JP2830793B2 - マルチチップモジュール - Google Patents

マルチチップモジュール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチチップモジュ
ールに関し、特に、動作高速化を実現できる構造のマル
チチップモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチチップモジュール(Multi-chip M
odule ;以下、MCMという)は、回路基板上に複数の
ベアチップを高密度に搭載し、チップ間の接続を回路基
板上の配線を介して行う実装方式である。基板材料とし
ては、シリコン、金属、セラミックスおよび樹脂基板な
どが用いられており、チップの接続方式としては、ワイ
ヤボンディング方式、フリップチップ方式、TAB方式
等が採用されている。
【0003】MCMは、高密度実装方式であり配線長を
短縮して配線遅延を減少させる実装方式であるが、近
年、MCMでの配線遅延がシステム全体の性能を制限す
ることが問題とされるようになってきている。これは、
MCMで実現されるシステムが大規模化することによっ
て回路基板の配線長が増大する一方で、搭載するVLS
Iの微細化、高集積化が進み、さらにクロックの高速化
および信号レベルの低振幅化等が進められたことによ
り、顕在化した問題である。
【0004】その技術的対策は、関係技術者にとっては
大きな関心事であり、最も問題が顕在化するクロックバ
スの配線を中心に、様々な提案がなされている。図8
は、1994年6月9日〜11日に開催された「199
4年シンポジウムオンVLSIサーキット」学会(1994
Symposium on VLSI Circuits)において、「アクテ
イブ回路基板型MCMシステム(An Active Substrate
MCM System)」と題して報告されたMCMの断面図であ
る(以下、これを第1の従来例という)。この方式で
は、アクティブ回路基板と称せられる回路基板内に増幅
回路を作り込みこれをチップ間を接続する配線内に挿入
することにより配線遅延の抑制を図っている。
【0005】図8に示されるように、シリコンウェハを
用いて形成された回路基板1には増幅回路7が形成され
ており、その上に配線層(クロックバス、信号用配線等
が形成されている)18が形成されている。増幅回路7
は絶縁分離層17によって分離された、埋め込み層16
上の半導体層内にバイポーラトランジスタを用いて形成
されている。回路基板1上にCMOS構成のMPU2、
メモリ3などの半導体集積回路チップが搭載されてお
り、チップ−配線層18間はボンディングワイヤ15に
より接続されている。増幅回路7は、配線層18を介し
てチップ間に接続されている。ここで、各増幅回路7
は、信号送出側チップの近くに形成されている。
【0006】図8に示すMCMの等価回路を図9に示
す。図9に示されるように、MPU2内の内部回路11
において形成された信号(データ)は、インターフェー
ス回路9aを介してチップ外に送出され、信号用配線6
aを介してメモリ3に伝達される。信号はインターフェ
ース回路10aを介して内部回路12に取り込まれここ
で処理される。メモリ3の内部回路12において形成さ
れた信号はインターフェース回路9b、回路基板に形成
された増幅回路7b、信号用配線6bおよびMPU2の
インターフェース回路10bを介してMPU2内の内部
回路11内に送り込まれる。このように配線内に増幅回
路を挿入することにより回路駆動能力が増強され配線遅
延は緩和される。
【0007】図10は、第2の従来例を示す回路接続図
である。この従来例では、回路基板上の配線はそのまま
として、半導体集積回路チップの駆動能力を高めること
によって配線遅延を抑制している。すなわち、信号送出
側のインターフェース回路9a、9bに、BiCMOS
と呼ばれる駆動能力の高い回路を用い、これにより信号
用配線6a、6bを駆動する。
【0008】図11は、1994年4月に開催された
「低電力設計に関する国際ワークショップ」(Internat
ional Workshop on Power Design)において「マルチ
チップモジュールのエリアパッド接続を基礎とするロー
パワークロックの分配(Low Power Clock Distribution
Based on Area Pad Interconnect for Multi-chip Mod
ule )」として報告された例の平面図である(以下、こ
れを第3の従来例という)。この従来例では、エリアア
レイ型フリップチップが用いられる。図11に示される
ように、最速の信号であるクロックを伝達するクロック
バス5は回路基板1上に直線的に形成されており、この
回路基板上に、エリアアレイ型のMPU2、メモリ3、
ASIC4等のチップが搭載されている。この従来例で
は、エリアアレイ型フリップチップを用いたことによ
り、半導体集積回路チップでの配線長を短くするととも
に、回路基板上での配線を直線的に形成することによ
り、トータルの配線長を最短で構成できるようにしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
(図8、図9)では、アクティブ素子を回路基板内に作
り込む必要があるため、回路基板製造コストが高い、
回路基板材料がシリコンウェハに限定される、という
問題点があった。アクティブ回路基板の製造コストが高
い最大の理由は、アクティブ素子を製造するプロセスコ
ストが高いためである。製造プロセスコストは、プロセ
スステップ数に依存し、アクティブ素子数には依存しな
い。すなわち、回路基板の極く一部に極く簡単な駆動回
路を形成する場合も、基板乃至チップ内に可能な限り多
くのアクティブ素子を作り込む場合も、原則的には、同
一プロセスコストを要する。
【0010】このように、第1の従来例では、樹脂製基
板等の他の基板に比較して高価なシリコンウェハを使用
しかつ高価な(ステップ数の多い)チップ製造プロセス
を使用して製造するために、極めて高価な製品となって
しまう。また、基板材料がシリコンウェハに限定される
ことも製作面での障害になっている。現状では、基板材
料としては樹脂製のものが使用数量としては圧倒的に多
く、その次がセラミック基板である。シリコンウェハを
基板材料として採用するのは特殊なケースであるので、
現生産ラインとの整合性がよくない。
【0011】BiCMOS回路を使用する第2の従来例
は、広く採用されているMOSあるいはCMOS集積回
路に対し新たな工数を必要とするものでありチップコス
トが上昇するという問題点がある。また、この従来例
は、電源電圧の高い従前の回路では有効であったあった
ものの、バイポーラデバイスの駆動能力が低電圧化とと
もに損なわれていくことを考えると、電源電圧の低電圧
化のトレンドにそぐわない技術であり、今後適用分野が
狭まっていく、将来性に乏しい手法である。
【0012】さらに、エリアアレイ型のフリップチップ
を使用する第3の従来例では、最速の信号を伝送する配
線を直線的に敷設するものであるため、配線の自由度が
ひくくなり高密度配線が実現しにくくなるという問題点
があった。また、エリアアレイ型のフリップチップはカ
スタムメードになるため高価になるという欠点があっ
た。本発明は、従来技術のこのような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、基板材料が限定され
ることなく、また特殊なプロセスを使用することなく、
必要な信号を増幅・再生できるようにして、高速で高性
能のMCMを安価に提供しうるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるマルチチップモジュールは、回路基板
(1)上に少なくとも第1、第2および第3の半導体集
積回路チップ(2、3、4)が搭載され、回路基板に形
成された配線(5、6)によってこれらの半導体集積回
路チップ間が相互に接続されているものであって、第1
および第2の半導体集積回路チップ(2、3)間の接続
配線間に第3の半導体集積回路チップ(4)内に独立し
形成された増幅回路(7)が挿入されていることを特
徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を
示す平面図であり、図2はその断面図である。図1に示
されるように、回路基板1(例えば、サイズ縦40mm
×横60mm)の中央部付近に、マイクロプロセッサ
(以下、MPUと記す)2が配置され、その両側に高速
型のメモリ(例えばSRAMによるキャッシュメモリ)
3a〜3fが配置されている。ここで、一方側(例えば
図中の3a、3b、3c)にはインストラクション用途
に使用されるメモリが、他方側(例えば図中の3d、3
e、3f)にはデータ用途に使用されるメモリが配置さ
れる。
【0015】MPU2および高速用のメモリ3には、ロ
ーコストと入手の容易さのために、汎用チップが使用さ
れるのが普通である。通常は、それだけではなく、回路
機能の差別化のために、カスタム設計の特定用途向けI
C(Application Specific IC ;以下、ASICと記
す)4がこれらに組み合わせて用いられる。ASIC4
は設計によりさまざまな内容になるが、基本的には、5
00キロゲート以内のロジック型半導体集積回路が使用
される。MPU2、メモリ3およびASIC4の各チッ
プはクロックバス5(5a〜5f)および信号用配線6
(6a〜6f)で連結される。回路基板1上でクロック
バス5は、最も長くかつ高速な信号を伝搬する配線の一
つである。また、MPU2とメモリ3とを接続する信号
用配線6にも、長くてかつ高速な信号を伝搬するものが
存在する。
【0016】本実施例では、図1に示されるように、上
記配線の中で、回路機能の性能に制限を与える配線を、
ASIC4に設けた増幅回路7を経由するように、レイ
アウト(チップを配置)する。増幅回路7のチップ内で
の配置および回路構成については後述するが、素子数の
少ない簡単なものであり、増幅回路7を設けたことによ
りASIC4が特に高価になることはない。
【0017】図2は、図1の接続状態を示す断面図であ
る。回路基板1としては、厚さ0.5〜1.5mmのセ
ラミックを使用し、その主表面にポリイミド/Au系の
多層配線を形成したものを用いた。配線は電解メッキ法
で2〜5μmの膜厚に、ポリイミドは5〜15μmの膜
厚に形成した。しかし、本発明においては、基板材料や
配線材料は特に限定されるものではなく、シリコン、金
属、樹脂のいずれの材料を用いてもよく、また配線も、
SiO2 /メタル系、BCB(ベンゾシクロブテン樹
脂)/メタル(Cu)系多層配線等を使用することがで
きる。SiO2 /メタル系を採用する場合には、スパッ
タ法によりAlを1〜3μmの膜厚に形成し、また、C
VD法によりSiO2 膜を0.5〜1.5μmの膜厚に
形成して多層配線を形成する。
【0018】配線層の所定の配線に、MPU2、メモリ
3およびASIC4の端子をそれぞれに接続する。本実
施例では、各チップにはバンプ8が形成されており、こ
れにより配線との接続が行われている。ASIC4の中
に形成された増幅回路7は、MPU2とメモリ3を接続
するクロックバス5および信号配線6の途中に挿入され
ており、クロックあるいは信号(データ)は増幅回路7
を経由することで増幅・再生されるようになっている。
なお、増幅回路7は、可能なかぎり信号送出側チップの
近傍に配置されるようになされる。本実施例において
は、フリップチップ方式でチップを基板上に搭載してい
るがこの方式によれば、チップ−配線間の配線距離を短
くすることができるとともに配線抵抗を低く抑えること
ができ、回路の高速動作化をより有利に実現することが
できる。
【0019】図3は、図1、図2に示した本実施例回路
の回路構成図である。MPU2−メモリ3間の信号授受
の行われる回路接続のみを記載したものであり、クロッ
クバス5等他の回路接続は省略されている。MPU2の
内部回路11から送出信号がインターフェース回路9a
に送られ、さらに、回路基板上の信号用配線6aに送ら
れる。メモリ3に送られる途中で、信号はASIC4a
に取り込まれ、増幅回路7aにより、増幅再生され、信
号用配線6aに戻され、メモリ3に送られる。
【0020】増幅回路7は、具体的には、ASICにお
いて用いらていれるデバイス要素をそのまま用いて構成
される。ここでは、ASIC4aはCMOS構成である
ため、増幅回路7aとしてはCMOSインバータを2段
接続したものが用いられている。メモリ3に届いた信号
は、インターフェース回路10aを経由して内部回路1
2に取り込まれる。メモリ3からMPU2へ信号を伝達
する場合は、上記の逆を辿る。すなわち、内部回路12
→インターフェース回路9b→信号用配線6b→増幅回
路7b→信号用配線6b→インターフェース回路10b
→内部回路11と送られる。
【0021】増幅回路7bも、増幅回路7aと同様の回
路構成をもつ。ただし、同一のASIC内に形成されて
いる必要はなく、図3に示されるように、別のASIC
内に形成されていてもよい。なお、本実施例の場合、信
号用配線6a、6bの配線長は、25mm程度であっ
た。
【0022】図4は、ASIC内に設けられた増幅回路
7の回路配置を示す平面図である。図4に示されるよう
に、増幅回路7はチップ内配線が短くなるように、AS
IC4の周辺領域14内に形成され、ボンディング用の
パッド13に、チップ内の配線で接続される。ここで、
増幅回路7を周辺領域14内に設ける理由は、上記のよ
うに、チップ内配線長を短縮できることが第1の理由で
ある。その他に、例えばゲートアレイのように、予めデ
バイス要素を作り込んでおき、配線を追加して回路にす
るケースの場合、周辺領域14内に形成されるインター
フェース回路用デバイス要素で、使用されていないもの
を利用して、インバータ回路を構成できることが挙げら
れる。そのケースでは、チップサイズは変わらない。増
幅回路を別に作り込む場合でも、デバイス要素数は少な
く、チップサイズへの影響は、通常、無視可能な程度で
ある。いずれにしても、ASICのコストを大きく増加
させることはない。
【0023】図5は、ASIC4内に設けられた増幅回
路7の具体例を示す回路図である。信号用配線6を通し
て送られてきた信号は、パッド13aでASIC4に取
り込まれ、先ず、初段のCMOSインバータ回路に入力
され、続いて2段目のCMOSインバータに入力され
る。その出力は、パッド13bを介して、チップの外部
に送り出され、信号用配線6に戻される。
【0024】図6は、本発明の効果を示す測定データの
一例を示したものである。測定は、信号送出側チップの
インターフェース回路9a、9bでの出力(送出信号)
波形を基準にして、受信側チップのインターフェース回
路10a、10bの入力波形を、信号用配線6の途中に
増幅回路7を設けた場合と設けなかった場合について、
比較したものである。両者を比較して明らかなように、
増幅回路7を設けた方が、信号の立ち上がりが速くなっ
ている。
【0025】図7は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。回路基板1の主表面に、クロックバス5および信
号用配線6(どちらも図中記載なし)を含む配線層18
が形成されており、回路基板1上にMPU2、メモリ3
およびASIC4がTAB(Tape Automated Bonding)
方式により搭載されている。メモリ3は接着剤を介して
多段に積層されており、そのTABリードは積層されて
基板上の端子にボンディングされている。
【0026】MPU2とメモリ3間は、配線層18に含
まれる配線、バスによって接続されるが、その内回路動
作上必要なものには、配線途中にASIC4内に形成さ
れた増幅回路が挿入されている。増幅回路の作用、機能
は先の実施例の場合と同様である。
【0027】以上の実施例では、チップの接続方式とし
て、フリップチップボンディング法、TAB方式を用い
たものについて説明したが、本発明はこれらに限定され
るものではなく、ワイヤボンディング法や薄膜配線法
(ベース基板に形成された穴にチップをフェースアップ
状態で埋め込み、その上に薄膜法により配線を形成する
方式)を用いる場合にも本発明は適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、チップ
間を接続する配線内に第3のチップ内に形成された増幅
回路を挿入するものであるので、回路基板をローコスト
化することができるとともに、長い配線により伝達され
る高速な信号の増幅・再生を行って、高速動作化を進め
る上でネックになっている高速信号での駆動能力不足を
補強することが可能になる。そして、本発明により設け
られる増幅回路は簡単な回路構成であるため、チップ上
に新たに形成しても大きなコスト増を招くことはなく、
特に、ASIC等の周辺領域に用意されているバッファ
回路を用いて形成する場合には増幅回路を設けたことに
よってコスト増を招くことはない。したがって、本発明
によれば、高速で高性能のMCMを安価に提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明の一実施例における回路構成図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例において用いられるASI
Cの平面図である。
【図5】 本発明の一実施例において用いられる増幅回
路の具体例を示す回路図である。
【図6】 本発明の効果を説明するための信号電圧立ち
上がり波形図である。
【図7】 本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図8】 第1の従来例の断面図である。
【図9】 第1の従来例の回路構成図である。
【図10】 第2の従来例の回路構成図である。
【図11】 第3の従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 MPU 3、3a〜3f メモリ 4、4a、4b ASIC 5、5a〜5f クロックバス 6、6a〜6f 信号用配線 7、7a、7b 増幅回路 8 バンプ 9a、9b、10a、10b インターフェース回路 11、12 内部回路 13、13a、13b パッド 14 周辺領域 15 ボンディングワイヤ 16 埋め込み層 17 絶縁分離層 18 配線層

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板上に少なくとも第1、第2およ
    び第3の半導体集積回路チップが搭載され、回路基板に
    形成された配線によってこれらの半導体集積回路チップ
    間が相互に接続されているマルチチップモジュールにお
    いて、第1および第2の半導体集積回路チップ間の接続
    配線間に第3の半導体集積回路チップ内に独立して形成
    された増幅回路が挿入されていることを特徴とするマル
    チチップモジュール。
  2. 【請求項2】 前記二つの半導体集積回路チップは汎用
    性のある製品であり、前記第3の半導体集積回路チップ
    は特定用途向け半導体集積回路(いわゆるASIC)と
    して開発された製品であることを特徴とする請求項1記
    載のマルチチップモジュール。
  3. 【請求項3】 前記増幅回路は、前記第3の半導体集積
    回路チップの周辺領域に形成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載のマルチチップモジュール。
  4. 【請求項4】 前記第3の半導体集積回路チップの前記
    増幅回路と、前記回路基板の配線との接続は、金属バン
    プを用いて行われていることを特徴とする請求項1記載
    のマルチチップモジュール。
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