JP2827887B2 - 通信接続装置 - Google Patents

通信接続装置

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JP2827887B2
JP2827887B2 JP6050078A JP5007894A JP2827887B2 JP 2827887 B2 JP2827887 B2 JP 2827887B2 JP 6050078 A JP6050078 A JP 6050078A JP 5007894 A JP5007894 A JP 5007894A JP 2827887 B2 JP2827887 B2 JP 2827887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】端末の電話番号とは別に設けた個
人番号を用いるパーソナル通信に関し、特に個人が複数
の個人番号を使用するパーソナル通信に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体に対する通信接続制御方式
では、1個人が複数のPTNを所有している場合の管理
方法として、「特開平4−13350」に示されるよう
に、代表PTNを予め決定し、この代表PTNに対応さ
せてPTNリストを持たせ、このリストで着信登録先情
報を管理する方法を用いている。
【0003】図9(A),(B)は従来の通信接続制御
方式における網側での管理情報の構成例である。図9
(A)は、利用者が代表PTNのみをICカード等で持
ち歩き着信登録時に他に登録したい自分のPTNを付加
して網へ登録することでPTNの個人番号群を形成する
方法あるいは利用者が持ち歩くICカード等の記憶媒体
に自分のすべてのPTNを優先順位に記憶しておき着信
登録時に優先順位に従っていくつ登録するのかを付加し
て個人番号群を形成する方法のときの管理情報で、個人
番号情報90(PTN情報90)と着信登録先情報93
とで構成されており、網が受信した複数のPTNでグル
ープを構成し、グループ内の個々のPTNに対して着信
登録先s1を対応させている。図9(B)は、利用者の
PTNから代表PTNを決め、この代表PTNに対応し
て網に優先順位順のPTNリストを記憶しておき、利用
者は代表PTNと着信登録したいPTN数c1を付加し
て登録管理するときの管理情報で、PTN情報90と着
信登録先情報93と着信登録対象のPTNの有効登録数
情報96で構成され、PTNのグループは予め優先順位
に従って網に登録されており、着信登録先のグループに
対応させて管理すると同時に着信登録されているPTN
数c1を優先順位に対応づけていくつなのかを管理して
いる。
【0004】このようにして、複数のPTNを持つ利用
者が私的利用の通信を行うのに適した管理方法を実現し
ている。特に代表PTNが記憶されているICカード等
の記憶媒体を一つだけ持っていれば、十分に個人通信が
できるので、とても便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の通信接続制
御方式は、複数のPTNに対して固定的な代表PTNを
用いてグループ管理を行っていることおよびグループは
加入契約時に固定的に設定されるかあるいは着信登録の
対象のPTNだけで構成されるため、今後ビジネスの世
界にも個人番号による通信が普及し個人が使用するPT
Nに私的使用のPTNとビジネス上で使用するPTNの
混在が生じた場合に、ビジネスに利用するPTNは役職
や職場等の職制に対応して割り当てるため利用する個人
との対応関係は時間とともに変化していかざるを得ない
が、ICカードや網にPTNのリストを設けて管理して
いると更新の度にICカードの書替えや加入事業者への
更新申告が必要となり、変更に即座に対応できないとい
う問題がある。
【0006】またこの問題に対応するために代表PTN
に着信登録したい他のPTNを付加して登録する方法を
利用しようとしても、着信登録を更新する度に必要なP
TNをすべて再度入力する必要があり、個人で着信登録
しているすべてのPTNを管理している必要がある。ま
たこの場合には、要求されたPTNだけでグループを形
成するため個人の使用するPTNが登録されているもの
と登録されていないもので別々に管理されてしまうた
め、網では個人の空き塞がりを十分に管理することがで
きないという問題がある。
【0007】さらに、ビジネスで使用するPTNは私的
使用するPTNとは契約者や契約先が異なるためにIC
カードの場合でも別々に発行管理されるであろう。しか
も発信系サービスにも差異があり、発信のためには個人
は複数のPTNを使い分ける必要が生じ、複数のPTN
を持ち歩く必要があるので、応答でも複数のPTNが使
用されてしまうことが考えられる。この結果、代表PT
Nによるアクセスのみ許容していると、アクセスの不都
合が生じて使い勝手が悪くなりサービス性が低下すると
いう問題がある。
【0008】本発明は上記問題に鑑み、複数のPTNを
利用する個人に対し利用する複数のいずれのPTNで着
信登録あるいは着信接続要求が行われても実質的に一つ
のPTNとして処理すること、および利用者が利用する
PTNの組み合わせを自由に制御できるようにすること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の通信接続装置
は、各利用者に付与されたそれぞれの1以上の個人番号
を記憶部に記録し、記録した個人番号に対応して接続す
べき端末を指示されている場合には、接続すべき端末の
端末識別情報を個人番号に対応させて記録管理する利用
者情報管理局と、 それぞれの端末識別情報を付与された
複数の端末を収容し、個人番号への接続要求があると、
利用者情報管理局の記録を参照し該当する端末に接続制
御する交換局とからなる通信接続装置において、 前記記
憶部は、 個人番号が個人番号群に属している場合の個人
番号群の代表個人番号を各個人番号に対応して記録する
個人番号群情報領域と、 個人番号が代表個人番号である
場合のメンバの個人番号を記録するメンバ情報領域と、
個人番号群に属さない個人番号または代表個人番号が呼
接続されるべき端末の端末識別情報を記録する着信登録
先情報領域と、 個人番号群に属さない個人番号または代
表個人番号の使用中であるか否かの状態すなわち“空”
または“塞”を記録する使用中表示情報領域とを有し、
前記交換局は、 端末よりの個人番号群を形成すべき旨の
指示のもとに複数の個人番号を順次受けると、最初に受
けた個人番号の個人番号群情報領域に他の個人番号が記
録されているかどうか調べ、記録されていれば、記録さ
れた個人番号を代表個人番号とする個人番号群に属して
いるものと認識し、後続する個人番号も当該個人番号群
のメンバに追加登録すべく、当該個人番号群の代表個人
番号のメンバ情報領域に前記後続の個人番号を追加記録
するとともに、前記後続の個人番号の個人番号群情報領
域に当該個人番号群の代表個人番号を記録し、最初に受
けた個人番号の個人番号群情報領域に他の個人番号が記
録されておらず、最初に受けた個人番号がいずれの個人
番号群にも属していないと認識された場合には、最初に
受けた個人番号を代表個人番号とすべく、前記最初に受
けた個人番号のメンバ情報領域に後 続の個人番号を記録
し、前記後続の個人番号を前記最初に受けた個人番号の
メンバとすべく、前記後続の個人番号の個人番号群情報
領域に前記最初に受けた個人番号を記録し、個人番号群
に属するいずれかの個人番号を用いて端末から着信先を
登録すべき指示があった場合は、当該個人番号が属する
代表個人番号の着信登録先情報領域に前記端末の端末識
別情報を記録し、前記個人番号群に属するいずれのメン
バに呼があっても前記端末に接続されるようにし、これ
らメンバのいずれかに呼が接続されているときには代表
個人番号の使用中表示情報領域に“塞”を記録し同一個
人番号群の他のメンバとの競合を防止することを特徴と
する。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】所望の複数の個人番号を同一の個人番号群とす
るように交換局に指示すると、交換局は指示された複数
の個人番号を同一の個人番号群に属するものとして登録
し、以降に発生する前記個人番号群に属するいずれかの
個人番号へ要求、例えば前記個人番号群に属するいずれ
かの個人番号へ呼びが接続されるべき端末の指定や、前
記個人番号群に属するいずれかの個人番号を前記個人番
号群から外す指示や、前記個人番号群に属するいずれか
の個人番号による通信網への接続が行なわれていると
き、前記個人番号群に属する他の個人番号による通信網
への接続が行なわれないようにする競合防止処理等を個
人番号群単位に行う。
【0015】
【実施例】図1は本発明の個人番号の構成を自在に変更
可能なパーソナル通信システムの一実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例のパーソナル通信システムは、利
用者本人あるいは利用者の所有するICカード等の記憶
媒体が記憶している一つあるいは複数の利用者の個人番
号および端末の情報等を記憶部に記憶し管理する利用者
情報管理局20と、利用者情報管理局20と接続され、
利用者が使用する端末に関し呼接続を制御する交換局1
0とから構成されている。このような通信環境での利用
者からの要求は、端末より利用者の個人番号(PTN)
と、端末識別情報(SID)と、処理要求種別情報とを
交換局に送信することで行われるものとする。本実施例
においては、例えばPTNの個人番号群への登録要求で
は複数のPTNが送られ、端末への着信登録要求では一
つあるいは複数のPTNが端末識別情報とともに送ら
れ、PTNの個人番号群からの登録解除要求や移動端末
への着信登録解除要求や発信要求および着信応答要求で
は端末よりPTNが一つだけ送られてくる。
【0016】本発明の第1の実施例は、個人番号群情報
として個人番号群を構成する各PTNの中の代表PTN
を用い個人番号群管理する場合の例である。なお代表P
TNは従来のように固定的に特定されたPTNではな
く、処理の過程で決定するものである。
【0017】図2,図3は、利用者情報管理局20で利
用者のPTNp10,p11,〜,p14に対応して管
理情報を管理する利用者情報管理局20の記憶部の内容
を示す図である。図2においては、特に端末識別情報s
0を持つ端末s0にPTNp10,p12,p13がPT
Np10を代表PTNとして着信登録されている利用者
情報管理局20の管理情報の登録状態を示している。図
3は、端末識別情報s1を持つ端末1にPTNp11,
p12,p13が着信登録され、新たな個人番号群が形
成された場合の、利用者情報管理局20の管理情報の登
録結果を示している。
【0018】利用者情報管理局20で記憶される管理情
報は、キーとなるPTN情報60と、個人番号群情報6
1と、メンバー情報62と、着信登録先情報63と、使
用中表示情報64とである。個人番号群情報61は各P
TNがメンバとして属する代表PTNを示す情報であ
る。メンバー情報62は代表PTNに属する全てのメン
バのPTNをリスト形式で示した情報であり、着信登録
先情報63は個人番号群の着信登録先端末を示す端末識
別情報であり、使用中表示情報64は代表PTNで代表
される個人番号群の空き塞がり状態を示す情報であり、
いずれも代表PTNに対してのみ設定される。
【0019】図4のフローチャートを参照して個人番号
群登録処理について説明する。なお、具体的には利用者
により登録要求されたのがPTNp11,p12および
p13である場合とする。順次、送信されPTNp1
1,p12,p13を交換局10が受信すると、交換局
10は最初に受信したPTNp11をキーに利用者情報
管理局20のPTN情報60をサーチし、当該PTNp
11を検出する(ステップS1)。当該PTNp11が
検出されると、検出されたPTNp11の個人番号群情
報61を検査し、既に他の代表PTNのメンバとされて
いるか否か判断する(ステップS2)。
【0020】ステップS2においてPTNp11が他の
代表PTNのメンバであると判断された場合には(図2
において、PTNp11の個人番号群情報61には”な
し”と記録されているので、他の代表PTNのメンバで
はないが、例えば、PTNp12の個人番号群情報61
を参照すれば明らかなように、PTNp10のメンバで
あることを示すように”p10”と記されている)、最
初に受信されたPTNがメンバとなっている個人番号群
に後続のPTNp12,p13もメンバとして登録す
る。すなわち、最初に受信されたPTNの次に続くPT
Nがあるか否か判断し(ステップS3)、なければ終了
し、あれば、最初に受信されたPTNが属する個人番号
群の代表PTNのメンバ情報62に次のPTNを記録
し、そのPTNの個人番号群情報61に最初に受信した
PTNが属する個人番号群の代表個人番号を記録し(ス
テップS4)、スッテップS3に戻る。
【0021】ステップS2において、他の代表PTNの
メンバでないと判断されると(図2のPTNp11が該
当する。この場合、さらにメンバ情報62を参照する
と”なし”となっているので、PTNp11は独立した
PTNであると認識される)、最初に受信されたPTN
を、後続するPTNがある場合の代表PTNとする(ス
テップS5)。次に後続するPTNがあるか否か判断す
ると(ステップS6)、PTNp11の次にPTNp1
2が送信されるので、PTNp11のメンバ情報62に
p12を記録し、PTNp12の個人番号群情報61を
p10からp11に書き換え、PTNp12を代表PT
Np11のメンバとし(ステップS7)、ステップS6
に戻る。PTNp12にはPTNp13が続いているの
で、PTNp12対すると同様に、代表PTNp11の
メンバ情報62にp13を追加記録し、PTNp13の
個人番号群情報61をp10からp11に書き換え、P
TNp13を代表PTNp11のメンバとしてステップ
S6に戻る。ステップS6では、PTNp13に続くP
TNがないので処理を終了する。
【0022】次に、PTNを個人番号群から登録解除す
る処理の例を図5のフローチャートを参照して説明す
る。交換局10は端末より受信した登録解除要求のあっ
た1つのPTN(以降の具体例の説明として図3のPT
Np11を取り上げる)をキーに利用者管理局20のP
TN情報60をサーチする(ステップS11)。サーチ
したPTNの個人番号群情報61またはメンバ情報62
に記録があるかどうかチェックし、記録があれば個人番
号群に属しているものと判断し、記録がなければ独立し
た個人番号であると判断する(ステップS12)。独立
した個人番号であると判断された場合には、登録解除す
る必要がないので終了する。しかし、個人番号群に属し
ているものと判断された場合には、記録が個人番号群情
報61またはメンバ情報62のいずれにあるかにより、
当該PTNがメンバであるか代表PTNであるかを判断
する(ステップS13)。
【0023】図3の場合、PTNp11の個人番号群情
報61には”なし”と記録され、メンバ情報62にはp
12,p13と記録されているので、ステップS12,
S13において、PTNp11は個人番号群に属し、か
つ代表PTNであると、判断される。
【0024】ステップ13において、代表PTNである
と判断された場合には、個人番号群に属する他の個人番
号を当該個人番号群の新たな代表PTNし、新たな個人
番号群を形成する。すなわち、メンバ情報62に記録さ
れている個人番号のうちのいずれか、例えば最初に記録
されている個人番号の個人番号群情報61を”なし”と
し、他のメンバの個人番号をメンバ情報62に記録して
新しい代表PTNを形成し、他のメンバの個人番号群情
報61に新しい代表PTNの個人番号を記録することに
より新しい個人番号群を形成する(ステップS14)。
【0025】図3の場合、PTNp11のメンバ情報6
2に最初に記録されているPTNp12を代表PTNと
すべく、PTNp12の個人番号群情報61のp11
を”なし”に書き換え、メンバ情報62にp13を記録
するとともに、PTNp13の個人番号群情報61にp
12を記録する。
【0026】ステップS14の処理後、それまで代表P
TNであった個人番号のメンバ情報62を”なし”に記
録変更し、個人番号群より削除する(ステップS1
5)。図3の場合、PTNp11のメンバ情報62を”
なし”に書き換える(ステップS15の結果は図6を参
照のこと)。また、ステップS13において、代表PT
Nではないと判断された場合には、当該PTNが属する
代表PTNのメンバ情報62から当該PTNの記録を抹
消するとともに、当該PTNの個人番号群情報61の記
録を”なし”に書き換え、個人番号群より削除する(ス
テップS16)。
【0027】さらに、着信登録および着信登録解除につ
いて説明する。あるPTNによりある端末から着信登録
の要求が交換局10に行なわれると、交換局10は当該
端末の着信先端末識別情報SIDを認識するとともに、
交換局10は当該PTNの代表PTNを求め(当該PT
Nが代表PTNである場合には、代表PTNを求める必
要はない)、代表PTNの着信登録先情報63を着信先
端末識別情報SIDで更新する。着信登録解除の場合に
は、代表PTNの着信登録先情報63が抹消される。
【0028】例えば、利用者情報管理局20の記憶部の
記憶内容が図3で示されるような状態であった場合に、
端末s2からPTNp12により、着信登録が行なわれ
ると、PTNp11に対する着信登録先情報63の”s
1 ”が”s2 ”に書き換えられる。また、着信登録解除
が行なわれると、PTNp11に対する着信登録先情報
63の”s1 ”が抹消される。これらの着信登録および
着信登録解除を行なった場合、個人番号群の構成は維持
されている。また、着信登録時に複数のPTNの入力を
許容する機能を付加する場合には、最初に入力されたP
TNに対して、上述の着信登録を実行するとともに、後
続して入力したPTNに対しては、図4に基づいて説明
した登録機能を自動的に稼働させ当該代表PTNのメン
バとして追加登録するようにしてもよい。このようにす
ることにより、2段階の処理が1段階で処理できること
となり、能率的となる。
【0029】呼び出し側が用いたPTNと異なるPTN
を用いて着信応答した場合について説明する。例えば、
利用者情報管理局20の記憶部の記憶内容は図3で示さ
れるような状態であり、PTNp13への着信要求があ
ったとする。しかし、利用者がPTNp12で着信応答
すると、これを交換局10は受信する。交換局10は受
信したPTNp12と、着信要求されたPTNp13と
を比較する。比較の結果、一致した場合には、そのまま
応答を許可するが、不一致の場合には、交換局10は着
信要求されたPTNp13に対応する個人番号情報61
を調べ、PTNp13の代表PTNであるPTNp11
を検出する。さらに、検出したPTNp11のメンバ情
報62を調べ、PTNp13がメンバとなっている個人
番号群の全てのメンバPTNp11,PTNp12,P
TNp13を検出する。交換局10は、検出した全ての
メンバのいずれかと、着信応答に用いられたPTNp1
2とが一致するか否か判定し、一致したものがあれば応
答を許容し、一致したものがなければ呼を断とするか再
度応答を待ち合わせる。
【0030】使用中表示情報64の空き塞がり管理につ
いて説明する。発着信等の呼処理要求時には、要求のあ
ったPTNより代表PTNを求め代表PTNに対応する
使用中表示情報64に空/塞を記録することによりて空
き塞がりの管理を行う。呼による発着信要求時に、既に
使用中表示情報64が「塞がり」状態であれば呼処理要
求を受付けしない。「空き」状態であれば要求を受付
け、使用中表示情報64を「塞がり」状態に設定する。
使用中表示情報64は受付け中の呼が復旧したら「空
き」状態に設定する。このようにして同一個人番号群内
での処理競合防止を行う。
【0031】なお、前述のように着信登録において個人
番号群の管理を行うと、有効な着信登録先は一つの端末
に限定されるので、代表PTNに対してのみ着信登録先
を管理しておけば十分であるが、個々のPTNに対して
同じ着信登録先を記憶管理する方法でもよい。この場合
には、着信登録要求時に入力されたPTNより該PTN
の形成している個人番号群のすべてのPTNを抽出し、
抽出された各PTNの着信登録先情報63を更新する。
このようにしても前者のものと同様の効果を得ることが
できる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例においては、個人番号群情報としてPT
Nとは別に、個人番号群番号GN(個人番号群番号
1,g2,g3,・・・)を用い個人番号群を管理す
る。図7および図8は、個人番号群番号GNを用いた場
合の利用者情報管理局20の記憶部における管理情報の
内容を示す図である。図7は各PTNに対応して記憶さ
れた内容であって、利用者のPTN情報70と、個人番
号群情報71と、着信登録先情報73と、使用中表示情
報74とから構成されている。
【0033】個人番号群情報71は、個人番号群番号g
1,g2,g3,・・・を記憶する情報であって、個人番
号群に属するすべてのPTNに対して設定される。着信
登録先情報73はPTNの着信先端末を示す情報であ
り、使用中表示情報74はPTNの空き塞がり状態を示
す情報でいずれも個人番号群に属さない個々のPTNに
対してのみ設定される。図8は個人番号群番号GN(g
1,g2,g3,・・・)に対応する記憶部の内容を示す
図であって、記憶される管理情報は個人番号群番号GN
情報71と、メンバー情報72と、図7と同様の着信登
録先情報73および使用中表示情報74とから構成され
ている。メンバー情報72は個人番号を形成するすべて
のPTNをリスト形式で示すように記憶された情報であ
り、着信登録先情報73および使用中表示情報74は個
人番号群に対応して記憶された情報である。
【0034】端末からの要求を第1の実施例と同一条件
とすると、個人番号群情報71が代表PTNから個人番
号群番号g1,g2,g3,・・・になっていることメン
バ情報72がPTNすべてを対象としていること等から
個人番号群に対する判定方法が異なるが動作はほぼ前記
の第1の実施例と同じである。例えば、PTNp12に
係わるなんらかの要求があったとすると、交換局10
は、図7のPTN情報70に基づいてPTNp12が群
番号g1に属することを検出できるので、群番号g1に基
づいて図8を参照し、PTNp12がPTNp11,p
13と同一の群に属し、着信登録先がs1であり、使用
中表示情報74から空きか塞りか判定できる。
【0035】
【発明の効果】利用者は発信に必要なPTNだけを、例
えばICカードのような記憶媒体に記憶した状態で、持
ち歩けば利用者の意図するパーソナル通信を実現できる
ので、持ち歩くICカードを最小限に抑えられる。着信
登録更新時には、過去の着信登録状態を意識せずに手持
ちの任意のICカードで個人番号群単位に更新すること
ができる。また、着信時には自分への着信であることだ
け認識できれば、呼びに対応するメンバのICカードで
あれば、どのICカードででも応答することができるの
で、着信時のICカード選択の手間が省ける。また、個
人とPTN番号の対応関係を変更する自由が発生した場
合には、利用者の通常の着信登録動作や個人番号群制御
動作により早急に対応できるので利用者ならびに事業者
の負担を軽減できるので、事業所等での個人番号利用が
容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の個人番号の構成を自在に変更可能なパ
ーソナル通信システムの一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例の利用者情報管理局で利用者の個
人番号に対応して情報を管理するための利用者情報管理
局の記憶部の内容を示す図である。
【図3】図2の記憶部の内容について、新たな個人番号
群が形成された場合の登録結果を示している図である。
【図4】図1の実施例において、個人番号群を登録処理
する例を示すフローチャートである。
【図5】図1の実施例において、個人番号群を登録解除
処理する例を示すフローチャートである。
【図6】図2の記憶部の内容であって、登録済みの個人
番号群のいずれかの個人番号が抹消されて、新たな個人
番号群が形成された場合の登録結果を示している図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例において用いられる利用
者情報管理局の記憶部の内容を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例において用いられる利用
者情報管理局の記憶部の内容を示す図である。
【図9】(A),(B)従来の利用者情報管理局の記憶
部の内容を示す図である。
【符号の説明】
10 交換局 20 利用者情報管理局 60,70 PTN情報 61,71 個人番号群情報 62 個人番号群メンバー情報 63,73 着信登録先情報 64,74 使用中表示情報 PTN,p10,p11,p12,p13,p14
個人利用者の個人番号 SID,s1,s2 端末の識別情報 GN,g1,g2,g3,・・・ 個人番号群番号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 H04M 3/46 H04M 3/54 H04Q 3/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各利用者に付与されたそれぞれの1以上
    の個人番号を記憶部に記録し、記録した個人番号に対応
    して接続すべき端末を指示されている場合には、接続す
    べき端末の端末識別情報を個人番号に対応させて記録管
    理する利用者情報管理局と、 それぞれの端末識別情報を付与された複数の端末を収容
    し、個人番号への接続要求があると、利用者情報管理局
    の記録を参照し該当する端末に接続制御する交換局とか
    らなる通信接続装置において、 前記記憶部は、 個人番号が個人番号群に属している場合の個人番号群の
    代表個人番号を各個人番号に対応して記録する個人番号
    群情報領域と、 個人番号が代表個人番号である場合のメンバの個人番号
    を記録するメンバ情報領域と、 個人番号群に属さない個人番号または代表個人番号が呼
    接続されるべき端末の端末識別情報を記録する着信登録
    先情報領域と、 個人番号群に属さない個人番号または代表個人番号の使
    用中であるか否かの状態すなわち“空”または“塞”を
    記録する使用中表示情報領域とを有し、 前記交換局は、 端末よりの個人番号群を形成すべき旨の指示のもとに複
    数の個人番号を順次受けると、最初に受けた個人番号の
    個人番号群情報領域に他の個人番号が記録されているか
    どうか調べ、記録されていれば、記録された個人番号を
    代表個人番号とする個人番号群に属しているものと認識
    し、後続する個人番号も当該個人番号群のメンバに追加
    登録すべく、当該個人番号群の代表個人番号のメンバ情
    報領域に前記後続の個人番号を追加記録するとともに、
    前記後続の個人番号の個人番号群情報領域に当該個人番
    号群の代表個人番号を記録し、最初に受けた個人番号の
    個人番号群情報領域に他の個人番号が記録されておら
    ず、最初に受けた個人番号がいずれの個人番号群にも属
    していないと認識された場合には、最初に受けた個人番
    号を代表個人番号とすべく、前記最初に受けた個人番号
    のメンバ情報領域に後続の個人番号を記録し、前記後続
    の個人番号を前記最初に受けた個人番号のメン バとすべ
    く、前記後続の個人番号の個人番号群情報領域に前記最
    初に受けた個人番号を記録し、個人番号群に属するいず
    れかの個人番号を用いて端末から着信先を登録すべき指
    示があった場合は、当該個人番号が属する代表個人番号
    の着信登録先情報領域に前記端末の端末識別情報を記録
    し、前記個人番号群に属するいずれのメンバに呼があっ
    ても前記端末に接続されるようにし、これらメンバのい
    ずれかに呼が接続されているときには代表個人番号の使
    用中表示情報領域に“塞”を記録し同一個人番号群の他
    のメンバとの競合を防止することを特徴とする通信接続
    装置。
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JPH0326148A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Nec Corp 被呼者状況通知方式
JPH03117152A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数の個人番号付与による個人電話番号方式

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