JP2816524B2 - 真空弁 - Google Patents

真空弁

Info

Publication number
JP2816524B2
JP2816524B2 JP5259050A JP25905093A JP2816524B2 JP 2816524 B2 JP2816524 B2 JP 2816524B2 JP 5259050 A JP5259050 A JP 5259050A JP 25905093 A JP25905093 A JP 25905093A JP 2816524 B2 JP2816524 B2 JP 2816524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
valve
wall
vacuum
foreign matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5259050A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0791564A (ja
Inventor
昭寛 艮
修 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP5259050A priority Critical patent/JP2816524B2/ja
Priority to DE69420099T priority patent/DE69420099T2/de
Priority to EP94114877A priority patent/EP0646740B1/en
Priority to US08/309,679 priority patent/US5575454A/en
Priority to KR1019940023947A priority patent/KR100390294B1/ko
Publication of JPH0791564A publication Critical patent/JPH0791564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2816524B2 publication Critical patent/JP2816524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K21/00Fluid-delivery valves, e.g. self-closing valves
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F1/00Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water
    • E03F1/006Pneumatic sewage disposal systems; accessories specially adapted therefore
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/02Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with screw-spindle
    • F16K1/06Special arrangements for improving the flow, e.g. special shape of passages or casings
    • F16K1/10Special arrangements for improving the flow, e.g. special shape of passages or casings in which the spindle is inclined to the general direction of flow
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2931Diverse fluid containing pressure systems
    • Y10T137/3109Liquid filling by evacuating container

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空弁に係り、特に生活
排水等の汚水を真空により輸送する真空式下水道システ
ムに好適に用いられる真空弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自然流下式下水道では管渠の整備
が割高になる傾向があるため、近年、真空式下水道シス
テムが注目され始めている。真空式下水道は真空弁付き
汚水ます、真空下水管及び真空ポンプ場の三つの部分で
構成されている。
【0003】家庭から排出される汚水は、自然流下で真
空弁付き汚水ますに集められ、汚水ますの液位が上昇す
ると真空弁の制御機構がこれを検知して弁が開き、汚水
ますに溜まった汚水は真空下水管に吸い込まれる。真空
弁は汚水を吸い終っても一定時間開き続け、この間に空
気が吸い込まれる。管内の汚水は膨張する空気に押され
混相流となって真空ポンプ場に運ばれる。汚水は集水タ
ンクにある程度溜まると汚水ポンプで下水処理場又は公
共下水幹線に送り出される。
【0004】上記真空式下水道システムに用いられてい
る、従来の真空弁は、弁の開放時又は閉鎖時に弁体とケ
ーシングの壁面との間の間隙が小さいため、この間隙に
小石等の異物が噛み込まれ干渉してしまい、弁体が動か
なくなってしまうという問題点があった。前記間隙は、
弁体をガイドするために弁体のストロークに沿って、常
に同一間隙であるため、弁体の作動時には常に異物が噛
み込む危険性があった。そして、異物の噛み込みによっ
て弁体が途中開度で開いたままの状態になると、全シス
テムの真空が破壊されて真空式下水道が使用不能になる
という問題点があった。
【0005】そこで、本件出願人は上記問題点を解決す
るために特願平4−336571号において、図5に示
すような真空弁を提案している。本真空弁Vは、ケーシ
ング31と、ケーシング31内で斜め方向に昇降可能に
配置された弁体35と、この弁体35を支持する弁棒3
6とを備えている。
【0006】ケーシング31は底壁31aと、この底壁
31aより斜めに伸びる側壁31bとを備え、ケーシン
グ31は流入口32と流出口33とを備え、流入口32
と流出口33の各軸線は水平方向の直線上に位置してい
る。またケーシング31の底部には弁座34が形成され
ている。
【0007】しかして、前記ケーシング31は、流入口
32から流入する小石等の異物が弁体35とケーシング
内壁との間に噛み込まないようにケーシング側壁31b
が弁座34の近傍から弁軸xに対して略直交する方向に
外側に膨らんでいる。このケーシング側壁31bの膨ら
みの度合いは、流入口32の口径をDとしたとき、弁体
35が開放された際に弁体35の外周部とケーシング内
壁との距離が0.8D以上になるように設定されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成の真空弁
は、0.8D以下の直径を有する小石等の塊状の異物に
対しては極めて有効に噛み込みを防止するが、図5に示
されるように割り箸等の棒状の異物Fが外側に膨らんだ
ケーシング壁間にブリッジ状にひっかかってしまうとい
う問題点があった。この原因をつきとめるため、本件出
願人は棒状の異物を流入させる実験を重ねた処、特願平
4−336571号で提案した改良型のケーシングにお
いては、図5に示されるように流入口と流出口を結ぶ流
線Sの方向とケーシング内壁とが鈍角をなす箇所があ
り、この箇所に割り箸等の棒状の異物Fが接触すると壁
面に沿って棒状の異物の頭部が押し上げられ、その結
果、ケーシング壁間に棒状の異物がブリッジ状にひっか
かってしまうことが判明した。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、弁の作動時にケーシング壁間に割り箸等の棒状の異
物がひっかかることがない構造を有した真空弁を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明の真空弁は、流入口と流出口と弁座とを有し
たケーシングと、このケーシング内に収容され前記弁座
に着座する位置と弁座から離間した位置とを直線移動す
る弁体と、この弁体を着座位置に押圧するための押圧手
段と、この押圧手段に抗して前記弁体を弁座から離間さ
せるために空気差圧が作用するピストン室とを備えた真
空弁において、前記ケーシングは、ケーシング内壁が弁
軸に対して非軸対称をなし、流入口から流入する異物が
流出しやすいように流入口と流出口とを結ぶ流線の方向
とケーシング内壁が鋭角をなすとともに、流入する異物
が前記弁体とケーシング内壁との間に噛み込まないよう
に該内壁が弁座の近傍から弁軸に対して略直交する方向
に外方に膨らんでいることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、流入口
と流出口とを結ぶ流線の方向とケーシング内壁が鋭角を
なしているため、ケーシング内壁に割り箸等の棒状の異
物が接触しても、棒状の異物の頭が壁面によって下方に
押し下げられ、異物が流れの主流の中にとどまりケーシ
ング壁間にブリッジ状にひっかかることはない。また、
ケーシング内壁が弁座の近傍から弁軸に対して略直交す
る方向に外方に膨らんでいるため、ケーシングの内部で
弁座の近傍には広い空間が形成され、弁体とケーシング
内壁面との間には流入してくる異物に対して十分に大き
な空間が形成される。したがって、弁の開放時又は閉鎖
時に弁体とケーシング内壁との間に異物が噛み込むこと
が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る真空弁の一実施例を図1
乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の真空弁の
断面図であり、図2はケーシングの平面図、図3(a)
は図2のA−B線断面図、図3(b)は図2のA−C線
断面図である。真空弁Vは、全体が概略Y字状断面をし
たケーシング1と、ケーシング1内で斜め方向に昇降可
能に配置された弁体5と、この弁体5を支持する弁棒6
とを備えている。
【0013】ケーシング1は、底壁1aと、この底壁1
aより外方に膨らむとともに斜め上方に伸びる側壁1b
とを備えている。ケーシング1は流入口2と流出口3と
を備え、流入口2及び流出口3は水平方向に伸びてい
る。また底壁1aから流出口3に連なる部分が弁座4を
形成している。流入口2と流出口3の口径(直径)Dは
等しく設定されている。
【0014】そして、前記ケーシング1は、図1に示さ
れるように流入口2から流入する割り箸等の異物が流出
しやすいように流入口2と流出口3とを結ぶ流線Sの方
向とケーシング側壁1bがいずれの箇所においても90
゜以下の鋭角をなしている。
【0015】また、流入口2から流入する小石等の異物
が弁体5とケーシング側壁1bとの間に噛み込まないよ
うに、ケーシング側壁1bは、図3(a)及び図3
(b)に示されるように弁座4の近傍から弁軸xに対し
て略直交する方向に外方に膨らんでいる。このケーシン
グ側壁1bの膨らみの度合いは、図2において、流
側の略120°の範囲内を除く範囲で、弁体5が開放さ
れた際に弁体5の外周部とケーシング内壁との距離が
0.8D以上になるように設定されている。またケーシ
ング側壁1bの膨らみの度合いは、図3(a)及び図3
(b)に示されるように流入口側に向かうほど大きくな
っている。
【0016】また、ケーシング1の最も膨らんだ部分か
ら弁座4に至るまでのケーシング内壁の流入口2と流出
口3とを結ぶ流線Sの方向に対する平均勾配が60゜以
下に設定されている。即ち、ケーシング1の最も膨らん
だ部分から弁座4に至るまでの各点と流線Sとのなす角
度を平均した平均勾配は60°以下になっている。
【0017】弁体5は略円錐形状をなしており、この弁
体5を支持する弁棒6は斜め方向に伸びている。一方、
ケーシング1の上端部には、ピストンハウジング7が設
置されており、このピストンハウジング7内にピストン
8が往復動可能に配設されている。そして、弁棒6の上
端部にはねじ6aが形成されており、前記ピストン8は
プレート9とナット10とにより挟持されることにより
弁棒6の上端部に一体に固定されている。
【0018】前記ピストン8とピストンハウジング7と
の間には、ダイヤフラム11が張設されており、このダ
イヤフラム11によってピストンハウジング7内が2つ
の室、即ち真空室7aと大気室7bとに画成されてい
る。また、容器状のピストン8内には弁体5を斜め下方
に押圧するための圧縮コイルスプリング13が設置され
ており、このスプリング13の押圧力によって弁体5が
弁座4に着座してシールされるようになっている。
【0019】一方、真空源からの真空が真空室7aに作
用してピストン8が斜め上方に上昇すると、弁棒6を介
して弁体5は斜め上方に移動して、弁座4に着座した状
態が解除されて、弁開状態となる。
【0020】次に、前述のように構成された真空弁Vの
作用を図1及び図4を参照して説明する。真空弁Vの吸
込管15の下端と、汚水ます(図示せず)の底との隙間
は真空弁Vの口径Dより小さくなるようにしている。そ
の理由は、真空弁Vの口径Dより大きな異物が吸込まれ
て真空弁Vや吸込み管が閉塞することがないようにする
ためである。真空弁Vの口径Dより大きな異物は吸込み
管と汚水ます底との隙間で阻止される。この隙間は一般
に真空弁Vの口径の0.8〜0.9倍に設定されてい
る。
【0021】しかして、弁開放に際しては、真空室7a
を真空源に連通させることにより、真空室7aと大気室
7bとの圧力差によりピストン8が斜め上方へ持ち上げ
られ、弁棒6を介して弁体5は斜め上方に移動して、弁
体5が弁座4に着座した状態が解除されて、弁開状態と
なる。
【0022】これによって、汚水ますに溜まった汚水は
吸込管15より吸い込まれ、真空弁Vを介して真空下水
管に送られる。真空弁Vの直前には吸込管15の90゜
ベンド15aが設けられているため、真空弁の流入口2
及び流出口3の流速分布は、図4(a)に示されるよう
に管内の上部の流速が下部に比べて著しく速くなる。そ
のため、図4(b)に示されるように、ベンド15aの
上部に突き当たった割り箸等の棒状の異物Fは、頭を押
さえられて主流流線方向に平行な姿勢を取りやすい。こ
のため、D以上4D/3以下の長さの棒状の異物Fは、
流入口2と流出口3を結ぶ流れの主流の中にとどまり、
容易に流出しやすい。
【0023】たとえ図1に示すように棒状の異物Fが流
れの主流から逸脱してケーシング内壁(側壁1b)に接
触しても、流入口2と流出口3とを結ぶ流線Sの方向と
ケーシング内壁(側壁1b)が鋭角をなしているため、
棒状の異物Fは矢印に示すように頭が下方に押し下げら
れ異物は流れの主流の中にとどまり、異物がケーシング
壁間にブリッジ状にひっかかることはない。
【0024】また、図1に示すように長さ4D/3を越
える棒状の異物Fが流入口の口径Dと同じ口径を有する
吸込管15の管壁に対して最も大きな角度をなすように
流入してきた場合、その姿勢のまま異物Fがケーシング
内壁(側壁1b)に接触したとき、異物とケーシング内
壁とのなす角が鋭角になるようにケーシング内壁が勾配
を有しているため、さらに棒状の異物の流出が促進され
る。
【0025】さらにケーシング1の内部で弁座4の近傍
には広い空間が形成されているので、弁体5とケーシン
グ1の底壁1a及び側壁1bとの間には、流入してくる
小石等の塊状の異物Fに対して十分に大きな空間が形成
される。即ち、弁体5とケーシング内壁との距離が弁軸
周囲の120゜以上の範囲で0.8D以上に設定されて
いるため、弁体5とケーシング内壁との間には、塊状の
異物の通過に必要な面積が確保され、塊状の異物の噛み
込みが防止され、該異物の存在により弁体5の動きが拘
束されることが防止される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
入口と流出口とを結ぶ流線の方向とケーシング内壁が鋭
角をなしているため、ケーシング内壁に割り箸等の棒状
の異物が接触しても異物の頭が壁面によって下方に押し
下げられ、異物が流れの主流の中にとどまり棒状の異物
がひっかかることはない。
【0027】また本発明によれば、ケーシング内壁が弁
座の近傍から弁軸に対して略直交する方向に外方に膨ら
んでいるため、ケーシングの内部で弁座の近傍には広い
空間が形成され、弁体とケーシング内壁面との間には流
入してくる小石等の塊状の異物に対して十分に大きな空
間が形成される。したがって、弁の開放時又は閉鎖時に
弁体とケーシング内壁との間に塊状の異物が噛み込むこ
とが防止される。また、異物の噛み込みによって弁体が
途中開度で開いたままの状態になることがないため、全
システムの真空が破壊されて使用不能になることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空弁の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明に係る真空弁におけるケーシングの平面
図である。
【図3】図3(a)は図2のA−B線断面図、図3
(b)は図2のA−C線断面図である。
【図4】本発明に係る真空弁の作用を説明する説明図で
ある。
【図5】従来の真空弁の断面図である。
【符号の説明】
V 真空弁 1 ケーシング 2 流入口 3 流出口 4 弁座 5 弁体 6 弁棒 7 ピストンハウジング 8 ピストン 11 ダイヤフラム 13 圧縮コイルスプリング 15 吸込管

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口と弁座とを有したケーシ
    ングと、このケーシング内に収容され前記弁座に着座す
    る位置と弁座から離間した位置とを直線移動する弁体
    と、この弁体を着座位置に押圧するための押圧手段と、
    この押圧手段に抗して前記弁体を弁座から離間させるた
    めに空気差圧が作用するピストン室とを備えた真空弁に
    おいて、前記ケーシングは、ケーシング内壁が弁軸に対
    して非軸対称をなし、流入口から流入する異物が流出し
    やすいように流入口と流出口とを結ぶ流線の方向とケー
    シング内壁が鋭角をなすとともに、流入する異物が前記
    弁体とケーシング内壁との間に噛み込まないように該内
    壁が弁座の近傍から弁軸に対して略直交する方向に外方
    に膨らんでいることを特徴とする真空弁。
  2. 【請求項2】 前記弁体が開放された際に弁体の外周部
    と前記ケーシング内壁との距離が前記弁軸周囲の120
    ゜以上の範囲で前記流入口直径の0.8倍以上であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の真空弁。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングの最も膨らんだ部分から
    流出口弁座に至るまでの該ケーシング内壁の前記流入口
    と前記流出口とを結ぶ流線の方向に対する平均勾配が6
    0゜以下であることを特徴とする請求項1記載の真空
    弁。
  4. 【請求項4】 流入口の口径をDとしたとき、長さ4D
    /3を越える棒状の異物が、前記口径Dと同じ口径を有
    する吸込管の管壁に対して最も大きな角度をなすように
    流入してきた場合、その姿勢のまま異物がケーシング内
    壁に接触したとき、異物とケーシング内壁のなす角が鋭
    角になるような勾配を有するケーシング内壁を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の真空弁。
JP5259050A 1993-09-22 1993-09-22 真空弁 Expired - Lifetime JP2816524B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5259050A JP2816524B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 真空弁
DE69420099T DE69420099T2 (de) 1993-09-22 1994-09-21 Vakuumventil
EP94114877A EP0646740B1 (en) 1993-09-22 1994-09-21 Vacuum valve
US08/309,679 US5575454A (en) 1993-09-22 1994-09-21 Vacuum valve
KR1019940023947A KR100390294B1 (ko) 1993-09-22 1994-09-22 진공밸브

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5259050A JP2816524B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 真空弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0791564A JPH0791564A (ja) 1995-04-04
JP2816524B2 true JP2816524B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=17328641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5259050A Expired - Lifetime JP2816524B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 真空弁

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5575454A (ja)
EP (1) EP0646740B1 (ja)
JP (1) JP2816524B2 (ja)
KR (1) KR100390294B1 (ja)
DE (1) DE69420099T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19637663C2 (de) * 1996-09-16 1999-03-25 Schlattmann Josef Prof H C Dr Ventil und Verfahren zu dessen Herstellung
US6026835A (en) * 1998-06-23 2000-02-22 Veriflo Corporation High Cv bulk process valve, control system and method
US6976668B2 (en) 2001-10-29 2005-12-20 Bermad Roll diaphragm control valve
DE112011102288T5 (de) * 2010-07-07 2013-05-16 Borgwarner Inc. Ventil-Steuervorrichtung
KR101013576B1 (ko) * 2010-12-20 2011-02-14 (주)케이디에스 폐타이어용 분쇄기
DE202011002009U1 (de) * 2011-01-27 2012-04-30 Hugo Vogelsang Maschinenbau Gmbh Absaugkupplung
DE102017117904A1 (de) * 2017-08-07 2019-02-07 Gemü Gebr. Müller Apparatebau Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft Ventilkörper für ein Schrägsitzventil
US11519516B2 (en) 2021-03-30 2022-12-06 Kennedy Valve Company Control valve

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2269404A (en) * 1940-06-17 1942-01-06 Hugh E Haven Eddy reducing valve
US3812398A (en) * 1972-11-10 1974-05-21 Controls Co Of America Drain valve
GB2215492B (en) * 1988-02-04 1992-09-30 Cowells Int Ltd Liquid level control system
US5082238B1 (en) * 1989-06-15 1996-05-07 Burton Mech Contractors Nonjamming vacuum valve having tapered plunger
JPH0462786A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Toshiba Corp 電子レンジ
US5292104A (en) * 1991-11-27 1994-03-08 Ebara Corporation Vacuum interface valve
JP2530687Y2 (ja) * 1992-01-07 1997-03-26 株式会社イナックス 汚水収集システムにおける真空弁装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0646740A1 (en) 1995-04-05
US5575454A (en) 1996-11-19
EP0646740B1 (en) 1999-08-18
JPH0791564A (ja) 1995-04-04
KR100390294B1 (ko) 2004-03-09
KR950009036A (ko) 1995-04-21
DE69420099T2 (de) 2000-03-23
DE69420099D1 (de) 1999-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU727048B2 (en) Non-return device
JP2816524B2 (ja) 真空弁
KR101514930B1 (ko) 안전성이 강화된 진공변기시스템용 자동배출장치
US6092547A (en) Double funnel float valve
JP3747085B2 (ja) 排水用通気弁装置
JPH05240373A (ja) 真空弁
JPH1061885A (ja) 液体圧送装置
US4699169A (en) Inlet valve mechanism for a toilet tank
JPH06174147A (ja) 真空弁
JPH11100887A (ja) 真空排水管
JP2001081852A (ja) 真空式下水道システム
KR20110005269U (ko) 물 배출장치
JPH09144119A (ja) 真空式下水道の伏越
JP2860525B2 (ja) 真空式汚水集排水用タンクの排気弁装置
WO1997006314A1 (fr) Dispositif mecanique integral de chasse d'eau pour wc
JPH11125349A (ja) 真空弁及び台所排水装置
JPH0587089U (ja) 真空弁
JP2651789B2 (ja) 汚水流入防止機構付ブリーザ管
JP5015010B2 (ja) 真空流体搬送システム
JPH10168999A (ja) 真空下水管用逆止弁
JP2000248607A (ja) 真空弁ユニット
JPH08247387A (ja) 液体圧送装置
CN2180850Y (zh) 一种膜式流体止逆装置
JP2004257478A (ja) 空気弁
JPH0792194B2 (ja) 自動ドレーンバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250