駆動され
るレーザービームを感光体に照射することによって感光
体上に潜像を形成し、現像、転写、定着を行うとカラー
原稿を再生することができる。しかも、CCDラインセン
サを用いて得られる色分解信号は、アナログ信号から高
階調のデジタル信号に変換することによって、デジタル
信号での記憶、変換、調整、合成等が自由に行えるの
で、多彩な画像編集が可能になる。そこで、このような
技術を利用することによって、カラー複写機やカラープ
リンタ、カラーファクシミリ等のカラー画像処理装置が
実現できる。
上記のようにデジタル信号での処理を行うことによっ
て、例えばトリム(画像の抽出)やマスク(画像の消
去)は勿論、ロゴの挿入、色付け、ペイント、色変換、
ネガポジ反転、縮小/拡大その他多彩に編集機能を付加
することができる。また、このような画像処理装置で
は、写真や文字、印刷、これらの混在等、原稿の種類に
応じた調整を行うことによって、精細度や粒状性、階調
の再現性をより高めることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
原稿の所望の領域を指定し、トリムやマスク、ロゴの
挿入、色付け、ペイント等のアノテーション編集を行う
場合、まず、それぞれの領域毎に編集パターンを設定
し、そのパターンの色データ又は画像データを選択し出
力するが、アノテーション編集では、様々なパターンが
あり、それを領域毎に切り換えて処理しなければならな
いため、処理が煩雑になり回路も複雑になるという問題
がある。
特に、カラーコピーの場合には、編集のパターンに色
も含まれるため、例えば網かけであっても、粗い網か
け、細かい網かけのような形状のイメージだけでなく、
青色による網かけ、黄色による網かけ等のように、色の
異なる編集のパターンを選択し出力することもよく行わ
れる。しかし、このような編集のパターンを選択して出
力できるようにしようとすると、回路構成が複雑になる
という問題もある。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明
の目的は、多数のパターンを用いたアノテーション編集
を簡単な構成で実現することである。本発明の他の目的
は、複雑ビットのエリアコマンドを対応する領域のメモ
リに書き込み、そのエリアコマンドの読み出し処理で多
数のパターンや色を用いたアノテーション編集を行える
ようにすることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
そのために本発明は、編集のパターンを設定する複数
ビットのエリアコマンドを設定領域に書き込むためのエ
リアコマンドの各ビットに対応する複数面のメモリから
なるプレーンメモリと、色データを選択する選択情報を
含み編集のパターンのフォントデータを保持するフォン
トバッファと、エリアコマンドからフォントバッファの
フォントデータを読み出し送出するフォントデータ送出
回路と、カラーパレットに色データを保持すると共に、
エリアコマンドから画像データと、該画像データの文字
部分の色データ、該画像データの背景部分の色データ、
又はフォントデータの色データとの切り換えを行う論理
演算選択情報を読み出すためのテーブルを有し、フォン
トデータ読出回路で読み出したフォントデータとエリア
コマンドによりカラーパレットから色データを読み出す
と共にテーブルから論理演算選択情報を読み出して、画
像データと、該画像データの文字部分の色データ、該画
像データの背景部分の色データ、又はフォントデータの
色データとの切り換えを行い出力する出力制御回路とを
備え、プレーンメモリにエリアコマンドを書き込み、該
エリアコマンドにより画像データを、該画像データの文
字部分の色データ、該画像データの背景部分の色デー
タ、又はフォントデータの色データに変換して出力する
ことにより編集のパターンを原稿画像に上塗りするよう
に構成したことを特徴とするものである。
上記の構成により、プレーンメモリに書き込んだエリ
アコマンドが読み出されると、そのエリアコマンドから
編集のパターンのフォントデータ、さらにその色データ
が選択され、論理演算選択情報により該画像データの文
字部分の色データ、該画像データの背景部分の色デー
タ、又はフォントデータの色データが選択されることに
よって、エリアコマンドに対応した編集のパターンが原
稿画像に上塗りされて出力される。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の1実施例を説明
するための図である。
第1図において、プレーンメモリ704は、原稿の所望
の領域を指定し、例えば文字部分のみ、文字部分と背景
部分の両方について、あるいは背景部分のみに限り、
網、ハッチング、ベタで置き換えたり、また、ロゴ挿入
したり、マスキングするアノテーション編集の場合に、
各領域に編集のパターンに対応する4ビットのコマンド
(エリアコマンドACMD3〜0)を書き込むために4面の
メモリで構成している。そのために、マーカースキャン
や閉領域スキャン、ディジタイザからの座標入力により
指定された領域をプレーンメモリ704にまず書き込ん
で、しかる後その領域内にエリアコマンドACMD3〜0を
描画して、これをメインスキャンのときに読み出して画
像データと置き換え処理する。このような4面のメモリ
構成では、24、16通りのエリアコマンドACMD3〜0の処
理が可能になる。機能としては、指定された1点を含む
閉領域内の白部を任意の色、パターンでぬりつぶす「閉
領域内色付け」、2点で指定された矩形領域内を任意の
色、パターンでぬりつぶす「矩形領域内色付け」に大別
でき、領域内の1点を指定して行う枠内色付け、マーカ
ーにより領域を指定し、白黒の原稿を対象とし黒を任意
の色に変換する色変換、原稿イメージを残す網かけ、領
域内を白でぬりつぶす(透明にする)マスク、逆に領域
外を白でぬりつぶすトリム、原稿イメージを残さないペ
イント等がある。
フォントバッファ708は、網やハッチング、ベタ、ロ
ゴ等のパターンのフォントデータを格納したものであ
り、フォントバッファ708が1プレーン構成の場合に
は、FD0で2色の切り換えを行う。したがって、最大4
プレーン構成で、フォントデータFD3〜0による16色の
切り換えまで可能になる。
FAC(フォント・アドレス・コントローラ)716は、予
め各エリアコマンドACMD3〜0に対応して網やハッチン
グ、ベタ、ロゴ等、16の編集のパターンのフォントデー
タを選択するテーブル716T、該テーブルにより選択され
たパターンのフォントデータをフォントバッファ708か
ら読み出すためのアドレス発生用カウンタ716C、フォン
トバッファ708から読み出したフォントデータFD3〜0を
画素単位で転送するフォント転送回路716Rからなる。フ
ォント転送回路716Rでは、テーブル716Tに基づきフォン
トバッファ708からフォントデータFD3〜0を読み出す
と、画像データに同期して画素列で送出される。
PLT(出力制御回路)717は、カラーパレット(COLOR
−PALT)731、フォアパレット(FORE−PALT)732、ロジ
ックLUT(LGIC−LUT)734、及びマルチプレクサ733を備
え、Y、M、C、Kの各現像色毎に出力する色の成分デ
ータがセットされ4面のプレーンメモリ704上のエリア
コマンドに対応した色を出力して網かけパターンやロゴ
を原稿上に合成するものである。カラーパレット731
は、エリアコマンドACMD3〜0に対応した16組の色デー
タからなり1つの編集のパターン(アノテーション)に
対して最大16色の色データを与えるものであり、フォア
パレット732は、文字部(フォアグランド)/背景部
(バックグランド)の両方にアノテーションを出力する
ときの文字部に最大16色の色データを与えるものであ
る。ロジックLUC734は、エリアコマンドACMD3〜0に対
応して画像データとカラーパレット731又はフォアパレ
ット732の出力データとの切り換え情報(論理演算選択
信号)を与えるものであり、マルチプレクサ733は、論
理演算選択信号により原稿データとアノテーションデー
タとの切り換えを行うものである。
本発明に係る画像処理装置では、上記の構成により各
アノテーションに対応する4ビット、計16種類のエリア
コマンドACMD3〜0の中からの編集の対象とされた所望
の領域のプレーンメモリ704にアノテーション編集のパ
ターンのコマンドが予め書き込まれ、その後、このエリ
アコマンドACMD3〜0が画像データに同期して読み出さ
れる。そして、読み出されたエリアコマンドACMD3〜0
を実行することによって、文字や背景を認識しながら、
予め設定された色により文字や背景を選択的に網やハッ
チング、ベタ等のパターンで置き換えたり、或いはロゴ
挿入を行ったり、マスク・トリムを行ったりする。すな
わち、所望の領域のプレーンメモリ704から読み出され
たエリアコマンドACMD3〜0が文字を第1の色に変換
し、背景を第2の色のハッチングでぬりつぶす編集のパ
ターンである場合には、画像でデータに代えて、文字を
認識すると第1色のデータを出力し、背景を認識すると
ハッチングで第2の色データを出力する。また、エリア
コマンドACMD3〜0が背景のみを特定の色データの網で
ぬりつぶす編集のパターンである場合には、文字を認識
するとそのまま画像データを出力し、背景を認識すると
画像データに代えて網で特定の色データを出力する。こ
れら網やハッチングは、画素列からなる画像データに逐
次同期して読み出されるフォントデータによって形成さ
れる。つまり、ベタであれば、連続して特定の色データ
が出力されるが、網やハッチングは、これらのパターン
となるように画素毎に特定の色データか白の色データが
出力される。さらに、その動作を詳述する。
まず、前提として、予め、フォントバッファ708には
網やハッチング、ロゴ等のフォントデータが登録され、
FAC716のテーブル716TにはエリアコマンドACMD3〜0の
パターンに対応するフォントデータの先頭アドレスが設
定される。同様に、PLT717のロジックLUT734には論理演
算選択信号が登録される。なお、カラーパレット731
は、16面あって4ビットのエリアコマンドデータACMD3
〜0によりその1面が選択される。そして、その選択さ
れたカラーパレット731の1面を構成する色データは、
フォントデータFD3〜0により選択される。また、フォ
アパレット732は、文字部、背景部両方にアノテーショ
ンを出力する場合の文字部の色を登録しておくものであ
るが、これらは、現像サイクル毎に書き換えられる。
例えばハッチングのパターンがエリアコマンドACMD3
〜0の「0010」であるとすると、4枚からなるプレーン
メモリ704に対し、ビット1に対応するP1の1枚だけが
ハッチング領域に「1」で描画されることになる。した
がって、画像データと同期してプレーンメモリ704から
エリアコマンドACMD3〜0が読み出されるとき、ハッチ
ング領域になると「0010」のエリアコマンドデータACMD
3〜0が読み出される。
FAC716では、「0010」のエリアコマンドデータACMD3
〜0を入力すると、そのエリアコマンドデータACMD3〜
0に基づいてフォントバッファ708からのハッチングの
パターンによるフォントデータFD3〜0を読み出し、こ
れらエリアコマンドデータACMD3〜0、フォントデータF
D3〜0をPLT717へ送出する。
PLT717では、エリアコマンドデータACMD3〜0に基づ
き、ロジックLUT734においてLG1に登録されたハッチン
グパターンに対する論理演算選択信号が選択され、ま
た、カラーパレット731においてCP1のカラーパレットが
選択される。そして、このカラーパレットの16色のデー
タからフォントデータFD3〜0により1色が選択され
る。例えばフォントデータFD3〜0が「1101」(十進で
「13」)であれば、CP1のカラーパレットにおけるCP−1
3の色データが選択されることになる。マルチプレクサ7
33では、画像データにおいて文字部と背景部とを認識
し、論理演算選択信号にしたがって文字部では画像デー
タを出力するが、背景部になるとハッチングパターンの
色データを出力する。
このように各エリアコマンドデータACMD3〜0に対応
してフォントデータFD3〜0と論理演算選択信号を読み
出し、さらにエリアコマンドACMD3〜0とフォントデー
タFD3〜0からアノテーションの色を選択して画像デー
タを特定のフォントで置き換えることにより編集処理を
行っている。しがって、フォントデータFD3〜0は、
網、ハッチング、ベタ、ロゴ等のパターンを有すると共
に色情報を有するデータであり、同じパターンでもフォ
ントデータFD3〜0の内容を変えることによって、或い
はエリアコマンドデータACMD3〜0を変えることによっ
て異なる色の組み合わせによるパターンを出力すること
ができる。
例えばFAC716において、同パターンをACMD3〜0の「0
001」と「0010」に登録したとすると、フォントデータF
D3〜0が同じになっても、PLT717ではCP1とCP2のように
異なるカラーパターン731が選択される。また、同じパ
ターンでもフォントデータFD3〜0において、例えば「0
101」、「0110」、「0111」(カラーパレット731では
A、B、Cの色データ)によりパターンを形成するよう
に登録した場合に対し、「1101」、「1110」、「1111」
によりパターンを形成するように登録した場合では、カ
ラーパレット731でA、B、Cの色データと異なる色デ
ータが選択されることになる。
次に、エリアコマンドに対応した色を出力して網かけ
やロゴ等を原稿上に合成するPLT(出力制御回路)の構
成を説明する。
第2図はPLTの回路構成を示す図、第3図はロジックL
UTの構成例を示す図、第4図はカラーパレットの構成例
を示す図、第5図はフォアパレットの構成例を示す図で
ある。
PLT717は、第2図に示すように画像データを管理制御
するVCPUから常時読み書き可能なレジスタ741、742を備
えると共に、先に説明したロジックLUT745、カラーパレ
ット743、フォアパレット744を内部RAMとして持ってい
る。バスコントローラ751は、VCPUから各レジスタ741、
742、内部RAM743〜745にデータDA0−7を書き込むデー
タバスをコントロールし、バスコントローラ752は、逆
にVCPUから読み出すデータバスをコントロールするもの
である。アドレスバス切り換え回路753、754は、内部RA
M743〜745のアドレスを切り換えるものである。デコー
ダ747は、VCPUからのチップセレクト信号NCS、書き込み
信号NWR、読み出し信号NRDなどをデコードし、内部RAM7
43〜745を制御するものである。
レジスタ741は、セットアップビットNSUを有し、ここ
に「0」を書き込むことによりアドレスバス切り換え回
路753、754を切り換え内部RAMへVCPUからアクセス可能
にするものであり、例えばコピー実行中にノイズで内部
データが書き換えられるのを防いでいる。また、レジス
タ742は、着色部選択ビットの文字部/背景部を決定す
るための閾値を設定するものであり、の閾値は、Y、
M、C、Kの各現像サイクル開始前にセットされる。
ロジックLUT745は、エリアコマンドACMD3〜0に対応
した番地LG0〜LG15に第3図に示すような論理演算選択
信号LGIC2〜0を書き込み、そのエリアコマンドに応す
る処理を定めるものであり、編集機能設定時にセットす
る。
論理演算選択信号LGIC2〜0は、第3図(b)に示す
ように原稿をそのまま出力する処理、網、ハッチング、
或いはベタで文字部分のみ、文字と背景の両方、或いは
背景部分のみのいずれかに置き換える処理、ロゴに置き
換える処理、また、モノカラーでは、網、ハッチング、
ベタで文字部分のみ、背景部分のみのいずれかに置き換
える処理を定めたものである。
例えば論理演算選択信号LGIC2〜0が「000」の場合に
は、画像データVDIを選択することによって原稿をその
まま出力するが、「001」の場合には、フォアグランド
(文字部)を認識すると、この部分でフォントバッファ
708から読み出された網、ハッチング、又はベタのパタ
ーンのフォントデータによるカラーパレットの色データ
が出力され、バックグランド(背景部)では画像データ
が0(白)に置き換えられる。また「010」の場合に
は、フォアグランドを認識すると、この部分でフォアパ
レット744から出力された色データを選択し、バックグ
ランドを認識すると、この部分でカラーパレット743か
ら出力された色データを選択する。つまり、文字を特定
の色に変換し、さらに特定の色により背景を網やハッチ
ング、ベタでぬりつぶす処理を行う。その他、「011」
の場合には、画像データとカラーパレット743から出力
された色データとを比較して大きい方を出力することに
より背景部分のみ網やハッチング、ベタのパターンでぬ
りつぶし、「100」の場合には、先に説明したように画
像データをカラーパレット743から出力された色データ
で置き換えることにより矩形領域でロゴを出力し、「10
1」の場合には、任意のロゴパターンのみカラーパレッ
ト743から出力された色データで画像データを置き換え
る。「110」と「111」はモノカラー用の論理演算選択信
号であって、フォアグランド、バックグランドを認識
し、カラーパレット743から出力された色データで画像
データを置き換える。
カラーパレット743は、第4図に示すように16組のパ
レットCP0〜CP15からなり、それぞれのパレットが16バ
イトによる16色の色データからなる。そして、16組のパ
レットCP0〜CP15の1つがエリアコマンドにより選択さ
れ、その中からフォントデータにより1バイトの色デー
タ(CP0−0〜15、CP1−0〜15、……CP15−0〜15)が
選択され出力される。したがって、1つのアノテーショ
ン(網、ハッチング、ベタ、ロゴ等、編集のパター
ン)、すなわち1つのエリアコマンドに対して最大16色
を選択して出力することができる。なお、使用するバイ
ト数は、フォントバッファのプレーン構成により変わ
り、対応する論理演算選択信号LGIC2〜0の処理により
色データの組みの使用、不使用が決まる。これらの設定
は、Y、M、C、Kの各現像サイクル開始前にセット
し、アノテーションの色を定める。
フォアパレット744は、第5図に示すように16バイト
で16種類の色データをもつものであり、論理演算選択信
号LGIC=「010」でフォアグランド(文字部)/バック
グランド(背景部)の両方にアノテーションを出力する
ときの文字部の色データを与えるものである。この色デ
ータは、Y、M、C、Kの各現像サイクル開始前にセッ
トする。
コンパレータ748は、画像データと閾値とを比較しフ
ォアグランドかバックグランドかの識別信号を生成する
ものであり、コンパレータ749は、画像データとカラー
パレット743の出力とを比較してその大小信号を生成す
るものである。この大小信号は、背景部分のみにアノテ
ーションを出力する前記「011」の論理演算選択信号に
対して有効となる。また、アンドゲート750は、「000
0」のフォントデータを検出するものである。
マルチプレクサ746は、セレクト情報信号としてロジ
ックLUT745から出力された論理演算選択信号LGICにした
がって、コンパレータ748から出力された識別信号、コ
ンパレータ749から出力された大小信号、アンドゲート7
50から出力されたフォントデータの「0」信号により画
像データとフォントデータや色データ等のアノテーショ
ンデータとの関係をチェックして画像データと色データ
とを切り換えて出力画像データVDOとして送出する。例
えば論理演算選択信号LGICが「001」の場合には、識別
信号によりフォアグランドが認識されるとカラーパレッ
トの色データを出力し、文字部分のみ色変換したアノテ
ーションを出力する。また、理論演算選択信号LGICが
「001」の場合には、識別信号によりフォアグランドが
認識されるとフォアパレットの色データを出力し、バッ
クグランドが認識されるとカラーパレットの色データを
出力することによって文字と背景のそれぞれの部分にア
ノテーションを出力する。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、入力画像と同じ分解能のプレーンメモリで説明した
が、マスキング、ロゴ等からなるアノテーション編集
は、一定の領域に対して処理するものであり、入力画像
ほどの分解能はなくてもよいので、プレーンメモリ704
としては、分解能を16ドット/mmの入力画像に対し4ド
ット/mmに落としてメモリ容量を少なくし、副走査方向4
32mm、主走査方向300mmのA4サイズで4面もち、その4
面に書かれたビットイメージと対応した色およびパター
ンを送出するように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、網
やハッチング、ベタ、ロゴ挿入等によるアノテーション
編集を領域毎にエリアコマンドでプレーンメモリに設定
し、そのエリアコマンドによりフォントデータを読み出
して、エリアコマンドとフォントデータにより色データ
の読み出し及び画像データを色データに置き換える制御
を行って、複数面のプレーンメモリのビットイメージの
領域に対応して色およびパターンの変換を行うので、網
やハッチング、ベタ、ロゴ等からなる編集のパターンの
設定自由度を上げることができる。また、トリムは領域
外を白で置き換え、マスクは領域内を白で置き換えて論
理和出力するように構成することによって、トリムとマ
スクの組み合わせによるコピー出力を操作順に関係なく
容易に想像できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の1実施例を説明す
るための図、第2図はPLTの回路構成を示す図、第3図
はロジックLUTの構成例を示す図、第4図はカラーパレ
ットの構成例を示す図、第5図はフォアパレットの構成
例を示す図である。 704……プレーンメモリ、708……フォントバッファ、71
6……FAC、716C……アドレス発生用カウンタ、716R……
フォント送出回路716R、716T……テーブル、717……PL
T、731……カラーパレット、732……フォアパレット、7
33……マルチプレクサ、734……ロジックLUT

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集のパターンを設定する複数ビットのエ
    リアコマンドを設定領域に書き込むためエリアコマンド
    の各ビットに対応する複数面のメモリからなるプレーン
    メモリと、 色データを選択する選択情報を含み編集のパターンのフ
    ォントデータを保持するフォントバッファと、 エリアコマンドからフォントバッファのフォントデータ
    を読み出し送出するフォントデータ送出回路と、 カラーパレットに色データを保持すると共に、エリアコ
    マンドから画像データと、該画像データの文字部分の色
    データ、該画像データの背景部分の色データ、又はフォ
    ントデータの色データとの切り換えを行う論理演算選択
    情報を読み出すためのテーブルを有し、フォントデータ
    送出回路で読み出したフォントデータとエリアコマンド
    によりカラーパレットから色データを読み出すと共にテ
    ーブルから論理演算選択情報を読み出して、画像データ
    と、該画像データの文字部分の色データ、該画像データ
    の背景部分の色データ、又はフォントデータの色データ
    との切り換えを行い出力する出力制御回路とを備え、 プレーンメモリにエリアコマンドを書き込み、該エリア
    コマンドにより画像データを、該画像データの文字部分
    の色データ、該画像データの背景部分の色データ、又は
    フォントデータの色データに変換して出力することによ
    り編集のパターンを原稿画像に上塗りするように構成し
    たことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】出力制御回路は、複数の色データの組を有
    し、該複数の色データの組の1つをエリアコマンドによ
    り選択し、選択した組の色データをフォントデータによ
    り選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】カラーパレットは、各編集のパターンの色
    データを有する第1のカラーパレットと画像データの文
    字部分と画像データの背景部分の両方に編集を行う場合
    の他方の色データを有する第2のカラーパレットを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】出力制御回路は、設定された閾値を有し、
    該閾値と画像データの値とを比較して画像データの文字
    部分か画像データの背景部分かを判別し画像データ又は
    色データを選択することを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】テーブルの論理演算選択情報は、トリムや
    マスク、ペイントのようなベタ編集のパターンを出力す
    るエリアコマンドのときは色データを選択し、網かけや
    枠内色付けの編集のパターンを出力するエリアコマンド
    のときは画像データの背景部分で色データを選択し、色
    変換の編集のパターンを出力するエリアコマンドのとき
    は画像データの文字部分で色データを選択するように設
    定したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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