JP2830433B2 - 筒状硬貨の金種判定装置 - Google Patents

筒状硬貨の金種判定装置

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JP2830433B2
JP2830433B2 JP2244659A JP24465990A JP2830433B2 JP 2830433 B2 JP2830433 B2 JP 2830433B2 JP 2244659 A JP2244659 A JP 2244659A JP 24465990 A JP24465990 A JP 24465990A JP 2830433 B2 JP2830433 B2 JP 2830433B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば銀行業務で使用される自動両替機
に装備されるような筒状硬貨の金種判定装置に関し、さ
らに詳しくは筒状硬貨の金種を正確に判定することがで
きる筒状硬貨の金種判定装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、自動両替機等に装備される筒状硬貨の金種判
定装置は、筒状硬貨の外径を測定して金種判定する装置
が知られているが、この場合は1円硬貨と50円硬貨との
外径が近似し、また5円硬貨と100円硬貨との外径が近
似しているため、筒状硬貨の外径寸法から筒状硬貨の金
種を精確に求めることが困難であった。
それゆえ、硬貨の材質を検知して筒状硬貨の金種を判
定する装置も知られているが、この場合は材質を判定す
るための構造が複雑で、大型化する問題を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 この発明は、金種毎に異なる筒状硬貨の外径および筒
長さに着目して、これらを金種判定要素に用いること
で、筒状硬貨の全ての金種を簡単かつ正確に検知するこ
とができる筒状硬貨の金種判定装置の提供を目的とす
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は、硬貨を一定枚数重ねて筒状に包んだ筒状
硬貨の金種を判定する筒状硬貨の金種判定装置であっ
て、前記筒状硬貨を大径と中径と小径との3段階の外径
寸法別に分け、その外径寸法を検知する外径検知手段
と、前記筒状硬貨の全長を長尺側と短尺側とに分け、そ
の長さ寸法を検知する長さ検知手段と、前記両検知手段
の検知結果に基づいて筒状硬貨の金種を判定する金種判
定手段とを備えた筒状硬貨の金種判定装置である。
(ホ)発明の作用 この発明によれば、筒状硬貨の金種を判定する場合、
外径検知手段により筒状硬貨の外径が大径、中径、小径
の3段階のいずれかであるかを検知し、また長さ検知手
段により筒状硬貨の全長が長尺側から、短尺側かの2段
階のいずれかであるかを検知し、これらの検知結果を組
合わせることで、金種判定手段が筒状硬貨の金種を判定
する。
(ヘ)発明の効果 このように、硬貨の外径および厚さが金種毎に異なる
ため、筒状硬貨も包んだ枚数が同じであれば、金種毎に
筒状硬貨の外径および全長がこれに比例した異形状を呈
した、この金種独自の特徴となる外径寸法と全長寸法と
から、筒状硬貨の金種を正確に判定することができ、現
状のように硬貨の材質を検知するような複雑な構造を要
せず、コンパクトに構成することができる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は筒状硬貨の金種判定装置を示し、第1図および
第2図において、この筒状硬貨の金種判定装置11は、筒
状硬貨12を載せて搬送するハンガ13と、外径検知機構14
と、長さ検知機構15とから構成される。
この金種判定装置11に適用される筒状硬貨12は、1円
・5円・10円・50円・100円・500円の6金種の流通硬貨
を、各金種毎に50個単位で包装して1本ずつ取扱うもの
であって、この筒状硬貨合12の両端部を上向きの半月状
を有する左右一対のハンガ13,13で載置搬送するように
し、その左右一対のハンガ13,13の多数個がループ状に
搬送移動して、各筒状硬貨12を検知位置に連続的に搬送
するよう構成している。
上述の検知位置には、外径検知機構14と長さ検知機構
15との両検知機構14,15を備え、ここに導かれた筒状硬
貨12の外径と全長との金種判定要素を同時に測定するよ
うにしている。
外径検知機構14は、外径検知レバー16と、第1検知セ
ンサS1と、第2検知センサS2とを装備し、このうち外径
検知レバー16は搬送方向と直交する横長状態で搬送され
る筒状硬貨搬送ライン17の上方位置に配設され、中間部
が枢支ピン18に軸支されて搬送方向に沿って前後を傾動
許容し、先端側には周面対応ローラ19を装着し、求端側
には検知対応部20を備え、通常は基端側に接続した付勢
バネ21の付勢作用により該レバー16の先端側が筒状硬貨
12の外周面と接触対応可能な位置まで下向きに傾動した
前傾状態にあり、この前傾待機位置はレバー基端側の上
部に配設した上動ストッパ22により位置決めされて待機
している。
そして、この検知位置に一定速度で導かれた筒状硬貨
12の外周面に周面対応ローラ19が接触対応してレバー16
が傾動する。この場合、筒状硬貨12の外径に比例してレ
バー16の傾動量が異なるが、このときのレバー基端側の
検知対応部20と対応する傾動対応位置に、第1検知セン
サS1および第2検知センサS2を配設し、そのときのレバ
ー16の傾動度合いを検知するようにしている。
この場合、筒状硬貨12の外径は包装状態によって一定
の包装誤差を有しているが、その分布状態にあっては、
第3図に示すように、1円→50円→5円→100円→10円
→500円硬貨の順に小径寸法から大径寸法となることが
知られている。
そして、これら硬貨の外径は1円・50円の小径グルー
プSと、5円・100円の中径グループMと、10円・500円
の大径グループLとの3段階に分けることができ、小径
グループSと中径グループMとのグループ間の寸法を第
1検知センサS1で検知し、また中径グループMと大径グ
ループLとのグループ間の寸法を第2検知センサS2で検
知することで、各金種に対応する外径グループ息を求め
ることができ、これと後述する長さグループとを求める
ことで、特定の金種を求めるようにしている。
また、長さ検知機構15は、基準端面対応ローラ23と、
長さ検知レバー24と、第3検知センサS3とから構成さ
れ、このうち基準端面対応ローラ23は、筒状硬貨搬送ラ
イン17の一側方位置に配設されて、ここに導かれた筒状
硬貨12の一端面と接触対応し、この位置を基準接触面と
して長さ測定するものであって、これと対向する他側方
に配設される長さ検知レバー24は、中間部が枢支ピン25
に軸支されて前後部が左右方向に傾動許容され、先端部
には端面対応ローラ26を装着し、基端部には検知対応部
27を備え、通常は基端側には接続した付勢バネ28の付勢
作用により該レバー24の先端側が筒状硬貨12の端面と接
触対応可能な位置まで傾動した傾斜状態にあり、この傾
斜位置はレバー基端側の外側部に配設された横動ストッ
パ29により位置決めされて待機している。
そして、この検知位置に一定速度で導かれた筒状硬貨
12の一端面が基準端面対応ローラ23とに接触した状態
で、他端面が端面対応ローラ26と接触対応して一時的に
挟持状態で通過し、このとき傾動する長さ検知レバー24
の基端側の検知対応部27と対応する位置に第3検知セン
サS3を配設し、この検知センサS3で筒状硬貨12の長さに
比例して傾動するレバー24の傾動角度を検知するように
している。
この場合、筒状硬貨12の長さは包装状態によって一定
の包装誤差を有しているが、その分布状態にあっては、
第4図に示すように、10円→5円→1円→100円→50円
→500円硬貨の順に長くなることが知られている。
そして、これら硬貨の筒長さは10円・5円・1円の短
尺グループSGと、100円・50円・500円の長尺グループLG
との2段階に分けることができ、短尺グループSGと長尺
グループLGとのグループ間の寸法を第3検知センサS3で
検知することで、各金種に対応する長さグループ域を求
めることができ、これと既述した外径グループとの双方
を求めることで、特定の金種を求めるようにしている。
第5図は筒状硬貨の金種判定装置の制御回路ブロック
図を示し、CPU51はROM52に格納されたプログラムに沿っ
て各回路装置を提供し、その制御データをRAM53で記憶
する。
ハンガ駆動装置54は、図示しないモータの駆動によ
り、各ハンガ13…を一定速度で駆動し、この駆動中に筒
状硬貨12の金種判定要素となる外径と筒長さとの形状デ
ータを各センサS1〜S3により求め、これに基づいてCPU5
1が金種を判定する。
上述のCPU51、第6図に示すように、筒状硬貨の金種
判定装置11の位置に、例えば1円・50円のような小径グ
ループSの筒状硬貨12を導いたときは、これに連動して
外径検知レバー16が若干傾動し、この結果、第1検知セ
ンサS1のみが外径を検知し、第2検知センサS2は非検知
状態のままとなって、小径グループSであることを判定
する。このとき、長さ検知レバー24が同じく傾動して筒
状硬貨12の長さ度合いを第3検知センサS3が検知して、
10円・5円・1円硬貨の短尺グループSGか、100円・50
円・500円硬貨の長尺グループLGかを検定し、この結
果、筒状硬貨合12が小径グループSに加えて短尺グルー
プSGという検知条件であれば、1円の筒状硬貨と判定す
ることができ、小径グループSに加えて長尺グループLG
という検知条件であれば、50円の筒状硬貨と判定するこ
とができる。
また、5円・100円のような中径グループMの筒状硬
貨12を導いたときは、これに連動して外径検知レバー16
が、ある程度傾動して第1検知センサS1と、第2検知セ
ンサS2の双方か検知対応し、このとき中径ゆえに外径検
知レバー16は比較的早く傾動復帰するため、第2検知セ
ンサS2の検知時間が短く、この結果、CPU51は中径グル
ープMであることを判定する。また、これに加えて小径
グループSのときと同様に、長さ検知レバー24を介して
第3検知セサS3が検知した長短グループSG,LGのいずれ
かを求め、これら双方の検知グループからCPU51は金種
別の独自の外形状を有する筒状硬貨の金種を判定する。
さらに、10円・500円のような大径グループLの筒状
硬貨12を導いたときは、これに連動して外径検知レバー
16が大きく傾動して第1検知センサS1と、第2検知セン
サS2の双方が検知対応し、このとき大径ゆえに外径検知
レバー16は大きく傾動して、第2検知センサS2の検知時
間が長くなり、この結果、CPU51は大径グループLであ
ることを判定する。また、これに加えて小径グループS
のときと同様に、長さ検知レバー24を介して第3検知セ
ンサS3が検知した長短グループSG,LGのいずれかを求
め、これら双方の検知グループからCPU51は金種別の独
自の外形状を有する筒状硬貨の金種を判定する。
このように、金種独自の特徴となる外径寸法と全長寸
法とから、筒状硬貨の金種を正確に判定することがで
き、ことに第1〜第3検知センサの3つの検知センサを
有効に活用して、6金種を効率よく判定することがで
き、硬貨の材質を検知するような複雑な構造を要せず、
コンパクトに構成することができる。
この発明と、上述の一実施例の構成との対応におい
て、 この発明の外径検知手段は、実施例の外径検知機構14
に対応し、以下同様に、 長さ検知手段は、長さ検知機構15に対応し、 大径は、大径グループLに対応し、 中径は、中径グループMに対応し、 小径は、小径グループSに対応し、 長尺側は、長尺グループLGに対応し、 短尺側は、短尺グループSGに対応し、 金種判定手段は、CPU51に対応するも、この発明は上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は筒状硬貨の金種判定装置を示す要部平面図、 第2図は筒状硬貨の金種判定装置を示す要部側面図、 第3図は筒状硬貨を金種別に示す外径分布図、 第4図は筒状硬貨を金種別に示す長さ分布図、 第5図は筒状硬貨の金種判定装置の制御回路ブロック
図、 第6図は筒状硬貨の外径検知データを示すタイムチャー
トである。 11……筒状硬貨の金種判定装置、12……筒状硬貨 14……外径検知機構、15……長さ検知機構 S1〜S3……検知センサ、51……CPU S……小径グループ、M……中径グループ L……大径グループ、SG……短尺グループ LG……長尺グループ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨を一定枚数重ねて筒状に包んだ筒状硬
    貨の金種を判定する筒状硬貨の金種判定装置であって、 前記筒状硬貨を大径と中径と小径との3段階の外径寸法
    別に分け、その外径寸法を検知する外径検知手段と、 前記筒状硬貨の全長を長尺側と短尺側とに分け、その長
    さ寸法を検知する長さ検知手段と、 前記両検知手段の検知結果に基づいて筒状硬貨の金種を
    判定する金種判定手段とを備えた 筒状硬貨の金種判定装置。
JP2244659A 1990-09-14 1990-09-14 筒状硬貨の金種判定装置 Expired - Lifetime JP2830433B2 (ja)

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JP2570714Y2 (ja) * 1992-01-16 1998-05-13 グローリー工業株式会社 包装硬貨受入機の識別装置
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