JP2823194B2 - 孔版印刷用原紙 - Google Patents

孔版印刷用原紙

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JP2823194B2 JP62156092A JP15609287A JP2823194B2 JP 2823194 B2 JP2823194 B2 JP 2823194B2 JP 62156092 A JP62156092 A JP 62156092A JP 15609287 A JP15609287 A JP 15609287A JP 2823194 B2 JP2823194 B2 JP 2823194B2
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耕一 内山
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理想科学工業 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、孔版印刷用原紙に関し、特にサーマルプリ
ンター、ワイヤードットプリンター(インパクトプリン
ター)等の装着し穿孔画像を形成するのに好適な印刷用
孔版原紙に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、サーマルプリンター、ワイヤードットプリンタ
ー等を使用して孔版印刷用原紙に穿孔画像を形成し、そ
の製版済みの原紙を印刷機に装置して印刷を行なうシス
テムが開発されている。このシステムで使用される孔版
印刷用原紙は、原紙本体と前記原紙本体の少なくとも一
部に剥離可能な接着剤にて貼付けられた台紙とからなる
孔版原紙組立体と、前記孔版原紙組立体とは独立分離
し、製剤済みの前記孔版原紙組立体と接合一体化するよ
うに構成され、印刷機の版胴の原紙係止ピンと係合する
係合穴が設けられた補強用耳部とら構成されている。 上記の如き孔版印刷用原紙を使用して製版、印刷する
には、まず孔版原紙組立体をプリンターに装着し、サー
マルプリンターの場合はサーマルヘッドの熱により、原
紙本体のフィルムにドットマトリックスにて文字等を溶
融穿孔し、ワイヤードットプリンターにおいてはインパ
クトされるワイヤーピンによって孔版原紙に穿孔して製
版を終了する。その後、製版済みの孔版原紙組立体の一
端に補強用耳部を接合して一体化した後、上記台紙を原
紙本体から引き剥がし印刷機の原紙係合ピンに補強用耳
部に設けられている係合孔を係合させ、印刷機の版胴外
周面に孔版印刷用原紙を巻き付けて印刷を行なう。 しかし、このような装置においては、上述したような
孔版原紙組立体と補強用耳部とが分離されている孔版印
刷用原紙は印刷時に貼合わせて一体化するという煩わし
い作業が必要となり、またその貼合わせの際、補強用耳
部に対して孔版原紙組立体が斜めに貼合わされると印刷
画像も印刷紙に対して斜めになる不都合が生じる。さら
には多色印刷する場合、各色に応じた原紙の製版を行な
い孔版原紙組立体と補強用耳部との貼合わせ一体化する
作業も使用する色の数だけ必要となり面倒である。ま
た、孔版原紙組立体と補強用耳部との貼合わせ位置が各
孔版印刷用原紙ごとにずれると、印刷した場合各色の印
刷画像がずれるため孔版原紙組立体と補強用耳部との貼
合せにも十分な注意を払う必要がある。 従って、孔版原紙組立体と補強用耳部とが予め一体化
された孔版印刷用原紙を使用すればよいと考えられる
が、この孔版原紙をサーマルプリンター、ワイヤードッ
トプリンターにかけた場合、補強用耳部と孔版原紙組立
体との強度の差により両者の境界部分で折れ曲がり、こ
のため原紙に搬送ができなくなる問題が生じる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、孔版原紙組立体と補強用耳部との貼
合わせ作業が必要でなく、サーマルプリンター、ワイヤ
ードットプリンターに対して円滑に供給することが出
来、簡単に印刷装置の孔版原紙が作成できる孔版印刷用
原紙を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、一枚の原紙本体と、該原紙本体に一端部同
士が接着された一枚の台紙とからなり、前記原紙本体は
台紙上に密着するとともに、前記接着部以外の少なくと
も一部において剥離可能な貼着剤によって台紙に貼付け
られ、前記台紙は、該台紙一端部に沿って切り取り線が
設けられ、原紙製版後、該切り取り線から他端部側を切
除し、前記原紙本体の接着された一端部側を折り返して
印刷時に原紙本体の耳部となる部分を有し、かつ、この
耳部となる部分は、印刷機の原紙係止部と係合される係
合孔形成用の切り込みが設けられ、原紙製版時には台紙
の一部として機能する孔版印刷用原紙である。 本発明において、原紙本体の一端部が折り曲げられて
前記台紙の一端部に接着されていることが好ましい。 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例である、サーマルプリンタ
ー用の孔版印刷用原紙と平面図、第2図はその側断面
図、第3図は、貼着剤5を部分的に設けた場合の側断面
図である。 第1〜3図において、本発明の孔版印刷用原紙2は、
熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼合わせてな
る原紙本体1と、該原紙本体と略同様の大きさを有し、
前記原紙本体1の多孔性支持体側に剥離可能な貼着剤層
5により少なくとも一部が貼着された台紙3により構成
されている(第2図及び第3図参照)。また前記台紙3
の一端部は原紙本体の一端部が折り曲げられて接着剤層
9により貼付けられている(第2図および第3図参
照)。さらに台紙3の原紙本体1との貼着部近傍には印
刷機の版胴に設けられている原紙係止部、例えば係止ピ
ンと係合される係合孔形成用の切り込み11が原紙の幅方
向に複数個形成されている(第1図参照)。またさらに
前記台紙3には原紙製版後、台紙の一部を孔版印刷用原
紙2から引き剥がして取り除くための切り取り線(ミシ
ン目)7が形成されている。なお、係合孔形成用の切り
込み11は完全な孔が形成されて製版時に影響を及ぼさな
いように一部を残して切り込みが形成されている。 なお、原紙本体1に用いる熱可塑性樹脂としては、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−塩
化ビニル共重合体、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリスチレン等が用いられ、また多孔性支持体
としては、こうぞ、みつまた、マニラ麻などの天然繊
維、レーヨン、ビニロン、ポリエステル、ポリアクリロ
ニトリル等の化学繊維を単独もしくは混合して抄造され
た薄葉紙、またはシルク、ナイロン、ポリエステルなど
の紗等が用いられる。 上記の如く構成された孔版印刷用原紙を製版する場合
には、サーマルプリンターのサーマルヘッドと孔版印刷
用原紙の熱可塑性合成樹脂フィルムとが対向するように
セットする。その後製版が開始されるが台紙の少なくと
も一部と原紙本体の多孔性支持体とが剥離可能な貼着剤
によって貼着されているのでサーマルプリンターの行送
りにともない原紙本体が台紙上で滑って、皺が発生する
という不都合を生じることはない。また、係合孔形成用
の切り込み11と対向する原紙本体1の製版に関しては完
全に孔が形成されておらず、切り込みだけが存在するの
で製版に支障をきたすことはない。次に、製版後の印刷
について第4〜6図を用いて説明する。 製版終了後の印刷に際しては、製版済みの孔版印刷用
原紙2の台紙3を原紙本体1から引き剥がし、ミシン目
7より切り離す(第6図参照)。残った台紙は第5図に
示すように上方に折り返す。第4図に、残った台紙を上
方に折り返した場合(第5図)の平面図を示す。第4図
の状態のまま印刷機の版胴の係合ピンに係合孔形成用の
切り込み11を合わせ押し込む。この動作を行なうことに
よって印刷機に対する孔版印刷用原紙2の装着が完了す
る。以後印刷動作が開始されて所望の印刷画像が印刷紙
上に形成される。 なお、上記実施例ではサーマルプリンターに使用され
る孔版印刷用原紙に関してのみ説明したが、インパクト
(感圧)方式のプリンターに使用される孔版印刷用原紙
においても、上記実施例で示された構成をとることによ
り同様の効果を得ることができることは勿論である。 〔発明の効果〕 本発明の孔版印刷用原紙は、原紙本体と台紙のみによ
り構成されているので、サーマルプリンター、ワイヤー
ドットプリンターにて製版する場合、スムーズに製版お
よび搬送ができ、その後原紙本体から引き剥がされる台
紙の一部が従来の技術の補強用耳部として使用でき、ま
た原紙本体の一端部と台紙の一端部が接着されているの
で、製版後原紙本体から台紙を引き剥がして折り返す簡
単な作業で、印刷に必要な孔版原紙を作成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例である、サーマルプリンター
用の孔版印刷用原紙の平面図、第2図はその側断面図、
第3図は、貼着剤5を部分的に設けた場合の側断面図、
第4図は、本発明の孔版印刷用原紙の使用の態様を示す
平面図、第5図はその側断面図、第6図は、台紙の一部
をミシン目から切り離す状態を示す図である。 1……原紙本体、2……孔版印刷用原紙、3……台紙、
5……貼着剤(層)、7……ミシン目、9……接着剤
(層)、11……係合孔形成用の切り込み。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一枚の原紙本体と、該原紙本体に一端部同士が接着
    された一枚の台紙とからなり、前記原紙本体は台紙上に
    密着するとともに、前記接着部以外の少なくとも一部に
    おいて剥離可能な貼着剤によって台紙に貼付けられ、前
    記台紙は、該台紙一端部に沿って切り取り線が設けら
    れ、原紙製版後、該切り取り線から他端部側を切除し、
    前記原紙本体の接着された一端部側を折り返して印刷時
    に原紙本体の耳部となる部分を有し、かつ、この耳部と
    なる部分は、印刷機の原紙係止部と係合される係合孔形
    成用の切り込みが設けられ、原紙製版時には台紙の一部
    として機能することを特徴とする孔版印刷用原紙。 2.前記原紙本体の一端部が折り曲げられて前記台紙の
    一端部に接着されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1記載の孔版印刷用原紙。
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JPS59153267U (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 理想科学工業株式会社 耳つき孔版原紙

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