JPH0219261Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219261Y2 JPH0219261Y2 JP15591483U JP15591483U JPH0219261Y2 JP H0219261 Y2 JPH0219261 Y2 JP H0219261Y2 JP 15591483 U JP15591483 U JP 15591483U JP 15591483 U JP15591483 U JP 15591483U JP H0219261 Y2 JPH0219261 Y2 JP H0219261Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer sheet
- transfer
- sheet
- layer
- dyes
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は転写シートに関し、更に詳しくは、使
用者が所望の絵柄を有する多色の転写印刷を、適
当な被転写材料に簡単に転写できるような転写シ
ートに関する。
用者が所望の絵柄を有する多色の転写印刷を、適
当な被転写材料に簡単に転写できるような転写シ
ートに関する。
従来、昇華性染料を含むインキで適当な基材シ
ートに印刷して成る転写シートを用い、これを布
地やプラスチツク材料等の被転写材料に重ね、加
熱して、染料を被転写材料中に浸透させて転写す
る方法は昇華転写印刷法の名で知られている。こ
の方法に用いる転写シートとしては、上記インキ
で予め絵柄を印刷したものと、全面ベタ刷りした
ものとがある。前者の転写シートは、所望の絵柄
を予め印刷しておく必要があつて、使用時に所望
の絵柄を形成することはできないし、後者の転写
シートは、一枚の転写シートを所望の形に切り抜
いて他の転写シートの表面に貼り付けることで、
使用時に所望の絵柄を形成することができるが、
この場合にも、(a)使用者は専問家ではないことが
多いので、見当合せが難しい。(b)接着剤を用いる
ので、汚れやすい。(c)転写シートは通常染料を透
過するので、貼り付けた転写シートの色が被転写
材料に再現できず、下の転写シートの色が混合し
た色になる。という問題点を有する。
ートに印刷して成る転写シートを用い、これを布
地やプラスチツク材料等の被転写材料に重ね、加
熱して、染料を被転写材料中に浸透させて転写す
る方法は昇華転写印刷法の名で知られている。こ
の方法に用いる転写シートとしては、上記インキ
で予め絵柄を印刷したものと、全面ベタ刷りした
ものとがある。前者の転写シートは、所望の絵柄
を予め印刷しておく必要があつて、使用時に所望
の絵柄を形成することはできないし、後者の転写
シートは、一枚の転写シートを所望の形に切り抜
いて他の転写シートの表面に貼り付けることで、
使用時に所望の絵柄を形成することができるが、
この場合にも、(a)使用者は専問家ではないことが
多いので、見当合せが難しい。(b)接着剤を用いる
ので、汚れやすい。(c)転写シートは通常染料を透
過するので、貼り付けた転写シートの色が被転写
材料に再現できず、下の転写シートの色が混合し
た色になる。という問題点を有する。
そこで、本考案は、専問家ではない使用者であ
つても、見当合せが簡単で、所望の多色の絵柄を
鮮明に転写できる転写シートを提供することを目
的とする。
つても、見当合せが簡単で、所望の多色の絵柄を
鮮明に転写できる転写シートを提供することを目
的とする。
すなわち、本考案は、裏面に感圧接着剤層を有
するベースシート表面に、順次、昇華性染料を透
過しない防染層、昇華性染料を含むインキ層、昇
華性染料を透過する離型層を形成して成る転写シ
ートを一単位として、この転写シートを、複数単
位、任意の基材シート上に積層して成る積層転写
シートである。
するベースシート表面に、順次、昇華性染料を透
過しない防染層、昇華性染料を含むインキ層、昇
華性染料を透過する離型層を形成して成る転写シ
ートを一単位として、この転写シートを、複数単
位、任意の基材シート上に積層して成る積層転写
シートである。
以下、図面を参照して本考案を説明する。図面
はいずれも本考案の実施例を示している。
はいずれも本考案の実施例を示している。
図面の第１図は、本考案の積層転写シートに係
る一単位の転写シートの断面図を示したものであ
る。
る一単位の転写シートの断面図を示したものであ
る。
この一単位の転写シートは、例えば14ｇ／m2〜
50ｇ／m2の薄い紙等をベースシート０１とし、こ
の裏面に感圧接着剤層０２を形成し、表面に昇華
性染料を透過しない防染層０３、昇華性染料を含
むインキ層０４、昇華性染料を透過する離型層０
５を順次形成したものである。これらの層０２，
０３，０４，０５はいずれも全面に形成される必
要がある。
50ｇ／m2の薄い紙等をベースシート０１とし、こ
の裏面に感圧接着剤層０２を形成し、表面に昇華
性染料を透過しない防染層０３、昇華性染料を含
むインキ層０４、昇華性染料を透過する離型層０
５を順次形成したものである。これらの層０２，
０３，０４，０５はいずれも全面に形成される必
要がある。
これらの層の材料はいずれも公知であるが、例
えば防染層０３の材料としては、アルミニウム
箔、スターチ、デキストリン、アラビアゴム、ア
ルギン酸ソーダ、ポリアクリル酸アマイド、ロー
カストビーンガム、ポリビニルアルコール等の親
水性材料、もしくは、インキ０４中に含まれる染
料の蒸気を吸着するカーボンブラツク、あるいは
染料の蒸気と化学反応して非移行性物質を生成す
る化合物などである。
えば防染層０３の材料としては、アルミニウム
箔、スターチ、デキストリン、アラビアゴム、ア
ルギン酸ソーダ、ポリアクリル酸アマイド、ロー
カストビーンガム、ポリビニルアルコール等の親
水性材料、もしくは、インキ０４中に含まれる染
料の蒸気を吸着するカーボンブラツク、あるいは
染料の蒸気と化学反応して非移行性物質を生成す
る化合物などである。
また、昇華性染料は分散染料、油溶性染料、カ
チオン染料等、多くの種類の染料が公知であり、
これらの染料のいずれもが使用できる。この昇華
性染料を含むインキも公知である。
チオン染料等、多くの種類の染料が公知であり、
これらの染料のいずれもが使用できる。この昇華
性染料を含むインキも公知である。
昇華性染料を透過する離型層０５の材料として
は、例えばシリコン樹脂が知られている。これら
の材料は適当な方法によつて、すなわち、グラビ
アコーテイングやロールコーテイングによつて、
順次形成することができる。
は、例えばシリコン樹脂が知られている。これら
の材料は適当な方法によつて、すなわち、グラビ
アコーテイングやロールコーテイングによつて、
順次形成することができる。
こうして得られた一単位の転写シートを複数単
位、適当な基材シート４上に積層する。第２図
は、赤、青、黄の三色（三単位）の転写シート
１，２，３を基材シート４上に積層した例を示す
断面図である。
位、適当な基材シート４上に積層する。第２図
は、赤、青、黄の三色（三単位）の転写シート
１，２，３を基材シート４上に積層した例を示す
断面図である。
すなわち、14〜50ｇ／m2程度の薄い紙から成る
基材シート４上に、黄色の転写シート３、青の転
写シート２、赤の転写シート１を、それぞれの転
写シート裏面の感圧接着剤により、それぞれの転
写シート及び基材シート４の表面に接着積層して
成る。
基材シート４上に、黄色の転写シート３、青の転
写シート２、赤の転写シート１を、それぞれの転
写シート裏面の感圧接着剤により、それぞれの転
写シート及び基材シート４の表面に接着積層して
成る。
この積層転写シートは、使用時に、ナイフもし
くは抜型により、部分的（図柄状）に上層の転写
シートを除去し、下の層の転写シートを表面に出
すことで、多色の図柄を形成する。第３図はこの
時の積層転写シートの断面図で、これから分るよ
うに、黄色の転写シート３及び青色の転写シート
２の表面がその一部分ｘ，ｙで露出している。
くは抜型により、部分的（図柄状）に上層の転写
シートを除去し、下の層の転写シートを表面に出
すことで、多色の図柄を形成する。第３図はこの
時の積層転写シートの断面図で、これから分るよ
うに、黄色の転写シート３及び青色の転写シート
２の表面がその一部分ｘ，ｙで露出している。
ナイフ及び抜型の刃入れの深さは特別厳密では
ない。第２図及び第３図から分るように、転写シ
ートの除去される部分ｘ，ｙは、感圧接着剤０２
と離型層０５の間で剥離されるので、専問家でな
くても下の層の転写シート表面を損傷したり除去
すべき転写シートが残つたりすることなく、良好
に剥離除去できる。
ない。第２図及び第３図から分るように、転写シ
ートの除去される部分ｘ，ｙは、感圧接着剤０２
と離型層０５の間で剥離されるので、専問家でな
くても下の層の転写シート表面を損傷したり除去
すべき転写シートが残つたりすることなく、良好
に剥離除去できる。
また、こうして図柄の形成された積層転写シー
トは、各転写シート１，２，３に防染層１３，２
３，３３が形成されているので、各色彩が混合す
ることなく、鮮明な色彩に転写できる。
トは、各転写シート１，２，３に防染層１３，２
３，３３が形成されているので、各色彩が混合す
ることなく、鮮明な色彩に転写できる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は一単位
の転写シートの断面図、第２図は積層転写シート
の断面図、第３図は使用時の積層転写シートの断
面図である。 ０１，１１，２１，３１……ベースシート、０
２，１２，２２，３２……感圧接着剤層、０３，
１３，２３，３３……防染層、０４，１４，２
４，３４……インキ層、０５，１５，２５，３５
……離型層、１，２，３……転写シート、４……
基材シート。
の転写シートの断面図、第２図は積層転写シート
の断面図、第３図は使用時の積層転写シートの断
面図である。 ０１，１１，２１，３１……ベースシート、０
２，１２，２２，３２……感圧接着剤層、０３，
１３，２３，３３……防染層、０４，１４，２
４，３４……インキ層、０５，１５，２５，３５
……離型層、１，２，３……転写シート、４……
基材シート。
Claims (1)
- 裏面に感圧接着剤層を有するベースシートの表
面に、順次、昇華性染料を透過しない防染層、昇
華性染料を含むインキ層、昇華性染料を透過する
離型層を形成して成る転写シートを一単位とし
て、この転写シートを、複数単位、任意の基材シ
ート上に積層して成る積層転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15591483U JPS6062971U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 積層転写シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15591483U JPS6062971U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 積層転写シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062971U JPS6062971U (ja) | 1985-05-02 |
| JPH0219261Y2 true JPH0219261Y2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=30344201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15591483U Granted JPS6062971U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 積層転写シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062971U (ja) |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15591483U patent/JPS6062971U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6062971U (ja) | 1985-05-02 |
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