JP2811515B2 - 非円形ワークの研削方法及び装置 - Google Patents

非円形ワークの研削方法及び装置

Info

Publication number
JP2811515B2
JP2811515B2 JP4131532A JP13153292A JP2811515B2 JP 2811515 B2 JP2811515 B2 JP 2811515B2 JP 4131532 A JP4131532 A JP 4131532A JP 13153292 A JP13153292 A JP 13153292A JP 2811515 B2 JP2811515 B2 JP 2811515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
axis
acceleration
spindle
skipped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4131532A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05301154A (ja
Inventor
文敏 寺崎
辰浩 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP4131532A priority Critical patent/JP2811515B2/ja
Priority to US08/052,183 priority patent/US5289660A/en
Publication of JPH05301154A publication Critical patent/JPH05301154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2811515B2 publication Critical patent/JP2811515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/08Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section
    • B24B19/12Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section for grinding cams or camshafts
    • B24B19/125Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding non-circular cross-sections, e.g. shafts of elliptical or polygonal cross-section for grinding cams or camshafts electrically controlled, e.g. numerically controlled
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/182Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
    • G05B19/184Generation of cam-like surfaces
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45156Grind on lathe
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49121C-axis for turning, fifth axis for milling
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/50Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
    • G05B2219/50053Machine non circular, non-round cross section, hexagonal, rectangular

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高精度かつ高能率な非円
形ワークの研削方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主軸の回転と砥石車を備えた砥石台の往
復運動でカム等非円形ワークを加工するNC円筒研削盤
においては、主軸の回転角に対する砥石台の移動量(以
下X/C軸データと呼ぶ)が必要となる。このX/C軸
データは、非円形状を表す形状データと、砥石の直径及
びワークの回転数より算出される。この算出されたX/
C軸データの創成運動により研削加工を行う場合、図8
の右半分に示すようにワーク(主軸)の回転を一定にし
て加工する方法と、図8の左側分に示すようにワーク円
周上の速度が一定になるように主軸の回転速度を変えて
加工する方法とがある。
【0003】図6は主軸回転一定の研削加工方法の電気
的構成を示すブロック線図で、サーボシステム部70
は、各軸の制御を行うためのサーボシステムである。R
AM72は加工プログラムや各制御軸に関する変数を記
憶する部分で、ROM73は電源投入時に読み込まれる
軸制御に関するソフトウエアを記憶する部分である。そ
してこれらのデータの処理にはメインプロセッサ71が
使用される。サーボプロセッサ74では主としてメイン
プロセッサ71から与えられた軸移動の指令値を受けて
加減速の処理を行い、ドライブユニット75に軸移動の
指令を与える。ドライブユニット75は各軸のサーボモ
ータを駆動するための電力を供給している。
【0004】一方、非円形データ前処理部30では与え
られた非円形形状データから砥石径とワーク一回転に要
する時間を考慮してX/C軸データを計算する部分で、
RAM37には形状データ記憶部31、砥石径記憶部3
2、主軸回転数記憶部33及びX/C軸データ記憶部3
8を有しており、プロセッサ54は与えられた角度とリ
フトの点群を輪郭のデータに変換するカムプロフィール
演算部50と、砥石台の位置と主軸の角度を計算するX
/C軸データ演算部55とで構成されている。また図7
はワークの円周上の速度が一定になるように主軸速度を
変える研削方法の電気的構成を示すブロック線図で、図
6との違いはプロセッサ54にカムの輪郭の長さを計算
するカム周長演算部51と、求めた輪郭上を等しい長さ
に分割するプロフィール分割点演算部52とを有してい
るところで他は同一であり説明を省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた主
軸の回転速度を一定にする研削加工方法は、主軸が定速
回転するため主軸回転の追従遅れを最小にすることはで
きるが、一定速度で回転する主軸に砥石台が追従して創
成運動を行うと、ベース円からリフト部が急に立ち上が
るようなカム形状の場合、砥石が工作物に接触している
個所が急に変動して、ワークが一周する間の砥石の削り
取る量が変わるため、砥石に与えるダメージが大きく砥
石寿命を縮めるとともに研削抵抗も変動し、ワークにか
かる法線力の変化によってワークが撓み、部分的に削り
残しが生じ加工誤差が生じるという問題点を有してい
る。
【0006】またワーク円周上の研削速度が一定となる
ように主軸の回転速度を変えて研削加工する方法は、砥
石が削り取る量がワーク一周上で一定となるため、研削
時に砥石に与えるダメージは最小となるが、ワークの回
転軸に垂直な平面における非円形断面形状の曲率が小さ
い部分で、主軸速度が急激に加減速されるため追従不可
能になるばかりか、加速度の変化が激しくなるとワーク
表面にびびりマークが発生し、製品の品質を悪化させ
る。このため周速を低くせねばならず、加工時間が長く
なるという問題点を有している。本発明は従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的すとるところは主軸や砥石台を、追従の限界を越
えない範囲でワーク円周上の研削速度ができるだけ一定
になるように制御して、短時間で精度よく加工でき、更
に砥石のダメージを最小にすることにより良い精度を長
く維持することのできる非円形ワークの研削方法及び装
置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における非円形ワークの研削方法は、ワークの
非円形形状を表す形状データと、砥石の直径と、前記ワ
ーク一回転に要する時間から、主軸回転角に対する砥石
台移動量のX/C軸データを作って、主軸回転と砥石台
の往復運動を制御する非円形ワークの研削加工方法にお
いて、前記形状データの角度とリフトの点群を輪郭のデ
ータに変換して輪郭の一周の長さを求めてこれを微小で
等しい長さに分割し、分割した点に砥石を接触させたと
きの砥石台のX軸位置と主軸の回転角度の基準X/C軸
データを作って記憶し、該基準X/C軸データを所定の
データ読み飛ばし数ごと飛ばして読み込み、各基準X/
C軸データ間の時間と所定のデータ読み飛ばし数ごと飛
ばして読み込んだ各読み飛ばし新X/C軸データ間の時
間を同一としてX軸,C軸それぞれの速度,加速度,加
速度の変化のデータを算出し、予め記憶するX軸,C軸
それぞれの速度,加速度,加速度の変化のデータのそれ
ぞれの制限値と比較してその一つでも制限値を越えたと
前記X軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の変
化のデータのすべてがそれぞれの制限値内に入るまで
データ読み飛ばし数を減らした修正X/C軸データを
作って主軸の回転と砥石台の往復運動とを制御するもの
である。
【0008】また本発明における非円形ワークの研削装
置は、ワークの非円形形状を表す形状データ記憶部と、
砥石の直径を記憶する砥石径記憶部と、加工時の工作物
の一回転に要する時間を記憶する主軸回転記憶部を有
し、前記各部の記憶データから主軸回転角に対する砥石
台移動量のX/C軸データを作って主軸の回転と砥石台
の往復運動を制御して非円形ワークの研削加工を行うN
C研削盤において、前記形状データ記憶部より与えられ
た角度とリフトの点群を輪郭のデータに変換するカムプ
ロフィール演算手段と、前記輪郭の長さを算出するカム
周長演算手段と、求めた輪郭上を微小で等しい長さに分
割するプロフィール分割点演算手段と、前記等分割され
た点に砥石を接触させたときの砥石台の位置と主軸の角
度を算出する基準X/C軸データ演算手段と、前記基準
X/C軸データを記憶して所定データ読み飛ばし数ごと
に飛ばし読み込み各基準X/C軸データ間の時間と所
定のデータ読み飛ばし数ごと飛ばして読み込んだ各読み
飛ばし新X/C軸データ間の時間を同一として算出した
X軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の変化のデ
ータが予め記憶するその制限値の一つでも越えたとき
記X軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の変化の
データのすべてがそれぞれの制限値内に入るまで前記
ータ読み飛ばし数を減らして前記基準X/C軸データを
修正する手段と、修正したX/C軸データを記憶する手
段とを含んでなり、修正X/C軸データにより主軸の回
転と砥石台の往復運動を制御するものである。
【0009】
【作用】非円形ワークの形状を表す形状データは、通常
ワークの回転中心から外面までの距離と、その距離を表
す線分の角度をワーク一周分について求めたデータで与
えられる。この形状データを滑らかにつないで得られた
形状の輪郭を微小かつ等しい長さに分割した点群の位置
を求める。そしてこれらの点群に砥石が接触したときの
主軸の角度と砥石台の位置のデータを基準X/C軸デー
タとする。この基準X/C軸データは、機械の追従限界
にも充分に低い速度,加速度,加速度変化で動作し、工
作物円周上の研削速度が一定になるように作られる。
【0010】次にこの基準X/C軸データをあるデータ
読み飛ばし数ごと飛ばして新たにX/C軸データを作成
していく。このときに一つ前のデータ読み込み点で決ま
った位置データと今から決定しようとする位置データか
ら速度を求め、二つ前のデータ読み込み点で決まった位
置データと一つ前のデータ読み込み点で決まった位置デ
ータと今から決定しようとする位置データから加速度を
求め、更に三つ前のデータ読み込み点で決まった位置デ
ータと二つ前のデータ読み込み点で決まった位置データ
と一つ前のデータ読み込み点で決まった位置データと今
から決定しようとする位置データから加速度の変化を求
めていき、速度,加速度,加速度変化のいずれかが限界
値を越えたときに、今から決定しようとする位置を求め
るためのデータ読み飛ばし数を減らして再度計算を行
う。この工程を繰り返すことによって修正X/C軸デー
タが作成される。こうして作成された修正X/C軸デー
タにより非円形ワークの研削加工が行われる。
【0011】
【実施例】実施例について図1〜図5を参照して説明す
る。図1のNC円筒研削盤のベッド1上後側に砥石台2
がX軸方向に移動可能に載置されており、砥石台2はベ
ッド1に固着のX軸サーボモータ7によりボールねじ8
を介して移動位置決めされる。砥石台2に砥石軸14が
回転可能に軸承されており、砥石軸14に砥石車10が
嵌着されている。そして砥石車10は砥石台2上に固着
のモータ11により回転移動される。ベッド1上前側に
Z軸方向の摺動面が設けられており、この摺動面上にテ
ーブル5が移動可能に載置されている。テーブル5上に
主軸台3と心押台6がそれぞれ取付位置変更可能に固定
されており、主軸台3に主軸4が回転可能に支持され、
主軸4は主軸台3に固着のC軸サーボモータ9により回
転される。主軸4の先端にはチャック13が嵌着されて
おり、心押台6には心押軸が軸方向移動可能に支持さ
れ、この心押軸に着脱可能に装着されるセンタ15とチ
ャック13によりワーク12が着脱可能に支持されてい
る。
【0012】図1のブロック線図部分はNC円筒研削盤
の電気的構成の基本部分を表し、この基本部分の詳細な
内容を図2で示す。サーボシステム部70は、各軸の制
御を行うためのサーボシステムで、RAM72は加工プ
ログラムや制御軸に関する変数を記憶しておく部分。R
OM73は電源投入時に読み込まれる軸制御に関するソ
フトウエアを記憶する部分である。そしてこれらのデー
タ処理にはメインプロセッサ71が使用される。サーボ
プロセッサ74では主にメインプロセッサ71から与え
られた軸移動の指令値を受けて加減速の処理を行いドラ
イブユニット75に軸移動の指令を与えている。ドライ
ブユニット75ではX軸ドライブユニット76,C軸ド
ライブユニット77により各軸のサーボモータ7,9を
駆動するための電力を供給している。以上70〜77は
従来の技術と異なるところはない。
【0013】非円形データ処理部30では与えられた非
円形の形状データから砥石車10の直径と工作物一回転
に要する時間を考慮してX/C軸データを計算し、さら
に主軸4,砥石台2のX軸,C軸それぞれの速度,加速
度,加速度の変化が機械の追従限界内に納まりかつワー
ク円周上の研削速度が一定に近づくように修正された修
正X/C軸データを作成するための次の各部を具備して
いる。RAM37は、非円形形状を表す形状データを記
憶する形状データ記憶部31と、砥石車10の直径を記
憶する砥石径記憶部32と、加工時にワーク12が一回
転する時間を記憶する主軸回転数記憶部33とを有して
おり、31〜33は従来の技術と異なるところはない。
更に形状データより求めた輪郭を微小かつ等間隔に分割
した点に砥石車10を接触させたときの砥石台2の位置
と主軸4の角度である基準X/C軸データを記憶してお
く基準X/C軸データ記憶部34と、主軸4,砥石台2
X軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の変化の
データが、予め設定され記憶されているX軸,C軸それ
ぞれの速度,加速度,加速度の変化のデータのそれぞれ
制限値に納まるように修正されたX/C軸データを記
憶しておく修正X/C軸データ記憶部35と、主軸4,
砥石台2のX軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度
の変化のデータのそれぞれの制限値を記憶しておく制限
値記憶部36から構成されている。
【0014】プロセッサ54は、与えられた角度とリフ
トの点群を輪郭のデータに変換するカムプロフィール演
算部50と、その輪郭の長さを計算するカム周長演算部
51と、求めた輪郭上を微小で等しい長さに分割するプ
ロフィール分割点演算部52と、この等分割された点に
砥石車10を接触させたときの砥石台2の位置と主軸4
の角度を計算する基準X/C軸データ演算部53とで構
成されている。プロセッサ46は、基準X/C軸データ
データ読み飛ばし数ごとに飛ばして読み込み、各基準
X/C軸データ間の時間と所定のデータ読み飛ばし数ご
と飛ばして読み込んだ各読み飛ばし新X/C軸データ間
の時間を同一としてX軸・C軸それぞれの速度,加速
度,加速度の変化を計算する部分で、X軸加速度変化演
算部40,C軸角加速度変化演算部41,X軸加速度演
算部42,C軸角速度演算部43,X軸速度演算部4
4,C軸角速度演算部45とで構成されている。X/C
軸データ修正部60は、計算されたX軸とC軸それぞれ
速度,加速度,加速度の変化のデータの一つでも制限
値を越えた場合に、データ読み飛ばし数を減らし前記そ
れぞれのX軸・C軸データのすべてが制限値内に納まる
ようにする部分である。また、キーボード80から入力
されたデータは入出力インタフェイスを介して非円形デ
ータ前処理部30やサーボシステム部70に伝えられ
る。
【0015】続いて本実施例の作用について図3のフロ
ーチャートに従って説明する。ステップS1において、
基準X/C軸データを読み込む。この基準X/C軸デー
タは、次の手順により作成される。先ず入力された非円
形形状を表す形状データを、形状データ記憶部31から
呼び出し、与えられた角度とリフトの点群をカムプロフ
ィール演算部50で輪郭のデータに変換して、このデー
タから非円形ワークの輪郭の長さをカム周長演算部で演
算する。次にこの輪郭上を微小で等しい長さに分割する
分割点をプロフィール分割点演算部52で求める。そし
てこれらの点と砥石径記憶部に記憶する砥石車10の直
径から、ワーク12と砥石車10を接触させたときの砥
石台2の位置と主軸4の角度である基準X/C軸データ
を演算部53で計算し、基準X/C軸データ記憶部34
にこれを記憶する。この基準X/C軸データは、機械の
追従限界よりも充分に低い速度,加速度,加速度の変化
で動作し、ワーク円周上の研削速度が一定になるように
作られている。
【0016】次いでステップS2において、X/C軸デ
ータ修正部60で主軸回転記憶部33に記憶された主軸
回転数から加工時のワーク一回転に要する時間と、基準
X/C軸データで加工したときに要するワークの角速度
一定状態の一回転の時間からデータ読み飛ばし数を求
め、基準X/C軸データを求めたデータ読み飛ばし数だ
け飛ばして新X/C軸データを作成する。次いでステッ
プS3において、新X/C軸データのX軸速度をX軸速
度演算部44で、またC軸の角速度をC軸角速度演算部
45でそれぞれ計算し、ステップS4において、X/C
軸のそれぞれの速度,角速度が制限値記憶部36に記憶
する速度限界を越えているかが確認され、YESの場合
にはステップS5において、後述する速度低減処理が行
われる。
【0017】またNOの場合にはステップS6におい
て、新X/C軸データのX軸の加速度をX軸加速度演算
部42で、またC軸の角加速度をC軸角加速度演算部4
3でそれぞれ計算する。次いでステップS7において、
X/C軸の加速度限界を越えているかが確認され、YE
Sの場合にはステップS8において、加速度低減処理が
行われ、NOの場合にはステップS9において、新X/
C軸データのX軸の加速度の変化をX軸加速度変化演算
部40で、またC軸の角加速度の変化をC軸角加速度変
化演算部41でそれぞれ計算する。次いでステップS1
0において、X/C軸の加速度変化の限界を越えている
かが確認され、YESの場合にはステップS11におい
て、加速度変化低減処理を行い、NOの場合にはステッ
プS12において、新X/C軸データを修正X/C軸と
して修正X/C軸データ記憶部35に記憶する。次いで
ステップS13において、修正X/C軸データはワーク
一周分について作成完了したかが確認され、NOの場合
にはステップS2に戻され、YESの場合には終了とな
る。
【0018】次に速度,加速度,加速度変化の低減処理
を具体例により説明する。図4は基準X/C軸データを
表す曲線の例であり、図5は図4の円内の拡大図であ
る。ここでL,L………Lは基準X/C軸データ
を示し、Dn−2,Dn−1,Dは修正X/C軸デー
タである。そして各基準X/C軸データ間の時間と所定
のデータ読み飛ばし数ごと飛ばして読み込んだ各読み飛
ばし新X/C軸データ間の時間を同一とするものであ
る。本例は基準X/C軸データをデータ読み飛ばし数3
で修正X/C軸データを作成している。今、Dn−1
で修正X/C軸データを作成し、次の修正X/C軸デー
タDを求めようとしている。このときDをLにす
るとX軸,C軸の加速度のデータそのそれぞれの制限
の一つでも越えてしまう場合には、データ読み飛ばし
数を2としてLをDにする。しかしまだ制限値を越
えているときは、LをDとする。それでもなお制限
値を越えているときは、LをDにすることができな
いため、LをDn−1としてこのときの加速度(D
n−2からDn−1に進むときの加速度)が制限値に納
まっていることを計算して判断する。
【0019】そして納まっていることが確認されたあ
と、Lからデータ読み飛ばし数が3進んだLをD
として加速度を計算する。Dn−2からDn−1に進む
ときの加速度を計算したときにその制限値を越えている
ときには、前述のDを求めたときのようにデータ読み
飛ばし数を減らしていって制限値に納まるようにD
n−1を決定する。以上のようにして修正X/C軸デー
タを順に作成して、ワーク一周分の修正X/C軸データ
を求め、このデータによって主軸4の回転運動と砥石台
2の往復運動を制御して非円形ワーク12の研削加工が
行われる。尚、以上の各部は数値制御装置内にすべて組
み込んでも、別の計算装置を用いるようにしてもよいの
は勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を奏する。非円形ワークの円周上の
研削速度が一定の値に近づき、かつ主軸と砥石台の速
度,加速度,加速度の変化が制限値を越えないように制
御する手段を備えたので、非円形ワーク加工時の研削抵
抗がほぼ一定になり、削り残しがなく、短時間で誤差の
少ない製品ができる。また研削時に砥石にかかる力が大
きく変動しないため、砥石の寿命が延び、精度の維持に
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の一部ブロック線図を含むNC円筒研
削盤の構成図である。
【図2】NC円筒研削盤の電気的構成図である。
【図3】本実施例の作用説明用フローチャート図であ
る。
【図4】主軸の回転角と砥石台の往復運動の曲線を表す
グラフ図である。
【図5】図4の円内の拡大部である。
【図6】従来のNC円筒研削盤の主軸回転一定の非円形
状ワーク研削加工方法の電気的構成図である。
【図7】従来のNC円筒研削盤の研削面の周速一定の非
円形ワーク研削加工方法の電気的構成図である。
【図8】従来の技術説明用で、右半分が主軸回転一定、
左半分が研削面周速一定の場合の非円形状ワークの説明
図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 砥石台 3 主軸台 4 主軸 6 心押台 7 X軸サーボモ
ータ 9 C軸サーボモータ 10 砥石車 34 基準X/C軸データ記憶部 35 修正X/C
軸データ記憶部 36 制限値記憶部 40 X軸加速度
変化演算部 41 C軸角加速度変化演算部 42 X軸加速度
演算部 43 C軸角加速度演算部 44 X軸速度演
算部 45 C軸角速度演算部 60 X/C軸デ
ータ修正部 53 基準X/C軸データ演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 19/08 B23Q 15/00 G05B 19/415

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの非円形形状を表す形状データ
    と、砥石の直径と、前記ワーク一回転に要する時間か
    ら、主軸回転角に対する砥石台移動量のX/C軸データ
    を作って、主軸回転と砥石台の往復運動を制御する非円
    形ワークの研削加工方法において、前記形状データの角
    度とリフトの点群を輪郭のデータに変換して輪郭の一周
    の長さを求めてこれを微小で等しい長さに分割し、分割
    した点に砥石を接触させたときの砥石台のX軸位置と主
    軸の回転角度の基準X/C軸データを作って記憶し、該
    基準X/C軸データを所定のデータ読み飛ばし数ごと飛
    ばして読み込み、各基準X/C軸データ間の時間と所定
    のデータ読み飛ばし数ごと飛ばして読み込んだ各読み飛
    ばし新X/C軸データ間の時間を同一としてX軸,C軸
    それぞれの速度,加速度,加速度の変化のデータを算出
    し、予め記憶するX軸,C軸それぞれの速度,加速度,
    加速度の変化のデータのそれぞれの制限値と比較して
    の一つでも制限値を越えたとき前記X軸,C軸それぞれ
    の速度,加速度,加速度の変化のデータのすべてがそれ
    ぞれの制限値内に入るまで前記データ読み飛ばし数を減
    らした修正X/C軸データを作って主軸の回転と砥石台
    の往復運動とを制御することを特徴とする非円形ワーク
    の研削方法。
  2. 【請求項2】 ワークの非円形形状を表す形状データ記
    憶部と、砥石の直径を記憶する砥石径記憶部と、加工時
    の工作物の一回転に要する時間を記憶する主軸回転記憶
    部を有し、前記各部の記憶データから主軸回転角に対す
    る砥石台移動量のX/C軸データを作って主軸の回転と
    砥石台の往復運動を制御して非円形ワークの研削加工を
    行うNC研削盤において、前記形状データ記憶部より与
    えられた角度とリフトの点群を輪郭のデータに変換する
    カムプロフィール演算手段と、前記輪郭の長さを算出す
    るカム周長演算手段と、求めた輪郭上を微小で等しい長
    さに分割するプロフィール分割点演算手段と、前記等分
    割された点に砥石を接触させたときの砥石台の位置と主
    軸の角度を算出する基準X/C軸データ演算手段と、前
    記基準X/C軸データを記憶して所定データ読み飛ばし
    ごとに飛ばし読み込み各基準X/C軸データ間の時
    間と所定のデータ読み飛ばし数ごと飛ばして読み込んだ
    各読み飛ばし新X/C軸データ間の時間を同一として算
    出したX軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の
    のデータが予め記憶するその制限値の一つでも越えた
    とき前記X軸,C軸それぞれの速度,加速度,加速度の
    変化のデータのすべてがそれぞれの制限値内に入るまで
    前記データ読み飛ばし数を減らして前記基準X/C軸デ
    ータを修正する手段と、修正したX/C軸データを記憶
    する手段とを含んでなり、修正X/C軸データにより主
    軸の回転と砥石台の往復運動を制御することを特徴とす
    る非円形ワークの研削装置。
JP4131532A 1992-04-25 1992-04-25 非円形ワークの研削方法及び装置 Expired - Fee Related JP2811515B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4131532A JP2811515B2 (ja) 1992-04-25 1992-04-25 非円形ワークの研削方法及び装置
US08/052,183 US5289660A (en) 1992-04-25 1993-04-22 Method and apparatus for grinding non-circular workpiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4131532A JP2811515B2 (ja) 1992-04-25 1992-04-25 非円形ワークの研削方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05301154A JPH05301154A (ja) 1993-11-16
JP2811515B2 true JP2811515B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=15060278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4131532A Expired - Fee Related JP2811515B2 (ja) 1992-04-25 1992-04-25 非円形ワークの研削方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5289660A (ja)
JP (1) JP2811515B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960013170B1 (ko) * 1992-12-03 1996-09-30 미쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 바이트이동식 절삭장치
CN1067619C (zh) * 1994-06-10 2001-06-27 险峰机床厂 轧辊磨床数控***和方法
JP3490534B2 (ja) * 1995-03-23 2004-01-26 オークマ株式会社 非円形工作物の研削加工方法及び装置
US5722878A (en) * 1995-08-28 1998-03-03 J. D. Phillips Corporation Method and apparatus for microfinishing
GB9608351D0 (en) * 1996-04-23 1996-06-26 Western Atlas Uk Ltd Composite component grinding method and apparatus
DE19740926C2 (de) * 1997-09-17 2000-03-30 Daimler Chrysler Ag Verfahren zum drallfreien Außenrundschleifen eines zylindrischen Zapfens
US6206762B1 (en) * 1998-05-11 2001-03-27 Richard Bentley Method and apparatus for cutting mults from a billet
KR100369178B1 (ko) * 2000-12-26 2003-01-24 현대자동차주식회사 가공물 고정용 지그
US6687566B2 (en) * 2001-04-27 2004-02-03 Okuma Corporation Method of machining a female screw and dressing a grinding wheel for female screw machining
US7160174B2 (en) * 2005-06-01 2007-01-09 Asphericon Gmbh Method for processing and measuring rotationally symmetric workpieces as well as grinding and polishing tool
JP5401757B2 (ja) * 2006-11-30 2014-01-29 株式会社ジェイテクト 加工装置
JP5228554B2 (ja) * 2008-03-19 2013-07-03 株式会社ジェイテクト 非真円箇所研削盤における工作物異常回転検出装置
JP5332507B2 (ja) * 2008-10-28 2013-11-06 株式会社ジェイテクト 研削盤および研削加工方法
JP5418270B2 (ja) * 2010-02-12 2014-02-19 株式会社ジェイテクト 送り速度制御方法および送り速度制御装置
JP5619640B2 (ja) * 2011-01-28 2014-11-05 Dmg森精機株式会社 工作機械、加工方法、プログラム及びncデータ生成装置
GB201108845D0 (en) * 2011-05-26 2011-07-06 Cinetic Landis Ltd Machine tools and methods of operating thereof
CN108445832B (zh) * 2018-02-23 2020-12-29 陕西丰赜机电科技有限公司 随动磨削刀具轨迹及圆弧拼接数控程序创成和加工方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53148782A (en) * 1977-05-31 1978-12-25 Toyoda Mach Works Ltd Numerical control device for controlling processing of non-circular workpiece
JPS555222A (en) * 1978-06-20 1980-01-16 Toyoda Mach Works Ltd Revolving speed controller for work in cam grinder
JPS56114660A (en) * 1980-02-12 1981-09-09 Toyoda Mach Works Ltd Numerical controller which controls cam machining
JPS5749349A (en) * 1980-09-08 1982-03-23 Toshiba Corp Manufacture of core for rotary electric machine
JPS59124561A (ja) * 1982-12-27 1984-07-18 Fanuc Ltd カム研削方法
DE3776749D1 (de) * 1986-09-22 1992-03-26 Toyoda Machine Works Ltd Numerisch gesteuerte werkzeugmaschine.
JPH0652484B2 (ja) * 1988-02-15 1994-07-06 豊田工機株式会社 非真円形工作物加工用数値制御装置
DE3810049A1 (de) * 1988-03-25 1989-10-12 Fortuna Werke Maschf Ag Verfahren zum schleifen von nocken einer nockenwelle

Also Published As

Publication number Publication date
US5289660A (en) 1994-03-01
JPH05301154A (ja) 1993-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2811515B2 (ja) 非円形ワークの研削方法及び装置
JP2637488B2 (ja) 数値制御研削盤
US4963805A (en) Numerical control apparatus for machining non-circular workpieces
JPH027790B2 (ja)
JP3490534B2 (ja) 非円形工作物の研削加工方法及び装置
JPH0692057B2 (ja) 数値制御工作機械
JPH077296B2 (ja) 非真円形工作物加工用数値制御装置
JP2846881B2 (ja) 数値制御研削盤
JP2805119B2 (ja) 非円形ワーク加工用数値制御装置
JP3644068B2 (ja) 非真円工作物研削盤
JP3086534B2 (ja) 非円形ワークを加工する研削盤
JP2997270B2 (ja) 補間方法
JP2627222B2 (ja) カム加工における制御方法
JP2661942B2 (ja) Ncデータ作成装置
JPH08305434A (ja) 非円形工作物の加工データ作成装置
JPH08305424A (ja) カム研削盤
JP2669641B2 (ja) 非真円形工作物加工用数値制御装置
JP2685832B2 (ja) 数値制御研削盤
JP3376650B2 (ja) 研削装置
JPH06262484A (ja) 数値制御工作機械の送り制御装置
JP3215772B2 (ja) 非真円形工作物の加工方法
JPH06106475A (ja) 数値制御研削装置
JPH03277460A (ja) カム形状の入力方法及び装置
JPS63106809A (ja) 数値制御式工作機械
JPH0671546A (ja) 溝面取り加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees