JP2800672B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP2800672B2
JP2800672B2 JP6025955A JP2595594A JP2800672B2 JP 2800672 B2 JP2800672 B2 JP 2800672B2 JP 6025955 A JP6025955 A JP 6025955A JP 2595594 A JP2595594 A JP 2595594A JP 2800672 B2 JP2800672 B2 JP 2800672B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、利用者の簡単な指示を受
けて文書のデザインをより高品位なデザインに自動的に
変更して出力する機能を有する文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTP(Desk Top Pu
blishing)やワードプロセッサなどの文書作成
機の普及によって一般のオフィスにおいても手軽に文書
を作成することができるようになっている。特に最近は
文書のページレイアウトや文字の書体、大きさなどの様
々なパラメータを広範囲に選択できるような高機能なも
のが増えており、知見と経験を持つ作成者がじっくり時
間をかければ、作成意図を反映した高品位な文書を作成
できるようになってきている。
【0003】しかし、一般の利用者にとっては、高機能
な文書作成機を使いこなすには非常に複雑な操作を覚え
なければならないことや、そもそも広範囲に選択が可能
となったパラメータの値をいったいいくつに設定するこ
とによって作成意図に合った高品位な文書を作成できる
のかがわからないことなどから、結果的には高品位な文
書とは言えない見栄えの悪い、読みにくい文書しか作成
できないのが現状である。
【0004】一方、紙の文書を読みとり、それを加工し
て出力するという機能に対応する機器としては複写機が
ある。複写機の基本機能はあくまでも原稿を忠実に再現
した文書を出力することにあるが、デジタル複写機の普
及とともに、例えば特開平2−223275号公報に開
示されている複写機のように文書の加工機能を持つもの
も現れるようになってきた。
【0005】しかし、これらの技術は、前述の高機能な
文書作成機と同じように、加工しようとする箇所および
どのように加工するかという点まで使用者が細かく指示
する必要があり、使いこなすには非常に複雑な操作を行
わなければならないことや、一般の利用者には結局どの
ように加工すれば作成意図に合った高品位な文書を作り
出すことができるのかがわからないことなどから、結果
的には入力文書をより高品位なものにするためにはあま
り役立つものではなかった。特にグラフに関して言え
ば、棒グラフの棒や、円グラフの扇形、折線グラフの線
を色分けしたものなどが一般的によく見られるが、この
ような着色の操作は非常に繁雑で手間のかかる作業とな
る上、配色に関する知見の乏しい一般の利用者には、出
力文書を高品位なものとするのは至難の技であった。
【0006】デジタル複写機等において、配色に関する
知見やデザインセンスの乏しい一般の利用者でも文書の
色づけや見栄えの向上を容易に実現することを意図した
技術としては特開平3−109874号公報や特開平3
−122773号公報などに開示されている技術が挙げ
られる。しかし、特開平3−109874号公報に開示
されている技術はカラー画像上にある文字を補色表示す
るというものであり、特開平3−122773号公報に
開示されている技術は複写機で手書き原稿の文字と図形
部分を区別し、文字部分の整列や図形部分の線の直線化
による清書機能を実現しているに過ぎず、いずれも利用
者の作成意図を反映し、しかもデザイン的にも高品位な
文書を加工して出力する機能の実現には不十分なもので
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
事情に考慮してなされたものであり、その目的とすると
ころは、利用者の作成意図を表すような簡単な指示を受
け取るだけで、入力文書中のグラフのデザインを自動的
に変更し、指示に則した高品位なデザインを持つ文書に
加工して出力する機能を提供することである。
【0008】本発明の第1の発明(請求項1)は、図1
に示すように、デジタル画像として入力された文書を保
持するための文書画像保持手段1と、その文書画像保持
手段1に保持されている文書画像上のグラフの領域を抽
出するグラフ領域抽出手段2と、そのグラフ領域抽出手
段2によって抽出されたグラフ領域内を文字・線・図形
等の構成要素に分割し、それぞれに要素の種類およびそ
の座標値を抽出するグラフ要素分割手段3と、そのグラ
フ要素分割手段3によって分割されたグラフ要素に対し
て、要素の種類毎にその座標値より位置関係および関連
を判断し、要素属性として付与する要素属性付与手段4
と、前記文書画像保持手段1に保持されている文書画像
から、前記グラフ要素分割手段3で分割されたグラフ要
素毎に部分画像を切り出し、前記要素属性付与手段4に
より付与された要素属性に対して、グラフの色づけに関
する配色パラメータテーブルのパラメータ値に従って該
各要素画像に着色して出力画像を生成する出力画像生成
手段5と、その出力画像生成手段5が生成した文書画像
を可視化メディア上に可視化する可視化手段6を備えた
ことを特徴とする。
【0009】本発明の第2の発明(請求項2)は、図2
に示すように、第1の発明の文書処理装置において、グ
ラフの各要素に対し、文書には表現されていない、利用
者の意図に基づいた強調・関連等の論理的な属性を指示
する論理属性指示手段7を備え、かつ前記要素属性付与
手段4は、前記グラフ要素分割手段3によって分割され
たグラフ要素に対して、要素の種類毎にその座標値より
位置関係および関連を判断し、要素属性として付与する
とともに、前記論理属性指示手段7によって指示された
部分を、前記グラフ要素分割手段3によって分割された
グラフ要素と対応させ、その指示された論理的な属性を
要素属性に追加または訂正することを特徴とする。
【0010】本発明の第3の発明(請求項3)は、図3
に示すように、第1の発明の文書処理装置において、グ
ラフの主要な要素の色分けか、背景部の色づけか、文字
の色づけかといった利用者の意図を選択指示するデザイ
ン指示手段8と、そのデザイン指示手段8により指示さ
れた利用者の意図を参照して、複数のグラフの色づけに
関する配色パラメータテーブル中から適したパラメータ
テーブルを選択する配色パラメータ決定手段9を備え、
前記出力画像生成手段5は、前記文書画像保持手段1に
保持されている文書画像から、前記グラフ要素分割手段
3で分割されたグラフ要素毎に部分画像を切り出し、前
記要素属性付与手段4により付与された要素属性に対し
て、前記配色パラメータ決定手段9によって選択された
配色パラメータテーブルのパラメータ値に従って該各要
素画像に着色して出力画像を生成することを特徴とす
る。
【0011】本発明の第4の発明(請求項4)は、図4
に示すように、第1の発明の文書処理装置において、グ
ラフの各要素に対し、文書には表現されていない、利用
者の意図に基づいた強調・関連等の論理的な属性を指示
する論理属性指示手段7と、グラフの主要な要素の色分
けか、背景部の色づけか、強調部の色づけか、文字の色
づけかといった利用者の意図を選択指示するデザイン指
示手段8と、そのデザイン指示手段8により指示された
利用者の意図を参照して、複数のグラフの色づけに関す
る配色パラメータテーブル中から適したパラメータテー
ブルを選択する配色パラメータ決定手段9を設けた構成
を有する。そして、前記要素属性付与手段4は、前記グ
ラフ要素分割手段3によって分割されたグラフ要素に対
して、要素の種類毎にその座標値より位置関係および関
連を判断し、要素属性として付与するとともに、前記論
理属性指示手段7によって指示された部分を、前記グラ
フ要素分割手段3によって分割されたグラフ要素と対応
させ、その指示された論理的な属性を要素属性に追加ま
たは訂正し、出力画像生成手段5は、前記文書画像保持
手段1に保持されている文書画像から、前記グラフ要素
分割手段3で分割されたグラフ要素毎に部分画像を切り
出し、前記要素属性付与手段4により付与された要素属
性に対して、前記配色パラメータ決定手段9によって選
択された配色パラメータテーブルのパラメータ値に従っ
て該各要素画像に着色して出力画像を生成することを特
徴とする。
【0012】
【作用】グラフ領域抽出手段2は、文書画像保持手段1
に保持された文字や図などの画像からグラフの画像領域
を抽出する処理を行う。グラフ要素分割手段3は、その
抽出されたグラフ領域の画像を、文字、線分、閉領域な
どの図形要素単位に分割するとともに、それぞれの図形
要素すなわちグラフ要素についてその種類とその位置の
座標値からなるデータ(グラフ構造データという)を生
成する。要素属性付与手段4は、そのデータを基に、位
置関係、関連を判断し、グラフのどの構成単位に該当す
るかを判別する。さらに、それを要素属性としてグラフ
構造データに付与し、出力画像生成手段5に受け渡す。
出力画像生成手段5は、文書画像保持手段1から入力画
像を、グラフ要素分割手段3からグラフの要素画像を、
さらに要素属性付与手段4からグラフ構造データを、受
け取る。グラフ要素分割手段3により分割された各グラ
フ要素の部分画像を、あらかじめ用意されているグラフ
の色づけに関する配色パラメータテーブルを参照して、
その要素属性に対応するパラメータ値に従って変換し
て、出力画像を生成し、可視化手段6に送る。本発明に
よれば利用者は文書デザインに関する知識をもたなくて
も、紙等に書かれた既存の文書をもとに、自分の意図や
用途にあった、見栄えの良い文書を容易に作成すること
ができる。また、文字と図形を分離して色分けするた
め、それぞれを読み取りやすくできる。
【0013】第2の発明において、論理属性指示手段7
は、入力された白黒原稿には表現されていない、部分強
調や関連などの論理的な意味を後から指定するためのも
のである。この論理属性指示手段7を有することによ
り、利用者は配色に関する知識を持たずにグラフの種類
と強調・関連部分の簡単な指定だけで、適当な配色で指
定された部分が強調されたり、関連づけされたグラフを
作成できる。これにより、グラフに関して自分の意図や
用途にあった、見栄えの良い文書文書を容易に作成する
ことができる。
【0014】第3の発明において、デザイン指示手段8
は、選択指示されているグラフの種類に対応したグラフ
の色づけ手法(デザイン)を表示し、利用者の意図に応
じて選択させる。ボタンが押されたならばその指定に対
応するデータを配色パラメータ決定手段9に受け渡す。
配色パラメータ決定モジュール8は、あらかじめ登録し
てある複数の配色パラメータテーブルから、デザイン指
示指定手段8により指示された利用者の意図に対応した
パラメータテーブルを出力画像生成手段5に受け渡す。
この発明によれば、利用者はデザインや配色に関する知
識を持たずにグラフの種類を指定するだけで、表示され
たデザインを選択することにより、適当な配色で色づけ
されたグラフを作成できる。これにより、グラフに関し
て自分の意図や用途にあった、多彩なデザインの、見栄
えの良い文書を容易に作成することができる。
【0015】第4の発明により、利用者はデザインや配
色に関する知識を持たずにグラフの種類を指定するだけ
で、表示されたデザインを選択することにより、適当な
配色で色づけされたグラフを作成できる。また、強調・
関連部分の簡単な指定だけで、適当な配色で指定された
部分が強調されたり、関連づけされたグラフを作成でき
る。これにより、グラフに関して自分の意図や用途にあ
った、多彩なデザインの、見栄えの良い文書を容易に作
成することができる。
【0016】(第1の実施例)以下、添付図面にそって
実施例の説明を行う。まず第1の発明を複写機に適用し
た実施例の構成を図5に示す。この実施例は同図に示す
ように原稿画像入力モジュール51、グラフ領域抽出モ
ジュール52、グラフ要素分割モジュール53、要素属
性付与モジュール54、出力画像生成モジュール55、
プリントアウトモジュール56からなる。
【0017】原稿画像入力モジュール51は、イメージ
スキャナの機構そのものであり、副走査方向に光源とイ
メージセンサからなる読み取り部をずらしながら主走査
方向の細長い領域を光源で照射し、反射した光をレンズ
で集光してCCDイメージセンサなどによって電気信号
に変換し、二値のデジタル画像として入力画像メモリに
取り込む。もちろん、反射光の強弱をAD変換器を通し
て多値の画像として入力しデジタル画像処理で二値化し
てもかまわない。
【0018】グラフ領域抽出モジュール52は、文書の
画像を入力として文字や図などの画像からグラフの画像
領域を抽出する処理を行い、これは文書認識技術におけ
る領域分割処理に対応する。これは公知の技術によって
実現される。例えば特開昭64−15889号公報ある
いは特公昭61−32712号公報に示されている技術
がそれにあたる。ここでは、入力画像を文字領域、図領
域、表領域などに分割し、グラフと識別された領域の部
分画像を出力する。この処理を行う前に傾き補正、ノイ
ズ除去などの前処理を行ってもよいことはいうまでもな
い。
【0019】グラフ要素分割モジュール53は、グラフ
領域抽出モジュール52において出力されたグラフ領域
の部分画像を入力とし、その内部を文字、線分、閉領域
などの図形要素単位に分割し、その部分画像を出力画像
生成モジュール55に、また、それぞれにその要素種類
と座標値を抽出して要素属性付与モジュール54に、出
力するものである。これは図形の認識、抽出の処理であ
り、公知の技術によって実現される。直線や矩形、円等
の認識手法については確立しており、さらに点線、破
線、曲線に対する認識手法については、例えば、特開平
4−142679号公報、特開平1−173178号公
報、特公平5−739号公報に示されている技術がそれ
にあたる。以降、抽出された要素種類と座標値の並びを
グラフ構造データと呼ぶ。
【0020】要素属性付与モジュール54は、グラフ要
素分割モジュール53により出力されたグラフ構造デー
タの各グラフ要素に対して、その要素の図形的な種類お
よび座標値から、位置関係、関連を判断し、グラフのど
の構成単位に該当するかを判別する。さらに、それを要
素属性としてグラフ構造データに付与し、出力画像生成
モジュール55に受け渡す。これはグラフの構造認識技
術であり、例えば、特開平4−172574号公報、特
開平4−324577号公報、特開平5−73685号
公報に示される技術で実現できる。
【0021】出力画像生成モジュール55は、原稿入力
モジュール51から入力画像を、グラフ要素分割モジュ
ール53からグラフの要素画像を、さらに要素属性付与
モジュール54からグラフ構造データを、受け取る。グ
ラフ要素分割モジュール53により分割された各グラフ
要素の部分画像を、グラフの色づけに関する配色パラメ
ータテーブル551を参照して、その要素属性に対応す
るパラメータ値に従って変換する。画像原稿入力モジュ
ール51から出力される入力画像のうち、グラフ構造デ
ータに記述されている座標値に対応する部分を生成され
た部分画像に変換して、出力画像を生成し、プリントア
ウトモジュール56に送る。グラフ領域以外の部分は、
入力原稿を忠実に再現するものとする。ただし、閉領域
の内部を色づけする場合、例えば特開平3−18987
号公報に示されるような従来の技術を用いて、その内部
の1点の座標を指示することにより、部分画像を変換し
ても構わない。また、部分画像だけを別に生成し、特開
昭62−65126号公報に示される技術を用いて入力
画像と合成しても構わない。
【0022】配色パラメータテーブル551はグラフの
各要素に対してどのように配色されなければならないか
を表現しているもので、ROM(Read Only
Memory)などに記憶させておく。この配色パラメ
ータテーブル551の保持するデータは、例えば199
1年第42回情報処理学会全国大会予稿集7Q−7「文
書表現品質に関する評価尺度について」で述べられてい
るような主観評価などの方法によって得られた定量的な
データや「富士ゼロックス著、プレゼンテーション&ド
キュメンテーション、富士ゼロックス、1989年」や
「富士ゼロックスD推進グループ、コアデザイン制作部
編、ビジネスドキュメントの演出技法−− カラー化、
日本経済新聞社、1992年」などに記されているよう
な定性的または定量的なデータ、あるいは社内の規則に
よる決めごとなどを表したデータなど、文書のデザイン
を決定するのに必要な種々の知識をもとに決定されてい
る。
【0023】プリントアウトモジュール56では出力画
像を出力画像メモリ561に読み込み、これをレーザビ
ームプリント技術を用いて紙の上に転写し、排出する。
本実施例では、フルカラーの出力が行われるので、出力
画像メモリ561において1画素ごとにシアン・マゼン
タ・黄色・黒の4色分の階調値情報を保持するものとす
る。また、フルカラーで印字することが可能なレーザビ
ームプリンタを用いているが、当然、レーザビーム以外
に普通紙熱転写などのマーキング技術を用いて実現して
もよい。
【0024】(第1の実施例の動作)以上のように構成
された第1の実施例の動作を図6に示すようなグラフを
含む文書を例にとって、折れ線グラフに色づけする場合
について説明する。処理のフローチャートは図7に示
す。なお、以後座標系を図中に示すようにページ右に向
かう方向をx座標、ページ下に向かう方向をy方向とす
る。まず、利用者は図6の文書をイメージスキャナなど
のプラテンの上に置き、図8(a)に示したような操作
パネル上で「自動色づけ」のボタン81を選択する(ス
テップS71)。すると、図8(b)に示したようなグ
ラフの種類を選択する画面がパネルに表示され、ここ
で、利用者はたとえば「折れ線グラフ」のボタン82を
選択する(ステップS72)。この状態でスタートボタ
ン83が押下されると(ステップS73)、原稿画像入
力モジュール51は走査を開始し、画像入力メモリ51
1であるイメージメモリに原稿の画像を記憶する(ステ
ップS74)。
【0025】次にグラフ領域抽出モジュールが処理を行
う(ステップS75)。グラフ領域抽出モジュールの処
理のフローチャートを図9に示す。図9において、まず
入力画像を領域分割する(ステップS91)。次に、要
素を一つずつ取り出して(ステップS92,S93)、
その取り出した領域がグラフであるか否かを判定し(ス
テップS94)、グラフであればその領域の画像を出力
する(ステップS95)。処理していない要素がなくな
ったら(ステップS92)、グラフ領域抽出処理を終了
する。その結果、図10に示すようにグラフ領域のみの
画像が抽出され出力される。
【0026】次にグラフ要素分割モジュール53がこの
グラフの領域画像に対して処理を行い、グラフ構造デー
タを生成する(ステップS76)。例えば、図11に示
すように、図形の種類として、文字ブロック、線分、矩
形などを判別し、その座標値を抽出する。グラフ構造デ
ータは、図12に示すように、「要素番号」、「要素種
類」および「座標値」で表現される。なお、座標値は、
要素の種類毎に特徴を表す点の座標の組で表す。例え
ば、ここでは矩形に対してその始点(左上点)と終点
(右下点)のX座標、Y座標で表し、線分に対して始
点、終点、および折れ曲がっている点のX座標、Y座標
で表している。また、文字ブロックに対しては、これを
内部に含むような矩形のX座標、Y座標で表している。
もちろん、図形要素を単なる座標値だけでなく、例えば
矩形に対して、始点の座標値と高さおよび幅といったよ
うな別の特徴量を使用して表現しても構わない。
【0027】要素属性付与モジュール54では、グラフ
構造データの各グラフ要素に対して、その図形種類と座
標値から、各要素の位置関係を判断し、さらにグラフの
種類を考慮して、グラフの構成単位の何に該当するかを
判別する(ステップS77)。図13に示すように、そ
れらを要素属性としてグラフ構造データに付与して、出
力画像生成モジュール55に送る。ここでは、グラフの
種類が折れ線グラフであることから、矩形を「背景」、
線分を「折れ線」と判別し、さらに折れ線には番号を付
与している。また、同じ文字ブロックという図形種類に
対しても、その位置関係より矩形(背景)より下にあれ
ば「X軸目盛り」、矩形(背景)より左(または右)に
あれば「Y軸目盛り」、線分(折れ線)に近ければ「説
明」と属性を区別している。ここでいう「説明」とは、
各折れ線に対して説明を加えている文字列のことであ
る。特に、「説明」には位置的に距離の最も近い線分
(折れ線)と同じ番号が付与される。
【0028】出力画像生成モジュール55では、要素属
性が付与されたグラフ構造データを受け取り、あらかじ
めROMに登録してある図14に示すような折線グラフ
の色づけに関する配色パラメータと比較して、各グラフ
要素の要素属性が「折れ線1」ならば、Cyan100
%、Magenta30%、Yellow20%、Bl
ack0%、要素属性が「折れ線2」ならば、Cyan
60%、Magenta70%、Yellow0%、B
lack0%、要素属性が「背景」ならば、Cyan2
0%、Magenta10%、Yellow20%、B
lack0%というように要素属性に対応した配色パラ
メータの指示する通りに部分画像を変換していく(ステ
ップS78)。こうして最終的に、折れ線とその説明が
色分けされ、背景部に色づけされた折れ線グラフの文書
画像をプリントアウトモジュール56の出力画像メモリ
561に写像していく。このようにして生成された出力
画像は、通常のフルカラー画像出力のプロセスに従っ
て、普通紙などの上に可視化され、図14に示すように
記録表示される(ステップS79)。以上に詳述した第
1の実施例によれば、利用者は配色に関する知識を持た
ずにグラフの種類を指定するだけで、適当な配色で色づ
けされたグラフを作成できる。これにより、特に要素の
多いグラフに対して読み取りやすく、見栄えの良い文書
を容易に作成することができる。
【0029】(第2の実施例) 〈第2の実施例の構成〉次に第2の発明を複写機に適用
した実施例の構成を図16に示す。論理属性指示モジュ
ール167は、機器に付随する編集パッドおよび編集指
示ペンなどによって実現される。これは、入力された白
黒原稿には表現されていない、部分強調や関連などの論
理的な意味を後から指定するためのものである。利用者
は、色づけ対象となる文書を編集パッドの上に設置し、
強調したい部分や、他と同じ色にしたい部分の位置を編
集ペンで指示する。ここで指示された位置座標はグラフ
構造データのグラフ要素に対応づけられ、その要素属性
を指示された論理属性に変更または追加する。また、グ
ラフ要素を、機器に付随するテンキーなどにより要素の
番号を入力することにより指示しても構わない。他のモ
ジュール、すなわち、原稿画像入力モジュール161、
グラフ領域抽出モジュール162、グラフ要素分割モジ
ュール163、要素属性付与モジュール164、出力画
像生成モジュール165、プリントアウトモジュール1
66は第1の実施例と同様のものが用いられる。
【0030】〈第2の実施例の動作〉実際の動作を図1
7に示すような文書を例にとって、円グラフに色づけす
る場合について説明する。処理のフローチャートは図1
8に示す。なお、以後座標系を図17中に示すようにペ
ージ右に向かう方向をx座標、ページ下に向かう方向を
y方向とする。
【0031】まず、利用者は図17の文書をイメージス
キャナなどのプラテンの上に置き、図8(a)に示した
ような操作パネル上でたとえば「自動色づけ」を選択す
る(ステップS180)。すると、図19に示したよう
なグラフの種類を選択する画面がパネルに表示され、こ
こで、利用者はたとえば「円グラフ」を選択する(ステ
ップS181)。この状態でスタートボタンが押下され
ると(ステップS183)、画像入力モジュール161
は走査を開始し、画像入力メモリであるイメージメモリ
1611に原稿の画像を記憶する(ステップS18
4)。
【0032】次にグラフ領域抽出モジュール162が処
理を行う(ステップS185)。グラフ領域抽出モジュ
ール162の処理のフローチャートを図9に示す。これ
は第1の実施例において説明したのと同じである。その
処理の結果、図20に示すようにグラフ領域のみの画像
が抽出され出力される。
【0033】次にグラフ要素分割モジュール163がこ
のグラフの領域画像に対して処理を行い、グラフ構造デ
ータを生成する(ステップS186)。例えば、図21
に示すように、図形の種類として、文字ブロック、扇型
などを判別し、その座標値を抽出する。グラフ構造デー
タは、図22に示すように、「要素番号、要素種類、座
標値」で表現される。なお、座標値は、要素の種類毎に
特徴を表す点の座標の組で表す。例えば、ここでは扇形
に対して円弧に対する中心点と、円弧の両端のX座標、
Y座標で表している。また、文字ブロックに対しては、
これを外接する矩形のX座標、Y座標で表している。も
ちろん、図形要素を単なる座標値だけでなく、例えば扇
形に対して、中心点および円弧の片方の端点の座標値と
中心角といったような別の特徴量を使用して表現しても
構わない。
【0034】要素属性付与モジュール164では、グラ
フ構造データの各グラフ要素に対して、その図形種類と
座標値から、各要素の位置関係を判断し、さらにグラフ
の種類を考慮して、グラフの構成単位の何に該当するか
を判別する。図23に示すように、それらを要素属性と
してグラフ構造データに付与して、出力画像生成モジュ
ール165に送る(ステップS187)。ここでは、グ
ラフの種類が円グラフであることから、扇型には上部か
ら時計回りに番号を付与している。また、文字ブロック
「説明」とし、その位置的に距離の最も近い扇型と同じ
番号を付与している。ここでいう「説明」とは、各扇型
に対して説明を加えている文字列のことである。
【0035】一方、論理属性指示モジュール167で
は、図24に示すようなパネルを表示し、利用者に論理
的な属性を指定するように促す(ステップS182)。
ここでは、一部分を強調する場合を例にあげて説明す
る。利用者は編集パッド上で、強調したい扇型の位置を
編集ペンにより指示する。この指示された座標値は、前
述のグラフ構成単位の判別後に、グラフ構造データの各
グラフ要素の座標値と比較して、強調したい扇型を判別
し、その要素属性を変更する。ここでは、例えば編集パ
ッド上でX座標120.0、Y座標180.0の点が指
示されたとする。すると「扇型1」の内部の点であるこ
とから、図25に示すように、「扇型1」が指定された
として、その論理属性を「扇型(強調)」に変更してい
る。また、論理属性として指示できる属性は、部分強調
の他に、ある部分と同じ色にしたいなどの要素どうしの
関連づけを行うようにしてもよい。
【0036】出力画像生成モジュール165では、要素
属性が付与されたグラフ構造データを受け取り、あらか
じめROMに登録してある図26に示すような円グラフ
の色づけに関する配色パラメータと比較して、各グラフ
要素の要素属性が「扇型(強調)」ならば、Cyan5
0%、Magenta60%、Yellow10%、B
lack0%、要素属性が「扇型2」ならば、Cyan
45%、Magenta15%、Yellow15%、
Black0%というように要素属性に対応した配色パ
ラメータの指示する通りに部分画像を変換していく。こ
のようにして最終的に、扇型とその説明が色分けされ、
さらに指定した部分が強調された円グラフの文書画像を
プリントアウトモジュール166の出力画像メモリ16
61に写像していく。生成された出力画像は、通常のフ
ルカラー画像出力のプロセスに従って、普通紙などの上
に可視化され、図27のように記録表示される。この第
2の実施例によれば、利用者は配色に関する知識を持た
ずにグラフの種類と強調・関連部分の簡単な指定だけ
で、適当な配色で指定された部分が強調されたり、関連
づけされたグラフを作成できる。これにより、グラフに
関して自分の意図や用途にあった、見栄えの良い文書文
書を容易に作成することができる。
【0037】(第3の実施例) 〈第3の実施例の構成〉次に第3の発明を複写機に適用
した実施例の構成を図28に示す。デザイン指示モジュ
ール287は、機器の操作パネル上に配置された選択ボ
タンおよび操作手順を表示する表示部を兼ねたタッチ入
力式ディスプレイなどによって実現される。選択指示さ
れているグラフの種類に対応したグラフの色づけ手法
(デザイン)を表示し、利用者の意図に応じて選択させ
る。ボタンが押されたならばその指定に対応するデータ
を配色パラメータ決定モジュール289に受け渡す。こ
れらの選択は組合せであってもよい。
【0038】配色パラメータ決定モジュール289は、
あらかじめ登録してある複数の配色パラメータテーブル
2891から、デザイン指示モジュール288により指
示された利用者の意図に対応したパラメータテーブルを
出力画像生成モジュール285に受け渡す。デザイン指
示モジュール288による指示がいくつかの指示の組合
せである時は、その組み合わせに適したパラメータテー
ブルを出力する。パラメータテーブルは出力用紙サイズ
別やデザイン指示の内容別などに分類してROM(Re
ad Only Memory)に記憶させておく。量
が多い場合は磁気ディスク装置等で実現しても構わな
い。また、このパラメータテーブルの保持するデータ
は、第1の実施例と同様に決定される。
【0039】他のモジュール、すなわち、原稿画像入力
モジュール281、グラフ領域抽出モジュール282、
グラフ要素分割モジュール283、要素属性付与モジュ
ール284、出力画像生成モジュール285、プリント
アウトモジュール286は第1の実施例と同様のものが
用いられる。
【0040】〈第3の実施例の動作〉実際の動作を図2
9に示すような文書を例にとって、棒グラフに色づけす
る場合について説明する。処理のフローチャートは図3
0に示す。なお、以後座標系を図29中に示すようにペ
ージ右に向かう方向をx座標、ページ下に向かう方向を
y方向とする。
【0041】まず、利用者は図29の文書をイメージス
キャナなどのプラテンの上に置き、図8(a)に示した
ような操作パネル上で「自動色づけ」を選択する。する
と、図31(a)に示したようなグラフの種類を選択す
る画面がパネルに表示され、ここで、利用者は「棒グラ
フ」を選択する。この状態でスタートボタンが押下され
ると、画像入力モジュール281は走査を開始し、画像
入力メモリであるイメージメモリ2811に原稿の画像
を記憶する。
【0042】次にグラフ領域抽出モジュール282が処
理を行う。グラフ領域抽出モジュール282の処理は第
1の実施例において説明したのと同じく図9に示すフロ
ーチャートに従って行われる。その結果、図32に示す
ようにグラフ領域のみの画像が抽出され出力される。
【0043】次にグラフ要素分割モジュール283がこ
のグラフの領域画像に対して処理を行い、グラフ構造デ
ータを生成する。例えば、図33に示すように、図形の
種類として、文字ブロック、矩形などを判別し、その座
標値を抽出する。グラフ構造データは、図34に示すよ
うに、「要素番号、要素種類、座標値」で表現される。
なお、座標値は、要素の種類毎に特徴を表す点の座標の
組で表す。例えば、ここでは矩形に対してその始点(左
上点)と終点(右下点)のX座標、Y座標で表してい
る。また、文字ブロックに対しては、これを外接する矩
形のX座標、Y座標で表している。もちろん、図形要素
を単なる座標値だけでなく、例えば矩形に対して、始点
の座標値と高さおよび幅といったような別の特徴量を使
用して表現しても構わない。
【0044】要素属性付与モジュール284では、グラ
フ構造データの各グラフ要素に対して、その図形種類と
座標値から、各要素の位置関係を判断し、さらにグラフ
の種類を考慮して、グラフの構成単位の何に該当するか
を判別する。図35に示すように、それらを要素属性と
してグラフ構造データに付与して、出力画像生成モジュ
ール285に送る。ここでは、グラフの種類が棒グラフ
であることから、一番外側の矩形を「背景」、その他の
矩形を「棒」と判別し、さらに棒には各棒間の距離によ
りグルーピングを行い、左からそのグループ内での番号
を付与している。なお、ここで各棒に対して、グループ
番号を付与したり、グループ番号とグループ内での番号
の両方を付与したりすることで異なった色分けも可能で
ある。また、同じ文字ブロックという図形種類に対して
も、その位置関係より矩形(背景)より下にあれば「X
軸目盛り」、矩形(背景)より左(または右)にあれば
「Y軸目盛り」、矩形(棒)に近ければ「説明」と属性
を区別している。ここでいう「説明」とは、各棒に対し
て説明を加えている文字列のことである。特に、「説
明」には位置的に距離の最も近い矩形(棒)と同じ番号
が付与される。
【0045】一方、デザイン指示モジュール287で
は、図31(b)に示すような選択ボタンを表示するこ
とにより、色づけの手法としていくつかを利用者に提示
し、選択指示を促す。例えばここで、利用者が「色相に
よる棒の色分け」と「背景部色づけ」を選択すると、そ
の情報を配色パラメータ決定モジュール288に送る。
【0046】配色パラメータ決定モジュール288で
は、デザイン指示モジュール287より出力された情報
をもとに、あらかじめROMに登録されている複数の配
色パラメータテーブル2881の中から、その色づけ手
法(デザイン)に対応した図36のような配色パラメー
タのテーブルを選び出し、出力画像生成モジュール28
5に送る。
【0047】出力画像生成モジュール285では、要素
属性が付与されたグラフ構造データを受け取り、配色パ
ラメータ決定モジュール288より出力された棒グラフ
の色づけに関する配色パラメータと比較して、各グラフ
要素の要素属性が「棒1」ならば、Cyan45%、M
agenta15%、Yellow15%、Black
0%、要素属性が「棒2」ならば、Cyan45%、M
agenta45%、Yellow15%、Black
0%、要素属性が「背景」ならば、Cyan20%、M
agenta10%、Yellow20%、Black
0%というように要素属性に対応した配色パラメータの
指示する通りに部分画像を変換していく。
【0048】こうして最終的に、棒とその説明が色相に
より色分けされ、背景部に色づけされた棒グラフの文書
画像をプリントアウトモジュール286の出力画像メモ
リ2561に写像していく。このようにして生成された
出力画像は、通常のフルカラー画像出力のプロセスに従
って、普通紙などの上に可視化され、図37のように記
録表示される。第3の実施例により、利用者はデザイン
や配色に関する知識を持たずにグラフの種類を指定する
だけで、表示されたデザインを選択することにより、適
当な配色で色づけされたグラフを作成できる。これによ
り、グラフに関して自分の意図や用途にあった、多彩な
デザインの、見栄えの良い文書を容易に作成することが
できる。
【0049】(第4の実施例) 〈第4の実施例の構成〉次に第4の実施例に係る文書処
理装置を複写機に適用した例を図38に示す。この実施
例は第2の実施例と第3の実施例を組み合わせたものに
相当する。すなわち、第3の実施例に第2の実施例の論
理指示モジュールを付加した構成を有している。論理属
性指示モジュール387は、機器に付随する編集パッド
および編集指示ペンなどによって実現される。これは、
入力された白黒原稿には表現されていない、部分強調や
関連などの論理的な意味を後から指定するためのもので
ある。利用者は、色づけ対象となる文書を編集パッドの
上に設置し、強調したい部分や、他と同じ色にしたい部
分の位置を編集ペンで指示する。ここで指示された位置
座標はグラフ構造データのグラフ要素に対応づけられ、
その要素属性を指示された論理属性に変更または追加す
る。また、グラフ要素を、機器に付随するテンキーなど
により要素の番号を入力することにより指示しても構わ
ない他のモジュールは第3の実施例と同様のものが用い
られる。
【0050】〈第4の発明の動作〉実際の動作を図39
に示すような文書を例にとって、棒グラフに色づけする
場合について説明する。処理のフローチャートは図40
に示す。なお、以後座標系を図39中に示すようにペー
ジ右に向かう方向をx座標、ページ下に向かう方向をy
方向とする。
【0051】まず、利用者は図39の文書をイメージス
キャナなどのプラテンの上に置き、図8(a)に示した
ような操作パネル上で「自動色づけ」を選択する(ステ
ップS4001)。すると、図31(a)に示したよう
なグラフの種類を選択する画面がパネルに表示され、こ
こで、利用者はグラフの種類たとえば「棒グラフ」を選
択する(ステップS4002)。この状態でスタートボ
タン83が押下されると(ステップS4008)、画像
入力モジュール381は走査を開始し、画像入力メモリ
であるイメージメモリに原稿の画像を記憶する(ステッ
プS4009)。
【0052】次にグラフ領域抽出モジュール382が処
理を行う(ステップS4010)。グラフ領域抽出モジ
ュール382の処理のフローチャートを図9に示す。そ
の結果、図42に示すようにグラフ領域のみの画像が抽
出され出力される。
【0053】次にグラフ要素分割モジュール383がこ
のグラフの領域画像に対して処理を行い、グラフ構造デ
ータを生成する(ステップS4011)。例えば、図4
3に示すように、図形の種類として、文字ブロック、矩
形などを判別し、その座標値を抽出する。グラフ構造デ
ータは、図44に示すように、「要素番号、要素種類、
座標値」で表現される。なお、座標値は、要素の種類毎
に特徴を表す点の座標の組で表す。例えば、ここでは矩
形に対してその始点(左上点)と終点(右下点)のX座
標、Y座標で表している。また、文字ブロックに対して
は、これを外接する矩形のX座標、Y座標で表してい
る。もちろん、図形要素を単なる座標値だけでなく、例
えば矩形に対して、始点の座標値と高さおよび幅といっ
たような別の特徴量を使用して表現しても構わない。
【0054】要素属性付与モジュール354では、グラ
フ構造データの各グラフ要素に対して、その図形種類と
座標値から、各要素の位置関係を判断し、さらにグラフ
の種類を考慮して、グラフの構成単位の何に該当するか
を判別する(ステップS4012)。図45に示すよう
に、それらを要素属性としてグラフ構造データに付与し
て、出力画像生成モジュール385に送る。ここでは、
グラフの種類が棒グラフであることから、一番外側の矩
形を「背景」、その他の矩形を「棒」と判別し、さらに
棒には各棒間の距離によりグルーピングを行い、左から
そのグループ内での番号を付与している。なお、ここで
各棒に対して、グループ番号を付与したり、グループ番
号とグループ内での番号の両方を付与したりすることで
異なった色分けも可能である。また、同じ文字ブロック
という図形種類に対しても、その位置関係より矩形(背
景)より下にあれば「X軸目盛り」、矩形(背景)より
左(または右)にあれば「Y軸目盛り」、矩形(棒)に
近ければ「説明」と属性を区別している。ここでいう
「説明」とは、各棒に対して説明を加えている文字列の
ことである。特に、「説明」には位置的に距離の最も近
い矩形(棒)と同じ番号が付与される。なお、グラフ内
左上の3つの矩形は凡例であるが、その位置関係からは
判別できなかったものとする。その矩形の近くにある文
字ブロックは、「説明」であるが、同様に判別できなか
ったものとする。
【0055】一方、デザイン指示モジュール388では
図41(a)に示すような選択ボタンを表示することに
より、色づけの手法としていくつかを利用者に提示し、
選択指示を促す(ステップS4004〜S4007)。
例えばここで、利用者が「色相による棒の色分け」と
「背景部色づけ」とを選択すると、その情報を配色パラ
メータ決定モジュール389に送る。さらに、「関連」
を選択したことにより論理属性指示モジュール387を
起動させる。
【0056】論理属性指示モジュール387では、図4
1(b)に示すようなパネルを表示し、利用者に論理的
な属性を指定するように促す。ここでは、同じ色にした
い部分を指定する場合を例にあげて説明する。利用者は
編集パッド上で、まず色を指定したい部分を指示する。
次に同じ色にしたい領域の位置を編集ペンにより指示す
る。この最初に指示された座標値を、グラフ構造データ
の各グラフ要素の座標値と比較して、どのグラフ要素の
内部にあるかを判別し、そのグラフ要素の属性を、同様
にして判別した2番目に指示したグラフ要素の属性と同
じに変更する。ここでは、図46に示すように、要素属
性が「?」となっていた3つ矩形に対して、それぞれ
「棒1」、「棒2」、「棒3」が指定されたとして、そ
の論理属性を変更している。さらに、その近くにある、
要素属性が「?」となっていた3つ文字ブロックに対し
て、それぞれ「説明1」、「説明2」、「説明3」と判
別して、その論理属性を変更している。また、論理属性
として指示できる属性は、ある部分と同じ色にしたいな
どの要素どうしの関連づけの他に部分強調をするように
してもよい。
【0057】配色パラメータ決定モジュール389で
は、デザイン指示モジュール388より出力された情報
をもとに、あらかじめROMに登録されている複数の配
色パラメータテーブル3891の中から、その色づけ手
法(デザイン)に対応した図47のような配色パラメー
タのテーブルを選び出し、出力画像生成モジュール38
5に送る。
【0058】出力画像生成モジュール385では、要素
属性が付与されたグラフ構造データを受け取り、配色パ
ラメータ決定モジュール389より出力された棒グラフ
の色づけに関する配色パラメータと比較して、各グラフ
要素の要素属性が「棒1」ならば、Cyan45%、M
agenta15%、Yellow15%、Black
0%、要素属性が「棒2」ならば、Cyan45%、M
agenta45%、Yellow15%、Black
0%、要素属性が「背景」ならば、Cyan20%、M
agenta10%、Yellow20%、Black
0%というように要素属性に対応した配色パラメータの
指示する通りに部分画像を変換していく。
【0059】こうして最終的に、棒とその説明が色相に
より色分けされ、背景部に色づけされた棒グラフの文書
画像をプリントアウトモジュール386の出力画像メモ
リ3861に写像していく。このようにして生成された
出力画像は、通常のフルカラー画像出力のプロセスに従
って、普通紙などの上に可視化され、第47図のように
記録表示される(ステップS4014)。この第4の実
施例によれば、利用者はデザインや配色に関する知識を
持たずにグラフの種類を指定するだけで、表示されたデ
ザインを選択することにより、適当な配色で色づけされ
たグラフを作成できる。また、強調・関連部分の簡単な
指定だけで、適当な配色で指定された部分が強調された
り、関連づけされたグラフを作成できる。これにより、
グラフに関して自分の意図や用途にあった、多彩なデザ
インの、見栄えの良い文書を容易に作成することができ
る。
【0060】(変形例)なお、以上の各実施例におい
て、グラフとして、棒グラフ、折線グラフ、円グラフに
対して処理した例について説明したが、これに限定する
ものではない。例えば、フロー・チャート、レーダー・
チャートのように一般的なチャートにも適用できる。ま
た、以上の各実施例において、プリントアウトモジュー
ルは、フルカラーで印字することが可能なレーザビーム
プリンタを用いる代わりに、黒を基本としてもう1色印
字することが可能なプリンタ、または1色のみ印字する
ことが可能なプリンタを用いるように構成こともでき
る。このことにより、より低コストでの実現と印字速度
の向上が期待できる。ただし、この場合には利用できる
色の数が制限されるため配色パラメータ等を変更する必
要がある。この際には、網かけ等の修飾パターンを変化
させて色数の少なさを補うこともできる。また、以上の
各実施例は複写機に適用した例を示したが、DTPやワ
ードプロセッサ等の文書作成機に適用することができ、
簡単なデザイン指示によって繁雑な操作を省略すること
ができる。この場合、各グラフ要素を表現するグラフ構
造データを内部データとして保持していればよい。
【0061】(発明の効果)以上詳細に述べてきたよう
に、本発明によれば利用者は文書デザインに関する知識
をもたなくても、紙等に書かれた既存の文書をもとに、
自分の意図や用途にあった、見栄えの良い文書を容易に
作成することができる。また、文字と図形を分離して色
分けするため、それぞれを読み取りやすくできる。第1
の発明により、利用者は配色に関する知識を持たずにグ
ラフの種類を指定するだけで、適当な配色で色づけされ
たグラフを作成できる。これにより、特に要素の多いグ
ラフに対して読み取りやすく、見栄えの良い文書を容易
に作成することができる。
【0062】第2の発明により、利用者は配色に関する
知識を持たずにグラフの種類と強調・関連部分の簡単な
指定だけで、適当な配色で指定された部分が強調された
り、関連づけされたグラフを作成できる。これにより、
グラフに関して自分の意図や用途にあった、見栄えの良
い文書文書を容易に作成することができる。
【0063】第3の発明により、利用者はデザインや配
色に関する知識を持たずにグラフの種類を指定するだけ
で、表示されたデザインを選択することにより、適当な
配色で色づけされたグラフを作成できる。これにより、
グラフに関して自分の意図や用途にあった、多彩なデザ
インの、見栄えの良い文書を容易に作成することができ
る。
【0064】第4の発明により、利用者はデザインや配
色に関する知識を持たずにグラフの種類を指定するだけ
で、表示されたデザインを選択することにより、適当な
配色で色づけされたグラフを作成できる。また、強調・
関連部分の簡単な指定だけで、適当な配色で指定された
部分が強調されたり、関連づけされたグラフを作成でき
る。これにより、グラフに関して自分の意図や用途にあ
った、多彩なデザインの、見栄えの良い文書を容易に作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明に係わる文書処理装置を示すブロ
ック図
【図2】 第2の発明に係わる文書処理装置を示すブロ
ック図
【図3】 第3の発明に係わる文書処理装置を示すブロ
ック図
【図4】 第4の発明に係わる文書処理装置を示すブロ
ック図
【図5】 第1の発明に対応する第1の実施例を示す構
成図
【図6】 入力文書の例(折線グラフ)
【図7】 第1の実施例における処理のフローチャート
【図8】 (a)は初期画面の操作パネル、(b)はグ
ラフ種類の選択のための操作パネル
【図9】 第1の実施例のグラフ領域抽出モジュールの
処理のフローチャート
【図10】 第1の実施例のグラフ領域抽出モジュール
の処理結果の例
【図11】 第1の実施例のグラフ要素分割モジュール
により抽出された要素の例
【図12】 第1の実施例のグラフ要素分割モジュール
により出力されたグラフ構造データの例
【図13】 要素属性の付与されたグラフ構造データの
【図14】 折線グラフの色づけに関する配色パラメー
タの例
【図15】 折線グラフに色づけした出力画像の例
【図16】 第2の発明に対応する第2の実施例を示す
構成図
【図17】 入力文書の例(円グラフ)
【図18】 第2の実施例における処理のフローチャー
【図19】 操作パネル(グラフ種類の選択)
【図20】 第2の実施例におけるグラフ領域抽出モジ
ュールの処理結果の例
【図21】 第2の実施例におけるグラフ要素分割モジ
ュールにより抽出された要素の例
【図22】 第2の実施例におけるグラフ要素分割モジ
ュールにより出力されたグラフ構造データの例
【図23】 要素属性の付与されたグラフ構造データの
【図24】 操作パネル(強調部指示)
【図25】 要素属性を変更したグラフ構造データの例
【図26】 円グラフの色づけに関する配色パラメータ
の例
【図27】 円グラフに色づけした出力画像の例
【図28】 第3の発明に対応する第3の実施例を示す
構成図
【図29】 入力文書の例(棒グラフ)
【図30】 第3の実施例における処理のフローチャー
【図31】 (a)はグラフ種類の選択用の操作パネ
ル、(b)はデザイン指示用の操作パネル
【図32】 第3の実施例におけるグラフ領域抽出モジ
ュールの処理結果の例
【図33】 第3の実施例におけるグラフ要素分割モジ
ュールにより抽出された要素の例
【図34】 第3の実施例におけるグラフ要素分割モジ
ュールにより出力されたグラフ構造データの例
【図35】 要素属性の付与されたグラフ構造データの
【図36】 棒グラフの色づけに関する配色パラメータ
の例
【図37】 棒グラフに色づけした出力画像の例
【図38】 第4の発明を実施するための第4の実施例
を示す構成図
【図39】 入力文書の例(棒グラフ)
【図40】 第4の実施例における処理のフローチャー
【図41】 (a)はデザイン指示のための操作パネ
ル、(b)は関連部指示のための操作パネル
【図42】 第4の実施例のグラフ領域抽出モジュール
の処理結果の例
【図43】 第4の実施例のグラフ要素分割モジュール
により抽出された要素の例
【図44】 第4の実施例のグラフ要素分割モジュール
により出力されたグラフ構造データの例
【図45】 要素属性の付与されたグラフ構造データの
【図46】 要素属性を変更したグラフ構造データの例
【図47】 棒グラフに色づけした出力画像の例
【符号の説明】
1…文書画像保持手段、2…グラフ領域抽出手段、3…
グラフ要素分割手段、4…要素属性付与手段、5…出力
画像生成手段、6…可視可手段、7…論理属性指示手
段、8…デザイン指示手段、9…配色パラメータ決定手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−215099(JP,A) 特開 平6−208357(JP,A) 特開 平5−14703(JP,A) 特開 平6−253137(JP,A) 特開 平4−355887(JP,A) 特開 平4−207857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 5/00 - 5/50 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像として入力された文書を保
    持するための文書画像保持手段と、 該文書画像保持手段に保持されている文書画像上のグラ
    フの領域を抽出するグラフ領域抽出手段と、 該グラフ領域抽出手段によって抽出されたグラフ領域内
    を構成要素に分割し、それぞれに要素の種類およびその
    座標値を抽出するグラフ要素分割手段と、 該グラフ要素分割手段によって分割されたグラフ要素に
    対して、要素の種類毎にその座標値より位置関係および
    関連を判断し、要素属性として付与する要素属性付与手
    段と、 前記文書画像保持手段に保持されている文書画像から、
    前記グラフ要素分割手段で分割されたグラフ要素毎に部
    分画像を切り出し、前記要素属性付与手段により付与さ
    れた要素属性に対して、グラフの色づけに関する配色パ
    ラメータテーブルのパラメータ値に従って該各要素画像
    に着色して出力画像を生成する出力画像生成手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書処理装置において、 グラフの各要素に対し、入力された文書には表現されて
    いない、利用者の意図に基づいた論理的な属性を指示す
    る論理属性指示手段を備え、 前記要素属性付与手段は、前記グラフ要素分割手段によ
    って分割されたグラフ要素に対して、要素の種類毎にそ
    の座標値より位置関係および関連を判断し、要素属性と
    して付与するとともに、前記論理属性指示手段によって
    指示された部分を、前記グラフ要素分割手段によって分
    割されたグラフ要素と対応させ、その指示された論理的
    な属性を要素属性に追加または訂正することを特徴とす
    る文書処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書処理装置において、 グラフのデザインに関する利用者の意図を選択指示する
    デザイン指示手段と、 該デザイン指示手段により指示された利用者の意図を参
    照して、複数のグラフの色づけに関する配色パラメータ
    テーブル中から適したパラメータテーブルを選択する配
    色パラメータ決定手段を備え、 前記出力画像生成手段は、前記文書画像保持手段に保持
    されている文書画像から、前記グラフ要素分割手段で分
    割されたグラフ要素毎に部分画像を切り出し、前記要素
    属性付与手段により付与された要素属性に対して、前記
    配色パラメータ決定手段によって選択された配色パラメ
    ータテーブルのパラメータ値に従って該各要素画像に着
    色して出力画像を生成することを特徴とする文書処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文書処理装置において、 グラフの各要素に対し、入力された文書には表現されて
    いない、利用者の意図に基づいた論理的な属性を指示す
    る論理属性指示手段と、 グラフのデザインに関する利用者の意図を選択指示する
    デザイン指示手段と、 該デザイン指示手段により指示された利用者の意図を参
    照して、複数のグラフの色づけに関する配色パラメータ
    テーブル中から適したパラメータテーブルを選択する配
    色パラメータ決定手段、 を備え、 前記要素属性付与手段は、前記グラフ要素分割手段によ
    って分割されたグラフ要素に対して、要素の種類毎にそ
    の座標値より位置関係および関連を判断し、要素属性と
    して付与するとともに、該論理属性指示手段によって指
    示された部分を、前記グラフ要素分割手段によって分割
    されたグラフ要素と対応させ、その指示された論理的な
    属性を要素属性に追加または訂正し、 出力画像生成手段は、前記文書画像保持手段に保持され
    ている文書画像から、前記グラフ要素分割手段で分割さ
    れたグラフ要素毎に部分画像を切り出し、前記要素属性
    付与手段により付与された要素属性に対して、前記配色
    パラメータ決定手段によって選択された配色パラメータ
    テーブルのパラメータ値に従って該各要素画像に着色し
    て出力画像を生成することを特徴とする文書処理装置。
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