JP2800902B2 - 物品格納設備 - Google Patents
物品格納設備Info
- Publication number
- JP2800902B2 JP2800902B2 JP309991A JP309991A JP2800902B2 JP 2800902 B2 JP2800902 B2 JP 2800902B2 JP 309991 A JP309991 A JP 309991A JP 309991 A JP309991 A JP 309991A JP 2800902 B2 JP2800902 B2 JP 2800902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- fork
- elevator
- article storage
- storage facility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、物品搭載用のパレット
の両縁端部を載架支持する左右一対の受部を備えた収納
棚が設けられ、出退並びに昇降自在なフォークを備えた
パレット搬送用の搬送手段と、前記搬送手段の作動を制
御する制御手段とが設けられた物品格納設備に関する。
の両縁端部を載架支持する左右一対の受部を備えた収納
棚が設けられ、出退並びに昇降自在なフォークを備えた
パレット搬送用の搬送手段と、前記搬送手段の作動を制
御する制御手段とが設けられた物品格納設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のような物品格納設備においてパレ
ットを出庫するときには、フォークを突出させるのに適
切な昇降位置を判別する必要がある。従来、前記受部や
昇降ガイド等に取りつけられた検出体を検出することに
よって前記昇降位置を判別するようになっていた。
ットを出庫するときには、フォークを突出させるのに適
切な昇降位置を判別する必要がある。従来、前記受部や
昇降ガイド等に取りつけられた検出体を検出することに
よって前記昇降位置を判別するようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、特
定の収納棚に対する前記昇降位置が一定位置となる。つ
まり、パレットにたわみがあるときも無いときも同じ位
置からフォークを突出させることになる。従って、パレ
ットのたわみが大きい場合等にフォークとパレットとが
接当する虞が生じる。本発明の目的は、上記従来欠点を
解消して、フォークとパレットとが接当する虞を無くし
て安全性に優れた物品格納設備を得る点にある。
定の収納棚に対する前記昇降位置が一定位置となる。つ
まり、パレットにたわみがあるときも無いときも同じ位
置からフォークを突出させることになる。従って、パレ
ットのたわみが大きい場合等にフォークとパレットとが
接当する虞が生じる。本発明の目的は、上記従来欠点を
解消して、フォークとパレットとが接当する虞を無くし
て安全性に優れた物品格納設備を得る点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による物品格納設備の特徴構成は、前記フォ
ーク又はそれと一体昇降する部材に、前記一対の受部の
中間位置において前記パレットを検出する検出手段が備
えられ、前記制御手段は、前記パレットを出庫するとき
に、前記検出手段の検出情報に基づいて前記フォークを
突出させるための昇降位置を判別するように構成されて
いることである。
め、本発明による物品格納設備の特徴構成は、前記フォ
ーク又はそれと一体昇降する部材に、前記一対の受部の
中間位置において前記パレットを検出する検出手段が備
えられ、前記制御手段は、前記パレットを出庫するとき
に、前記検出手段の検出情報に基づいて前記フォークを
突出させるための昇降位置を判別するように構成されて
いることである。
【０００５】
【作用】受部の中間位置においてパレットを検出するの
で、パレットのたわみの大きさに対応して昇降位置を判
別することができる。従って、パレットのたわみの大き
さに関わらず、フォークとパレットとが接当する虞を無
くすことができる。
で、パレットのたわみの大きさに対応して昇降位置を判
別することができる。従って、パレットのたわみの大き
さに関わらず、フォークとパレットとが接当する虞を無
くすことができる。
【０００６】
【発明の効果】パレットのたわみの大きさに関わらず、
フォークとパレットとが接当する虞を無くすことができ
るので、安全性に優れた物品格納設備を得ることができ
る。
フォークとパレットとが接当する虞を無くすことができ
るので、安全性に優れた物品格納設備を得ることができ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を立体駐車場に適用した実施例
について図面に基づいて説明する。図３及び図４に示す
ように、車を格納するラック１と、そのラック１に格納
された車を入出庫口２に搬送する搬送手段としてのエレ
ベータ３と、車の入出庫を管理する管理装置Ｋとが設け
られ、もって立体駐車場が構成されている。
について図面に基づいて説明する。図３及び図４に示す
ように、車を格納するラック１と、そのラック１に格納
された車を入出庫口２に搬送する搬送手段としてのエレ
ベータ３と、車の入出庫を管理する管理装置Ｋとが設け
られ、もって立体駐車場が構成されている。
【０００８】ラック１は、上下多段に複数の収納棚４を
備え、所定のスペースＳを隔てて前後に並設され、その
スペースＳに、エレベータ３が設けられている。収納棚
４は、車搭載用のパレット７の両縁端部を載架支持する
左右一対の受部４Ａを備えている。
備え、所定のスペースＳを隔てて前後に並設され、その
スペースＳに、エレベータ３が設けられている。収納棚
４は、車搭載用のパレット７の両縁端部を載架支持する
左右一対の受部４Ａを備えている。
【０００９】エレベータ３の昇降構造について説明を加
えると、図５（Ａ）に示すように、エレベータ駆動装置
５によって駆動される索状体６にて左右両端部が吊支さ
れつつ昇降する構造となっている。エレベータ駆動装置
５は、図５（Ｂ）に示すように、索状体６を周回駆動す
る滑車５Ａと、その滑車５Ａの駆動軸５Ｂに減速装置５
Ｃを介して連動連結された駆動用のモータ５Ｄと、その
モータ５Ｄを制動する制動装置５Ｅとを備えている。
えると、図５（Ａ）に示すように、エレベータ駆動装置
５によって駆動される索状体６にて左右両端部が吊支さ
れつつ昇降する構造となっている。エレベータ駆動装置
５は、図５（Ｂ）に示すように、索状体６を周回駆動す
る滑車５Ａと、その滑車５Ａの駆動軸５Ｂに減速装置５
Ｃを介して連動連結された駆動用のモータ５Ｄと、その
モータ５Ｄを制動する制動装置５Ｅとを備えている。
【００１０】エレベータ３は、エレベータ３と収納棚４
との間でパレット７を移載するためのフォーク装置Ｆを
そなえている。フォーク装置Ｆについて説明を加える
と、図６乃至図８に示すように、左右一対のフォーク８
を備えている。それらフォーク８のそれぞれは、エレベ
ータ本体に固着された基部枠体８Ａと、その基部枠体８
Ａに対して前後両方向に伸縮する中間枠体８Ｂと、その
中間枠体８Ｂに対して更に前後伸縮する先端枠体８Ｃ
と、中間枠体８Ｂ及び先端枠体８Ｃを前後伸縮させる駆
動力を伝達するチェーン８Ｄと、その駆動モータ８Ｅと
を備えている。
との間でパレット７を移載するためのフォーク装置Ｆを
そなえている。フォーク装置Ｆについて説明を加える
と、図６乃至図８に示すように、左右一対のフォーク８
を備えている。それらフォーク８のそれぞれは、エレベ
ータ本体に固着された基部枠体８Ａと、その基部枠体８
Ａに対して前後両方向に伸縮する中間枠体８Ｂと、その
中間枠体８Ｂに対して更に前後伸縮する先端枠体８Ｃ
と、中間枠体８Ｂ及び先端枠体８Ｃを前後伸縮させる駆
動力を伝達するチェーン８Ｄと、その駆動モータ８Ｅと
を備えている。
【００１１】基部枠体８Ａは、エレベータ３に対して左
右一対の部材８ａが、前記チェーン８Ｄ等の配置スペー
スを形成するように離隔状態で固定されてなり、その各
部材８ａの内面長手方向には、案内溝８ｂが凹設されて
いる。中間枠体８Ｂは、その下部に前記案内溝８ｂと係
合する輪体８ｃを備え、基部枠体８Ａに対して前後方向
にする摺動できるようになっている。また、後述の先端
枠体８ｃの案内溝８ｂと係合する輪体８ｅが取着されて
いる。先端枠体８Ｃは、その内面長手方向に、前記輪体
８ｅを係合させる案内溝８ｄを備えている。もって前記
輪体８ｅの介在によって中間枠体８Ｂに対して前後方向
に摺動できるようになっている。
右一対の部材８ａが、前記チェーン８Ｄ等の配置スペー
スを形成するように離隔状態で固定されてなり、その各
部材８ａの内面長手方向には、案内溝８ｂが凹設されて
いる。中間枠体８Ｂは、その下部に前記案内溝８ｂと係
合する輪体８ｃを備え、基部枠体８Ａに対して前後方向
にする摺動できるようになっている。また、後述の先端
枠体８ｃの案内溝８ｂと係合する輪体８ｅが取着されて
いる。先端枠体８Ｃは、その内面長手方向に、前記輪体
８ｅを係合させる案内溝８ｄを備えている。もって前記
輪体８ｅの介在によって中間枠体８Ｂに対して前後方向
に摺動できるようになっている。
【００１２】そして、前記三つの枠体８Ａ，８Ｂ，８Ｃ
を前記チェーン８Ｄを用いて連係した状態で、前記モー
タ８Ｅを用いて駆動スプロケット８ｈを適宜回転させる
ことにより、フォーク８を図９（Ａ）に示す引退状態
と、図９（Ｂ）に示す突出状態とに切り換えることがで
きる。
を前記チェーン８Ｄを用いて連係した状態で、前記モー
タ８Ｅを用いて駆動スプロケット８ｈを適宜回転させる
ことにより、フォーク８を図９（Ａ）に示す引退状態
と、図９（Ｂ）に示す突出状態とに切り換えることがで
きる。
【００１３】もって、フォーク８を出退並びに昇降自在
に構成してエレベータ３と収納棚４との間でパレット７
を移載できるようになっている。
に構成してエレベータ３と収納棚４との間でパレット７
を移載できるようになっている。
【００１４】各パレット７には、図１０に示すように、
一対の受部４Ａの中間位置において前記スペースＳ側に
突出する遮光体７Ａが設けられている。また、先端枠体
８Ｃの内面長手方向両端部に夫々投光部１１Ａと受光部
１１Ｂとを備える光センサ１１が設けられている。つま
り、エレベータ３が前記スペースＳを昇降しているとき
に遮光体７Ａが投光部１１Ａと受光部１１Ｂとの間を通
過して遮光することによってパレット７を検出できるよ
うになっている。即ち、光センサ１１が検出手段に対応
する。尚、エレベータ本体には、受部４Ａを検出する近
接センサ１２が備えられている。
一対の受部４Ａの中間位置において前記スペースＳ側に
突出する遮光体７Ａが設けられている。また、先端枠体
８Ｃの内面長手方向両端部に夫々投光部１１Ａと受光部
１１Ｂとを備える光センサ１１が設けられている。つま
り、エレベータ３が前記スペースＳを昇降しているとき
に遮光体７Ａが投光部１１Ａと受光部１１Ｂとの間を通
過して遮光することによってパレット７を検出できるよ
うになっている。即ち、光センサ１１が検出手段に対応
する。尚、エレベータ本体には、受部４Ａを検出する近
接センサ１２が備えられている。
【００１５】また、前記スペースＳの下部に、パレット
７を旋回させる旋回装置９が設けられている。説明を加
えると、図１１に示すように、パレット７を昇降させる
リフター１０と、パレット７を旋回させるタ−ンテーブ
ル９ａとを備えている。つまり、入庫時においては、図
１１（Ａ）に示すように、リフター１０が上昇した状態
でエレベータ３が前記スペースＳの最下位まで下降する
とパレット７はフォーク装置Ｆから離脱してリフター１
０にて担持される状態となり、車の進入を待機する。図
１１（Ｂ）に示すように、車がパレット７上に乗るとリ
フター１０が下降して、パレット７がターンテーブル９
ａに担持され、90度旋回される (図１１（Ｃ）参照 )。
更に、出庫時においても同様に90度旋回させる。従っ
て、車を前進状態で入庫も出庫も行うことができるので
ある。
７を旋回させる旋回装置９が設けられている。説明を加
えると、図１１に示すように、パレット７を昇降させる
リフター１０と、パレット７を旋回させるタ−ンテーブ
ル９ａとを備えている。つまり、入庫時においては、図
１１（Ａ）に示すように、リフター１０が上昇した状態
でエレベータ３が前記スペースＳの最下位まで下降する
とパレット７はフォーク装置Ｆから離脱してリフター１
０にて担持される状態となり、車の進入を待機する。図
１１（Ｂ）に示すように、車がパレット７上に乗るとリ
フター１０が下降して、パレット７がターンテーブル９
ａに担持され、90度旋回される (図１１（Ｃ）参照 )。
更に、出庫時においても同様に90度旋回させる。従っ
て、車を前進状態で入庫も出庫も行うことができるので
ある。
【００１６】そして、図１に示すように、管理装置Ｋや
各センサの入力情報に基づいて、入出庫する収納棚４を
指定して、エレベータ３や旋回装置９等を作動させる制
御部Ｈが設けられている。つまり、制御部Ｈを利用して
制御手段１００が構成されている。
各センサの入力情報に基づいて、入出庫する収納棚４を
指定して、エレベータ３や旋回装置９等を作動させる制
御部Ｈが設けられている。つまり、制御部Ｈを利用して
制御手段１００が構成されている。
【００１７】車を出庫するときの制御部Ｈの動作につい
て簡単に説明すると、図２に示すように、光センサ１１
の検出情報に基づいて、指定された収納棚４を検出する
と共にフォーク８を突出させるための昇降位置を判別す
る。つまり、図６に示すように、パレット７を検出した
位置から所定距離下方にエレベータ３を停止させる。次
に、図７に示すように、フォーク８を突出させて、近接
センサ１２が受部４Ａを検出するまでエレベータ３を上
昇させる。そして、フォーク８を引退させる。もって、
指定された車をエレベータ３に搭載することができる。
そして、入出庫口２まで下降してターンテーブル９ａに
パレット７を担持させ、ターンテーブル９ａを旋回させ
る。もって、車を出庫できる。尚、車を入庫するとき
は、近接センサ１２の検出情報に基づいて、指定された
収納棚４を検出する。
て簡単に説明すると、図２に示すように、光センサ１１
の検出情報に基づいて、指定された収納棚４を検出する
と共にフォーク８を突出させるための昇降位置を判別す
る。つまり、図６に示すように、パレット７を検出した
位置から所定距離下方にエレベータ３を停止させる。次
に、図７に示すように、フォーク８を突出させて、近接
センサ１２が受部４Ａを検出するまでエレベータ３を上
昇させる。そして、フォーク８を引退させる。もって、
指定された車をエレベータ３に搭載することができる。
そして、入出庫口２まで下降してターンテーブル９ａに
パレット７を担持させ、ターンテーブル９ａを旋回させ
る。もって、車を出庫できる。尚、車を入庫するとき
は、近接センサ１２の検出情報に基づいて、指定された
収納棚４を検出する。
【００１８】〔別実施例〕上記実施例では、上下複数段
の収納棚４を備えたラック１が前後二列設けられている
場合を示したが、一列であってもよく、またもっと多数
列でもよい。上記実施例では、本発明を立体駐車場に適
用した場合を示したが、各種形態の自動倉庫等にも適用
できる。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図
面の構成に限定されるものではない。
の収納棚４を備えたラック１が前後二列設けられている
場合を示したが、一列であってもよく、またもっと多数
列でもよい。上記実施例では、本発明を立体駐車場に適
用した場合を示したが、各種形態の自動倉庫等にも適用
できる。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図
面の構成に限定されるものではない。
【図１】制御構成のブロック図
【図２】制御作動のフローチャート
【図３】全体構造の正面図
【図４】全体構造の側面図
【図５】エレベータの昇降構造の説明図
【図６】フォーク装置の側面図
【図７】フォーク装置の側面図
【図８】フォーク装置の要部断面図
【図９】フォーク装置の移動構造の説明図
【図１０】光センサの取付構造を示す平面図
【図１１】旋回装置の側面図
４ 収納棚 ７ パレット ８ フォーク １１ 検出手段 １００ 制御手段 ４Ａ 受部 Ｆ フォーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04H 6/22
Claims (1)
- 【請求項１】 物品搭載用のパレット（７）の両縁端部
を載架支持する左右一対の受部（４Ａ）を備えた収納棚
（４）が設けられ、出退並びに昇降自在なフォーク
（８）を備えたパレット搬送用の搬送手段（Ｆ）と、前
記搬送手段（Ｆ）の作動を制御する制御手段（１００）
とが設けられた物品格納設備であって、前記フォーク
（８）又はそれと一体昇降する部材に、前記一対の受部
（４Ａ）の中間位置において前記パレット（７）を検出
する検出手段（１１）が備えられ、前記制御手段（１０
０）は、前記パレット（７）を出庫するときに、前記検
出手段（１１）の検出情報に基づいて前記フォーク
（８）を突出させるための昇降位置を判別するように構
成されている物品格納設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP309991A JP2800902B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 物品格納設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP309991A JP2800902B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 物品格納設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04237776A JPH04237776A (ja) | 1992-08-26 |
| JP2800902B2 true JP2800902B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11547900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP309991A Expired - Lifetime JP2800902B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 物品格納設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800902B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP309991A patent/JP2800902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04237776A (ja) | 1992-08-26 |
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