JP2815423B2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2815423B2
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孝夫 野村
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気換気ユニット等に組込まれる加湿装置
に関するものである。
従来の技術 従来、この種空調換気ユニット等に組込まれる加湿装
置は暖房することにより室内の空気が乾燥するのを防止
するもので、第4図,第5図に示すように、外枠1内の
上方部に加湿に供する水を受水する水槽部2と、この水
槽部2の側面に設けた給水口3と、前記外枠1の内部に
垂直に立設した多数枚の加湿板4を設けている。この加
湿板4は略釣形に形成し、前記水槽部2内において直交
して組合される吸水板5を設けている。この吸水板5を
組合わすことにより間隔5aが保たれるとともに、吸水板
5は、前記水槽部2内において吸水口3から吸水された
水に浸漬され、吸水板5を介して吸水口3側の加湿板4
から順次水分が伝わり、加湿板4の間隔5aを通る温風を
加湿し、加湿された空気を室内へ送風するものであっ
た。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、水槽部2内に少量の給水
した場合でも、給水口3側付近の吸水板5でこの水が吸
い上げられてしまい、反給水口3a側の吸水板5へは水が
届かないため、給水口3側の加湿板4には水が供給で
き、この付近での加湿板4は十分に吸水し温風により加
湿されるが、反給水口3a側付近の加湿板4には水が供給
できず、この付近の加湿板4に温風を通しても加湿しな
いこととなり、給水口3側と反給水口3a側とで加湿量の
ムラが生じ効率が悪く、平均した加湿量が得られないな
どの課題を有していた。
本発明はこのような課題を解決するもので、全ての加
湿板への水の供給を容易にし、効率の良い加湿を行うこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、外枠と、この外
枠の上方部に加湿に供する水を受水する水槽部と、この
水槽部側面に給水口を備え、前記外枠内には垂直に立設
した多数枚の加湿板と、この加湿板と直交して、かつ、
各加湿板間隔を形成するように組合わされるとともに、
前記水槽部内に設けた吸水板には前記水槽部の底面に当
接する突片と、適宜間隔をおいて切欠部とを形成したも
のである。
作用 この構成により、給水口より供給された水は、給水口
側の吸水板の突片より吸水され、吸水しきれない水は反
給水口側合の突片へと順次吸水され、多数枚の加湿板全
部にいきわたり効率の良い加湿をおこなうこととなる
う。
実 施 例 以下本発明による一実施例を第1図〜第3図にもとづ
いて説明する。第3図において外枠101の上方部に加湿
供する水を受水し、コーナ部に形成した水槽部102の一
側面に給水口103を設け、前記外枠101内に垂直に立設し
た多数枚の加湿板104を設けている。この加湿板104は略
釣形に形成し、水槽部104の内部の一壁面において互い
に直交し、かつ、各加湿板104をほぼ等間隔を形成する
ように組合わされている。第1図,第2図において前記
水槽部102内に設けた吸水板105の下方部には前記水槽部
102の底面108に当接する突片A(106a),B(106b),C
(106c),D(106d),E(106e)と、適宜間隔をおいて切
欠部10とを形成している。
上記構成において、水槽部102に設けた給水口103から
は水は水槽部102内の給水口103側の突片A(106a)で吸
い上げられ、ここで吸い上げきれない水は、反給水口10
3側の突片B(106b),C(106c),D(106d),E(106e)
へと順次吸い上げられて、切欠部107を設けたことによ
り少ない給水量でも多数枚の加湿板104全てに水が伝わ
るように供給され、加湿板104の全体が含水し、そこへ
第3図の太矢印に示すように温風を通しながら加湿板10
4と接触し、加湿された空気を室内に送風するのであ
る。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、外枠
の水槽部内の側壁に設けた吸水板と、加湿板とを互いに
組合わせ、前記吸水板下方部を、底面に当接する突片と
適宜間隔をおいて切欠部とを設けたから、たとえ少ない
給水量でも、従来のように吸水板が水槽部底面に全面当
接しているため給水口付近のみの吸水板で供給した水が
全て吸い上げられてしまうことがなく、反給水口側の給
水板突片へも水が届き吸い上げ可能となり、多数枚の加
湿板全てに水が供給できる。このため多数枚の加湿板へ
の均等な水の供給ができ、加湿板間へ温風を通すことに
より前加湿板より加湿されムラなく効率の良い加湿効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による加湿装置の部分斜視
図、第2図は同加湿装置の第3図に示すA−A断面図、
第3図は同加湿装置の斜視図、第4図は従来の加湿装置
の斜視図、第5図は同従来の加湿装置の第4図のB−B
断面図である。 101……外枠、102……水槽部、103……給水口、104……
加湿板、105……吸水板、106a,106b,106c,106d,106e…
…突片A,B,C,D,E、107……切欠部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、この外枠の上方部に加湿に供する
    水を受水する水槽部と、この水槽部側面に給水口を備
    え、前記外枠内には垂直に立設し、略釣形状になった多
    数枚の加湿板と、この加湿板と直交して、かつ前記加湿
    板間隔を形成するように組合わされるとともに、前記水
    槽部内に設けた吸水板には前記水槽部の底面に当接する
    突片と、適宜間隔をおいて切欠部とを形成してなる加湿
    装置。
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JP6038390B2 (ja) * 2014-03-26 2016-12-07 三菱電機株式会社 加湿素子および加湿装置

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