JP2815214B2 - 画像形成可能な防眩ミラー - Google Patents

画像形成可能な防眩ミラー

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 防眩ミラーは画素を形成するマトリクス状の電極を設
けた液晶セルと、ハーフミラーとを備え、ハーフミラー
は反射性があるので反射板となり、後方を見ることがで
きる。ハーフミラーの裏側にはバックライト装置が設け
られ、バックライト装置に点灯すると、その光がハーフ
ミラーを透過して液晶セルを照明し、液晶セル制御によ
って画像形成装置となる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は液晶を用いた画像形成可能な防眩ミラーに関
する。
〔従来の技術〕
自動車のルームミラーを防眩ミラーにすることは公知
であり、最も一般的にはルームミラーの角度を変えるこ
とによって防眩ミラーとしている。しかし、液晶を用い
ればミラーの角度を変えることなく防眩ミラーにするこ
とができる。例えば、第6図は液晶を用いた防眩ミラー
の構成を示している。この防眩ミラーは、ゲスト−ホス
ト型液晶層1をガラス基板2,3の間に配置してなる液晶
セルと、λ/4位相差板4と、反射板5とからなるもので
ある。ガラス基板2,3にはそれぞれ電極6,7が設けられて
いる。液晶駆動回路8が電極6,7に接続され、駆動電圧
のオフ、またはオンによって防眩状態または通常のミラ
ーの状態にすることができる。例えば、駆動電圧をオン
にしておくと、防眩ミラーに入射した光は液晶層1及び
λ/4位相差板4を透過して反射板5で反射し、多くの光
が出射するので通常のミラーの状態になる。眩しいとき
には、駆動電圧をオフにすると、防眩ミラーに入射した
光は液晶層1及びλ/4位相差板4を部分的にしか透過で
きず、従って反射板3で反射した一部の光のみが出射す
るので防眩状態になり、運転者の眩しさを防止すること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来の液晶型防眩ミラーでは、液晶の両側の
電極6,7はガラス基板2,3の全面を覆う全面電極であり、
駆動電流の制御は一対の全面電極6,7間に供給する駆動
電圧のオン、またはオフのみで行うようになっていた。
従って、駆動電圧をオフにしたときの防眩状態は1つし
かなく、防眩の程度も一定であった。しかし、自動車の
設備の高級化とともに、光量に応じて防眩の程度を変え
ることのできる防眩ミラーが望まれてきた。さらに、最
近では自動車に多くの車載設備を取りつけることが多く
なってきており、例えばテレビを設置している自動車も
見かけられる。しかし、自動車にテレビを設置するの
は、スペース上の問題や固定方法等に問題があった。こ
のような観点から、防眩ミラーに液晶を用いた場合、こ
れを例えばテレビ等の画像形成手段としても使用できる
ようにすれば便利である。
本発明の目的は防眩の程度を変えることもでき、また
画像形成可能な防眩ミラーを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による画像形成可能な防眩ミラーは、画素を形
成する電極を設けたTN型液晶セルと、該液晶セルの裏側
に配置されたハーフミラーと、該ハーフミラーの裏側に
配置されたバックライト装置と、液晶セルの電極駆動手
段とを備えたことを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記構成においては、通常はバックライト装置を不使
用状態にしておく。すると、ハーフミラーの反射性によ
ってハーフミラーは反射板として作用する。従って、駆
動電圧を全画素電極に対してオン(オフ)にしておく
と、防眩ミラーに入射した光は液晶層を透過してハーフ
ミラー(反射板)で反射し、多くの光が出射して通常の
ミラーの状態になる。眩しいときには、駆動電圧を部分
的な画素電極に対してオン(オフ)にすると、防眩ミラ
ーに入射した光は液晶層を部分的にしか透過できず、ハ
ーフミラー(反射板)で反射した一部の光のみが出射し
て、防眩状態になる。上記構成においては、画素電極数
のオン(オフ)数を加減するために所定の液晶駆動パタ
ーンで駆動電圧を供給するようにすることができ、それ
によって出射光量を変化させ、防眩の程度を調節するこ
とができる。また、自動車が停止しているとき等には、
例えばテレビの画素形成信号によって液晶駆動電圧を供
給し、且つバックライト装置に点灯すると、その光がハ
ーフミラーを透過して液晶層を照明し、画像形成装置
(テレビのディスプレイ)となる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
防眩ミラー10は第2図に示されるように自動車の運転
席に取りつけられる。第3図(a)に示されるように、
防眩ミラー10は液晶層12をガラス基板14,16の間に配置
してなる液晶セルを備え、ガラス基板14,16にはそれぞ
れ電極18,20が設けられている。さらに、液晶セルの両
側には偏光板22と23が配置され、偏光板22側にハーフミ
ラー24が配置され、ハーフミラー24の背後にバックライ
ト装置26が設けられる。液晶駆動回路28が電極18,20に
接続され、バックライト電源30がバックライト装置26に
接続される。
第1図を参照すると、液晶層12の両側のガラス基板1
4,16に形成した電極18,20は、画素を形成するようにマ
トリクス状に配置された縦及び横方向に延びる信号電極
Y1,Y2,Y3〜Yn、及び走査電極X1,X2,X3〜Xnからなるもの
である。信号電極Y1,Y2,Y3〜Yn、及び走査電極X1,X2,X3
〜Xnの重なった部分に各画素が形成され、画素サイズは
例えば100から300μm程度である。なお、このような電
極の形成は、単純マトリクス及びアクティブマトリクス
等として実施できる。
液晶駆動回路28は、信号電極駆動回路32と走査電極駆
動回路34とを含み、これらの駆動回路には、ミラー信号
36及び画像形成信号38が液晶駆動信号40に変換して供給
されるようになっている。ミラー信号36は例えば防眩ミ
ラー10に入射する光を検出する手段から得られ、眩しい
状態のときに信号を発生する。画像形成信号38は例えば
放送局からのテレビ放送をアンテナを介して受信し、テ
レビチューナから取り出す。このような信号は液晶駆動
信号40として信号電極駆動回路32と走査電極駆動回路34
に供給される。
第5図は本発明による防眩ミラー10を電子制御によっ
て使用する場合のフローチャートを示す図である。この
実施例では、防眩ミラー10の画像形成手段をテレビのデ
ィスプレイに応用している。まずステップ50において車
速が0かどうかを判定する。実施例においては、自動車
が走行しているときには防眩ミラー10を他の用途に使用
するのを禁止するようにしており、ステップ50の判定結
果がイエスのときにのみステップ55に進んでテレビのス
イッチがオンにされたかどうかを判定する。
ステップ50又は55の判定結果がノーのときには、ステ
ップ51に進んでバックライト装置26の電源30をオフにす
る。するとハーフミラー24は反射板として作用すること
になり、防眩ミラー10は本来のルームミラーとして機能
する。次にステップ52において防眩状態が望まれている
かどうかを判定する。イエスであればステップ53に進ん
で液晶駆動パターンを選択し、ノーであればステップ54
に進んで全画素電極をオン(オフ)にし、液晶セルを光
透過状態にする。
実施例においては、液晶層12の液晶は、駆動電圧がオ
ン(オフ)のときに(ステップ54)偏光板23、液晶層12
に入射した光の大部分が偏光板22を通過してハーフミラ
ー24で反射し、反射光が偏光板22、液晶層12、偏光板23
を再び通過して出射するように構成したものである。但
し、液晶層12の液晶を他の配置で構成することもでき、
あるいは偏光板22の代りに、第3図(b)に示されるよ
うに、λ/4位相差板4を使用することもできる。このよ
うにして、防眩ミラー10を単一のミラーからなるものの
ように通常の状態で使用することができる。
電極パターンを部分的に選択してオン(オフ)すると
(ステップ53)、選択した画素電極のみ液晶層12の液晶
の軸の配列が変化し、防眩ミラー10に入射した光は一部
分のみがハーフミラー24で反射して偏光板23から出射
し、光が減少する。従って、防眩ミラー10は防眩状態に
なり、運転者の眩しさを防止することができる。
ステップ53では、画素電極を全てオン(オフ)にする
のではなく、液晶駆動パターンを選択することができる
ようになっている。その1例として、第5図は1つおき
の画素に対して駆動電圧を供給するパターンの例を示し
ている。これからさらに変化して、例えば2つや3つお
きの画素に対して駆動電圧を供給するパターンを選択す
ることができる。それによって液晶層12から出射する光
が変化し、防眩の程度を変化させることができる。
ステップ55におけるイエスの判定は運転者が車載用テ
レビのスイッチをオンにした場合である。このときに
は、ステップ50で説明したように、自動車は停止してお
り、防眩ミラー10は本来のルームミラーとしては機能し
なくなり、テレビのディスプレイになる。テレビの画像
形成信号は放送局からアンテナを通じて受信でき、ステ
ップ56に示されているようにテレビのチューナから液晶
駆動回路28に入力される。さらに、ステップ57におい
て、バックライト装置26の電源30をオンにすると、バッ
クライト装置26は照明を開始する。ハーフミラー24はバ
ックライト装置26からの光を透過し、よって液晶層12に
照明が与えられる。そこでステップ58に示されるよう
に、入力された画像形成信号に基づいた駆動電圧が信号
電極Y1,Y2,Y3〜Yn、及び走査電極X1,X2,X3〜Xnに供給さ
れ、テレビの画面を形成する。
〔発明の効果〕
以下説明したように、本発明によれば、画素を形成す
る電極を設けた液晶セルと、該液晶セルの裏側に配置さ
れたハーフミラーと、該ハーフミラーの裏側に配置され
たバックライト装置と、液晶セルの電極駆動手段とを備
えた構成としたので、防眩の程度を変えることもでき、
また画像形成可能な極めて有用な防眩ミラーを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の液晶セルの電極の構成を示す図、第2
図は防眩ミラーの例を示す斜視図、第3図は本発明の実
施例の防眩ミラーを示す断面図、第4図は第3図の防眩
ミラーの制御のフローチャート、第5図は所定の液晶駆
動パターンを示す図、第6図は従来の防眩ミラーを示す
断面図である。 10……防眩ミラー、12……液晶層、 14,16……ガラス基板、18,20……電極、 22,23……偏光板、24……ハーフミラー、 26……バックライト装置、 28……液晶駆動回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素を形成する電極を設けた液晶セルと、
    該液晶セルの裏側に配置されたハーフミラーと、該ハー
    フミラーの裏側に配置されたバックライト装置と、液晶
    セルの電極駆動手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成可能な防眩ミラー。
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